JPH0213864Y2 - - Google Patents

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JPH0213864Y2
JPH0213864Y2 JP1986149655U JP14965586U JPH0213864Y2 JP H0213864 Y2 JPH0213864 Y2 JP H0213864Y2 JP 1986149655 U JP1986149655 U JP 1986149655U JP 14965586 U JP14965586 U JP 14965586U JP H0213864 Y2 JPH0213864 Y2 JP H0213864Y2
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fan
water
propeller fan
drain port
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JP1986149655U
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JPS6355032U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はヒートポンプ式の窓置き型空気調和機
に関し、とくに夏季における冷房能力の向上と共
に冬季における外気低温時の暖房能力の維持を図
るための構造を提供するものである。
「従来の技術」 従来のヒートポンプ式の窓置型の空気調和機は
第3図に示すように本体ベース21上に室内側熱
交換器からの凝縮水を導入する一方、この凝縮水
を室外側熱交換器22に対向して配設したスリン
ガリング付プロペラフアン23の回転によつて室
外側熱交換器22に飛散させることにより、冷房
能力を向上させていた。また、暖房運転時には上
記本体ベース21上にいつまでも凝縮水が残つて
いると結氷してプロペラフアン23を破壊する恐
れがあり、この対策として、同プロペラフアン2
3の回転時にその風圧によつて本体のベース21
上に水の溜らない無水帯部ができるのを利用し
て、同部に水抜き口24を形成することによつ
て、上記プロペラフアン23の回転時には本体ベ
ース21内に導入される凝縮水が排出されず、同
フアン23が停止すると、この水抜き口24から
速やかに排水するように構成されていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記従来の構造によると、上記
水抜き口24が本体ベース21に対して平面上に
直接開口した形となつているので、プロペラフア
ン23の風圧が充分でなかつたり、本体ベース2
1とプロペラフアン23の距離が大きかつたりす
ると、上記本体ベース21上の無水帯の形成が不
十分となり、同ベース21上の凝縮水をプロペラ
フアン23の回転時に室外側熱交換器22に飛散
させる以前にに水抜き口24から排水されてしま
う等の欠点を有していた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記従来の欠点を除去するものであつ
て、本体ベース上に導入される凝縮水を飛散させ
て室外側熱交換器に吹き付けるためのスリンガリ
ング付プロペラフアンを具えた空気調和機におい
て、同フアンの直下を境としてフアンの回転に対
向する半面に位置し、同フアンの翼端の接線方向
の風圧を受け水が寄付かなくなる無水帯部に水抜
き口を形成すると共に、同水抜き口の開口縁には
フアン側を若干高くした所要の高さの環状の突出
縁を形成してなるものである。
「実施例」 以下図に示す一実施例について本考案を説明す
ると、1はヒートポンプ式の窓置型の空気調和機
の本体ベースであつて、同本体ベース1上には断
熱素材を含む仕切板2を設け、同仕切板2によつ
て区画される室内側には室内側熱交換器3と、こ
れに対向するシロツコフアン4を設け、同じく室
外側には室外側熱交換器5と、これに対向するス
リンガリング付プロペラフアン6及び同プロペラ
フアン6を囲む様に導風板を配設し、これらシロ
ツコフアン4とプロペラフアン6の間には駆動用
のフアンモータ7を配設すると共に、その側部に
は圧縮機を配設している。
かかる、空気調和機の本体ベース1には室内側
熱交換器3の下部に設けた露受皿に受けた凝縮水
を室外側に導入するように構成しており、また上
記スリンガリング付プロペラフアン6の直下を境
としてプロペラフアンの回転に対向する半面に位
置して、同プロペラフアン6の翼端の接線方向の
風圧を受けることによつて水の寄付かなくなる無
水帯部には水抜き口8を形成すると共に、同水抜
き口8の開口縁には第2図に示すように打ち出し
等によつて、上記フアン6に対向する側を若干高
くすると共に室外側熱交換器5に対向する側を低
くして傾斜をもたせ、常時は排水に支障の無い程
度の所要の高さの環状の突出縁9を形成してい
る。
「作用」 以上のよう構成により、冷房運転時に室内側熱
交換器3の凝縮水が露受皿を通して本体ベース1
の室外側に導入され、この凝縮水はプロペラフア
ン6の回転時にスリンガリングによつて室外側熱
交換器5側に飛散され吹き付けられる。
この場合、室外側熱交換器5側は上記プロペラ
フアン6の風が当つて風圧が高くなり、水が溜り
にくくなる。一方この付近に設ける上記水抜き口
8の開口縁には上記フアン6に対向する側を高く
し、室外側熱交換器5に対向する側を低くした環
状の突出縁9を形成しているので、上記プロペラ
フアン6の運転時には、同突出縁9により水の流
れを受けとめて水抜き口8からの排水を防止する
ことができる。また、同プロペラフアン6の停止
時には上記風圧の高い部分が解消されると共に、
上記突出縁9の室外側熱交換器5対向する低い方
を通り同水抜き口8から確実に排水することがで
きる。
「考案の効果」 以上のように本考案にあつてはヒートポンプ式
の窓置型の空気調和機において、本体ベースに形
成する水抜き口の開口縁にフアンに対向する側を
高くし、室外側熱交換器に対向する側を低くした
環状の突出縁を形成することによつて、上記冷房
運転のプロペラフアンの運転時に、例え上記本体
ベースの無水帯部の形成が不十分であつても、水
抜き口の突出縁によつて水の流れを受けとめ水抜
き口からの排水を防止すことができ、また、同プ
ロペラフアンの停止時には上記風圧の高い部分が
なくなると上記突出縁の室外側熱交換器に面する
低い方を通り同水抜き口から確実に排水すること
ができる。これによつて夏季における冷房運転時
の冷房能力を向上することができる。また、冬季
の外気低温時における暖房運転の維持をはかると
共に、室外側の凍結を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す空気調和機の
要部切欠側面図、第2図は同じく本体ベースの水
抜き口の要部切欠側面図、第3図は従来の空気調
和機の要部切欠側面図である。 同図中、1は本体ベース、2は仕切板、3は室
内側熱交換器、4はシロツコフアン、5は室外側
熱交換器、6はプロペラフアン、8は水抜き口、
9は突出縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ベース上に導入される凝縮水を飛散させて
    室外側熱交換器に吹き付けるためのスリンガリン
    グ付プロペラフアンを具えた空気調和機におい
    て、上記プロペラフアンの直下を境としてフアン
    の回転に対向する半面に位置し、同フアンの翼端
    の接線方向の風圧を受け水が寄り付かなくなる無
    水帯部には水抜き口を形成すると共に、同水抜き
    口の開口縁にフアン側を若干高くした適当な高さ
    の環状の突出縁を形成してなることを特徴とする
    空気調和機。
JP1986149655U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0213864Y2 (ja)

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JP1986149655U JPH0213864Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP1986149655U JPH0213864Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6355032U JPS6355032U (ja) 1988-04-13
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JP1986149655U Expired JPH0213864Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP2012189250A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Corona Corp ヒートポンプ式温水暖房装置

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JPS6355032U (ja) 1988-04-13

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