JPH02143272A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH02143272A
JPH02143272A JP63296086A JP29608688A JPH02143272A JP H02143272 A JPH02143272 A JP H02143272A JP 63296086 A JP63296086 A JP 63296086A JP 29608688 A JP29608688 A JP 29608688A JP H02143272 A JPH02143272 A JP H02143272A
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transfer paper
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はベルト状の感光体を使用した電子7j真複写
機等に用いられる転写装置に関づる。
[従来の技術] 従来、この種の転写装置としては、次に示4J:うなも
のがある。これは、第12図に示すにうに、複数のロー
ラに掛は回されるペル1〜私感光体50の移動路の一部
を、ストリップロール51によって移動方向を略90度
変化させて1−字形状に形成するとともに、ストリップ
ロール51とこれに近接して82けられた転写ロール5
2によってベルj・状感光体50を平面状に保持する。
そして、レジストロール53を回転駆動することによっ
て、転写用紙54を大きな角度をなして開いた一対の転
写ガイド55.56を介して転写エリアに給紙し、この
転写用紙54を転写コロトロン57の帯電によってベル
ト状感光体50に密着させるとともに、ベルト状感光体
50上に周知の電子写真プロセスによって形成されたト
ナー画像を、転写コロトロン57の帯電によって転写用
紙54上に転写する。
その後、ベルト状感光体50と転写用紙54との静電的
な吸着力を剥離コロトロン58の除電によって弱め、こ
の転写用154をベルト状感光体50の移動方向を略9
0度変化させるストリップロール51の曲率と転写用紙
54自体の剛性によってベルト状感光体50から分離す
るように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような従来技術の場合には、次のような問
題点を有している。すなわち、転写用紙54は、通常、
数百枚単位で図示しない給紙カセットにストックされて
おり、複写動作に応じて順次この給紙カセットから1枚
ずつ画像の転写エリアに給紙されるようになっている。
ところで、高湿度環境下で転写用紙54を多数枚積み重
ねて長時間放置すると、空気と触れる最上用の転写用紙
54は、−様に吸湿して伸びが均一であるのに対し、上
端部から約50枚目以下の転写用紙54は、周囲のみ吸
湿して伸びるので、不均一に3次元変形する。
ところで、この変形した転写用紙54をペル1〜状態光
体50を用いた複写機で使用すると、第13図に示すよ
うに、転写用紙後端部の画像に転写不良が発生し、転写
用紙54の後端側に画像の抜けEが生じるという問題点
がある。
この転写不良は、次のようにして起こる。すなわち、ベ
ルト状感光体50から転写用紙54上にトナー像を転写
するする際、転写用紙54は、ベルト状感光体50に転
写コロl−0ン57の帯電によって静電的に吸着され、
ベルト状感光体50とともに移動する。その際、転写用
紙54が周辺部のみ吸湿して伸びていると、転写用紙5
4の送り方向に対して直交する幅方向の中央部に比べて
、両端部の用紙54の長さが長くなるため、相対的に転
写用紙54の中央部より両端部の搬送が遅れる。そのた
め、転写用紙54が先端側から順次送られベルト状感光
体50に静電的に吸着して搬送される際に、転写用紙5
4の中央部のみ早く送られ、両端部の搬送が遅れるため
、転写用紙54の)、* 端側にiJ3いては、その中
央部が先端側へ引張られ、両端部が中央部へ移動して変
形が集められる。
このとき、転写用紙54を転写エリアに案内する転写ガ
イド55.56は、第12図に示すように、nいに大き
な角庶をなして開いているとともに、レジストロール5
3の搬送速度は、ベルト状感光体50の移動速度に対し
て相対的にわずかに速く設定されているため、転写用紙
54は、両転写ガイド55.56の間で緩かに湾曲する
のみである。そのため、上記の如く転写用紙54の後端
側において、その中央部に集められた変形は、両転写ガ
イド55.56の間で矯正されず、転写用紙54の中央
部が第14図に示すようにベルト状感光体50の表面か
ら浮き上がり、転写用紙54の後端側に転写不良が発生
する。
[課題を解決するための手段] そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、転写
用紙等の転写体が不均一に吸湿して変形した場合でも、
転写不良が発生することのない転写!!置を提供するこ
とにある。
すなわち、第1発明は、複数のローラ間に掛は回された
ベルト状のトナー像担持体に、転写体を搬送手段によっ
て案内手段を介して転写エリアまで搬送し、この転写体
をトナー像担持体に転写エリアで密着させ、上記トナー
像担持体からトナー像を転写体に静電的に転写する転写
装置において、上記案内手段の転写エリア側の通路を狭
く設定すれている。
また、第2発明は、複数のローラ間に掛は回されたベル
ト状のトナー像担持体に、転写体を搬送手段によって案
内手段を介して転写エリアまで搬送し、この転写体をト
ナー像担持体に転写エリアで密着させ、上記トナー像相
持体からトナー像を転写体に静電的に転写する転写装置
において、上記案内手段の転写エリア側の通路を狭く設
定するとともに、上記搬送手段の搬送速度を、トナー像
相持体の移動速度に比べて相対的に速く設定し、上記転
写体の後端が案内手段を離れてl−ナー像担持体と当接
する位置に、トナー像担持体の背面側を支持する支持部
材を配置するように構成されている。
上記案内手段は、例えば互いに対向するように配置され
た一対のガイド板によって構成される。
[作用] この第1発明においては、案内手段の転写エリア側の通
路を狭く設定するとともに、上記搬送手段の搬送速度を
、トナー像担持体の移動速度に比べて相対的に速く設定
し、転写体がトナー像担持体とともに移動する状態にお
いて、転写体の後端側が案内手段の狭い通路内で搬送方
向に沿って強制的に波打つようにしたので、転写体の幅
方向の中央部に染められる幅方向に沿った変形は、m送
方向に沿って発生する波打ちによって矯正されて引伸ば
され、転写体は、平面状に保持されて1・犬−像担持体
に接触するため、転写不良の発生が防止される。
また、第2発明においては、転写体の後端が案内手段を
離れてトナー像相持体と当接する位置に、トナー像相持
体の背面側を支持する支持部材を配置するようにしたの
で、転写体の後端部が案内手段を離れてトナー像相持体
に当接しても、この転写体が当接するトナー像担持体の
背面には、支持部材が設けられているため、ドブー像担
持休に振動等が発生するのを防止することができ、転写
体に転写されるトナー像が乱れたりすることがない。
[実施例] 以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第2図はこの発明に係る転写装置を適用し得る電子写真
複写機を示すものである。図において、1はトナー像担
持体としてのベルト状の感光体であり、このベルト状感
光体1は、アイドルロール2と、ドライブロール3と、
ストリップロール4、転写ロール5とに11トは回され
、矢印方向に回転駆動されるようになっている。上記ベ
ルト状感光体1は、チャージコロトロン6によって一様
に帯電された侵、プラテン7上に1置された原稿(図示
せず)の画像が走査露光系8を介して露光され、ベルト
状感光体1の表面に静電′eI像が形成される。
この静電潜像は、ベルi・状感光体1とともに移動し、
選択的に作動する現像器9または10によって現像され
てトナー像となり、ペル1〜状態光体1の表面に形成さ
れたトナー像は、転写エリア八に送られる。この転写エ
リアAにおいて、ベルト状感光体1は、ストリップロー
ル4と転写ロール5によって平面状に保持されている。
上記転写エリアAには、後に詳述するように転写コロト
ロン11と剥離コロt・ロン12とが配置されており、
ベルト状感光体1上に形成されたトナー像を、転写コロ
トロン11の帯電によって転写体としての転写用紙13
上に転写するとともに、剥離コロトロン12の帯電によ
って転写用紙13をベルト状感光体1から分離する。こ
のベルト状感光体1から分離された転写用紙13は、m
送ベルト14によって定着器15に搬送され、この定着
器15によってトナー像が転写された転写用(a13は
、+Jt出トシトレイ16上出される。トナー像が転写
されたベルト状感光体1は、クリーナー17によってそ
の表面が清掃され、次の複写工程に備える。
上記転写用紙13は、サイズ毎に異なった給紙カセット
18.19.20に数百枚ないし数千枚といった中位で
収容されており、所定のサイズの転写用tlA13が給
紙力セラ]へ18.19.20からフィードロール21
により給紙され、搬送路22を介してベルト状感光体1
の転写エリア八に送られるようになっている。
ところで、第1発明の一実施例に係る転′If装置は、
ベルト状感光体1の転写エリアAに、ベル1〜状感光体
1上に形成されたトナー像を転写用紙13上に静電的に
転写するための転写コロトロン11を備えている。この
転写コロトロン11は、ベル1−状感光体1と対向する
ように転写ロール5から剥N10−ル4の部分にわたる
幅を有している。
また、この転写コロj〜ロン11の隣りには、転写用紙
13をベルト状感光体1から剥離させるための剥MD 
Ol−ロン12が、ストリップロール4から一部が外れ
る幅を有して設けられている。
また、萌記搬送路22のベルト状感光体1側には、転写
用紙13を所定のタイミングでベルト状感光体1へと搬
送する搬送手段としてのレジストロール23と、このレ
ジストロール23によって搬送される転写用紙13を案
内する案内手段としての一対のガイド板24.25とが
配設されている。
この実施例では、案内手段の転写エリア側の通路を狭く
設定づるとともに、上記搬送手段の搬送速度を、トナー
縁担持体の移動速度に比べて相対的に速< Fl定し、
転写体がトナー像B3持体ととちに移動する状態におい
て、転写体の後端側が案内手段の狭い通路内で搬送方向
に沿って強制的に波打つように構成されている。
すなわら、上記ガイド板24.25は、第1図に示すよ
うに、上下に互いに対向するように配置されている。下
側のガイド板25は、レジストロール23の搬送方向に
沿って直線状に伸びたFit端部26と、この基端部2
6に対して小さな角度をなして上方に傾斜する先端部2
7とからなっている。このガイド板25の先端部27は
、転写エリアAにおいて平面状において保持されたベル
ト状感光体1と所定の角度αをなすように配置されてい
る。この角度αは、例えば30度程度に設定されるが、
これ以外の角度でも勿論良い1.また、上記先端部の先
端27aは、ベルト状感光体1の移動方向に沿って平行
に折曲されている。
一方、上側のガイド板24は、下側のガイド板25の基
端部26と大きな角邸をなして傾斜プる基端部28と、
下側のガイド板25の先端部27と狭い間隙を介して平
行に対向配置された先Q75部29とからなっている。
そして、両ガイド板24.25の先端部には、ガイド板
24.25の先端部27.29によって狭い通路30が
形成され、その基端部には、ガイド板24.25の基端
部26.28によって基端側がテーバ状に広がった広い
通路31が形成されている。
また、上記転写用紙13を所定のタイミングでベルト状
感光体1まで搬送するレジストロ−ル23は、転写用紙
13の見込速度がベルト状感光体1の移動速度より5相
対的に速くなるように設定されている。このレジストロ
ール23の搬送速度は、例えば、ベルト状感光体1の移
動速度を100とした場合、レンジストロール23の搬
送速度が102となるように設定される。
以上の構成において、この実施例に係る転写装置では、
次のようにして転写不良の発生が防止される。すなわち
、ベルト状感光体1上にトナー像が形成され、表面にト
ナー像が形成されたベルト状感光体1が転写エリアAに
移動すると、これと同期した所定サイズの転写用紙13
が給紙カセット18.19.20のいずれかから給紙さ
れる。
この転写用紙13は、フィードロール21から送り出さ
れ、搬送路22を介して、レジストロール23までIl
!2送され、このレジストロール23によって所定のタ
イミングでガイド板24.25を介してペル1〜状態光
体1の表面に供給される。この転写用紙13は、転写コ
ロトロン11により帯電を受けて、ベルト状感光体1」
二に静電的に吸呑されて密着するとともに、転写用紙1
3上にベルト状感光体1からトナー像が転写される。そ
の後、転写用紙13は、分1lilI]ロトロン12に
より帯七を受けて除電され、ベルト状感光体1との吸4
力が弱められて、ストリップロール4の曲率と転写用紙
自体の剛性によって転写用紙13がベルト状感光体1か
ら分離される。
ところで、転写用紙13がその周囲のみ吸湿して伸びて
いると、転写用紙13の搬送方向に対して直交する幅方
向の中央部に比べて、両端部の用紙13の長さが第3図
に示すように良くなるため、相対的に転写用紙13の中
央部より両端部の搬送が遅れる。そのため、転写用紙1
3が先端側から順次送られてベルト状感光体1に静電的
に吸着される際に、転写用紙13の中央部のみ速く送ら
れ、両端部の搬送が遅れるため、転写用紙13の後端側
にJ3いては、その中央部が先端側へ引張られ、両端側
が中央部へ移動して変形が集められ、転写用紙13の(
り端側には、第4図に示すような変形Bが生じる。
しかし、転写用紙13を転写エリア八まで搬送するレジ
ス[・ロール23は、ベルト状感光体1の移動速度より
も相対的に速く設定されており、しかも、転写用紙13
をベルト状感光体1まで案内するガイド板24.25は
、その先端側の通路30が狭り設定されている。そのた
め、転写用紙13は、その先端部がベルト状感光体1に
接触し、転写]ロトロン11の帯電によりベルト状感光
体1に吸着されて感光体1とともに移動し始めると、レ
ジストロール23の搬送速度は、ベルト状感光体1の移
動速度よりも速く設定されているため、転写用紙23の
後端側は、強制的に搬送される。
そして、転写用M13の後端側は、第5図に示すように
、ガイド板24.25の先端部の狭い通路30内におい
て、搬送方向に沿って細かく波を打つように変形される
。従って、転写用紙13に第4図に示すようにその幅方
向に沿った変形Bが存在しても、この転写用紙13は、
上記の如く搬送方向に沿って細かく波釘った状態に変形
されるため、転写用紙13には、第6図に示すように、
搬送方向に沿って細かく波釘つような変形によって、そ
の幅方向に沿って直線状となるような力Fが作用する。
そのため、転写用紙13の幅方向に沿って中央部に集め
られた変形Bは、強制的に引き伸ばされ、転写用紙13
は、ガイド板24.25の通路30内に&3いて平面状
となる。しかして、転写用紙13は、平面状となった状
態でベル[・状感光体1に静電的に吸着されるので、転
写用紙13は、全面がベルト状感光体1に密着してトナ
ー像の転写が行なわれ、転写用紙13の浮上りによる転
写不良の発生が防止される。
このように、ガイド板24.25の転写エリアA側の通
路30を狭く設定するとともに、レジス1−ロール23
の搬送速度を、ベルト状感光体1の移動速度に比べて相
対的に速く設定し、転写用紙13がベルト状感光体1と
ともに移動する状態にJ3いて、転写用紙13の後端側
がガイド板24.25の狭い通路30内で搬送方向に沿
って強制的に波釘つようにしたので、転写用紙13の幅
方向の中央部に東められる幅方向に沿った変形は、搬送
り向に沿って発生する波釘らによって矯正されて引伸ば
され、転写用紙13は、平面状に保持されてベルト状感
光体1に接触するため、転写不良の発生が防止される。
本発明化は、この発明の効果を確認するため、第1図に
示すような装置を試作し、転写不良の発生のイ]無を調
べる実験を行なった。この転写装置では、下側のガイド
板25の先端部27の長さを30m、この先端部27の
傾斜角度αを32度、ガイド板25の先0327 aと
ベルト状感光体1との間隙を1M、ガイド板24.25
間の狭い通路30の間隙を2#、レジストロール23の
搬送速度を102(ベルト状感光体1の移動速度を10
0とした場合)にそれぞれ設定した。このj:うな装置
において、65 Q /m2のA3サイズの転写用紙1
3を28℃、85%RHの環境下で多数枚重ねて3日間
放置し、上から100枚目から120枚目までの20枚
の転写用紙13を用いて画像の転写を行なった。画像転
写の良不良の評価は、101M間隔のラインチャートを
用紙の搬送方向と直交する方向に形成し、このラインチ
ャートに欠けやかすれ等がどの程度の長さにわたって生
じたかによって行なった。第7図は上記実験の結果を示
すものである。
この図から明らかなように、従来の装置は、不均一に吸
湿した転写用紙によって画像を形成した場合、その後端
部から150鮒の位置まですべての用猟において画像の
抜けが生じたのに対し、この実験例の場合には、後端部
から30mの位置においては画像の抜けが生じたが、後
端部から40順以前の位置においては、画像の扱1プの
発生をほとんど防止することができることがわかった。
尚、転写用紙13の後端部より1100aより以前の位
置において画像の抜けがわずか発生するのは、転写用M
i13に搬送方向に泊った波打ちが十分発生していない
ためであると思われる。
第8図は第2発明の一実論例を示すもので、前記第1発
明の実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明す
ると、この実施例では、上記第1発明の構成に加えて、
転写体の後端が案内手段を離れてトナー@担持体と当接
する位置に、トナー像lf3持体の背面側を支持する支
持部材を配置するように構成されている。
すなわち、第1図に示すように、ガイド板24.25の
先端部27.29を共にベルト状感光体1に対して大き
な角度αだけ傾斜させて、画先端部27.29間に狭い
通路30を形成した場合には、次のような不都合が生じ
る。転写用紙13は、第5図に示すように、ガイド板2
4.25によって案内されてベルト状感光体1へと搬送
されるが、転写用紙13の後端がガイド板24の先端部
29の案内を離れてベルト状感光体1と当接する位置に
は、ベルト状感光体1を支持部材が何等段tプられてい
ない。ところで、上記第1発明の実施例のごとく転写用
紙13を案内するガイド板24.25の傾斜角αが大き
いと、転写用紙13は、ガイド板24.25によって案
内される際に大きく湾曲する。そのため、転写用紙13
が厚紙笠のいわゆる腰の強いff1等の場合には、転写
用紙54の後端がガイド族24の先端部29の案内を離
れる際に、転写用紙13は、その弾性復元力によってベ
ルト状感光体1の表面に強い力で当接し、ベルト状感光
体1が振動する。従って、このベルト状感光体1の振動
によって、ベルト状感光体1から転写用紙13上に転写
されるトナー像が飛散し、転写用紙13に転写されるト
ナー像に乱れが生じるという不都合がある。
そこで、この第2発明に係る実施例では、転写用紙13
の後端がガイド族24の案内を離れてベルト状感光体1
に接触する位置に、支持部材どしての転写ロール5が配
置されている。また、転写ロール5がガイド板24.2
5の先端部に対応した位置に配dされているため、転写
ロール5の両端には、第8図に示すように、ベルト状感
光体1とガイド板25の先端27 aとの間隙を設定す
る円板状のスペーサー40が設けられており、このスペ
ーサー−40にガイド族25の先端27を当接させるこ
とにより、ベルト状感光体7とガイド板25の先端27
aとの間隙を所定の値に設定するようになっている。
こうすることによって、転写用紙13の後端がガイド板
24の先端を離れ、用紙自身が有する弾性力によってベ
ルト状感光体1に接触した場合で6、このペル1〜状態
光体1の背面には、転写ロール5が設置ノられでいるた
め、ベルト状感光体1には、転写用紙13の後端の接触
によっても振動等が発生することがなく、画像の抜は等
が発生するのが防止される。また、ガイド板25の位置
決めをスペーサー40によって行なうようになっている
ので、ガイド板25の先端27aとベルト状感光体1の
位置決めを行なうようになっているので、両古の間隙を
精度良く設定することができる。そのため、ガイド板2
5の先OW 27 aとベルト状感光体1の間隙を1順
程度に狭くすることができ、この点からも転写用紙13
の変形をガイド板26の先端27aによって押えて、前
記実施例で説明した転写用紙13の後端側の画像の汰け
をも防止することができる。
その他の構成及び作用は前記実施例と同一であるので、
その説明を省略する。
本発明者は、この発明の効果を確認するため、第8図に
示ずような装置を試作し、転写不良の発生の有無を調べ
る実験を行なった。この転77装品では、転写ロール5
の中心とガイド板24の先端との距離を5M、ガイド板
25の先端27 aとベルト状感光体1との間隙をla
m、ガイド族24の先端とベルト状感光体1との間隙を
2順、ガイド板24の先端とガイド板25の先端27a
の端縁までの距離を15値にそれぞれ設定した。このよ
うな装置において、【ih記実f!例と同一の集子′1
で調整され、工ω(Q/m2)の異なった転写用(式1
3を用いて画像の転写を行い、転写用紙13のWiDm
にお1ノる画像の抜は等の転写不良の発生を調べた。第
9図は上記実験の結果を示すものである。
図において、Oは転写不良が発生しなかった場合を、△
は転写不良が時々発生した場合を、×は転写不良がすべ
て発生した場合をそれぞれ示している。
この図から明らかなように、従来の装置(転写ロール5
の中心とガイド板24の先端との距離が20履)は、不
均一に吸湿した転写用紙によってll1j像ヲ形成した
場合、15(3g/m2及び127m2の用紙において
転写不良がづべて発生し、65g/m2の用紙の場合で
も時々転写不良が発生した。これに対して、この実施例
(転写ロール5の中心とガイド板24の先端との距離が
5#)では、156Q、/m2の用紙において転写不良
が時々発生したが、127m 及び65g/m2の用す
れでは転写不良がまったく発生しなかった。
なお、この実施例では、転写ロール5とガイド板25の
先端27aとの間隙を所定の値に設定した場合について
説明したが、第10図に示すように転写ロール5を対向
する両辺45a、45bとの距IC,Dを異ならせた軸
支部材45によって軸支し、この軸支部材45の向きを
変えることによって転写ロール5とガイド板25の先’
IA 27 aとの間隙を調節可能としても良い。図中
、46は軸支部材45が回転するのを防止するだめの回
り止め孔、48は転写ロール5を軸支するための孔を示
している。
第11図はこの第2発明の他の実施例を示すものであり
、前記実施例とJil−の部分には同一の符号をイ」シ
て説明すると、この実施例では転写LE −ル5の代り
に転写バー47を用いた場合を示している。この場合、
必要に応じて転写バー47の表面をテフロン(商品名)
等によって被覆して、ベルト状感光体1との接触抵抗を
減少さゼるのが好ましい。その伯の構成及び作用は前記
実施例と同一であるので、その説明を省略する。
し発明の効果] この第1の発明は以上説明したように、案内手段の転写
エリア側の通路を狭く設定するとともに、上記搬送手段
の搬送速度を、トナー像担持体の移動速度に比べて相対
的に速く設定したので、転写用紙に部分的に変形があっ
ても、ベルト状態光体十の画像を転写する際に画像の抜
は等が生じることがなく、良好な画像を得ることができ
る。
また、第2の発明は以上説明したように、上記第1発明
のの構成に加えて、転写体の後端が案内手段を離れてト
ナー像担持体と当接する位置に、[・ナー像担持体の背
面側を支持する支持部材を配置αしたので、トナーの飛
散による画像の乱れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る転写装置の一実施例を示す要部
断面図、第2図はこの発明に係る転写装置を適用し得る
電子写真複写機を示′rj概略図、第3図は転写用紙の
変形を示す説明図、第4図は転写不良の状態を示す説明
図、第5図は装置を動作を示す断面図、第6図は同装置
の作用を示すrI視図、第7図は実験例のデータを示す
グラフ、第8図1よこの発明の他の実施例を示す断面図
、第9図は同実施例の実験結果を示すグラフ、第10図
は変形例を示す要部正面図、第11図は他の変形例を示
す断面図、第12図は従来の装置を示す断面図、第13
図は画像の扱けを承り説明図、第14図は転写用紙の変
形を示す説明図である。 [符号の説明1 1・・・ベルト状感光体 4・・・ス1〜リップロール 5・・・転写ロール 23・・・レジメ1へロール 24.25・・・ガイド板 30・・・通路 待 訂 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代 理
 人 弁理士  中村 智廣(外3名)第 図 第 図 弔 図 第 図 第10図 第11 図 第12図 ’−53 第13図 第14区

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のローラ間に掛け回されたベルト状のトナー
    像担持体に、転写体を搬送手段によって案内手段を介し
    て転写エリアまで搬送し、この転写体をトナー像担持体
    に転写エリアで密着させ、上記トナー像担持体からトナ
    ー像を転写体に静電的に転写する転写装置において、上
    記案内手段の転写エリア側の通路を狭く設定するととも
    に、上記搬送手段の搬送速度を、トナー像担持体の移動
    速度に比べて相対的に速く設定したことを特徴とする転
    写装置。
  2. (2)複数のローラ間に掛け回されたベルト状のトナー
    像担持体に、転写体を搬送手段によって案内手段を介し
    て転写エリアまで搬送し、この転写体をトナー像担持体
    に転写エリアで密着させ、上記トナー像担持体からトナ
    ー像を転写体に静電的に転写する転写装置において、上
    記案内手段の転写エリア側の通路を狭く設定するととも
    に、上記搬送手段の搬送速度を、トナー像担持体の移動
    速度に比べて相対的に速く設定し、上記転写体の後端が
    案内手段を離れてトナー像担持体と当接する位置に、ト
    ナー像担持体の背面側を支持する支持部材を配置したこ
    とを特徴とする転写装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4325670A1 (de) * 1993-07-30 1995-02-02 Siemens Nixdorf Inf Syst Vorrichtung zum Heranführen von Einzelblättern an einen Zwischenträger eines elektrografischen Druck- oder Kopiergerätes
JP2006220927A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 転写装置及び画像形成装置
JP2010002838A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010026402A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 転写装置、及びこれを備えた画像形成装置

Cited By (4)

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DE4325670A1 (de) * 1993-07-30 1995-02-02 Siemens Nixdorf Inf Syst Vorrichtung zum Heranführen von Einzelblättern an einen Zwischenträger eines elektrografischen Druck- oder Kopiergerätes
JP2006220927A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Fuji Xerox Co Ltd 転写装置及び画像形成装置
JP2010002838A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010026402A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 転写装置、及びこれを備えた画像形成装置

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