JPH0213595Y2 - - Google Patents

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JPH0213595Y2
JPH0213595Y2 JP15638083U JP15638083U JPH0213595Y2 JP H0213595 Y2 JPH0213595 Y2 JP H0213595Y2 JP 15638083 U JP15638083 U JP 15638083U JP 15638083 U JP15638083 U JP 15638083U JP H0213595 Y2 JPH0213595 Y2 JP H0213595Y2
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JP
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cylinder body
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JP15638083U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、下水管の内部に滞積する汚泥や排油
あるいは下水管のつぎ目などから下水管内部に延
びる木草根を除去し、下水管の内部を洗浄するた
めの装置に関する。
地中に埋設してある下水管の内部には長期の使
用中に汚泥や排油ラードなどの固形物が滞積した
り、下水管を形成するヒユーム管のつぎ目から木
草根が延びて管内に侵入し、これらが下水の流通
を阻害することになるため、管内を洗浄してこれ
ら障害物を除去する必要がある。
第1図は、下水管Pの埋設状態を示すもので、
適当間隔に設けたマンホールM1,M2によつて地
上に連通しており、洗浄作業は地上の洗浄車cか
ら高圧ホースHをマンホールM1より下水管P内
に導入し、先端部に取付けたノズルNより高圧水
を管内に噴出し、この噴出圧力によつて管内に付
着している障害物Sを下流側に押し流すようにし
ている。この洗浄作業によつて汚泥や排油ラード
などの付着物は比較的容易に管壁より除去するこ
とができるが、木草根Wのように管壁に一体的に
付着するものについては、単に高圧水を噴きつけ
るたけでは除去することができず、これがため下
水の流通度が大幅に低下するとその部分の下水管
を徹去し、補修する必要があつた。このように高
圧水の圧力によつて木草根を除去できないのは、
下水管内において高圧水が効果的に木草根に向か
つて噴きつけられないことと、単に噴出圧力だけ
で木草根を切除することができないことに起因す
るものと考えられる。
本考案は上述の難点および課題を解決するため
に、次に構成を採用するに至つた。
即ちその構成は、超高圧水流入ポートを有する
シリンダ本体の軸方向両端部附近にあつて、その
外周部に外周放射方向に突出する複数のガイドア
ームを枢着し、これら複数のガイドアームのそれ
ぞれ軸方向両端部間のガイドアーム対にガイド本
体を枢着して該ガイド本体とシリンダ本体とをシ
リンダ本体内の水圧ムラに連動して相対的に平行
四連リンク駆動自在に設け、かつシリンダ本体の
一端部に該本体内部に流入する超高水圧によつて
回転しつつ超高圧水を噴出する回転ノズルを取付
けてなるものである。
以下本考案の一実施例を図面によつて説明する
と、第2図乃至第4図において、1は単動水圧シ
リンダで、シリンダ本体2とその内部3を摺動す
るラム4とからなる。シリンダ本体2の側壁には
超高圧水流入用ポート5が開設され、これに超高
圧ホース6がつながれるようになつている。シリ
ンダ本体2の軸方向両端部外周面には周方向4分
の1間隔に取付ブラケツト7a〜7dが固着さ
れ、同じくシリンダ本体2の軸方向後端部外周面
にも前記各取付ブラケツト7a〜7dと同一延長
上に取付ブラケツト8a〜8dが固着され、かつ
この後端部取付ブラケツトは図示のように軸方向
に延びて設けられる。これら各取付ブラケツトに
所要長さのガイドアーム9a〜9d及び10a〜
10dが着脱可能なセツトピン11によつて枢着
され、このうち後端部のガイドアーム10a〜1
0dは枢着点11よりシリンダ本体2の軸心寄り
に延びて前記水圧ラム4の外部端面4aに接当す
る延長部12a〜12dを設けている。
そしてこれら複数のガイドアームの前後端部間
のガイドアーム9a,10a〜9d,10dに帯
板状のガイド本体13a〜13dが同じく着脱可
能なセツトピン14によつて枢着され、これによ
つてシリンダ本体2を中心にその軸方向両端部の
ガイドアーム9a,10a及びガイド本体13a
とによつて平行四連リンク機構を形成し、ガイド
本体13a〜13dとシリンダ本体2とは相対的
にかつ平行に互いに遠近移動可能に設けられる。
なお、各ガイド本体13a〜13dにはストツパ
ー15が設けられ、各ガイドアーム9a,10a
がシリンダ本体2に直交状態に直立し、ガイド本
体13aがシリンダ本体2から最も遠ざかつた位
置でガイドアーム9a,10aがストツパー15
に接当してその直立状態を維持するようにしてい
る。
なおまた図中16は水圧ラム4の摺動面をシー
ルするシールリング、17は取付ブラケツト8a
〜8dをシリンダ本体2に固定するためのボルト
である。
さらにシリンダ本体2の先端部にはアダプタ1
8によつてシリンダ本体2の内部3と連通するよ
うにして回転ノズル19が取付けられる。この回
転ノズル19はスプール本体20内に超高圧水を
受けて回転する周知のベーン機構を設け、このベ
ーン機構に連動するノズルヘツド21に外向きに
噴水する単数または複数の噴射ノズル22を設け
てなるもので、なおノズルヘツド21の先端部に
ワイヤー接続用リング23が回転自在に設けられ
ている。
これを使用するには第5図に示すように、洗浄
車cから延びる超高圧ホースHをシリンダ本体2
のポート5につなぎ、この状態で一方のマンホー
ルM1から下水管P内に導入し、他方のマンホー
ルM2から下水管P内に挿入したワイヤーYを前
記シリンダ本体先端部のワイヤー接続用リング2
3に接続し、該ワイヤーYによつてシリンダ本体
22を下流側に引張りながら、超高圧ホースHか
らシリンダ本体2に300〜350Kg/cm2の超高圧水を
送り込むことによつて、シリンダ本体2内の水圧
ラム4は往動し、その外部端面4aに後端部のガ
イドアーム10a〜10dが押圧されてシリンダ
本体2に対し直交状態に起立し、これによりシリ
ンダ本体2を囲繞するガイド本体13a〜13d
が拡開し、下水管Pに導入されたシリンダ本体2
はガイド本体13a〜13dによつて下水管Pの
軸心附近に宙架され、したがつてその先端部の噴
射ノズル22も軸心附近に位置し、シリンダ本体
2の内部に送り込まれた超高圧水を受けて回転ノ
ズル19のノズルヘツド21が回転しつつ、噴射
ノズル22より超高圧水を下水管の管壁に向けて
噴出し、管壁から突出する木草根Wを超高圧水に
よつて切除することになる。
この場合噴射ノズル22は下水管Pの軸心附近
に位置し、なおかつ回転しつつ該ノズルより超高
圧水が噴出するため管壁全域に均等に超高圧水が
負荷し、かつ噴射ノズル22が回転することによ
つて超高圧水によつて木草根を回転方向に切断す
る作用が働き、これらの相乗作用によつて管壁に
強力に付着する木草根を確実に除去することがで
きる。
また超高圧ホースHからのシリンダ本体2内へ
の送水を停止することによつて、第3図に示すよ
うに水圧ラム4の付勢力から解放されたガイド本
体13a〜13dはその自重によつて互いの対向
径が収縮するよう折畳まれ、装置の全体径が収縮
するため、マンホールへの導入またはこれより脱
出させる際にその狭隘部を容易に通過させること
ができる。
さらに本考案の適用範囲は、作業者が下水管内
作業の不可能な内径500mm以下の下水管に特に有
効であり、この場合上述の説明から明らかなよう
に噴射ノズル22を、できるだけ管径の中心部に
位置させることが好ましく、このため管径が相違
する場合には、そのたびにセツトピン11,14
を外し、径に合つたガイドアーム9a〜9d及び
10a〜10dに取り替えることができるように
なつている。
以上のように本考案によれば、超高圧水の圧力
を利用して噴射ノズルを下水管の軸心部またはそ
の附近に位置させ、なおかつ該ノズルが回転しつ
つこれにより超高圧水を噴出するようになつてい
るため、管壁全域に均等に超高圧水が負荷して管
壁に付着している汚泥などの障害物を確実に除去
することができ、なおかつ噴射ノズルが回転しつ
つこれより超高圧水を噴出することによつて、木
草根など管壁に強力に付着する障害物を該超高圧
水によつて回転方向に切断する作用が働き、これ
らの相乗作用によつて従来除去することが不可能
であつた木草根をも確実に管壁より切除すること
ができる。
さらに送水を停止することによつて装置全体が
コンパクトになり、これがために下水管内への装
置の導入あるいは下水管からの脱出を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の下水管の洗浄作業状態を示す説
明図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断側面
図、第3図は同非作動状態を示す縦断側面図、第
4図は同斜視図、第5図は同使用状態を示す説明
図である。 2……シリンダ本体、4……水圧ラム、9a〜
9d,10a〜10d……ガイドアーム、13a
〜13d……ガイド本体、18……回転ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 超高圧水流入ポートを有するシリンダ本体の
    軸方向両端部附近にあつて、その外周部に外周
    放射方向に突出する複数のガイドアームを枢着
    し、これら複数のガイドアームのそれぞれ軸方
    向両端部間のガイドアーム対にガイド本体を枢
    着して該ガイド本体とシリンダ本体とをシリン
    ダ本体内の水圧ラムに連動して相対的に平行四
    連リンク駆動自在に設け、かつシリンダ本体の
    一端部に該本体内部に流入する超高水圧によつ
    て回転しつつ超高圧水を噴出する回転ノズルを
    取付けてなる下水管洗浄装置。 2 シリンダ本体とガイド本体とを枢支連結する
    ガイドアームを脱着できるようにした実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の下水管洗浄装置。
JP15638083U 1983-10-07 1983-10-07 下水管洗浄装置 Granted JPS6066784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15638083U JPS6066784U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 下水管洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15638083U JPS6066784U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 下水管洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS6066784U JPS6066784U (ja) 1985-05-11
JPH0213595Y2 true JPH0213595Y2 (ja) 1990-04-13

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ID=30345088

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JP15638083U Granted JPS6066784U (ja) 1983-10-07 1983-10-07 下水管洗浄装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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