JPH02145501A - 殺生剤粒剤組成物 - Google Patents

殺生剤粒剤組成物

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JPH02145501A
JPH02145501A JP29894588A JP29894588A JPH02145501A JP H02145501 A JPH02145501 A JP H02145501A JP 29894588 A JP29894588 A JP 29894588A JP 29894588 A JP29894588 A JP 29894588A JP H02145501 A JPH02145501 A JP H02145501A
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JP
Japan
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clay
biocide
calcium carbonate
dispersant
water
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Application number
JP29894588A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Jun Taguchi
田口 准
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は殺生剤粒剤組成物に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
殺生剤粒剤用の担体としてはタルク、クレー カオリン
、炭酸カルシウム、石膏およびベントナイト等が使用さ
れてきた。
その中でベントナイトは粒剤製造時の造粒性、粘結性お
よび水に対する膨潤性に優れていることから多く用いら
れてきた。
しかしながらベントナイトは下記欠点を有している。
■)弱アルカリ性(pH8〜10)であるためアルカリ
性で不安定な殺生剤には使用できない。
2)高価であるため粒剤製剤コストが高い。
一方、中〜弱酸性(pH5〜7)のタルク及び安価で品
質も安定している炭酸カルシウムではベントナイトに比
べ造粒性が著しく劣り造粒速度も遅く押出し造粒機等の
スクリーン破損が多く練込造粒の担体として使用する場
合ベントナイトを10%以上も併用していた。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは担体としてクレーもしくはクレーを主体と
するか、または炭酸カルシウムもしくは炭酸カルシウム
を主体とする無機鉱物性微粉末を使用し造粒性の優れた
殺生剤粒剤組成物について鋭意検討した結果、本発明に
到達した。
すなわち本発明は、カルボキシメチルセルロースの一価
の塩(A)、クレーもしくはクレーを主体とするか、ま
たは炭酸カルシウムもしくは炭酸カルシウムを主体とす
る無機鉱物性微粉末(B)、殺生剤(C)および分散剤
(D)を必須成分として含有することを特徴とする殺生
剤粒剤組成物である。
本発明で使用されるカルボキシメチルセルロースの一価
の塩はセルロースの水酸基にカルボキシメチル基がエー
テル結合したもので一価の塩としてはアルカリ金属(リ
チウム、ナトリウム、カリウムなど)塩、アンモニウム
塩および有機アミン(トリエタノールアミンなど)塩が
あげられる。
これらのうち好ましくはナトリウム塩である。
本発明で使用されるカルボキシメチルセルロースの一価
の塩は常法で得られるものでよく、たとえば木材パルプ
あるいはリンターパルプを高濃度の水酸化ナトリウム溶
液に浸漬した後、過剰の水酸化ナトリウムを除去しアル
カリセルロースとする。
次にモノクロル酢酸またはモノクロル酢酸ナトリウムお
よび水酸化ナトリウムを作用させてカルボキシメチルセ
ルロースのナトリウム塩を得る。
このものは不純物として多量の塩化ナトリウムおよびグ
リコール酸ナトリウムを含んでおりその精製度によって
B粉(カルボキシメチルセルロース含量50〜60%)
、S粉(カルボキシメチルセルロース含量的70%)お
よびA粉(メタノールで精製した高純度のもの、たとえ
ばカルボキシメチルセルロース含量95%)に分類され
ているが本発明の殺生剤粒剤組成物における造粒性改良
剤としてはいずれも使用できる。
クレーとしては中〜弱酸性(pH5〜7)のもので具体
的にはクニミネクレー(クニミネ工業■製)、昭和クレ
ーなどがあげられる。
また炭酸力ルンウムとしては重質炭酸カルシウム及び沈
降炭酸カルシウム(軽質炭酸カルシウム)があげられ、
ニスカロン#2000(三共精粉■製)、軽微性炭酸カ
ルシウム(近江化学工業ail製)などを使用すること
ができる。
クレーまたは炭酸カルシウムには他のものを併用しても
よく、その例としてタルク、カオリン、石膏およびベン
トナイトが挙げられる。
クレーまたは炭酸カルシウムの量は担体中、通常70%
以上好ましくは90%以上である。
殺生剤(C)としては殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤および
除草剤などが挙げられ、具体的には次のようなものをあ
げることができる。
殺虫剤としては0.0−ジメチル−5−(N−メチルカ
ルバモイルメチル)ジチオフォスフェート(一般名ジメ
トエート)、殺菌剤としては2,3−ジシアノ−1,4
−ジチアアンスラキノン(一般名ジチアノン)、除草剤
としてはイソプロピルートフェニルカーバメート(一般
名IPC)、2.8−ジクロロベンゾチオアミド(一般
名DCBN)などがあげられるが、これらに限定される
ものではない。
分散剤きしては不飽和カルボン酸およびその誘導体単量
体からなる群より選ばれる一種または二種以上の単量体
を必須成分とする水溶性または水分散性重合体があげら
れる。
不飽和カルボン酸としてはアクリル酸、メタアクリル酸
などの不飽和モノカルボン酸、マレイン酸などのジカル
ボン酸、その誘導体として例えば上記の酸のアルキルエ
ステル(アルキル基の炭素数は通常2〜20)、上記の
酸の塩として例えばアルカリ金属塩(ナトリウムなど)
、アンモニウム塩、を機アミン塩(トリエタノールアミ
ン塩)およびこれらの混合物があげられる。
上記重合体は不飽和カルボン酸及びその誘導体から選ば
れる単量体と他の単量体との共重合体であってもよく他
の単量体としてはスチレン、インブチレン、ジイソブチ
レン、酢酸ビニルなどがあげられる。
重合体の分子量は通常1,000〜200,000. 
 好ましくはs、ooo〜50.θ00である。
水溶性または水分散性重合体の例としてはポリアクリル
酸Na塩[トキサノンGR−30(工注化成工業和製、
中和度80%)、トキサノンGR−31A (工注化成
工業913製、中和度100%)などコ; マレイン酸
(1)・スチレン(0,8)・メタクリル酸C目、+3
.11+チーグラーアルコールエステル(0,2)の共
”M 合体(N a塩)(中和度100%)、マレイン
酸(1)・スチレン(0,7)・アクリル酸ラウリルエ
ステル(0,3)の共重合体(Na塩)(中和度100
%)、マレイン酸(1)・スチレン(0,75)・メタ
クリル酸C+2.+*チーグラーアルコールエステル(
o、B・メチルメタクリレート(0,25)の共重合体
(Na塩)(中和度100%)、マレイン酸(1)・ス
チレン(0,6)・メタクリル酸−2−エチルヘキシル
エステル(0,15)・メチルメタクリレ−) (0,
3)の共重合体(Na塩)(中和度100%)、マレイ
ン酸(1)・スチレン(0,75)・メタクリル酸C+
g、+aチーグラーアルコールエステル(0,1)・メ
チルメタクリレ−) (0,25)の共重合体(Na塩
)(中和度906A)、マレイン酸(1)・スチレン(
0,75)・メタクリル酸CIe。
、3チーグラーアルコールエステル(o、i)・メチル
メタクリレート(0,25)の共重合体(アンモニウム
塩)(中和度100%)、マレイン酸(1)・スチレン
(0,75)・メタクリル酸Cz、+t、+5チーグラ
ーアルコールエステル(0,2)・メチルメタクリレー
ト(0,2)の共重合体(K塩)(中和度100%)、
マレイン酸(り・スチレン(0,75)・メタクリル酸
C++、+s、+sチーグラーアルコールエステル、(
0,1)・メチルメタクリレート(0,2)の共重合体
(Na塩)(中和度95%)、マレイン酸(1)・スチ
レン(Q、!1)・メチルメタクリレート(0,1)の
共重合体(アンモニウム塩)(中和度100%)、マレ
イン酸(1)・スチレン(+)の共重合体(Na塩)(
中和度100%)、リグニンスルホン酸ソーダ(山陽国
策パルプ■製)などがあげられる。 [()内の数字は
マレイン酸を1モルにしたときのモル数。コ本発明の殺
生剤粒剤組成物は補助剤、たとえば結合剤(リグニンス
ルホン酸ナトリウム、ポリエチレングリコールなど)、
浸透剤(ジオクチルスルホフハク酸ナトリウム塩、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェート
ナトリウム塩など)他の分散剤(ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルなど)などを配合することがで
きる。
各成分の量は殺生剤粒剤組成物の重量に基づいて下記の
通りである。
カルボキシメチルセルロースの一価の塩(A)は通常0
.1〜2%、好ましくは0.2〜!%である。0.1%
未満では造粒性改良効果が期待できず、また2%を越え
ると粘着力が強くなり粒剤の水中での崩壊拡展性(分散
性)が悪くなるなど好ましくない問題が生じる。
クレーもしくはクレーを主体とするかまたは炭酸カルシ
ウムもしくは炭酸カルシウムを主体とする無機鉱物性微
粉末(B)は通常93〜80%、好ましくは96〜85
%である。
殺生剤(C)は通常1〜15%、好ましくは3〜lO%
である。
分散剤(D)は通常0.5〜lO%、好ましくは1〜3
%である。
殺生++mj組成物の製造方法は従来の方法と同様でよ
く、例えば殺生剤および分散剤を含有するスラリーにク
レーもしくはクレーを主体とするかまたは炭酸カルシウ
ムもしくは炭酸カルシウムを主体とする無機鉱物性微粉
末、カルボキシメチルセルロースの一価の塩および必要
に応じて補助剤などを加え混練後、混合物をスクリーン
から押出し造粒機で成型し乾燥させてシフターなどのふ
るいわけにより所望の粒度の本発明の殺生剤粒剤組成物
が得られる。
本発明の殺生t)INII絹成物は、そのまま田畑など
に施用する。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例中の部は重量部を示す。
実施例1〜8および比較例1〜8中で使用した無機鉱物
性微粉末(B)、殺生剤(C)および分散剤(D)は以
下の通りである。
無機鉱物性微粉末(担体) ■ クニミネクレー(クニミネ工業製)2 ニスカロン
#2000(三共精粉■製)殺生剤 ジチアノン 2 ジメトエート   1Pc 分散剤 ポリアクリル酸Na塩(トキサノンG R−301三洋
化成工業■製) 2 ポリアクリル酸Na塩(トキサノンGR−31A。
工注化成工業a菊製) 造粒性改良剤 カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩2 カルボ
キシメチルセルロースのカリウム塩3 カルボキシメチ
ルセルロースのリチウム塩比較品 1 ポリビニルアルコール 2 ヒドロキシエチルセルロース 3 ポリエチレングリコール4000 実施例1〜5および比較例1〜5 表1に示すような処方で本発明の殺生剤粒剤組成物を得
た。
表1 単位は重量部 表2に示すような処方で比較品組成物を得た。
表2 単位は重量部 試験例1 実施例1〜5、比較例I〜5について下記の方法により
物性を評価した。
(り造粒性試験法 表1、表2に示す処方の組成物100部に水20部を加
えて混練し直径0.9mmのスクリーンを有する押出し
造粒機を用いてスクリーンを通過するか否かを評価した
全てスクリーンを通過 −−−一−−−−−−−−−−
−−〇一部通過せず残る −−−−−−一一−−−−−
−−−−−−−−・ △全量通過せず残る −−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−X(2)水中崩壊
拡展性試験法 3度硬水を直径10cmのシャーレに深さ1cmになる
ように入れ、温度を20℃に保持する。このシャーレの
中央部に粒剤(粒径0 、9 mm、長さ2mm) 1
粒を静かに落し30分経過後の粒剤の水中崩壊拡展の長
さ(mm)を測定した。
拡展の長さは長いほど優れている。
(3)崩壊率試験法 0粒剤を標準網ふるい500μの中で充分にふるい網上
に残った残線が、もはやほとんど落ちなくなったものを
試料とする。
■試料100gを精秤し直径30±2III++、重量
35±3gの磁性ボール3個の入ったボールミル磁製ポ
ット(内径100mmX内深100mm)に入れる。
■このボールミル磁製ポットを可変ローラーボールミル
上に設置し100回転/1分で10分間回転させる。
■中味を標準ふるい500μで充分にふaい、網上に残
った試料の重量Agを正しく量る。
■次式により崩壊率(%)を求めた。
表3 評価結果を表3に示す。
二粒剤が得られないため測定できず。
[発明の効果] 本発明の殺生剤粒剤組成物は、造粒性に優れた添加剤で
あり水中崩壊拡展性および崩壊率C粒剤硬度)の点にも
優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボキシメチルセルロースの一価の塩(A)、ク
    レーもしくはクレーを主体とするか、または炭酸カルシ
    ウムもしくは炭酸カルシウムを主体とする無機鉱物性微
    粉末(B)、殺生剤(C)および分散剤(D)を必須成
    分として含有することを特徴とする殺生剤粒剤組成物。 2、分散剤が不飽和カルボン酸およびその誘導体からな
    る群より選ばれる一種または二種以上の単1体を必須成
    分とする水溶性または水分散性重合体である請求項1記
    載の組成物。 3、殺生剤が殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤および除草剤か
    らなる群より選ばれる請求項1または2記載の組成物。 4、組成物の重量に基づいて(A)が0.1〜2%、(
    B)が93〜80%、(C)が1〜15%、(D)が0
    .5〜10%である請求項1〜3のいずれか一項記載の
    組成物。
JP29894588A 1988-11-25 1988-11-25 殺生剤粒剤組成物 Pending JPH02145501A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5660860A (en) * 1991-01-30 1997-08-26 Glaxo Wellcome Inc. Water-dispersible tablets

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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