JPH0213642Y2 - - Google Patents

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JPH0213642Y2
JPH0213642Y2 JP2628384U JP2628384U JPH0213642Y2 JP H0213642 Y2 JPH0213642 Y2 JP H0213642Y2 JP 2628384 U JP2628384 U JP 2628384U JP 2628384 U JP2628384 U JP 2628384U JP H0213642 Y2 JPH0213642 Y2 JP H0213642Y2
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JP
Japan
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support
scaffold board
mounting rod
plate
board mounting
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JP2628384U
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JPS60138949U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は建築作業用足場板保持具に係り、特
にツーバイフオー工法による建築作業において壁
の枠組製材に極めて簡単に直接取り付けることが
できる支持受体とこれに掛止される支持体とから
成る建築作業用足場板保持具に関するものであ
る。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
アメリカ北部、カナダ等で発達し、最近わが国
においても導入されたいわゆるツーバイフオー工
法は、基礎の上に数種類の一定規格の製材で組ま
れた枠組に構造用合板等を打ちつけて床を作り、
この上で断面寸法が厚さ2インチ、幅4インチ等
の製材で壁の枠組を組み、構造用合板等を打ちつ
けて壁を構成し、順次それを建て起こして建築物
を建築する工法である。その際、内部の各種造作
のため、内部作業用の足場として設置される足場
板は、脚立台に載せられており、それを移動しな
がら作業を行なうものであつた。しかしながら、
規格された製材を多数釘打ちすることを要するツ
ーバイフオー工法の作業にあつては、このように
足場板をいちいち脚立台に載せて移動したので
は、多くの手間と時間とを要し、作業能率が極め
て悪いという欠点があつた。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は叙上の欠点を解消すべく案出
されたもので、建て起こした壁の枠組製材に釘を
介して固定される支持受体とこれに挿脱自在に掛
止される支持体とから構成して、壁の枠組製材に
着脱容易に直接取り付けることが可能な足場板保
持具を提供することにより、ツーバイフオー工法
による建築作業能率を飛躍的に高めんとするもの
である。
〔考案の概要〕
このためこの考案の要旨とするところは、断面
コの字形状で、両側面の夫々対応する位置に下方
から斜め上方にかけて細長状切欠係止部を有し、
正面適位置に開口部に切込部を有するポケツト部
が設けられた支持受体と、ポケツト部に挿脱自在
な差込板を一端に有し、他端に足場板押え板を突
設した前記切込部に挟装される形状の足場板載置
杆を形成し、この足場板載置杆の底面適位置か
ら、先端に、内側幅が壁の枠組製材の厚さの略2
倍であるコの字形の把持部が設けられた担持板が
連設され、該担持板、足場板載置杆の相互に連な
る補強板を設けた支持体とから構成したことに存
する。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を説明すると、図にお
いて示される符号Aは支持受体で、断面コの字形
状を有しており、その両側面の夫々対応する位置
には下方から斜め上方にかけて細長状の切欠係止
部1を有して釘12により掛止できるようになつ
ている。正面適位置には、開口部に上向きコ字状
の切込部2を有し、前方向に傾斜するように突出
したポケツト部3が設けられている。
符号Bは支持受体Aに装着される支持体であ
る。該支持体Bは、足場板8を直接載せて支持す
る足場板載置杆4と、足場板載置杆4を支える担
持板5と、足場板載置杆4、担持板5相互間に連
設された強度を補強するための補強板6とから成
つている。足場板載置杆4は、支持受体Aのポケ
ツト部3の上向きコ字状の切込部2に挟装され得
るよう断面が矩形で、足場板8の幅に対応する長
さを有し、その一端にポケツト部3に挿脱自在に
嵌挿される差込板7が設けられ、他端には足場板
8が左右にずれるのを防止する押え板9が突設さ
れている。担持板5は、足場板載置杆4の底面適
位置から支持体Bの取付方向に斜め下方に向けて
連設されており、その先端には、ツーバイフオー
工法の建築作業において使用される規格化された
寸法の製材で組んだ枠組に、構造用合板等を打ち
つけた壁を構成している、いわゆる枠組製材10
の2倍の厚さの内側幅を有するコの字形の把持部
11が設けられている。補強板6は、足場板載置
杆4下面適位置から垂直方向に連設され、担持板
5に連設されているものである。
次にこれが使用を説明すると、壁を構成する枠
組製材10に釘12を打ち付けておき、支持受体
Aの両側に設けられた切欠係止部1をこの釘12
に掛止して、支持受体Aを枠組製材10に固定す
るものである。その際、ツーバイフオー工法にあ
つては、厚さ2インチ、幅4インチの製材を多数
使用するところから、支持受体Aの内側幅もこれ
に適合する大きさとするものであるが、二枚合わ
せの枠組製材10にも対応できるように、内側幅
をこの枠組製材10の厚さの2倍にしたものも用
意しておくと便利である。そして、壁の枠組製材
10に直接固定された支持受体Aに支持体Bを装
着したものを一組として使用するものであり、支
持体Bを構成する足場板載置杆4の一端に設けら
れた差込板7を支持受体Aのポケツト部3に嵌挿
し、その開口部の切込部2に足場板載置杆4を挟
装して足場板載置杆4が左右にずれないように固
定する。このときき、支持受体Aのポケツト部3
は、前方向に傾斜するように突出しているので、
この差込板7は極めて容易にポケツト部3に嵌挿
することができる。そして、担持板5の先端に設
けられた把持部11で枠組製材10を押えること
によつて、支持体Bをしつかりと固定し、このよ
うにして取付けた複数の足場板保持具に足場板8
を渡して、建築作業中の足場として使用するもの
である。
〔考案の効果〕
したがつて、支持受体Aは断面コの字形の形状
で、両側面の夫々対応する位置に下方から斜め上
方にかけて細長状切欠係止部1を有しているの
で、壁の枠組製材10に打ち付けられた釘12に
掛止する場合、切欠係止部1の方向に合わせて差
込むだけで簡単に支持受体Aを掛止することがで
きるばかりでなく、上方からの力に対して極めて
外れにくいという効果がある。更に、支持受体A
の正面適位置に設けられているポケツト部3に支
持体Bを構成する足場板載置杆4の一端に設けら
れた差込板7を嵌挿することによつて、支持体B
を支持受体Aに簡単に装着することができ、足場
板8の取付、取外しが極めて簡単に能率良く行な
えるものである。また、予め枠組製材10に多数
の支持受体Aを取付けておけば、この支持体Bを
必要に応じて装着することにより、足場板8の移
動に際して極めて能率良く作業を進めることがで
きる。しかも、支持受体Aに設けられたポケツト
部3は切込部2を有しており、足場板載置杆4は
この切込部2に適応して挟装されるものであるか
ら、足場板載置杆4が左右にずれることなくしつ
かりと支持受体Aに装着することができる。
そして、足場板載置杆4の他端に設けられてい
る押え板9により、足場板8は足場板載置杆4の
上からずれることなく安定して支持され、また、
内側幅が壁の枠組製材10の厚さの2倍であるコ
の字形把持部11を設けた担持板5により、支持
体Bが装着される支持受体Aと相俟つて支持体B
全体を枠組製材10に安定良くしつかりと押え付
けて支えるものであり、枠組製材10が2枚合わ
せとなつているような壁と壁との中継部分におい
ても、把持部11の内側幅がこの枠組製材10の
厚さの2倍になつていることから、これに対応し
てしつかりと支持することができる。支持体B
は、足場板載置杆4と担持板5の間に補強板6を
設けてあるので、支持体B全体が強化されて壊れ
にくく、かなりの重さにも耐えることができるも
のである。
以上説明したように、この考案によれば、ツー
バイフオー工法等の建築作業において、建て起こ
した壁の枠組製材に釘を介して直接取付けた支持
受体とこれに装着する支持体により、足場板が簡
単に支持され、また、その取付け、取外しの方法
もいたつて簡便で丈夫であり、建築作業の能率を
飛躍的に高める等の多大なる効果を期待すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は使用状態
における斜視図、第3図は一部切欠側面図であ
る。 A……支持受体、B……支持体、1……切欠係
止部、2……切込部、3……ポケツト部、4……
足場板載置杆、5……担持板、6……補強板、7
……差込板、8……足場板、9……押え板、10
……枠組製材、11……把持部、12……釘。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 断面コの字形状で、両側面の夫々対応する位
    置に下方から斜め上方にかけて細長状切欠係止
    部を有し、正面適位置に開口部に切込部を有す
    るポケツト部が設けられた支持受体と、ポケツ
    ト部に挿脱自在な差込板を一端に有し、他端に
    足場板押え板を突設した前記切込部に挟装され
    る形状の足場板載置杆を形成し、この足場板載
    置杆の底面適位置から、先端に、内側幅が壁の
    枠組製材の厚さの略2倍であるコの字形の把持
    部が設けられた担持板が連設され、該担持板、
    足場板載置杆の相互に連なる補強板を設けた支
    持体とから構成したことを特徴とする建築作業
    用足場板保持具。 2 支持受体の内側幅が壁の枠組製材の厚さの略
    2倍である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の建築作業用足場板保持具。
JP2628384U 1984-02-25 1984-02-25 建築作業用足場板保持具 Granted JPS60138949U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2628384U JPS60138949U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 建築作業用足場板保持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2628384U JPS60138949U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 建築作業用足場板保持具

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Publication Number Publication Date
JPS60138949U JPS60138949U (ja) 1985-09-13
JPH0213642Y2 true JPH0213642Y2 (ja) 1990-04-16

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ID=30522143

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JP2628384U Granted JPS60138949U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 建築作業用足場板保持具

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JP5827596B2 (ja) * 2012-05-28 2015-12-02 株式会社日立ビルシステム エレベータの巻上機点検台及びその組立方法

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JPS60138949U (ja) 1985-09-13

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