JPH09259415A - 磁気ヘッドドラム - Google Patents
磁気ヘッドドラムInfo
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- JPH09259415A JPH09259415A JP8065822A JP6582296A JPH09259415A JP H09259415 A JPH09259415 A JP H09259415A JP 8065822 A JP8065822 A JP 8065822A JP 6582296 A JP6582296 A JP 6582296A JP H09259415 A JPH09259415 A JP H09259415A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
- G11B5/105—Mounting of head within housing or assembling of head and housing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高分子樹脂材料を用いて回転ドラムや固定ド
ラムを射出成形あるいは圧縮成形する場合に、クリープ
変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化の影響
を受けず、初期の寸法精度や形状精度を維持することが
できる磁気ヘッドドラムを提供する。 【解決手段】 固定ドラム9は、一部が露出するように
金属材料10が挿入された状態で、樹脂により一体に成
形されている。また、固定ドラム10は、金属材料10
の露出部分において、磁気記録再生装置の基板12に固
定されている。
ラムを射出成形あるいは圧縮成形する場合に、クリープ
変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化の影響
を受けず、初期の寸法精度や形状精度を維持することが
できる磁気ヘッドドラムを提供する。 【解決手段】 固定ドラム9は、一部が露出するように
金属材料10が挿入された状態で、樹脂により一体に成
形されている。また、固定ドラム10は、金属材料10
の露出部分において、磁気記録再生装置の基板12に固
定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを記録
媒体とし、情報を記録再生する回転ヘッド型磁気記録再
生装置に搭載される磁気ヘッドドラムに関する。
媒体とし、情報を記録再生する回転ヘッド型磁気記録再
生装置に搭載される磁気ヘッドドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】VTR(ビデオテープレコーダ)やDA
T(デジタルオーディオテープレコーダ)等の回転ヘッ
ド型磁気記録再生装置には、中心軸が回転ドラムととも
に回転する中心軸回転型の磁気ヘッドドラム、または、
中心軸が固定ドラムに固定され回転しない中心軸固定型
の磁気ヘッドドラムが搭載される。
T(デジタルオーディオテープレコーダ)等の回転ヘッ
ド型磁気記録再生装置には、中心軸が回転ドラムととも
に回転する中心軸回転型の磁気ヘッドドラム、または、
中心軸が固定ドラムに固定され回転しない中心軸固定型
の磁気ヘッドドラムが搭載される。
【0003】中心軸回転型の磁気ヘッドドラムは、図8
に示すように、少なくとも磁気ヘッド1と、ロータリー
トランス2の回転側トランスコイル2aと、モータ3の
ロータ3aと中心軸4を備えた回転ドラム5と、少なく
ともロータリートランス2の固定側トランスコイル2b
とモータ3のステータ3bを備えた固定ドラム6とから
構成されている。
に示すように、少なくとも磁気ヘッド1と、ロータリー
トランス2の回転側トランスコイル2aと、モータ3の
ロータ3aと中心軸4を備えた回転ドラム5と、少なく
ともロータリートランス2の固定側トランスコイル2b
とモータ3のステータ3bを備えた固定ドラム6とから
構成されている。
【0004】また、中心軸固定型の磁気ヘッドドラム
は、図9に示すように、少なくとも磁気ヘッド1と、ロ
ータリートランス2の回転側トランスコイル2aと、モ
ータ3のロータ3aを備えた回転ドラム7と、少なくと
もロータリートランス2の固定側トランスコイル2bと
モータ3のステータ3bと中心軸4を備えた固定ドラム
8とから構成されている。
は、図9に示すように、少なくとも磁気ヘッド1と、ロ
ータリートランス2の回転側トランスコイル2aと、モ
ータ3のロータ3aを備えた回転ドラム7と、少なくと
もロータリートランス2の固定側トランスコイル2bと
モータ3のステータ3bと中心軸4を備えた固定ドラム
8とから構成されている。
【0005】従来、図8,図9に示したような回転ドラ
ム5,7および固定ドラム6,8は、アルミニウムを鋳
造あるいは鍛造して概略形状を形成し、切削加工、穴開
け、タップ加工等により所定の形状に仕上げていた。従
って加工工程が多く、装置を構成する部品の中でも高額
なものとなっており、コストダウンの要求が強かった。
ム5,7および固定ドラム6,8は、アルミニウムを鋳
造あるいは鍛造して概略形状を形成し、切削加工、穴開
け、タップ加工等により所定の形状に仕上げていた。従
って加工工程が多く、装置を構成する部品の中でも高額
なものとなっており、コストダウンの要求が強かった。
【0006】これに対し、高分子樹脂材料を用い精密射
出成形や精密圧縮成形により、回転ドラムや固定ドラム
を製作しようという試みがなされている。精密射出成形
や精密圧縮成形によれば、加工工程が減り、かつ、製作
時間も短縮されるため、大幅なコストダウンが期待でき
る。しかしながら、一方では、回転ドラムや固定ドラム
にはミクロンオーダーの寸法精度と形状精度が要求さ
れ、射出成形や圧縮成形においては、ヒケ,ソリ,クリ
ープ変形が生じるため、これらの要求精度を実現するこ
とが困難である。
出成形や精密圧縮成形により、回転ドラムや固定ドラム
を製作しようという試みがなされている。精密射出成形
や精密圧縮成形によれば、加工工程が減り、かつ、製作
時間も短縮されるため、大幅なコストダウンが期待でき
る。しかしながら、一方では、回転ドラムや固定ドラム
にはミクロンオーダーの寸法精度と形状精度が要求さ
れ、射出成形や圧縮成形においては、ヒケ,ソリ,クリ
ープ変形が生じるため、これらの要求精度を実現するこ
とが困難である。
【0007】これらの現状を考慮して、例えば特開平4
−95256号公報には、アルミダイキャスト等のドラ
ム素材を用い、テープ摺接面と軸受穴内面に樹脂材料を
積層成形した構造が開示されている。これによれば、精
密切削加工を排除して、代わりに精密圧縮成形でドラム
を形成するため大幅なコストダウンが可能であるとされ
ている。また特開昭64−59611号公報には、金属
製あるいはセラミック製のハウジングをコアとし、テー
プ走行部を樹脂材料で形成した構造が開示されている。
これによれば、精密機械加工を排除しているため大幅な
コストダウンが可能で、かつ樹脂材料の肉厚を薄くでき
るから、樹脂材料のみの成形品に比べ、ヒケ、ソリ、ク
リープ変形が生じ難く高い寸法精度を確保できる。さら
には、内部が金属材料等の剛性の高い材料からなってい
るため、磁気ヘッドドラムを基板等に固定するときに十
分な強度を確保できるとされている。つまり、特開平4
−95256号公報や特開昭64−59611号公報に
記載された構造では、加工精度の要求されるテープ摺接
面や軸受穴内面のみを樹脂材料で形成して、金属やセラ
ミック材料の精密機械加工を排除することにより、コス
トダウンを実現させている。しかしながら、実際には、
磁気ヘッドドラムには、それを固定する部分等の他の部
位においても非常に高い加工精度が要求されるため、こ
れらの構造では2次加工等が必要となり、コスト高とな
ってしまう。
−95256号公報には、アルミダイキャスト等のドラ
ム素材を用い、テープ摺接面と軸受穴内面に樹脂材料を
積層成形した構造が開示されている。これによれば、精
密切削加工を排除して、代わりに精密圧縮成形でドラム
を形成するため大幅なコストダウンが可能であるとされ
ている。また特開昭64−59611号公報には、金属
製あるいはセラミック製のハウジングをコアとし、テー
プ走行部を樹脂材料で形成した構造が開示されている。
これによれば、精密機械加工を排除しているため大幅な
コストダウンが可能で、かつ樹脂材料の肉厚を薄くでき
るから、樹脂材料のみの成形品に比べ、ヒケ、ソリ、ク
リープ変形が生じ難く高い寸法精度を確保できる。さら
には、内部が金属材料等の剛性の高い材料からなってい
るため、磁気ヘッドドラムを基板等に固定するときに十
分な強度を確保できるとされている。つまり、特開平4
−95256号公報や特開昭64−59611号公報に
記載された構造では、加工精度の要求されるテープ摺接
面や軸受穴内面のみを樹脂材料で形成して、金属やセラ
ミック材料の精密機械加工を排除することにより、コス
トダウンを実現させている。しかしながら、実際には、
磁気ヘッドドラムには、それを固定する部分等の他の部
位においても非常に高い加工精度が要求されるため、こ
れらの構造では2次加工等が必要となり、コスト高とな
ってしまう。
【0008】また、実開平3−89513号公報には、
インサート部材の周囲を樹脂材料で包み込むように成形
した回転ドラムが開示されている。この構造では、精密
加工を要求される部分を樹脂材料で形成しているため、
加工工程の簡素化を図ることができる。
インサート部材の周囲を樹脂材料で包み込むように成形
した回転ドラムが開示されている。この構造では、精密
加工を要求される部分を樹脂材料で形成しているため、
加工工程の簡素化を図ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−89513号公報に記載された構造においても、実
際には、磁気ヘッドドラムの組立工程および組立完成品
としての性能を考慮した場合、不十分な点が多々存在す
る。すなわち、以下に示すような問題点が存在する。
3−89513号公報に記載された構造においても、実
際には、磁気ヘッドドラムの組立工程および組立完成品
としての性能を考慮した場合、不十分な点が多々存在す
る。すなわち、以下に示すような問題点が存在する。
【0010】まず第1に、磁気ヘッドドラムを基板等に
固定する場合、樹脂材料を介して固定すると、クリープ
変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化が無視
できず、初期の寸法精度や形状精度を維持することが困
難となる。また、回転ドラムの磁気ヘッドの取付部にお
いても同様のことが言える。
固定する場合、樹脂材料を介して固定すると、クリープ
変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化が無視
できず、初期の寸法精度や形状精度を維持することが困
難となる。また、回転ドラムの磁気ヘッドの取付部にお
いても同様のことが言える。
【0011】第2に、ロータリートランスの回転側トラ
ンスコイルと固定側トランスコイルは、それぞれ回転ド
ラムと固定ドラムに接着剤で固定されるが、樹脂材料と
りわけ結晶性樹脂材料を使用する場合は、接着性が悪く
十分な接着強度を確保することが困難となる。
ンスコイルと固定側トランスコイルは、それぞれ回転ド
ラムと固定ドラムに接着剤で固定されるが、樹脂材料と
りわけ結晶性樹脂材料を使用する場合は、接着性が悪く
十分な接着強度を確保することが困難となる。
【0012】第3に、磁気ヘッドドラムにおいてはEM
I(電磁波)シールドを十分に施しておかないと、再生
信号に電磁波ノイズが重畳され、結果として映像品質が
劣化するが、樹脂材料の場合導電性充填材を充填しても
導電性は103Ωcm程度が限界で、半導体の領域を越
えることはなく、したがって、十分なEMIシールド性
を確保することが困難となる。
I(電磁波)シールドを十分に施しておかないと、再生
信号に電磁波ノイズが重畳され、結果として映像品質が
劣化するが、樹脂材料の場合導電性充填材を充填しても
導電性は103Ωcm程度が限界で、半導体の領域を越
えることはなく、したがって、十分なEMIシールド性
を確保することが困難となる。
【0013】第4に、中心軸回転型の磁気ヘッドドラム
の場合はベアリングを主とし中心軸も含め、中心軸固定
型の磁気ヘッドドラムの場合は中心軸を主としベアリン
グも含め、それぞれを強固に固定支持しなくてはならな
いが、樹脂材料の場合、先述のようにクリープ変形や内
部応力の開放等による長期間の経時変化は無視できず、
初期の寸法精度や形状精度を維持することが困難で、か
つ数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、十分な耐
衝撃性を長期間にわたって維持することも困難となる。
の場合はベアリングを主とし中心軸も含め、中心軸固定
型の磁気ヘッドドラムの場合は中心軸を主としベアリン
グも含め、それぞれを強固に固定支持しなくてはならな
いが、樹脂材料の場合、先述のようにクリープ変形や内
部応力の開放等による長期間の経時変化は無視できず、
初期の寸法精度や形状精度を維持することが困難で、か
つ数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、十分な耐
衝撃性を長期間にわたって維持することも困難となる。
【0014】以上の課題に鑑みて、本発明は高分子樹脂
材料を用いて回転ドラムや固定ドラムを射出成形あるい
は圧縮成形する場合に、クリープ変形や内部応力の開放
等による長期間の経時変化の影響を受けず、初期の寸法
精度や形状精度を維持することができ、十分な接着強度
が確保でき、十分なEMIシールド性が確保でき、落下
時の耐衝撃性を長期間にわたって維持することができる
回転ドラムと固定ドラムとから構成される磁気ヘッドド
ラムを提供することを目的とする。
材料を用いて回転ドラムや固定ドラムを射出成形あるい
は圧縮成形する場合に、クリープ変形や内部応力の開放
等による長期間の経時変化の影響を受けず、初期の寸法
精度や形状精度を維持することができ、十分な接着強度
が確保でき、十分なEMIシールド性が確保でき、落下
時の耐衝撃性を長期間にわたって維持することができる
回転ドラムと固定ドラムとから構成される磁気ヘッドド
ラムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の磁気ヘ
ッドドラムは、磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなり、磁気記録再生装置のベースに固定される
磁気ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、一部が露出
するように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一
体に成形されており、固定ドラムが、金属材料の露出部
分において、ベースに固定されてなるものである。
ッドドラムは、磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなり、磁気記録再生装置のベースに固定される
磁気ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、一部が露出
するように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一
体に成形されており、固定ドラムが、金属材料の露出部
分において、ベースに固定されてなるものである。
【0016】請求項2に記載の磁気ヘッドドラムは、磁
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、回転ドラムは、一部が露出する
ように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一体に
成形されており、磁気ヘッドは、金属材料の露出部分に
おいて回転ドラムに固定されてなるものである。
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、回転ドラムは、一部が露出する
ように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一体に
成形されており、磁気ヘッドは、金属材料の露出部分に
おいて回転ドラムに固定されてなるものである。
【0017】請求項3に記載の磁気ヘッドドラムは、磁
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、一部が露出する
ように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一体に
成形されており、磁気ヘッドに対して信号の授受を行う
ロータリートランスのトランスコイルが、金属材料の露
出部分において、固定ドラムに接着されてなるものであ
る。
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、一部が露出する
ように金属材料が挿入された状態で、樹脂により一体に
成形されており、磁気ヘッドに対して信号の授受を行う
ロータリートランスのトランスコイルが、金属材料の露
出部分において、固定ドラムに接着されてなるものであ
る。
【0018】請求項4に記載の磁気ヘッドドラムは、磁
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、金属材料が挿入
された状態で、樹脂により一体に成形されており、金属
材料が接地されてなるものである。
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、固定ドラムは、金属材料が挿入
された状態で、樹脂により一体に成形されており、金属
材料が接地されてなるものである。
【0019】請求項5に記載の磁気ヘッドドラムは、磁
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、回転ドラムと固定ドラムの少な
くとも一方は、一部が露出するように金属材料が挿入さ
れた状態で、樹脂により一体に成形されており、回転ド
ラムの回転中心となる中心軸及びそのベアリングは、金
属材料の露出部分において固定されてなるものである。
気テープに記録された情報を記録再生する磁気ヘッドを
支持する回転ドラムと、固定ドラムとを有してなる磁気
ヘッドドラムにおいて、回転ドラムと固定ドラムの少な
くとも一方は、一部が露出するように金属材料が挿入さ
れた状態で、樹脂により一体に成形されており、回転ド
ラムの回転中心となる中心軸及びそのベアリングは、金
属材料の露出部分において固定されてなるものである。
【0020】尚、特許請求の範囲に記載した『露出』と
は、金属材料の一部あるいは全部が、樹脂の薄層によっ
て覆われている場合も含むものである。この薄層は、樹
脂の流動性や金型の構造、あるいは、射出圧力、射出速
度や金型温度、樹脂温度等の成形条件等により異なる
が、樹脂成形時に、金属材料の実質的に露出させようと
した部分に樹脂が回り込むことにより形成されるバリ等
の薄層であり、通常0.1mm単位以下の厚さのもので
ある。
は、金属材料の一部あるいは全部が、樹脂の薄層によっ
て覆われている場合も含むものである。この薄層は、樹
脂の流動性や金型の構造、あるいは、射出圧力、射出速
度や金型温度、樹脂温度等の成形条件等により異なる
が、樹脂成形時に、金属材料の実質的に露出させようと
した部分に樹脂が回り込むことにより形成されるバリ等
の薄層であり、通常0.1mm単位以下の厚さのもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。また、以下に示す実施の形態の番号は、上記発明が
解決しようとする課題の番号に適合する。また従来の構
成と同様の部品には同一の符号を付けてある。
態を図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。また、以下に示す実施の形態の番号は、上記発明が
解決しようとする課題の番号に適合する。また従来の構
成と同様の部品には同一の符号を付けてある。
【0022】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を示す断面図
である。固定ドラム9の内部には、金属材料で形成され
たコア材10が挿入されている。コア材10は、安価に
製作するために、アルミニウム,鉄,ステンレス等の金
属材料を用い、プレス加工,プレス加工とファインブラ
ンキング加工の組み合わせ,ダイキャスト加工等の加工
方法により製作される。固定ドラム9の外部は、コア材
10を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジング
材11が外装されている。ハウジング材11は、コア材
10を内部に挿入し、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の
樹脂材料を用い、インサート成形等の加工方法により一
体的に製作される。樹脂材料については、熱硬化性樹脂
としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等が好適で、
熱可塑性樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケ
トン樹脂、ポリアセタール樹脂等の結晶性樹脂や、ポリ
カーボネート樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、変性
ポリフェニレンエーテル樹脂等の非晶性樹脂、あるいは
液晶ポリマー等の液晶樹脂が好適である。また、これら
の樹脂材料の中に、成形性を向上するために各種無機充
填材料を充たしても良い。さらに、導電性を付与するた
めに各種導電性充填材料を充填しても良い。
1の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を示す断面図
である。固定ドラム9の内部には、金属材料で形成され
たコア材10が挿入されている。コア材10は、安価に
製作するために、アルミニウム,鉄,ステンレス等の金
属材料を用い、プレス加工,プレス加工とファインブラ
ンキング加工の組み合わせ,ダイキャスト加工等の加工
方法により製作される。固定ドラム9の外部は、コア材
10を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジング
材11が外装されている。ハウジング材11は、コア材
10を内部に挿入し、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の
樹脂材料を用い、インサート成形等の加工方法により一
体的に製作される。樹脂材料については、熱硬化性樹脂
としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等が好適で、
熱可塑性樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド樹
脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケ
トン樹脂、ポリアセタール樹脂等の結晶性樹脂や、ポリ
カーボネート樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、変性
ポリフェニレンエーテル樹脂等の非晶性樹脂、あるいは
液晶ポリマー等の液晶樹脂が好適である。また、これら
の樹脂材料の中に、成形性を向上するために各種無機充
填材料を充たしても良い。さらに、導電性を付与するた
めに各種導電性充填材料を充填しても良い。
【0023】コア材10には、中心軸4を中心とした同
心円状に、少なくとも3カ所の突起部10aが配設され
ている。突起部10aは、図示のようにハウジング材1
1を突き抜け外部に露出しており、回転ヘッド型磁気記
録再生装置の基板12に当接した状態で、ネジ13によ
り固定される。
心円状に、少なくとも3カ所の突起部10aが配設され
ている。突起部10aは、図示のようにハウジング材1
1を突き抜け外部に露出しており、回転ヘッド型磁気記
録再生装置の基板12に当接した状態で、ネジ13によ
り固定される。
【0024】以上のように本構成では、磁気ヘッドドラ
ムの取付基準部が金属材料で形成されるため、樹脂材料
を介して固定する場合に発生するクリープ変形や内部応
力の開放等による長期間の経時変化は排除でき、初期の
寸法精度や形状精度を維持することが可能となる。
ムの取付基準部が金属材料で形成されるため、樹脂材料
を介して固定する場合に発生するクリープ変形や内部応
力の開放等による長期間の経時変化は排除でき、初期の
寸法精度や形状精度を維持することが可能となる。
【0025】尚、図1は中心軸固定型の磁気ヘッドドラ
ムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにおい
ても同様である。
ムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにおい
ても同様である。
【0026】図2は、本実施の形態の磁気ヘッドドラム
の他の部分を示す断面図である。回転ドラム14の内部
には、金属材料で形成されたコア材15が挿入されてい
る。コア材15の素材およびその加工方法については、
上述のとおりである。回転ドラム14の外部には、コア
材15を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジン
グ材16が外装されている。ハウジング材16の素材お
よびその加工方法についても、上述のとおりである。コ
ア材15には、中心軸を中心とした同心円状に、少なく
とも磁気ヘッド1の個数と同数以上の突起部15aが配
設されている。突起部15aは、図示のようにハウジン
グ材16を突き抜け外部に露出しており、磁気ヘッド1
を直接ネジ17で固定できるようになっている。
の他の部分を示す断面図である。回転ドラム14の内部
には、金属材料で形成されたコア材15が挿入されてい
る。コア材15の素材およびその加工方法については、
上述のとおりである。回転ドラム14の外部には、コア
材15を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジン
グ材16が外装されている。ハウジング材16の素材お
よびその加工方法についても、上述のとおりである。コ
ア材15には、中心軸を中心とした同心円状に、少なく
とも磁気ヘッド1の個数と同数以上の突起部15aが配
設されている。突起部15aは、図示のようにハウジン
グ材16を突き抜け外部に露出しており、磁気ヘッド1
を直接ネジ17で固定できるようになっている。
【0027】以上のように本構成では、磁気ヘッド1の
取付部が金属材料で形成されるため、樹脂材料を介して
固定する場合に発生するクリープ変形や内部応力の開放
等による長期間の経時変化は排除でき、初期の寸法精度
や形状精度を維持することが可能となる。
取付部が金属材料で形成されるため、樹脂材料を介して
固定する場合に発生するクリープ変形や内部応力の開放
等による長期間の経時変化は排除でき、初期の寸法精度
や形状精度を維持することが可能となる。
【0028】尚、図2は中心軸固定型の磁気ヘッドドラ
ムを構成する回転ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する回転ドラムにおい
ても同様である。
ムを構成する回転ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する回転ドラムにおい
ても同様である。
【0029】〔第2の実施の形態〕図3は、本発明の第
2の実施の形態の磁気ヘッドドラムの断面図である。固
定ドラム18の内部には、金属材料で形成されたコア材
19が挿入されている。コア材19の素材およびその加
工方法については、上述のとおりである。固定ドラム1
8の外部には、コア材19を包み込むように樹脂材料で
形成されたハウジング材20が外装されている。ハウジ
ング材20の素材およびその加工方法については、上述
のとおりである。コア材19には、中心軸4を中心とし
た同心円状に、少なくとも3カ所あるいは円周上に、突
起部19aが配設されている。突起部19aは、図示の
ようにハウジング材20を突き抜け外部に露出してお
り、ロータリートランス2の固定側トランスコイル2b
を直接接着剤で固定できるようになっている。
2の実施の形態の磁気ヘッドドラムの断面図である。固
定ドラム18の内部には、金属材料で形成されたコア材
19が挿入されている。コア材19の素材およびその加
工方法については、上述のとおりである。固定ドラム1
8の外部には、コア材19を包み込むように樹脂材料で
形成されたハウジング材20が外装されている。ハウジ
ング材20の素材およびその加工方法については、上述
のとおりである。コア材19には、中心軸4を中心とし
た同心円状に、少なくとも3カ所あるいは円周上に、突
起部19aが配設されている。突起部19aは、図示の
ようにハウジング材20を突き抜け外部に露出してお
り、ロータリートランス2の固定側トランスコイル2b
を直接接着剤で固定できるようになっている。
【0030】このような構成では、固定側トランスコイ
ル2bの固定部が金属材料で形成されるため、樹脂材料
とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に発生する接着
強度の低下を防止でき、十分な接着強度を確保すること
が可能となる。
ル2bの固定部が金属材料で形成されるため、樹脂材料
とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に発生する接着
強度の低下を防止でき、十分な接着強度を確保すること
が可能となる。
【0031】尚、図3は中心軸固定型の磁気ヘッドドラ
ムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにおい
ても同様である。また、図3は、面対向型のロータリー
トランスの断面を示しているが、周対向型のロータリー
トランスにおいても同様の効果が得られることはいうま
でもない。
ムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにおい
ても同様である。また、図3は、面対向型のロータリー
トランスの断面を示しているが、周対向型のロータリー
トランスにおいても同様の効果が得られることはいうま
でもない。
【0032】図4は、本実施の形態の磁気ヘッドドラム
の他の部分の断面図である。回転ドラム21の内部に
は、金属材料で形成されたコア材22が挿入されてい
る。コア材22の素材及びその加工方法については、上
述のとおりである。回転ドラム21の外部には、コア材
22を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジング
材23が外装されている。ハウジング材23の素材およ
びその加工方法については、上述のとおりである。コア
材22には、中心軸を中心とした同心円状に、少なくと
も3カ所あるいは円周上に、突起部22aが配設されて
いる。突起部22aは、図示のようにハウジング材23
を突き抜け外部に露出しており、ロータリートランス2
の回転側トランスコイル2aを直接接着剤で固定できる
ようになっている。
の他の部分の断面図である。回転ドラム21の内部に
は、金属材料で形成されたコア材22が挿入されてい
る。コア材22の素材及びその加工方法については、上
述のとおりである。回転ドラム21の外部には、コア材
22を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジング
材23が外装されている。ハウジング材23の素材およ
びその加工方法については、上述のとおりである。コア
材22には、中心軸を中心とした同心円状に、少なくと
も3カ所あるいは円周上に、突起部22aが配設されて
いる。突起部22aは、図示のようにハウジング材23
を突き抜け外部に露出しており、ロータリートランス2
の回転側トランスコイル2aを直接接着剤で固定できる
ようになっている。
【0033】このように本実施の形態では、回転側トラ
ンスコイル2aの固定部が金属材料で形成されるため、
樹脂材料とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に発生
する接着強度の低下を防止でき、十分な接着強度を確保
するこが可能となる。
ンスコイル2aの固定部が金属材料で形成されるため、
樹脂材料とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に発生
する接着強度の低下を防止でき、十分な接着強度を確保
するこが可能となる。
【0034】尚、図4は中心軸固定型の磁気ヘッドドラ
ムを構成する回転ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する回転ドラムにおい
ても同様である。また図4は面対向型のロータリートラ
ンスの断面を示しているが、周対向型のロータリートラ
ンスにおいても同様の効果が得られることはいうまでも
ない。
ムを構成する回転ドラムの断面を示しているが、中心軸
回転型の磁気ヘッドドラムを構成する回転ドラムにおい
ても同様である。また図4は面対向型のロータリートラ
ンスの断面を示しているが、周対向型のロータリートラ
ンスにおいても同様の効果が得られることはいうまでも
ない。
【0035】〔第3の実施の形態〕図5は、第3の実施
の形態の磁気ヘッドドラムの断面図である。固定ドラム
24の内部には金属材料で形成されたコア材25が挿入
されている。コア材25の素材及びその加工方法につい
ては、上述のとおりである。固定ドラム24の外部に
は、コア材25を包み込むように樹脂材料で形成された
ハウジング材26が外装されている。ハウジング材26
の素材およびその加工方法については、上述のとおりで
ある。コア材25には、接地(アース)用の導線27の
一端が接続されており、導線27のもう一方の他端は回
転ヘッド型磁気記録再生装置の基板12に接続されてい
る。
の形態の磁気ヘッドドラムの断面図である。固定ドラム
24の内部には金属材料で形成されたコア材25が挿入
されている。コア材25の素材及びその加工方法につい
ては、上述のとおりである。固定ドラム24の外部に
は、コア材25を包み込むように樹脂材料で形成された
ハウジング材26が外装されている。ハウジング材26
の素材およびその加工方法については、上述のとおりで
ある。コア材25には、接地(アース)用の導線27の
一端が接続されており、導線27のもう一方の他端は回
転ヘッド型磁気記録再生装置の基板12に接続されてい
る。
【0036】このような構成を採用することにより、磁
気ヘッドドラム周辺に存在する電磁波ノイズが基板12
に逃げ、EMIシールド(電磁波ノイズ遮蔽)が十分に
行われ、樹脂材料のみで固定ドラム24を形成する場合
に発生する電磁波ノイズ障害が防止でき、良好な映像品
質が得られる。
気ヘッドドラム周辺に存在する電磁波ノイズが基板12
に逃げ、EMIシールド(電磁波ノイズ遮蔽)が十分に
行われ、樹脂材料のみで固定ドラム24を形成する場合
に発生する電磁波ノイズ障害が防止でき、良好な映像品
質が得られる。
【0037】また、回転ドラム(図示せず)側のEMI
シールドについては、回転ドラム周辺に存在する電磁波
ノイズを中心軸4を経由して固定ドラム24に逃がして
やれば良い。
シールドについては、回転ドラム周辺に存在する電磁波
ノイズを中心軸4を経由して固定ドラム24に逃がして
やれば良い。
【0038】尚、図5では導線27により固定ドラム2
4の接地を行う構成を示したが、コア材25を直接基板
12等に接地しても同様の効果が得られることはいうま
でもない。
4の接地を行う構成を示したが、コア材25を直接基板
12等に接地しても同様の効果が得られることはいうま
でもない。
【0039】また、図5は中心軸固定型の磁気ヘッドド
ラムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心
軸回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにお
いても同様である。
ラムを構成する固定ドラムの断面を示しているが、中心
軸回転型の磁気ヘッドドラムを構成する固定ドラムにお
いても同様である。
【0040】〔第4の実施の形態〕図6は第4の実施の
形態の磁気ヘッドドラムの断面図であり、中心軸回転型
の磁気ヘッドドラムの構成を示している。固定ドラム2
8及び回転ドラム29の内部には、それぞれ金属材料で
形成されたコア材30,31が挿入されている。コア材
30,31の素材およびその加工方法については、上述
のとおりである。固定ドラム28および回転ドラム29
の外部には、それぞれコア材30,31を包み込むよう
に樹脂材料で形成されたハウジング材32,33が外装
されている。ハウジング材32,33の素材およびその
加工方法については、上述のとおりである。コア材30
には、中心軸4を中心とした同心円状に、内周部に円筒
面30aが形成され、かつ円筒面30aにはさらに内周
方向に折れ曲がった端部30bが形成されている。円筒
面30a及びその端部30bは、図示のようにハウジン
グ材32を突き抜け外部に露出しており、ベアリング3
4,35の外輪(アウターステータ)36、37を固定
できるようになっている。すなわち、円筒部30aで外
輪36,37の円筒外周部36a,37aを、端部30
bで外輪37の円筒端部37bをそれぞれ位置決め支持
することができる。次に、コア材31には、中心軸4を
中心とした同心円状に、内周部に円筒面31aが形成さ
れている。円筒面31a及びその端部31bは、図示の
ようにハウジング材33を突き抜け外部に露出してお
り、中心軸4とベアリング34の内輪(インナーロー
タ)38を固定できるようになっている。すなわち、円
筒部31aで中心軸4を、端部31bで内輪38の円筒
端部38aをそれぞれ位置決め支持することができる。
形態の磁気ヘッドドラムの断面図であり、中心軸回転型
の磁気ヘッドドラムの構成を示している。固定ドラム2
8及び回転ドラム29の内部には、それぞれ金属材料で
形成されたコア材30,31が挿入されている。コア材
30,31の素材およびその加工方法については、上述
のとおりである。固定ドラム28および回転ドラム29
の外部には、それぞれコア材30,31を包み込むよう
に樹脂材料で形成されたハウジング材32,33が外装
されている。ハウジング材32,33の素材およびその
加工方法については、上述のとおりである。コア材30
には、中心軸4を中心とした同心円状に、内周部に円筒
面30aが形成され、かつ円筒面30aにはさらに内周
方向に折れ曲がった端部30bが形成されている。円筒
面30a及びその端部30bは、図示のようにハウジン
グ材32を突き抜け外部に露出しており、ベアリング3
4,35の外輪(アウターステータ)36、37を固定
できるようになっている。すなわち、円筒部30aで外
輪36,37の円筒外周部36a,37aを、端部30
bで外輪37の円筒端部37bをそれぞれ位置決め支持
することができる。次に、コア材31には、中心軸4を
中心とした同心円状に、内周部に円筒面31aが形成さ
れている。円筒面31a及びその端部31bは、図示の
ようにハウジング材33を突き抜け外部に露出してお
り、中心軸4とベアリング34の内輪(インナーロー
タ)38を固定できるようになっている。すなわち、円
筒部31aで中心軸4を、端部31bで内輪38の円筒
端部38aをそれぞれ位置決め支持することができる。
【0041】このように本磁気ヘッドドラムでは、中心
軸4及びベアリング34,35の外輪36,37と内輪
38の取付部が金属材料で形成されるため、樹脂材料を
介して固定する場合に発生するクリープ変形や内部応力
の開放等による長期間の経時変化は排除でき、初期の寸
法精度や形状精度を維持することが可能となる。また、
通常、金属材料のヤング率等の機械物性値は、樹脂材料
の曲げ弾性率等の機械物性値に比べ優れているため、中
心軸4とベアリング34,35を強固に固定支持するこ
とができ、数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、
十分な耐衝撃性を長期間にわたって維持することも可能
となる。
軸4及びベアリング34,35の外輪36,37と内輪
38の取付部が金属材料で形成されるため、樹脂材料を
介して固定する場合に発生するクリープ変形や内部応力
の開放等による長期間の経時変化は排除でき、初期の寸
法精度や形状精度を維持することが可能となる。また、
通常、金属材料のヤング率等の機械物性値は、樹脂材料
の曲げ弾性率等の機械物性値に比べ優れているため、中
心軸4とベアリング34,35を強固に固定支持するこ
とができ、数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、
十分な耐衝撃性を長期間にわたって維持することも可能
となる。
【0042】また、固定ドラム28のみか、あるいは回
転ドラム29のみに上記発明を実施しても、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
転ドラム29のみに上記発明を実施しても、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
【0043】図7は、本実施の形態の他の例を示す断面
図であり、中心軸固定型の磁気ヘッドドラムの構成を示
している。固定ドラム39及び回転ドラム40の内部に
は、それぞれ金属材料で形成されたコア材41,42が
挿入されている。コア材41,42の素材およびその加
工方法については、上述のとおりである。固定ドラム3
9及び回転ドラム40の外部には、それぞれコア材4
1,42を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジ
ング材43,44が外装されている。ハウジング材4
3,44の素材およびその加工方法については、上述の
とおりである。コア材41には、中心軸4を中心とした
同心円状に、内周部に円筒面41aが形成されている。
円筒面41aは、図示のようにハウジング材43を突き
抜け外部に露出しており、中心軸4とベアリング34,
35の内輪(インナーステータ)38,45を固定でき
るようになっている。すなわち、円筒部41aで中心軸
4を、端部41bで内輪45の円筒端部45bをそれぞ
れ位置決め支持することができる。
図であり、中心軸固定型の磁気ヘッドドラムの構成を示
している。固定ドラム39及び回転ドラム40の内部に
は、それぞれ金属材料で形成されたコア材41,42が
挿入されている。コア材41,42の素材およびその加
工方法については、上述のとおりである。固定ドラム3
9及び回転ドラム40の外部には、それぞれコア材4
1,42を包み込むように樹脂材料で形成されたハウジ
ング材43,44が外装されている。ハウジング材4
3,44の素材およびその加工方法については、上述の
とおりである。コア材41には、中心軸4を中心とした
同心円状に、内周部に円筒面41aが形成されている。
円筒面41aは、図示のようにハウジング材43を突き
抜け外部に露出しており、中心軸4とベアリング34,
35の内輪(インナーステータ)38,45を固定でき
るようになっている。すなわち、円筒部41aで中心軸
4を、端部41bで内輪45の円筒端部45bをそれぞ
れ位置決め支持することができる。
【0044】次に、コア材42には、中心軸4を中心と
した同心円状に、内周部に円筒面42aが形成されてい
る。円筒面42aおよびその端部42b,42cは、図
示のようにハウジング材44を突き抜け外部に露出して
おり、ベアリング34,35の外輪(アウターロータ)
36,37を固定できるようになっている。すなわち、
端部42b,42cで外輪36,37の円筒端部36
b,37bをそれぞれ位置決め支持することができる。
した同心円状に、内周部に円筒面42aが形成されてい
る。円筒面42aおよびその端部42b,42cは、図
示のようにハウジング材44を突き抜け外部に露出して
おり、ベアリング34,35の外輪(アウターロータ)
36,37を固定できるようになっている。すなわち、
端部42b,42cで外輪36,37の円筒端部36
b,37bをそれぞれ位置決め支持することができる。
【0045】このような構成では、中心軸4及びベアリ
ング34,35の外輪36,37と内輪45の取付部が
金属材料で形成されるため、樹脂材料を介して固定する
場合に発生するクリープ変形や内部応力の開放等による
長期間の経時変化は排除でき、初期の寸法精度や形状精
度を維持することが可能となる。また、通常、金属材料
のヤング率等の機械物性値は、樹脂材料の曲げ弾性率等
の機械物性値に比べ優れているため、中心軸4とベアリ
ング34,35を強固に固定支持することができ、数百
Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、十分な耐衝撃性
を長期間にわたって維持することも可能となる。
ング34,35の外輪36,37と内輪45の取付部が
金属材料で形成されるため、樹脂材料を介して固定する
場合に発生するクリープ変形や内部応力の開放等による
長期間の経時変化は排除でき、初期の寸法精度や形状精
度を維持することが可能となる。また、通常、金属材料
のヤング率等の機械物性値は、樹脂材料の曲げ弾性率等
の機械物性値に比べ優れているため、中心軸4とベアリ
ング34,35を強固に固定支持することができ、数百
Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度に対し、十分な耐衝撃性
を長期間にわたって維持することも可能となる。
【0046】また、固定ドラム39のみか、あるいは回
転ドラム40のみに上記発明を実施しても、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
転ドラム40のみに上記発明を実施しても、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
【0047】また、上記した第1乃至第4の実施の形態
において、露出部の一部あるいは全部が、樹脂材料の薄
層によって覆われる場合がある。これは、樹脂材料の流
動性や金型の構造、あるいは、射出圧力、射出速度や金
型温度、樹脂温度等の成形条件等によって異なるが、樹
脂材料が露出部に回り込み、バリ等となって薄い層を形
成することを意味する。一般的に、バリは0.1mm単
位以下の厚みとなることが多く、したがって、この場合
においても、上記発明の効果が大きく低減されることは
なく、同様の効果が得られることは言うまでもない。
において、露出部の一部あるいは全部が、樹脂材料の薄
層によって覆われる場合がある。これは、樹脂材料の流
動性や金型の構造、あるいは、射出圧力、射出速度や金
型温度、樹脂温度等の成形条件等によって異なるが、樹
脂材料が露出部に回り込み、バリ等となって薄い層を形
成することを意味する。一般的に、バリは0.1mm単
位以下の厚みとなることが多く、したがって、この場合
においても、上記発明の効果が大きく低減されることは
なく、同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドドラムでは、固定ド
ラムの内部に挿入された金属材料の露出部分において、
磁気ヘッドドラムを固定することにより、磁気ヘッドド
ラム固定部分のクリープ変形や内部応力の解放等による
長期間の経時変化を排除することができ、初期の寸法精
度や形状精度を維持することが可能となる。
ラムの内部に挿入された金属材料の露出部分において、
磁気ヘッドドラムを固定することにより、磁気ヘッドド
ラム固定部分のクリープ変形や内部応力の解放等による
長期間の経時変化を排除することができ、初期の寸法精
度や形状精度を維持することが可能となる。
【0049】また、回転ドラムに挿入された金属材料の
露出部分において、磁気ヘッドを固定することにより、
磁気ヘッド固定部分のクリープ変形や内部応力の開放等
による長期間の経時変化を排除することができ、初期の
寸法精度や形状精度を維持することが可能となる。
露出部分において、磁気ヘッドを固定することにより、
磁気ヘッド固定部分のクリープ変形や内部応力の開放等
による長期間の経時変化を排除することができ、初期の
寸法精度や形状精度を維持することが可能となる。
【0050】また、固定ドラムに挿入された金属材料の
露出部分において、ロータリートランスのトランスコイ
ルを接着することにより、固定側トランスコイル及び回
転側トランスコイルの固定部が金属材料で形成されるた
め、樹脂材料とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に
発生する接着強度の低下を防止でき、十分な接着強度を
確保することが可能となる。
露出部分において、ロータリートランスのトランスコイ
ルを接着することにより、固定側トランスコイル及び回
転側トランスコイルの固定部が金属材料で形成されるた
め、樹脂材料とりわけ結晶性樹脂材料を使用する場合に
発生する接着強度の低下を防止でき、十分な接着強度を
確保することが可能となる。
【0051】更に、固定ドラムに挿入された金属材料を
接地することにより、磁気ヘッドドラム周辺に存在する
電磁波ノイズが基板に逃げ、EMIシールドが十分に行
われるため、樹脂材料のみで固定ドラムを形成する場合
に発生する電磁波ノイズ障害が防止でき、良好な映像品
質が得られる。
接地することにより、磁気ヘッドドラム周辺に存在する
電磁波ノイズが基板に逃げ、EMIシールドが十分に行
われるため、樹脂材料のみで固定ドラムを形成する場合
に発生する電磁波ノイズ障害が防止でき、良好な映像品
質が得られる。
【0052】また、固定ドラムと回転ドラムの少なくと
も一方に挿入された金属材料の露出部分において、中心
軸とそのベアリングを固定することにより、中心軸およ
びベアリングの外輪と内輪の取付部が金属材料で形成さ
れるため、樹脂材料を介して固定する場合に発生するク
リープ変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化
は排除でき、初期の寸法精度や形状精度を維持すること
が可能となる。また、通常、金属材料のヤング率等の機
械物性値は、樹脂材料の曲げ弾性率等の機械物性値に比
べ優れているため、中心軸とベアリングを強固に固定支
持することができ、数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度
に対し、十分な耐衝撃性を長期間にわたって維持するこ
とも可能となる。
も一方に挿入された金属材料の露出部分において、中心
軸とそのベアリングを固定することにより、中心軸およ
びベアリングの外輪と内輪の取付部が金属材料で形成さ
れるため、樹脂材料を介して固定する場合に発生するク
リープ変形や内部応力の開放等による長期間の経時変化
は排除でき、初期の寸法精度や形状精度を維持すること
が可能となる。また、通常、金属材料のヤング率等の機
械物性値は、樹脂材料の曲げ弾性率等の機械物性値に比
べ優れているため、中心軸とベアリングを強固に固定支
持することができ、数百Gにも及ぶ落下時の衝撃加速度
に対し、十分な耐衝撃性を長期間にわたって維持するこ
とも可能となる。
【図1】第1の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態の磁気ヘッドドラムの他の部
分の構成を示す断面図である。
分の構成を示す断面図である。
【図3】第2の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】第2の実施の形態の磁気ヘッドドラムの他の部
分の構成を示す断面図である。
分の構成を示す断面図である。
【図5】第3の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】第4の実施の形態の磁気ヘッドドラムの構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】第4の実施の形態の磁気ヘッドドラムの他の例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】従来の中心軸回転型の磁気ヘッドドラムの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】従来の中心軸固定型の磁気ヘッドドラムの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 磁気ヘッド 2 ロータリートランス 2a 回転側トランスコイル 2b 固定側トランスコイル 3 モータ 3a ローター 3b ステーター 4 中心軸 5、7、14、21、29、40 回転ドラム 6、8、9、18、24、28、39 固定ドラム 34、35 ベアリング 10、15、19、22、25、30、31、41、4
2 コア材 11、16、20、23、26、32、33、43、4
4 ハウジング材
2 コア材 11、16、20、23、26、32、33、43、4
4 ハウジング材
Claims (5)
- 【請求項1】 磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなり、磁気記録再生装置のベースに固定される
磁気ヘッドドラムにおいて、 前記固定ドラムは、一部が露出するように金属材料が挿
入された状態で、樹脂により一体に成形されており、 前記固定ドラムは、前記金属材料の露出部分において、
前記ベースに固定されてなることを特徴とする磁気ヘッ
ドドラム。 - 【請求項2】 磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなる磁気ヘッドドラムにおいて、 前記回転ドラムは、一部が露出するように金属材料が挿
入された状態で、樹脂により一体に成形されており、 前記磁気ヘッドは、前記金属材料の露出部分において前
記回転ドラムに固定されてなることを特徴とする磁気ヘ
ッドドラム。 - 【請求項3】 磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなる磁気ヘッドドラムにおいて、 前記固定ドラムは、一部が露出するように金属材料が挿
入された状態で、樹脂により一体に成形されており、 前記磁気ヘッドに対して信号の授受を行うロータリート
ランスのトランスコイルは、前記金属材料の露出部分に
おいて、前記固定ドラムに接着されてなることを特徴と
する磁気ヘッドドラム。 - 【請求項4】 磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなる磁気ヘッドドラムにおいて、 前記固定ドラムは、金属材料が挿入された状態で、樹脂
により一体に成形されており、 前記金属材料が接地されてなることを特徴とする磁気ヘ
ッドドラム。 - 【請求項5】 磁気テープに記録された情報を記録再生
する磁気ヘッドを支持する回転ドラムと、固定ドラムと
を有してなる磁気ヘッドドラムにおいて、 前記回転ドラムと固定ドラムの少なくとも一方は、一部
が露出するように金属材料が挿入された状態で、樹脂に
より一体に成形されており、 前記回転ドラムの回転中心となる中心軸及びそのベアリ
ングは、前記金属材料の露出部分において固定されてな
ることを特徴とする磁気ヘッドドラム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8065822A JPH09259415A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 磁気ヘッドドラム |
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