JP2594789B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2594789B2
JP2594789B2 JP62077578A JP7757887A JP2594789B2 JP 2594789 B2 JP2594789 B2 JP 2594789B2 JP 62077578 A JP62077578 A JP 62077578A JP 7757887 A JP7757887 A JP 7757887A JP 2594789 B2 JP2594789 B2 JP 2594789B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分) この発明は静電複写機、同プリンタなど静電転写プロ
セスを利用する画像形成装置、とくにその転写材搬送装
置に関するものである。
(従来の技術と解決すべき課題) 第3図、第4図は従来からひろく実用されている、像
担持体として回転円筒状の感光体を用いる複写機の、転
写材の搬送、転写部位の近傍部分を示す概略側面図であ
って、紙面に垂直方向にのびていて,矢印A方向に回転
する感光体10に近傍して転写分離帯電器30が配設してあ
り、感光体の走行方向にみてその上流側に2枚の板体20
a,20bからなる転写材搬送部材20が、また下流側には転
写後の転写材を次の工程に搬送するための搬送手段40が
夫々配置してある。
紙を主とする、通常シート状の転写材(不図示)は前
記搬送部材20に案内されて、帯電器30と感光体とが対向
する転写部位に至って、感光体のトナー像が転写材に転
移し、ついで転写材は感光体から分離されて搬送手段40
によって次工程に搬送されるものとする。
このようにものにおいて、第3図のように転写材が存
在しない場合には、感光体の周囲近傍の空間において、
該感光体の回転にともなって生ずる空気流は同図に符号
Fで示すように、スムースに流れるが、第4図に示すよ
うに、転写材Pの先端が転写のために感光体に当接しな
がら進行する状態になると、前記空気流の進路が急激に
閉塞される状態になるので、感光体の上側の板体20aの
間の空間部分で気流の乱れFdが発生することを免かれな
い。
一方、感光体表面に形成されたトナー像は、感光体に
は静電的に付着しているだけであるので、このような気
流の乱れのためのトナーの一部が剥離して次第に板体20
a上にたまり、ある一定量達すると、これが順次搬送さ
れてくる転写材に落下してこれを汚染するような不都合
を生ずる。またジャム処理などのために搬送部材ないし
はその近傍の部材などを動かしたりすると、前述の一定
量に達しなくとも、たまったトナーが飛散してさらに汚
染を拡大することを免かれない。
とくに、マイクロフィルムを拡大、投影複写するリー
ダプリンタのような反転現像系のプロセスを利用するも
のにあっては、感光体感光層の帯電極性とトナーのそれ
とが同極性であるために、感光体のトナーに対する保持
力が弱いので、上述のような不都合の発生が顕著であ
る。
本発明は以上のような事態に対処すべくなされたもの
であって、転写材の供給によって生ずる、走行する像担
持体の周囲近傍空間の気流の乱れにかかわらずトナーの
搬送部材への落下蓄積を阻止し、転写材、さらには装置
内各部の汚染を防止し得るような画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、トナー像を担
持する像担持体と、前記像担持体から転写材へ前記トナ
ー像を転写位置で転写する転写手段と、前記転写位置へ
転写材を案内し、前記像担持体の下側に設けた一対の上
下ガイド部材と有する画像形成装置において、前記像担
持体の周速PS(mm/sec)と、前記ガイド部材によって案
内される転写材移動方向における前記上ガイド部材の先
端と、前記像担持体の周面との距離1(mm)との間に、 PSが100以下ならば 1は5〜8 PSが100〜140ならば 1は7〜10 PSが140〜180ならば 1は8〜12 PSが180以上ならば 1は10〜15 なる関係が満足されることを特徴とする画像形成装置で
ある。
このように構成することによって、転写材の存在によ
って生ずる気流の乱れにもとずく遊離トナーが、搬送部
材を形成する板体の上に蓄積されることがなく、このよ
うなトナーによる前述のような不都合を解消することが
可能となる。
(実施例の説明) 第1図は本発明を、矢印A方向に回転する、円筒状の
感光体をそなえた複写機に適用した実施例を示す要部側
面図であって、紙面に垂直方向にのびる感光体1に近接
してこれに平行に転写分離帯電器3が配設してある。
感光体1の周辺には、周知のように、一次帯電器、画
像信号付与手段、現像手段、クリーニング手段など画像
形成に要する部材が配設してあって(これらは本発明に
は直接関係がないのですべて省略してある)、これらの
作用によって感光体表面に形成されたトナー像は、該感
光体の走行によって、これが帯電器3に対向する転写部
位に到来する。
一方、カセットなどから供給された紙などシート状の
転写材(不図示)はレジストローラ2aの位置で一旦待機
し、感光体上のトナー像とタイミングを合せて搬送部材
2を案内されて前記転写部位に到達し、この位置で感光
体のトナー像が転写材に転写されたのち、帯電器3によ
って感光体から分離され、搬送手段4によって次工程に
搬送されるものとする。
搬送部材2は、図示のように、ほぼ平行に配された2
枚の板体2b,2cからなり、転写材は両者の間の間隙部分
を搬送されるものとする。
このようなものにおいて、図示の装置にあっては、転
写材のトナー像担持面を案内する側の板体2bの先端を感
光体表面から距離lにだけ後退させてある。
第1図のように、搬送部位2内に転写材が存在しない
場合には、感光体の走行によって生ずる気流は、前述の
第3図において説明したのと同様にその周辺をスムース
に流れるが、搬送部材内に転写材が存在すると、これに
よって気流の進路が妨害されるので、前述の第4図の場
合と同様に、気流の乱れが生ずることになり、このため
にトナーの一部が感光体から離脱する。
ところが、上記の装置においては、前述のように、板
体2bの先端が距離lだけ後退した位置にあり、この距離
lを充分にとっておくことによって、感光体から離脱し
たトナーは板体2bに落下せず、転写材に落ちることにな
る。
複写1枚与りで転写材に落下するトナー量は極めて少
量であって、肉眼で識別することも不可能な程度である
ので、実用上まったく問題はない。
前述の距離lは、主としてプロセススピード、即ち感
光体の周速によって定まり、プロセススピードが140mm/
sec〜180mm/secの場合、10mm程度とすることによって良
好な結果が得られた。
またプロセススピード(PS)によるlの値は次表によ
るものが良好であった。
PS(mm/s) 100以下 100〜140 l(mm) 5〜8 7〜10 PS(mm/s) 140〜180 180以上 l(mm) 8〜12 10〜15 このように、転写材搬送部材を構成する板体の一部
を、乱気流によって感光体から離脱したトナーが到達し
ない位置にあるように構成したから、前述のような、ト
ナーが搬送部材に落下蓄積されて、これに起因して転写
材、さらには装置内各部が汚染されることをよく防止す
ることができる。
第2図は,第1図に示す搬送部材を構成する板体2bに
対応する板体の他の形態を示すもので、本発明において
像担持体から板体を後退させることにより得られた空間
を利用し、板体2dの先端を上方に折曲して立ち上がり部
2eに形成してある。
このように構成することによって、前述のような感光
体から離脱してくるトナー以外のトナー、たとえば現像
器から飛散してくるものがこの板体に付着した場合に
も、搬送解除のさいにトナーが落下しにくくなるので転
写材の汚染阻止に有効である。
(3)発明の効果 本発明は、以上説明したように、一対の平行配置の板
体をそなえた転写材搬送部材の、転写材の転写側面を案
内する板体の先端を、プロセススピードに応じて像担持
体から充分に離隔して配設するという極めて簡単な構成
で、該板体にトナーの付着を阻止するためのバイアス印
加手段を配設するような必要がなく、安価かつ確実に、
像担持体から離脱したトナーの、前記板体への落下蓄積
を阻止して転写材の汚染を防ぐことができるので、良質
の画像を得るに資するところが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を複写機に適用した実施例を示要部側面
図。 第2図は本発明による搬送部材形成用の板体の他の構成
を示す斜視図、 第3図,第4図は公知の装置の作用を示す要部の側面図
である。 1……感光体、2……搬送部材、3……帯電器、2b,2c,
2d……搬送部材用の板体、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像を担持する像担持体と、前記像担
    持体から転写材へ前記トナー像を転写位置で転写する転
    写手段と、前記転写位置へ転写材を案内し、前記像担持
    体の下側に設けた一対の上下ガイド部材と、 を有する画像形成装置において、 前記像担持体の周速PS(mm/sec)と、前記ガイド部材に
    よって案内される転写材移動方向における前記上ガイド
    部材の先端と、前記像担持体の周面との距離1(mm)と
    の間に、 PSが100以下ならば 1は5〜8 PSが100〜140ならば 1は7〜10 PSが140〜180ならば 1は8〜12 PSが180以上ならば 1は10〜15 なる関係が満足されることを特徴とする画像形成装置。
JP62077578A 1987-04-01 1987-04-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2594789B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127749A (ja) * 1984-07-17 1986-02-07 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレ−キ油圧制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6127749A (ja) * 1984-07-17 1986-02-07 Honda Motor Co Ltd 車両用ブレ−キ油圧制御装置

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