JPH0214419A - 磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオテープレコーダ、ディジタルオーデ
ィオテープレフーダの如き磁気記録再生装置の回転ヘッ
ドアセンブリ、時にその駆動モータから磁気ヘッドを磁
気シールドする磁気シールド部材の取付けの改良に関す
る。 〔従来の技術〕 第５図は従来のビデオテープレコーダノ回転ヘッドアセ
ンブリの軸方向断面図、第６図は固定シリンダと磁気シ
ールド部材の分解斜視図であり、図において、（１］は
磁気テープ、（２）は固定シリンダであって、この固定
シリ〉・ダ（２）は底壁（２０１）と円筒状の側壁（２
０２）とからなり、側壁（２０２）の外周面（２０３）
に磁気テープ（１）の走行を案内するリード溝（２０４
）を有する。なお、側ａｌ（２０２）は円筒状部分（２
０５）と、後述する磁気ヘッドを逃げるための上回きに
外方に傾斜した漏斗状部分（２０６）とからなっている
。（３）は固定シリンダ（２）の中心部に固定された中
心軸、（４）は軸受（５７を介して固定シリンダ（２）
から回転可能に支持された回転シリンダ、（６）は回転
シリンダ（４）によって支持され、前記リード溝（２０
４）に沿って固定シリンダ（２］および回転シリンダ

【
４】の［に囲を走行する磁気テープ（１）に情報を記録
し、または磁気テープ（１）に既に記録されている情報
を再生する磁気ヘッドである。（７）は記録すべき信号
または磁気ヘッド（６月こより磁気テープ（υからピッ
クアップされた再生信号を、これらの信号の処理のため
の信号処理装置（図示せず〕と磁気ヘッド（６）との間
で無接触で授受するロータＩＪ　）ランスであって、固
定シリンダ（２月こ固定された固定側ロータリトランス
（７０１）と、この固定側ロータリトランス（７０１）
に間隔を置いて対向するよう回転シリンダ

【４】に固定
された回転側ロータリトランス（７０２）とからなる。 （８）は回転シリンダ（４］を回転駆動するための内蔵
式の駆動モータであって、（８０１）は固定シリンダ（
２）内に固定されたステータ（一般にコイルからなる）
、（８０２）は（ロ）転シリンダ（４）内に固定され１
こロータ（一般に永久磁石からなる〕であり、このよう
に内蔵式にすることによって装置の小形化が計れるもの
である。（９月ユ磁気ヘッド（６）を駆動モータ（８）
のステータ（８０１）やロータ（８０２）の磁束から磁
気シールドし、記録再生信号にノイズが発生するのを防
止するために、固定シリンダ（２）の側壁（２０２）の
内円面に配設された磁気シールド部材であり、底部に設
けた耳（９０１）をねじ（ｌＯ）にて固定シリンダ（２
）の底壁（２０１）に形成したねじ穴（２０７）に締付
けることにより固定シリンダ（２）に固定されている。 なり１図示の磁気シールド部材（９）は側ｍ（２）の内
周面の形状に沿うように円筒状部分（２０５）に対応す
る円筒状部分（９０２）と漏斗状部分（２０６）に対応
する漏斗状部分（９０３）とから構成されている。 次に動作について説明する。駆動モータ（８］を付勢す
ると、回転シリンダ（４）は中心軸（３）を中心として
回転し、磁気ヘッド（６）はリード溝（２０４）に沿っ
て走行する磁気テープ（υに情報を記録したり、磁気テ
ープ（１］に既に記録されている情報を再生したりする
。この間、記録、再生信号はロータリトランス（７］を
介して磁気ヘッド（６）と信号処理装置との間に伝達さ
れ、駆動モータ（８］のステータ（８０１）やロータ（
８０２）からの磁束はｉ気シールド部材（９）によって
磁気ヘッド（６）まで漏洩しないようにシールドされ、
記録再生信号にノイズが発生するのが防止される。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリは以上
のように構成され、駆動モータ（８）を内蔵した形式の
ものにおいては、固定シリンダ（２）の側壁（２０２）
の内円面に磁気シールド部材（９］を配設してこれを固
定シリンダ（２］の底壁（２０１）にねじ止めしている
ため、固定シリンダ（２）の底部にねじ（１０）の頭部
のためのスペースを確保した設計をしなければならず、
更には底壁（２０１）は小形、軽量化のために厚さが小
さく、従ってねじ（１０）による取付は強度が弱い等の
問題点があった。 この発明は、従来のもののかかる問題点を解決するため
になされたものであって、ねじの頭部のための特別なス
ペースを必要とすることなく、かつ大きな強度で磁気シ
ールド部材を固定シリンダに取付けることのできる磁気
記録再生装置の回転ヘッドアセンブリを提供することを
目的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、この発明番こよれば、固定
シリンダの側壁に凹所を形成すると共に、磁気シールド
部材には前記凹所に嵌まる耳を設け、前記凹所内で前記
耳を側壁にその軸方向にねじ止めすることにより、固定
シリンダに対する磁気シールド部材の取付けが行なわれ
る。 〔作用〕 前記のように構成された、この発明による回転ヘッドア
センブリに２いては、ねじの頭部は固定シリンダの側壁
に形成した凹所内に収容され、かつねじを側壁の軸方向
に締付けることにより、側壁の厚さＪよび軸方向寸法に
よりねじの締付けを強固に行なうことができる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図および第２図番こつ
いて説明する。第１図はこの発明の一実施例によるビデ
オテープレコーダの回転ヘッドアセンブリに２ける固定
シリンダと磁気シールド部材の分解斜視図、第２図は磁
気シールド部材を固定シリンダに取付けた状態に２ける
第１図の線■−■に沿つた拡大断面図であり、前記従来
のものと同一部分には同一符号を付してその説明は省略
する。 図において、（２Ａ）は従来のものの（２）に対応する
固定シリンダ、（９Ａ）は従来のものの（９７に対応す
る磁気シールド部材であり、固定シリンダ（２Ａ〕の側
壁（２０２）の漏斗状部分（２０６）には内側に向いて
上方に開口した凹所（２０Ｂ）が形成され、この凹所（
２０Ｂ）の底部にねじ（１０）のための軸方向のねじ穴
（２０７）が形成されている。一方、ｆＢｆｉシールド
部材（９Ａ）にはその漏斗状部分（９０３）の一部に耳
（９０１）が切出しかつ水平方向に折曲げて形成されて
いる。この耳（９０１）は組立時に前記凹所（２０６）
に丁度嵌まる位置に形成されて２す、ねじ〔ｌＯ〕によ
り凹所（２０８，）内で軸方向に締付は固定される。 しかして、固定シリンダ（２）の側ｍ（２０２）は真円
度を出すために相当の厚さを有し、かつ円筒状部分（２
０５）の軸方向寸法も底！！（２０１）の厚さより実質
的に大きいため、ねじ（１ｏ）の締付けを強固に行なう
ことができ、ねじ（ｉｏ）による磁気シールド部材（９
Ａ）の取付は強度が大きくなる。また、ねじ（１０）の
頭部は凹所（２０Ｂ）内に収容されるため、ねじ（１０
）の頭部のためのスペースを特別に確保する必要がなく
なる。 な２、凹所（２０８）は、固定シリンダ＜２）　７ｉ−
樹脂やアルミニウム合金等の成形材料で成形する場合に
は成形の段階で形成しても良いし、成形の後、切削によ
り形成し又も良い。また、アルミニウム合金の如き金属
の環体を切削して固定シリンダ（２）を形成する場合に
は、切削番こより凹所（２０８）を形成すれは良い。な
２、凹所（２０８）の形成により固定シリンダ（２）の
外周面（２０３）の真円度が損われる場合には、磁気テ
ープ（υか固定シリンダ（２〕に巻付く範囲外に凹所（
２０Ｂ）を形成すわば、磁気テープ（υへの情報の記録
再生に影醤が生じることはない。 この発明の他の実施例が第３図８よび第４図に示されて
いる。第３図は第１図と同様の固定シリンダと磁気シー
ルド部材の分解斜視図、第４図はこの実施例による回転
ヘッドアセンブリの斜視図である。図において、（２Ｂ
）は先の実施例における（２人）に対応する固定シリン
ダ、（９Ｂ）は（９Ａ）に対応する磁気シールド部材で
あり、この磁気シールド部材（９’Ｂ・）は漏斗状部分
を有さず、全体的に円筒状である点を除いては（９Ａ）
と同様である。固定シリンダ（２Ｂ）はアルミニウム合
金の如き金属の環体を切削して形成したものであって、
凹所（２０８）はこの実施例では磁気テープ（ＩＪが固
定シリンダ（２Ｂ）に巻付き始めるテープ進入部近傍Ｖ
よび磁気テープ（υか固定シリンダ（２Ｂ）カラ離れる
テープ退出部近傍に形成されている。 凹所（２０Ｂ）は固定シリンダ（２Ｂ）の外ｒｔｉＨ面
（２，０３）ｌｃリード溝（２０４）＋切削加工する前
に漏斗状部分（２０８）に内側から切削して形成されて
いる。かくして、漏斗状部分（２０６）の肉厚は凹所（
２０８）の部分で薄（なるため、その後、リード溝（２
０４）を固定シリンダ〔２Ｂ〕の外側から切削加工さし
た後の弾性復帰により、この薄肉部が弾性復帰し、テー
プ進入部近傍およびテープ退出部近傍１こ凸部（１１）
、（１２）が形成される。しかして、テープ進入部では
磁気テープ（１）と磁気ヘッド（６）とが摺接する際、
互いの摺接圧力が前記凸部（１１）によって漸次増大し
、磁気ヘッド（６３が磁気テープ（１月こ当たる時の磁
気テープ（１］と磁気ヘッド（６］の振動が弱められ、
またテープ退出部に８いては前記摺接圧力が前記凸部（
１２）によって漸次低下するため、磁気ヘッド（６）が
磁気テープ（１７から離れる時の磁気テープ（１）と磁
気ヘッド（６］の振動が弱められる。従って、磁気テー
プ（１月こ対する磁気ヘッド（６）の摺接が安定し、良
好な記録再生を行なうことができる。なｇ１前記薄肉部
の肉厚は、固定シリンダ（２Ｂ）の外側からリード溝（
２０４）を切削加工した後の弾性復帰により適当な大き
さの凸部（１１）、（１２）が形成されるように選定す
ることはいうまでもない。また、この実施例でも固定シ
リンダ（２Ｂ）に対する磁気シールド部材（９Ｂ）の取
付強度か大きくなり、かつねじ（１０）の頭部のための
スペースを特別に確保する必要がないことは先の実施例
の場合と同様である。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明Ｃζよれば、固定シリンダの側
壁に凹所を形成し、この凹所内で磁気シールド部材の耳
をねじで前記側壁の軸方向に締付は固定する。ことによ
り、固定シリンダの磁気シールド部材の取付は大きな強
度で行なうことができ、かつ前記ねじの頭部のためのス
ペースを特別に確保する必要もなくなる等の効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるビデオテープレコー
ダの回転ヘッドアセンブリに８ける、固定シリンダと磁
気シールド部材の分解斜視図、第２図は磁気シールド部
材を固定シリンダに取付けた状態における第１図の５ｕ
−ｎに沿った拡大断面図、第３図はこの発明の他の実施
例に１ける固定シリンダと磁気シールド部材の分解斜視
図、第４図は第３図の冥施例による回転ヘッドアセンブ
リの斜視図、第５図は従来のビデオテープレコーダの回
転ヘッドアセンブリの軸方向断面図、第６図は第５図の
ものにＪける固定シリンダと磁気シールド部材の分解斜
視図である。 図に８いて、（１）は磁気テープ、（２Ａ）ｅ（２Ｂ）
は固定シリンダ、（２０２）は側壁、（２０３）はその
外周面、（２０４）はリード溝、（２０８）は凹所、（
４）は回転シリンダ、（６）は磁気ヘッド、（８Ｊは駆
動モータ、（８０１）はそのステータ、（８０２）はロ
ータ、（９Ａ　）＠（９Ｂ）は磁気シールド部材、（９
０１）はその耳、（１０）はねじである。 な８、各図中同一符号は同−ｔｙ：は相当部を示す。 代理人　弁理士　　大　　岩　　増　　建築 因 第 図 攬ｌ二口一７ 第 図 手 続 補 正　書（自発） Ｌ６３　１− 昭和　　年　　月 日 適

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）底壁と円筒状の側壁とからなり、前記側壁の外周
   面に磁気テープの走行を案内するリード溝を有する固定
   シリンダ、この固定シリンダから回転可能に支持されか
   つ前記磁気テープに情報を記録再生する磁気ヘッドを支
   持する回転シリンダ、前記固定シリンダ内に取付けられ
   るステータと前記回転シリンダ内に取付けられるロータ
   とからなり前記回転シリンダを回転駆動する駆動モータ
   、および前記固定シリンダの側壁の内周面に配設され前
   記固定シリンダにねじ止めされて前記磁気ヘッドを前記
   駆動モータから磁気シールドする磁気シールド部材を備
   えた磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリにおいて
   、前記固定シリンダの側壁に内側に向いて凹所を形成し
   、前記磁気シールド部材には前記凹所に嵌まる耳を設け
   、前記ねじ止めを前記凹所内で前記耳を前記側壁にその
   軸方向にねじで締付け固定することにより行なつたこと
   を特徴とする磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリ
   。