JPH0213686B2 - - Google Patents

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JPH0213686B2
JPH0213686B2 JP18812182A JP18812182A JPH0213686B2 JP H0213686 B2 JPH0213686 B2 JP H0213686B2 JP 18812182 A JP18812182 A JP 18812182A JP 18812182 A JP18812182 A JP 18812182A JP H0213686 B2 JPH0213686 B2 JP H0213686B2
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JP
Japan
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support
reinforcing bar
clamp
anchor
concrete
Prior art date
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JP18812182A
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English (en)
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JPS5980851A (ja
Inventor
Norio Noda
Hideo Matsuyama
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OKABE KK
Original Assignee
OKABE KK
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Publication date
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Publication of JPS5980851A publication Critical patent/JPS5980851A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、基礎鉄筋、地中梁鉄筋等を支持す
るのに用いる組立式鉄筋支持具に関するものであ
る。
従来、この種の鉄筋支持具としては、第1図に
示すように、下部支柱8の上端部に固着された垂
直な保持筒9に、垂直な上部支柱10を摺動自在
に嵌挿し、その保持筒9に固着された雌ねじ部材
11に上部支柱10を固定するためのボルト12
を螺合して、長さ調節自在な支柱を構成し、その
支柱の下端部に、周囲に4個のアンカー挿通孔1
3を有する座板14の中央部を固着し、かつ下部
支柱8の中間部には、鉄筋材の仮置台として利用
する仮受杆体15を固着し、さらに上部支柱10
の上端部には、鉄筋支承用凹部16と前後および
左右方向に貫通する支承杆嵌挿孔17,18とを
設けた構造のものが知られている。
そしてこの鉄筋支持具を使用して基礎鉄筋や地
中梁鉄筋等を支持する場合は、第2図および第3
図に示すように、捨てコンクリート19を打設す
る際に4隅に垂直な螺杆20を有するベースアン
カー21を、厚さ50mm前後の捨てコンクリート1
9に埋設し、その捨てコンクリート19が硬化し
たのち、ベースアンカー21における各螺杆20
に座板14のアンカー孔13を嵌挿し、その螺杆
20に螺合したナツト22により座板14を締付
固定し、次に前記支承杆嵌挿孔17または18に
鉄筋支承杆23の中間部に嵌挿し、かつ多数の上
部鉄筋24と多数の下部鉄筋25とスターラツプ
筋26とからなる基礎鉄筋または地中梁鉄筋にお
ける各上部鉄筋24を鉄筋支承杆23に載置して
支持している。
しかるに、前記従来の鉄筋支持具の場合は、伸
縮自在な支柱部分の構造が複雑でコスト高にな
る。また捨てコンクリート19の厚さや小さいの
で、ベースアンカー21のアンカー効果が不充分
であり、そのため鉄筋支持具に横圧が作用したと
きベースアンカー21が捨てコンクリートから抜
け出して鉄筋支持具が倒れることがある。さらに
4本の螺杆を有するベースアンカー21を、捨て
コンクリート打設時に所定の位置に予め高精度で
埋設する必要があるので、作業上も煩雑である。
また捨てコンクリートが硬化したのち、鉄筋支
持具設置予定位置において座板14の各アンカー
挿通孔13に合致するアンカー繋止孔を捨てコン
クリートに穿設し、そのアンカー繋止孔に拡開繋
止部を備えたいるアンカーボルトを挿入繋止し、
そのアンカーボルトを座板14のアンカー挿通孔
13に挿通し、そのアンカーボルトに螺合したナ
ツトにより座板14を捨てコンクリートの上面に
締付固定することも知られている。しかし、この
場合は作業が煩雑であると共に作業時間が長くか
かるという問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる組立
式鉄筋支持具を提供することを目的とするもので
ある。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第4図および第5図はこの発明において用いら
れる鋼製ベース金具27を示すものであつて、水
平な座板1の中央上部に円筒体からなる垂直な挿
込保持部材2の下端部が溶接により固着され、か
つ前記座板1の中央下部には、短かい管体からな
る垂直な挿込杆5の上端部が溶接により固着され
ている。
第6図および第7図はこの発明において用いら
れるカンザシ筋支持用クランプ4を示すものであ
つて、横方向開口溝形のクランプ本体28におけ
る下部腕の中間部にカンザシ筋嵌合用溝29が設
けられ、前記クランプ本体28における上部腕に
はカンザシ筋締付用ボルト30が螺合され、その
ボルト30の下端部には締付座金31が回動自在
に取付けられ、かつ前記クランプ本体28の中間
板には締付用ボルト32を備えている支持管把持
用クランプ33が固定されている。
第8図および第9図はこの発明において用いら
れる打込アンカーパイプ7を示すものであつて、
鋼管34の一端部がプレス加工により押潰されて
偏平部が形成されると共に、その偏平部の一側部
が斜断35されて、偏平楔形の閉塞尖端部6が形
成されている。
第10図は鋼製打込用キヤツプ36を示すもの
であつて、打込アンカーパイプ7の開口端部に嵌
入されるキヤツプ本体37の端部に、打込アンカ
ーパイプ7の開口部端面に係合されるフランジ3
8が一体に設けられている。
第11図および第12図は前記鋼製ベース金具
27、カンザシ筋支持用クランプ4および打込ア
ンカーパイプ7を使用したこの発明の実施例に係
る組立式鉄筋支持具を示すものであつて、鋼製ベ
ース金具27における挿込保持部材2内に、建設
現場において足場材または型枠支承用ばた材とし
て用いられている鋼製単管を適当長さに切断して
得た支持管3の下端部が着脱自在に嵌挿され、か
つその支持管3の長手方向に間隔をおいて複数の
カンザシ筋支持用クランプ4が配置され、そのク
ランプ4における支持管把持用クランプ33によ
り支持管3が把持されることにより、カンザシ筋
支持用クランプ4が支持管3に対し固定され、さ
らに前記ベース金具27における挿込杆5に打込
アンカーパイプ7が着脱自在に嵌挿されている。
前記実施例の組立式鉄筋支持具を使用して、基
礎鉄筋または地中梁鉄筋等を支持する場合は、ま
ず第13図に示すように、基礎または地中梁施工
予定場所の地盤に捨てコンクリート19を打設
し、その捨てコンクリート19が半硬化したとき
例えば捨てコンクリート打設後約1昼夜経過した
とき、前記打込アンカーパイプ7の上部開口部に
金属製キヤツプ36を嵌合し、そのキヤツプ36
を叩打して打込アンカーパイプ7を捨てコンクリ
ート19およびその下方の地盤39にわたつて打
込み、かつ打込みは打込アンカーパイプ7の上端
面が捨てコンクリート19の上面とほぼ同一レベ
ルに達するまで行なう。
次に捨てコンクリート19が硬化したのち、例
えば捨てコンクリート打設後数日以上を経過した
のち、第14図に示すように、打込アンカーパイ
プ7から前記キヤツプを除去し、その打込アンカ
ーパイプ7にベース金具27の挿込杆5を嵌挿す
ると共にベース金具27の座板1を捨てコンクリ
ート19の上面に載置する。
次に第15図ないし第17図に示すように、支
持管3の下端部を挿込保持部材2に嵌挿し、かつ
支持管3に複数のカンザシ筋支持用クランプ4を
装着して、上部のクランプ4により水平な鉄筋支
持用カンザシ筋40の中間部を把持すると共に、
下部のクランプ4により鉄筋仮置台用カンザシ筋
41の中間部を把持する。
次に上部のカンザシ筋支持用クランプ4におけ
る支持管把持用クランプ33のボルト32に螺合
されているナツト42を弛緩してそのクランプ4
を上昇または下降移動することにより鉄筋支持用
カンザシ筋40のレベルを調整し、次いで前記ボ
ルト32およびナツト42により上部のクランプ
4を支持管3に固定する。
次に多数の上部鉄筋24と多数の下部鉄筋25
とスターラツプ筋26とからなる基礎鉄筋または
地中梁鉄筋43における各上部鉄筋24を鉄筋支
持用カンザシ筋40に載置して支持する。
次に配置作業を終了したのち、前記鉄筋43を
捨てコンクリート19によりスペーサを介して支
持し、次いでカンザシ筋支持用クランプ4のボル
ト30を弛緩して、各カンザシ筋40,41を撤
去し、かつ前記クランプ4を装着している支持管
3をベース金具27から抜取つてその支持管3お
よびクランプ4を回収し、クランプ4と支持管3
とカンザシ筋40,41とを他の場所での鉄筋支
持に転用する。
なお、捨てコンクリート19と鉄筋43の下部
との間にベース金具抜取可能な空間がある場合
は、ベース金具27を抜取つて回収しこれを他の
場所の鉄筋支持に転用する。
この発明を実施する場合、前記カンザシ筋4
0,41としては例えば鉄筋材を適当な長さに切
断してものを使用する。またカンザシ筋支持用ク
ランプ4としては図示以外の任意構造のものを使
用してもよい。
前記支持管3として多数の孔を小間隔で設けた
孔あき鋼管を使用し、かつ前記クランプ本体28
の中間板に固着した筒体を支持管に嵌挿し、前記
支持管の孔に挿通したピンにより前記筒体を支持
してもよい。
この発明によれば、鉄筋支持具における支柱と
して単管からなる支持管3が用いられているの
で、その支柱の構造が簡単であり、建設工事現場
において足場材あるいは型枠支承用ばた材等とし
て用いられている管体を適当な長さに切断するだ
けで前記支持管3を構成することもでき、かつ座
板1とこれに固着された挿込保持部材2および挿
込杆5とからなるベース金具27における前記挿
込保持部材2に前記支持管3の下端部を嵌挿する
と共に、カンザシ筋支持用クランプ4を支持管3
に取付けるという簡単な作業を行なうことによ
り、鉄筋支持具を施工現場において容易に組立て
ることができ、しかもカンザシ筋支持用クランプ
4のレベルを容易に調節して固定することがで
き、さらに予め打込アンカーパイプ7を捨てコン
クリート19や硬質地盤に打込んだのち、単に前
記ベース金具27における挿込杆5を前記打込ア
ンカーパイプ7に嵌挿すると共に、座板1を捨て
コンクリート19または硬質地盤等の表面に載置
し、かつ前記支持管3の下端部をベース金具27
における挿込保持部材2に嵌挿するという簡単な
作業を行なうことにより、鉄筋支持具を容易にか
つ迅速にしかも横圧に対して強固に設置すること
ができる。また打込アンカーパイプ7の下端部に
閉塞尖端部6が設けられているので、打込み易く
かつ打込時に打込アンカーパイプ7内にコンクリ
ートあるいは土砂類が侵入するのを防止すること
ができ、さらに打込アンカーパイプ7の打込みを
完了した状態では、打込アンカーパイプ7が捨て
コンクリート19または硬質地盤の表面から突出
していないので、邪魔にならず作業上安全であ
り、さらにまた、配筋作業を終了したのち、基礎
鉄筋または地中梁鉄筋等を捨てコンクリート19
等によりスペーサを介して支承すれば、カンザシ
筋支持用クランプ4を弛緩してカンザシ筋を取外
すことができ、かつ支持管3をベース金具27か
ら抜取ることができ、そのため支持管3、カンザ
シ筋支持用クランプ4、カンザシ筋等を回収して
再使用することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鉄筋支持具の一例を示す斜視
図、第2図はその使用例を示す一部縦断正面図、
第3図は第2図のA−A線断面図である。第4図
はこの発明において用いられるベース金具の一部
縦断正面図、第5図はその平面図、第6図はこの
発明において用いられるカンザシ筋支持クランプ
の側面図、第7図はその平面図、第8図はこの発
明において用いられる打込アンカーパイプの一部
縦断正面図、第9図はその側面図、第10図は打
込用キヤツプの側面図である。第11図はこの発
明の実施例に係る組立式鉄筋支持具を示す一部縦
断正面図、第12図はその側面図である。第13
図は打込アンカーパイプを捨てコンクリートおよ
びその下部の地盤にわたつて打込んだ状態を示す
一部縦断正面図、第14図はベース金具をセツト
した状態を示す一部縦断正面図、第15図ないし
第17図はこの発明の実施例に係る組立式鉄筋支
持具の使用状態を示すものであつて、第15図は
全体を示す一部縦断正面図、第16図はカンザシ
筋支持部を示す側面図、第17図はその一部横断
平面図である。 図において、1は座板、2は挿込保持部材、3
は支持管、4はカンザシ筋支持用クランプ、5は
挿込杆、6は閉塞尖端部、7は打込アンカーパイ
プ、19は捨てコンクリート、24は上部鉄筋、
25は下部鉄筋、26はスターラツプ筋、28は
クランプ本体、29はカンザシ筋嵌合用溝、30
はカンザシ筋締付用ボルト、31は締付座金、3
3は支持管把持用クランプ、36は鋼製打込用キ
ヤツプ、39は地盤、40は鉄筋支持用カンザシ
筋、41は鉄筋仮置台用カンザシ筋、43は地中
梁鉄筋である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 座板1の上部に固着された挿込保持部材2に
    単管からなる支持管3の下端部が着脱自在に嵌設
    され、その支持管3にはカンザシ筋支持用クラン
    プ4が着脱自在にかつ位置調節自在に固定され、
    前記座板1の下部に固定された垂直な挿込杆5に
    は、下端に閉塞尖端部6を有する打込アンカーパ
    イプ7が着脱自在に嵌挿されていることを特徴と
    する組立式鉄筋支持具。
JP18812182A 1982-10-28 1982-10-28 組立式鉄筋支持具 Granted JPS5980851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18812182A JPS5980851A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 組立式鉄筋支持具

Applications Claiming Priority (1)

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JP18812182A JPS5980851A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 組立式鉄筋支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980851A JPS5980851A (ja) 1984-05-10
JPH0213686B2 true JPH0213686B2 (ja) 1990-04-05

Family

ID=16218072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18812182A Granted JPS5980851A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 組立式鉄筋支持具

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JP (1) JPS5980851A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6185650U (ja) * 1984-11-08 1986-06-05
JPH0362958U (ja) * 1989-10-24 1991-06-19

Also Published As

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JPS5980851A (ja) 1984-05-10

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