JPH02141164A - 画像通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば電話予約機能を有する画像通信装置
に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第５図に示すように、送信側と
受信側との間にて、ファクシミリ通信開始のための制御
信号（ＣＥＤ、ＮＳＦ、ＤＩＳ、ＮＳＳ。

ＴＣＦ、ＣＦＲなど）のやシとりを行なったのち、実情
報である画信号の伝送を行なうように構成されていると
ともに、送信側にて電話予約ボタンが押下操作されると
、画信号の伝送終了後に電話呼出信号（通話要求信号：
　ＰＲＩ−ＥＯＰ）が送信され、この電話呼出信号を受
けた受信側では、トーンリンガ−あ゛るいは音声合成装
置などの呼出音発生装置を作動させてオペレータに対す
る電話呼出を行なうように構成されていた。これによシ
、送信側オペレータは画信号の伝送中に電話通話の予約
を行なうことができ、受信側オペレータは画信号の伝送
終了後に電話通話の予約があったことを知ることができ
るようになっていた（たとえば、特開昭６０−１８０２
８２号公報、特開昭６０−２０１７６９号公報、特開昭
６１−２３０５６５号公報、特開昭２３０５６７号公報
、特開昭６２−８１１７０号公報参照）。

なお、第５図に示した動作シーケンスでは、電話通話の
要求を知った受信側オペレータが応答操作を行なうと、
受信側から送信側へ制御信号（ＰＩＦ）が送信される。

この制御信号（Ｐ　Ｉ　Ｆ）を受けた送信側では、呼出
音発生装置による電話呼出を発する。これによシ、送信
側オペレータは、受信側オペレータが通話要求に応じた
ことを知ることができる。ここで、送信側オペレータが
応答操作を行なうと、送信側から受信側へ制御信号（Ｐ
ＩＦ−ＥＯＰ）が送信される。このような手順を経て、
送信側と受信側との間で電話通話が行なえるようになる
。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、電話呼出の有無について
は通信相手方に伝えることができるが、その電話呼出を
発した側の個別的な状況までも通信相手方に伝えること
はできず、このため、緊急度の高い場合でも、このこと
を知らない通信相手方が電話呼出に応答しないことがあ
る、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、電話呼出がトーンリンガ−あるいは音声合成
装置などの呼出音発生装置によって行なわれることによ
る。これらによって行なわれる呼出は、発信音あるいは
合成音声などの機械音による呼出であるため、呼出元の
個別的な状況までも被呼出側に伝えることができない。

この場合、電話呼出の音量や音色などによって呼出元の
状況を伝えるようにすることが考えられるが、これを行
なおうとすると、電話呼出のだめの制御信号の種°類が
多くなって、送信側および受信側の双方の構成が著しく
複雑になってしまう、という問題が生じる。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、構成を
複雑にすることなく、電話呼出を行なう際に、被呼出側
に対して、緊急度などの呼出元の個別的な状況までも伝
えることができる画像通信装置を提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するため、回線上の信号を拡
声出力する音響モニター手段を備えるとともに、通信相
手方から送られてくる制御信号に応答して上記モニター
手段を作動させるという構成を備えたものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、電話通話を予約する制
御信号が受信された場合に、その予約を発した側すなわ
ち呼出元の肉声が被呼出側にてそのまま拡声されるよう
になるため、被呼出側に対して、緊急度などの呼出元の
個別的な状況までもリアルに伝えることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成を示すものであって、Ｌは通信回線、１は回線切替ス
イッチなどを含む回線網制御部（ＮＣＵ）、２はモデム
、３は画信号の情報圧縮および伸張を行なう符・復号部
、４は原稿等から画像を読み取る読取部、５は受信した
画信号を記録紙に印刷記録する記録部、６は電話機、７
は制御部、８は操作パネル、９はモニター予約ボタン（
スイッチ）、ＩＯは回線り上の信号を直接検出して増幅
する回線モニター、１１は回線モニターＩＯの出力を音
響変換するスピーカーである。

ここで、回線モニター１０とスピーカー１１は、回線り
上の信号を拡声出力する音響モニター装置１２を構成す
る。回線モニターｌＯは簡単なオーディオアンプを使っ
て構成することができる。

制御部７は、マイクロ回路化された汎用情報処理装置い
わゆるマイクロコンピュータなどによって構成され、通
信相手方から回線りを通じて送られてくる制御信゛号に
応答して上記モニター装置１２を作動させる。

モニター予約ボタン９は電話通話の予約を行なうだめの
ボタンスイッチであって、これを押下操作することによ
り電話通話の予約が実行されるようになっている。

以上のように構成された画像通信装置について、以下そ
の動作を説明する。

第２図は、送信側にて電話通話予約を行なった場合の動
作シーケンスを示す。

同図において、まず、送信側と受信側との間で、ファク
シミ＋７通信開始のための制御信号（ＣＥＤ。

ＮＳＦ、ＤＩＳ、ＮＳＳ、ＴＣＦ、ＣＦＲなど）のやシ
とシが行なわれたのち、実情報である画信号の伝送が行
なわれる。この画信号の伝送中に、送信側にてモニター
予約ボタンが押下操作されると、画信号の伝送終了後に
制御信号Ｐ１が送信される。

この制御信号Ｐ１を受けた受信側では、上述した音響モ
ニター装置１２を作動させる（モニター回路オン）。こ
れにより、受信側では、回線り上の信号が音響変換され
て拡声されるようになる。これとともに、受信側から送
信側に対して、回線り上の信号を音響モニターする状態
になったことを知らせる制御信号Ｐ２を送信する。この
制御信号Ｐ２を受けた送信側は、回線をファクシミリか
ら電話に切シ替える。

この段階にて、送信側オペレータが受話器を介して、た
とえば「もしもし、ＯＯさんいますか。」などと呼びか
けると、この呼びかけの音声が受信側に伝達されて拡声
される。これにより、受信側オペレータは、画像通信装
置から少々離れたところにいても、送信側オペレータの
肉声による呼びかけ音を直接聞くことによって、電話通
話の予約があったことを知ることができる。これととも
に、その呼びかけの内容あるいは声の調子や大きさなど
から、緊急度などの送信側の個別的な状況も察知するこ
とができる。送信側では、モニター予約に対する受信側
からの応答を受けたあとに、受話器に向かって話すだけ
で、電話呼出の相手を指定したシすることなどができる
。

このあと、受信側オペレータが回線をファクシミリから
電話機に切シ替えれば、送信側と受信側との間で電話に
よる通話が行なえるようになる。

以上のようにして、回線上の信号をモニターするという
簡単な付加的構成でもって、電話通話の予約に際し、緊
急度などの呼出元の個別的な状況までも被呼出側にリア
ルに伝えることができる。

第３図は受信側にて電話通話予約（モニター予約）の操
作を行なった場合の動作シーケンスを示す。

この場合は、送信側から画信号の終了を示す信号ＭＰＳ
が送信されたのち、先の場合とは反対に、受信側オペレ
ータの呼びかけ音が送信側にて拡声されて送信側オペレ
ータに伝えられるようになる。

第４図は送信側と受信側の双方で電話通話予約（モニタ
ー予約）を行なった場合の動作ジ−タンスを示す。

送信側と受信側の双方に上述した音響モニター装置が備
えられている場合は、同図に示すように、制御信号ＰＩ
、Ｐ２のやりとりのあと、ただちに電話通話が可能な状
態が設定されるようになる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、回線上の信
号を拡声出力する音響モニター手段を備えるとともに、
通信相手方から送られてくる制御信号に応答して上記モ
ニター手段を作動させることによって、電話通話を予約
する制御信号が受信された場合に、その予約を発した側
すなわち呼出元の肉声が被呼出側にてそのまま拡声され
るようになるため、被呼出側に対して、緊急度などの呼
出元の個別的な状況までもリアルに伝えることができる
ようになる、という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成図、第２図は同装置の第１の動作例を示す図、第３図
は同装置の第２の動作例を示す図、第４図は同装置の第
３の動作例を示す図、第５図は従来の電話予約機能を備
えた画像通信装置の動作例を示す図である。 Ｌ・・・通信回線１．１・・・回線網制御部（ＮＣＵ）
、２・・・モデム、３・・・符・復号部、４・・・読取
部、５・・・記録部、６・・・電話機、７・・・制御部
、８・・・操作パネル、９・・・モニター予約ボタン（
電話予約ボタン）、ｌＯ・・・回線モニター、１１・・
・スピーカー、１２・・・音響モニター装置。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 ／ ／ｌスピーカー 第 図 ム 第 第 図 口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　回線上の信号を拡声出力する音響モニター手段と、通
   信相手方から送られてくる電話通信予約の制御信号に応
   答して前記音響モニター手段を作動させる制御手段とを
   備えた画像通信装置。