JPH021477B2 - - Google Patents

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JPH021477B2
JPH021477B2 JP58110275A JP11027583A JPH021477B2 JP H021477 B2 JPH021477 B2 JP H021477B2 JP 58110275 A JP58110275 A JP 58110275A JP 11027583 A JP11027583 A JP 11027583A JP H021477 B2 JPH021477 B2 JP H021477B2
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JP
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switching
pcm
network
matrix
input
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JP58110275A
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JPS596696A (ja
Inventor
Berufuorute Piero
Bondoono Mario
Bosuchika Buruno
Piratei Ruchiaano
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KUSERUTO CHENTORO SUTEYUDEI E LAB TEREKOMYUNIKATSUIOONI SpA
Original Assignee
KUSERUTO CHENTORO SUTEYUDEI E LAB TEREKOMYUNIKATSUIOONI SpA
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Publication date
Application filed by KUSERUTO CHENTORO SUTEYUDEI E LAB TEREKOMYUNIKATSUIOONI SpA filed Critical KUSERUTO CHENTORO SUTEYUDEI E LAB TEREKOMYUNIKATSUIOONI SpA
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Publication of JPH021477B2 publication Critical patent/JPH021477B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はPCM切替システムに関し、特に分散
制御の電話交換のための、制御と診断が分散され
しかも複数の時分割交換ステージを有する自己経
路選択方式のモジユール型PCM切替回路網に関
する。 例えば、同一出願人によるイタリヤ特許出願No.
67036−A181には分散制御および診断でかつ複数
の時分割の交換ステージを有するモジユール型
PCM切替回路網を記載しているが、これは中央
制御電話交換に属し、そして基本的にマイクロプ
ロセサと両用性のある、非同期制御の集積切替行
列(マトリクス)と、診断用の補助集積回路と、
3レベルの階層的制御回路網の最も低いレベルを
なすマイクロプロセサとから構成されており、こ
のモジユール型切替装置は、5段(ステージ)の
時分割の場合には、機能的にはつぎの部分に分散
されている。すなわち、構造上折返されており上
記回路網の第1および第5時分割ステージを含む
複数の周辺切替装置と、構造上析返されており第
2および第4の時分割ステージを含む複数の中央
切替装置と、そして第3時分割ステージを含む複
数の折返されていない中央切替装置とである。そ
れに、ステージ間の連結線(リンク)の細かい診
断手段も備えている。 しかし、この回路網は、電話の集中制御のため
に設計されたものであつて、新技術が目指してい
る分散制御の電話交換用ではない。 回路網周辺に分散した電話制御装置とのインタ
フエースとして適当なモジユール型回路網構造を
提供するために用いられる「切替ポート」が国際
標準電気協会(International Standard Electric
Corporation)によつて出願された英国特許出願
No.2016866に記載されている。この回路網は、16
箇の切替ポートで作成された「切替素子」から成
るいくつかのステージを含み、切替ポートの各々
は単一の非標準双方向性PCM群の32の16ビツト
チヤンネルを切替える集積された構成要素であ
る。 各切替素子は、各ポート上に固定された論理回
路網によつて、不使用の出力チヤンネルを識別す
る能力を有する。他の全ての経路選定命令は、ス
テージ毎に、会話の経路となるチヤンネルと同じ
チヤンネルを使用して周辺制御装置によつて提供
される。 このシステムに切替素子を適用する場合の融通
性は、固定論理回路の経路選定装置を使用してい
るために限度がある。しかも、経路選定の手順は
送られるメツセージが非常に詳細でかつ実際にそ
れ等は16ビツトで構成されていることを必要とす
る。結局、このシステムは標準PCMとの両用性
はなく、従つて電話交換の他の部分においてある
いは標準PCMチヤンネルに関する他の電話の応
用において使用することができない特別な構成要
素を使用する必要がある。このことはこのシステ
ムの融通性を更に低下し、更に、信号フオーマツ
トによる会話のためのインタフエース回路を必要
とする。 同じチヤンネルをまず呼び出し信号に使用し次
ぎに音声信号に使用することによつて、伝送され
るメツセージに対してそれが音声であるか呼び出
し信号であるかを決定するために必要な情報を補
つてやらなければならないということによつて、
標準PCMシステムとの非両用性は益々強調され
る。再び経路選択手順に関して云うならば、回路
網の制御の仕事は、大部分電話交換制御装置に残
されている。このため、電話交換制御装置は個々
の切替素子に対してステージ順になすべき接続の
順決めをしなければならないとするならば、交換
装置の回路網管理の負担を効率的に軽減すること
が不可能である。 最後に、回路網の診断は個々の切替素子のレベ
ルまで落して分権されていないから、回路網の周
辺にある監視装置に全面的にゆだねられる。 分散制御の電話交換用回路網の他の例が、1981
年、9月21〜25日にモントリオールで開催された
国際切替装置に関する討論会(International
Switching Symposium)に提出された論文「時
分割分散切替システム(Time−division
distributed switching system)」に記載されて
いる。 この論文は、マイクロプロセツサにより制御さ
れる時間切替ステージと、10ビツトの並列PCM
群によつて実行されるステージ間接続を有する空
間切替ステージとから構成される切替回路網につ
いて述べている。 この回路網は、その周辺に分散された電話制御
装置からの指令に基ずく逐次手順(ステツプバイ
ステツプ・プロセジユア)により自動的にPCM
チヤンネルの経路選定をすることができる。経路
の指定は音声と同じチヤンネルを用い、メツセー
ジには音声が呼び出し信号かを示すために2ビツ
トが付加されている。 この型式の構造は、つぎのように多くの欠点を
有する。すなわち、(1)2つの異なる型式の切替素
子(すなわち時間切替素子および空間切替素子)
を必要とする。(2)回路網を拡張するには異なる空
間ステージ構成によつてステージ間リンクを再配
置としなければならない。(3)時間切替素子は標準
の直列PCM群では動作しないから一般に切替に
は使用できない。(4)回路網の周辺回路は、使用者
およびリンクから到着する標準の直列PCM群を
切替回路網内で必要なフオーマツトに変換するイ
ンタフエース回路として働かなければならない。
(5)10ビツトの並列PCM群を使用することによつ
て、回路網の切替素子間の接続が複雑になる。(6)
基本モジユールによつてさばかれるPCMチヤン
ネルの切替容量が制限される。(7)再度述べるが診
断は個々の基本モジユールのレベルまで分権され
ず従つて周辺の監視装置に全面的に負担がかけら
れる。 (目的) 本発明は、上述の従来技術における欠点を除去
するため、分散制御の電話交換のための自己経路
選定のモジユラ型PCM切替回路網を提供するこ
とを目的とする。 (構成) 本発明による、分散制御の電話交換のための自
己経路選定のモジユラ型PCM切替回路網は、切
替に一般に使用される特殊な大規模集積回路で作
成されたPCM切替行列回路(マトリクス)と、
市販のマイクロプロセサから成る局部制御装置と
局部診断に用いられる特別な大規模集積回路とを
含むモジユール切替素子から成り、回路網の装置
同志および/あるいは回路網の装置と周辺とを標
準PCMシステムと両用性のある方法で接続して
いるチヤンネルと同じチヤンネルを使用して、各
装置の制御装置と、接続された装置の制御装置と
の間、および/または回路網の周辺に分散されて
いる電話制御装置との対話を可能にし、それによ
つて、フオーマツト変換用インタフエースの必要
性を除去し、電話制御装置を回路網の管理業務か
ら解放する。 本発明は、制御装置がお互いにあるいは電話制
御装置と対話するための細かい集積回路が、各回
路網制御装置および分散された電話制御装置の各
装置と関係しており、上記集積回路は少くとも、
切替装置の制御装置あるいは電話制御装置から複
数の語からなる1つ以上のメツセージを非同期的
に受信し、上記メツセージを格納し、上記メツセ
ージの語を複数のフレームのPCMデータ流の同
一数のチヤンネルに挿入することによつて制御装
置の対話回路網へ送出すると共に、他方では上記
回路網から、PCMデータ流の中に組込まれかつ
複数の語から構成される1つ以上のメツセージを
受信し、上記の語を完全にメツセージが受信され
終るまで格納し、それ等を関係する制御装置ある
いは電話制御装置へ非同期的に供給することを特
徴とする。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は入力PCMリンクA1…A8,A9…
A16,…,A2041…A2048および出力
PCMリンクB1…B8,B9…B16…B20
41…B2048を有する中継交換の場合の5つ
の時分割ステージ1T,2T,3T,4T,5T
の切替回路網の実施例を示す。各リンクはそれぞ
れ32チヤンネルの標準PCM群を運ぶようになつ
ている。 チヤンネルやステージ数の異なる回路網の構造
や、あるいは異なる交換型式に対しては、以下の
説明を通常の当業者の能力で拡張することができ
る。 第1段(ステージ)は256の矩形のPCM切替マ
トリクスME1,…,ME256からなり、各々
の切替マトリクスは入力線の数と同数の入力端子
と第2段へのn個(8n16)の出力端子を有
する。 3つの中央のステージはn個の平板PC1,PC
2…,PCn(以下中央切替盤または中央盤という)
で組立てられており、各中央切替盤は16の入出力
を扱うことのできる方形マトリクスを16個含んで
いる。第1図においてはPCnのみを詳細に示して
いる。ステージ2TのマトリクスはMCE1…
MCE16で、ステージ3TのマトリクスはMCC
1…MCC16で、ステージ4Tのマトリクスは
MCU1…MCU16で示されている。 第5段はマトリクスMEと同じであるがn個の
入力群と8個の出力群をさばく能力のある256個
の矩形マトリクスより成る。 これ等のマトリクスは全て、イタリヤ特許出願
No.67745−A/80(1980、5、13)に記載されてい
るような8入力群8出力群の単一切替素子から始
まる。上記個別の素子間を8×2および16×16マ
トリクスになるようにするための接続が第3図か
ら第5図までに示してある。 第1ステージのマトリクスと第2ステージのマ
トリクスとの間の接続は、256個のマトリクス
MEからの第1出力群が全て中央盤PC1の256個
の入力に順次接続され、第2出力群は中央盤PC
2の256個の入力に接続され、以下第n群まで順
次同様に接続される。各中央盤PC1…PCnの出
力とマトリクスMU1…MUnとの間の接続は、
マトリクスMEと中央盤PC1…PCnとの間の接続
の逆である。 マトリクスMCE,MCCおよびMCUは各中央
盤の中でお互いに接続されている。もつと詳しく
いうならば、16箇のマトリクスMCE1…MCE1
6からの第1出力群は、マトリクスMCC1の16
の入力に順次接続され、同じマトリクスMCE1
…MCE16からの第2出力群はマトリクスMCC
2の16の入力に順次接続され、以下同様にして第
16出力群まで至る。マトリクスMCCとMCUとの
間の接続は、マトリクスMCEとMCCとの間の接
続の逆である。 第1図に示すように、マトリクスMCCで作ら
れている中央ステージ3Tの位置は、回路網の他
の部分に対して対称になつている。 点線で囲んだ領域UC1a…UC256a,…
UC1b…UC16b,UC1c…UC8cは、それ
ぞれマイクロプロセサの制御装置CTR1a…
CTR256a,CTR1b…CTR16b,CTR
1c…CTR8cに関係する基本マトリクスのグ
ループを示す。 これ等のグループは回路網の実効上の構造的モ
ジユールに対応し、以下切替装置という。これ等
のモジユールは、単一型式のプリント配線板で作
られ、同じ型の構成品を使用している。 モジユールは機器の条件によつて異なり、異な
るソフトウエアの制御装置を有していてもよい。 更に詳細に述べると、切替装置UC1a…UC2
56aはマトリクスMEおよびマトリクスMUす
なわち第1ステージのマトリクスと第5ステージ
のマトリクスとを含み、UC1b…UC16bはマ
トリクスMCEおよびマトリクスMCUすなわち第
2および第4ステージのマトリクスを含み、そし
てUC1c…UC8cはそれぞれ2つのマトリクス
MCCを含む。以下説明の便宜上、装置UC1a…
UC256a,UC1b…UC16b,UC1c…
UC8cをそれぞれUCa,UCb,UCcと呼ぶ。 以上のような配列により、第1図の回路網は折
返し(folded)回路網として使用される。すなわ
ち同じ切替装置は、入力群と出力群の両方に対し
て同じ制御装置CTRによつて管理と診断の両方
の機能を果たす。 更に、切替装置UCaおよびUCbを折返し構成
にすることによつて装置UCaの切替容量を、第
1および第5ステージにそれぞれ使用されている
256チヤンネルの2つのブロツクに分割し、また
装置UCbの容量を第2および第5ステージに使
用されている512チヤンネルの2つのブロツクに
分割することができる。このことは、周辺の全回
線容量256PCMチヤンネルをモジユールで段階的
に構築する利点を与える。これは、折返し形式で
ない切替装置すなわち同一ステージに2つのマト
リクスを有する装置を用いて512チヤンネルを得
るよりも有利である。つまり、上記の構成の切替
装置のうち1つが故障した場合でも、使用できな
くなるリンクの数は256に限定される。 モジユールによる回路網の拡張性は、切替装置
UCaを周辺に段々と増加していき、それぞれの
中央切替盤PC内で折返し切替装置UCbの数を増
加させることによつて得られる。 上記のステージ間の接続形式により回路網内は
全て完全に掌握される。 中央盤の数を最大16まで変えることができるの
で、遮断(ブロツキング)の確率は非常に低くな
る。 信頼性については、上記の周囲に向つて等級を
下げるモジユラ構造に付言すれば、最大1024のス
テージ間チヤンネルに影響を与える故障であつて
も、回路網の中央ステージは非常に限られた範囲
の通信量の低下に抑えることができる。 制御装置CTRの仕事はつぎのことを含んでい
る。すなわち、接続されている切替装置のCTR
との対話の管理、経路選定命令の実行(接続、切
り離し、遮断)、接続の診断、警報メツセージの
発生と処理、回路網の構成の判別(接続された装
置UCの認識)である。 種々の切替装置の制御装置は、相互にマトリク
ス相互間と相似の方法で接続される。特に回路網
管理のための、回路網の他の制御装置または電話
制御装置(図示していない)との対話を行うた
め、制御装置は、対応する切替装置UCが取扱う
PCM群数に等しい数の、物理的に離れた双方向
性通信チヤンネルを有する方がよい。 例えばPCMのステージ間リンクを形成する32
チヤンネルの中から選定された予め定められた64
キロビツト/秒のチヤンネルを対話用チヤンネル
として使用することができる。便宜上そのような
チヤンネル(以下チヤンネルRと言う)はその群
(関連する型式の対話)に属するチヤンネルにの
み関係するメツセージを運ぶものとする。 制御装置間の対話に恒常的に専用され、かつ音
声チヤンネルから隔離されたチヤンネルがあるこ
とによつて、そのような対話及び音声に関するそ
れぞれのメツセージの間の区別をするためのビツ
トを使用する必要がない。従つて、回路網は標準
のPCMチヤンネルを扱うことができる。群毎に
上記の対話に対して1チヤンネルが割当てられる
ことは、呼出し信号の経路の分散を欲する信頼性
の要求に合致する。 両方向の矢印CTRa,CTRb,CTRc,CTFは
制御装置同士および制御装置と電話制御装置との
接続を示す。 マトリクス間および制御装置間の接続を、電話
制御装置との接続と共に第2図に示す。第2図は
第1図の回路網RCを記号的にかつ折返し形式で
示すと同時に、それを分散制御電話交換機に挿入
したところを示す。この交換機の周辺装置UL1
…ULh…UL2048が中継線あるいは加入者に
接続されているところを示す。この装置は、単一
UL1あるいはグループの制御装置CTFa,CTFb
と関連している。もつと一般的な場合には、
CTFaおよびCTFbの機能よりも階層的に高いレ
ベルの機能あるいは制御装置間の対話の機能を遂
行することのできる他の制御装置CTFcにも接続
されている。その他いろいろな副次的機能を行つ
てもよい。装置CTFb,CTFaおよびCTFcは一
緒に分散電話制御装置を形成する。これ等の装置
間の対話は、回路網へのPCM接続から引出され
た音声チヤンネル(矢印付きの単線で示す)を通
じて行われ、これ等の装置と回路網の制御装置と
の間の対話は、回路網への各群のための実質上の
PCMチヤンネル(矢印付2重線で示す)を通じ
て行われる。回路網RC内の単線は音声の接続を
示し、2重線は制御装置間の対話のためのチヤン
ネルを示す。 素子は第1図と同じ記号で示してあり、装置
UCb,UCcおよびそれ等のそれぞれの制御装置
の属する盤を示す符号を付加してある。マトリク
ス間の接続は、実際には単に同一群内のチヤンネ
ルが異るだけなのであるが、制御装置間の接続と
は別に示してある。 第3図は切替装置UC1aの詳細を示す。例示
としてマトリクスME1とMU1はそれぞれ8群
から16群への拡張と16群から8群への集中とを行
うものと仮定する。従つて、上記マトリクスはそ
れぞれ2つの切替素子EC1,EC2およびEC3,
EC4よりなり、最初の2つは群A1…A8へ並
列に接続される入力を有し、他の2つは群B1…
B8へ並列に接続される出力を有する。4つの切
替素子EC1…EC4は双方向性のデータバスbd1
を介して接続されている。C1…C16は第2ス
テージへのME1の16の出力群を示し、F1′…
F16′はMU1の第4ステージからの入力群を
示す。 切替装置は、切替マトリクスおよび制御装置の
上に更に、診断のための回路CDTE1,CDTU
1,…CDTE5,CDTU5およびRTBE1,
RTBU1…RTBE5,RTBU5と、装置UCb(第
1図)の制御装置および分散電話制御装置
CTFa,CTFb,CTFc(第2図)との対話のため
の回路を含む。上記において数1および5は第1
および第5のステージに属することを示し、文字
EおよびUは切替装置の入力側Eか出力側Uの位
置を示す。これ等の回路は、全て集積回路である
から、UCを単一のプリント配線板上に作ること
ができる。回路CDTは、マトリクスME1,MU
1に出入りする入または出PCM群のうちの1つ
の群の1チヤンネルに関する8ビツトを抽出する
サンプラ(標本化器)である。上記抽出は制御装
置によつて確立された瞬間に起る。 回路CDTはそのあと8ビツトを格納し、デー
タバスbd1を経て制御装置へ供給する。 CDTの回路構成は、同一出願人によるイタリ
ヤ特許出願No.67259−A/80(1980、2、20)に記
載されている。 回路RTBEおよびRTBUはフルデユプレツク
ス送受信器で、接続線の通電状況の診断に用いら
れている。これにより、到着した信号を、回線の
遠方端に設置された同様の送受信器へ返信し、送
信された信号と返つて来た信号との比較(エコ・
チエツク)を、他にステージ間の接続を必要とせ
ずに行うことができる。UC1aの場合には、遠
方の送受信器は、第2ステージの入力と第4ステ
ージの出力に置かれ(そしてUCbに属し)た回
路RTBE2およびRTBU4と、回路網RCの外周
の出口側(すなわちステージ1Tへの接続側)と
入口側(すなわちステージ5Tへの接続側)にそ
れぞれ設置された送受信器RTBUp,RTBEpとに
よつて表わされる。 RTBE,RTBUの回路構成は、同一出願人の
イタリヤ特許出願No.68914−A/79(1979、10、
4)に記載されている。 回路TNBD1およびTNBD5は、記憶装置で
あり、非同期的に動作する制御装置がPCMリン
クのような同期伝送手段を介して対話を行なうこ
とを可能にする。回路TNBD1およびTNBD5
のような回路構成は同一出願人によるイタリヤ特
許出願No.67819−A/79(1979、4、19)に記載さ
れている。 本出願においては、中央盤PC1…PCnの切替
装置UCbおよびUCcにおいて提供されている回
路TNBD1,TNBD5および同様な回路は、最
大16の8ビツト語を送受信することができる。こ
れ等の16語は16の7語から構成されるメツセージ
の部分である。7語のうちの第1語はメツセージ
があることとそのメツセージの型(例えば接続順
位)を示す機能コード、つぎの5語は情報内容、
そして最後の語は制御語(例えば前の6語の2進
和を表わす)である。従つて完全なメツセージの
送信又は受信には7フレーム必要である。回路
TNBD1およびTNBD5は、32チヤンネルの
PCM群を運ぶために、データバスを介して制御
装置CTR1aに接続され、接続m1,n1およ
びm5,n5を介して回路ITNBD1および
ITNBD5に接続されている。 回路ITNBD1およびITNBD5は直−並列お
よび並−直列変換を行なうと共につぎのことを行
う。 (1) マトリクスME1またはMU1に入来する
PCMリンクのそれぞれから、チヤンネルR(す
なわち制御装置間の対話のためのチヤンネルの
内容)を抽出し、同じ数の、線m1,m5を直
列に流れるPCMチヤンネルにその内容を挿入
する。例えば、抽出されたチヤンネルの内容は
上記の直列のデータ流の中の偶数チヤンネルに
挿入される。 (2) 接続線n1およびn5を流れる直列入力の偶
数チヤンネルの内容をME1,MU1から出る
PCMリンクのチヤンネルRへ転送する。 内容を抽出および挿入するチヤンネルの順番
は、回路へ入来するフレームの8キロヘルツの同
期と、回路が挿入されるPCM回路のフレーム同
期との間の関係によつて決定される。回路
ITNBDの構成を第6図を参照しながら説明す
る。 第4図および第5図は、切替装置UC1b,UC
1cの構成を示す。これ等はマトリクスを構成す
る素子の数が異なる以外はUC1aと全く同じで
ある(前記の特許出願No.67745−A/80に記載さ
れているように、マトリクスが16の群を切替える
ために並列に接続された入力および/あるいは出
力を有する素子は2箇ではなくて4箇である)。
これ等の素子は、第4図においてはEC5…EC1
2、第5図においてはEC13〜EC20で示され
る。更に、MCE1の入/出群はC1′…C16′,
D1…D16で示され、MCU1の入/出群はE
1…E16,F1…F16で示されている(第4
図)。またMCC1の入/出群はD1′…D16′,
E1′…E16′で示され、MCC2の入/出群は
D1″…D16″,E1″…E16″で示されてい
る。また第4および5図において、異なる切替装
置に属するRTBE,RTBU,CDTE,CDTU,
TNBD,ITNBDおよび線m,nはそれ等が属す
るステージの番号を付してある。第3ステージの
付数として3および3′を使用している。 個々の切替装置によつてさばかれるPCMチヤ
ンネル数は、現在の技術によつて単一の交換可能
な素子(プリント配線板)を用いて切替装置を製
作することができるように確立されている。上記
の数は、DIN標準形式の「ダブルヨーロツパ
(Double Europe)」のような標準のプリント配
線板の形式を考慮に入れながら、採用された切替
回路ME,MCE,MCC,MCU,MUと、制御装
置CTR間の対話のための回路ITNBD,TNBD
と、診断用の補助回路CDT,RTBと、市販のマ
イクロプロセサおよびその周辺回路との特性に基
づいて決定された。 第3,4および5図に例として示した切替マト
リクスME1,MU1,MCE1,MCU1,MCC
1およびMCC2の組識化は、第1図の全回路網
構成を変えることなく、もつと大きな(例えば2
倍の)容量のマトリクスを用いて可能である(も
しそのようなマトリクスが市販されるようになれ
ばであるが)。 3つの型式の切替装置は、同じプリント配線板
の3つの異なる利用に対応する。 ここで使用されているものと同じ型式の交換万
能構造の素子はまた、限られた型の数の構成品の
使用で済み、このような素子を意欲的に流行に乗
つて使用する回路網構成を採用することは、生
産、格納および整備上有利である。 回路ITNBDおよびTNBDは、マイクロプロセ
サの制御装置にかかる負担をかなり軽減する。そ
れはそのような回路は、対話の中のメツセージ全
体の格納およびフオーマツト化から成る繰返し部
分の肩代りをするからである。1連の対話のため
に標準構成品を使用することによつて制御装置に
対話の部分を受け持たせ、装置資源を他の機能か
ら解放することができる。 同じ対の回路TNBDおよびITNBDは、回路網
制御に関する対話メツセージを挿入および抽出す
るために電話制御装置CTFbと関連して有利に使
用され得る。単一チヤンネルを扱う装置CTFa,
CTFcのために、回路TNBDのみが必要である。 これ等の回路および他の補助回路の使用によつ
て、制御回路網は大きな流れをなす経路選定命令
を満足にさばくことができ、回路網の周辺に分散
されている電話制御装置間の対話のような予備的
機能のために回路網を使用させることができる。 このようにして、電話制御装置は、回路網へ送
られる特定の経路選定命令に基づきいつでも導入
されることができ、従つて回路網の容量を制限し
ている恒久的な接続の使用を避けることができ
る。 第6図は、ITNBDの好適な実施例を示す。第
6図において、16の入および出群が与えられてお
り、対話チヤンネルはチヤンネル0である。
CTFb(第2図)に使用する場合のように16以外
の数を適用することは直ぐに可能である。入およ
び出群は、線Fe1…Fe16,FU1…FU16に
よつて搬送されている。ここでm,nは線を示
し、第3〜5図におけるm1…m5,n1…n5
と同じである。回路は16の8ビツトシフトレジス
タSR1,SR2,…SR16から成り、このうち
のSR2…SR16の15のシフトレジスタの入力は
2入力のマルチプレクサMX2…MX16を介し
てそれぞれ入力線Fe2…Fe16に接続されてい
る。それぞれのマルチプレクサの第2の入力は線
nに接続されている。上記のレジスタの出力は
ANDゲートP1…P16を介して出力線Fu1…
Fu16と、線Fe1への16番目の入力および線m
にANDゲートP0を介して接続されている出力
を有するマルチプレクサMX0の上記と同数の入
力とに接続されている。 レジスタSR1は線nに接続された入力と、
ANDゲートP1を介して線Fu1に接続されてい
る出力とを有する。 マルチプレクサMX0,MX2,…MX16お
よびレジスタSR1…SR16のための時刻信号
(タイムベース)BTは、それ等のレジスタおよ
びゲートP0…P16の動作可能化(エネーブ
ル)信号と同様に、2.048MHzの同期信号CK1お
よび8kHzのフレーム同期信号CK2から得られ
る。詳細に述べると、チヤンネル0に割当てられ
た時間(タイムスロツト0)内に、マルチプレク
サMX0は出力をFe1に接続された入力に接続
し、マルチプレクサMX2…MX16は、レジス
タの入力を線Fe…Fe16に接続し、レジスタは
シフト可能状態にされ、そしてゲートP0…P1
6は動作可能状態にされる。 フレームの残りの部分においては、線にレジ
スタSR2…SR16を接続したMX2…MX16
は動作不能にされる。更に、偶数タイムスロツト
2,4…,30において、レジスタSR2…SR1
6が続いて動作可能にされ、マルチプレクサMX
0がレジスタの出力をその出力に連続して接続
し、そしてゲートP0はレジスタの内容を線
転送するために再び動作可能にされる。 このように、タイムスロツト0において、群
Fe1のチヤンネル0の内容はへ通され、群Fe
2…Fe16のチヤンネル0の内容はSR2…SR1
6に装荷(load)され、のPCMデータ流のチ
ヤンネル0の内容はSR1に装荷される。同時に、
先行のフレームのタイムスロツト0,4…30に
おいてそれぞれ装荷されたレジスタSR1…SR1
6の内容はFu1…Fu16へ放出される。 タイムスロツト2,4…,30において、レジ
スタSR2…SR16はそれぞれPCMデータ流の
チヤンネルの内容をに装荷し、同じフレームの
タイムスロツト0に装荷された内容はMX0を介
して線に放出される。 以下制御回路網の診断および経路選定動作につ
いて説明する。 最初に経路選定について、特に接続について考
察する。電話制御装置から送出される経路選定命
令は、機能コードで、接続を行うべき情報を、そ
して続いて5語で回路網の入力チヤンネルに関す
る情報および回路網の出力チヤンネルならびに群
に関する情報を含む。対話は関連型式のものであ
るので、伝送が反対方向であつたとしても、入群
の識別符号は常に対話チヤンネルの識別符号によ
つて一義的に決定される。 例として、入力チヤンネルは群A1(第3図)
のチヤンネルであり、出力チヤンネルは群B8
のチヤンネルであるとする。そうするとメツセ
ージはCTFa(第2図)によつて、群A1のチヤ
ンネルRへ送出される。 送受器RTBUpおよびRTBE1(第3図)を通
じて、このメツセージの第1番目の語がITNBD
1に到着し、ITNBD1はメツセージをm1で伝
送されているPCMデータ流の適当なチヤンネル
に挿入してTNBD1へ送る。TNBD1は、前記
のイタリヤ特許出願No.67819−A/79に記載され
ている手順によつてメツセージが到着したことを
認識し、その8ビツトをチヤンネルに格納する。
同様の動作が引き続き6フレーム繰返される。
TNBD1は、7つの8ビツトを受信した後、局
部制御装置CTR1aによつてTNBD1のメモリ
からバスbd1を介してそれ自身のデータ格納場
所へ転送するために使用されるINTERRUPT出
力を動作させる。 CTR1aは、メツセージの最後の8ビツトを
用いて、メツセージの正誤をチエツクする。もし
メツセージが正しくないならば、CTR1は接続
を設定するために必要な段階は踏まず、第5のス
テージと電話制御装置間の接続を使用して電話制
御装置へ適当な警報を送る診断手順を開始するこ
とができる。 同様のメツセージの正誤チエツクが引き続くス
テージにおいて行われ、警報があればそれは上流
のステージの制御装置へその都度届けられる。 もしメツセージが正しければ、CTR1aはス
テージ間リンクの結合により第5および第2ステ
ージ間に接続路を見つけ、もし必要ならば、伝送
遅延を最小限にするために知られているアルゴリ
ズムを適用する。1旦接続路が見つかれば、
CTR1aは接続命令をバスbd1を通してME1
へ送る。 接続命令がEC1に関し、A1(EC1の入力
1)のチヤンネルの切替が、中央盤PC16の
切替装置UC1b(第1図)に属するマトリクス
MCE1の入力1に接続されているC16(EC1
の出力8)のチヤンネルに行われたとする。
EC1を経て経路が選定されたから、EC1と並列
に接続されているEC2の入力1は動作不能にさ
れる。 切替が行われた時、そして多分、以下に述べる
診断手順によつて第2ステージへの選定された物
理的経路の導通チエツクの後、CTR1aは受信
して経路選定命令を変更し、入力チヤンネルの識
別符号に置き換える。接続のメツセージの他の情
報内容(回路網出力チヤンネルおよび群)は変更
されない。 変更された命令はデータバスbd1を経て
TNBD1へ送られる。TNBD1はこの命令を記
憶し、それをn1で伝送されているPCMデータ
流の適当なチヤンネルに挿入し、それをITNBD
1へ送る。ITNBD1はそれを7つの後続フレー
ムのために群C16のチヤンネルRへ転送する。 RTBU1,RTBE2,ITNBD2,TNBD2お
よびbd2(第4図)を経由して、新しいメツセ
ージはCTR1bに到達する。CTR1bは、対話
チヤンネルの識別符号から第2ステージに関する
接続命令、特にC1のチヤンネルを認識する。
CTR1bは、CTR1aと同じ手順を用いてMCE
1の512の出力の中から未使用(自由な)のチヤ
ンネルを探す。 1例として、選択はUC8cのマトリクスMCC
16の入力1(第1図)に接続されている群D1
6のチヤンネルに関するものと仮定する。
MCC16のこの入力群は、第5図の群D1″に対
応する。制御装置CTR1b(第4図)は、MCE
1の中の、接続を実行する素子、この場合はEC
5を選定する。接続は詳しくはEC5の入力8と
出力8に関し、これによつて、CTR1bは、出
力がEC5と並列に接続されているEC6のチヤン
ネルを動作不能にする。切替が行われたことが
チエツクされた後、関係のデータがCTR1bに
格納され、CTR1bは新しいメツセージをbd2,
TNBD2,ITNBD2,RTBU2およびRTBE
3′,ITNBD3′,TNBD3′およびbd3に対応
する装置を介して、CTR8cへ送られる(第5
図)。 上述の回路網の構成によつて、経路は(群が関
係している限り)この点から一義的である。実
際、出力群8(第1図)に到達するためには、マ
トリクスMU1につながる必要があるが、これは
MCC16から、同じマトリクスの出力1(第5
図の群E1″に対応し、MCU1の入力E16に接
続されている)と、MCU1の出力1(第4図群
F1)とを経由するだけで到達できる。結局、メ
ツセージが参照している入力チヤンネルが1たん
認知されると、CTR8cは第1群内でチヤンネ
ル(例えばチヤンネル)を選定し、接続を行な
い、そしてCTR1b(第1図)のための新しいメ
ツセージを準備するだけでよい。CTR1bは第
4ステージのための接続命令を認識し、MU1の
入力における群F16′に対応する出力群F1の
中の1つのチヤンネル(例えばチヤンネル)を
選定する。E16のチヤンネルとF1のチヤン
ネルをEC12を介して接続した後、CTR1b
は新しいメツセージをCTR1aへ送る。すると
CTR1aは、MU1に、入群F16′のチヤンネ
と出群B8のチヤンネルとを接続させる。
この接続はEC4の入力8と出力8に関する。 この時点において、回路網内の接続は設定され
たことになる。そのあと、接続終了の確認メツセ
ージがCTR1aによつて、群B8に接続されて
いる電話制御装置へ送られるであろう。 切断は、接続において説明したと同様の手順で
行われる。接続メツセージを送出した電話制御装
置(例えば第2図のCTFa)によつて、データフ
イールドに切り離されるべき経路に関する入力チ
ヤンネル(A1のチヤンネル)の識別符号を含
むメツセージが送出される。このメツセージは
UC1aの制御装置CTR1a(第3図)によつて
受信される。CTR1aは自分の格納データの中
から、受信されたメツセージに基づいて検索され
た入力チヤンネルおよび群に関係ある出力チヤン
ネルおよび群を探す。この場合出力チヤンネルは
aで群は群16である。CTR1aはマトリクス
ME1において切断を行い、CDTU1で切断を診
断し、メツセージのデータフイールドを、チヤン
ネルの識別符号をチヤンネルのそれと置換す
ることによつて変更し、そして対話チヤンネル
(出力群16のチヤンネルR)により切断のメツ
セージを第2ステージの制御装置CTR1bへ送
信する。同様にして第5ステージの制御装置
CTR1aに至るまで上記手順が繰返され、その
CTR1aはそれに接続されている周辺装置に対
して切断が行われたことを確認するメツセージを
送ることができる。 RTBE,RTBU,CDTE,CDTUを介して、
個々のステージの制御装置は、つぎのステージに
対して既に設定された接続に関する診断を行うこ
とができる。 診断はCDTEを通じて、関連の入力チヤンネル
の8ビツトを抽出し、CDTUによつて同一ステ
ージの出力チヤンネルから抽出された同じ8ビツ
トと比較することによつて行われる。この場合、
マトリクスを通過する伝送によつて生ずる、フレ
ーム数により遅延が許容される。 上記の8ビツトは、診断が行われるステージの
送受器RTBUを介して、次ステージの送受器
RTBEによつて、CDTUへ送られる。この方法
により、診断はこのステージに使用されているマ
トリクスのみならず、そのマトリクス自身と次の
ステージに属する他のマトリクスとの接続にも関
係する。 上記手順を全ての回路網のステージに適用する
ことにより、回路網の入力と出力間の全体の接続
において、隣接する切替装置の診断同志の間の
「接触」が得られ、これにより、回路網の1部が
診断を受けないということを防ぐ。 例を挙げて説明したような、接続に対する第2
ステージで行われる診断について特に考察して見
よう。CTR1bは上記の伝送遅れを計算し、
CDTE2およびCDTU2に対してそれぞれ8ビ
ツトを抽出する指令を送り、最後に8ビツト同志
を比較する。もし比較結果がプラスであれば、
CTR1bは受信した接続メツセージのデータフ
イールドを、入力チヤンネルaの識別符号を、見
出された出力チヤンネルbの識別符号で置換し、
合計語の新しい値を計算することによつて変更す
る。メツセージは後に既述の手順によつて送出さ
れる。 比較結果がマイナスであれば、それはマトリク
スMCE1,UC1bの送受器RTBU2またはUC
8c内のRTBE3′のような送受器およびブロツ
ク間の全ての相互接続に関する故障の発生を示
す。 更に、故障は制御装置CTR1bの周辺装置、
特にサンプラCDTE2およびCDTU2ならびに
それ等の相互接続にも影響を与えたかも知れな
い。 これ等の全ての場合において、制御装置CTR
1bは適当な機能コードを有する接続メツセージ
を上流の制御装置CTR1aに送り、これにより
CTR1aは新しい接続経路を見つけ、CTR1b
との対話のためのチヤンネルおよびそれと実際に
関係あるPCM群を隔離する。 CTR1aへの警報メツセージは第4と第5ス
テージ間の接続を介して送られる。制御装置の処
理装置(マイクロプロセサ、メモリ)の故障処理
範囲には周知型式の自動診断法(メモリのパリテ
イチエツク、ソフトウエアトラツプ)が使用され
る。 結論的に、故障はUC1b内に起つたかまたは
次のステージの送受信RTBE3′および関連の接
続に関するものである。 上記の制御装置CTR1aは、CTR1bからの
受信した故障の信号に基づき、設計上定められた
手順に従つて故障と見なされた装置を隔離し、電
話制御装置に対して故障の識別符号を含む警報メ
ツセージを送る。 上述の診断法にはいくつかの接続試験手順があ
つてもよい。例えば、1つの接続を設定された直
後に試験するとか、設定された接続の全部又は1
部を周期的にチエツクするとか、あるいは設計時
に上記の両方の試験の優先順位を定めておいて実
施するとかである。一般に、最高の優先順位は、
設定されたばかりの接続に対して与えられる。 上記の診断手順は、回路網の監視のための周知
の全体的手順の実行と両立性があり、切替回路網
を使用している周辺装置によつて実行される。 再度接続手順に関係する場合について述べる
と、1つのステージの制御装置が、次のステージ
への不使用の(自由な)チヤンネルを見出せない
ために、次のステージに対して接続メツセージを
送付することができないことが起る(遮断)。 上述の例を引用すると、遮断は第3ステージを
含む、換言すればそれは、D1″のチヤンネル
と接続されるべき第4ステージへの不使用チヤン
ネルを見出すことができないCTR8c(第1図)
であると仮定する。 CTR8cはチヤンネルのための接続メツセ
ージを、データフイールドは不変のまま、「経路
遮断(routing blocking)」に関する機能コード
を挿入し、第3と第4ステージ間で使用し得る対
話チヤンネルを通じてCTR1b(メツセージの発
信元)へメツセージを送る。 CTR1bは、マトリクスMCE1の出力16の
チヤンネルのための遮断のメツセージを受信し
た後、メモリの中に上記出力チヤンネルに関する
接続データを見つける。接続データを検索した後
(MC1の入力、C1′のチヤンネルとMCE1
の出力16,D16のチヤンネル)、それは
MCE1の出力チヤンネルを切離し、チヤンネル
aを、最初の試みにおいて用いたリンクを除い
て、第3ステージのマトリクスへ経路変えする。 切替盤PC内の経路変えの試みの数は設計時に
選定される。この制限値を超えると、遮断のメツ
セージは、接続命令を発した第1ステージの制御
装置(この場合はCTR1a)へ送り返される。
その後CTR1aはPC16以外の盤PC上で接続変
えを進行する。 前述の切替装置の構造は、僅かな容量の減少に
よつて、回路ITNBDを除去した簡単な回路にす
ることができる。この可能性は第7図において
UC1b′で示される、第2および第4ステージの
切替装置によつて開示されている。 マトリクスMCE1′およびMCU1′は、第1お
よび第3ステージから回路RTBE2′,RTBE
4′を通つて入来する15の入力群C101…C1
15,E101…E115を有する。 各マトリクスの16番目の入力群は回路TNBD
2′,TNBD4′の出力q2,q4に存在するも
のであり、その出力はまた、回路CDTE2′,
CDTE4′の入力に接続されている。 上記の各マトリクスのそれぞれの15の出力群D
101…D115およびF101…F115は対
応する出力回路RTBU2′,RTBU4′と関係し
ている。各マトリクスから出て行く16番目の群は
それぞれTNBD2′,TNBD4′の入力を形成す
る。それ等の群は、それぞれCDTU2′,CDTU
4′に接続された線p2,p4へ送出される。構
成要素TNBDからあるいはTNBDへの、切替装
置UC1b′の各入力/出力PCM群と関係する対話
チヤンネルのための並−直および直−並変換は、
この場合MCE1′およびMCU1′によつて行われ
る。これは恒久的かつ規則的に、15の入力群の切
替チヤンネルR(対話チヤンネル)によつて、マ
トリクスMCE1′およびMCU1′の16番目の出力
群の15のチヤンネルへ与えられ、そして規則的に
各マトリクスの16番目の入力群にある15の対話チ
ヤンネルを15の出力群のチヤンネルRへ切替える
ことによつて与えられる。 マトリクスMCE1′およびMCU1′を介する対
話チヤンネル間の接続は、切替装置UC1b′の初
期値設定期間に、制御装置CTR1b′によつて、
マトリクスを形成するマトリクス素子ECに対し
てバスbd2′を通して適当な接続命令を送ること
によつて、設定され得る。 UC1b′の動作は、第4図の切替マトリクスUC
1bと同じである。 切替装置UC1a,UC1cに必要な変形は、既
述のそれと同様である。特に、UC1aは2つの
矩形状マトリクスを含む。1つは7入力、15出力
であり、他は15入力、7出力である。 制御装置CTR間の対話のためのチヤンネルを
省略し、この減少した切替装置の容量(使用可能
チヤンネル数)は930PCMチヤンネル(31チヤン
ネルの入/出群の30に相当する)である。 減少した切替装置は、大容量多ステージ回路網
を提供するために、既述の方法で使用することが
できる。 構造が与えられれば、得られる全容量の減少は
個々の盤の減少に相当することは明らかである。
例えば、全てのステージにおいて減少した切替装
置を使用することによつて、第1図の回路網は、
ITNBDのついた盤を使用する回路網における
PCMチヤンネル63488に比べ55552チヤンネルの
容量を提供する。 (効果) 上述のように本発明は従来技術に比し、モジユ
ール化、応用の融通性、機能の拡がりならびに性
能において優れている。 特に、本発明は、単一型のモジユールを用い
て、1(単一の8×8又は16×16マトリクス)か
ら7まで変化する時間ステージを多数有する、数
百から数十万PCMチヤンネルの容量を有する回
路網構造を提供することを可能にする。例えば、
容量8192チヤンネルの単一切替盤から成る3段回
路網を持つことも可能であろう。与えられた数の
ステージ数に対して、容量を減少した切替装置の
使用によるだけでなく、マトリクスの数およびそ
れ等の接続を変えることによつても、容量を変化
することができる。例えば、切替盤のマトリクス
の数を2分し、マトリクスMCEの第1および第
2の出力群をMCCマトリクスの第1および第2
の入力群に接続することによつて、4096チヤンネ
ルの切替盤の得になる。32の中央盤を有する5ス
テージの回路網は、16入力群と32出力群を有する
マトリクスMEと、32入力群、16出力群を有する
マトリクスMUとを使用することによつて得られ
る。いずれの場合においても、採用したハードウ
エアと装備されたチヤンネル数の比において常に
高い効率が維持される。 伝送遅れや経路選定時間に問題はあるにしても
7ステージの回路網もまた可能である。しかし、
この場合は折畳み切替装置はそれぞれ第1と7
段、第2と6段、第3と5段のマトリクスを含
み、第4段の切替装置は折畳みではない。 更に、この回路網は、それを構成する集積素子
の技術的発達に容易に適応できるし、全て装備状
況における設置された処理電力と提供を受けるチ
ヤンネル数との比を最適にするためかなりの制御
の分布を与える。 個々の切替装置に局部制御装置があることによ
つて、回路網を真に、自己経路選定のものにして
いる。すなわち、回路網内のPCMチヤンネルの
接続は、各ステージに含まれる切替装置の制御装
置によつて独立に探索される。この方法により、
周辺の電話制御装置は、回路網内の接続経路を見
つける仕事から完全に免除される。切替装置の制
御装置の間の対話のために特別な集積回路を使用
することによつて、マイクロプロセサは対話の管
理を免除され、かつ多数の接続要求を急速にさば
くための活動時間が与えられる。 その上、そのような回路は標準PCMシステム
と両用性がある。回路網の構成要素は汎用でよ
く、フオーマツト変換のためのインタフエース回
路を導入する必要がない。 回路網の遮断特性は、最大のレベルの通信量に
直面した場合に、いかなる装備状況においても損
失は無視し得る程小さい。切替装置の上に分布さ
れた制御装置の使用により、回路網は遮断又は内
部故障が起きた時に、周辺の電話制御装置の介入
に頼ることなく、自動的に代替の経路を見出すこ
とができる。 回路網により切替えられたPCMチヤンネルに
おける伝送の遅延は、各切替装置の制御装置によ
つて適用され得る方略を使用することによつて最
小化される。診断のための特別な附属回路によつ
て、診断機能は個々の構成単位にまで故障位置の
発見と再構成とを可能にし、従つて回路網を作り
上げている個々の基本モジユールの間の接続線を
含む故障にも対応できる。 制御装置と診断のための附属回路とを備えた切
替装置は、自動診断と構成識別手順を行なうこと
ができ、従つて電話交換の監視組識から上記の仕
事によつて負わされる重荷を除去する。 再度局部的制御装置のためのマイクロプロセサ
の使用の利点について言うが、各装置の制御装置
のために異なる応用プログラムを使用することに
より、また中央切替盤PCの数と構造を適当に選
択することによつて、活動時間、遮断の確率、診
断および回路網の費用の間で理想的な折衷案を選
定することが可能であり、従つて可能な電話切替
の応用(伝送、都市、地方あるいはそれ等の結合
の交換)の全てを網羅することができる。例え
ば、制限された数の内部基板を持つ回路網構成
は採用する切替装置の数、従つて費用を減らすこ
とができる。しかし、遮断の確率が高くなること
から、より多数の可能経路が試みられるようにし
なければならない。 この方略は、明らかに、切替回路網により長い
活動時間を与えることになろう。反対に、内部基
板の数がより多ければ、遮断の確率が実質的に低
いとすれば、経路選定を試みる数を減少する可能
性があり、従つて活動時間は短くすることができ
る。 更に、所与の機器状況において、活動の速度を
犠牲にして複雑な診断機能を与えるような、ある
いはその逆に新しいサービス(例えばデータ回路
網)において要求されるような診断は複雑ではな
いが周辺組織からの指令をより速く実行するよう
な回路網を提供するために、制御装置のプログラ
ムを変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のPCM切替回路網の実施例
を全体的に示す回路図である。第2図は、第1図
のPCM切替回路網を折返し形式で示し、周辺回
路との接続、特に電話制御装置との接続を示すブ
ロツク図である。第3,4および5図は、第1図
に示す回路網に使用される切替装置を示すブロツ
ク図である。第6図は、制御装置間の対話に使用
される回路のブロツク図である。第7図は、第4
図に示す切替装置の変型を示すブロツク図であ
る。 (主要箇所の符号の説明)、MEi,MUi(i=
1〜256),MCEj,MCUj,MCCj(j=1〜16)
……切替マトリクス、RTBEi,RTBUi(i=1
〜5),CDTEi,CDTUi(i=1〜5)……診断
のための補助回路、CTRia,CTRib(i=1〜
256),CTRjb(j=1〜16),CTRkc(k=1〜
8)……局部制御装置、UCia(i=1〜256),
UCjb(j=1〜16),UCkc(k=1〜8)……切
替装置、TNBDi,ITNBDi(i=1〜5),
TNBD2,TNBD4′……対話のための補助回
路、CTF……電話制御装置、SRi(i=1〜16)
……シフトレジスタ、Fei(i=1〜16)……マト
リクスの入力群、Fui(i=1〜16)……マトリ
クスの出力群、MXi(i=0〜16)……マルチプ
レクサ、Pi(i=1〜16)……ANDゲート、BT
……タイムベース、MCE,TNBDi(i=1〜5)
……記憶装置、TNBD2′,TNBD4′……記憶
装置、MCE1′,MCU1′……マトリクス、p
2,p4……マトリクスの出力群、q2,q4…
…マトリクスの入力群、C101〜115……
MCE1′の入力群、E101〜115……MCU
1′の入力群、D101〜115……MCE1′の
出力群、F101〜115……MCU1′の出力
群。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周辺に分散した電話制御装置CTFa…CTFc
    との電話交換に属する、いくつかの時分割ステー
    ジを持つ自己経路選定のモジユール型のPCM切
    替回路網であつて、基本的に、マイクロプロセサ
    と両立する制御をもつ集積回路の切替マトリクス
    ME1…ME256,MU1…MU256,MCE
    1…MCE16,MCU1…MCU16,MCC1…
    MCC16と、診断のための集積補助回路RTBE
    1…RTBE5,RTBU1…RTBU5,CDTE1
    …CDTE5,CDTU1…CDTU5と、マイクロ
    プロセサの形をなす局部制御装置CTR1a…
    CTR256a,CTR1b…CTR16b,CTR
    1c…CTR8cとにより構成される折返し形式
    のモジユール型切替装置UC1a…UC256a,
    UC1b…UC16b,UC1c…UC8cを含み、 前記各切替装置UC1a…UC8cの前記局部制
    御装置CTR1a…CTR8cは、隣接するステー
    ジおよび/または前記分散した電話制御装置
    CTFa…CTFcに属する多数の装置の前記局部制
    御装置CTR1a…CTR8cに対して、隣接する
    ステージを接続するPCM群および/または前記
    回路網に出入りするPCM群の1つのチヤンネル
    によつて接続されている前記回路網において、 前記回路網の制御装置CTR1a…CTR8cの
    おのおのおよび分散電話制御装置CTFa…CTFc
    のおのおのは、前記制御装置相互間および前記制
    御装置と前記電話制御装置間の対話のための集積
    補助回路TNBD1…TNBD5,ITNBD1…
    ITNBD5,TNBD2,TNBD4′と関係づけら
    れており、前記回路は少くとも、1方では前記切
    替装置UC1a…UC8cの前記制御装置CTR1
    a…CTR8cから又は電話制御装置から、1つ
    以上の複数語から成るメツセージを非同期的に受
    信し、前記メツセージを記憶し、かつ、前記メツ
    セージの語を前記制御装置の対話回路網へ挿入す
    るために、複数フレームのPCMデータ流の同数
    のチヤンネルに挿入することができ、他方では、
    前記回路網からPCMデータ流内に組込まれ複数
    の語から成る1つ以上のメツセージを受信し、前
    記メツセージが完全に受信され終るまで前記語を
    記憶し、そして前記メツセージを関係の制御装置
    CTR又は電話制御装置CTFへ非同期的に供給す
    ることができる記憶装置TNBD1…TNBD5を
    含むことを特徴とするPCM切替回路網。 2 前記記憶装置TNBD1…TNBD5は、各切
    替マトリクスUC1a…UC8cに備えられている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
    のPCM切替回路網。 3 前記対話のための補助回路は更に、直−並列
    ならびに並−直列変換のための装置を有し、前記
    各変換装置は、前記制御装置CTR1a…CTR8
    c間の対話のためのチヤンネルに割当てられたタ
    イムスロツトにおいて、前記マトリクスME1…
    MU256の全ての入力群から、前記チヤンネル
    の内容を並列に抽出し、それを対応する記憶装置
    TNBD1…TNBD5へPCMフレームの形式で供
    給し、また、全ての出力群の制御装置間の対話の
    ためのチヤンネルに、前記記憶装置から到来する
    単一のPCMデータ流の中に組込まれたメツセー
    ジを分配することができることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1または第2項に記載された
    PCM切替回路網。 4 前記並−直変換および直−並変換を行う装置
    ITNBD1…ITNBD5は、前記マトリクスの入
    力又は出力群の数に等しい数の複数のシフトレジ
    スタSR1…SR16を含み、第1の前記レジスタ
    SR1は、対応する前記記憶装置TNBD1…
    TNBD5によつて送信されるPCMデータ流を運
    ぶ線nに接続された入力と、第1のマトリクス入
    力群に接続された出力とを有し、他の前記レジス
    タSR2…SR16は、マトリクスのPCM入力群
    Fe2…Fe16の1つに接続された第1の入力と、
    前記記憶装置TNBD1…TNBD5によつて送信
    されるPCMデータ流を運ぶ線nに接続された他
    の入力を有する2入力のマルチプレクサMX2…
    MX16の出力へ接続された入力とを有し、前記
    他のレジスタの出力は、ANDゲートP2…P1
    6を経てマトリクスの出力群Fu2…Fu16と、
    前記マトリクスの第1の入力群Fe1に接続され
    た前記の他の入力と前記制御装置の対話のための
    チヤンネルによつて搬送される情報を前記記憶装
    置TNBD1…TNBD5へ運ぶ線mに接続された
    出力を有する前記以外のマルチプレクサMX0の
    同数の入力との両方に接続されていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第3項記載のPCM切替
    回路網。 5 前記直−並列および並−直列変換を行う装置
    はまた、タイムベースBTを含み、前記タイムベ
    ースは、PCMデータ流のビツトおよびフレーム
    同期に基づき、各PCMデータ流のフレーム毎に
    前記シフトレジスタSR1…SR16、前記マルチ
    プレクサMX0…MX16および前記ANDゲー
    トP1…P16のための動作可能化信号およびフ
    レーム同期信号を発生することにより、制御装置
    の対話のために予約されている時間内に前記フレ
    ーム内の対話情報が前記マトリクス入力群Fe1
    …Fe16から標本化され、そして先行フレーム
    において前記記憶装置TNBD1…TNBD5によ
    つて供給され、前記レジスタに記憶された対話情
    報は入力群へ転送され、前記シフトレジスタSR
    2…SR16の入力に接続されている前記マルチ
    プレクサMX2…MX16は、前記レジスタへ、
    前記記憶装置TNBD1…TNBD5によつてその
    フレーム内に供給された対話情報を転送するため
    に順次動作可能にされ、前記レジスタSR1…SR
    16の出力に接続されている前記マルチプレクサ
    MX0は、先行フレームの対話チヤンネルの時間
    に前記レジスタによつて記憶された情報を前記記
    憶装置へ順次転送することを特徴とする、特許請
    求の範囲第4項記載のPCM切替回路網。 6 前記記憶装置TNBD2′,TNBD4′によつ
    て送信されあるいはそれぞれによつて受信される
    PCMデータ流は、前記記憶装置と関係するマト
    リクスMCE1′,MCU1′の入力群q2,q4に
    挿入されあるいは出力群p2,p4から抽出さ
    れ、前記マトリクスMCE1′,MCU1′は、全て
    の他の入力群C101…C115,E101…E
    115に関する制御装置間の対話のためのチヤン
    ネルを恒久的に前記出力群p2,p4の同数のチ
    ヤンネルに切替え、前記入力群q2,q4のチヤ
    ンネルを全ての他の出力群D101…D115,
    F101…F115の対話チヤンネルへ恒久的に
    切替えることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    あるいは第2項に記載のPCM切替回路網。 7 各前記切替装置UC1a…UC8cは、前記制
    御装置間の診断および対話のための補助回路
    RTBE,RTBU:CDTE,CDTU:TNBD,
    ITNBD,TNBD′と関係する1対のマトリクス
    を含み、前記回路網の両端のステージに関する切
    替装置UC1a…UC256aのマトリクスMCE
    1…MCE256,MCU1…MCU256はそれ
    等の入力群の拡大あるいは集中を遂行することを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項内至第6項の
    いずれか1項に記載のPCM切替回路網。 8 各前記切替装置UC1a…UC8cは、回路網
    のモジユール構造の要素をなす単一の引き抜き可
    能で交換可能な標準プリント回路板に物理的に含
    まれていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1内至第7項のいずれか1項に記載のPCM切替
    回路網。
JP58110275A 1982-06-22 1983-06-21 分散制御電話交換のためのモジユ−ル型自己経路選定pcm切替回路網 Granted JPS596696A (ja)

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JP (1) JPS596696A (ja)
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EP0103083A2 (en) 1984-03-21
DK164350C (da) 1992-11-02
ES523240A0 (es) 1984-05-16
DK286283D0 (da) 1983-06-21
AU1590483A (en) 1984-01-05
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