JPH02136792A - ダイヤフラムフロアの建設工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） （産業上の利用分野） この発明は、鉄筋コンクリート類の原子炉格納容お内に
配設されるダイヤフラムフロアのｌ！設工法に関する。

（従来の技術） 原子力発電ｔ１Ｍ設における原子炉格納容器１は、第３
図に示すように鉄筋コンクリート類であり、内側にライ
ナ２を張設したＭ４造である。この原子炉格納容器１の
内部は、ダイヤフラムフロア３およびペデスタル４によ
って、上部ドライウェル５゜下部ドライウェル６及びサ
プレッションチャンバ部７に区画されている。尚、符号
８は原子炉圧力容器を示す。

さて、上記ダイヤフラムフロア３のＬＪ工法は、以下の
通りである。

まず、コンクリ−ト９をサプレッションチャンバ部７の
底部より立設し、その上に、放）１状に配設される大梁
とこれらを連結する小梁とにより構成されたサポートビ
ーム１０を配置する。

次に、この１ナボートビーム１０の上部にシールプレー
ト１１を設置し、鉄筋をセットし、シールプレート１１
を型枠式りにしてコンクリートの打設を行う。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、従来のダイヤフラムフロアの建設工程で
は、ダイヤフラムフロア３を建設するのにコラムサポー
ト９及びサポートビーム１０を組立てる必要があり、か
なりの工数を要する。また、コラムサポート９及びサポ
ートビーム１０として多聞の鋼材も必要となる。

この発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、
建設工数及び鋼材台の削減をはかることができるダイヤ
フラムフロアの建設工法を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するだめの手段） この発明は、鉄筋］ンクリート製格納容器内に水平方向
に配設されるダイヤフラムフロアの建設工法において、
まず、−Ｆ記鉄筋コンクリート製格納容器内にＰＣ板を
搬入して設置し、次に、このＰＣ板を型枠としてコンク
リートを打設して上記ダイヤフラムフロアを建設する。

（作用） 従って、この発明に係るダイヤフラムフロアの建設工法
によれば、ダイ１フフラムフロアの建設に際し、コラム
サポートやサポートビンを組立てる必要がなく、ＰＣ板
を設置ｊるだけなので、ダン翫フフラムフロアの建設が
容易となって、建設工数が低減できると共に、鋼材も削
減できる。

（実ｔｓｐＡ＞ 以下、この発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はこの発明に係るダイヤ
フラムフロアの建設工法の一実施例を示す図、第２図は
この一実施例によって建設されたダイヤフラムフロアを
右する原子炉格納容器を小寸断面図である。

第２図において、原子炉格納容器１０１は、鉄筋コンク
リート製格納容器であり、内側にライナ１０２が張設さ
れた構造である。原子炉格納容器１０１の中央部には、
原子炉ｆ１力容器支持用ペデスタル１０３が立設され、
このペデスタル１０３の上部に原子炉圧力容ｎ１０４が
据えつけられる。

又、原子炉圧力容器支り用ペデスタル１０３には原子炉
熱遮蔽壁１０５が、原子炉圧力容器１０４を囲む様にし
て設けられる。

又、原子炉格納容器１０１の鉛直方向略中央位置には、
ダイヤフラムフロア１０６が水平方向に配置される。こ
のダイヤフラムフロア１０６およびペデスタル１０３に
よって、原子炉格納容器１０１内は上部ドライウェル１
０フ、下部ドライウェル１０８およびサブレッションチ
ｔ？ンバ部１０９に区画される。

次に、上記ダイ１フフラムフロア１０６の建ｌｘ法を第
１図（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）図を参照して説明する。

まず、第１図（Δ）に説明するように、ブラケット１１
０をライナ１０２に一体に据え付ける。

その後、このブラケット１１０と原子炉圧力容器支持用
ペデスタル１０３との間に、第１図（Ｂ）に小すように
プレキャストコンクリート板（以下、ＰＣ板と称する）
１１１を据え付ける。このとぎ、１）　Ｃ板１１１は、
円周方向に何分割かして搬入する。また、ＰＣ板１１１
の上面には、上部ドライウェル１０７とサブレッジ」ン
チャンバ部１０９のバウンダリーを構成するシールプレ
ート１１３をあらかじめ張設しておき、それにダイヤフ
ラムフロア１０６を１１通する逃し安全弁排出管（ＳＲ
ＶＤＬ）１１４のスリーブ１１５を設定しておく。

ＰＣ板１１１の搬入後、シールプレート１１３をライナ
１０２及びペデスタル１０３に溶接し、さらにシールプ
レート１１３同士を溶接する。

その後、このＰＣ板１１１１にダイヤフラムフロア１０
６の配筋をセットし、ＰＣ板１１１を型枠としてコンク
リートの打設を行い、第１図（Ｃ）に示すような、ダイ
ヤフラムフロア１０６を建設する。

上記実施例によれば、ダイヤフラムフロア１０６の建設
をＰＣ板上で行い、従来必要であったサポートビーム１
０及びコラムシポート９が不要となるので、鋼材が削減
できる。

また、コラムサポート９やサポートビーム１０を組立て
る従来の場合に比べれば、ＰＣ板を据ト１ける方が容易
であるので、ダイヤフラムフロア１０６の本体工事の前
の作業に費す工数を削減でき、全体としてダイヤフラム
フロア１０６の建設工数を削減できる。

（発明の効果） 以上のように、この発明に係るダイヤフラムフロアのｉ
！設工法によれば、まず鉄筋コンクリート製格納容器内
にＰＣ板を搬入して設置し、次に、このＰＣ板を型枠と
してコンクリートを打設して、ダイヤフラムフロアを建
設することから、従来のようなサポートビームやコラム
サポートが必要なく、その分鋼材や建設工数を削減でき
る。

力容器、１０６・・・ダイヤフラムフロア、１１１・・
・プレキャストコンクリート板ＣＰＣ板）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鉄筋コンクリート製格納容器内に水平方向に配設される
   ダイヤフラムフロアの建設工法において、まず、上記鉄
   筋コンクリート製格納容器内にＰＣ板を搬入して設置し
   、次に、このＰＣ板を型枠としてコンクリートを打設し
   て上記ダイヤフラムフロアを建設するダイヤフラムフロ
   アの建設工法。