JPH02138926A - 植物栽培装置および栽培方法並びに栽培管理装置 - Google Patents
植物栽培装置および栽培方法並びに栽培管理装置Info
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- JPH02138926A JPH02138926A JP63293208A JP29320888A JPH02138926A JP H02138926 A JPH02138926 A JP H02138926A JP 63293208 A JP63293208 A JP 63293208A JP 29320888 A JP29320888 A JP 29320888A JP H02138926 A JPH02138926 A JP H02138926A
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、土なし栽培装置および栽培方法並びに栽培管
理装置に関するものであり、特に培地容器の側壁がら空
気を供給すると共に、毛管現象によって培地内に養分を
供給する栽培装置および栽培方法、さらには台11上か
ら植物の手入れをなし得る栽培管理装置に関するもので
ある。
理装置に関するものであり、特に培地容器の側壁がら空
気を供給すると共に、毛管現象によって培地内に養分を
供給する栽培装置および栽培方法、さらには台11上か
ら植物の手入れをなし得る栽培管理装置に関するもので
ある。
従来上り土なし栽培として、根を培養液に浸した状態で
生育させる水耕栽培や礫耕栽培、砂耕栽培等が知られて
いる。
生育させる水耕栽培や礫耕栽培、砂耕栽培等が知られて
いる。
ところが、水耕栽培では培養液中に空気(酸素)を吹き
込んで還流させる設備が必要であり、また礫耕栽培や砂
耕栽培等では培養液を点滴するための設備等が必要で、
構造が複雑化する上に維持費が高くつくなどの問題点が
あった。また作業性がよくないという問題点もあった。
込んで還流させる設備が必要であり、また礫耕栽培や砂
耕栽培等では培養液を点滴するための設備等が必要で、
構造が複雑化する上に維持費が高くつくなどの問題点が
あった。また作業性がよくないという問題点もあった。
本発明はこのような事情を背景としてなされたものであ
り、本発明の目的とするところは、構造簡単で、コスト
軽減と作業性の改善とを図り得る植物栽培装置および栽
培方法並びに栽培管理装置を提供することにある。
り、本発明の目的とするところは、構造簡単で、コスト
軽減と作業性の改善とを図り得る植物栽培装置および栽
培方法並びに栽培管理装置を提供することにある。
〔従来技術の問題点を解決するための手段〕本発明はこ
のような目的を達成するためになされたものであり、本
発明の要冒とするところは、A 鉱物質を焼成して得た
気泡を有する細粒状の培地を装填するための容器と、培
養液を貯溜すると共に内部に前記容器を配置するための
貯液槽とを備え、かつ前記容器側壁の一部または全部に
少なくとも空気を透過させ得る通気部を設けると共に容
器には貯液槽の培養液を容器内に透過させ得る通液部を
設けた植物栽培装置と、 B 前記通気部は網、かご、布、素焼板、多孔質セラミ
ック等のいずれが1または2以上で構成され、前記通液
部は小孔、スリット、網、かご、布等のいずれか1また
は2以上で構成されたものである前記A項記載の植物栽
培装置と、C前記通気部と貯液槽のいずれか一方または
両方に照光を遮蔽するための日覆を設けた前記A項また
は前記B項記載の植物栽培装置と、D 前記A項ないし
前記0項のいずれかに記載した植物栽培装置の容器内に
鉱物質を焼成して得た気泡を有する細粒状の培地を装填
し、この培地内に植栽された植物の根に少なくとも前記
通気部を透過した空気を供給すると共に、植物の根に少
なくとも前記通液部を透過した貯液槽内の培養液を毛管
現象により培地内の間隙を通して供給するようにした栽
培方法と、 E 前記培地は細粒状のバーライFまたはバーミキュラ
イトであり、しかもその単位容積重量が0.05〜0.
20kg/lで各ふるいを通過するものの重量パーセン
トが100%であるふるい目は1.5〜5肩肩である前
記り項記載の栽培方法と、 F 前記り項または前記8項記載の栽培方法において、
貯液槽内の培養液に代えて水を貯溜し、かつ培地内に網
、布その他の水透過性部材で囲った堆肥、緩効性配合肥
料等を埋没して、水に溶出した成分を植物に供給可能と
した栽培方法と、G 前記A項ないし前記0項のいずれ
かに記載の複数の植物栽培装置を列状に載置台上に配列
し、かつ栽培管理者が搭乗し得る台車を植物栽培装置の
列に沿って移動可能に配置し、しかも台車は搭乗位置と
植物栽培装置の高さ方向の相対位置を植物の生育に応じ
て調節可能とした栽培管理装置と、を構成したことにあ
る。ここにいう[鉱物質を焼成・・・の培地」には、パ
ーライトやバーミキュライト等のほかにや鉱滓(スラグ
)等も含まれる。また「細粒状」とは、毛管現象によっ
て粒間に培養液を吸い上げ得る程度の大きさのものを意
味する。
のような目的を達成するためになされたものであり、本
発明の要冒とするところは、A 鉱物質を焼成して得た
気泡を有する細粒状の培地を装填するための容器と、培
養液を貯溜すると共に内部に前記容器を配置するための
貯液槽とを備え、かつ前記容器側壁の一部または全部に
少なくとも空気を透過させ得る通気部を設けると共に容
器には貯液槽の培養液を容器内に透過させ得る通液部を
設けた植物栽培装置と、 B 前記通気部は網、かご、布、素焼板、多孔質セラミ
ック等のいずれが1または2以上で構成され、前記通液
部は小孔、スリット、網、かご、布等のいずれか1また
は2以上で構成されたものである前記A項記載の植物栽
培装置と、C前記通気部と貯液槽のいずれか一方または
両方に照光を遮蔽するための日覆を設けた前記A項また
は前記B項記載の植物栽培装置と、D 前記A項ないし
前記0項のいずれかに記載した植物栽培装置の容器内に
鉱物質を焼成して得た気泡を有する細粒状の培地を装填
し、この培地内に植栽された植物の根に少なくとも前記
通気部を透過した空気を供給すると共に、植物の根に少
なくとも前記通液部を透過した貯液槽内の培養液を毛管
現象により培地内の間隙を通して供給するようにした栽
培方法と、 E 前記培地は細粒状のバーライFまたはバーミキュラ
イトであり、しかもその単位容積重量が0.05〜0.
20kg/lで各ふるいを通過するものの重量パーセン
トが100%であるふるい目は1.5〜5肩肩である前
記り項記載の栽培方法と、 F 前記り項または前記8項記載の栽培方法において、
貯液槽内の培養液に代えて水を貯溜し、かつ培地内に網
、布その他の水透過性部材で囲った堆肥、緩効性配合肥
料等を埋没して、水に溶出した成分を植物に供給可能と
した栽培方法と、G 前記A項ないし前記0項のいずれ
かに記載の複数の植物栽培装置を列状に載置台上に配列
し、かつ栽培管理者が搭乗し得る台車を植物栽培装置の
列に沿って移動可能に配置し、しかも台車は搭乗位置と
植物栽培装置の高さ方向の相対位置を植物の生育に応じ
て調節可能とした栽培管理装置と、を構成したことにあ
る。ここにいう[鉱物質を焼成・・・の培地」には、パ
ーライトやバーミキュライト等のほかにや鉱滓(スラグ
)等も含まれる。また「細粒状」とは、毛管現象によっ
て粒間に培養液を吸い上げ得る程度の大きさのものを意
味する。
上記のように構成された植物栽培装置および栽培方法は
、通気部から培地内の根に空気(酸素)を供給し、通液
部から容器内に導入された培養液を毛管現象により根に
供給するように働く。また、上記栽培管理装置は植物栽
培装置に対する相対高さを変え得るように働く。
、通気部から培地内の根に空気(酸素)を供給し、通液
部から容器内に導入された培養液を毛管現象により根に
供給するように働く。また、上記栽培管理装置は植物栽
培装置に対する相対高さを変え得るように働く。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において10は培養液を貯溜するための貯液槽で
あり、その内部に培地を入れるための容器12が配置さ
れている。容器12は第2図に示すように立方体状に形
成された枠14に金網16が取付けられ、全部の側壁が
金網16で、底部が金網18で構成されている。容器1
2内にはパーライトの培地20が装填されている。パー
ライトは例えば各ふるいを通過するものの重量パーセン
トが1.2屑肩口で100%、0.15zz目で10〜
30%程度の小さい粒子で、単位容積重量が約0.06
〜0.15Ay/l(川砂の約20分の1〜10分の1
)の軽量のものや、各ふるいを通過するものの重量パー
セントが51目で100%、0.15iz目で2〜15
%程度、単位容積重量が約0.2kg/βの軽量のもの
等が使用される。
あり、その内部に培地を入れるための容器12が配置さ
れている。容器12は第2図に示すように立方体状に形
成された枠14に金網16が取付けられ、全部の側壁が
金網16で、底部が金網18で構成されている。容器1
2内にはパーライトの培地20が装填されている。パー
ライトは例えば各ふるいを通過するものの重量パーセン
トが1.2屑肩口で100%、0.15zz目で10〜
30%程度の小さい粒子で、単位容積重量が約0.06
〜0.15Ay/l(川砂の約20分の1〜10分の1
)の軽量のものや、各ふるいを通過するものの重量パー
セントが51目で100%、0.15iz目で2〜15
%程度、単位容積重量が約0.2kg/βの軽量のもの
等が使用される。
また、バーミキュライトを使用してもよい。これら粒子
の粒径、粒度分布等は蒔付ける種子の大きさ、植付ける
苗の大きさ、植物の種類や生育条件、水分や酸素の要求
度の相違、気象条件、微気象条件等、その地路条件を考
慮して決定される。培地は、前記最大粒径のものより大
きいものが若干混じってもよい。なお、金網16.18
の網目は、パーライトがこぼれ落ちない程度とされてい
る。
の粒径、粒度分布等は蒔付ける種子の大きさ、植付ける
苗の大きさ、植物の種類や生育条件、水分や酸素の要求
度の相違、気象条件、微気象条件等、その地路条件を考
慮して決定される。培地は、前記最大粒径のものより大
きいものが若干混じってもよい。なお、金網16.18
の網目は、パーライトがこぼれ落ちない程度とされてい
る。
金網16.18は網目を粗くして、内側に細かい網目の
網や後述する防根シート等を配置してもよい 貯液槽10は、内部に容器12を配置すると共に培養液
を貯溜し得るようにされている。防根シートは植物の根
が金網16.18に侵入することを防止するもので、水
や空気を透過するが、根は侵入することかで外ない。防
根シートとしては、例えばポリエステルの布、不織布等
が使用される。
網や後述する防根シート等を配置してもよい 貯液槽10は、内部に容器12を配置すると共に培養液
を貯溜し得るようにされている。防根シートは植物の根
が金網16.18に侵入することを防止するもので、水
や空気を透過するが、根は侵入することかで外ない。防
根シートとしては、例えばポリエステルの布、不織布等
が使用される。
以上のように構成された実施例装置の培地2゜に植物が
播種され、植付けられると、貯液槽1゜内に貯められた
培養液は、金網16.18の網目を通って容器12内に
入り、さらに毛管現象にょリバーライト粒子間を上昇し
、培地20に植えられた植物の根に供給され吸収される
。また、金網16の網目から入った空気(酸素)はパー
ライト粒子の間隙を通って培地20内の植物の根に供給
される。さらに、植物の根から発散される炭酸〃ス等は
空気と逆方向に流れ、ガス交換される。金網18と、金
網16の培養液に浸された部分とは通液部をなし、それ
より上の部分は通気部をなしている。
播種され、植付けられると、貯液槽1゜内に貯められた
培養液は、金網16.18の網目を通って容器12内に
入り、さらに毛管現象にょリバーライト粒子間を上昇し
、培地20に植えられた植物の根に供給され吸収される
。また、金網16の網目から入った空気(酸素)はパー
ライト粒子の間隙を通って培地20内の植物の根に供給
される。さらに、植物の根から発散される炭酸〃ス等は
空気と逆方向に流れ、ガス交換される。金網18と、金
網16の培養液に浸された部分とは通液部をなし、それ
より上の部分は通気部をなしている。
なお、容器12の大きさは栽培する植物の種類や背丈の
大きさ、伸長する根の長さ、植物の数、手入れ作業や運
搬の容易性等を考慮に入れてそれぞれ支障がないように
決定される。例えば、ごぼう、大根、人参等の根菜類で
は、容器12の高さが充分大きくされるが、はうれん草
、レタス等の葉菜類では、低くされ、トマト、きゅうり
等の果菜類では、その中間程度とされる。また、貯液槽
10内の培養液の水位は植物の種類や生育条件に応じて
加減することが望ましいので、貯液槽10は余裕のある
深さとされている。なお、培養液は人手により補給して
もよいが、自動的にポンプ等を作動させて補給してもよ
い。例えば、タイマにより所定間隔でポンプを作動させ
たり、液面が所定以下に下がったときポンプを作動させ
て補給するなどしてもよい。
大きさ、伸長する根の長さ、植物の数、手入れ作業や運
搬の容易性等を考慮に入れてそれぞれ支障がないように
決定される。例えば、ごぼう、大根、人参等の根菜類で
は、容器12の高さが充分大きくされるが、はうれん草
、レタス等の葉菜類では、低くされ、トマト、きゅうり
等の果菜類では、その中間程度とされる。また、貯液槽
10内の培養液の水位は植物の種類や生育条件に応じて
加減することが望ましいので、貯液槽10は余裕のある
深さとされている。なお、培養液は人手により補給して
もよいが、自動的にポンプ等を作動させて補給してもよ
い。例えば、タイマにより所定間隔でポンプを作動させ
たり、液面が所定以下に下がったときポンプを作動させ
て補給するなどしてもよい。
第3図は、根菜(ごぼう)22を栽培している状態を示
す。金網16と貯液槽10の培養液上面とは、着脱可能
な日覆24によりカバーされている。
す。金網16と貯液槽10の培養液上面とは、着脱可能
な日覆24によりカバーされている。
金網16に苔が生えて目詰まりしたり、培養液中に藻類
が生えることを防止できる。26はよろい戸式の通気口
である。
が生えることを防止できる。26はよろい戸式の通気口
である。
また、パーライトやバーミキュライトは火成岩の一種を
焼成してつくったもので、加熱により無菌化されている
ので、清潔で病気が出にくいという利点があり、さらに
根切れが少なく移植が容易である。従って、組織培養の
馴化の際にも本実施例装置は好適に使用できる。さらに
また見掛比重が川砂の約20分の1から10分の1以下
で軽いので、作業性がよく、播種時の覆土が均一化され
易く、持運びも容易である。また、水耕栽培等に比し、
緩衝能が大きく、培養液の管理が容易である。さらに、
パーライトは、さらさらして軽いので、息苦の植付は後
、漸次追加装填することにより、深意(白息)等の栽培
も可能である。
焼成してつくったもので、加熱により無菌化されている
ので、清潔で病気が出にくいという利点があり、さらに
根切れが少なく移植が容易である。従って、組織培養の
馴化の際にも本実施例装置は好適に使用できる。さらに
また見掛比重が川砂の約20分の1から10分の1以下
で軽いので、作業性がよく、播種時の覆土が均一化され
易く、持運びも容易である。また、水耕栽培等に比し、
緩衝能が大きく、培養液の管理が容易である。さらに、
パーライトは、さらさらして軽いので、息苦の植付は後
、漸次追加装填することにより、深意(白息)等の栽培
も可能である。
第4図は、上記のように構成された植物栽培装置34を
載置台28上に、紙面に直角方向に列状に配置し、かつ
これに沿って台車30を往復移動できるようにした例を
示す。台車30は液圧シリンダ等により高さを調節可能
としたものであり、それぞれ播種、手入れ、収穫等植物
の生育、伸長に応じて、腰を余り曲げずに楽な姿勢で、
作業ができる。
載置台28上に、紙面に直角方向に列状に配置し、かつ
これに沿って台車30を往復移動できるようにした例を
示す。台車30は液圧シリンダ等により高さを調節可能
としたものであり、それぞれ播種、手入れ、収穫等植物
の生育、伸長に応じて、腰を余り曲げずに楽な姿勢で、
作業ができる。
第5図は台車30を液圧シリンダ等で昇降させる代わり
に台上に段階状をした作業管理者の搭釆部32を設けた
例を示す。
に台上に段階状をした作業管理者の搭釆部32を設けた
例を示す。
第6図に示すように本実施例の植物栽培装置34を載置
台28」二に配置した異なる高さの台36.38上に載
置してもよい。植付けた植物にまんべんに日が当たり、
また手入れ作業がし易いという利点がある。
台28」二に配置した異なる高さの台36.38上に載
置してもよい。植付けた植物にまんべんに日が当たり、
また手入れ作業がし易いという利点がある。
また、本実施例装置34は、第7図に示すように、山岳
地方の傾斜地等において使用することも可能である。さ
らに、砂漠地において使用することもできる。なお、台
40等として地形に適合した種々の高さのものが使用さ
れる。
地方の傾斜地等において使用することも可能である。さ
らに、砂漠地において使用することもできる。なお、台
40等として地形に適合した種々の高さのものが使用さ
れる。
上記実施例において、培地としてのパーライトやバーミ
キュライトに代えて、鉱滓等、鉱物質を焼成してつくっ
た気泡性の細粒状の他の無機培地を使用することも可能
であり、通気部や通液部としての金網に代えて、非金属
性網、かご、布、素焼板、多孔質セラミック、小孔、ス
リット等を設けてもよい。
キュライトに代えて、鉱滓等、鉱物質を焼成してつくっ
た気泡性の細粒状の他の無機培地を使用することも可能
であり、通気部や通液部としての金網に代えて、非金属
性網、かご、布、素焼板、多孔質セラミック、小孔、ス
リット等を設けてもよい。
以上本発明のいくつかの実施例について説明したが、本
発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様
で実施し得ることはもちろんである。
発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様
で実施し得ることはもちろんである。
本発明は、上述の通り構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
請求項1または請求項2記載の植物栽培装置によれば、
動力等を使用せずに自動的に空気(酸素)や培養液の供
給が可能となるので、構造簡単で取り扱いも容易となり
、設備コスト、ランニングコストを軽減できる。
動力等を使用せずに自動的に空気(酸素)や培養液の供
給が可能となるので、構造簡単で取り扱いも容易となり
、設備コスト、ランニングコストを軽減できる。
請求項3記載の植物栽培装置によれば、苔により通気部
が目詰まりしたり、培養液に藻類が生えて通液部が目詰
まりしたりすることが防止できる。
が目詰まりしたり、培養液に藻類が生えて通液部が目詰
まりしたりすることが防止できる。
請求項4または請求項5記載の栽培方法によれば、植物
の根に対する酸素の供給が充分行い得ると共に培養液の
供給も毛管現象により行うことができ、また培地の材料
は無菌化されでいるので、病気がでにくく、そのうえに
鉱物質培地の緩衝能により培養液の濃度管理が簡単とな
り、さらに培地の重量が軽いので装置の持運びがたやす
く、その結果植物の栽培が容易で、作業も楽にできると
いう利点がある。
の根に対する酸素の供給が充分行い得ると共に培養液の
供給も毛管現象により行うことができ、また培地の材料
は無菌化されでいるので、病気がでにくく、そのうえに
鉱物質培地の緩衝能により培養液の濃度管理が簡単とな
り、さらに培地の重量が軽いので装置の持運びがたやす
く、その結果植物の栽培が容易で、作業も楽にできると
いう利点がある。
請求項6記載の栽培方法によれば、培養液の補給が不要
で、栽培が容易となる。
で、栽培が容易となる。
請求項7記載の栽培管理装置によれば、楽な姿勢で栽培
管理ができ、疲労軽減を図り得る。
管理ができ、疲労軽減を図り得る。
第1図は本発明の植物栽培装置の一実施例を示す斜視図
、第2図は同実施例に使用する部品の斜視図、第3図は
同実施例の一使用状態を示す断面図、第4図(イ)〜(
ハ)は、本発明の栽培管理装置の一実施例を示す説明図
、第5図は同実施例に使用する部品の変形例を示す側面
図、第6図、第7図は本発明の植物栽培装置の配置場所
の−・例を示す説明図である。 10・・・貯液槽 12・・・容器 16・・・金網(通気部、通液部) 18・・・金網(通液部) 20・・・培地 24・・・日覆 28・・・載置台 30・・・台車
、第2図は同実施例に使用する部品の斜視図、第3図は
同実施例の一使用状態を示す断面図、第4図(イ)〜(
ハ)は、本発明の栽培管理装置の一実施例を示す説明図
、第5図は同実施例に使用する部品の変形例を示す側面
図、第6図、第7図は本発明の植物栽培装置の配置場所
の−・例を示す説明図である。 10・・・貯液槽 12・・・容器 16・・・金網(通気部、通液部) 18・・・金網(通液部) 20・・・培地 24・・・日覆 28・・・載置台 30・・・台車
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉱物質を焼成して得た気泡を有する細粒状の培地を
装填するための容器と、培養液を貯溜すると共に内部に
前記容器を配置するための貯液槽とを備え、かつ前記容
器側壁の一部または全部に少なくとも空気を透過させ得
る通気部を設けると共に容器には貯液槽の培養液を容器
内に透過させ得る通液部を設けた植物栽培装置。 2 前記通気部は網、かご、布、素焼板、多孔質セラミ
ック等のいずれか1または2以上で構成され、前記通液
部は小孔、スリット、網、かご、布等のいずれか1また
は2以上で構成されたものである請求項1記載の植物栽
培装置。 3 前記通気部と貯液槽のいずれか一方または両方に照
光を遮蔽するための日覆を設けた請求項1または請求項
2記載の植物栽培装置。 4 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載した植物
栽培装置の容器内に鉱物質を焼成して得た気泡を有する
細粒状の培地を装填し、この培地内に植栽された植物の
根に少なくとも前記通気部を透過した空気を供給すると
共に、植物の根に少なくとも前記通液部を透過した貯液
槽内の培養液を毛管現象により培地内の間隙を通して供
給するようにした栽培方法。 5 前記培地は細粒状のパーライトまたはバーミキュラ
イトであり、しかもその単位容積重量が0.05〜0.
20kg/lで各ふるいを通過するものの重量パーセン
トが100%であるふるい目は1.5〜5mmである請
求項4記載の栽培方法。 6 請求項4または請求項5記載の栽培方法において、
貯液槽内の培養液に代えて水を貯溜し、かつ培地内に網
、布その他の水透過性部材で囲った堆肥、緩効性配合肥
料等を埋没して、水に溶出した成分を植物に供給可能と
した栽培方法。 7 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の複数の
植物栽培装置を列状に載置台上に配列し、かつ栽培管理
者が搭乗し得る台車を植物栽培装置の列に沿って移動可
能に配置し、しかも台車は搭乗位置と植物栽培装置の高
さ方向の相対位置を植物の生育に応じて調節可能とした
栽培管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293208A JPH02138926A (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | 植物栽培装置および栽培方法並びに栽培管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63293208A JPH02138926A (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | 植物栽培装置および栽培方法並びに栽培管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138926A true JPH02138926A (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=17791824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63293208A Pending JPH02138926A (ja) | 1988-11-19 | 1988-11-19 | 植物栽培装置および栽培方法並びに栽培管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02138926A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1041A (ja) * | 1996-06-13 | 1998-01-06 | Norin Suisansyo Yasai Chiyagiyou Shikenjo | ゴボウの水耕栽培方法及び装置 |
JP2008178387A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-08-07 | Katsuro Matsuda | 固形培地耕用の養液栽培装置及び養液栽培方法 |
WO2016059746A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水耕栽培装置および水耕栽培方法 |
JP2018074956A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 東都興業株式会社 | 水耕栽培装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54146737A (en) * | 1978-05-08 | 1979-11-16 | Kyowa Kagaku Kougiyou Kk | Liquid solution cultivating method |
JPS63276426A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-14 | Nippon Cement Co Ltd | 養液栽培装置 |
-
1988
- 1988-11-19 JP JP63293208A patent/JPH02138926A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54146737A (en) * | 1978-05-08 | 1979-11-16 | Kyowa Kagaku Kougiyou Kk | Liquid solution cultivating method |
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Cited By (5)
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WO2016059746A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2016-04-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水耕栽培装置および水耕栽培方法 |
JPWO2016059746A1 (ja) * | 2014-10-16 | 2017-04-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水耕栽培装置および水耕栽培方法 |
JP2018074956A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 東都興業株式会社 | 水耕栽培装置 |
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