JP4984173B2 - 下水管洗浄装置 - Google Patents

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本願発明は、下水管の内壁を洗浄するための下水管洗浄装置に関する。
下水管は、使用期間の経過に伴い土砂等の堆積やラード等の付着が起こるため、適宜に保守作業をする必要があり、これを怠ると下水が流れにくくなり悪臭等の原因となる。この保守作業としてはまず内壁の洗浄があり、内壁に損傷がある場合にはライニングを施す必要がある。また、ライニングを施す場合には事前に内壁を洗浄する必要がある。
従来の下水管の洗浄方法は、人手によるものや、高圧洗浄車、吸引車等によるものが主流であるが、なかには洗浄装置を下水管内に挿通するものもあった。
この洗浄装置は、ノズルの回転軸を洗浄対象となる管の長軸に一致させ、噴射の方向を洗浄対象となる管の長さ方向に略一致させるものであり、ノズル回転の動力としてモータを利用するものであった。
しかし、噴射の方向を洗浄対象となる管の長さ方向に略一致させるため、水流が内壁に対して略並行にぶつかるので、水流が内壁に対して直角にぶつかるのに比しムダが多くなり、効率的であるとはいえなかった。
特表昭58−500619号公報
本願発明は前記従来の欠点に鑑み脚部の長さ調節を下水管の口径に対応させて事前に行なうことにより下水管の内壁を効率的に洗浄する装置を供する。
前記目的達成のため、本願発明による下水管洗浄装置は、下水管の内壁を洗浄する下水管洗浄装置であって、回転可能のボデーと、前記ボデーの周面に設けられる複数のノズルと、前記ボデーを支持するための脚部とからなり、前記ボデーは中空の筒状に形成され一端部にホースが接続され、前記ノズルは前記ボデーの周面に設けられ、前記脚部が適宜数のジョイントからなることを特徴とする。
また、請求項記載の下水管洗浄装置において、前記脚部は前記ボデーの周面に所定角に拡開されて設けられることを特徴とする。
また、請求項1又は請求項記載の下水管洗浄装置において、前記脚部の先端にはそりが設けられることを特徴とする。
また、請求項1記載の下水管洗浄装置において、上記ボデーの両端部にベアリングを取り付けることを特徴とする。
また、請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーが八角柱体状であることを特徴とする。
また、請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーが円筒体状であることを特徴とする。
また、請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ノズルが8本であることを特徴とする。
また、請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーの他端部は閉塞されていることを特徴とする。
このように、本願発明にかかる下水管洗浄装置によれば、下水管の口径に対応させて脚部の長さ調節を事前に行なうことができるから、下水管23の内壁を効率的に洗浄することができる
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明による下水管洗浄装置をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本願発明による下水管洗浄装置1は、中空の正八角柱体に形成されたアルミニウム製のボデー3を有し、該ボデー3の8個の各周面にはパイプ6の先端に口の窄まったソケットを取付けたノズル5a乃至5h(総称するとき「ノズル5」という)がそれぞれ1本ずつ設けられる。前記ボデー3は、両端部にねじ蓋9a,9bが着脱自在に螺着され、該ねじ蓋9aの中央部には前記ボデー3内に設けられた散水分配機4に連通する孔11が設けられており、該孔11に回転可能にホース13が接続される。該散水分配機4は上記ノズル5に連通する。
前記ねじ蓋9a,9bと前記ボデー3の連結部には溝10,10が設けられ、該溝10,10がステンレス製のブラケット15及びブラケット17によって軸支される。これにより、前記ボデー3はこれらのブラケット15、17間において回転可能となる。
前記ボデー3に設けられる8個のノズル5a乃至5hは、ボデー3の回転方向に等間隔(本実施例ではノズルが8個なので角度45°刻み)で設けられ、それぞれ横方向(八角柱としてみたときの高さ方向)には等間隔であるため、螺旋状になっている。前記各ノズル5は前記ボデー3に連通され、前記ボデー3内に流入された洗浄水が各ノズル5より噴出するようになっている。
前記ブラケット15及びブラケット17には、それぞれ脚部7,7及び脚部8,8が固着され、該脚部7,7及び脚部8,8は所定の角度α(本例ではα=90°)をもって開脚されている。脚部7,7及び脚部8,8は伸縮自在のターンバックル19,19が取り付けられ、伸縮自在となっており、先端部に回動自在に各々一対のステンレス製のそり21,21が枢着される。これにより、ボデー3の高さは自在に変更できる。またこれにより、下水管の形に拘らず、例えば正円形の下水管であっても底部が平面の下水管であっても、そり21の角度を調整することにより下水管洗浄装置1を下水管内に安定して設置することができる。
次に、正円形の下水管23を例に、本願発明による下水管洗浄装置1の設置及び洗浄方法について説明する。まず、ボデー3の回転軸と下水管23の中心軸とが一致するように、つまりボデー3の回転軸からそり21,21までの距離が下水管23の半径と等しくなるように、脚部7,7及び脚部8,8の長さをターンバックル19,19によって調節する。
次に、ホース13をボデー3の一端部に装着し他端部を塞いだ下水管洗浄装置1を図示しないマンホールより下水管23内に挿入し、脚部7,7及び脚部8,8を内壁面23aに当接させ、さらにそり21を内壁面23aの傾斜に合わせて角度調節する。
次に、ホース13からボデー3内に洗浄水を注入すると、水圧により洗浄水は各ノズル5より噴出する。これによって、洗浄水が下水管23の内壁全面に直角に噴射されるため、洗浄が効率的に行われる。そして、洗浄終了後、下水管底部に流れ落ちた土砂・汚水等(図4一点鎖線)が溜まっている場合には、ノズル5を、先端部が例えば角度45°進行方向側に傾いた再洗浄用のノズル(図示省略)に付替えて再度洗浄作業を行い積極的に一方向に押し流すことができる。この場合、下側4本のノズルのみを上記した再洗浄用のノズルに交換しても良い。
なお、下水管洗浄装置1の移動はホース13を人力で牽引したり、ボデー3を押したりして行ない、前進又は後進する。
洗浄終了後、必要な次作業例えば内壁のライニング作業をすることができる。
図5は本願発明による下水管洗浄装置1の他の実施の形態を示す。この場合ボデー3は、両端が閉塞された直径100mmのアルミニウム製の中空の円筒からなる。該ボデー3の円周面には等間隔にかつ螺旋状に8本のパイプ6が突設され、該各パイプ6の先端に口の窄まったソケットを取付けたノズル5a乃至ノズル5h(総称するときは「ノズル5」という)が設けられる。上記ノズル5は上記ボデー3内に設けられた散水分配機4に連通する。
上記ボデー3の両端部には首部25a、25bが突設され、該首部25a、25bにユニットピロー型のベアリング27a、27bを取付け、ボデー3を回転可能に軸支する。29は脚部31a、31bと首部25a、25bを連結する支承板である。一方の首部25aはホース13に接続されるため開口される。
上記脚部31a、31bは、図8に示すように、複数のジョイント33a乃至33eからなり、下水管23の口径に応じて適宜数のジョイント33a乃至33eを連設して長さを調節する。なお、図示例の場合、ジョイント33aの長さは100mm、ジョイント33b乃至ジョイント33eは50mmである。33fはそり21に固着され上記脚部31a、31bを回動可能に軸支するナックルジョイント、33gは上記脚部31a、31bを上記支承板29に固着する止めボルトである。上記脚部31a、31b間の角度βは本例の場合45°となっている。図6に2点鎖線で示すのはノズル5の最大配管範囲であり、本例の場合約188mmである。
本実施の形態によれば、ベアリング27a、27bを取付けてあるからボデー3の回転が一層円滑となる効果がある。また下水管23の口径より脚部31a、31bの長さ調節を作業前に予めなすことができるので、作業が一層効率化する効果がある。
本願発明は前記実施例に限定されない。例えば、各部材の素材は適宜に変更可能である。また、各部位の大きさは任意であるが、例えば下水管の内径を600mm乃至1500mm程度であると想定すると、そりを含めた下水管洗浄装置の全長は1000mm程度が望ましく、この場合、ボデーの長さが300mm程度、ノズルの長さが100mm程度となる。
本願発明による下水管洗浄装置は直径500mm乃至1000mm程度の大口径下水管の洗浄に威力を発揮するが、適宜の大きさに縮小することにより直径250mm乃至400mm程度の小口径下水管の洗浄にも使用することができる。
ノズルは下水管の径によって長さを変更することができる。また、例えば内管及び外管からなる伸縮自在のノズルを用いても構わない。また、ノズルの数は分な洗浄効果が得られれば適宜変更可能である。また、ボデーの形状は任意である。
本願発明は、下水管を洗浄する下水管洗浄装置として活用することができる。
本願発明による下水管洗浄装置の実施の形態を示した正面図である。 図1の右側面図である。 図1A部拡大斜視図である。 本願発明による下水管洗浄装置の使用状態を示す図である。 本願発明による下水管洗浄装置の他の実施の形態を示した正面図である。 図5の左側面図である。 図5の平面図である。 図5の脚部の分解図である。
1 下水管洗浄装置
3 ボデー
4 散水分配機
5 ノズル
6 パイプ
7 脚部
8 脚部
9a ねじ蓋
9b ねじ蓋
10 溝
11 孔
13 ホース
15 ブラケット
17 ブラケット
19 ターンバックル
21 そり
23 下水管
23a 内壁面
25a 首部
25b 首部
27a ベアリング
27b ベアリング
29 支承板
31a 脚部
31b 脚部
33a ジョイント
33b ジョイント
33c ジョイント
33d ジョイント
33e ジョイント
33f ナックルジョイント
33g 止めボルト

Claims (8)

  1. 下水管の内壁を洗浄する下水管洗浄装置であって、
    回転可能のボデーと、前記ボデーの周面に設けられる複数のノズルと、前記ボデーを支持するための脚部とからなり、
    前記ボデーは中空の筒状に形成され一端部にホースが接続され、
    前記ノズルは前記ボデーの周面に設けられ、前記脚部が適宜数のジョイントからなることを特徴とする下水管洗浄装置。
  2. 請求項記載の下水管洗浄装置において、前記脚部は前記ボデーの周面に所定角に拡開されて設けられることを特徴とする下水管洗浄装置。
  3. 請求項1又は請求項記載の下水管洗浄装置において、前記脚部の先端にはそりが設けられることを特徴とする下水管洗浄装置。
  4. 請求項1記載の下水管洗浄装置において、上記ボデーの両端部にベアリングを取り付けることを特徴とする下水管洗浄装置。
  5. 請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーが八角柱体状であることを特徴とする下水管洗浄装置。
  6. 請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーが円筒体状であることを特徴とする下水管洗浄装置。
  7. 請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ノズルが8本であることを特徴とする下水管洗浄装置。
  8. 請求項1記載の下水管洗浄装置において、前記ボデーの他端部は閉塞されていることを特徴とする下水管洗浄装置。
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