JPH02139915A - 乾式表面処理装置 - Google Patents

乾式表面処理装置

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JPH02139915A
JPH02139915A JP29414788A JP29414788A JPH02139915A JP H02139915 A JPH02139915 A JP H02139915A JP 29414788 A JP29414788 A JP 29414788A JP 29414788 A JP29414788 A JP 29414788A JP H02139915 A JPH02139915 A JP H02139915A
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ozone
organic matter
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spin chuck
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Hisao Nishizawa
久雄 西澤
Toshimitsu Funayoshi
船吉 俊充
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体基板、フォトマスク用基板液晶表示用
基板など(以下、総称して「基板」という)の表面にあ
る有機物をオゾンガスを利用して分解除去する乾式表面
処理装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、上記乾式表面処理装置として、基板のエツチング
後に基板表面のフォトレジスト膜を除去するのに使用さ
れるアッシャ−(レジスト灰化袋りや、基板のエツチン
グ前にフォトレジスト膜の表層を薄く除去するのに使用
されるディスカマ−や、基板表面の指紋やバクテリアな
どの有機物を除去するのに使用される有機物除去装置な
どが知られている。
以下に、従来の乾式表面処理装置の二つの構成例を説明
する。
第1の従来例は、例えば特開昭62−290134号公
報に記載されている。この装置は、第4図(a)に示す
ように、所定温度に加熱された基板載置台51の上に基
板Wを載置し、この基板Wの略中心上に若干の間隙を隔
てて設けられたノズル52から、01(オゾン)を含む
ガスを基板面に噴出している。
0、が主として熱分解されることによって、0(酸素)
ラジカルが生成され、この0ラジカルによって基板面の
有機物がCo、、H,Oなどの気体に分解されて排出さ
れる。
第2の従来例は、例えば特開昭62−165925号公
報に記載されている。この装置は、第4図(b)に示す
ように、ノズル52と基板Wとの間に、多数のガス噴出
用孔53が開けられた整流板54を配設し、このガス噴
出用孔53を介して基板面にオゾン含有ガスを噴出して
いる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上述した第1および第2の従来例によれ
ば、基板中心部の有機物除去速度が基板周辺部に比較し
て速くなり、基板面の有機物を均一に除去することがで
きず、基板上に有機物残りが発生したりするなどの問題
点がある。第5図(a)は第1の従来例によってフォト
レジスト膜をアッシングしたときのレンジスト残渣厚み
の分布例、第5図伽)は第2の従来例のレジスト残渣厚
みの分布例である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、基板面上の有機物を均一に除去することができる装
置を、比較的に簡単な構成によって実現することを目的
としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者は、上記従来例の問題点を次のように考察して
、本発明に至った。
基板面上の有機物除去速度に影響を与える要因としては
、基板の単位面積当たりに供給されるオゾン含有ガス量
、ガス中のオゾン含有量、基板表面温度などその他各種
要因がある。第1の従来例の場合、ノズル52の直下に
あたる基板Wの中央部分に単位面積あたり最も多くのオ
ゾン含有ガスが供給され、また、オゾン含有ガスの噴出
直下部分は基板表面の温度低下が著しいと考えられる。
そして、基板周辺に近くなるに従い、基板の単位面積当
たりのオゾン含有ガスの供給量は少なくなり、また、オ
ゾン含有ガスの吹き付けによる温度低下も少なくなると
考えられる。このように、基板Wの中央部と周辺部とで
は、有機物除去速度に影響を与える条件値が大きく異な
り、その結果として、第1の従来例では、基板中央部分
の有機物除去速度が、基板周辺部分のそれに比較して速
くなったものと考えられる。
第2の従来例の場合、基板表面に均等にオゾン含有ガス
を噴出させるために、整流板54に多数のガス噴出用孔
53を散在させているが、第5図(ハ)の結果から理解
できるように、整流板54の全面にガス噴出用孔53を
均等に散在させたのでは、むしろ有機物除去速度を基板
全面にわたって均一にすることができない。
以上のことから、ガス噴出用孔を整流板に均等に散在さ
せるのではな(、基板中央部と周辺部との間の適当な位
置に設けることによって、基板中央部と基板周辺部とに
おける有機物除去速度に係る要因を揃えることができる
ものと考えられる。
そこで、整流板に開けるガス噴出孔の位置を検討した結
果、基板半径をRとした場合、整流板の中心から半径R
15〜2R/3の範囲内に、ガス噴出用孔を開けた場合
に、最も均一な有機物除去速度が得られることが分かっ
た。
したがって、本発明は、被処理基板が載置され、この基
板を所定の温度に加熱する基板載置台と、前記基板!1
1台に載置された基板全体を覆うように、この基板に対
して平行に近接配置された整流板と、前記整流板を介し
てオゾン含有ガスを基板面に供給するオゾン含有ガス供
給手段と、前記基板載置台と前記整流板とを相対回転さ
せる回転手段とを備えた乾式表面処理装置において、前
記整流板には、その中心から半径R15〜2R/3(但
し、Rは基板半径)の範囲内にのみ、ガス噴出用孔が開
けられていることを特徴としている。
〈作用〉 本発明によれば、整流板に、その中心から半径R15〜
2R/3(但し、Rは基板半径)の範囲内にのみ、オゾ
ン含有ガス噴出用の孔を開設し、基板載置台に載置され
た基板と、前記整流板とを相対回転しつつ、前記ガス噴
出孔を介してオゾン含有ガスを基板に向けて噴出してい
るので、基板の中心部から周辺部にかけて、有機物除去
速度に影響を与える基板単位面積当たりのオゾン含有ガ
ス供給量や基板表面の温度低下などの条件がほぼ均等に
なり、その結果、均一な有機物除去速度が得られる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は乾式表面処理装置の全体的な概略構成図である
周壁部1aと底板部1bとからなる処理室1の内部に、
基板載置台としてのスピンチャック2があり、このスピ
ンチャック2の上面に基板Wが載Iされる。スピンチャ
ック2には、基板加熱用のヒータが内蔵されている。ス
ピンチャック2の回転軸3は、底板部1bに固定された
軸受部4に回転のみ自在に支持されている。軸受部4の
下端から延び出た回転軸3がモータ5によってベルト駆
動されることにより、スピンチャック2が高速で回転さ
れるようになっている。スピンチャック2を回転駆動す
るためのモータ5などの機構は、本発明における基板載
置台(スピンチャック2)と、後述する整流板9eとを
相対回転させるための回転手段に相当する。
処理室1内には、スピンチャック2への基板Wの載せ降
ろしを補助するためのりフタ−6が設けられている。リ
フター6は、スピンチャック2の周面に形成された切欠
き(図示せず)に沿って下方から挿抜状に上下動される
複数本のりフタ−ロッド6aと、各リフターロッド6a
を支持する支持プレート6bとから構成されている。支
持プレート6bは、底板部1bに固定された軸受部7を
通って、エアーシリンダ8のピストンロッドに連結され
ており、このエアーシリンダ8の伸縮によってリフター
6が上下動するように構成されている。
スピンチャック2の上方には、上下動自在で下降によっ
て処理室lの上方開口部ICを閉じる蓋体9が配置され
ている。
蓋体9は、それぞれ水平に配置された天板9aと、透明
板9bと、上下に対向して流路9Cを形成する石英製の
薄板9dと同じく石英製の整流板9eと、整流板9eの
下面に取り付けられた筒体9fなどから構成されている
。整流板9eには流路9cに連通ずるガス噴出用孔9g
が形成されている。ガス噴出用孔9gが開設される、整
流板9e上の位置については、後に説明する。
透明板9bと薄板9dとの間隙には紫外線照射ランプ1
0が配置されている。この紫外線照射ランプ10は、0
ラジカルの生成を補助するために設けられているので、
本発明において、必ずしも必要なものではない。
蓋体9の天板9aには、基板Wからの有機物の分解除去
の完了を検出するための反射式の光検知器11が取り付
けられている。この光検知器11は、基板Wに光を照射
し、有機物表面からの反射光と基板W表面からの反射光
との干渉(位相のずれ)をもって有機物の分解除去の状
態を検知し、干渉がなくなったときに分解除去完了を検
出するものである。
処理室1や蓋体9などはハウジング12によって覆われ
ており、このハウジング12の底板下面に取り付けられ
た複数個のエアーシリンダ13のピストンロッド13a
を蓋体9に連結することにより、エアーシリンダ13の
伸縮によって蓋体9が上下動するように構成されている
。なお、第1図では、蓋体9が上昇し処理室lの上方開
口部ICが開放された状態を示している。
ハウジング12の周壁には、基板Wを処理室1内に搬入
するための基板搬入口14aがある。この基板搬入口1
4aには、ラック付きのシャッタ15と、シャッタ15
のラックに噛合するピニオンギヤ16と、ピニオンギヤ
16を駆動してシャッタ15を上下動させる図示しない
モータなどが設けられている。
基板搬入口14aの外側に、基板Wを処理室1内に搬入
するためのアーム式の基板搬入機構17aがある。この
ような基板搬入機構の構成は、例えば、実開昭60−1
76548号公報にも開示されている。
基板搬入口14aに対向するハウジング12の周壁に、
基板搬出口14bがある。この基板搬出口14bにも、
前記基板搬入口14aと同様のシャッタ機構が備えられ
ている。基板搬出口14bの外側には、処理室1内の基
板Wをハウジング12の外へ搬出するために、基板搬入
機構17aと同様の基板搬出機構17bが設けられてい
る。
ハウジング12は、基台18に立設された複数本の支柱
19によって支持されている。また、ハウジング12の
上部には、透明材料製の窓20が設けられ、ハウジング
12内を観察できるようなっている。
スピンチャック2の回転軸3の下端には、位置決め用の
円板21が取り付けられている。この円板21の周縁の
1箇所に凹部が形成されている。この凹部に係合するロ
ックピン22がピストンロッドの先端に取り付けられた
エアーシリンダ23が、基台18に配設されている。
30は、処理室l内にオゾン含有ガスを供給するための
オゾン含有ガス供給手段であって、酸素ボンベ31、流
量計32、フィルタ33、オゾン発生器34などから構
成されている。オゾン含有ガス供給手段30で生成され
たオゾン含有ガスは、配管35を介して、蓋体9の薄板
9dと整流板9eとの間の間隙部に、その一端側から導
入される。
36は、パージ用の不活性ガスとしての例えば、窒素ガ
スを供給するための窒素ボンベである。この窒素ボンベ
36から供給された窒素ガスは、配管37を介して、前
記薄板9dと整流板9eとの間の間隙部に、その他端側
から導入される。
処理室lの周壁部1aとハウジング12の周壁部との間
にオゾン含有ガスの排気チャンバ38が形成され、この
排気チャンバ38に連通ずる排気ダクト39がハウジン
グ12の外部に導出され、図示しないブロワに接続され
ている。
また、処理室lの下部に有孔板40が設けられ、この有
孔板40と処理室1の底板部1bとの間の空間部から有
機物の分解除去の際に発生したCOt。
H,Oなとのガスを排出する排気ダクト41が処理室1
の外部に導出され、前記の図示しないブロワに接続され
ている。
次に、この実施例に係る乾式表面処理装置の動作を順を
追って説明する。
初期状態において、既に、位置決め用エアーシリンダ2
3が伸長してロックピン22が円板21の凹部に保合さ
れ、スピンチャック2の回転が規制されている。この状
態では、各リフターロッド6aが、スピンチャック2の
各切欠き部と位置合わせされている。このとき、蓋体9
は上昇している。
基板搬入機構17aのアーム先端部に基板Wを載置し、
真空吸引によって基板Wを保持させる。アームを変位さ
せて、基板Wを開口状態の基板搬入口14aからハウジ
ング12内に搬入し、スピンチャック2の真上に基板W
がきたときアームを停止する。
エアーシリンダ8を伸長させて、リフター3を上昇させ
ることにより、リフターロッド6aをスピンチャック2
から上方に突出させる。このとき、基板搬入機構17a
の真空吸着が解除される。その結果、リフター3の上昇
により、基板搬入機構17aのアームに保持されていた
基板Wがリフターロッド6aの先端部に移載される。
基板搬入機構17aを逆方向に駆動してアームを基板搬
入口14aから退避させ、次いで、基板搬入口14aを
閉塞する。
リフター昇降用エアシリンダ8を収縮して、リフターロ
ッド6aがスピンチャック2の下方になるまで、リフタ
ー3を下降させる。これにより、リフターロッド6aに
支持されていた基板Wが、スピンチャック2上に移載さ
れる。
スピンチャック2は既に所定温度に加熱されているため
、基板Wはスピンチャック2の上面へ移載された直後か
ら加熱され始める。これによって、基板Wの表面に塗布
されたレジスト膜が熱分解し始める。
蓋体昇降用エアシリンダ13を収縮させて蓋体9を下降
させ、蓋体9の閉止用筒体9fの下面を処理室1の上端
のバッキングに圧着して処理室1を密閉する。
次いで、基板Wをスピンチャック2上に吸着保持した後
、位置決め用エアシリンダ23を収縮してロックピン2
2を円板21の凹部から離脱し回転軸3をフリーの状態
にする。そして、モータ5を駆動し、基板Wを吸着保持
したスピンチャック2を高速回転する。
そして、オゾン含有ガス供給手段30から配管35を介
して蓋体9の薄板9dと整流板9eとの間に所要流量の
オゾン含有ガスを供給する。オゾン含有ガスは、整流板
9eに形成されたガス噴出用孔9gを介してスピンチャ
ック2に吸着保持され高速回転している基板Wの表面に
供給される。このとき、必要により紫外線照射ランプ1
0を点灯して基板Wの表面に紫外線の照射を行う。基板
Wの有機物が分解されて生成されたCotl(ffio
等のガスは排気ダクト41を介して室外に排出される。
また、オゾン含有ガスの供給と同時に図外のブロワを駆
動し排気ダクト39を介して排気チャンバ38を負圧に
し、処理室1内から不測にオゾンが作業室内に漏れ出す
のを防止する。
基板Wのレジスト膜が分解除去されたことが、光検知器
11によって検出されると、オゾン含有ガスの供給が停
止される。そして、窒素ガスが配管37を介して処理室
1内に導入され、処理室1内がパージされる。
次に、蓋体13を上昇させて処理室1を開放する。
スピンチャック2を低速回転させ、回転軸3の下端の円
板21の凹部がロックピン22に対向する位置でモータ
5を停止させる。そして、スピンチャック2の基板Wに
対する吸着保持を解除する。
続いて、位置決め用エアシリンダ22を伸長してロック
ピン22を円板21の凹部に係合してスピンチャック2
の回転を規制する。この状態でリフター6を上昇させて
、スピンチャック2上の基板Wをリフターロッド6aに
移載する。
次に、基板搬出口14bを開き、基板搬出機構17bを
駆動して、アームの先端をリフターロッド6aに支持さ
れている基板Wの下方に進入させる。
そして、リフター6を下降させることにより、基板Wを
リフター6から基板搬出機構17bのアームに移載する
基板搬出機構17bを逆方向に駆動してアームを基板1
1出口14bから退避させることにより、基板Wをハウ
ジング12の外部に搬出し、基板搬出口14bを閉塞す
る。
以上で1枚の基板Wに対する有機物分解除去の処理の1
サイクルが終了する。
次に、上述した整流板9eに形成されるガス噴出用孔9
gについて説明する。
基板Wの半径をRとした場合、ガス噴出用孔9gは、整
流板9eの中心から半径1?15〜2R/3の範囲内に
のみ、開けられていることが必要である。第2図の斜線
領域はガス噴出用孔9gの開設可能領域を示す。この斜
IJI領域以外にガス噴出用孔9gを開けると、基板W
の中央部と周辺部との間で、有機物除去速度に係る条件
値にバラツキが生じ、有機物を均一に除去することが困
難になる。上述の領域内であれば、ガス噴出用孔9gを
設ける位置や、その個数は任意であり、例えば、第3図
(a)、 (b)に示すような2個のガス噴出用孔9g
や、同図(C)に示すような1個のガス噴出用孔9gを
形成してもよい。
以下に、本実施例に係る乾式表面処理装置によって、基
板上のフォトレジスト膜を除去した際の実験例を説明す
る。
この実験例では、表面に均一な厚さでフォトレジスト膜
が塗布された6インチの半導体基板を被処理基板として
使用した。
整流板9eには、第3図(a)に示したような二つのガ
ス噴出用孔9gを開けである。各ガス噴出用孔9gの開
設位置は、L1=20mm、Lt =80mm、r =
45mmであり、孔径を12mmにした。
また、スピンチャック2による基板Wの表面加熱温度を
250 ’C1整流板9eと基板Wとの離間距離を0.
5 mm、スピンチャック2の回転数を200回転/分
、オゾン含有ガス中のオゾン含有量を150g/m’ 
、オゾン含有ガスの供給量を101/分に、それぞれ設
定した。
上記の処理条件で基板Wを一定時間処理した後、基板W
を取り出し、フォトレジスト膜の残渣厚み分布を測定し
て基板表面における有機物除去速度の分布を調べたとこ
ろ、有機物除去速度のバラツキは5〜10%の範囲に入
っていた。
一方、第4図の従来装置で同様の比較実験を行い有機物
除去速度のバラツキを調べたところ、15〜20%に達
していた。
以上のことから、本実施例によれば、従来装置に比較し
て基板上の有機物を均一に除去できることが確認できた
なお、実験例における各々の処理条件は一例であること
は勿論であり、被処理基板に応じた処理条件が適宜に設
定される。−船釣には、整流板9eと基板Wとの離間距
離は0.5 am以下に設定するのが好ましい、また、
基板加熱温度が250℃以上の場合には、オゾン含有ガ
スの供給量を101/分以上に設定するのが好ましい。
〈発明の効果〉 以上の説明ゐ・ら明らかなように、本発明によれば、整
流板に、その中心から半径R15〜2R/3(但し、R
は基板半径)の範囲内にのみ、ガス噴出用孔を開設し、
基板it台に載置された基板と、前記整流板とを相対回
転しつつ、前記ガス噴出用孔を介してオゾン含有ガスを
基板に向けて噴出しているので、基板上の有機物を均一
に除去することができる。
また、本発明によれば、整流板の上記範囲内にガス噴出
用孔を開けるだけでよいから、整流板の加工が簡単にな
り、また、オゾン含有ガスを有効に利用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係り、第1図は
乾式表面処理装置の全体的な概略構成図、第2図はガス
噴出用孔が形成される整流板上の領域の説明図、第3図
はガス噴出用孔が形成された整流板の例を示した説明図
である。 第4図は従来装置の概略図、第5図は各従来装置によっ
てフォトレジスト膜を分解除去した際のレジスト残渣厚
みの分布図である。 W・・・基板     2・・・スピンチャック9e・
・・整流板    9g・・・ガス噴出用孔30・・・
オゾン含有ガス供給手段 出願人 大日本スクリーン製造株式会社代理人 弁理士
   杉 谷   勉 第 図 第 図(b) 第 図 (a) 第 図 (C) 第 図 (a) (b) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被処理基板が載置され、この基板を所定の温度に加熱す
    る基板載置台と、前記基板載置台に載置された基板全体
    を覆うように、この基板に対して平行に近接配置された
    整流板と、前記整流板を介してオゾン含有ガスを基板面
    に供給するオゾン含有ガス供給手段と、前記基板載置台
    と前記整流板とを相対回転させる回転手段とを備えた乾
    式表面処理装置において、 前記整流板には、その中心から半径R/5〜2R/3(
    但し、Rは基板半径)の範囲内にのみ、ガス噴出用孔が
    開けられていることを特徴とする乾式表面処理装置。
JP29414788A 1988-11-21 1988-11-21 乾式表面処理装置 Granted JPH02139915A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008218971A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Tdk Corp レジストパターン処理装置及びレジストパターン処理方法
JP2009016453A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置

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JPS56113377A (en) * 1980-02-12 1981-09-07 Fujitsu Ltd Rotary coater

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