JPH02138366A - 導電性樹脂組成物および電子部品収納容器 - Google Patents

導電性樹脂組成物および電子部品収納容器

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Publication number
JPH02138366A
JPH02138366A JP63307449A JP30744988A JPH02138366A JP H02138366 A JPH02138366 A JP H02138366A JP 63307449 A JP63307449 A JP 63307449A JP 30744988 A JP30744988 A JP 30744988A JP H02138366 A JPH02138366 A JP H02138366A
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JP
Japan
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weight
resin
thermoplastic resin
thermoplastic
fiber
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Application number
JP63307449A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Minami
南 政光
Kazuo Arai
新井 一夫
Hidekazu Kurihara
栗原 英一
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面実装型I C(5urface Moun
tD・マic@、以下SMDと略記する。>−y”vベ
ーク用トレイの射出成形用として特に好適な導電性樹脂
組成物およびこの導電性樹脂組成物を成形してなるIC
用トレイ等の電子部品収納容器に関する。
〔従来の技術〕
SMD Fi7’ vント基板にハンダ付けにょ抄実装
されるが、この時の熱によって吸湿膨張し、り2ツクを
発生し易い。その対策として封止樹脂の改善(密着力向
上、低応力化)、リードフレームの改善、出荷梱包材の
改善(防湿梱包)等が実施されている。しかし基本的な
解決に紋らず、sMD′ft実装する前のグリベークに
よる吸湿水分除去が最も有効な手段となっている。その
プリベーク用トレイとして従来は金属(アルミニウム、
ステンレス等)切削加工品が使われてい虎。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来使用されていた金属製トレイは高価で生産性が極め
て低いという欠点があゆ、SMDの市場拡大に伴い大き
くこの欠点がクローズアップされてきた。しかし静電気
に対する耐性、プリベークに耐える熱的特性を合わせも
ち、しかも上記の様な金属製トレイの欠点を補う導電性
樹脂組成物製のトレイは今までなかつ友。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は金属製トレイの欠点を改良すべく鋭意研究を
行った結果、特定の熱可塑性樹脂、特定の無機質フィラ
ー、無機質繊維、導電性フィラーおよび熱可塑性エラス
トマーを特定の割合で配合してなる導電性樹脂組成物を
用いると、静電気に対する耐性とシリベークに対する耐
性(ソリ、変形等に対する耐性)とを合せもち、しかも
衝撃強度、曲げ強度等の機械的物性に優れるトレイが射
出成形により生産性良く、安価に得られることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、融点が150℃以上で熱変形温度
が95℃以上の熱可塑性樹脂(A) 1.0〜60重量
%、粒子形状が板状の無機質フィラー(B)10〜45
重量%、無機質繊維(C)3〜20重量%、導電性フィ
ラー(D)3〜30重量%および熱可塑性エラストマー
(E)3〜25重量%〔友だし、(A)〜(E)の合計
が工OO重量重置部らなることを特徴とする導電性樹脂
組成物およびこの導電性樹脂組成物を成形してなること
を特徴とする電子部品収納容器を提供するものである。
本発明で用いる熱可塑性樹脂(A)としては、融点が1
50℃以上、好ましくは160〜400℃で、かつ熱変
形温度が95℃以上、好ましくは100〜270℃の熱
可塑性樹脂、例えばボリア” o♂レン系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、/!J7zニレンサ
ルファイド樹脂等が挙げられる。
ポリプロピレン系樹脂としては、例えばグロぎレンのホ
モポリマー ランダムコポリマー、ブロックコデリマー
および酸変性ポリマー シラン変性ポリマー等の極性化
プリマーなどが挙げられるが、なかでもホモポリマー、
酸変性ポリマー シラン変性Iリマーが好ましく、特に
ホモポリマーと酸変性および/又はシラン変性ポリマー
とを併用すると好ましい。またメルトインデックス(2
30℃、2.16kf)としては10〜50g710 
m1Bのもの(混合物でもよい)がなかでも好ましい。
上記酸変性ポリマーとしては、無水マレイン酸、アクリ
ル酸等の不飽和カルボン酸で変性したものが好ましく、
シラン変性ポリマーとしては、メタクリロキシトリメト
キシシラン、γ−アミノグロビルトリエトキシシラン等
のアルコキシシラン系化合物で変性し土ものが好″!!
[7い。
ポリアミド系樹脂としては、例えば6.6−ナイロン(
Po1yh@xamethylIn@adlpoami
d) 、 4a6−ナイロン(Po1yt@trame
thylsne adlpoamid )6−ナイロン
(Polyaapramld )等が挙げられるが、な
かでも吸湿しに〈<、例えば少なくとも1辺の長さが2
60H以上という大型のトレイであってもアニール処理
後のソリ、変形、収縮等が生じにくい点で、6.6−ナ
イロンおよび4,6−ナイロンが好ましい。
ポリエステル系樹脂としては、例えばIリプチレンテレ
フタレート(PBT ) 、/リエチレンfL/フタレ
ー) (PICT ’)が挙げられ、なかでもポリブチ
レンチレフタレ−) (PBT )が好ましい。まえ。
メルトインデックス(230℃、5#)は5〜5011
/ 10 rninが好ましい。
尚、上記熱可塑性樹脂(A)の融点は、示差走査熱量分
析計(Dtfferantlal Saannlng 
Calor1m*try )を用い、昇温速度10℃/
 minで昇温し九時の吸熱ピークから得ることができ
る。また熱変形温度(Heat Distorslon
 Tamp*rrnatur* )はASTM D−6
48(荷重4.6 ky/m2)により測定できる。
無機質フィラー(B)としては、粒子径状が板状、好ま
しくは薄片状の無機質粉末がいずれも使用でき、例えば
アルミナ、カオリンクレー、水酸化アルミニウム、セリ
サイト、タルク、二硫化モリブデン、マイカ、ロク石ク
レー等が挙げられ、なかでも特にマイカが好ましい。
ここで用いるマイカとしては、通常重量平均粒子径が1
0〜1000μm1重量平均アスペクト比が10以上の
ものを用いるが、なかでも重量平均粒子径が20〜60
0μm1重量平均アスペクト比が20〜70のものが好
ましい。
無機質繊維(C)としては、例えば、グラスファイバー
1カーゲン7アイバー、チタン酸カリウィスカー、ステ
ンレス繊維等が挙げられ、なかでもグラスファイバーが
好ましい。
とζで用いるグラスファイバーとしては、例えばチ璽ツ
デドストランドグラス、ミルドファイバーグラス等が挙
げられ、なかでもr−アミノfロピルトリエトキシシラ
ン等のシラン化合物、m5thaarylate eh
romle ehiorlds等のクロム錯化合物等の
表面処理剤で表面処理したものが補強効果に優れる点で
好ましい。また単糸径としては通常2〜20μmのもの
を用いる。
導電性フィラー(D)としては、例えばカーデンジラッ
ク、グラファイト、銅粉、金粉、ステンレス粉等が挙げ
られ、なかでもカーボンブラックが好ましり、ここで用
いるカーゲンブラックトシテは、通常比表面積が5〜1
400m’/#のものを用いる。
熱可塑性エラストマー(E)としては、例えばジエン系
、オレフィン系、ビニル系、有機ケイ素系、フッ素系等
の熱可塑性エラストマーが挙げられる。
その具体例としては、酸変性エチレン−α−オレフィン
コポリマー シラン変性エチレンーα−オレフィンコホ
リし− エIキシ変性エチレンーα−オレフィンコポリ
マー エチレン−α−オレフィンコポリマー エチレン
−ゾロぎレンージェンコポリマー エチレン−酢酸ビニ
ルコポリマーエチレンーアクリレートコポリマー、酸f
性エチレンーアクリレートコーリマー シラン変性エチ
レン−アクリレ−トコポリマー エポキシ変性エチレン
−アクリレートコーリマー ヒト″′ロキシ変性エチレ
ンーアクリレートコポリマー、アクリルゴム、酸変性ア
クリルゴム、塩素化Iリエチレン、スチレンーブタジエ
ンゴム(SBR) 、スチレンーブタノエンースチレン
ブロックコポリマ−(SBS ) 。
スチレンーエチレンーブタジエンースチレンプロツクコ
ーリマー(5EBS ) 、ブタジェン−アクリロニト
リルゴム(A)BR’) 、イングレンゴム(IR)等
が挙げられる。
なかでもポリプロピレン系樹脂又はポリアミド系樹脂を
用いる場合に好ましい熱可塑性エラストマートシては、
m変iエチレン−α−オレフィンコポリマーおよびシラ
ン変性エチレン−α−オレフィンコポリマーが挙げられ
、ポリエステル系樹脂を用いる場合に好ましい熱可塑性
エラストマートシては、酸変性エチレン−α−オレフィ
ンコポリマー、酸変性エチレン−7クリレートコポリマ
ー、酸変性アクリルがム、シラン変性エチレン−α−オ
レフィンコポリマーが挙げられる。
また、熱可塑性樹脂(A)と熱可塑性エラストマー(E
)とをあらかじめ溶融混練してなるゴム含有熱可塑性樹
脂コンパウンドを(、A)および(E)成分として用い
ることもできる。
ここにおいて上記各種の酸変性の熱可塑性エラストマー
としては、前記と同じく不飽和カル?ン酸で変性された
ものが好ましく、またシラン変性の熱可塑性エラストマ
ーとしても、前記と同じくアルコキシシラン系化合物で
変性したものが好ましい。
上記(A)〜(K)の各成分の使用比率は、(A)〜(
g)の各成分の合計を100重量重置部た場合、熱可塑
性樹脂(A)が10〜60重量%、無機質フィラー(B
)が10〜45重量%、無機質繊維(C)が3〜20重
量%、導電性フイ?−CD)が3〜30重量%および熱
可塑性エラストマー(E)が3〜25重量%の範囲であ
る。
なかでも熱可塑性樹脂(A)としてポリプロピレン系樹
脂又はポリアミド系樹脂を用いる場合は、(A)25〜
45重量%、 (B) 20〜40重量%、 (C) 
3〜10重量%、(D)5〜23重量%および(E)3
〜15重量%の範囲が好ましく、ポリエステル系樹脂を
用いる場合は、(A)35〜55重量%、(B) 18
〜40重量−1(C)3〜13重量慢、 (D) 5〜
23重量%および(E)3〜12重量−の範囲が好まし
い。
本発明の導電性樹脂組成物を得るには、所定量の(A)
〜(E)成分を単に混合するだけでもよいが、通常は上
記(A)〜(E)を主成分とする配合物をドラムプレン
ダー、ヘンシェルミキサー等で混合し死後、単軸又は2
軸押出機、インテンシブずキサ−、ヘンシェルミキサー
、加熱ニーグー等により溶融混練した後、ペレット化す
る方法、又はあらかじめ(A)および(B)、又は(A
)および(E)成分を混合した後、溶融混練、ペレット
化してなる混線物とその他の成分と、更に必要ならば追
加の(〜成分とを主成分とする配合物を混合し死後%溶
融混線、ペレット化する方法などが採用される。
尚、本発明の導電性樹脂組成物には、(A)〜(E)の
各成分に更に酸化防止剤、流動性ノーラフイン、粒子形
状が板状でない無機フィラー、および熱可塑性樹脂(A
)以外の熱可塑性樹脂を適宜添加することもできる。
この様にして得られる本発明の導電性樹脂組成物は、射
出成形、押出成形、圧縮成形、インフレーション成形等
により成形するととができるが、なかでも射出成形が好
適である。
本発明の導電性樹脂組成物を用いてSMD f リベー
り用トレイ等の電子部品収納容器を得るには、該組成物
を射出成形してトレイとし死後、アニール処理をすると
好ましく、この様にして得られたSMDグリベーク用ト
シトレイ電性が良好で、!リペークによるソリ、変形等
がなく、シかも機械的強度にも優れるという利点がある
〔実施例〕
以下に実施例および比較例を示L7て本発明を具体的に
説明する。
実施例1〜12および比較例1〜2 表−1に示す配合割合で各原料をドラムプレンダーに仕
込み、混合した後、190℃の2軸押出機(30flφ
、I4/l) −30)にて溶融押出し、ペレット化し
て導電性樹脂組成物を得た。
次いで、この樹脂組成物を型締圧150トンの射出成形
機により230℃の成形温度で射出成形して335mX
 18011IX 2FIIのS独プリベーク用大型ト
レイを得、このトレイを用いてソリ、熱収縮および精密
成形性を下記の基準で評価した。
また、樹脂組成物を型締圧40トンの射出成形機により
220℃の成形温度で射出成形して試験片を得、熱変形
温度およびノツチ付アイゾツト衝撃値を下記の方法で測
定した。結果を表−1に示す。
・トレイのソリ:アニール処理(135℃のギヤーオー
プン中で2時間放置後、23℃で24時間放冷させる)
シ九トレイを定板上に置き、シックネスダージにてソリ
の大きさを測定し、測定値の大きさを下記の基準で評価
した。
◎:測定値≦1.0 m ○:1.Om<測定値≦1.5關 Δ:1.5m(測定値≦2.0 m x:2.On<測定値 ・トレイの熱収縮ニアニール処理を1回行っ死後のトレ
イに対するアニール処理を5回行った後のトレイの縦横
両方向の収縮率を測定し、大きい方の測定値を採用して
、下記の基準で評価し九。
◎:測定値≦0.03慢 0:0.031(測定値≦O,OS係 Δ:0.05チく測定値≦0.071 X:0.07慢く測定値 φ精密成形性ニドレイ裏面の細いリプ(巾0−3 xi
s高さ2. Otm )の成形状態を観察し、下記の基
準で評価し九。
◎:特に良好 0:良 Δ:やや不良 X:不良 ・熱変形温度: ASTM D−648(荷重66 p
si 、試験片厚さ1/4インチ)に準拠して測定した
・ノツチ付アイゾツト衝撃値: ASTM D−256
(試験片厚さ178インチ)に準拠して測定し友。
比較例3 表−1に示す配合割合で各原料をドラムプレンダーに仕
込み、混合した後、150℃のi4ン/9リーミキサー
で混練し、210℃のベント付単軸押出機(40關φ、
Vo −29)にて溶融押出し、ペレット化して導電性
樹脂組成物を得、次いで実施例1と同様にしてトレイの
ソリ、熱収縮および精密成形性を評価し、更に同様にし
て熱変形温度およびノツチ付アイゾツト衝撃値を測定し
た。結果を表−1に示す・ / / / *l)/リグロピレン系樹脂(A−1):宇部興産@製
ポリグロピレンUBEポリグロJ−130G 。
Ml = 251/ 10 min。
*2)/リグロピレン系樹脂(A−2):宇部興産■製
ブロックコポリマーUBI /リプロJ−830HK 
、 MI −3017I Om11k。
*3)ポリプロピレン系樹脂(A−3):宇部興産■製
シラン変性ポリプロピレン、MI/10/ 10 rn
n−1 *4)ポリプロピレン系樹脂(A−4):大日本インキ
化学工業■製アクリル酸変性177’ロピレン、Ml 
= 4011/ 10 min。
*5) I(IPS :大日本インキ化学工業■製耐衝
撃性ポリスチレン ティックスチレンMH−6100゜
Ml −61710win。
*6)マイカ(B−1):重量平均粒子径−40μm。
アスペクト比諺30 *7)マイカ(B−2):重量平均粒子径=70ttm
、アスペクト比謀50 *8)チ、ッグドストランドグラス:線径13μm*9
)カーゲンチ2ツク(D−1):比表間積50m/1繊
維0)カーゲンブラック(D−2):比表面積1000
n 2/1繊維1)カーゲンfラックCD−3) :比
表面積28 m2/fi繊維2)熱可塑性エラストマー
(E−1):三片石油化学工業■製 エチレン−α−オ
レフィン共重重量体タフマー P−0280、MI −
69710m1n−繊維3)熱可塑性エラストマー(E
−2):三片石油化学工業■製 マレイン酸変性エチレ
ン−α−オレフィン共重合体、タフマーMP−0610
,MX−0,51/ 10 mln。
繊維4)熱可塑性エラストマー(E−3):住友化学工
業掬製オレフィン系サーモグラスチックエラストマー(
TPE)、TPE 9001 、MI =0.9171
0m1n。
繊維5)熱可塑性エラストマー(E−4):日本合成ゴ
ム■製スチレンーブタジェン−スチレンブロックコポリ
マー、 JR−2000、Ml −3,01/10ra
l r+。
ン ノ′一 実施例13〜27および比較例4〜6 表−2に示す配合割合で各原料をドラムプレンダーに仕
込み、混合した後、250℃の2軸押出機(30ms+
φ、し勺−30)にて溶融押出し、ペレット化して導電
性樹脂組成物を得た。
次いで、この樹脂組成物を型締圧150トンの射出成形
機により270℃の成形温度で射出成形して335mX
 180n+X 2mのSMD !リペーク用大型トレ
イを得、このトレイを用いてソリ、熱収縮および精密成
形性を実施例1と同様にして評価した。ま九、樹脂組成
物を型締圧40トンの射出成形機によ秒260℃の成形
温度で射出成形して試験片を得、熱変形温度およびノツ
チ付アイゾツト@撃値を実施例1と同様にして測定した
。結果を表−2に示す。
比較例7 表−2に示す配合割合でHTPgをドヲムルン〆一に仕
込み、混合した後、150℃のパンパリ+Tミキサーで
混練し、210℃のベント付単軸押出機(40mφ、1
4/b−29)にて溶融押出し、ペレット化して導電性
樹脂組成物を得、次いで大型トレイの射出成形温度を2
40℃、試験片の射出成形温度を230℃にそれぞれ変
更した以外は実施例1と同様にしてトレイのソリ、熱収
縮および精密成形性を評価し、更に同様にして熱変形温
度およびノツチ付アイゾツト衝撃値を測定し比。結果を
表−2に示す。
/ / / 2/ / $16)PBT :三菱化成工業■製Iリプチレンテレ
フタレー) N0BADUR5020 繊維7)P!:〒:@クラレ製ポリエチレンテレフタレ
ートクラペット KL236 繊維8)エラストマー含有PBTコンノイク/ド: N
0BADUR5020とマレイン酸変性アクリルゴム(
アクリル酸5優、エチルアクリレー ト951)とを80/20 (重量比)で溶融混練し、
(レット化し虎もの。
繊維9)熱可塑性エラストマー(E−5):日本合成デ
ム■製マレインaK性:LfV7−α−オレフィンコポ
リマーMEP−9603、MI = 0.4 fi /
 10 mIn 。
*20)熱可塑性ニジストマー(E−6)8日本合成プ
ム■製シラン変性エチレン−α−オレ フィンコポリマー *21)熱可塑性エラストマー(E−7):日本合成ゴ
ム■製マレインW!酸変性アクリルゴム(アクリル酸5
憾、エチルアクリレ− )9 s* ) *22)熱可塑性エラストマー(g−s):住友化学工
業■製マレイン酸変性エチレン−アク リレートコポリマー ポンダインAX−8390、Ml
 = 7.011710m1n。
*23)熱可塑性エラストマー(E−9):日本ユニカ
ー鞠製エチレンーエチルアクリレート コポリマーDPDJ −6182、Ml■L5f)/1
0 mln・ 友だし、*5)〜繊維1)および繊維5)は前記と同じ
/ とて丁)′ /′ / / 、/ 実施例28〜29 表−3に示す配合割合で各原料をドラムプレンダーに仕
込み、混合した後、4.6−ナイロンは300℃、6.
6−ナイロンは270℃の2軸押用機(30朋φ  い
−30)にて溶融押出し、イレット化して導電性樹脂組
成物を得た。
次いで、この樹脂組成物を型締圧150トンの射出成形
機によし4.6−ナイロンは310℃、6.6−ナイロ
ンは290℃の成形温度で射出成形して335++nX
 180LIIIX 2tviの8MD″fリベーク用
大型トレイを得、このトレイを用いてソリ、熱収縮およ
び精密成形性を実施例1と同様にして評価し念、また、
樹脂組成物を型締圧40)ンの射出成形機により4,6
−ナイロンは280℃、6.6−ナイロンは300℃の
成形温度で射出成形して試験片を得、熱変形温度および
ノツチ付アイゾツト衝撃値を実施例1と同様にして測定
し念。結果を表−3に示す。
実施例30 表−3に示す割合で4!r原料を用いた以外は実施例1
と同様にして導電性樹脂組成物を得、次いで同様にして
225mX 115mX 2mのSMDプリベーク用小
型トレイを得九。これを用いて実施例1と同様にしてト
レイのソリ、熱収縮および精密成形性を評価し、更に同
様にして熱変形温度およびノツプ付アイゾツト衝撃値を
測定し念。結果を表−3に示す。
実施例31〜32 表−3に示す割合で各原料を用いた以外は実施例13と
同様にして導電性樹脂組成物を得、次いで同様にして2
25mX 115mX2mO8MD7”リペーク用小凰
トレイを得た。これを用いて実施例1と同様にしてトレ
イのソリ、熱収縮および精密成形性を評価し、更に同様
にして熱変形温度およびノツチ付アイゾツト衝撃値を測
定した。結果を表−3に示す。
実施例33〜34 表−3に示す割合で各原料を用いた以外は実施例28〜
29と同様にして導電性樹脂組成物を得、医員で同様に
して225朋×115龍X2tmのSMD fリペーク
用小型トレイを得た。これを用いて実施例1と同様にし
てトレイのソリ、熱収縮および精密成形性を評価し、更
に同様にして熱変形温度およびノツチ付アイゾツト衝撃
値を測定した。
結果を表−3に示す。
/ / *24) 4.6−ナイロンニユニチカ■製 ユ二チカ
ナイロン F5000 $25) 6.6−ナイロン:宇部興産■製つベナイロ
ン2020B*26)6−ナイロン :宇部興産■製つ
ベナイロンl0IIF’Bただし、*l)、*3)、*
6)〜*9)、繊維2)、繊維3)、繊維6)〜繊維9
)および*21)は前記と同じ。
〔発明の効果〕
この様にして得られる本発明の導電性樹脂組成物は、射
出成形、押出成形、圧縮成形、インフレーション成形等
により成形することができるが、なかでも射出成形が好
適である。
本発明の導電性樹脂組成物を用いてSM() f IJ
ベーク用トレイ等の電子部品収納容器を得るには、該組
成物を射出成形して容器とした後、アニール処理をする
と好ましく、この様にして得られた容器は導電性が良好
で、プリベークによるソリ、変形等がなく、しかも機械
的強度にも優れる。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、融点が150℃以上で熱変形温度が95℃以上の熱
    可塑性樹脂(A)10〜60重量%、粒子形状が板状の
    無機質フィラー(B)10〜45重量%、無機質繊維(
    C)3〜20重量%、導電性フィラー(D)3〜30重
    量%および熱可塑性エラストマー(E)3〜25重量%
    〔ただし、(A)〜(E)の合計が100重量%〕から
    なることを特徴とする導電性樹脂組成物。 2、熱可塑性樹脂(A)が、ポリプロピレン系樹脂、ポ
    リアミド系樹脂又はポリエステル系樹脂であるクレーム
    1記載の組成物。 3、無機質フィラー(B)が、マイカ、無機質繊維(C
    )がグラスファイバー、導電性フィラー(D)がカーボ
    ンブラックであるクレーム1記載の組成物。 4、熱可塑性樹脂(A)がポリプロピレン系樹脂であり
    、かつ(A)〜(E)の使用比率が(A)25〜45重
    量%、(B)20〜40重量%、(C)3〜10重量%
    、(D)5〜23重量%および(E)3〜15重量%で
    あるクレーム3記載の組成物。 5、熱可塑性樹脂(A)がポリアミド系樹脂であり、か
    つ(A)〜(E)の使用比率が(A)25〜45重量%
    、(B)20〜40重量%、(C)3〜10重量%、(
    D)5〜23重量%および(E)3〜15重量%である
    クレーム3記載の組成物。 6、熱可塑性樹脂(A)がポリエステル系樹脂であり、
    かつ(A)〜(E)の使用比率が(A)35〜55重量
    %、(B)18〜40重量%、(C)3〜13重量%、
    (D)5〜23重量%および(E)3〜12重量%であ
    るクレーム3記載の組成物。 7、融点が150℃以上で熱変形温度が95℃以上の熱
    可塑性樹脂(A)10〜60重量%、粒子形状が板状の
    無機質フィラー(B)10〜45重量%、無機質繊維(
    C)3〜20重量%、導電性フィラー(D)3〜30重
    量%および熱可塑性エラストマー(E)3〜25重量%
    〔ただし、(A)〜(E)の合計が100重量%〕から
    なる導電性樹脂組成物を成形してなることを特徴とする
    電子部品収納容器。 8、熱可塑性樹脂(A)が、ポリプロピレン系樹脂、ポ
    リアミド系樹脂又はポリエステル系樹脂であるクレーム
    7記載の収納容器。 9、無機質フィラー(B)が、マイカ、無機質繊維(C
    )がグラスファイバー、導電性フィラー(D)がカーボ
    ンブラックであるクレーム7記載の収納容器。 10、熱可塑性樹脂(A)がポリプロピレン系樹脂であ
    り、かつ(A)〜(E)の使用比率が(A)25〜45
    重量%、(B)20〜40重量%、(C)3〜10重量
    %、(D)5〜23重量%および(E)3〜15重量%
    であるクレーム9記載の収納容器。 11、熱可塑性樹脂(A)がポリアミド系樹脂であり、
    かつ(A)〜(E)の使用比率が(A)25〜45重量
    %、(B)20〜40重量%、(C)3〜10重量%、
    (D)5〜23重量%および(E)3〜15重量%であ
    るクレーム9記載の収納容器。 12、熱可塑性樹脂(A)がポリエステル系樹脂であり
    、かつ(A)〜(E)の使用比率が(A)35〜55重
    量%、(B)18〜40重量%、(C)3〜13重量%
    、(D)5〜23重量%および(E)3〜12重量%で
    あるクレーム9記載の収納容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992607A (en) * 1996-03-06 1999-11-30 Kabushiki Kaisha Nippon Conlux Card conveyance control method and apparatus
JP2002536799A (ja) * 1999-02-03 2002-10-29 カーメル オレフィンズ リミテッド 導電性組成物及びその製造方法
KR100465177B1 (ko) * 1996-12-28 2005-04-06 삼성토탈 주식회사 강성,내열성및치수안정성이우수한폴리프로필렌수지조성물
JP2010235839A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Mitsubishi Chemicals Corp ポリオレフィン樹脂複合材料及びその製造方法
JP2020076023A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 東レ株式会社 ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物およびそれからなる高電圧部品

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