JPH0214612Y2 - - Google Patents

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JPH0214612Y2
JPH0214612Y2 JP1982170546U JP17054682U JPH0214612Y2 JP H0214612 Y2 JPH0214612 Y2 JP H0214612Y2 JP 1982170546 U JP1982170546 U JP 1982170546U JP 17054682 U JP17054682 U JP 17054682U JP H0214612 Y2 JPH0214612 Y2 JP H0214612Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、ロツク装置に係り、特に自動車のド
アに施すに適したロツク装置に関する。
従来の電動駆動装置を有する型式のロツク装置
では、鎖錠操作用のロツク・アンロツクレバーが
ロツク装置本体内部に設けられており、このロツ
ク・アンロツクレバーに連なる電動駆動装置によ
つてロツク・アンロツクレバーが回動されて、ロ
ツク状態またはアンロツク状態が得られる。
かかるロツク装置においては、電動駆動装置の
出力は、ピニオンとセクタギア等の運動変換機構
を介してロツク・アンロツクレバーに伝えられる
が、このような機構による駆動力の増大には限度
があり、駆動装置を出力の大きなものとしなけれ
ばならない。
一方、従来のロツク装置では、ロツク位置およ
びアンロツク位置のいずれかにロツク・アンロツ
クレバーを保持するために、死点を境にしていず
れかの側に弾圧力を及ぼす、いわゆるオーバーセ
ンターばねが設けられているが、オーバーセンタ
ーばねは比較的強力であるから、それに打勝つて
ロツク・アンロツクレバーを回動させるにはかな
り大きな力が必要であり、したがつて駆動装置の
出力を大きくしなければならないという問題があ
る。
以上の点に鑑み、本考案の目的とするところ
は、カム効果を利用することによつて駆動装置の
出力を飛躍的に増大させてロツク・アンロツクレ
バー等のロツク・アンロツク部材に伝達すること
ができ、しかも動力操作の場合にはオーバーセン
ターばねが不要で、これによつて、小型で小出力
の駆動装置の使用を可能にするロツク装置を提供
することにある。
本考案によれば、ロツク装置のロツク・アンロ
ツク部材を駆動する動力操作機構に、動力により
往復回転駆動される回転板を設け、この回転板に
その回転中心まわりの渦巻状カムを形成し、この
カムに係合するカム従動子を有するレバーを、該
カムを介して回転板の回転により回動させ、この
レバーの回動をロツク・アンロツク部材に伝達す
るように構成する。
かかる機構を用いることによつて動力操作機構
は増力機構として作用するが、このような機構の
主要部をケース内に密に収めて防水、防塵性を向
上させることも本考案の目的とするところであ
る。かかる防水、防塵性の向上は、ロツク・アン
ロツク状態の確認等のための電気回路のスイツチ
を動力操作機構と連動させる構成をとつた場合
に、該スイツチをケース内に密に収めることによ
つて特に有用なものとなる。
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
第1図に全体を示すロツク装置は公知のロツク
装置本体1を有している。この本体1内には自動
車の車体側に固定したストライカSとかみ合う図
示しないラツチ、ストライカとラツチのかみ合い
状態を保持するようにラツチに係合してその回転
を阻止するラチエツト、ラチエツトをラツチとの
係合からはずしてラツチの回転を許しストライカ
とラツチのかみ合いを解く解放レバー等の公知の
部材が設けられている。そして、これらの部材に
ロツク状態およびアンロツク状態を与えるための
公知のロツク・アンロツクレバーLが枢軸2のま
わりに回動自在に設けられている。ロツク・アン
ロツクレバーLの図の実線位置はアンロツク位置
で、この位置では自動車の扉のハンドルを引く
と、解放レバーがラチエツトに作用してラチエツ
トがラツチとの係合状態を解かれ、ラツチが回動
を許されてストライカを釈放し、扉を開くことが
できる。これに対し、ロツク・アンロツクレバー
Lが図の鎖線で示すロツク位置へ回動させられる
と、扉のハンドルを引いても解放レバーがラチエ
ツトに作用することができず、したがつて扉を開
くことができない。以上の機構および作用は公知
のものであるから、詳細な説明は省略する。
このようにロツク装置にロツク状態およびアン
ロツク状態をとらせるために、ロツク・アンロツ
クレバーが用いられるが、このロツク・アンロツ
クレバーの操作は、高級車では運転者によつて付
勢されるソレノイド、モータなどによつて行なわ
れる。いずれにしても、ロツク・アンロツクレバ
は、周知のようにロツク位置またはアンロツク位
置のいずれかの位置をとり、その中間の位置をと
り得ないようにしなければならない。したがつ
て、従来のロツク装置ではロツク・アンロツクレ
バーがその揺動の両終端位置へクリツクモーシヨ
ンを伴つて変位し中間位置をとり得ないようにな
つている。このためには、ロツク・アンロツクレ
バーに比較的強力なオーバーセンターばね(思案
ばね)が装着されていて、ロツク・アンロツクレ
バーがその揺動の中間点すなわち死点を過ぎる
と、オーバーセンターばねの力で急速にいずれか
の終端位置へ向つてスナツプ動作で回動しその終
端位置を保持するようになつている。したがつ
て、ロツク・アンロツクレバーをその一方の終端
位置から他方の終端位置へ移動させる場合、それ
を死点位置を越える位置まで変位させるのにかな
り大きな力を必要とする。このため、ロツク・ア
ンロツクレバーの回動を動力で行なう場合には、
ソレノイドまたはモータに比較的大きな電流を流
さなければならない。この電流値は、ドアロツク
装置が各ドアに設けられている関係上冒頭に述べ
たようにドアの数に比例して大きくなる。
本考案は、動力操作機構にカム作用で力を増大
させる機構を含ませ、これによつて駆動装置から
の小さい出力でロツク・アンロツクレバー等のロ
ツク部材を駆動することを可能にし、しかも動力
操作機構自体にはオーバーセンターばねを設置し
はくてもよいようにするものである。
第1図および第2図において、Pは動力操作機
構を全体的に示し、Mはロツク・アンロツクレバ
ーLをロツク位置とアンロツク位置との間で回動
させる駆動モータであつて、モータケース3の内
部に収容されている。モータMは正逆転自在とさ
れ、その出力軸にはピニオン4が設けられ、この
ピニオンは回転板5の外周の歯5aにかみ合つて
いる。回転板5はケース6内に収容されていてそ
の回転軸線まわりで回転する。
動力操作機構Pの詳細は第3図に示す通りであ
つて、ケース6は電気絶縁材からなるケース基部
6aおよびケースカバー6bから構成されてい
る。ケース基部6aは、主底壁7と主底壁の一側
にある凹所8とを有し、主底壁7には前記回転板
5を受ける受面10が設けられ、この受面10上
に回転板5が回転自在に支持される。受面10に
は孔10aが形成されている。ケースカバー6b
の裏面には図示しない短軸6c(第2図)が一体
的に突設され、ケースカバー6bをケース基部6
aに被せて回転板5を覆うと、短軸6cは回転板
5の表面のボス11の孔内に摺動自在に嵌入し、
さらに短軸6c先端の一体的小径突起がケース基
部6aの孔10aにはめ込まれ、回転板5はその
短軸6cまわりで回転自在となる。
ケースカバー6bはその表面に前述のモータケ
ース3を一体的に有し、その内部にモータMが収
容される。一方、ケースカバー6bは、それをロ
ツク装置本体1に第1図に示すように固定するた
めのブラケツト12,13を一体的に有してい
る。また、ケースカバー6bは、それをケース基
部6aにねじ止めするための孔15,16等を有
しており、これらの孔はケース基部6aの孔1
7,18等と一致するようになつている。
ケース基部6aの凹所8内には1対の導電片2
0,21が固定され、それらの先端にはコード2
2,23が接続されてケース6外へ導き出されて
いる。コード22,23は警報ランプPLおよび
電源Eに直列に接続されている。
導電片20,21を相互に接続したり、それら
の接続を断つたりするために接触片25が設けら
れる。この接触片25は板ばね材からなり、先端
が屈曲したアーム25aと短いアーム25bとを
有しており、それらアームの先端には接触突部2
6a,26bが設けられている。接触片25の基
部には角孔28が形成されている。
30は内部回動レバーであつて、この内部回動
レバーの先端には突起状のカム従動子31が形成
されている。また、内部回動レバー30の基部に
は角軸32が突設され、この角軸32の内部に貫
通孔33が形成されている。
35は外部回動レバーであつて、その先端には
長孔36が形成され、その基部には円筒部37が
設けられ、この円筒部37の内部に環状間隙39
を介してボス38が同心的に突設されている。ボ
ス38の内部には角穴40が形成される。この角
穴40は前記角軸32を密に受ける寸法をもつて
いる。環状間隙39は第4図に示すように底を有
し、ボス38と円筒部37はつながつており、角
穴40の底にはさらに丸孔41が形成されてい
る。
ケース基部6aの凹所8には一段高い部分8a
が設けられ、この部分8aに孔42が形成されて
いる。第5図に示すようにこの孔42を形成する
ようにケース基部6aの外側へ向つて円筒壁43
が突設されている。
回転板5の裏面には第6図に示すように渦巻状
のカム45が形成されている。このカム45は図
示の実施例ではカム溝をなしている。渦巻状カム
45は一端46aおよび他端46bを有し、これ
らの端は回転板5の半径方向に離れている。ま
た、一端46aおよび他端46bは半径方向の連
通溝47によつて連通しており、これによつてカ
ム溝および連通溝は無端状の溝を形成する。
以上に述べた部材の組立てにあたつては、ケー
ス基部6aの凹所8に第3図に示すように導電片
20,21を取付け、一段高い所8aの孔42内
へ外部回動レバー35のボス38を第7図に示す
ように外側から挿入して内部へ突出させ、次い
で、内部回動レバー30の角軸32のまわりに接
触片25を角孔28によつてはめた状態で、角軸
32をボス38の角穴40内へはめ込み、次いで
外部回動レバー35の丸孔41を経て外側からボ
ルト50を挿通し、それを角軸32の孔33から
突出させ、ナツト51で締結する。これによつ
て、第7図の状態が得られる。すなわち、この状
態では、ケース基部6aの円筒壁43の外側に外
部回動レバー35の円筒部37が密に接し、ケー
ス基部6aの内部と外部は入組んだ組合せ部によ
つて完全に密封される。そして、内部回動レバー
30と外部回動レバー35は角軸32の角穴40
内へはめ込みによつて一体化され、両レバーは、
ケース基部6a側の円筒壁43の内外壁面に対
し、外部回動レバー35のボス38および円筒部
37が摺接することによつて一緒に回動自在とな
る。
次に、内部回動レバー30のカム従動子31が
カム溝45にはめ込まれるようにして回転板5を
挿入し、ケースカバー6bをモータMと共にケー
ス基部6aに被せ、モータ軸のピニオン4を回転
板5の歯5aにかみ合せ、止めねじによつてケー
スカバー6bをケース基部6aに固定し、さらに
ケースカバー6bのブラケツト12,13をロツ
ク装置本体1に第1図に示すように固定する。こ
れによつて、第1図および第2図の状態が得られ
る。
この組立て状態では、外側回動レバー35は第
2図に示すようにケース6の外側に支持され、そ
の先端の長孔36には第8図にも示すようにロツ
ク・アンロツクレバーLのピン55が挿入され
る。ロツク・アンロツクレバーLはその枢軸2に
よつて第2図に示すように枢着されている。
以上の構成において、モータMによりピニオン
4を介して回転板5をいずれかの方向に回転させ
ると、そのカム45に係合しているカム従動子3
1は、カムの形に従つて回転板5の半径方向に変
位し、これによつて内部回動レバー30が回動
し、それと共に外部回動レバー35も回動するか
ら、その先端の長孔36内のピン55を介してロ
ツク・アンロツクレバーLが回動させられ、ロツ
ク位置またはアンロツク位置をとる。
ところで、このようにロツク位置とアンロツク
位置の間でロツク・アンロツクレバーLを回動さ
せるにあたつては、回転板5をいずれかの方向に
モータMにより回転させるわけであるが、モータ
Mの回転は、従動子31がカムのいずれかの端4
6a,46bに達してカム溝の端壁に突当るまで
は続けてなされる。したがつて、回転板5のいず
れかの方向への回転により、ロツク・アンロツク
レバーLは自動的にロツク位置またはアンロツク
位置に移動されてその位置を保持することにな
り、ロツク・アンロツクレバーをいずれかの位置
に保持するためのオーバーセンターばねは動力操
作のみに関しては不要となる。
以上のようにモータMの操作によりロツク、ア
ンロツク状態を得ることができるが、手動による
操作を行なうには、適当な機構(図示しない)を
介してロツク・アンロツクレバーLに操作力を加
える。この時のロツク・アンロツクレバーの回動
は、外部回動レバー35を介して内部回動レバー
30に伝わり、カム従動子31を変位させるが、
カム従動子は連通溝47内に変位するのみで回転
板5は回転させられない。したがつて、従来のよ
うに、手動操作時に、動力駆動装置にも手動操作
の影響が及ぶことがない。ロツク・アンロツクレ
バーLには、手動操作時における節動を与えるた
めに、適当な公知のオーバーセンターばねを付設
することができるが、動力操作機構に含まれる回
転板5のカム溝45を介してのカム従動子31へ
の後述の増力効果を伴う力の伝達により出力が飛
躍的に増大するので、オーバーセンターばねの力
に抗するためにもモータMの出力は従来例よりも
小さくてよい。
カム従動子31に対する増力効果を第9図につ
いて説明すると、同図においてO1は回転板5の
回転中心軸であり、この回転中心軸を通る半径の
方向に対して直角以外の角度で交差するカム溝4
5内に前述のカム従動子31が挿入されている。
このカム従動子31を支持する内側回動レバー3
0の枢軸の回転軸線はO2で示される。いま、回
転板5にM0で示すトルクが作用すると、カム従
動子31には、それがカム溝45の側壁と接する
点Pに力F0が作用する。点O1とPの距離をl0とす
ると、F0=M0/l0である。この力F0は、点Pとカム 従動子中心を通る力の成分F1と他の力の成分F2
とからなる。いま、点Pの圧力角をθとすると、
F1=F0/sinθでありsinθは1より小であるからF1> F0であり特に圧力角θが小さい時にはF1はF0
対してはるかに大となる。したがつて、カム従動
子31にはきわめて増大された力F1が作用する
ことになる。この力F1の力線に点O2から降した
垂線の長さをl1とすると、点O2にはきわめて大き
なトルクM1=F1l1が作用する。
前述のような内部、外部回動レバー30,35
の回動によつて、ロツク位置およびアンロツク位
置が得られるが、それらレバーの回動と共に接触
片25も回動する。第1図および第10図に示す
アンロツク位置では、接触片25の接触アーム2
5a,25bの突部26a,26bは導電片2
0,21にそれぞれ接触しており、したがつて回
路が閉じて警報ランプPLが点灯し、ロツクがな
されていないことを知らせる。よつて、モータM
を作動させてロツク・アンロツクレバーLをロツ
ク位置へ回動させると、第11図に示すように一
方の接触アーム25bが導電片20から離れるの
で、回路が遮断され、警報ランプPLが消え、警
報がなくなり、ロツクがなされたことがわかる。
このように密閉されたケース6内に警報装置の
開閉接点を設けることによつて、故障し易い接点
の防水、防塵が確実になされることになり、故障
がきわめて少なくなり、かつ、開閉接点を独立し
て外部に設ける場合に比し、部品数を少なくでき
る。また、接触片25が板ばねからなり、内部回
動レバー30を介して他の部材に弾性的押圧力を
作用させるので、振動によつてケース内の部材が
がたつくことがなく防振効果が得られる。
以上に述べたように、本考案では、ロツク・ア
ンロツク状態の切換えのための動力操作機構中
に、カム作用による増力機構を組み込んだので、
小出力の駆動装置で所定の動力操作を行なうこと
ができる。また、動力操作機構のみについて言え
ばオーバーセンターばねなしでも節動を得ること
ができ、オーバーセンターばねに打勝つ出力分だ
け動力源の出力を小さくすることができる。そし
て、本考案では、増力機構をケース内に密封状に
収めることによつて防水、防塵性を高めることが
でき、しかも密封してあるにもかかわらず、ケー
ス内部の部材の回動変位をケース外の外部回動レ
バーの回動変位として取出して、ロツク・アンロ
ツクレバー等の部材に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロツク装置の正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は同要部分解
斜視図、第4図は外部回動レバーの断面図、第5
図はケース基部の一部の断面図、第6図は回転板
の背面図、第7図はケース基部と内部、外部回動
レバーの関係を示す第2図の一部拡大図、第8図
は内部、外部回動レバー、回転板、ロツク・アン
ロツクレバーの関係を示す図、第9図は増力効果
の力学的説明図、第10図および第11図はロツ
ク・アンロツク状態の警報装置の異なる接続状態
を示す図である。 L……ロツク・アンロツク部材(レバー)、P
……動力操作機構、S……ストライカ、M……モ
ータ、1……ロツク装置本体、4……ピニオン、
5……回転板、5a……歯、6……ケース、6a
……ケース基部、6b……ケースカバー、8……
凹所、20,21……導電片、25……接触片、
28……角孔、30……内部回動レバー、31…
…カム従動子、32……角軸、33……貫通孔、
35……外部回動レバー、36……長孔、37…
…円筒部、38……ボス、40……角穴、42…
…孔、43……円筒壁、45……カム(溝)、4
6a,46b……カム45の端、47……連通
溝、50……ボルト、51……ナツト、55……
ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ロツク状態およびアンロツク状態をそれぞれ
    与えるロツク位置およびアンロツク位置の間で
    変位自在のロツク・アンロツク部材と、このロ
    ツク・アンロツク部材を前記両位置の間で変位
    させる動力操作機構とを有するロツク装置にお
    いて、動力操作機構を、ケースと、このケース
    内に動力により往復回転駆動自在に支持されか
    つ表面に渦巻状カムを有する回転板と、ケース
    内に設けられかつ前記カムに係合するカム従動
    子を有する内部回動レバーと、ケース外に設け
    られ内部回動レバーに連動する外部回動レバー
    と、この外部回動レバーを前記ロツク・アンロ
    ツク部材に連結する手段とにより構成し、前記
    渦巻状カムは回転板の回転中心軸に関しての半
    径方向に位置のずれた一端および他端を有し、
    これにより、回転板の回転に伴うカム従動子の
    半径方向変位によつて内部回動レバーがその回
    転中心のまわりで回動変位するようにし、ケー
    スに形成した孔には、外部回動レバーの回転中
    心から突設したボスをケース外からケース内へ
    向つて密封状態ではめ込み、そのボスに、内部
    回動レバーの回転中心の回転軸を両者の相対回
    転を阻止した状態ではめ込んだことを特徴とす
    るロツク装置。 2 ケースの孔に外方へ突出する円筒壁を設け、
    この円筒壁内に外部回動レバーのボスを回転自
    在に密にはめ込み、外部回動レバーには前記円
    筒壁の外周に摺動自在に接するようにボスを囲
    んで同心的に円筒部を形成してなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のロツク装置。 3 外部回動レバーのボスの内部に角穴を設け、
    内部回動レバーの回転軸を角軸とし、角穴内に
    角軸をはめ込んでなる実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載のロツク装置。
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JPH0726529Y2 (ja) * 1988-03-31 1995-06-14 アイシン精機株式会社 ドアロック装置
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JPH0752911Y2 (ja) * 1989-06-06 1995-12-06 株式会社大井製作所 自動車用ドアロックの操作装置

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