JPH0213735Y2 - - Google Patents

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JPH0213735Y2
JPH0213735Y2 JP1983146957U JP14695783U JPH0213735Y2 JP H0213735 Y2 JPH0213735 Y2 JP H0213735Y2 JP 1983146957 U JP1983146957 U JP 1983146957U JP 14695783 U JP14695783 U JP 14695783U JP H0213735 Y2 JPH0213735 Y2 JP H0213735Y2
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JP
Japan
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negative pressure
passage
valve
throttle
idle
Prior art date
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JP1983146957U
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JPS6055766U (ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案はLPG内燃機関の始動装置に関するも
のである。
ロ 従来技術 従来、この種の始動装置として第1図に示すよ
うなものがある。本装置は、始動時スロツトルバ
ルブ14の全閉にてクランキングするとアイドル
相当に近い混合気量が機関に供給される様設定さ
れ、クランキングと同時にスタータスイツチ20
に連動する電磁弁21が開かれる。
初爆後、アクセルペダルにてスロツトルバルブ
14を少し開かれた状態にすると該スロツトルバ
ルブ14の位置に生じる強い吸気負圧をレギユレ
ータ2の2次室3に導入し2次バルブを押し開き
初期作動を行なわせ、連爆から完爆に致らせしめ
る様、構成されている。
この従来技術においては、低温始動時、クラン
キングし初爆がきたらアクセルペダルを微少にあ
おり適性空燃比を得かつ、混合気を増量させ連
爆、完爆へと至らさせしめる方式であるため、初
心者には、始動させにくい点がある。又、始動後
は手動にてフアーストアイドルにもつていく必要
があつた。
ハ 考案の目的 本考案は、低温始動時、初爆・連爆・完爆に至
る過程の空燃比を、あらかじめ適性に調整してお
き、これを自動的に行なわせ、クランキングし初
爆・連爆がきて吸気管負圧が大きくなると、バイ
パス通路を開閉するバイパスバルブが開かれ自動
的に混合気が増量され完爆に至ると同時にフアー
ストアイドルにセツトされるようにして、初心者
でも容易に始動できるようにすることを目的とす
るものである。
ニ 考案の構成 本考案は前記の目的を達成するために、スロツ
トルバルブ14をう回するアイドル混合気のバイ
パス通路15と、ベンチユリ6に設けた噴口7を
う回するレギユレータ2次室3への負圧誘導通路
17と、スタータスイツチ20と連動させて前記
負圧誘導通路17に設けた電磁弁21と、スロツ
トルバルブ14の開度を運転席から手動制御でき
るスロツトルボタン27とを設けたものにおい
て、上記アイドル混合気のバイパス通路15に所
定圧以上の吸気管負圧によつて開くバルブ25を
設けたことを特徴とするものである。
ホ 実施例 以下本考案の実施例を示す第2図について説明
する。
1は気化器本体で、メイン燃料は、レギユレー
タ2の2次室3からメイン通路4を経て、メイン
調量スクリユ5で制御されベンチユリ6の噴口7
へ供給される。スロー燃料(アイドル運転に要す
る燃料)は、レギユレータ2の1次室8からスロ
ー調量スクリユ9、バキユーム通路10を経た吸
気管負圧にて開閉されるスローロツクバルブ1
1、及びスロー通路12を経てメイン通路4に合
流される。アイドルの混合気は、給気筒13内に
設けられたスロツトルバルブ14の上流と下流を
う回するバイパス通路15にて供給される。
該バイパス通路15には、アイドルアジヤスト
スクリユ16、レギユレータ2次室3への負圧誘
導通路17、及びバイパスバルブ18が設うけら
れている。該負圧誘導通路17は、絞り19及び
スタータスイツチ20に連動する電磁弁21を介
在し、メイン調量スクリユ5の上流に開口せしめ
てある。バイパスバルブ18は一般的なダイアフ
ラム式の負圧制御バルブで吸気管負圧がバキユー
ム通路22を経て負圧室23に導びかれている。
負圧室23には、スプリング24、バルブ25を
固持したダイアフラム26が設けられている。ま
た、スロツトルバルブ14はアクセルペダルとは
別にスロツトルボタン27に連結され車両の運転
席から手動操作できる様になつている。尚、第2
図に示す実施例では、バイパス通路15の開閉を
負圧制御弁を用いたが、電気制御弁でも可能であ
る。
又、手動式のスロツトルボタンによるのではな
く、最近、ガソリン気化器等で使用されているオ
ートフアーストアイドル機構と組合せ使用し、全
自動始動システムを提供することも可能である。
ヘ 作用 次に本考案の実施例について作動を説明する。
まず、スロー調量スクリユ9及びアイドルアジヤ
ストスクリユ16は、所定のアイドルに調整され
ている。又、絞り19は、始動時最適空燃比にな
る様にアイドルアジヤストスクリユ16との相対
開度で決定されている。始動にあたつて、まず全
閉であつたスロツトルバルブ14を所定開度まで
スロツトルボタン27を右方に引つばり開く。次
にクランキングを開始すると、スロツトルバルブ
下流に発生する吸気管負圧がバキユーム通路10
を経て、スローロツクバルブ11に作用し、その
通路が開かれる。これによりスロー燃料は、1次
室8からスロー調量スクリユ9で計量されスロー
通路12を経て、ベンチユリ6の噴口7へ供給さ
れる。吸気筒13に入つた混合気は、スロツトル
バルブ14を通り機関に供給される。又、スター
タスイツチ20はクランキングと同時に接続さ
れ、電磁弁21によつて負圧誘導通路17が開放
される。しかし、バイパス通路15が閉鎖された
ままであり、負圧は誘導されない。初爆あるいは
連爆がきて、吸気管負圧が所定以上に達すると、
バキユーム通路22を経て負圧室23に作用する
負圧によつて、バルブ25を固持したダイアフラ
ム26は、スプリング24の力にうちかつて左方
に引かれバイパス通路15が開放される。バイパ
ス通路15が開放されると、強い負圧が負圧誘導
通路17を経てレギユレータ2の2次室に誘導さ
れ、瞬時にして燃料は各部に充満され最適空燃比
が得られる様になると同時に機関に供給される混
合気が増量される。連爆あるいは完爆するとスタ
ータスイツチ20は開放され電磁弁21によつて
負圧誘導通路は閉鎖され、始動後の空燃比の過濃
を防止する。また始動後、自動的に増量された混
合気によつてフアーストアイドルが維持され、暖
機後スロツトルボタン27を戻すことによつてア
イドル運転が持続される。
以上の様に本考案では、スロツトルバルブをバ
イパスする通路にてアイドル混合気を供給する従
来の気化器において、該バイパス通路15にレギ
ユレータ2次室への負圧誘導通路17と、始動時
の吸気管負圧の変動に応動して、該バイパス通路
を開閉するバイパスバルブ18を設け、初爆、連
爆、完爆に至る過程の空燃比を予め適正に調整し
てこれを自動的に行なうことができるので、従
来、初心者にはむずかしかつた始動を自動化して
容易に行なわせることができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来実施例の縦断面図、第2図は、
本考案の実施例の縦断面図である。 1……気化器、2……レギユレータ、3……2
次室、4……メイン通路、6……ベンチユリ、7
……噴口、8……1次室、10,22……バキユ
ーム通路、12……スロー通路、13……給気
筒、14……スロツトルバルブ、15……バイパ
ス通路、17……負圧誘導通路、18……バイパ
スバルブ、20……スタータスイツチ、21……
電磁弁、23……負圧室、25……バルブ、26
……ダイアフラム、27……スロツトルボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロツトルバルブ14をう回するアイドル混合
    気のバイパス通路15と、ベンチユリ6に設けた
    噴口7をう回するレギユレータ2次室3への負圧
    誘導通路17と、スタータスイツチ20と連動さ
    せて前記負圧誘導通路17に設けた電磁弁21
    と、スロツトルバルブ14の開度を運転席から手
    動制御できるスロツトルボタン27とを設けたも
    のにおいて、上記アイドル混合気のバイパス通路
    15に所定圧以上の吸気管負圧によつて開くバル
    ブ25を設けたことを特徴とするLPG内燃機関
    の始動装置。
JP14695783U 1983-09-22 1983-09-22 Lpg内燃機関の始動装置 Granted JPS6055766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14695783U JPS6055766U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 Lpg内燃機関の始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14695783U JPS6055766U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 Lpg内燃機関の始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6055766U JPS6055766U (ja) 1985-04-18
JPH0213735Y2 true JPH0213735Y2 (ja) 1990-04-16

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ID=30326943

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14695783U Granted JPS6055766U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 Lpg内燃機関の始動装置

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JP (1) JPS6055766U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106046A (en) * 1980-01-25 1981-08-24 Toyota Motor Corp Mixer for lpg internal combustion engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106046A (en) * 1980-01-25 1981-08-24 Toyota Motor Corp Mixer for lpg internal combustion engine

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JPS6055766U (ja) 1985-04-18

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