JP2004263777A - 管内作業装置 - Google Patents

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義和 栂
Yukio Izumi
幸男 泉
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Abstract

【課題】センタ支柱70における旋回アーム50,60の位置を工夫して、管内壁に付着しているゴミの除去効率が低下することを防止することを課題とする。
【解決手段】作業対象の管に挿入したときに管の軸方向に延びるセンタ支柱70と、センタ支柱70の両端に位置しておりセンタ支柱の軸心を中心としてそれぞれ放射状に延びるガイドアーム10,20,30,40とガイドアーム10’,20’,30’,40’との間であってセンタ支柱70の中央部にセンタ支柱70の軸心を中心として旋回自在な旋回アーム60を備える。センタ支柱74の軸方向と交叉する直線上に対となるロータリージョイント71を介して旋回アーム50とを備える。旋回アーム60は管の軸方向に対して直交する方向に噴射口が向けられたノズルヘッド66を有するロータリージェットガン65を具備する。
【選択図】 図4

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、管内作業装置に関し、特に、水力発電所の水路用水圧鉄管の補修工事の際の水圧鉄管内壁の塗着層や錆の除去、下水管、煙道(ダクト)、煙突、サイロ、各種プラントの配管等の内面のライニングや付着固形物のはつり、除去、清掃等を行う管内作業装置に関する。
【0001】
【従来の技術】
従来、管内作業装置は、貯水ダムから水力発電所への水路として使用されている水圧鉄管の補修工事において、管内壁面の塗着層や錆を除去する際に用いられていた。
【0002】
ここで、従来の管内作業装置として、以下のものがある。
図5は、従来の管内作業装置の模式的な側面図である。
【0003】
図5に示すように、従来の管内作業装置は、管体1002の内部に収納され、管軸方向に延びる軸部材1003と、軸部材1003の両端近傍に基端を固定され、軸部材1003から管内壁面1002iwに向かって三方の半径方向へ放射状に延びる3本の先端部支持アーム1004f と、該先端部支持アーム1004f と各々略同方向に放射状に伸びる3本の後端部支持アーム1004b と、先端部支持アーム1004f と後端部支持アーム1004b の各々の先端部に取り付けられ、管内壁面1002iwに沿って管軸方向に転動可能なガイド輪1005とからなる移動体1001とを有する。
【0004】
また、従来の管内作業装置は、移動体1001を管体1002の内部でワイヤ1006w を介して矢印イで示す管軸方向に牽引・移動させるウインチからなる移動体移動駆動手段1006と、軸部材1003の先端部に軸部材1003の軸心を中心に旋回自在に設けられた旋回アーム1007と、旋回アーム1007の先端に設けられ、管内壁面1002iwに高圧水を噴射する例えば回転マルチノズルヘッド1008mhを具備したロータリージェットガンからなる高圧水噴射ガン1008と、高圧水噴射ガン1008のノズルの先端よりも管内壁面1002iw側に突出して該内壁面1002iwに外周面が接触し、該内壁面1002iw上を矢印ロで示す円周方向に転動して高圧水噴射ガン1008のノズル1008の先端と内壁面1002iwとの間の距離を所定の値に保つガイド輪1009とを備えた高圧水噴射ヘッド1010とを具備してなる。
【0005】
移動体1の三対の先・後端部支持アーム1004f 、1004b のうち、略同一半径方向に延びる一対の支持アーム1004f 、1004b を、その先端部のガイド輪1005の基部よりも基端側(軸部材側)に伸縮・付勢用定圧作動型エアーシリンダを介在させた伸縮可能支持アーム1004fe、1004beとするとともに、旋回アーム1007は、屈伸・付勢用定圧作動型エアーシリンダ1013の伸縮により軸部材1003の軸心に直交する面内で屈伸可能な関節式アームであり、旋回アーム1007の先端に、軸部材1003の軸心に平行な先端部関節軸1007jbを介して、高圧水噴射ヘッド1010を回動可能に取り付けている(特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−325380号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載されている管内作業装置は、以下の点で改善の余地がある。すなわち、例えば、管内壁面1002iwにゴミが付着していて、そこに例えば先端部支持アーム1004fのガイド車輪が乗り上げると、軸部材1003と管軸心との調芯が不可となる。このとき、高圧水噴射ヘッド1010が、管体1002の軸心の直交方向に対して傾き、管内壁面1002iwに垂直に高圧水が噴射されなくなる。
【0008】
このような場合に、旋回アーム1007が軸部材1003の管内における両端に向けて位置しているほど、管内壁面1002iwに対する高圧水の噴射角度が大きくなる。管内壁面1002iwに対する高圧水の噴射角度が大きくなるほど、管内壁面1002iwに付着しているゴミに対して、高圧水の噴射による外力がかかりにくくなる。このため、ゴミの除去効率が低下する。
【0009】
また、特許文献1に記載されている管内作業装置は、運搬時の利便性、デッドスペースの省略化の要請から、装置本体の小型化を図るという点においても、旋回アーム1007の位置がネックとなっており、改善の余地があった。
【0010】
そこで、本発明は、軸部材における旋回アームの位置を工夫して、管内壁に付着しているゴミの除去効率が低下することを防止することを課題とする。
【0011】
また、本発明は、軸部材における旋回アームの位置を工夫して、装置本体の小型化を図ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、作業対象の管に挿入したときに管の軸方向に延びるセンタ支柱と、センタ支柱の両端に位置しておりセンタ支柱の軸心を中心としてそれぞれ放射状に延びる複数のガイドアームと、ガイドアーム間に位置しておりセンタ支柱の軸心を中心として旋回自在な旋回アームとを備えており、旋回アームは管の軸方向に対して直交する方向に噴射口が向けられた噴射ノズルを有する。
【0013】
旋回アームは、センタ支柱の中央部に位置するようにしている。
【0014】
複数のガイドアームは、作業対象の管に挿入したときに、管の天井側に位置するガイドアームが、作業時に伸縮可能な伸縮型ガイドアームとしている。
【0015】
センタ支柱の軸方向と交叉する直線上に、旋回アームと対となる他の旋回アームがセンタ支柱を介して位置している。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図1(a)は、山間部等に形成されたダム200から流れる水を用いて発電する水力発電所600付近を示す図である。
図1(b)は、図1(a)の模式的な断面図である。
【0018】
図1(a),図1(b)には、河川上流等での水を貯める貯水池100と、貯水池100の一部を形成するダム200と、ダム200を通過した水を通す所要の傾斜の水圧管路300と、水圧管路300を通った水を一次的に貯める水槽400と、水槽400に一次的に貯められた水を通す所要の傾斜の水圧管路500と、水圧管路500を通った水によって発電を行う水力発電所600と、水力発電所600において発電に用いた後の水を河川下流等へ放つ放水路700とを示している。
【0019】
本実施の形態では、管内作業装置によって、水圧管路300,500の管内のゴミを除去するなどの作業を行う。
【0020】
図2は、図1に示す水圧管路500に本実施の形態の管内作業装置800を挿入している状態を示す図である。
【0021】
図2には、管内作業装置800に取り付ける牽引ワイヤー530と、牽引ワイヤー530を巻き付けることによって管内作業装置800を牽引する牽引ウインチ510と、管内作業装置800に取り付けた牽引ワイヤー530を牽引ウインチ510側へ向けるとともに牽引ワイヤー530の巻き取りを容易にするための滑車520と、水圧管路500を通った濁水を貯める濁水集積タンク540と、濁水集積タンク540で貯められた濁水を濾過して給水しておく給水タンク550と、管内作業装置800等を駆動するための発電を行う発電機560と、管内作業装置800へ供給するエアを圧縮するコンプレッサー570とを示している。
【0022】
図2に示すように、水圧管路500は、ダム100側の水が水力発電所600側へ流れるように、所要の傾斜を有している。管内作業装置800は、水圧管路500の管内を、矢印Aで示すように例えば下流側から上流側、或いは上流側から下流側へ向けて進行させながら、作業を行うようにしている。
【0023】
なお、管内作業装置800の詳細な構成等については後述するが、水圧管路500に挿入したときに水圧管路500の軸方向に延びるセンタ支柱の両端部には、水圧管路500の内壁を例えば上流側から下流側へ向けて進行させるための複数のガイドアームを備え、センタ支柱の中央部にセンタ支柱の軸心を中心として矢印Bで示すように水圧管路500の周方向に旋回自在な旋回アームとを備えている。
【0024】
図3は、図1の管内作業装置800の進行方向前方である上流側から見た模式的な側面図である。
【0025】
図4は、図3において旋回アーム50,60をガイドアーム10,20と平行な方向に向けた状態での模式的な側面図である。
【0026】
図3,図4に示すように、管内作業装置800は、以下説明するセンタ支柱70,74と、ガイドアーム10,20,30,40と、ガイドアーム10’,20’,30’,40’と、旋回アーム50,60とを主たる構成部として備える。
【0027】
センタ支柱70,74は、フランジ75によって相互に連結されている。
センタ支柱74は、旋回アーム50,60の一部であるガイドシャフト54,64と一体構成とされており、旋回アーム50,60をセンタ支柱70,74本体に対して回動可能なロータリージョイント71と連結されている。
また、センタ支柱74は、ロータリージョイント71の前方に位置しており旋回アーム50,60を旋回するためのロータリージョイント駆動用エアモータ72を備えている。
【0028】
ガイドアーム10,20,30,40は、センタ支柱74の進行方向先端に取り付けられている。
ガイドアーム10’,20’,30’,40’は、センタ支柱70の進行方向後端に取り付けられている。
旋回アーム50,60は、センタ支柱70,74の軸心を中心に旋回自在なロータリージョイント71に取り付けられている。旋回アーム50,60は、ガイドアーム10,20,30,40とガイドアーム10’,20’,30’,40’との間に取り付けられている。
本実施の形態では、旋回アーム50,60は、管内作業装置800本体の中央部に位置するように取り付けている。
【0029】
ガイドアーム10,20,30,40,10’,20’,30’,40’は、センタ支柱70,74と水圧管路500の軸心とを調芯した状態で、管内作業装置800が、水圧管路500を移動可能とするためのものである。
【0030】
ガイドアーム10は、水圧管路500の内壁の例えば天井側に接して水圧管路500の内壁を移動するためのガイド車輪11a,11bが先端に設けられた台車12と、台車12に連結されガイド車輪11a,11bの位置を規定するエアシリンダ13と、エアシリンダ13が取り付けられているガイドシャフト14と、センタ支柱74におけるガイドシャフト14近傍に位置しエアシリンダ13へ送るエアを貯めておくエアタンク15とを備えている。
【0031】
ガイドアーム20は、水圧管路500の内壁の例えば床側に接して水圧管路500の内壁を移動するためのガイド車輪21a,21bが先端に設けられた台車22と、ガイドアーム20本体の長さを調整する調整手段を有しており台車22の基端をガイドシャフト24に取り付ける取付部材23とを備えている。
【0032】
ガイドアーム30は、ガイドアーム10と同様の構成とされており、水圧管路500の内壁の例えば天井側に接して水圧管路500の内壁を移動するためのガイド車輪31a,31bが先端に設けられた台車32と、台車32に連結されガイド車輪31a,31bの位置を規定するエアシリンダ33と、エアシリンダ33が取り付けられているガイドシャフト34とを備えている。
【0033】
ガイドアーム40は、ガイドアーム20と同様の構成とされており、水圧管路500の内壁の例えば床側に接して水圧管路500の管内を移動するためのガイド車輪41a,41bが先端に設けられた台車42と、ガイドアーム40本体の長さを調整する調整手段を有しており台車42の基端をガイドシャフト44に取り付ける取付部材43とを備えている。
【0034】
センタ支柱74には、エアシリンダ13,33へ送るエアを貯めておくエアタンク15がガイドシャフト14近傍に取り付けられている。ガイドアーム10,30側は、エアタンク15からエアシリンダ13,33にエアを送ることで、水圧管路500の周方向に対してストローク可能としている。
【0035】
ガイドアーム10,20は、センタ支柱74の軸方向と交叉する直線上に、センタ支柱74を介して一対で取り付けられている。また、ガイドアーム30,40は、センタ支柱74の軸方向と交叉する直線上に、センタ支柱74を介して一対で取り付けられている。ガイドアーム10,30は例えば直交する態様でセンタ支柱74に取り付けられている。
【0036】
ガイドアーム10,20,30,40は、管内作業装置800本体の進行方向先端に位置する。
【0037】
また、ガイドアーム10’,20’,30’,40’は、それぞれ、ガイドアーム10,20,30,40と同様の構成としており、管内作業装置800本体の進行方向後端に位置する。
【0038】
すなわち、管内作業装置800は、管内作業装置800本体の進行方向先端に4つ、進行方向後端に4つの合計8つのガイドアームを備えており、これらはセンタ支柱70,74の軸心を中心として放射状に延びている。
【0039】
旋回アーム60は、ロータリージョイント駆動用エアモータ72によって旋回される。以下説明するようにノズルから水圧管路500の内壁のゴミを除去する高圧水を噴射するものである。
【0040】
旋回アーム60は、水圧管路500の内壁に接して水圧管路500の周方向に移動するためのガイド車輪61a,61bが先端に設けられた台車62と、旋回アーム60本体の長さを調整する調整手段を有しており台車62をガイドシャフト64に取り付ける取付部材63と、台車62の基端側に取り付けられており例えば防錆剤が混入された高圧水を1500〜2500kgf/cmの強度で噴射するロータリージェットガン65と、ロータリージェットガン65の一部を構成しており水圧管路500に対して直交する方向に向いている高圧水の噴射口を例えば6つ有する回転自在なリング形のノズルヘッド66とを備えている。
【0041】
旋回アーム50は、センタ支柱70,74の軸心を中心に旋回自在に備えられており、ロータリージョイント駆動用エアモータ72によって旋回される。また、旋回アーム50は、センタ支柱70,74の軸方向と交叉する直線上に、ロータリージョイント71を介して旋回アーム60と一対で取り付けられている。
【0042】
旋回アーム50は、水圧管路500の内壁に接して水圧管路500の周方向に移動するためのガイド車輪51a,51bが先端に設けられた台車52と、台車52に連結されガイド車輪51a,51bの位置を規定するエアシリンダ53と、エアシリンダ53が取り付けられているガイドシャフト54と、台車52に取り付けられエアシリンダ53へ送るエアを貯めておくエアタンク55とを備えている。
【0043】
つぎに、図3,図4に示す管内作業装置800の使用方法について説明する。
【0044】
まず、ガイドアーム20,40,20’,40’及び旋回アーム60の長さを、水圧管路500の内径に合わせた長さとして、取付部材23,43等で固定する。具体的には、水圧管路500の半径よりやや短い程度として、センタ支柱70と水圧管路500の軸心とを調芯させる。
【0045】
つづいて、ガイドアーム10,30,10’,30’側及び旋回アーム50側では、エアタンク15,15’,55のバルブを閉じておき、エアシリンダ13,33等に対してエアを送らないようにして、ガイドアーム10,30,10’,30’本体及び旋回アーム50本体を縮めておく。この状態で、管内作業装置800を水圧管路500に挿入する。
【0046】
つぎに、エアタンク15,15’のバルブを開けて、エアシリンダ13,33等に対してエアを送り、ガイドアーム10,30,10’,30’本体を伸ばすことで、ガイド車輪11a,11b,31a,31b等が水圧管路500の内壁に到達するようにする。
【0047】
また、エアタンク55のバルブを開けて、エアシリンダ53に対してエアを送り、旋回アーム50本体を伸ばすことで、ガイド車輪51a,51bが水圧管路500の内壁に到達するようにする。
【0048】
この際、図示しない高圧水発生装置から、高圧ホースを通じて、旋回アーム60に対して高圧水を送ることで、ロータリージェットガン65から水圧管路500の内壁に対して高圧水の噴射を開始する。この状態で、ロータリージョイント駆動用エアモータ72からのエア供給によって旋回アーム50,60を旋回させながら、牽引ウインチ510によって、水圧管路500を管内作業装置800が進行するように牽引する。
【0049】
このように、ガイド車輪11a,11b,31a,31b等を水圧管路500の内壁に到達させて、ロータリージェットガン65と水圧管路500の内壁との距離を一定に保持した状態で、ロータリージェットガン65から水圧管路500の内壁に対して直交する方向に高圧水を噴射するようにしているため、水圧管路500の内壁には均等に高圧水が到達することになる。
【0050】
また、本実施形態では、旋回アーム50,60を、センタ支柱74における管内作業装置800本体の中央に位置させているので、センタ支柱70,74と水圧管路500の軸心との調芯が不可となったときでも、ノズルからの高圧水の噴射角度が大きくなりにくい。
このため、ノズルからの高圧水の噴射角度が大きくなることに起因する高圧水の水圧低下が生じず、ゴミの除去効率が低下することの防止が可能となる。
【0051】
さらに、本実施形態では、旋回アーム50と旋回アーム60とをセンタ支柱70の軸方向と交叉する直線上に、ロータリージョイント71を介して一対で取り付けられているので、ロータリージェットガン65から水圧管路500の内壁に対して高圧水を噴射することに起因して、センタ支柱70,74がその噴射方向と反対の方向へぶれることを、旋回アーム50によって緩和することが可能となる。
【0052】
こうして、水圧管路500の内壁を管内作業装置800によって洗浄し終えると、旋回アーム60に対して送っている高圧水を停止するとともに、エアタンク15,15’,55等のバルブを閉じて、エアシリンダ13,33,53に対して送っているエアを停止して、ガイドアーム10,30及び旋回アーム50を縮める。その後、管内作業装置800を水圧管路500から取り出す。
【0053】
なお、本実施形態では、水圧管路500内に付着しているゴミを除去する場合を例に説明したが、管内作業装置800は、水力発電所の水路用水圧鉄管の補修工事の際の水圧鉄管内壁の塗着層や錆の除去、下水管、煙道(ダクト)、煙突、サイロ、各種プラントの配管等の内面のライニングや付着固形物のはつり、除去、清掃等を行う場合にも用いることができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、センタ支柱の両端部に取り付けたガイドアーム間に旋回アームを位置させたので、センタ支柱と管軸心との調芯が不可となったときでも、ノズルからの高圧水の噴射角度が大きくなりにくく、噴射角度が大きくなることに起因する高圧水の水圧低下が生じず、ゴミの除去効率が低下することの防止できる。
【0054】
さらに、本発明によると、センタ支柱の両端部に取り付けたガイドアーム間に旋回アームを位置させたので、装置本体の長さがセンタ支柱の長さとなり、装置本体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】山間部等に形成されたダム200から流れる水を用いて発電する水力発電所600付近を示す模式図である。
【図2】図1に示す水圧管路500に本実施の形態の管内作業装置800を挿入している状態を示す図である。
【図3】図1の管内作業装置800の進行方向前方である上流側から見た模式的な側面図である。
【図4】図1の管内作業装置800の進行方向前方である上流側から見た模式的な側面図である。
【図5】従来の管内作業装置の模式的な側面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,10’,20’,30’,40’ ガイドアーム
11a,11b,21a,21b,31a,31b,41a,41b,51a,51b,61a,61b ガイド車輪
12,22,32,42,52,62 台車
13,33,53 エアシリンダ
14,24,34,44,54,64 ガイドシャフト
15,15’,55 エアタンク
23,43,63 取付部材
64 ノズルヘッド
65 ロータリージェットガン
50,60 旋回アーム
70 センタ支柱
71 ロータリージョイント
72 ロータリージョイント駆動用エアモータ

Claims (4)

  1. 作業対象の管に挿入したときに当該管の軸方向に延びるセンタ支柱と、
    前記センタ支柱の両端部に位置しており当該センタ支柱の軸心を中心としてそれぞれ放射状に延びる複数のガイドアームと、
    前記ガイドアーム間に位置しており当該センタ支柱の軸心を中心として旋回自在な旋回アームとを備えており、
    前記旋回アームは前記管の軸方向に対して直交する方向に噴射口が向けられた噴射ノズルを有すること特徴とする管内作業装置。
  2. 前記旋回アームは、前記センタ支柱の中央部に位置することを特徴とする請求項1記載の管内作業装置。
  3. 前記複数のガイドアームは、作業対象の管に挿入したときに、当該管の天井側に位置するガイドアームが、作業時に伸縮可能な伸縮型ガイドアームであることを特徴とする請求項1又は2記載の管内作業装置。
  4. 前記センタ支柱の軸方向と交叉する直線上に、前記旋回アームと対となる他の旋回アームが前記センタ支柱を介して位置していることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の管内作業装置。
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