JPH02142841A - 遮音パテ - Google Patents

遮音パテ

Info

Publication number
JPH02142841A
JPH02142841A JP29558288A JP29558288A JPH02142841A JP H02142841 A JPH02142841 A JP H02142841A JP 29558288 A JP29558288 A JP 29558288A JP 29558288 A JP29558288 A JP 29558288A JP H02142841 A JPH02142841 A JP H02142841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
putty
parts
sound
butyl rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29558288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Tsurumaru
鶴丸 秀一
Koichi Okumura
孝一 奥村
Takeshi Yamazaki
猛 山崎
Jun Nakajima
潤 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP29558288A priority Critical patent/JPH02142841A/ja
Publication of JPH02142841A publication Critical patent/JPH02142841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、たとえば壁や床等の各種ボードの突き合わせ
部分、電線・ケーブルや配管の貫通部分等に充填するシ
ール用の遮音パテに関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]遮音パ
テには、遮音性付与のために高比重の充填材が多量に配
合されている。そのために、成形後(施工後)に成形物
が変形する、いわゆる「垂れ下がり現象」が生じやすい
という問題があった。
本発明者等は、この垂れ下がり現象を防止するために、
有機質の繊維を保持材として使用した遮音パテを提供し
た(特願昭63−31518号、特願昭83−4875
7号)。しかしながら、このようにしても、高比重充填
材の配合量が多いと、垂れ下がりを充分に防止すること
ができなかった。
また、このような繊維は高価なため、パテの製造コスト
を高くするという問題があった。
本願発明は、このような問題点を解決し、垂れ下がり現
象を充分に防止し得てかつ遮音効果の高い遮音パテを提
供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の遮音パテは、ブチルゴム100重量部に対して
、ポリブテン5〜100重量部、鉄精鉱スラグ50〜1
000重量部、及び有機過酸化物1〜10重量部を配合
して成るものである。
本発明によれば、上記組成で遮音パテを構成することに
より、従来のパテに要求される垂れ下がり防止性を損う
ことなく、すぐれた遮音効果を具備した遮音パテが得ら
れる。
本発明に用いるブチルゴムとしては、通常市販されてい
るものを用いうるが、充填材を保持する能力やシール能
力をより高めるという見地からすると、不飽和度が0.
8〜1.5程度のどちらかといえば不飽和度の小さい部
類に属するブチルゴムの方が、適当な粘着性を得ること
ができて好ましい。
本発明において使用するポリブテンは、特に限定されな
いが、ブチルゴムの粘着力を補う上での粘着付与能力や
、配合作業性等を考慮した場合には、平均分子量が60
0〜1500程度のものを用いることが好ましい。
このようなポリブテンの配合量が、ブチルゴム100重
量部に対して5重量部未満の場合には、ブチルゴムの粘
着力を充分補うことができない。逆に、100重量部を
超える場合には、流動性が高まり、垂れ下がりを充分に
防止できないだけでなく、過剰の粘着力(べとつき性)
のために、かえってパテの充填作業性や、配合時の作業
性を損なうことになる。
本発明に用いる鉄精鉱スラグは、銅製錬工程で得られる
副生物であり、銅製錬工程の自溶炉から得られるマット
に、転炉で二酸化ケイ素と酸素とを添加して、シリケー
ト化と酸化を行なった後、生成するスラグを磁選し、得
られたスラグを浮遊選鉱して銅精鉱を回収した後の残物
を脱水して得られるものである。この鉄精鉱スラグの化
学組成例は、2FeO−8iO2(Feoとして40〜
50重量%、S t 02として15〜30重量%)、
Fe20410〜30重量%、F e 20 a 5重
量%、Mg05重量%以下であって、CaOはほとんど
含有していない。
この鉄精鉱スラグは、上記のように、銅製錬工程で得ら
れる副生物であるから、安価であり、大量に生産される
。しかも浮遊選鉱を経たものであり、好都合にも破砕粒
子である。また、この鉄精鉱スラグのかさ密度は3〜4
であり、比重は4〜4.2であるから遮音効果を高める
ための充填剤として好ましいものである。この発明で使
用する鉄精鉱スラグの粒度は、100メツシユ以下が好
ましく、特に200メツシユ以下がより好ましい。
鉄精鉱スラグの配合量がブチルゴム100重量部に対し
て50重量部より少ない時は、高比重とならず十分な遮
音効果が得られない。また、1000重量部より多い時
は、垂れ下がったり、粘着性が低下したり、充填作業性
が低下したり、混練加工性の面で大幅に低下したりする
ので、いずれも好ましくない。より良いものを得るため
に、この鉄精鉱スラグは、200〜600重量部配合す
置型とが好ましい。
本発明において使用する有機過酸化物は、たとえば、2
.2−ビス(t−ブチルペルオキシ)オクタン等のペル
オキシケタール類;第3ブチルφヒドロペルオキシド、
クメン・ヒドロペルオキシド等のヒドロペルオキシド類
ニジクミル・ペルオキシド、t−ブチルクミル・ペルオ
キシド等のジアルキルペルオキシド類:等をあげること
かできる。
有機過酸化物の配合量がブチルゴム100重量部に対し
て1重量部未満の場合には、有機過酸化物によるブチル
ゴムの分解(解重合)が充分におこなわれず、パテとし
て必要な粘着力が不足する。逆に、10重量部を超える
と、それ以上配合しても粘着力が向上せず、かえってブ
チルゴムそのものの劣化につながることになる。
このような理由から、有機過酸化物の好ましい配合量は
、ブチルゴム100重量部に対して3〜7重量部である
本発明の遮音パテにおいては、以上の外に、必要に応じ
て適宜、難燃剤、可塑剤、充填材、安定剤、酸化防止剤
、滑剤、着色剤等が配合されうる。
難燃剤としては、従来公知のアンチモン酸化物、ジルコ
ニウム酸化物、ホウ素化合物の如き無機難燃剤やドデカ
クロロドデカヒドロジメタノジベンゾシクロオクテン、
1,2−ビス(2゜3.4,5.6−ペンタブロモフェ
ノキシ)工タン、デカブロモフェニルオキシドの如き有
機難燃剤等があげられる。
可塑剤としては、ジメチル・フタレート、ジエチルΦフ
タレート、ジ−nオクチル・フタレート、ジー(2−エ
チルヘキシル)フタレート等のフタル酸誘導体、リシノ
ール酸誘導体、オレイン酸誘導体、リン酸誘導体等があ
げられるが、有機過酸化物の加硫に悪影響を及ぼさない
ものであれば、特に限定されない。
また、充填材としては、焼成りジー、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、珪酸アルミニ
ウム、珪酸マグネシウム等用途に応じて適宜配合するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明の遮音パテは、高比重であり、優れた遮音効果を
発揮する。
さらに、充填作業が容易であるだけでなく、充填後に変
形、垂れ下がり等を生じることがない。
[実施例コ 次に、実施例および比較例により本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこのような実施例のみに限定され
るものではない。
実施例1〜4、比較例1〜3 前述した配合材料を、表1に示す割合(重量部)で、次
の手順に従って配合・混練した。
(1)ブチルゴムを150℃以上の温度でバンバリーミ
キサ−等で練り、これに過酸化物を添加した。
(2)過酸化物を充分に分解させ、ブチルゴムと反応さ
せた。
(3)他の配合材料を加え、充分に混練した。
得られた遮音パテについて以下の緒特性を測定し、その
結果を表1に併記した。
(1)遮音性 遮音性は比重に大きく依存するので、遮音パテの比重を
JIS  K  0061 3.3項の第1法により測
定し、その値により遮音性の評価をした。
(2)充填作業性 直径50mm、長さ200關のパイプに遮音パテを手で
詰め込み、その充填作業性を検討した。円滑に作業ので
きたものをQとし、そうでなかったものを×とした。
(3)垂れ下がり性 JIS  A  5752 5.5項に準拠した方法で
測定した。すなわち、パーライト板(断熱材)により長
さ150m+s、内幅10III111深さ25mmの
溝型を形成したものに遮音パテを詰め、これを20℃の
恒温空気槽に24時間懸垂放置し、次いで60℃の恒温
空気槽に24時間懸垂放置した時、容器の下端から垂れ
下がった遮音パテの長さを測定した。垂れ下がり長が1
 mm以下のものを0とし、1龍を超えたものをXとし
た。
なお、従来例として、液状クロロプレンゴムを用いた遮
音パテを表2に示した。特に、従来例2は、有機質繊維
を用いたものである。
表 表1から明らかなように、実施例1〜4の遮音パテは、
いずれも優れた特性を有するものであった。
一方、比較例1の遮音パテにおいては、ポリブテンの配
合量が少ないため、粘着力不足により垂れ下がり性が大
きかった。比較例2の遮音パテにおいては、ポリブテン
の配合量が多すぎるため、流動性による垂れ下がりが生
じるとともに、粘着力過多により充填作業性が悪かった
比較例3の遮音パテにおいては、鉄精鉱スラグの配合量
が多すぎるため、垂れ下がり性が大きくなるとともに、
遮音パテがかたくなって充填作業性が悪かった。
また、表2から明らかなように、従来例1の遮音パテに
おいては、適当な保持力を有する配合材が含まれていな
いので、鉄精鉱スラグの配合量が少ないにもかかわらず
、垂れ下がり性が大きかった。従来例2の遮音パテにお
いては、有機質の繊維が配合されているにもかかわらず
、鉄精鉱スラグの配合量が多いので、垂れ下がりを充分
に防止することができなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ブチルゴム100重量部に対して、ポリブテン5〜
    100重量部、鉄精鉱スラグ50〜1000重量部、及
    び有機過酸化物1〜10重量部を配合して成る遮音パテ
JP29558288A 1988-11-22 1988-11-22 遮音パテ Pending JPH02142841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29558288A JPH02142841A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 遮音パテ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29558288A JPH02142841A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 遮音パテ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02142841A true JPH02142841A (ja) 1990-05-31

Family

ID=17822498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29558288A Pending JPH02142841A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 遮音パテ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02142841A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11314296A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Toyobo Co Ltd 積層体、それを用いた吸遮音材および制振材
CN104761835A (zh) * 2015-03-04 2015-07-08 浙江万佳热电器科技有限公司 一种电热膜发热管复合降噪材料的制备工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11314296A (ja) * 1998-05-06 1999-11-16 Toyobo Co Ltd 積層体、それを用いた吸遮音材および制振材
CN104761835A (zh) * 2015-03-04 2015-07-08 浙江万佳热电器科技有限公司 一种电热膜发热管复合降噪材料的制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1990002153A1 (en) Surface blush-resistant, fire-retardant polyolefin resin composition
EP0280761A2 (en) Flame-retardant olefinic resin composition
JPH0113730B2 (ja)
KR930003594B1 (ko) 차음재용 필러 및 이 필러를 사용한 차음재
JP7169785B2 (ja) 塩素化ポリオレフィン組成物
EP1263869B1 (en) Halogen containing polymer compounds containing modified zeolite stabilizers
JPH02142841A (ja) 遮音パテ
JPS6211745A (ja) 耐熱性にすぐれる難燃性オレフイン重合体組成物
JPS59147035A (ja) ポリオレフイン樹脂組成物
JPS60221473A (ja) 溶剤型接着剤
JPS62177046A (ja) 耐酸性難燃樹脂組成物
JPS6172038A (ja) ポリプロピレン樹脂組成物
JPS61213241A (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH0471946B2 (ja)
JPH0562148B2 (ja)
JPS62285940A (ja) 軟質難燃樹脂組成物
JPS6362545B2 (ja)
JPH1067889A (ja) 難燃性ポリオレフィン組成物
JPH01204987A (ja) 遮音パテ
JPH01221442A (ja) 遮音パテ
JPH0354236A (ja) 難燃性重合体組成物
JPH0790135A (ja) 架橋性高難燃組成物
Kopylov et al. Ceramic-forming silicone compounds
JPH01203448A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JPS633047A (ja) 柔軟性遮音材