JPH05268318A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH05268318A
JPH05268318A JP4091678A JP9167892A JPH05268318A JP H05268318 A JPH05268318 A JP H05268318A JP 4091678 A JP4091678 A JP 4091678A JP 9167892 A JP9167892 A JP 9167892A JP H05268318 A JPH05268318 A JP H05268318A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着信応答前に、発信者を確認することができ
るようにする。 【構成】 ISDNネットワーク1のDチャネルにより
着信応答前に伝送される呼制御信号から発呼者番号また
は個人認証情報が、発呼者番号検出部42または個人認
証情報抽出部44においてそれぞれ検出され、出力部4
6において、内蔵するLCDや、またはスピーカ(いず
れも図示せず)から、発呼者番号検出部42より供給さ
れる発呼者番号、および個人認証情報抽出部44より供
給される個人認証情報が、画像または音声で出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電話機やFAX
(ファクシミリ)などに用いて好適な通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話機やFAXなどにおいては、
例えば3.4kHzの周波数帯域を有するアナログ回線
(アナログ回線網)に接続され、インチャネル方式で、
通話情報(例えば「もしもし」など)と、制御情報(例
えば呼設定などを行うための相手方電話番号など)(以
下、呼制御情報と記載する)とが伝送されるようになさ
れている。即ち、図6に示すように、通話情報と呼制御
情報とが、物理的にも、また論理的にも区別されること
なく伝送される。
【0003】このような電話機や、またはFAXでは、
着信応答後に発信側の電話機や、またはFAXから送信
される発信者個人を識別するための個人認証情報(例え
ばFAXより出力されたFAX紙の上部に印刷される会
社名、部署、氏名など)により誰からの電話や、または
FAXであるかを確認することができるようになってい
る。
【0004】ところで、情報処理技術の進歩による、例
えばビデオテックスシステムやボイスメールシステムな
どの出現に伴い、これらのシステムに電話機やファクシ
ミリなどの通信システムを統合化するためのディジタル
通信(回線)網として、例えばISDN網が普及しつつ
ある。ISDN網は、アウトチャネル方式で、通話情報
と呼制御情報とを伝送する。即ち、ISDN網において
は、図7に示すように、通話情報を伝送する情報チャネ
ル(以下、Bチャネルと記載する)と、呼制御情報を伝
送する信号チャネル(以下、Dチャネルと記載する)と
が論理的に分離されている。
【0005】さらに、ISDN網においては、1回線が
例えば伝送速度64kb/sの、2つのBチャネルおよ
び例えば伝送速度16kb/sの、1つのDチャネルよ
り構成されており、従って呼制御情報を伝送するDチャ
ネルの容量が充分大きいので、アナログ回線網における
相手方電話番号などの必要最小限の制御情報に加えて、
例えば発信者の加入者(電話)番号(発呼者番号)や、
所定長の任意の情報(以下、ユーザ・ユーザ間情報と記
載する)なども呼制御情報として伝送することができる
ようになされている。
【0006】なお、呼制御情報は着信者(電話をかけら
れた相手)が応答する前に伝送される。
【0007】このようなISDN網に接続することがで
きる電話機においては、内蔵するメモリにあらかじめ記
憶されている相手発信者の電話番号と、着信者が応答す
る前にDチャネルで伝送される発呼者番号とが一致する
ときのみ応答することができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発呼者
番号は発信者個人と必ずしも1対1に対応していないの
で、呼び出し時において、発信者は本人自身であること
を証明することができず、従って着信者は、発信者の発
呼者番号(加入者番号)は判るが、真には誰からの電話
であるかを判別することができない課題があった。
【0009】そこで、前述したように着信応答後に発信
側の電話機(またはFAX)から送信される発信者個人
を識別するための個人認証情報により誰からの電話(ま
たはFAX)であるかを確認する方法がある。
【0010】しかしながら、この方法では、着信者が応
答した後でないと(着信応答後でないと)、個人認証情
報を確認することができない、即ち誰からの電話か判ら
ないので、かかってきた電話(もしくはFAX)が例え
ば勧誘員などからの電話やいたずら電話(もしくはFA
X)、またはまちがい電話(もしくはFAX)などであ
った場合、使用者にわずらわしさを感じさせる課題があ
った。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、着信応答前に、発信者を確認することが
できるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信シ
ステムは、個人を識別するための個人認証情報をダイヤ
ル信号に結合して例えばISDNネットワーク1などの
通信網に送信する発信端末としての電話機2と、ダイヤ
ル信号に対応してISDNネットワーク1から出力され
る呼制御信号を受信する着信端末としての電話機3とを
有する通信システムにおいて、電話機3は、着信応答前
に到着する呼制御信号から発呼者番号と、個人認証情報
を検出する検出手段としての発呼者番号検出部42また
は個人認証情報抽出部44と、発呼者番号検出部42ま
たは個人認証情報抽出部44により検出された発呼者番
号と個人認証情報を確認する確認手段としての出力部4
6とを有することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の通信システムは、電話機
2は、個人認証情報を記憶する記憶手段としての個人認
証情報蓄積部51を有することを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載の通信システムにおいては、着
信応答前に到着する呼制御信号から発呼者番号と、個人
認証情報が検出されて確認されるので、誰からの着信か
判るようになり、従って例えば勧誘員などからの電話や
いたずら電話(もしくはFAX)、またはまちがい電話
(もしくはFAX)などが防止される。
【0015】請求項2に記載の通信システムにおいて
は、個人認証情報蓄積部51に個人認証情報が記憶され
るので、発信者によって異なる個人認証情報をまちがい
なく確実に送信することができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の通信システムを応用した電
話システムの一実施例の構成を示すブロック図である。
ISDNネットワーク(ISDN網)1は、ディジタル
回線および交換機(いずれも図示せず)などからなり、
前述したようにアウトチャネル方式で、即ち論理的に分
離された1つのDチャネルまたは2つのBチャネル(B
1チャネルおよびB2チャネル)により呼制御情報また
は通話情報をそれぞれ伝送する。
【0017】発信端末としての電話機2は、図2に示す
ように、網インターフェース部10、信号受信部11、
情報送受信部12、および信号送信部20より構成さ
れ、網インターフェース部10とISDNネットワーク
1とが接続されている。網インターフェース部10は、
ISDNネットワーク1の論理的に分離されたB1チャ
ネルまたはB2チャネルの信号(通話情報)を情報送受
信部12に供給するとともに、Dチャネルの信号(呼制
御情報)を信号受信部11に供給する。また、網インタ
ーフェース部10は、情報送受信部12より出力される
信号(通話情報)をISDNネットワーク1の論理的に
分離されたB1チャネルまたはB2チャネルに供給する
とともに、信号送信部20より出力される信号(呼制御
情報)をISDNネットワーク1の論理的に分離された
Dチャネルに供給する。
【0018】信号受信部11は、ISDNネットワーク
1のDチャネルより供給される呼制御情報を受信する。
【0019】情報送受信部12は、内蔵する送話器(図
示せず)より供給される音声信号を符号化し、網インタ
ーフェース部10を介してISDNネットワーク1のB
1チャネルまたはB2チャネルに供給するとともに、網
インターフェース部10を介してISDNネットワーク
1のB1チャネルまたはB2チャネルより供給される通
話情報としてのディジタル信号を音声信号に復号して、
内蔵する受話器(図示せず)に供給する。
【0020】信号送信部20は、電話番号入力部21、
ダイヤル信号送出部22、個人認証情報入力部23、ユ
ーザ・ユーザ間情報送出部24、および送出信号結合部
25から構成される。電話番号入力部21は、電話番号
をダイヤルするためのプッシュボタン(図示せず)など
により構成される。ダイヤル信号送出部22は、電話番
号入力部21でダイヤルされた電話番号に対応するダイ
ヤル信号を発生し、送出信号結合部25に供給する。個
人認証情報入力部23は、例えば名前やID番号など
の、発信者個人を証明する個人認証情報を入力するため
のものである。ユーザ・ユーザ間情報送出部24は、個
人認証情報入力部23で入力された個人認証情報をユー
ザ・ユーザ間情報にのせて送出信号結合部25に送出す
る(個人認証情報入力部23で入力された個人認証情報
をユーザ・ユーザ間情報として送出信号結合部25に送
出する)。送出信号結合部25は、ダイヤル信号送出部
22より供給される電話番号としてのダイヤル信号と、
ユーザ・ユーザ間情報送出部24より送出される個人認
証情報としてのユーザ・ユーザ間情報とを結合し、網イ
ンターフェース部10を介して、ISDNネットワーク
1のDチャネルに送出する。
【0021】一方、着信端末としての電話機3は、図3
に示すように、網インターフェース部30、情報送受信
部31、信号送信部32、および信号受信部40より構
成され、網インターフェース部30とISDNネットワ
ーク1とが接続されている。網インターフェース部30
は、ISDNネットワーク1の論理的に分離されたB1
チャネルまたはB2チャネルの信号(通話情報)を情報
送受信部31に供給するとともに、Dチャネルの信号
(呼制御情報)を信号受信部40(受信制御部41)に
供給する。また、網インターフェース部30は、情報送
受信部31より出力される信号(通話情報)をISDN
ネットワーク1の論理的に分離されたB1チャネルまた
はB2チャネルに供給するとともに、信号送信部32よ
り出力される信号(呼制御情報)をISDNネットワー
ク1の論理的に分離されたDチャネルに供給する。
【0022】情報送受信部31は、図2の情報送受信部
12と同様に、内蔵する送話器(図示せず)より供給さ
れる音声信号を符号化し、網インターフェース部30を
介してISDNネットワーク1のB1チャネルまたはB
2チャネルに供給するとともに、網インターフェース部
30を介してISDNネットワーク1のB1チャネルま
たはB2チャネルより供給される通話情報としてのディ
ジタル信号を音声信号に復号して、内蔵する受話器(図
示せず)に供給する。
【0023】信号送信部32は、ISDNネットワーク
1に接続された発信端末としての電話機2からの呼び出
し時に、網インターフェース部2を介してISDNネッ
トワーク1のDチャネルに呼び出しに対する応答信号を
返す。
【0024】信号受信部40は、受信制御部41、発呼
者番号検出部42、ユーザ・ユーザ間情報検出部43、
個人認証情報抽出部44、呼び出し部45、および出力
部46から構成される。受信制御部41は、網インター
フェース部30を介してISDNネットワーク1のDチ
ャネルより出力される呼制御信号を受信し、発呼者番号
検出部42、ユーザ・ユーザ間情報検出部43および呼
び出し部45に供給する。
【0025】発呼者番号検出部42は、受信制御部41
より供給される呼制御信号から発呼者番号(発信者が電
話をかけてきたときの電話番号)を検出し、出力部46
に供給する。ユーザ・ユーザ間情報検出部43は、受信
制御部41より供給される呼制御信号からユーザ・ユー
ザ間情報を検出し、個人認証情報抽出部44に出力す
る。個人認証情報抽出部44は、ユーザ・ユーザ間情報
検出部43より出力されるユーザ・ユーザ間情報に、発
信者側の電話機(発信端末としての電話機)2において
のせられた個人認証情報を抽出し、出力部46に供給す
る。
【0026】出力部46は、内蔵するLCDや、または
スピーカ(いずれも図示せず)から、発呼者番号検出部
42より供給される発呼者番号、および個人認証情報抽
出部44より供給される個人認証情報を、画像または音
声で出力する。
【0027】呼び出し部45は、受信制御部41より呼
制御信号が供給されると、電話がかかってきたことを使
用者に知らせるための呼び出し音(ベル音)を出力す
る。
【0028】次に、その動作について説明する。図1に
示すISDNネットワーク1に接続された発信端末とし
ての電話機2から、同じくISDNネットワーク1に接
続された着信端末としての電話機3に電話がかけられる
場合、図2に示す電話機2の電話番号入力部21が操作
され、電話機3の電話番号(電話機3が接続されている
回線に与えられた電話番号)が入力される。ダイヤル信
号送出部22において、電話番号入力部21でダイヤル
された電話番号に対応するダイヤル信号が発生され、送
出信号結合部25に供給される。
【0029】一方、個人認証情報入力部23において、
例えば名前やID番号などの、発信者個人を証明する個
人認証情報が入力され、ユーザ・ユーザ間情報送出部2
4において、個人認証情報入力部23で入力された個人
認証情報がユーザ・ユーザ間情報にのせられ送出信号結
合部25に送出される(個人認証情報入力部23で入力
された個人認証情報がユーザ・ユーザ間情報として送出
信号結合部25に送出される)。送出信号結合部25に
おいて、ダイヤル信号送出部22より供給される電話番
号としてのダイヤル信号と、ユーザ・ユーザ間情報送出
部24より送出される個人認証情報としてのユーザ・ユ
ーザ間情報とが結合され、呼制御信号として網インター
フェース部10を介して、ISDNネットワーク1のD
チャネルに送出される。
【0030】ISDNネットワーク1において、送出信
号結合部16からISDNネットワーク1のDチャネル
に送出された呼制御信号に発呼者番号が付加され、即ち
電話機2の電話番号(電話機3が接続されている回線に
与えられた電話番号)が付加され、着信端末としての電
話機3に送信される(電話機3が呼び出される)。
【0031】図3に示す電話機3の受信制御部41にお
いて、網インターフェース部30を介してISDNネッ
トワーク1のDチャネルより出力される呼制御信号が受
信され、発呼者番号検出部42、ユーザ・ユーザ間情報
検出部43および呼び出し部45に供給される。呼び出
し部45において、受信制御部41より呼制御信号が供
給されると、電話がかかってきたことを使用者に知らせ
るための呼び出し音(ベル音)が出力される。
【0032】発呼者番号検出部42において、受信制御
部41より供給される呼制御信号から発呼者番号(発信
者が電話をかけてきたときの電話番号)が検出され、出
力部46に供給される。また、ユーザ・ユーザ間情報検
出部43において、受信制御部41より供給される呼制
御信号からユーザ・ユーザ間情報が検出され、個人認証
情報抽出部44に出力される。個人認証情報抽出部44
において、ユーザ・ユーザ間情報検出部43より出力さ
れるユーザ・ユーザ間情報に、発信者側の電話機(発信
端末としての電話機)2でのせられた個人認証情報が抽
出され、出力部46に供給される。
【0033】出力部46において、内蔵するLCDや、
またはスピーカから、発呼者番号検出部42より供給さ
れる発呼者番号、および個人認証情報抽出部44より供
給される個人認証情報が、画像または音声で出力され
る。
【0034】従って、誰から電話がかかってきたのか
が、着信応答前に確認することができる。
【0035】さらに、発信端末としての電話機2は、図
2に示す以外に図4に示すように構成することができ
る。なお、図2における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。信号送信部50は、図2
に示す信号送信部20を構成する電話番号入力部21、
ダイヤル信号送出部22、個人認証情報入力部23、ユ
ーザ・ユーザ間情報送出部24、および送出信号結合部
25に、さらに個人認証情報蓄積部51を加えて構成さ
れている。個人認証情報蓄積部51には、個人認証情報
入力部23であらかじめ入力された、電話機2の使用者
の個人認証情報が記憶されており、例えば電話番号入力
部21を構成するワンタッチボタン(図示せず)が操作
されることにより、そのワンタッチボタンに対応した個
人認証情報がユーザ・ユーザ間情報送出部24に供給さ
れる。
【0036】これにより、電話機2を使用する使用者が
複数存在する場合に、使用者(発信者)によって異なる
個人認証情報をまちがいなく確実に送信することができ
る。
【0037】次に、着信端末としての電話機3は、図3
に示す以外に図5に示すように構成することができる。
なお、図3における場合と対応する部分については、同
一の符号を付してある。信号受信部60は、図3に示す
信号受信部40を構成する受信制御部41、発呼者番号
検出部42、ユーザ・ユーザ間情報検出部43、個人認
証情報抽出部44、呼び出し部45、および出力部46
に、さらに着信用個人認証情報入力部61、着信用個人
認証情報蓄積部62、および比較判断部63を加えて構
成されている。
【0038】着信用個人認証情報入力部61は、着信者
側であらかじめ判っている発信者(例えば友人や親戚な
ど)など、着信を受け付ける発信者個人を証明する、例
えば名前やID番号などの個人認証情報と、発信者の電
話番号を入力するためのものである。着信用個人認証情
報蓄積部62は、着信用個人認証情報入力部61より出
力される発信者の個人認証情報と電話番号を記憶する。
【0039】比較判断部63は、着信用個人認証情報蓄
積部62に記憶されている発信者の電話番号を読み出
し、発呼者番号検出部42より出力される発呼者番号と
比較して、発信者の電話番号と発呼者番号とが一致する
か否かを判定するとともに、その判定結果を出力部46
に供給する。また、比較判断部63は、着信用個人認証
情報蓄積部62に記憶されている発信者の個人認証情報
を読み出し、個人認証情報抽出部44より出力される個
人認証情報と比較して、発信者の個人認証情報と個人認
証情報抽出部14より出力される個人認証情報とが一致
するか否かを判定するとともに、その判定結果を出力部
46に供給する。
【0040】図5に示す着信端末としての電話機3にお
いては、網インターフェース部30を介してISDNネ
ットワーク1のDチャネルより出力される呼制御信号が
受信されると、発呼者番号検出部42で、受信制御部4
1より供給される呼制御信号から発呼者番号(発信者が
電話をかけてきたときの電話番号)が検出され、比較判
断部63に供給される。また、ユーザ・ユーザ間情報検
出部43において、受信制御部41より供給される呼制
御信号からユーザ・ユーザ間情報が検出され、個人認証
情報抽出部44に出力される。個人認証情報抽出部44
において、ユーザ・ユーザ間情報検出部43より出力さ
れるユーザ・ユーザ間情報に、発信者側の電話機(発信
端末としての電話機)2でのせられた個人認証情報が抽
出され、比較判断部63に供給される。
【0041】比較判断部63において、着信用個人認証
情報蓄積部62に記憶されている発信者の電話番号が読
み出され、発呼者番号検出部42より出力される発呼者
番号と比較され、発信者の電話番号と発呼者番号とが一
致するか否かが判定されるとともに、その判定結果が出
力部46に供給される。また、比較判断部63におい
て、着信用個人認証情報蓄積部62に記憶されている発
信者の個人認証情報が読み出され、個人認証情報抽出部
44より出力される個人認証情報と比較され、発信者の
個人認証情報と個人認証情報抽出部14より出力される
個人認証情報とが一致するか否かが判定されるととも
に、その判定結果が出力部46に供給される。
【0042】比較判断部63において、着信用個人認証
情報蓄積部62に記憶されている発信者の電話番号と、
発呼者番号検出部42より出力される発呼者番号とが一
致すると判定された場合、出力部46において、内蔵す
るLCDや、またはスピーカから、既知の電話番号を有
する電話機から電話がかかってきたことを示すメッセー
ジ(例えば「電話番号を確認しました」など)が、画像
または音声で出力される。
【0043】比較判断部63において、着信用個人認証
情報蓄積部62に記憶されている発信者の電話番号と、
発呼者番号検出部42より出力される発呼者番号とが一
致しないと判定された場合、出力部46において、内蔵
するLCDや、またはスピーカから、未知の電話番号を
有する電話機から電話がかかってきたことを示すメッセ
ージ(例えば「電話番号が確認できません」など)が、
画像または音声で出力される。
【0044】また、比較判断部63において、着信用個
人認証情報蓄積部62に記憶されている発信者の個人認
証情報と、個人認証情報抽出部44より出力される個人
認証情報とが一致すると判定された場合、出力部46に
おいて、内蔵するLCDや、またはスピーカから、既知
の発信者から電話がかかってきたことを示すメッセージ
(例えば「発信者を確認しました」など)が、画像また
は音声で出力される。
【0045】比較判断部63において、着信用個人認証
情報蓄積部62に記憶されている発信者の個人認証情報
と、個人認証情報抽出部44より出力される個人認証情
報とが一致しないと判定された場合、出力部46におい
て、内蔵するLCDや、またはスピーカから、未知の発
信者から電話がかかってきたことを示すメッセージ(例
えば「発信者が確認できません」など)が、画像または
音声で出力される。
【0046】以上本発明の通信システムを電話機に応用
した場合について説明したが、本発明は、電話機以外に
も、例えばFAX(ファクシミリ)やモデムなど、通信
回線に接続することのできる装置に応用することができ
る。
【0047】なお、本実施例においては、説明の都合
上、発信端末としての電話機2と着信端末としての電話
機3とを区別したが、図2(または図4)における信号
受信部11を、図3における信号受信部40または図5
における信号受信部60のように構成することにより
(図3(または図5)における信号送信部32を、図2
における信号送信部20または図4における信号送信部
50のように構成することにより)、発着信兼用の電話
機を構成することができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の通信システムによれ
ば、着信応答前に到着する呼制御信号から発呼者番号
と、個人認証情報が検出されて確認されるので、誰から
の着信か判るようになり、従って例えば勧誘員などから
の電話やいたずら電話(もしくはFAX)、またはまち
がい電話(もしくはFAX)などが防止される。
【0049】請求項2に記載の通信システムによれば、
記憶手段に個人認証情報が記憶されるので、発信者によ
って異なる個人認証情報をまちがいなく確実に送信する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムを応用した電話システム
の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の発信端末としての電話機2の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例の着信端末としての電話機3の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例の発信端末としての電話機2の第
2実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の実施例の着信端末としての電話機3の第
2実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】アナログ回線網における伝送方式(インチャネ
ル方式)を説明するための図である。
【図7】ISDN網における伝送方式(アウトチャネル
方式)を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ISDNネットワーク 2,3 電話機 10 網インターフェース部 11 信号受信部 12 情報送受信部 20 信号送信部 21 電話番号入力部 22 ダイヤル信号送出部 23 個人認証情報入力部 24 ユーザ・ユーザ間情報送出部 25 送出信号結合部 30 網インターフェース部 31 情報送受信部 32 信号送信部 40 信号受信部 41 受信制御部 42 発呼者番号検出部 43 ユーザ・ユーザ間情報検出部 44 個人認証情報抽出部 45 呼び出し部 46 出力部 50 信号送信部 51 個人認証情報蓄積部 60 信号受信部 61 着信用個人認証情報入力部 62 着信用個人認証情報蓄積部 63 比較判断部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人を識別するための個人認証情報をダ
    イヤル信号に結合して通信網に送信する発信端末と、前
    記ダイヤル信号に対応して前記通信網から出力される呼
    制御信号を受信する着信端末とを有する通信システムに
    おいて、 前記着信端末は、 着信応答前に到着する前記呼制御信号から発呼者番号
    と、前記個人認証情報を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された発呼者番号と個人認証情
    報を確認する確認手段とを有することを特徴とする通信
    システム。
  2. 【請求項2】 前記発信端末は、 前記個人認証情報を記憶する記憶手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載の通信システム。
JP09167892A 1992-03-17 1992-03-17 着信端末 Expired - Lifetime JP3341850B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP09167892A JP3341850B2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 着信端末

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