JP2002094438A - 無線基地局装置 - Google Patents

無線基地局装置

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JP2002094438A
JP2002094438A JP2000279161A JP2000279161A JP2002094438A JP 2002094438 A JP2002094438 A JP 2002094438A JP 2000279161 A JP2000279161 A JP 2000279161A JP 2000279161 A JP2000279161 A JP 2000279161A JP 2002094438 A JP2002094438 A JP 2002094438A
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radio
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JP2000279161A
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Hirotaka Taruki
洋貴 樽木
Eiji Itaya
英治 板谷
Mitsuhiro Yamada
三浩 山田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長構成を有する無線基地局装置に関し、機
能ブロック障害に対する高い稼動性(信頼度)を確保す
るとともに、冗長構成を簡素化して装置規模の小型化と
低コスト化を図る。 【解決手段】 無線基地局装置100内に、複数の無線
チャネル対応部10,20に対して共通に使用される予
備系機能ブロック30を備え、基地局制御装置200と
の接続を予備系機能ブロックに切替える予備系共用手段
40を備え、且つ、各無線チャネル対応部10,20及
び予備系機能ブロック30内に、機能ブロック間のパラ
レル信号をシリアル信号に変換して転送する転送手段1
1 ,18 2 ,183 ,184 ,381 ,382 と、該
転送手段を介して監視制御情報を送受し各機能ブロック
の監視制御を実行する監視制御部16,36とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における無線基地局装置に関し、特に、無線チャネル対
応部における機能障害発生時に、予備系機能ブロックに
切替えて通信サービスの中断を回避するための冗長構成
を有する無線基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の無線基地局装置の機能ブ
ロックを示し、図15はその物理層終端部及びデータリ
ンク層終端部の機能ブロックの詳細を示す。図14にお
いて、無線基地局装置100は複数の無線チャネル対応
部10,20を備え、各無線チャネル対応部10,20
は、網側に設置された基地局制御装置200にそれぞれ
伝送路を介して個別に接続される。
【0003】基地局制御装置200は複数の無線基地局
装置と伝送路を介して接続され、各無線基地局装置10
0内の各無線チャネル対応部10,20に対応して、無
線チャネル対応制御部201,202が設けられる。各
無線チャネル対応部10,20と無線チャネル対応制御
部201,202との間は、送受別々に同軸ケーブル又
は無線伝送路等により結合され、その間で取り決められ
たインタフェース(例えばE1インタフェース)によ
り、移動無線通信を実行するための種々の信号を送受す
る。
【0004】無線基地局装置100内の各無線チャネル
対応部10,20は、それぞれに割当てられた固有の無
線周波数信号を処理し、1つの無線チャネル対応部10
(又は20)は、通常1つのシェルフ(架の棚1段分の
装置)として構成される。無線基地局装置100には、
扱う無線周波数信号に対応して無線チャネル対応部1
0,20,…が備えられる。各無線チャネル対応部1
0,20は同一構成であるので、以下、無線チャネル対
応部10の構成を中心に説明する。
【0005】無線チャネル対応部10は、物理層終端部
11、データリンク層終端部12、制御部(ネットワー
ク終端部)13、変復調部14及び送受信部15の各機
能ブロックを備え、各機能ブロックは機能障害発生時に
おける信頼性向上のために全て現用系と予備系とを備え
る全二重化の冗長構成が採られている。
【0006】物理層終端部11は図15に示すように、
バイポーラ/ユニポーラ変換やE1フレームの同期確立
を行なうE1フレーム終端部111 と、E1フレームよ
リATMセルを抽出し、また逆にATMセルをE1フレ
ームに編成するATM終端部112 と、AAL−2及び
AAL−5フォーマットのATMセルを分離するAAL
−2/AAL−5分離部113 と、AAL−2及びAA
L−5フォーマットのATMセルを多重するAAL−2
/AAL−5多重部114 と、AAL−2,AAL−5
フォーマットの各々のATMセルをそれぞれ分解するA
AL−2分解部115 、AAL−5分解部116 と、A
AL−2,AAL−5フォーマットの各々のATMセル
をそれぞれ生成するAAL−2生成部117 、AAL−
5生成部118 とから成る。ここで、AAL−2及びA
AL−5は、それぞれATM(Asynchronous Transfer
Mode)アダプテーションレイヤのタイプ2及びタイプ5
を表している。
【0007】図16はE1フレームフォーマットとAT
Mセルとの対応を示し、同図の(a)に示すように、E
1フレームフォーマットは、フレームFrame 0〜Frame
15から成るマルチフレーム(2ms,4096ビッ
ト)を構成し、各フレームFrame 0〜Frame 15(各々
125μs,256ビット)はタイムスロットTS0〜
TS31(各々8ビット)により構成される。
【0008】ATM終端部112 は、図16の(b)に
示すように、E1フレームフォーマットの各フレーム
に、タイムスロットTS0及びTS16以外のタイムス
ロットのデータからATMセルを抽出し、また逆にAT
MセルのデータをE1フレームのタイムスロットTS0
及びTS16以外のタイムスロットに格納して、E1フ
レームに編成する。
【0009】AAL−2分解部115 はヘッダを用いて
データのチェックを行いながら、図17の(a−1)に
示すATMセルを、同図の(a−3)に示すCPS(Co
mmonPart Sublayer)パケットまで分解し、AAL−5
分解部116 は同様に図17の(b−1)に示すATM
セルから同図の(b−3)に示すCPCS−PDU(Co
mmon Part Convergence Sublayer Protocol Data Unit
)を生成する。また、AAL−2生成部117 及びA
AL−5生成部118 はそれぞれ上記の逆の処理を行な
う。
【0010】ここで、AAL−2フォーマットのATM
セルには移動端末と送受される発呼/着呼時のシグナリ
ング情報及び音声等の通信情報(音声ch)が格納さ
れ、AAL−5フォーマットのATMセルには、無線基
地局装置の監視制御用の情報(信号ch)が格納され
る。
【0011】データリンク層終端部12は、図15に示
すように、SSCOP(Service Specific Connection
Oriented Protocol )等のプロトコル制御を行なうプロ
トコル制御部122 と、該プロトコル制御部121 から
の指示により制御部13への信号を処理し、図17の
(b−3)のCPCS−PDUから同図の(b−4)の
SSCS−PDU(Service Specific Convergence Sub
layer Protocol Data Unit)を抽出するレイヤ2制御終
端部121 と、プロトコル制御部122 からの指示によ
り制御部13からの信号を処理し、図17の(b−4)
のSSCS−PDUから同図(b−3)のCPCS−P
DUを生成するレイヤ2制御生成部123とを備える。
【0012】制御部13は、呼の割り当て等のリソース
管理を行うと共に、I/Oバスインタフェースを通して
各機能ブロックの監視制御を行なう。変復調部14は、
物理層終端部11から受信したデータを変調し、送受信
部15へ送出する。また、送受信部15から受信した信
号を復調し、物理層終端部11へ送出する。
【0013】送受信部15は、変復調部14から入力し
たベースバンド周波数信号を無線周波数信号ヘアップコ
ンバートし、増幅部を通して移動端末へ送信する。ま
た、移動端末から増幅部を経由して受信した無線周波数
信号をダウンコンバートして変復調部14へ出力する。
【0014】これらの機能ブロックは、信頼度向上のた
めに各機能ブロック毎に二重化した冗長構成を採ってお
り、二重化構成の各機能ブロック間は、データ幅8ビッ
ト程度のバスインタフェースにより、状態監視や系切替
え制御のための監視制御情報が送受される。
【0015】この場合、バスインタフェースは制御用の
信号線も併せて10本前後になり、二重化構成の各機能
ブロックから引き出される信号線は送受合計で80本前
後となる。また、呼の処理能力に比例して増設される変
復調部14などのバスインタフェースは数百本にもな
り、その配線をバックボードで行う場合、配線が非常に
困難になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】無線基地局装置は、移
動通信システムにおいて移動端末に直接対向する位置に
置かれ、無線セルと称される地理上のセル毎に配置され
る。移動通信やワイヤレスローカルループ(WLL)の
サービスエリアは数十〜数百の無線セルで構成され、無
線セル数の増大に対応して多数の無線基地局装置が設置
される。このように多数の無線基地局装置を含む移動通
信システムは、1つの無線基地局装置のコスト増大がシ
ステム全体のコスト増大に繋がるため、全体のコストを
抑えるには、無線基地局装置の構成を極力簡素化する必
要がある。
【0017】一方、サービスエリアの拡大の要求に伴っ
て無線セルを広範囲の地域に設置する必要があり、例え
ば山間部等に設置された無線基地局装置は、保守者が必
ずしも近傍に常駐するとは限らないため、機能障害が発
生すると保守者が到着して復旧するまでに長時間要する
ことになる。
【0018】そこで、無線基地局装置は、機能障害の発
生に対して通信サービス停止時間をできる限り短くする
ため、予備系装置を備え、障害装置を自動的に予備系装
置に切替えて障害を復旧し、高い稼動性(信頼度)を確
保するよう冗長構成を採る必要がある。
【0019】特に、近年の移動通信のデジタル化に伴
い、顧客の要求する通信サービスは音声通話のみなら
ず、データ通信等の様々な種類の通信サービスに用途が
広がり、データ通信中のインフォメーションの欠落等を
防ぐためにも、障害発生時における予備系機能ブロック
との切替えには高速な冗長切替え(システムの復旧)が
要求されている。
【0020】しかし、一般に装置を冗長構成化すること
は装置規模の増大を招き、低コスト化に反する。特に無
線基地局装置はその性格上、対向する移動端末の個数に
比例した処理回路を有する機能ブロックが必要となり、
個々の機能ブロックに対して全て二重化構成とすること
は、著しく経済性を低下させる。
【0021】また、サービスエリア内の接続容量を増加
させるために、異なる無線周波数による多重通信を行な
う場合、各無線周波数に対応して無線チャネル対応部を
設置する必要があり、各無線チャネル対応部を信頼性確
保のため冗長構成にする必要がある。
【0022】本発明は、無線基地局装置において、無線
チャネル対応部の機能ブロック障害に対する予備系機能
ブロックを備え、該機能ブロック障害に対する高い稼動
性(信頼度)を確保するとともに、冗長構成を簡素化し
て装置規模の小型化と低コスト化を図ることを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の無線基地局装置
は、(1)複数の機能ブロックから成り、移動端末との
間及び基地局制御装置との間で信号を送受する無線チャ
ネル対応部を複数収容した無線基地局装置において、前
記複数の無線チャネル対応部に対して共通に使用される
予備系機能ブロックを備えると共に、基地局制御装置と
各無線チャネル対応部との接続を予備系機能ブロックと
の接続に切替える予備系共用手段を備え、且つ、前記各
無線チャネル対応部及び予備系機能ブロック内に、機能
ブロック間のパラレル信号をシリアル信号に変換して転
送する転送手段と、該転送手段を介して監視制御情報を
送受し各機能ブロックの監視制御を実行する手段とを備
えたものである。
【0024】複数の無線チャネル対応部に対して共通の
予備系機能ブロックを設けたことにより装置規模が小型
化され、また、各機能ブロック間をシリアル信号の転送
手段で接続したことにより、機能ブロック間インタフェ
ースが簡素化され、予備系機能ブロックとの切替え、及
び各機能ブロック間の配線が簡素化される。
【0025】また、(2)複数の機能ブロックから成
り、移動端末との間及び基地局制御装置との間で信号を
送受する無線チャネル対応部を複数収容した無線基地局
装置において、前記複数の無線チャネル対応部に対して
共通に使用される予備系機能ブロックを備え、該予備系
機能ブロック及び各無線チャネル対応部は、それぞれ伝
送路を介して、各無線チャネル対応部との接続を予備系
機能ブロックとの接続に切替える予備系共用手段を有す
る基地局制御装置に接続され、且つ、前記各無線チャネ
ル対応部及び予備系機能ブロック内に、機能ブロック間
のパラレル信号をシリアル信号に変換して転送する転送
手段と、該転送手段を介して監視制御情報を送受し各機
能ブロックの監視制御を実行する手段とを備えたもので
ある。
【0026】予備系機能ブロック及び各無線チャネル対
応部は、それぞれ伝送路を介して基地局制御装置に接続
されるようにしたことにより、基地局制御装置に備えた
予備系共用手段により各無線チャネル対応部との接続を
予備系機能ブロックとの接続に切替えられ、基地局制御
装置と各無線チャネル対応部との間の伝送路に障害が発
生した場合でも、基地局制御装置は予備系機能ブロック
と接続され、該予備系機能ブロックにより通信サービス
を継続させることができる。
【0027】また、(3)前記各無線チャネル対応部
は、前記予備系機能ブロックに対して、基地局制御装置
と他の無線チャネル対応部との間で送受される信号を中
継する手段を備えたものである。こうすることにより、
前記(1)の構成のように、予備系機能ブロックと基地
局制御装置との間が直接伝送路により結合されていない
場合であっても、或る無線チャネル対応部と基地局制御
装置との間の伝送路に障害が発生した場合に、予備系機
能ブロックは他の正常な無線チャネル対応部の伝送路を
介して基地局制御装置と結合され、通信サービスを継続
させることができる。
【0028】また、(4)前記各無線チャネル対応部及
び予備系機能ブロック内の転送手段は、基地局制御装置
と送受される無線基地局装置監視制御用の情報と、前記
無線チャネル対応部又は予備系機能ブロック内の監視制
御情報と、移動端末から又は移動端末への通信情報と
を、同一形式のフォーマットにより多重化して転送する
ものである。こうすることにより、転送手段のハードウ
ェア構成及び配線を簡素化することができる。
【0029】また、(5)前記予備系機能ブロックは、
各無線チャネル対応部における物理層終端部及びデータ
リンク層終端部と同等機能の物理層終端部及びデータリ
ンク層終端部を備えたものである。従って、各無線チャ
ネル対応部の物理層終端部及びデータリンク層終端部の
機能ブロックは、二重化する必要がなく現用系のみを備
えればよいので、ハードウェア規模を縮小することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示し、図2はその物理層終端部及びデータリンク層終端
部の機能ブロックの詳細を示す。図1において、無線基
地局装置100は複数の無線チャネル対応部10,20
と予備系機能ブロック30と予備系共用手段40とを備
える。
【0031】各無線チャネル対応部10,20は、それ
ぞれ予備系共用手段40及び伝送路を介して網側の基地
局制御装置200に個別に接続される。予備系共用手段
40は、基地局制御装置200と無線チャネル対応部1
0,20とのインタフェースを予備系機能ブロック30
に対して共用化するもので、無線チャネル対応部10又
は20に障害が発生した際に、障害の無線チャネル対応
部に対向する無線チャネル(RF)対応制御部201又
は202を、予備系機能ブロック30に切替えて接続す
る。
【0032】予備系機能ブロック30は、各無線チャネ
ル対応部10,20の物理層終端部11及びデータリン
ク層終端部12に対して、共通に設けられる予備の機能
ブロックで、物理層終端部31及びデータリンク層終端
部32を備え、それらの機能ブロックで処理される信号
は、無線チャネル対応部10,20の制御部13又は変
復調部14へ又はそれらから引き渡される。
【0033】つまり、無線チャネル対応部10,20内
の物理層終端部11及びデータリンク層終端部12とし
ては現用系のみが設置され、二重化構成を行わず、n:
1の冗長構成となる。一方、無線チャネル対応部10,
20内の変復調部14及び送受信部15は固有の無線周
波数信号を扱うことから、各々二重化構成とする必要が
あり、変復調部14及び送受信部15を制御する制御部
(ネットワーク層終端部)13も二重化構成とする。
【0034】ここで、各無線チャネル対応部10,20
は同一の構成であるので、無線チャネル対応部10及び
予備系機能ブロック30の構成を中心に説明する。ま
た、予備系機能ブロック30内の各機能ブロックは、無
線チャネル対応部10の対応する機能ブロックと同一で
あるので、予備系機能ブロック30の各機能ブロックの
符号を( )内に付し、同時に説明する。
【0035】物理層・データリンク層監視制御部16
(36)は、物理層終端部11(31)及びデータリン
ク層終端部12(32)の状態監視を行ない、多重分離
部17(37)及び第1の転送マッピング部181 (3
1 )を介して制御部13へ監視情報を通知し、また、
制御部13からの制御情報を受け取り、物理層終端部1
1(31)及びデータリンク層終端部12(32)の各
機能ブロックヘの制御を実行する。
【0036】多重分離部17(37)は、無線基地局装
置100の監視制御用の情報(信号ch)と、物理層終
端部11(31)及びデータリンク層終端部12(3
2)の状態監視情報(監視制御情報)とを多重化して第
1の転送マッピング部181 (381 )へ送出する。ま
た、第1の転送マッピング部181 (381 )からの情
報を基地局制御装置200向けのもの(信号ch)と物
理層・データリンク層監視制御部16(36)向けのも
の(監視制御情報)とに分離、分配する。
【0037】第1の転送マッピング部181 (381
は、信号chと監視制御情報とが多重された信号をパラ
レル信号からシリアル信号(例えばE1フレームフォー
マット)へ変換し、第1の切替手段191 を通して接続
された制御部13へ送信する。また、第1の切替手段1
1 を通して接続された制御部13からのシリアル信号
をパラレル信号へ変換し、多重分離部17(37)へ渡
す。
【0038】ここで、第1の転送マッピング部18
1 (381 )により、機能ブロック間の信号転送にシリ
アルインタフェースを適用し、データ線及び制御線を一
本化することにより、従来のパラレルインタフェースに
よる配線に比べて、インタフェース用の信号線本数を1
0分の1程度にまで減らすことができ、機能ブロック間
の配線がシンプルになるとともに、予備系機能ブロック
30への信号切替えが容易になる。
【0039】第2の転送マッピング部182 (382
は、音声chをシリアル信号に変換し、第2の切替手段
192 を通して接続された変復調部14へ送信する。ま
た、変復調部14から第2の切替手段192 を通してシ
リアルインタフェースで受信した信号をパラレル信号に
変換し、物理層終端部11(31)へ引き渡す。
【0040】第1の切替手段191 は制御部13からの
指示により、予備系機能ブロック30のデータリンク層
終端部32の接続と、無線チャネル対応部10のデータ
リンク層終端部12の接続とを切替え、その一方のみを
制御部13へ接続する。第2の切替手段192 は制御部
13からの指示により、予備系機能ブロック30の物理
層終端部31の接続と、無線チャネル対応部10の物理
層終端部11の接続とを切替え、その一方のみを変復調
部14へ接続する。
【0041】第1の切替手段191 と制御部13との間
には第3の転送マッピング部183が配置され、第2の
切替手段192 と変復調部14との間には第4の転送マ
ッピング部184 が配置される。第3及び第4の転送マ
ッピング部183 ,184 は、それぞれ制御部13及び
変復調14部に対してシリアルインタフェースをパラレ
ルインタフェースに変換する。上記各転送マッピング部
及び多重分離部は転送手段を構成する。
【0042】図3〜図5は予備系共用手段40の詳細を
示す。予備系共用手段40はリレー回路等の切替え回路
により構成され、各無線チャネル対応部10,20に対
応する基地局制御装置200の無線チャネル対応制御部
201,202との接続を、予備系機能ブロック30に
対して共用化する手段であり、通常は現用系の無線チャ
ネル対応部10,20に接続しているが、該無線チャネ
ル対応部10(又は20)の物理層終端部11又はデー
タリンク層終端部12の障害が検出されると、制御部1
3からの切替制御により、リレースイッチ等により無線
チャネル対応制御部201(又は202)との接続を予
備系機能ブロック30へ切替える。
【0043】通常時の接続は図3に示す通り、基地局制
御装置200の無線チャネル(RF1)対応制御部20
1は、無線基地局装置100の無線チャネル対応部(R
F1)10に接続され、同様に、無線チャネル(RF
2)対応制御部202は、無線チャネル対応部(RF
2)20に接続される。このとき、予備系機能ブロック
30は開放状態である。
【0044】無線チャネル対応部(RF1)10を予備
系機能ブロック30に切替える場合の接続は図4に示す
通り、基地局制御装置200の無線チャネル(RF1)
対応制御部201は、無線基地局装置100の予備系機
能ブロック30に接続され、無線チャネル(RF2)対
応制御部202は、無線チャネル対応部(RF2)20
に接続されたままである。
【0045】無線チャネル対応部(RF2)20を予備
系機能ブロック30に切替える場合の接続は図5に示す
通り、基地局制御装置200の無線チャネル(RF2)
対応制御部202は、無線基地局装置100の予備系機
能ブロック30に接続され、無線チャネル(RF1)対
応制御部201は、無線チャネル対応部(RF1)10
に接続されたままとなる。
【0046】ここで、予備系共用手段40が図4に示す
接続に切替わった場合について図2を参照して説明する
と、先ず、基地局制御装置200から移動端末方向の下
り回線において、予備系共用手段40からのE1インタ
フェース信号は物理層終端部31に入力され、E1終端
及びATM終端を経てATMセルが抽出される。
【0047】次に、AAL−2/AAL−5分離部31
3 にてATMセルヘッダに指定されたVPI/VCIを
識別することにより、AAL−2とAAL−5のセルに
分離する。(VPI/VCIは、例えばAAL−2では
VPI/VCI=1/255、AAL−5では、VPI
/VCI=2/255であるとする。)
【0048】分離後、AAL−2のセルは、図17の
(a−3)に示すCPSパケットまで分解し、AAL−
5のセルからデータリンク層終端部32にて図17の
(b−4)に示すSSCS−PDUを生成する。ここで
生成したSSCS−PDUをSSCS−PDU〔信号〕
と表記する。
【0049】また、物理層・データリンク層監視制御部
36にて収集した物理層終端部及びデータリンク層終端
部の監視情報を、監視制御転送部361 にてAAL−5
のセルと同じようにSSCS−PDU化する。ここで生
成したSSCS−PDUをSSCS−PDU〔監視〕と
表記する。
【0050】多重分離部37では、SSCS−PDU
〔信号〕とSSCS−PDU〔監視〕とを多重し、第1
の転送マッピング部381 は図6の(a)に示すよう
に、E1フレームにそれぞれのSSCS−PDUをマッ
ピングする。第2の転送マッピング部382 は図6の
(b)に示すように、E1フレームにCPSパケットを
マッピングする。
【0051】第1及び第2の切替手段(SW)191
192 は電子スイッチ等で構成され、制御部13の命令
により予備系共用手段40の切替と同期して予備系機能
ブロック30へ接続を切替える。第1の転送マッピング
部381 でE1フレームにマッピングされたSSCS−
PDU〔信号〕とSSCS−PDU〔監視〕は、第1の
切替手段(SW)191 を経て、第3の転送マッピング
部183 にてE1フレームから抽出されてパラレル信号
に変換され、制御部13へと送られる。
【0052】制御部13では、図17の(b−4)に示
すSSCSヘッダの送信元ID識別により、SSCS−
PDU〔信号〕又はSSCS−PDU〔監視〕の何れで
あるかを判断する。(送信元IDは、例えばSSCS−
PDU〔信号〕ならID=00h、SSCS−PDU
〔監視〕ならID=01h等とする。)
【0053】第2の転送マッピング部382 でE1フレ
ームにマッピングされたCPSパケットは、切替手段
(SW)192 を経て、第4の転送マッピング部384
にてE1フレームから抽出されてパラレル信号に変換さ
れ、変復調部14へと送られる。変復調部14では、図
17の(a−3)に示すCPSパケットヘッダのCID
を識別することによりパケットを取込む。
【0054】また、移動端末から基地局制御装置200
方向への上り回線においては、図2の制御部13で、図
17の(b−4)に示すSSCSヘッダの送信先IDを
識別子として基地局制御装置200向けの監視制御情報
SSCS−PDU〔信号〕と、物理層終端部31及びデ
ータリンク層終端部32の監視制御情報SSCS−PD
U〔監視〕とをSSCS−PDUのフォーマットにより
生成し、第3の転送マッピング部183 にてそれらをE
1フレームにマッピングして送出する。
【0055】E1フレームにマッピングされたSSCS
−PDU信号は、第1の切替手段(SW)191 を経
て、第1の転送マッピング部381 でE1フレームから
パラレル信号のSSCS−PDUとして抽出された後、
多重分離部37でSSCSヘッダの送信先ID識別によ
り、SSCS−PDU〔信号〕とSSCS−PDU〔監
視〕とに分離され、それぞれデータリンク層終端部32
と物理層・データリンク層監視制御部36へと送出され
る。(送信先IDは、例えばSSCS−PDU〔信号〕
ならID=08h、SSCS−PDU〔監視〕ならID
=09h等とする。)
【0056】また、変復調部14からの音声等の通信情
報を格納するCPSパケットは、第4の転送マッピング
部184 にて図6の(b)に示すようにE1フレームに
マッピングされる。この際、変復調部14が複数のユニ
ットで構成されている場合は、マッピングを行なう前に
各ユニットからのCPSパケットをCPS多重分離部1
1 にて多重化する。
【0057】E1フレームにマッピングされたCPSパ
ケットは、第2の切替手段(SW)192 を経て、第2
の転送マッピング部382 でE1フレームからパラレル
信号のCPSパケットとして抽出された後、物理層終端
部31に送られる。
【0058】図7は本発明の第2の実施形態を示し、図
8はその物理層終端部及びデータリンク層終端部を含む
機能ブロックの詳細を示す。この実施形態では、データ
リンク層終端部12(32)にてAAL−5のセルのレ
イヤ2終端を行ない、図9の(a−1)に示すSSCS
−PDU〔信号〕を生成した後に、第1のCPSパケッ
ト生成部171 (371 )にて、そのインフォメーショ
ン部分のみを図9の(a−2)に示すようにCPSパケ
ット化する。ここで生成したCPSパケットをCPSパ
ケット〔信号〕と表記する。
【0059】また、物理層・データリンク層監視制御部
16(36)からの監視情報を第2のCPSパケット生
成部172 (372 )にて同様にCPSパケット化す
る。ここで生成したCPSパケットをCPSパケット
〔監視〕と表記する。CPSパケット〔信号〕及びCP
Sパケット〔監視〕には、CPSパケット化する際に各
々固有のCIDを付与する。(例えばCPSパケット
〔信号〕にはCID=254、CPSパケット〔監視〕
にはCID=255等を付与する。)
【0060】CPSパケット〔信号〕とCPSパケット
〔監視〕は、タイミングを合わせるため一時バッファメ
モリ173 (373 )に蓄積され、多重分離部17(3
7)にて多重された後、第1の転送マッピング部181
(381 )にて図9の(b)に示すようにE1フレーム
のタイムスロットTS16ヘマッピングする。
【0061】音声等の通信情報を格納するCPSパケッ
ト(このCPSパケットをCPSパケット〔音声〕と表
記する。)は、多重分離部17(37)にてCPSパケ
ット〔信号〕及びCPSパケット〔監視〕と共に多重さ
れ、第1の転送マッピング部181 (381 )にて図9
の(b)に示すように、タイムスロットTS0及びTS
16を避けながらE1フレームにマッピングする。
【0062】切替手段(SW)19は電子スイッチ等で
構成され、制御部13の命令により予備系共用手段40
の切替と同期して予備系機能ブロック30への接続を切
替える。第1の転送マッピング部181 (381 )でE
1フレームにマッピングされたCPSパケット〔信
号〕、CPSパケット〔監視〕及びCPSパケット〔音
声〕は、切替手段(SW)19を経て第2の転送マッピ
ング部183 にてE1フレームから抽出されてパラレル
信号に変換され、多重分離部374 により分離される。
【0063】タイムスロットTS16から抽出された信
号はバッファメモリ375 (図8参照)に一次蓄積して
CPSパケットの形に復元し、制御部13に送出され
る。制御部13では、CID値により、CPSパケット
〔信号〕であるか又はCPSパケット〔監視〕であるか
を判断し、CPSパケットを分解して情報を取り出す。
タイムスロットTS16以外から抽出したパケットは変
復調部14に送信され、変復調部14でCID識別によ
る選別の後に取込まれる。
【0064】以上は基地局制御装置から移動端末方向へ
の下り回線の信号の流れであるが、移動端末から基地局
制御装置方向への上り回線においては、制御部13にて
基地局制御装置向けの監視制御情報と、物理層終端部及
びデータリンク層終端部の監視制御情報とをCPSパケ
ットのフォーマットに詰め、それぞれCPSパケット
〔信号〕とCPSパケット〔監視〕として固有のCID
を付与して生成し、バッファメモリ375 に一時蓄積し
てタイミングを合わせながら、図9の(b)に示すよう
に第2の転送マッピング部183 にてそれらをE1フレ
ームのタイムスロットTS16にマッピングして送出す
る。(CIDは、例えば基地局制御装置向けならCID
=253、部分予備共用部向けならCID=222等を
付与する。)
【0065】変復調部14では、移動端末からの信号を
CPSパケット〔音声〕化して、CPS多重部141
て複数の変復調部14からのパケットを多重化した後、
図9の(b)に示すようにタイムスロットTS16を避
けながらE1フレームにマッピングする。
【0066】E1フレームにマッピングされた信号は切
替手段(SW)19を経て、第一の転送マッピング部1
1 (381 )でE1フレームからCPSパケットとし
て抽出された上、多重分離部37にてCIDの識別によ
りCPSパケット〔信号〕とCPSパケット〔監視〕と
CPSパケット〔音声〕とに分離される。
【0067】CPSパケット〔音声〕はそのままALL
−2生成部317 へ送られ、CPSパケット〔信号〕は
CPSパケット分解部371 ´で分解され、SSCS−
PDUを生成する。CPSパケット〔監視〕は監視制御
転送部361 へ送出されて分解され、監視制御情報が取
り出される。
【0068】このように、音声chと信号chと監視制
御情報を、CPSパケット〔音声〕とCPSパケット
〔信号〕とCPSパケット〔監視〕による同一形式のパ
ケットで転送することにより、第1の実施形態に比べ更
に転送手段のハードウェア構成及び配線を簡素化するこ
とができる。
【0069】図10は本発明の第3の実施形態を示し、
図11はその物理層終端部及びデータリンク層終端部を
含む機能ブロックの詳細を示す。この実施形態は、第1
又は第2の実施形態において無線基地局装置100に設
けた予備系共用手段40を、基地局制御装置200側に
設けたものである。
【0070】基地局制御装置200の無線チャネル(R
F1)対応制御部201又は無線チャネル(RF2)対
応制御部202との間を接続する伝送路上の信号が何ら
かの原因で途絶えた場合、無線チャネル(RF1)対応
制御部201又は無線チャネル(RF2)対応制御部2
02にて、下り伝送路511 又は521 (図11参照)
の障害の場合は対局警報が、上り伝送路512 又は52
2 の障害の場合は回線断警報が検出され、該伝送路障害
を検出した無線チャネル(RF1)対応制御部201又
は無線チャネル(RF2)対応制御部202は、予備系
共用手段40のスイッチを予備系機能ブロック30が接
統された伝送路531 ,532 へ切替える。
【0071】このように、予備系共用手段40を基地局
制御装置200側に設け、該予備系共用手段40と無線
基地局装置100の予備系ブロック30との間を伝送路
53 1 ,532 を用いて接続することにより、無線チャ
ネル対応部(RF1)10又は無線チャネル対応部(R
F2)20と基地局制御装置200との間の伝送路に異
常が発生した場合でも、基地局制御装置200の無線チ
ャネル(RF1)対応制御部201又は無線チャネル
(RF2)対応制御部202は、予備系ブロック30と
伝送路531 ,532 を介して接続され、冗長構成を保
つことができる。
【0072】図12、図13は本発明の第4の実施形態
を示す。この実施形態は、第1又は第2の実施形態にお
ける予備系機能ブロック30内の物理層終端部31を、
無線基地局装置10内で、各無線チャネル対応部10,
20内の物理層終端部11,21に接続する転送路61
1 ,612 ,621 ,622 を設けたものである。
【0073】基地局制御装置200から移動端末方向へ
の下り回線において、例えば無線チャネル(RF1)対
応制御部201と無線チャネル対応部(RF1)10と
を結ぶ伝送路51上の信号が何らかの理由で途絶えた場
合、基地局制御装置200の無線チャネル(RF1)対
応制御部201は、対局警報又は回線断警報を検出し、
基地局制御装置200内の経路203を通して無線チャ
ネル(RF2)対応制御部202に送信すべき情報を引
き渡す。
【0074】このとき、無線チャネル(RF1)対応制
御部201から無線チャネル(RF2)対応制御部20
2へ引き渡すATMセルのVPI/VCI値には通常と
異なる値を与える。例えば、無線チャネル(RF1)対
応制御部201から無線チャネル(RF2)対応制御部
202に引き渡されるAAL−2のセルはVPI/VC
I=3/255,AAL−5のセルはVP1/VC1=
4/255等とする。
【0075】無線チャネル(RF2)対応制御部202
では、無線チャネル(RF1)対応制御部201から引
き渡されたセルを多重化し、伝送路52を用いて無線チ
ャネル対応部(RF2)20に向けて送信する。無線チ
ャネル対応部(RF2)20ではこれらの信号を受信し
てE1終端、ATM終端処理を行なった後、図13のA
AL−2/AAL−5分離部213 にてATMセルのV
PI/VCIの値を識別し、VPI/VCI=1/25
5或いは2/255なら自対応部向けとして更にAAL
−2,AAL−5の分離を行ない、VPI/VCI=3
/255或いは4/255なら無線チャネル(RF1)
対応制御部201からの信号として、転送路621 を用
いて予備系機能ブロック30のAAL−2/AAL−5
分離部313 へ該セルを中継して引き渡す。
【0076】予備系機能ブロック30のAAL−2/A
AL−5分離部313 へ到達したATMセルは、VPI
/VCIの値を識別してAAL−2とAAL−5のセル
に分離され、以後第1又は第2の実施形態と同様に処理
を行なう。
【0077】また、移動端末から基地局制御装置方向へ
の上り回線においては、無線チャネル対応部(RF1)
10の制御部13又は変復調部14から入力された情報
は、下り回線と同様のVPI/VCIを割り当てられた
ATMセルとして組み立てられ、図13の予備系機能ブ
ロック30のAAL−2/AAL−5多重部314 で多
重された後、転送路622 を通って無線チャネル対応部
(RF2)20のAAL−2/AAL−5多重部214
へと転送される。
【0078】無線チャネル対応部(RF2)20のAA
L−2/AAL−5多重部214 では、無線チャネル対
応部(RF1)10からのATMセルと無線チャネル対
応部(RF2)20のATMセルとを多重し、伝送路5
2を介して基地局制御装置200の無線チャネル(RF
2)対応制御部202へと送信する。
【0079】無線チャネル(RF2)対応制御部202
では、VPI/VCIの値を識別して無線チャネル対応
部(RF1)10からの信号(VPI/VCI=3/2
55又は4/255のATMセル)を、基地局制御装置
200内の経路204を通して無線チャネル(RF1)
対応制御部201へ転送する。
【0080】このように予備系機能ブロック30内の物
理層終端部31を、各無線チャネル対応部10,20内
の物理層終端部11,21それぞれに接続する転送路6
1,612 ,621 ,622 を設けることにより、基
地局制御装置200と無線基地局装置100との間に予
備系機能ブロックのための伝送路を追加して設けること
なく、伝送路障害に対する冗長構成を保つことができ
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主要な機能ブロックの一部を複数の無線チャネル対応部
により共通に使用される予備系機能ブロックとして設け
ることにより、信頼性の良い無線基地局装置を小型かつ
低コストで構築することができる。また、機能ブロック
間をシリアル転送手段で結合することにより、予備系機
能ブロックへの切替え及び機能ブロック間インタフェー
スが簡素化される。
【0082】更に、予備系機能ブロックと基地局制御装
置とを接続する予備伝送路を備えることにより、又は、
予備系機能ブロックと各無線チャネル対応部との間に転
送路を設け、複数の無線チャネル対応部間で基地局制御
装置との伝送路を共有化することにより、基地局制御装
置と無線チャネル対応部間の伝送路障害に対する冗長構
成が確保され、信頼性を向上させることができる。更
に、機能ブロック間でシリアル転送される情報のパケッ
ト形式を揃えることにより、転送手段が簡素化され、小
型且つ低コストで信頼度の高い無線基地局装置を構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の機能ブロックの詳細
を示す図である。
【図3】本発明の予備系共用手段の詳細を示す図であ
る。
【図4】本発明の予備系共用手段の詳細を示す図であ
る。
【図5】本発明の予備系共用手段の詳細を示す図であ
る。
【図6】本発明におけるE1フレームと各種パケットと
の対応を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の機能ブロックの詳細
を示す図である。
【図9】本発明におけるE1フレームとCPSパケット
との対応を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態の機能ブロックの詳
細を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施形態の詳細を示す図であ
る。
【図14】従来の無線基地局装置の機能ブロックを示す
図である。
【図15】従来の無線基地局装置の機能ブロックの詳細
を示す図である。
【図16】E1フレームフォーマットとATMセルとの
対応を示す図である。
【図17】ATMセルと各種パケットとの対応を示す図
である。
【符号の説明】
100 無線基地局装置 10,20 無線チャネル対応部 30 予備系機能ブロック 11,31 物理層終端部 12,32 データリンク層終端部 13 制御部(ネットワーク層終端部) 14 変復調部 15 送受信部 16,36 物理層・データリンク層監視制御部 17,37 多重分離部 181 ,381 第1の転送マッピング部 182 ,382 第2の転送マッピング部 183 第3の転送マッピング部 184 第4の転送マッピング部 191 第1の切替手段 192 第2の切替手段 40 予備系共用手段 200 基地局制御装置 201,202 基地局制御装置内の無線チャネル(R
F)対応制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 三浩 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K051 CC07 DD15 EE07 LL07 5K067 AA42 BB02 CC08 EE02 EE10 EE16 HH17 KK11 LL05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能ブロックから成り、移動端末
    との間及び基地局制御装置との間で信号を送受する無線
    チャネル対応部を複数収容した無線基地局装置におい
    て、 前記複数の無線チャネル対応部に対して共通に使用され
    る予備系機能ブロックを備えると共に、基地局制御装置
    と各無線チャネル対応部との接続を予備系機能ブロック
    との接続に切替える予備系共用手段を備え、 且つ、前記各無線チャネル対応部及び予備系機能ブロッ
    ク内に、機能ブロック間のパラレル信号をシリアル信号
    に変換して転送する転送手段と、該転送手段を介して監
    視制御情報を送受し各機能ブロックの監視制御を実行す
    る手段とを備えたことを特徴とする無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 複数の機能ブロックから成り、移動端末
    との間及び基地局制御装置との間で信号を送受する無線
    チャネル対応部を複数収容した無線基地局装置におい
    て、 前記複数の無線チャネル対応部に対して共通に使用され
    る予備系機能ブロックを備え、該予備系機能ブロック及
    び各無線チャネル対応部は、それぞれ伝送路を介して、
    各無線チャネル対応部との接続を予備系機能ブロックと
    の接続に切替える予備系共用手段を有する基地局制御装
    置に接続され、 且つ、前記各無線チャネル対応部及び予備系機能ブロッ
    ク内に、機能ブロック間のパラレル信号をシリアル信号
    に変換して転送する転送手段と、該転送手段を介して監
    視制御情報を送受し各機能ブロックの監視制御を実行す
    る手段とを備えたことを特徴とする無線基地局装置。
  3. 【請求項3】 前記各無線チャネル対応部は、前記予備
    系機能ブロックに対して、基地局制御装置と他の無線チ
    ャネル対応部との間で送受される信号を中継する手段を
    備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基
    地局装置。
  4. 【請求項4】 前記各無線チャネル対応部及び予備系機
    能ブロック内の転送手段は、基地局制御装置と送受され
    る無線基地局装置監視制御用の情報と、前記無線チャネ
    ル対応部又は予備系機能ブロック内の監視制御情報と、
    移動端末から又は移動端末への通信情報とを、同一形式
    のフォーマットにより多重化して転送することを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の無線基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記予備系機能ブロックは、各無線チャ
    ネル対応部における物理層終端部及びデータリンク層終
    端部と同等機能の物理層終端部及びデータリンク層終端
    部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の無線基地局装置。
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