JPH0213754Y2 - - Google Patents

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JPH0213754Y2
JPH0213754Y2 JP1982145599U JP14559982U JPH0213754Y2 JP H0213754 Y2 JPH0213754 Y2 JP H0213754Y2 JP 1982145599 U JP1982145599 U JP 1982145599U JP 14559982 U JP14559982 U JP 14559982U JP H0213754 Y2 JPH0213754 Y2 JP H0213754Y2
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JP
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relay
coil
contact piece
engine
terminal
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JP1982145599U
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JPS5949777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はニユートラルセーフテイ回路を有する
車両のエンジン始動保護回路に関するものであ
る。
従来のエンジン始動保護回路は第1図のよう
に、ニユートラル時にリレー10のコイル15が
励磁され始動回路40が閉回路になるような回路
構成であつた。
つまり、リレー10のコイル15は電源Aとニ
ユートラル検出スイツチNに接続し、ニユートラ
ル検出スイツチNが動力伝達系のニユートラルを
検出するとコイル15に通電されて接片10aが
常開接点10bに接続してスターテイングスイツ
チCとセーフテイリレーSが接続してエンジン始
動可能となり、ニユートラル検出スイツチNが変
速機、クラツチを含む動力伝達系のニユートラを
検出しないとコイル15に通電されずに接片10
が常閉接点10cに接続してスターテイングスイ
ツチCとセーフテイリレーSが不連続してなり、
エンジンが始動不能となる。これにより動力伝達
系がニユートラルでない時にはスターテイングス
イツチCを操作してもエンジンを始動できないよ
うにしてある。
しかし前述の回路であるとコイル15の吸引力
で接片10aを常開接点10bに接続するので、
バツテリ容量の不足及び寒冷地におけるエンジン
始動トルクの増加により、約50msの短時間に回
路電圧が復帰電圧、例えば6V以下に低下すると、
リレー10のコイル15の吸引力が接片10aの
付勢用ばね(図示省略)のばね力より弱くリレー
10が復帰状態、接片10aが常開接点10cに
接続した状態となるから、リレー10がバタ付き
現象を起こすので、スタータを損傷することがあ
る。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは電圧低下によるスタ
ータのバタ付現象が防止できるエンジン始動保護
回路を提供することにある。
以下、本考案を第2図以下を参照して説明す
る。
11はエンジン始動用の第1リレー、12はコ
ーシヨン用ニユートラル検出用の第2リレー、1
3はパーキングコーシヨン、エマージヨンシブレ
ーキコーシヨン、ダンプコーシヨン用の第3リレ
ー、14はラジエータ水位コーシヨン、リターダ
油温コーシヨン、ロープレツシヤコーシヨン用の
第4リレーである。
第1〜第4リレー11〜14のそれぞれの第1
端子1と第2端子2との間にコイル20が設けて
あり、第5、第6端子5,6は常開接点21、常
閉接点22に接続してあり、第3端子3は接片2
3に接続してあり、接片23は常閉接点22に接
続し、コイル20の吸引力で常開接点21に接続
するようにしてある。
第1リレー11の第1端子1と第2リレー12
の第1端子1、第1リレー11の第2端子2と第
2リレー12の第6端子6はそれぞれに接続して
あり、第2リレー12の第6端子6と第3リレー
13の第2端子2、第3リレー13の第5端子5
と第4リレー14の第5端子5はそれぞれ接続し
てある。第3リレー13の第1端子1と第3端子
3とは接続してある。
第1リレー11の第3端子3はセーフテイリレ
ーSに、また第6端子6はスターテイングスイツ
チCにそれぞれ接続してある。すなわち、始動回
路42は第1リレー11のノーマルクローズ側回
路41を使用している。
第2リレー12の第1端子1は電源Aに接続さ
れており、第2端子2はニユートラル検出スイツ
チNに、第3端子3は車体アースされている。第
3リレー13の第1端子1はダンプレバースイツ
チD、パーキングスイツチPに接続してある。
第4リレー14の第1端子1はロープレツシヤ
スイツチQ、ヒユーズボツクス(電源側)Bに接
続してあり、第2端子2はリターダ油温センサF
とラジエータ水位スイツチTに接続してあり、第
5端子5は集中コーシヨンランプRに接続してあ
り、第3端子3はヒユーズボツクスBとダンプレ
バースイツチDに接続してある。
次に作動を説明する。
変速機のシフトレバーがニユートラルの時には
ニユートラル検出スイツチNがニユートラルを検
出して導通状態となるので、第3図太線で示すよ
うに、第2リレー12のコイル20に通電されて
接片23が常開接点21に接続し、第2リレー1
2の第6端子6と第3端子3が不連続となるか
ら、第1リレー11の第2端子2が第2リレー1
2の第3端子3と不連続となつて第1リレー11
のコイル20に通電されずに接片23は常閉接点
22に接続する。
この状態でスターテイングスイツチCをONす
ると第4図太線で示すようにセーフテイリレーS
に電流が流れて図示しないスタータに通電される
のでエンジンを始動できる。
この状態でバテリ容量不足、エンジン始動トル
ク大によつて回路電圧が短時間低下して第2リレ
ー12のコイル20による吸引力が低下すると、
その接片23が図示しないばね力で常閉接点22
に接続し、第1リレー11のコイル20が車体ア
ースに接続してコイル20に電流が流れ接片23
を常開接点21に接続しようとするが、前述の回
路電圧が低下するのは短時間であり、かつ第2リ
レー12の接片23が切換つてから第1リレー1
1の接片23が切換るまでに時間遅れがあるか
ら、第1リレー11の接片23が切換る以前に回
路電圧が高圧に復帰して第2リレー12の接片2
3が常閉接点21に接続するから、第1リレー1
1の接片23が常開接点21に接続することなし
に常閉接点22に接続し続けるから、第1リレー
11がバタツキ現象を起すことがない。
また、ニユートラル検出スイツチNがニユート
ラルを検出しない時には遮断状態となつて第5図
のように第2リレー12のコイル20に通電され
ず、接片23は常閉接点22に接続することから
第1リレー11のコイル20が車体アースに接続
して第5図太線で示すように第1リレー11のコ
イル20に通電され、接片23が常開接点21に
接続してスターテイングスイツチCとセーフテイ
リレーSが不連続となり、スターテイングスイツ
チCをONしてもエンジンは始動しない。
したがつて、変速機がニユートラル以外の時に
エンジンを始動することを防止できる。
第6図はエンジン回転時にロープレツシヤスイ
ツチQ、ダンプレバースイツチDが検出作動した
状態であり、太線で示すように電流が流れて図示
しないロープレツシヤランプ、タンパレバーラン
プが点灯する。
第7図はエンジン回転時にパーキングスイツチ
PがONでダンプレバースイツチDが浮き以外の
時であり、太線で示すように集中コーシヨンラン
プRが点灯する。
本考案は以上の様になり、ニユートラル検出ス
イツチNがニユートラルを検出すると導通状態と
なつて第2リレー12のコイル20に通電されて
接片23が常閉接点22より離れるから、第1リ
レー11のコイル20が車体アースに接続しなく
なつて第1リレー11のコイル20に通電しない
ので、第1リレー11の接点23は常閉接点22
に接続してスターテイングスイツチCとセーフテ
イリレーSを接続する。
したがつて、動力伝達系がニユートラルの時に
は、スターテイングスイツチCを操作することで
エンジンを始動できると共に、エンジン始動時に
回路電圧が低下して第2リレー12のコイル20
の吸引力が低下し接片23が常閉接点22に接続
しても第1リレー11のコイル20に通電されて
接片23を常閉接点22より離すまでに時間遅れ
があり、しかも前述の回路電圧低下は短時間であ
るから第1リレー11の接片23が常閉接点22
より離れる以前に回路電圧が高くなるので、エン
ジン始動時に第1リレー11の接片23が常閉接
点22より離れたり、接触するバタ付き現象が生
じることがなくスタータを損傷することがない。
また、動力伝達系がニユートラル以外の時には
ニユートラル検出スイツチNが遮断状態となるか
ら第2リレー12のコイル20に通電されず、接
片23は常閉接点22に接触して第1リレー11
のコイル20が車体アースに接続して通電するの
で第1リレー11の接片23は常閉接点22より
離れてスターテイングスイツチCとセーフテイリ
レーSが不連続となる。
したがつて、動力伝達系がニユートラル以外の
時にはスターテイングスイツチCを操作してもエ
ンジンを始動できない。
また、ニユートラル検出スイツチNの故障やニ
ユートラル検出スイツチNとコイル20とを接続
する配線の断線時には第2リレー12のコイル2
0に通電されないから前述のように第1リレー1
1のコイル20に通電されて接片23が常閉接点
22により離れ、第1リレー11のコイル20に
通電されて前述のようにスターテイングスイツチ
CとセーフテイリレーSが不連続となるから、エ
ンジンを始動できない。
したがつて、ニユートラル検出スイツチNの故
障やニユートラル検出スイツチNとコイル20を
接続する配線の断線によつて動力伝達系のニユー
トラルを検出できない場合にはエンジンを始動で
きないから、動力伝達系がニユートラル以外の時
にエンジンを始動することを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジン始動保護回路の構成説
明図、第2図は本考案の一実施例の構成説明図、
第3図乃至第7図は本考案に係るエンジン始動保
護回路の各モードにおける作動状態を示す説明図
である。 11は第1リレー、12は第2リレー、20は
コイル、22は常開接点、23は接片、Sはセー
フテイリレー、Cはスターテイングスイツチ、A
は電源、Nはニユートラル検出スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのスターテイングスイツチCを第1リ
    レー11の常閉接点22に接続し、その第1リレ
    ー11の接片23にセーフテイリレーSを接続
    し、かつ第1リレー11のコイル20を電源Aと
    第2リレー12の常閉接点22に接続し、この第
    2リレー12の接片23を車体アースに接続し、
    かつ第2リレー12のコイル20を電源Aと動力
    伝達系ニユートラ時に導通状態となるニユートラ
    ル検出スイツチNに接続して成るエンジン始動保
    護回路。
JP14559982U 1982-09-28 1982-09-28 エンジン始動保護回路 Granted JPS5949777U (ja)

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JP14559982U JPS5949777U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 エンジン始動保護回路

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JP14559982U JPS5949777U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 エンジン始動保護回路

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JPS5949777U JPS5949777U (ja) 1984-04-02
JPH0213754Y2 true JPH0213754Y2 (ja) 1990-04-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516589U (ja) * 1974-07-02 1976-01-17
JPS5615417U (ja) * 1979-07-16 1981-02-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123657Y2 (ja) * 1979-02-14 1986-07-15

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JPS5949777U (ja) 1984-04-02

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