JPH02142628A - プレス加工材の向き転換装置 - Google Patents

プレス加工材の向き転換装置

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JPH02142628A
JPH02142628A JP29529088A JP29529088A JPH02142628A JP H02142628 A JPH02142628 A JP H02142628A JP 29529088 A JP29529088 A JP 29529088A JP 29529088 A JP29529088 A JP 29529088A JP H02142628 A JPH02142628 A JP H02142628A
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JP
Japan
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press
jaws
arm
eccentric cam
press working
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JP29529088A
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Fumiaki Umezawa
文明 梅澤
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、円筒形状のプレス加工材の向きを転換する装
置に関する。
詳しくは、プレス加工材をある位置から挟持しつつその
向きを変えて他の位置へ移行させることのできるプレス
加工材の向き転換装置である。
[従来の技術] プレス機械の自動化、省力化と生産能率の向上からプレ
ス加工材を挟持しつつ金型−金型間等に搬送する搬送装
置が広く採用されている。
かかる搬送装置の従来構造は、例えば第10図に示す如
く、一対のフィードバー22.22と各フィードバー2
2.22に取付けられた先端V字形状のクランパー23
.23と各フィードバー22.22を同期させてアドバ
ンス・リターン動作、クランプ・アンクランプ動作等さ
せる図示しない駆動機構とから構成されているのが一般
的である。
従って、一対のクランパー23.23から形成される挟
持手段では、両フィードバー22.22をクランプ動作
させることにより円筒形状のプレス加工材Wを外mJか
ら挟持することができる。また、プレス加工材Wを挟持
したままフィードバー22.22の動作叫より水平搬送
、さらにはリフト・ダウン動作を有する搬送装置の場合
には上昇・下降搬送させることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の構造では、現今の多様化要請
を満足できなくなっている。
すなわち、例えば、花瓶形状と同様な有底円筒形状でか
つ開口側に絞り加工を繕したプレス加工品を製造すると
きには、ブランクを後方押出しして有底円筒形状とし、
その後に開口側の縁端をトリミングし、しかる後に絞り
加工を行なうことがプレス材料の円滑流動や金型の単純
化等から望ましい。
しかし、従来搬送装置では、プレス加工材Wを挟持した
ままそのプレス加工材の向きを上下に反転させるなどそ
の向きを転換させることができない。
したがって、上記花瓶形状のプレス加工品を製造する場
合、適用可能製品寸法の限定、金型の複雑化、加工精度
の低級化等々の犠牲を受忍した上で、ブランクを開口側
が下向きとなるように前方押出ししてプレス加工材の向
きを一定としたまま最終工程まで加工していた。
一方、かかる犠牲が受忍し器いときは、開口側が上向き
となる後方押出ししたプレス加工材をその縁端のトリミ
ング前に、作業者がプレス加工材の上下の向きを手動で
方向転換し、さらに所定位置へ位置決めしなければなら
ず作業能率が低く製品のコスト高を招いていた。
さらに、いずれの加工方法においても、プレス加工材W
を事前に所定位置に供給し、しかる後にクランパー23
.23を挟持位置へ移動させる必要があるため全工程の
自動化、省力化か十分に達成されず製品加工の迅速化が
妨げられるという問題も内存していた。
ここに、本発明の目的は、円筒形状のプレス加工材を迅
速かつ正確に内側からでも外側からでも挟持でき、それ
を挟持したまま方向転換させることのできるプレス加工
材の向き転換装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、機体に回動可能に装着されたアームとこのア
ームを所定角度範囲内で往復動させる駆動手段とを含み
形成された反転tl!l梢と、アームの先端に装着され
たプレス加工材を挟持するための挟持装置とを備え、 前記挟持装置を、軸線に点対称配設された円弧形状の一
対の清心溝を有する偏心カム体と、この偏心カム体を軸
線を中心として往復回動させる駆動手段と、 該各偏心溝に嵌挿する摺動子を有し該偏心カム体の回動
によって該軸線を中心に相互に離隔接近可能な一対のジ
ョーと、 円筒形状プレス加工材の内面または外面に当接される係
合部とプレス加工材の一側端面に当接される係合部を有
し挟持するプレス加工材の該ジョーに対する該軸線方向
の位置決めをする位置決め部材とから構成したものであ
る(。
[作用] 本発明によれば、駆動手段で偏心カム体を回動させれば
、両ジョーは軸線を中心として接近しつつ内側または外
側から円筒形状のプレス加工材を挟持することができる
ここで、反転Iisの駆動手段によりアームを所定角度
回動させると、プレス加工材は挟持装置で挟持されたま
ま向きを転換しつつ他所へ移行される。
その後、偏心カム体を逆方向に回動させることによりプ
レス加工材を他所へ引渡すことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
まず、本実施例における向き転換装置の有用性を具体化
するために、本向き転換装置を導入したプレス加工ライ
ンの一例を第8図、第9図を参照して説明する。
1は、ブランク〔第9図(A)参照〕を後方押出しして
同(B)に示すプレス加工材Wを成形する第1プレス(
クラウン2.コラム3.ボルスタ4、スライド5.ベツ
ド6等からなる)で、2は、同(D)に示すプレス加工
材Wの開口側縁端Eのトリミングから数次の成形を通し
て同(E)に示す花瓶形状のプレス製品を得る第2次プ
レス(クラウン12.コラム13.ボルスタ14.スラ
イド15.ベツド16等からなる)である。
この第1および第2プレス1.2間はローラコンベア9
で連結され、第2ブレス2内のプレス加工材Wの搬送は
、フィードバー22と複数のクランパー23.23.・
・・と、駆動桿24と、これらをアドバンス・リターン
動作、リフト・ダウン動作、クランプ・アンクランプ動
作させる駆動a楕21とから形成されたトランスファー
装置20によって行なわれる。
そして、第1プレス1から排出されたプレス加工材Wは
、分離機構90で一個づつストッパー機構80側へ供給
され、このストッパー機構80で位置決めされたプレス
加工材Wは向き転換装置によって第9図(C)に示す状
態から同(D)に示す状態に方向転換しつつ第2プレス
11(他所)へ移行される。
したがって、ストッパー機構80で位置決めされたプレ
ス加工材Wは、後述の挟持装置30により自動挟持され
、反転機構70の動作により向き転換されて第2ルス1
1の第1ステージに供給される。
第2プレス11では、第9図(D)に示された状態でト
リミング加工し、その後数次の成形加工を経て同(E)
に示す製品を仕上げる。トリミング加工に際しては、プ
レス加工材Wが開口側を下向きにして保持されているの
で、トリミング片が半製品(W)の内側底部に落下集積
されることなく後段プレス加工上非常に好ましくかつ作
業者の方向反転作業も必要なくなる。
このように、プレス加工の自動化:省力化の達成に極め
て有益な本向き転換装置は、第1図、第5図に示す如く
、挟持装置3oと反転機構70とから構成されている。
さて、挟持装置30は、第3図、第2図に示す如くグリ
ップジョー31と駆動機構41と位置決め部材51とか
ら構成されている。
グリップジョー31は、左右一対のジョー32A、32
Bとからなり、各ジョー32A、32Bは当該プレス加
工材Wの外周面に対応する円弧面33A、33B (円
弧面33A、33Bの平面形状は第5図参照)を有する
。すなわち、この実施例ではプレス加工材Wを外側がら
挟持するものとされている。
各ジョー32A、32Bは、底面図を示す第5図から明
らかの通り、軸線Z(軸44の軸線)を中心に左右に分
割されているがら、予めブランク材Wを位置決めしてお
いても、あるいはやや開いた状態としておけば先に両ジ
ョー32A、32Bを挟持位置に位置づけしておいても
、その後両ジョー32A、32Bを少々接近動作させる
だけでブランク材Wを確実に挟持できる。
この挟持動作すなわち両ジョー32A、32Bの軸線Z
に対する接近動作と解放動作すなわち離隔動作は駆動機
l141によって行なわれる。
駆動機構41は、第2図、第3図に示す如く軸線Zに点
対称に配設された円弧形状の一対の偏心溝43A、43
Bを有する偏心カム体42とこの偏心カム体42に一端
が固定されたレバー45とこのレバー45を軸線2を中
心に往復回動させる駆動手段としてのシリンダ装置46
とから構成されている。49.49は安全カバーである
これら偏心?1I43A、43Bには、各ジョー32A
、32Bに一体に設けられた連結部材35A。
35Bのそれぞれに装着された摺動子37A、37Bが
嵌挿されている。また、連結部材35A。
(35B)は、ブラケット39に摺動自在に嵌装された
一対のロッド36A (36B)にそれぞれ固着され、
ブラケット39に対して移動可能である。
したがって、シリンダ装置46(ロッド47)を駆動す
ることにより、レバー45.軸44を介して偏心カム体
42が回動されると、その回動方向によって両ジョー3
2A、32Bは軸線2に対して相互に離隔接近される。
この両ジョー32A、32Bで挟持されるプレス加工材
Wの位置は、位置決め部材51によって規制される0位
置決め部材51は第3図に示す如く全体としてカップ形
状をなし、ボルト55で偏心カム体42に軸線2を合わ
せて一体に固定されている。
52は、プレス加工材Wの内面に接する係合部であり水
平方向の位置を規制し、また、53は、第3図に示す状
態から第1図で示す如く反転したときにその開口側縁端
に当接して軸線2方向の位置を規制する係合部である。
なお、第3図に示す状態においても反転機構70とロー
ラコンベア9の相対位置を変えて、その開口側縁端を位
置基準とする場合には、同様に軸線Z方向の位置を規制
するものとしてm能する。
そして、この挟持装置30が取付けられた反転機構70
は、第1図、第4図に示す如く、機体を形成するフレー
ム19の支軸71に回動自在に装着されたアーム72と
このアーム72を支軸71を中心として180度往復回
動させる回動駆動手段としてのラック部材73から構成
されている。
具体的には、挟持装置30は、アーム72の先端側72
Aに設けられたブラケット39に取付けられている。な
お、18はフレーム19の係止片19Bに当接させるシ
ョックアブソーバ−であり、また、77はボルスタ14
側のブラケット17に取付けられたショックアブソーバ
−である。
したがって、ラック部材73によってアーム72を反転
させれば、挟持装置30はプレス加工材Wを挟持したま
ま第1図に2点鎖線で示したようにプレス加工材Wを反
転させて第2ブレス11の第1ステージに受渡すことが
できる。
次に、プレス加工材WのストッパーtE[80は、第1
図に示す如く、フレーム19Cにロッド83を介して摺
動自在に装着された係止部材81からなり、この係止部
材81には当該プレス加工材Wを安全保持するに都合の
よい円弧形あるいはV字形の当接面82が設けられてい
る。その位置は調整ネジ84によって調整可能である。
また、分離機構90は、第6図、第7図に示す如く、ブ
ラケット98A、98Bにそれぞれ回転支持されたロッ
ド92A、92Bの先端に取付けられた円弧形状の係止
片95A、95Bと、この係止片95A、95Bをリン
クパー93A、93Bを介して開放閉鎖動作させるため
の一対のシリンダ装置96A、96Bとからなり、リン
クパー93A、93Bとシリンダ装置96A、96Bと
は軸97A、97Bで回転連結されている。
よって、X方向から供給されたプレス加工材Wは、係止
片95A、95Bを2点鎖線で示すように閉鎖させれば
ストップされ、実線で示すように開放させればその1つ
を分離してストッパー機構80側に供給できる。なお、
99はポジションセンサーであり、プレス加工材Wがス
トッパー機構80で挟持位置に位置づけられたことを検
出して挟持装置30を自動動作させる信号を発するもの
である。
次に、この実施例作用を説明する。
第8図、第9図において、矩形ブランクは第1ブレス1
によって、開口側を上方に向ける後方押出し成形され第
9図(B)に示す如く有底円筒形状のプレス加工材Wに
成形される。開口側縁端eは粗荒である。このプレス加
工材Wはローラコンベア9を介して第2ルス11へ順次
搬送される。
先端のプレス加工材Wは分離機[90によってストップ
される。この場合、第1プレス1の成形速度が第2プレ
ス11の加工速度より大きいのでローラコンベア9上に
は複数のプレス加工材Wをストックできる。
かかる状態において、分it[190のシリンダ装置9
6A、96Bを作動させ両線止片95A。
95Bを開放させると先端のプレス加工材Wはストッパ
ー機iso側に供給されかつ係止部材81によって挟持
位置に位置づけされる。
次なるプレス加工材Wは、両線止片95A、95Bによ
って移動阻止される。
さて、向き転換装置を形成する挟持装置30は、第2図
、第3図に示す如く、駆動機構41を動作することによ
りグリップジーJ−31(ジョー32A、32B)でプ
レス加工材Wを外側から挟持する。
すなわち、駆動手段としてのシリンダ装置46を作動さ
せ、債、心カム体42を第3図で時計方向に回転させる
と、債心清43A、43Bはともに軸線2に接近する。
すると、両ジョー32A、32Bは摺動子37A、37
Bを介して軸線Z方向に相互に接近移動して、プレス加
工材Wを外側から挟持する。この挟持力はシリンダ装置
46の空気圧により定まり、かつ空気圧は所定挟持力を
発生するに適当と選定されているので、プレス加工材W
を変形させるほどに強力挟持することなく常に必要十分
な挟持力をもって挟持できる。
ここに、挟持装置30は、反転機構70のアーム72に
よって軸線2方向の位置が予め規制されている。したが
って、プレス加工材Wの開口側は位置決め部材51に被
嵌され、その内面に接する係合部52によって水平方向
の位置が規制される。
この場合、プレス加工材Wの開口側縁端は第3図に示す
如く係止部53には当接されていない。
よって、プレス加工材Wはアーム72に所定の位置で挟
持されることになる。
かかる分離機構90と挟持装置30と反転機構70とそ
の動作タイミングは、プレス加工材Wを位置決め部材5
1に被嵌させることができれば、適宜とすることが可能
である1例えば、第5図において下側半分に示した通り
、ジョー32Bを規制位置よりやや軸線2方向に持上げ
た状態にアーム72を位置づけしておき、その後に分離
m構90を動作させても、また、分離機構90を予め動
作させその後にアーム72を規定位置に下降させかつそ
の後に挟持装置30を動作させてもよい。
このように各動作タイミングの選択自由度が大きく、そ
れらのタイミングミスによりプレス加工材Wや挟持装置
30等を変形・破損させてしまうことがない極めて利用
性の高いものである。因に、第5図の上半分に示された
ジョー32Aはジョー32Bとは異なり挟持しな状態を
現すものである。
ここにおいて、反転8!#970を作動させアーム72
を180度右回転させる。挟持装置30は所定の挟持力
でプレス加工材Wを挟持したままである。したがって、
アーム72が第1図に示す2点鎖線で示す如く、反転し
たときにはプレス加工材Wの向きは上下反対となり開口
側は下方になる。
続いて、シリンダ装置46を先とは逆に少しだけ動作さ
せジョー32A、32Bを離隔する方向に少々緩めると
、プレス加工材Wは自重により下方に下降し、係止部5
3で位置規制される。
この状態にあって、トランスファー装置f20のフィー
ドバー22がクランプ動作すると一対のクランパー23
.23によってプレス加工材Wはクランプ保持される。
引続き、駆動機構41の駆動手段としてのシリンダ装置
46を大きく作動させると、偏心カム体42は反時計方
向に回動され、両ジョー32A、32Bを軸線Zから離
隔する。
ここに、プレス加工材Wは、挟持装置30からフィード
バー22に引渡され、かつダウン動作により第2プレス
11の第1ステージすなわちトリミング加工用の金型に
セットされる。
この金型は、第9図(D>の状態でセットされたプレス
加工材Wの開口側縁端eをトリミングする。この場合、
トリミングされた切断片は下方に自然落下する。したが
って、プレス加工材Wは開口側を下向きとしたそのまま
の姿勢で順次金型に搬送されつつ同(E)に示される如
く製品として仕上げられる。
しかして、この実施例によれば、反転機構70とこのア
ーム72の先端72Aに取付けられた挟持装置30とか
らプレス加工材Wの向き転換装置が構成されているので
、ある場所(ストッパー機構80で規制される挟持位置
)からプレス加工材Wを挟持しかつその向きを転換して
他の場所(第2プレス11の第1ステージ)に移行させ
ることができる。よって、プレス加工ラインの自動化、
省力化を飛躍的に向上させることができる。
また、反転機構70は、アーム72等の簡単な構成であ
り長期にわたる確実動作が保障され、設置スペースも小
さい、また、この駆動手段とじての駆動ラック73を適
宜にコントロールすればプレス加工材Wを180度向き
転換させるだけでなく任意な角度での向き転換ができる
また、挟持装置30は、一対のジョー32A。
32Bと偏心カム体42.駆動手段としてのシリンダ装
置46を含む駆動機構41と位置決め部材51とから構
成されているので、円筒形状のプレス加工材Wを所定位
置で所定の挟持力をもって確実に挟持できる。
また、ジョー32A、32B、駆動機構41、位置決め
部材51は一体的に形成され、かつ両ジョー32A、3
2Bを軸線Zに対し相互に離隔接近させる構成ゆえ、反
転機構70等へ容易に装着することができる。しかも、
駆動機構41はシリンダ装置46の空気圧により作動す
るものであるから離隔接近動作のほか適切な挟持力を発
生維持できる。
また、一対のジョー32A、32Bは、プレス加工材W
の流れ方向に直交する両側に配設されているので、前後
機構(90,70等)の動作タイミング選択の自由度が
拡大しかつそれら不備によりプレス加工材Wや機器を変
形させたり破損させることがなく、安定した供給搬送を
保障することができる。
また、位置決め部材51は、カップ形状の簡単な構成で
プレス加工材Wの水平方向および軸線2方向の位置を正
確に規制できるので、第2ルス11側の搬送装置20を
一段と簡素化できる。
さらに、ストッパー機構80、分離機構90等が設けら
れているので、ブランク材の後方押出しからトリミング
、成形工程の全工程を、例えば作業員によるトリミング
切断片の除去や所定位置への手動セット等を介在させる
ことなく全自動化できる。
なお、以上の実施例では、プレス加工材Wを外側から挟
持するものとしたが、両ジョー32A。
32Bの円弧面33A、33Bを反対向きでかつ凸形状
とし、かつ位置決め部材51を両ジョー32A、32B
を被嵌するように形成等することにより内側から挟持す
るように構成してもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかの通り、本発明は軸線に点対称配
設された偏心溝を有す偏心カム体を駆動手段で回動させ
ることにより一対のジョーを軸線に離隔接近させかつ位
置決め部材によって位置を正してプレス加工材を挟持・
離脱する挟持装置と、これを保持しつつ回動させる反転
amとから構成されているので、円筒形状のプレス加工
材を所定挟持力をもって迅速かつ確実に挟持できかつそ
の向きを適宜に転換して他所へ移行できる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部を断面した要部の
側面図、第2図は挟持装置の側断面図、第3図は同じく
偏心カム体の平面図、第4図は同じく挟持装置と反転機
構との関係を示す側面図、第5図は同じくプレス加工材
を挟持した場合のグリップジョー等の底面図、第6図は
同じく分離機構の平面図、第7図は第6図の矢視線■−
■に基づく一部を断面した正面図、第8図は同じく本装
置を導入したプレスラインの全体構成図、第9図は同じ
くプレス加工材の成形工程を説明するための図および第
10図は従来の挟持装置の概略図である。 1・・・1次プレス、 9・・・ローラコンベア、 11・・・2次プレス、 20・・・トランスファー装置、 30・・・挟持装置(向き転換装置)、31・・・グリ
ップジョー 32A、32B・・・ジョー 37A、37B・・・摺動子、 41・・・駆動機構、 42・・・偏心カム体、 43A、43B・・・偏心酒、 46・・・駆動手段としてのシリンダ装置、51・・・
位置決め部材、 52・・・係合部、 53・・・係止部、 70・・・反転機構(向き転換装置)、80・・・スト
ッパー機構、 90・・・分離機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機体に回動可能に装着されたアームとこのアーム
    を所定角度範囲内で往復動させる駆動手段とを含み形成
    された反転機構と、アームの先端に装着されたプレス加
    工材を挟持するための挟持装置とを備え、 前記挟持装置を、軸線に点対称配設された円弧形状の一
    対の偏心溝を有する偏心カム体と、この偏心カム体を軸
    線を中心として往復回動させる駆動手段と、 該各偏心溝に嵌挿する摺動子を有し該偏心カム体の回動
    によって該軸線を中心に相互に離隔接近可能な一対のジ
    ョーと、 円筒形状プレス加工材の内面または外面に当接される係
    合部とプレス加工材の一側端面に当接される係合部を有
    し挟持するプレス加工材の該ジョーに対する該軸線方向
    の位置決めをする位置決め部材とから構成したことを特
    徴とするプレス加工材の向き転換装置。
JP29529088A 1988-11-22 1988-11-22 プレス加工材の向き転換装置 Pending JPH02142628A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236534A (en) * 1990-12-06 1993-08-17 Kasai Kogyo Co., Ltd. Method for fabricating automotive door trims

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5236534A (en) * 1990-12-06 1993-08-17 Kasai Kogyo Co., Ltd. Method for fabricating automotive door trims

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