JPH02142012A - ガス絶縁変圧器用スペーサーの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は６フツ化イオウガス秀のガス絶縁度）１器に用
いられる絶縁スベー！ナーの製）Δ法に関づるものＣあ
る。更に詳しくは引へ強度、圧縮強度。

打法竹、耐熱性に秀れたガス絶縁変圧器用スペーサーの
製造法に関するものである。

［従来技術１ 変圧器は絶縁強度Ｖ〕冷７ＪＩ効宋を高める！ζめの冷
７Ｊ’ｌ媒ｆＡ　′ｃある絶縁油をＭ器内に収納した仙
人変圧器が一般的に使用されている。変１１器を屋内ぐ
使用する場合には鉱油は可燃油であるため防災上の見地
から鉱油を使用しない不燃変圧器が要求され乾式量Ｌｆ
器または不燃性油変圧器が使用されてきたが昭和４７年
に不燃油としてポリ塩化ビフェニルが使用禁止となり、
以後、不燃変圧器として、１１種乾式変圧器が主に使用
されるようになりモールド変圧器も使用されるようにな
った。不燃変圧器として１−４乾乾式変圧器、モールド
変圧器が使用されているが主絶縁は空気の絶縁耐力に依
存しているため、電圧としては３ＯＫＶ級までＫｆ　ｆ
ａｔ的には１０ＭＶ△級が限度と考えられている。この
ため６ＧＫＶ級以上あるはＩＯＭ　Ｖ△級以上の不燃化
変圧器の絶縁媒体として６フツ化イオウガスなどの電気
的負性気体が使用されるようになってきた。

なお不燃油としてポリ塩化ビフＬニルの代りに、高（ｌ
ｌＩなシリコン油が使用される１１種油浸変圧器し特Ｉ
Ｊ′ｊｈへ用途に使用されている。

油入変圧器に使用される絶縁スペーサーとしては木綿繊
維、クラフトパルプ等の良質の植物繊維からなるプレス
ボードが使用されている。一方、ト１挿変１Ｆ器として
力香／Ａ系重合体及び無機ｙＡＮからなるスペーサー（
特開昭５４−４１５００号公報）或は１’ｊ　（ｆｉ　
ｆ（Ｋポリアミドフィブリッド及び高温抵抗ｆ１ブ１−
１ツクからなるスペーサー（持回ｕｎ　Ｇ　Ｏ−２０９
１００号公報）などが使用されている。

ガス絶縁変圧器用絶縁スペーサーとしてビル［」−ス系
プレスポードでは冷却媒体である絶縁油を使用しないた
め敢然が悪くなるため耐熱性が不」分であり、一方ポリ
イミド或は芳香族ポリアミドでは６（熱性は充分である
が品質過剰ぐかつ＋ｔｌ　ｆ＋＆りぎるという欠点があ
った。

絶縁スペーサーに使用されるボードの製造法としては一
般的には湿式抄造によって湿紙を形成し該湿紙の水分含
有率を５０〜９５％に調整した湿紙を任意の枚数積層し
て後、例えばスイスのワイドマン社製のボード−マシン
で加熱力１巨■−トに脱水乾燥して一体化する方法が取
られでおり、特開昭５４４１５００号公報、また前述し
た特開昭６Ｏ−２０９１００ｊ’；公報に記載された第
１段階の製造法はこの１〕θ、−（・、史に第２段階ぐ
乾式状態で・熱Ｊｌ−７１１１１，ｃ−最終プレスポー
ドしている。

鉱物繊維を主成分とりる断熱、防ｒ１．不燃ｆ１ボード
ではマツ１〜状！１ｉ紺に粉末樹脂を混入してホットブ
レスＪる方法もある（特開昭６２−４３０８０２シー５
公報）。

１種の絶縁材料どしＣポリＩスラ−ルノイルムやポリ■
ステルブラスヂックスが知られでいるが０　、８　ｍｍ
以上の厚さのしのを変圧器絶縁スペーサー−としく使用
りる揚台スベーリーーの形状に打１ｋか４１【Ｊればな
らないが紙層構造以外のものはＪ］１々＋１が悪く実用
り使用不可である。

電気絶縁材料としＣＦ種以上に使用される公知技術どし
ては印刷回路用積層板どして特公昭５２２７１８９号公
報、金属クラッド絶縁シー１〜として特公昭５Ｇ１７９
２５−’３公報、耐熱紙としＣ１！１間昭６０１２６４
００＞、ｌ公報が知られており、いずれも￥；杏族ポリ
アミド系繊維とポリ１スプル繊維どの混合物ぐある。ま
た合成紙として芳香族ポリアミドフィブリッドとポリ１
ステル知繊維どの混合物が知られている（特開昭４７−
２３６０２号公報）。

［ブを明の目的］ 本発明の目的は従来の絶縁スペーサーの欠点である低耐
熱性を改良し、しかも芳香族ポリアミド程の品質が要求
されない１種或は［種分野において６フツ化イオウガス
に対して６］性があり絶縁スｚ〈−４Ｊ−として要求さ
れる引張強度及びｆ［稲作ｊ１を十分にト）らかつ４］
扱性があり電気１！１竹ら秀れＣいる実用的なガス絶縁
トランス用絶縁スペーサーの￥Ｊ造法を提供り−ること
を目的とづる。

［発明の構成］ 本発明は１−芳香族ボリアミド／ＪＩ　Ｉらなるパルプ
状粒子と該手合体からなる知謀組及び／又はポリ」−ス
テル短繊維とをパルプ状粒子１０＝−９５手吊％、λ（
＋繊維９０〜５重石％の範囲ぐ混合した水性スラリから
湿式抄造によつ゛（湿紙を形成し該湿紙の水分含イ１率
を５０〜９５％に調整した湿紙をイｆ意の枚数（六層し
たのり加熱加Ｌ１［下に脱水乾燥して低Ｗｉ＋ａ、プレ
スボードを形成し該低密用プレスボードを２０〇−２５
０℃で１３□ｙ　３５０に９　／　ｃｉｒて゛プレスす
ることをＦ酉牧どするガス絶縁変圧器用スペーサー−の
製造法１である。

本弁明において使用ｌる芳香／Ａポリアミドはる１来公
知の （ａｌ　　万古ｂ′ｋ］堺を右するジカルボン耐とｆ’
ｉ市ｂχり寞を有するジアミンとの縮合ポリアミド 山）　月香族膿を有するアミノカルボン酸を縮合しでな
る縮合ポリアミド （Ｃ）　　前記（ａ）山）を共重合したポリアミドなど
があげられる。

ｙコ杏族ポリアミドパルプは公知の例えば特公昭３５−
１１８５１号公報、特公昭３７−５７３２弓公報に記載
されているものである、１１ｈにポリ（ｍ−フェニレン
イソフタラミド）がりｆましい。

月＾族ポリツノミド短繊紺ムボリ（ｍ−フェニレンイソ
フタラミド）が好ましい。知謀雑の形態としては中糸繊
度２０デニール以下、繊Ｈ艮３〜２０Ｈｎの範囲のしの
がＱ？ましい。

ポリ」ス“ｊル繊組は公知の脂肪族ジカルボン酸を二基
２，４　Ｍ成分どじ脂肪族脂環族または芳香族グツ」−
ルあるいはポリエチレングリ−１−ルの如きポリＡキシ
アルギレングリ］−ルをグリコール成分とづるポリエス
テルて゛ある。これら二基基間成分またはグリコール成
分をそれぞれ１種あるい（Ｊ２種以１−組合Ｕた共ｒＩ
合ポリ土スーｊルぐｂよい。

特に好ましい例としてはボリエヂレンテレフタレートを
挙げることがでさる。また通常の繊維の添加剤を使用し
てもＪ、い。更に低融点成分を含むポリエステル繊維で
もよい。

本発明のポリエステル繊維は繊維の形態どしては単糸繊
庶２０デニール以下、繊維長３〜２０Ｍの範囲の知楳紺
が好ましいが延伸糸のみ′Ｃ：構成されてもよく延伸糸
と未延伸どの両者から構成されＣもよい。

また延伸糸としては偏平率２．５以−１の偏重糸が好ま
しい。本発明にお（」る偏平率とはＨｔ糸断面にａ’３
　［Ｊる最も人さい幅（Ｗｍａｘ　）に対りる最も人さ
い断面艮（Ｌｎｌａｘ）の比（Ｉ　ｍａｘ　／　Ｗｍａ
ｘ　）て゛ある。（−重重が２．５未満の場合には熱１
［加工１りの密度向ｌ−が不−１分である。偏平糸の断
面形状は公知の秒々の６のを用いることができる１、木
５ｕ明のポリエステル繊維は好ましくは偏平率２．１〕
以［の延伸糸と未延伸糸との組合せが好ましい。この場
合のボードの力学特ｔｌ＋−、電気特性が１）に良好（
・ある。

パルプが１０％未満の場合では電気特性特に絶縁破壊強
度が低く、また９５％を越えると圧稲作＋１（を等の力
学１）性が悪くなる。

パルプ状旬了とｙ、０繊柑とを混合して水ｆ１スラリー
どして灸網代１円網代、傾斜型ワーで１７−式等の抄紙
機を用いて耐化を形成づる。湿紙の水分率は５０−９５
％と１６゜湿紙の水分含有率が５０％より少ないど湿紙
を積層して乾燥した場合、Ｋ（ＮＮ２間の接肴か弱く一
体のボードとならない。叉水分含右率が９５％より多い
と湿紙が崩れやすく積層が回動であるし加熱加圧中に亀
裂が生ずる。−１二記のようにして（Ｆ７られたＩ′ｋ
ｉ１紙をボードの厚さに応じで必要な枚数だＧ〕積層し
、次いで加熱加圧下に脱水乾燥りる。加熱温度は前記車
合体の軟化点以下Ｃあればよく経溜的には１００〜２０
０　’Ｃが好ましい。加圧は１０〜６０に’Ｊ／−が好
ましい。このようにして得られた低密度プレスボードを
十分に乾燥し実質的に水分を無くしで　２００〜２５０
℃で　８〜３５ＯＮ９　／　ｃＭでプレスして展綿的プ
レスボードが（［ｌられる。

［５１明の効果］ 本発明の製造法によってＣ７られる絶縁スベーリーは次
の効果を有する。叩ら従来のしルロース系グレスポード
は耐熱ｆ［がＡ種なの′Ｃ″６フツ化イΔウガス絶縁変
珪器には使用出来４１かったが、本発明の）す造法によ
る絶縁スペーサーはＥ種以十て・（５フツ化イＡウガス
絶縁変１「器に使用が可能ぐある。

［実施例１ 以下、実施例ににり本発明のガス絶縁変汀器用スベーリ
ーの製）もｂ法を示す。

実施例におりる各測定（ｌｆＩは以トのｈ法−（・ム＼
ｌ’　ｆｌｌｌｉ　シたものぐある。

（１）　　坪　吊：　Ｊ　Ｉ　Ｓ　　Ｉ−’８１２４に
準じで測定した。

（２）厚　さ；マイクロメータを用いＵＪＩＳ　　Ｃ２
１１１５，２により測定した。

（３３）密　度：ＪＩＳ　　Ｃ２１１１の６．１により
よ１１定しＩこ　。

（４）　　水分率：ＪＩＳ　　Ｃ２１１１の８により測
定した。

（５）　　引伽強さと伸び；定速伸長型引儂試験機を用
いＪＩＳ　　Ｃ２１１１の７に」− り測定した。

（６）　　Ｉ−Ｌ稲作ざと縮み：定速ｊＸ縮型圧縮試験
１！　４Ｉｌｌい２０ｍＸ２０間の面積のＩｆン プルを約２５＃の厚さに干ね １〃ｎ／ｍｉｎの速度で測定し た。

（７）絶縁破壊強さ（ＢＤＶ）：ＪＩＳ　　Ｃ２１１１
の１８．１により測定し ｌこ　。

（ε３）　表面及び体積低抗率：　Ｊ　Ｉ　Ｓ　　ＫＧ
９１１５，１３により測定した。

（９）　　誘電率：　Ｊ　Ｉ　Ｓ　　Ｋ６９１１５，１
４により測定しｌこ　。

００１　　打抜性：クリツカブレスで刃型を使用して打
抜性を評価した。

０Ｄ　　長期耐熱性：　ＩＪ　ｌ　　７４６［３の試験
法に準じて測定した。

実施例１〜２．比較例１ 特公昭４７−１０８Ｇ３号公報に記載のＷ面子合法によ
りポリメタフェニレンイソフタラミドを製５ｔｖした。

このポリマーはＮ−メチル−２−ピロリドンに溶解して
測定した固有粘度＜１．Ｖ、）が　１．３５でありポリ
マー中に無機塩を全く含まない。このポリマーをＮ−メ
チル−２−ピロリドンにポリマー濃度１２．５重量％と
なるように溶解した。−７５Ｎメチル−２−ピロリドン
を濃度３０重量％となるように水を加えて水溶液をつく
り沈澱剤とした。このポリマー溶液及び沈澱剤を用い特
開昭５２−１５１６２号公報に記載の沈？Ｒ装置を用い
てＩｉ”ｉｌ公報に記載の方法によりパルプを製造した
。このパルプをパルパー、高速＋ｍ解機、ディスクリフ
ァイナ−を使用してスラリー濃度０．３％でカナデイア
ン標卑慮水度１１０ｄの水性スラリーを作成した。一方
、ポリメタフェニレンイソフタラミド延伸糸としてｊド
糸ｍｌ旦２．０デニール繊紺艮６．０ｍの短繊維及び／
′又はポリエステル延伸糸として単糸繊度２．５デニル
、繊維長５．０履の偏平率４．０のポリ土ブレンアレフ
タレー１−短繊維と単糸繊度１．１ｆニール、繊維長５
．ＯＮＲの円形断面のポリＪＪレンチレノタレ−１へ短
繊維の未延伸糸を１％１度ぐパルパーＣ丙１解分散ざＵ
た。

前記パルプスラリーとポリメタフェニレンイソフタラミ
ド短繊維及び／又はボリエヂレンテレフクレート短繊維
分散スラリーと庖混合し均一抄紙スラリーを作成した。

円網抄紙懇で湿紙を形成さけてフ１ルｉ〜に転移させ吸
入してＣ−紙の水分含右率を９０％にした。なお同湿紙
中の固形分申開ｔま８！＋ｇ／ｒｄであった。このよう
にしＣ得た湿紙を連続的に円筒に巻きっ【ノることによ
って、２０枚積層して円筒から取外し脱水をＷ易にする
ために金網をおいた鉄板の間にはさ／νで１４０℃、４
０Ｋｇ／ｃｉで４０分間乾燥して低密度ボードを得た。

該低密度ボードを十分に乾燥し実質的に水分を無＜シ２
３５℃で５分間、８０／（ｇ１０＋ｉの面圧でボッ１〜
プレスで熱圧加工して　１］、、のＰスさのボードを作
成した。

（芝１られたボードの品持１１を表−１に示寸。比較例
１としてセルロース系ブレスボードの値を示Ｊ０表 本発明の製造法による絶縁スペーサーは比較例１のプレ
スボードと比較しＣ電気特性が秀れ、水分率し低く、ヒ
ル］］−スの様に吸着水が無いのＣ取扱いが簡単でしか
らｈ４熱性が秀れているのＣ・ガス絶縁度１ｆ器用絶縁
スベーリ−どして有用ｅある。

特許出願人　　帝　　人　　株　　式　　会　　社゛（
−し／

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）芳香族ポリアミドからなるパルプ状粒子と該重合
   体からなる短繊維及び／又はポリエステル短繊維とをパ
   ルプ状粒子１０〜９５重量％，短繊維９０〜５重量％の
   範囲で混合した水性スラリーから湿式抄造によつて湿紙
   を形成し該湿紙の水分含有率を５０〜９５％に調整した
   湿紙を任意の枚数積層したのち加熱加圧下に脱水乾燥し
   て低密度プレスボードを形成し該低密度プレスボードを
   ２００〜２５０℃で８〜３５０ｋｇ／ｃｍ＾２でプレス
   することを特徴とするガス絶縁変圧器用スペーサーの製
   造法。
2. （２）ポリエステル短繊維がポリエステル延伸糸，未延
   伸糸又は低融点成分を含むポリエステル延伸糸からなる
   請求項（１）に記載のガス絶縁変圧器用スペーサーの製
   造法。
3. （３）ポリエステル延伸糸が偏平率２．５以上の偏平糸
   である請求項（１）または（２）に記載のガス絶縁変圧
   器用スペーサーの製造法。