JPH02144819A - 配線用遮断器のアクチュエータ・アクセサリ組合せユニットのリセット機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の背景］ 回路保護産業は現在配線用遮断器のような標準の過電流
保護装置に補助的な保護装置を追加することによって完
全な回路保護を達成する傾向にある。従来、このような
補助的な保護装置または他の遮断器用アクセサリが標準
の遮断器と組合せられる場合、通常製造の時点において
アクセサリを顧客毎に取り付けていた。この組み合わせ
られた保護装置は、現場において後で設置した場合、遮
断器の内部を破壊することなく、検査、取り替えまたは
修理のために外部からアクセスすることができなかった
。米国特許出願第２４０，８８５号には種々の広い回路
保護アクセサリのオプションを備えたアクチュエータと
アクセサリとの組合せユニットを有する配線用遮断器が
説明されている。

［発明の概要］ 過電流保護機能および補助アクセサリ機能を共通のエン
クロージャ内に有する集積化保護ユニットは選ばれたア
クセサリ部品にアクセスするためのアクセサリ争カバー
を有し、これ１こよりアクセサリ部品を現場で取り付け
ることが可能にな、っ、ている。アクチュエータ・アク
セサリ組合せユニットは過電流、シャントトリップまた
は不足電圧解放機能を有し、エンクロージャの一部内に
設けられている。アクセサリ制御回路を有するプリント
配線基板がエンクロージャの同じ部分内に設けられてい
る。付加的なラッチリターンばねによりトリップアクチ
ュエータは関連する遮断器を誤ってトリップすることな
くどのような位置においても動作できるようになってい
る。付加的な駆動レバーは遮断作動機構とアクチュエー
タ・アクセサリ組合せユニットとの間を相互接続して、
ア〉チュエータ・アクセサリ組合せユニットのリセット
動作の際における過電流及び不足電圧保護機能を保証す
る。

［好適実施例の説明］ モールド成形されたプラスチックのケース１１およびカ
バー１２を有する集積化遮断器１０が第１図に示され、
アクセサリカバー１３がねじ１４によって遮断器カバー
１２に取り付けられている。

ケースにはワイヤ用スロット１８が形成されて、遠隔ス
イッチまたはアラームとの外部接続を可能にしている。

遮断器操作ハンドル１９がカバーの飾り板部２１の中に
形成されたアクセススロット２０から上方に延出してい
る。「配線用遮断器の定格プラグエンクロージ＋　（Ｒ
ａｔｌｎｇ　Ｐｌｕｇ　Ｅｎｃｌｏｓｕｒｅ　ｆｏｒ　
Ｍｏ１ｄｅｄ　Ｃａ５ｅ　Ｃ１ｒｃｕＩｔ　Ｂｒｅａｋ
ｅｒｓ）　Ｊという名称の米国特許箱４．７２８．９１
４号に記載されているような定格プラグ１５がアクセサ
リカバーに組み立てられているのが示されている。−対
のアクセサリドア１６．１７がアクセサリ−カバーに形
成されて、アクセサリドアの背後にある、以下「アクチ
ュエータ・アクセサリ組合せユニット」と称する電磁ア
クチュエータと多重アクセサリとを組み合わせたユニッ
ト２９ならびに補助スイッチ２２へのアクセスを可能に
している。アクセスタブ２２Ａおよび２９Ａが補助スイ
ッチ２２およびアクチュエータ・アクセサリ組合せユニ
ット２９の上面上に示されている。

定格プラグ１５はアクセサリカバー１３に形成された凹
部内にはめ込まれ、アクセサリカバーは第２図に示すよ
うにねじ１４、貫通孔８およびねじ付量口部９によって
遮断器のカバーに固定されている。較正のための定格プ
ラグ内部へのアクセスは定格プラグアクセス孔２８を介
して行われる。

集積化遮断器１０のトリップユニットはトリップユニッ
ト用凹部２５内に設けられたプリント配線基板２３内に
含まれている。定格プラグ１５は、定格プラグ用凹部２
６内に挿入されると、プリント配線基板から直立してい
るピン２４および定格プラグの底部上に形成されている
ソケット２７を介してプリント配線基板に相互接続され
る。プリント配線基板から直立しているピン４４は、ア
クチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９に取り付
けられているプラスチック頂部片４１上に形成されてい
る延長部８３の底部に設けられている電気コネクタ８２
に接続される。補助スイッチ２２は補助スイッチ用四部
１７Ａ内に配置され、「配線用遮断器の補助スイッチユ
ニット（ＭｏｌｄｅｄＣａｓｅ　Ｃ１ｒｃｕｉｔ　Ｂｒ
ｅａｋｅｒ　Ａｕｘｉｌｉａｒｙ　５ｖｌｔｃｈυｎｊ
ｔ　）」という名称の１９８７年１２月１６日出願の前
述した米国特許出願筒１３３．８６８号に記載されてい
るものに類似している。補助スイッチおよびトリップユ
ニットのプリント配線基板がそｈぞれの適当な凹部内に
組み立てられてから、アクチュエータ・アクセサリ組合
せユニット２９はそれ用の四部３０内に取り付けられる
。アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９およ
び補助スイッチ２２が遮断器のカバー１２内に位置ぎめ
されてから、アクセサリカバーが閉じられたとき、直立
したアクセスタブ２９Ａ、２２Ａはそれぞれの厚さの薄
い部分２９Ｂ、２２Ｂが曲げられて、第１図に示した状
態になる。アクセサリカバーを開くと、アクセスタブは
直立した位置に戻り、このためオペレータはアクセスタ
ブを掴んで、アクチュエータ・アクセサリ組合せユニッ
トおよび補助スイッチを遮断器のカバーから取り出すこ
とができる。第２図、第３図および第４図に示すように
、アクチュエータ・アクセサリ組合せユニットは金属の
ハウジング３１内に入れられ、このハウジングを通って
トリップアクチュエータラフ。チー３６および以下「リ
セットレバー」と称するアーマチュアリセットレバー４
３が延出し、またハウジング内にコイル３２が設けられ
ている。第３図および第４図に示すリセットばね４７お
よび引張ばね４６は簡単化のため第２図のアクチュエー
タ・アクセサリ組合せユニット２９上には示されていな
い。また、ハウジングはアーマチュア３３およびアーマ
チュアばね３４を有し、このばね３４は付勢されたコイ
ル３２によって形成される保持力に抗して前方のトリッ
プ位置にアーマチュア延長部３５を突出させるプラスチ
ックの頂部片４１はコイル３２の動作を制御するプリン
ト配線基板６６を収容し、このプリント配線基板は頂部
片の底部に形成されている開口部８４を通る導体６９を
介してコイル３２に接続されている。プリント配線基板
は図示のように電気導体５５に接続されると共に、導体
４５を介して外部の制御回路に接続される。導体４５は
ワイヤ保持用金属スリーブ８５を備え、このスリーブは
プラスチックの頂部片４１の底部に形成された開口部８
６内に配置され、導体４５はその下方に形成された更に
小さな開口部８７を通り抜ける。金属スリーブ８５は導
体に対する歪みを軽減し、また外力が加えられたときに
導体がプリント配線基板６６から抜けることを防止して
いる。アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９
は第３図、第４図および第５図においてプリント配線基
板をプラスチックの頂部片４１の外側にはずし、かつハ
ウジングの上部を部分的に取り除いた状態で図示されて
、コイル３２およびトリップアクチュエータラッチ３６
０間の相互作用を示すように図示されている。アーマチ
ュア延長部３５は、トリップアクチュエータラッチ３６
の一端にあるトリップアクチュエータアーム３９に近接
してハウジング内に形成されたスロット４０を通って突
出する。トリップアクチュエータラッチは枢軸ピン３７
およびスペーサーワッシャ３８によってハウジング３１
に旋回自在に取り付けられている。トリップアクチュエ
ータラッチの一端に形成されているフック４２は以下に
より詳しく説明するように前述の米国特許第４，７００
．１６１号および米国特許出願１６３，５８９号に示さ
れた遮断器作動機構と協働する。アクチュエータ・アク
セサリ組合せユニット２９の動作はここに参考のために
取り入れた米国特許第４゜６４１．１１７号および第４
，６７９．０１９号に記載されている動作と同じである
。前述した一対のワイヤ導体４５は、不足電圧保護機能
またはシャントトリップ機能を希望する場合に、アクチ
ュエータ・アクセサリ組合せユニットを遠隔スイッチま
たは電圧源に接続する。

アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９は共通
の枢軸ピン３７上のトリップアクチュエータラッチ３６
の外側にリセットレバー４３を設けた点で前述の米国特
許出願第１６３．５８９号に記載されているものと異な
っている。従来のアクチュエータ・アクセサリ組合せユ
ニットはアーマチュアのリセット動作の間に生じる付加
的な動きを補償するために複雑な別の部品を必要として
いた。本発明はアーマチュアのリセット動作の際の付加
的な動きを補償することを必要としないで複雑さを低減
し、かつ高速度で製造するのに適したアーマチュアリセ
ット手段を提供する。アーマチュア３３をリセットする
ための本発明によるリセットレバーはトリップアクチュ
エータラッチ３６と同様に一対のスペーサーワッシャ３
８の間に挟まれている。リセットレバーは支持体３１の
開口部４８とリセットレバーの突出部４３Ｂ上に形成さ
れたスロット４３Ａとの間に取り付けられた強力なリセ
ットばね４７によってバイアスされている。トリップア
クチュエータラッチ３６はハウジングのスロットとフッ
ク４２に対向するトリップアクチュエータラッチの端部
上のスロット３６Ａとに取り付けられたより軽い引張ば
ね４６によってバイアスされている。ハウジング３１の
上部に形成された平坦部６２．６３が、プリント配線基
板６６を挿入したプラスチックの頂部片４１を支持する
。

トリップアクチュエータラッチ３６およびリセットレバ
ー４３間の詳細な相互作用を説明する前に、第３図、第
４図および第５図を参照して一棗積化遮断器１０の作動
機構７０とトリップアクチュエータラッチとの相互作用
を考察することは育苗なことである。

アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９は第５
図において集積化遮断器１０の凹部３０内に位置した状
態で示され、同図において、トリップユニット用プリン
ト配線基板２３、アクチュエータ・アクセサリ組合せユ
ニットのプリント配線基板６６およびカバー１２の一部
は集積化遮断器のカバー１２内に設けられている機械的
アクチュエータ組立体５４とアクチュエータ・アクセサ
リ組合せユニットとの間の相互作用を示すために取り除
かれている。全体的に７０で示す遮断器の作動機構はク
レードル操作部４９を有し、この操作部はその一端に形
成されたフック５０を有し、フック５０は一部ラッチ５
１によって保持され、また全体的に５７で示す作動機構
のクロスバ−と相互作用する。二次ラッチ組立体５２は
、二次ラッチから延出するタブ５３が動かされて二次ラ
ッチが変位するまで、−次ラッチ５１が作動クレードル
４９を解放することを防止する。電流の流れは負荷用ラ
グ端子７１．７２の前方に設けられている一対の電流変
成器（変流器）６７．６８によって感知される。電流変
成器は導体５５′を介してトリップユニットのプリント
配線基板２３に接続されている。作動レバー５８がケー
ス１１内に配置されて、接続アーム５６を介して凹部３
０内のラッチ支持アーム６０に接続されている。ラッチ
ピン６１はトリップアクチュエータラッチ３６によって
保持され、このトリップアクチュエ−タラッチ３６はト
リップアクチュエータアーム３９の位置によって制御さ
れ、トリップアクチュエータアーム３９はアクチュエー
タ拳アクセサリ組合せユニットのハウジング３１を通っ
て延出している。トリップアクチュエータアーム３９は
次のようにアマチュア延長部３５と相互作用する。回路
電流が所定の値を超えたとき、永久磁石７３によって形
成されている保持力に対向するように電流パルスがアク
チュエータ・アクセサリ組合せユニットのコイル３２に
供給され、これによりアーマチュア延長部３５がアーマ
チュアばねによって駆動されて、トリップアクチュエー
タラッチ３６を枢軸ピン３７の周りに時計方向に回転さ
せ、フック４２をラッチピン６１から解放する。トリッ
プアクチュエータラッチ３６が回転すると、ラッチ支持
アーム６０はラッチ支持アーム枢軸８８の周りに設けら
れている強力なトリップばね８９によって反時計方向に
回転させられる。ラッチ支持アーム６０が反時計方向に
回転すると、作動レバー５８がタブ５３と接触するよう
に駆動され、これによって遮断器の作動機構７０が駆動
されて、遮断器の接点（図示せず）を分離する。

本発明によると、第１図の遮断器１０内の操作ハンドル
のヨーク７５は第６図に示すように、操作ハンドル１９
が取り付けられている交差片７８によって接合された一
対の側部片９０．９１を有する。操作ハンドルのヨーク
と第５図に示す遮断器の作動機構７０との間の相互作用
は「配線用遮断器の作動機構（Ｍｏｌｄｅｄ　Ｃａ５ｅ
　Ｃ１ｒｃｕ１ｔ　ＢｒｅａｋｅｒＯｐｅｒａｔｉｎｇ
　Ｍｅｃｈａｎｉｓｍ　）　Ｊという名称のここに参考
のため取り入れた米国特許第４，７３６，１７４号によ
く記載されている。駆動レバー７４は、底部に延長部７
７を存し、上部近くに接触面７４Ａを有するが、枢軸７
６を介してヨークの側部片９０に旋回自在に取り付けら
れている。枢軸７６の周りにはねじりばね８０が設けら
れている。ねじりばね８０は駆動レバー７４に形成され
たスロット９２と側部片に形成されたタブ７５Ａとの間
に延びている。駆動ピン７９は図面の平面から突き出る
ように駆動レバーから延出し、第７図によく示されてい
るように遮断器の機械的アクチュエータ組立体５４およ
びアクチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９と相
互作用する。操作ハンドルのヨーク７５および駆動レバ
ー７４は駆動レバー上の駆動ピン７９と作動レバー５８
内に形成された駆動スロット８１との係合によって機械
的アクチュエｉ夕組立体５４を回転させる。この結果、
ラッチ支持アーム６０が回転して、−点鎖線で示すアク
チュエータ・アクセサリ組合せユニットのハウジング３
１に枢軸ピン３７により取り、付けられるように示され
ているトリップアクチュエータラッチ３６内に形成され
たフック４２の下側にラッチピン６１を捕捉する。この
とき、機械的アクチュエータ組立体５４はラッチ支持ア
ーム枢軸８８上の強力なトリップばね８９によって反対
方向に回転することが防止され、これにより機械的アク
チュエータ組立体はリセットされる。ラッチピン６１を
フック４２の下に捕捉することによってアクチュエータ
・アクセサリ組合せユニットがリセットされたとき、ア
クチュエータ・アクセサリ組合せユニット２９、従って
前述した遮断器の作動機構７０が「トリップフリー」の
状態になることが重要である。これは、アクチュエータ
・アクセサリ組合せユニットが常に、過電流状態に応答
して、遮断器の作動機構を動作させて、遮断器の接点を
分離させるか、または不足電圧状態に応答して、遮断器
接点の開成を防止できることを意味している。アクチュ
エータ・アクセサリ組合せユニットがリセットの後にト
リップフリーの状態の留まることを保証するために、次
の第８Ａ図−第８Ｄ図に示す構成が提案される。

クロスバー５７は第５図に示すように遮断器ケース１１
内に設置され、「配線用遮断器のクロスバ−組立体（Ｍ
ｏｌｄｅｄ　Ｃａ５ｅ　Ｃ１ｒｃｕｉｔ　Ｂｒｅａｋｅ
ｒ　Ｃｒｏｓｓｂａｒ　Ａｓｓｅｍｂｌｙ　）　Ｊとい
う名称のここに参考のために取り入れた米国特許節４．
７３３，２１１号に詳述されているように構成されてい
る。遮断器の接点の「オン」および「オフ」状態を制御
するクロスバ−は、第８Ａ図を参照して説明すると、多
極遮断器の個々の相の間を分離するための障壁５９、お
よび前述した米国特許内に説明されているような遮断器
ケースの対向する両側部内に形成されたスロット内には
め込まれる枢軸ポスト６４を含めたプラスチック構成物
から一体的に形成される。−点鎖線で示されている操作
ハンドルのヨーク７５は、クロスバ−を時計方向に回転
させて接点を開放させるか、または反時計方向に回転さ
せて接点を閉成させることによって遮断器接点のｒオン
」および「オフ」状態を制御する。また、クロスバ−は
過電流状態の発生時に時計方向に回転させられて、遮断
器の作動機構を前述したように動作させる。遮断器のこ
のトリップ状態が第８Ａ図に示されている。ラッチ支持
アーム６０により支持され、かつ作動レバー５８にピン
８８を介して取り付けられているラッチピン６１が、ア
クチュエークラツチ３６に形成されているフック４２の
下から外れていることに注意されたい。これにより作動
レバー５８が鎖線で示すタブ５３に接触して、前述した
ように遮断器の作動機構を動作させる。トリップアクチ
ュエータラッチ３６は第４図について前述したように枢
軸ピン３７を介してアクチュエータ・アクセサリ組合せ
ユニットのハウジング３１に取り付けられている。駆動
レバー７４は枢軸ピン７６を介して操作ハンドルのヨー
ク７５に取り付けられていて、前述した前面７４Ａを有
している。前面７４Ａは、クロスバー５７および作動レ
バー５８に対して駆動レバーの位置付けを助けるように
操作ハンドルのヨーク上の曲がったタブ７５Ａと相互作
用する。また、駆動レバー７４から突出する駆動ピン７
９は、操作ハンドル１９が第８Ａ図に示すトリップされ
た位置から第８Ｂ図に示すリセット位置に回転させられ
たときに、ラッチ支持アーム枢軸ピン８８に対向する作
動レバー５８に形成された駆動スロット８１と相互作用
する。駆動レバーの底部上の延長部７７は、この時、ク
ロスバー５７に形成されている突出部６５との接触から
外れる。

アクチュエータ・アクセサリ組合せユニットをリセット
するために、操作ハンドル１９を時計方向に回転させ、
ラッチピン６１を第８Ｂ図に示すようにトリップアクチ
ュエータラッチ３６上のフック４２の下に係合させる。

突出部６５はクロスバ−の中心線の右側に留まっていて
、遮断器の接点が分離した状態にあり、遮断器が「オフ
」であることを示していることに注意されたい。操作ハ
ンドルのヨーク７５および作動レバー５８の間の一時的
接続力ｊ、図面の平面から垂直に延出している駆動ピン
７９を、作動レバー内に形成されている駆動スロット８
１内に捕捉することによりて作られる。操作ハンドルの
ヨークと作動レバーとが駆動レバーを介して係合するこ
とにより作動ハンドル１９がタブ５３に向かって時計方
向に回転するに従ってヨークとレバーの両者が一緒に移
動して、ラッチピン６１をトリップアクチュエータラッ
チ３６に係合させ、アクチュエータ・アクセサリ組合せ
ユニットをリセットすることに注意されたい。遮断器の
ハンドル１９が第８Ｃ図に示す「オフ」の方向に更に回
転するに従って、駆動ピン７９と駆動スロット８１との
間の力Ｆの線が一致して、駆動ピン７９が駆動スロット
８１から外れて、作動レバー５８およびラッチ支持アー
ム６０を駆動レバー７４から分離するようになる。この
バイパス構成は遮断器が不足電圧解放アクセサリを有し
、不足電圧状態が発生した場合に重要である。ラッチピ
ン６１の解放およびそれに続いて発生する遮断器作動機
構の動作は駆動ピン７９によって妨害されない。このよ
うな不足電圧状態が連続的に存在している間、遮断器の
接点が閉じることを防止することは本発明の更に重要な
特徴である。従って、接点は、操作ハンドル１９をアク
チュエータ・アクセサリ組合せユニットから有効に切り
離す、駆動ピン７９および駆動スロット８１の間の分離
によって、閉じることが防止されている。

第５図を参照することによってよくわかる遮断器の作動
機構をリセットするためには、クレードル４９上のフッ
ク５０が一部ラッチ５１に係合するまで、操作ハンドル
１９を時計方向に、すなわち「オフ」方向に更に回転さ
せる。これによりクロスバー５８は反時計方向すなわち
「オン」一方向に完全に回転して遮断器の接点を閉じる
ことができるようになる。ここで、操作ハンドル１９を
第８Ｄ図に示す反時計方向すなわち「オン」方向に回転
させると、アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット
はラッチされた状態に留まり、ラッチピン６１はフック
４２の下側に保持される。駆動ピン７９は駆動スロット
８１の下側にあるので、クロスバー５７が更に反時計方
向に回転して鎖線で示すような完全なｒオン」位置にな
っているときに、；ｌＡ１１ｉ流または不足電圧状態が
発生した場合、アクチュエータ・アクセサリ組合せユニ
ットがタブ５３と接触するように作動レバー５８を解放
する状態になっていることを保証している。時計方向の
回転中、クロスパー５７上の突出部６５は駆動レバー７
４上の延長部７７に当って、駆動レバー７４上の面７４
Ａを操作ハンドルのヨーク７５上のタブ７５Ａから離す
ように駆動し、クロスバー５７が「オン」位置まで回転
されたときには駆動ピン７９をレバー５８上のスロット
から完全に解放する。

操作ハンドルのヨーク７５が作動レバー５８に係合して
いる唯一の時間は遮断器の接点が開放位置にあるときで
あることに注意されたい。これは、接点が閉じていると
きに駆動ピン７９と駆動スロット８１との間の完全な分
離を保証するクロスバ−上の突出部６５との間の係合お
よび遮断器の接点のオン・オフ状態を制御するクロスバ
ー５７の位置によって与えられる論理によって保証され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は選択されたアクセサリ機能を有する集積化配線
用遮断器の斜視図である。 第２図は本発明によるアクチュエータ・アクセサリ組合
せユニットを組み立てる前の集積化遮断器を示す分解斜
視図である。 第３図は本発明によるアクチュエータ・アクセサリ組合
せユニットの機械的アクチュエータ組立体および磁気ラ
ッチ構造を示す分解斜視図である。 第４図はアクチュエータ・アクセサリ組合せユニットの
機械的アクチュエータ組立体および磁気ラッチ構造を示
す上面図である。 第５図は遮断器の作動機構およびアクチュエータ・アク
セサリ組合せユニットを示すようにカバーの一部を取り
除いた集積化配線用遮断器の平面図である。 第６図は本発明による駆動レバーを有する遮断器内の操
作ハンドルのヨークの斜視図でアル。 第７図はアクチュエータ・アクセサリ組合せユニットと
操作ハンドルのヨークを示す斜視図である。 第８Ａ図乃至第８Ｄ図は種々のラッチ状態およびリセッ
ト状態における遮断器内のクロスバ−組立体と相互作用
するアクチュエータ・アクセサリ組合せユニットおよび
操作ハンドルを示す側面図である。 １１・・・プラスチックのケース、１２・・・プラスチ
ックのカバー、１３・・・アクセサリカバー、２９・・
・アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット、３６・
・・トリップアクチュエークラッチ、５７・・・りロス
バー、５８・・・作動レバー、６０・・・ラッチ支持ア
ーム、６４・・・枢軸ポスト、６５・・・突出部、７４
・・・駆動レバー、７５・・・操作ハンドルのヨーク、
７７・・・延長部、７９・・・駆動ピン、８１・・・駆
動スロット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、組合せられたトリップアクチュエータとアクセサリ
   との組合せユニットを有する配線用遮断器において、 モールド成形された遮断器ケースおよびカバーと、 前記ケース内に配置された、一対の接点を分離して、該
   接点を通る回路電流を遮断するための遮断器作動機構と
   、 前記作動機構および前記接点の一方に接続され、前記接
   点を手動で開閉するための操作ハンドルのヨークと相互
   作用するクロスバー組立体と、前記作動機構の近傍で前
   記遮断器カバーに形成された凹部内に配置されたトリッ
   プアクチュエータ・アクセサリ組合せユニットであって
   、前記接点を通る過電流状態が発生したときに前記接点
   を自動的に分離するように前記作動機構を動作させるた
   めに支持ハウジングに旋回自在に取り付けられたトリッ
   プアクチュエータラッチを有するトリップアクチュエー
   タ・アクセサリ組合せユニットと、 前記作動機構の近傍で前記ケース内に配置された作動レ
   バーであって、前記接点を通る過電流状態が発生してい
   ない場合には前記トリップアクチュエータラッチによっ
   て保持されるが、前記過電流状態の発生時には、前記ト
   リップアクチュエータラッチによって解放されるラッチ
   ピンを有するラッチ支持アームを介して前記アクチュエ
   ータ・アクセサリ組合せユニットと相互作用する作動レ
   バーと、 前記アクチュエータ・アクセサリ組合せユニット内に設
   けられ、前記トリップアクチュエータラッチを前記ラッ
   チピンから離れるように動かすことが拘束されているば
   ねバイアス式プランジャと、電磁コイルと、 枢軸ピンを介して前記操作ハンドルに取り付けられ、前
   記作動レバーと相互作用して、前記作動レバーおよび前
   記ラッチ支持アームを回転させることにより、前記トリ
   ップアクチュエータラッチによって前記ラッチピンを保
   持させる駆動レバーと、 を含む配線用遮断器。 ２、前記トリップアクチュエータ・アクセサリ組合せユ
   ニットは金属の支持ハウジングを有し、前記トリップア
   クチュエータラッチは共通の枢軸ピンを介して前記ハウ
   ジングに旋回自在に支持されている請求項１記載の配線
   用遮断器。 ３、前記トリップアクチュエータラッチは前記ピンを保
   持するフック状端部を有する請求項１記載の配線用遮断
   器。 ４、前記ハウジングは側壁を有し、前記電磁コイルおよ
   び前記プランジャは前記側壁の一方の側に取り付けられ
   、前記トリップアクチュエータラッチは前記側壁の反対
   側に旋回自在に設けられている請求項２記載の配線用遮
   断器。 ５、前記トリップアクチュエータ・アクセサリ組合せユ
   ニットは前記プランジャの位置を制御するために前記電
   磁コイルに接続された電子回路を有する請求項１記載の
   配線用遮断器。 ６、前記電子回路は前記凹部の上面上のプラスチックの
   エンクロージャ内に設けられ、前記プラスチックのエン
   クロージャは前記支持ハウジングに取り付けられている
   請求項５記載の配線用遮断器。 ７、前記遮断器カバーには、前記凹部および該凹部内に
   配置した前記トリップアクチュエータ・アクセサリ組合
   せユニットを覆うためのアクセサリカバーが取り付けら
   れている請求項６記載の配線用遮断器。 ８、前記駆動レバーは、前記枢軸ピンの周りに設けられ
   て、一端が前記操作ハンドルのヨークに取り付けられ、
   かつ他端が前記駆動レバーに取り付けられているリター
   ンばねをそなえている請求項１記載の配線用遮断器。 ９、前記操作ハンドルのヨークは、前記リセットレバー
   上の表面と接触するように延出して、前記リセットレバ
   ーおよび前記操作ハンドルのヨークを一緒に回転させる
   タブを有する請求項８記載の配線用遮断器。 １０、前記駆動レバーは延長部を有し、前記クロスバー
   組立体は突出部を有し、前記突出部は前記延長部に当た
   って、前記駆動レバーを前記作動レバーとの接触から外
   すように動かすことにより、前記操作ハンドルのヨーク
   および前記駆動レバーが独立に回転できるようになって
   いる請求項８記載の配線用遮断器。