JPH0213548B2 - - Google Patents
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- JPH0213548B2 JPH0213548B2 JP59103336A JP10333684A JPH0213548B2 JP H0213548 B2 JPH0213548 B2 JP H0213548B2 JP 59103336 A JP59103336 A JP 59103336A JP 10333684 A JP10333684 A JP 10333684A JP H0213548 B2 JPH0213548 B2 JP H0213548B2
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- 238000003079 width control Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/22—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
- H02M3/24—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/28—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
- H02M3/325—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/335—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
- H02M3/33569—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only having several active switching elements
- H02M3/33571—Half-bridge at primary side of an isolation transformer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明は、例えば通信機器及び電子機器等の直
流安定化電源装置として使用され、パルス幅制御
された駆動パルスにより駆動トランスを介して一
対の主スイツチング素子を交互にオン、オフ制御
するスイツチング・レギユレータにおいて、この
一対のスイツチング素子の破損の一因となる駆動
パルス中のダブルパルスの発生を検出する回路に
関するものである。
流安定化電源装置として使用され、パルス幅制御
された駆動パルスにより駆動トランスを介して一
対の主スイツチング素子を交互にオン、オフ制御
するスイツチング・レギユレータにおいて、この
一対のスイツチング素子の破損の一因となる駆動
パルス中のダブルパルスの発生を検出する回路に
関するものである。
(b) 技術の背景
この種のスイツチング・レギユレータに使用さ
れる駆動トランスは、電源容量に応じたものが使
用されなければならないが、外部からの雑音、そ
の他による過渡的な現象に対しても十分耐えるも
のでなければならない。
れる駆動トランスは、電源容量に応じたものが使
用されなければならないが、外部からの雑音、そ
の他による過渡的な現象に対しても十分耐えるも
のでなければならない。
(c) 従来技術と問題点
従来のスイツチング・レギユレータの動作及び
ダブルパルス発生について、以下、図面を用いて
説明する。
ダブルパルス発生について、以下、図面を用いて
説明する。
第1図は従来例のスイツチング・レギユレータ
の回路図、第2図及び第3図は第1図の回路図各
部の動作波形図である。
の回路図、第2図及び第3図は第1図の回路図各
部の動作波形図である。
第2図は正常動作時の波形であり、Aの1、A
の2、B〜Eは、第1図のa−1,a−2,b〜
e各点の電圧波形、Fは駆動トランスT1に印加
される駆動パルス電圧V1、Gはトランジスタ
Tr5のコレクタ・エミツタ間の電圧V2を示す。
の2、B〜Eは、第1図のa−1,a−2,b〜
e各点の電圧波形、Fは駆動トランスT1に印加
される駆動パルス電圧V1、Gはトランジスタ
Tr5のコレクタ・エミツタ間の電圧V2を示す。
第3図はダブルパルス発生時の波形であり、A
〜C,F,Gはそれぞれ第2図と同等点の電圧波
形を示す。
〜C,F,Gはそれぞれ第2図と同等点の電圧波
形を示す。
まず、正常な場合の動作を第1図と第2図によ
り説明すると、出力電圧Eoは、演算増幅器1に
おいて基準電圧Vrefと比較され、誤差増幅電圧
a−2として第2図Aの2に示す電圧として比較
器2へ出力される。
り説明すると、出力電圧Eoは、演算増幅器1に
おいて基準電圧Vrefと比較され、誤差増幅電圧
a−2として第2図Aの2に示す電圧として比較
器2へ出力される。
比較器2は、この誤差増幅電圧a−2と、鋸歯
状発生器3よりの第2図Aの1に示すような鋸歯
状波電圧a−1とを比較し、矩形波パルスを出力
する。
状発生器3よりの第2図Aの1に示すような鋸歯
状波電圧a−1とを比較し、矩形波パルスを出力
する。
この矩形波パルスは、フリツプフロツプ回路4
とナンド回路5,6とにより分離されて、第2図
B,Cに示すような互いに半周期ずれたパルスと
なる。
とナンド回路5,6とにより分離されて、第2図
B,Cに示すような互いに半周期ずれたパルスと
なる。
この一対のパルスは、それぞれノツト回路7,
8において反転され、第2図D,Eに示すパルス
となり、駆動トランジスタTr3,Tr4のベース
に印加されることにより、交互にスイツチング動
作をする。
8において反転され、第2図D,Eに示すパルス
となり、駆動トランジスタTr3,Tr4のベース
に印加されることにより、交互にスイツチング動
作をする。
一方、ナンド回路5,6の出力パルスは、それ
ぞれがLレベルの時に、トランジスタTr5のベ
ース電源としての電源電圧Vs1を抵抗R6及び
ダイオードD3,D4を介してトランジスタTr
5のベース電位をLレベルに引き込み、第2図G
のトランジスタTr5のコレクタ・エミツタ間の
電圧V2で示すようにオン(0V)からオフ(H
レベル)とする。
ぞれがLレベルの時に、トランジスタTr5のベ
ース電源としての電源電圧Vs1を抵抗R6及び
ダイオードD3,D4を介してトランジスタTr
5のベース電位をLレベルに引き込み、第2図G
のトランジスタTr5のコレクタ・エミツタ間の
電圧V2で示すようにオン(0V)からオフ(H
レベル)とする。
駆動トランジスタTr3,Tr4のスイツチング
動作により、駆動トランスT1には、第2図Fに
示すような休止期間を挟んで正負の電源電圧Vcc
の駆動パルス電圧V1が印加され、二次捲線に誘
起された一対の駆動パルスにより抵抗R1,R2
を介して主トランジスタTr1,Tr2が交互にオ
ン、オフ制御される。
動作により、駆動トランスT1には、第2図Fに
示すような休止期間を挟んで正負の電源電圧Vcc
の駆動パルス電圧V1が印加され、二次捲線に誘
起された一対の駆動パルスにより抵抗R1,R2
を介して主トランジスタTr1,Tr2が交互にオ
ン、オフ制御される。
ハーフブリツジ型インバータ構成とした主トラ
ンジスタTr1,Tr2は、コンデンサC1,C2
を介して直流入力電圧Eiをスイツチング制御する
ことにより主トランスT2の一次捲線に矩形波交
流を印加し、二次捲線に誘起された電圧をダイオ
ードD1,D2、チヨークコイルL及びコンデン
サC3により整流平滑して安定化された直流出力
電圧Eoを負荷10に供給する。
ンジスタTr1,Tr2は、コンデンサC1,C2
を介して直流入力電圧Eiをスイツチング制御する
ことにより主トランスT2の一次捲線に矩形波交
流を印加し、二次捲線に誘起された電圧をダイオ
ードD1,D2、チヨークコイルL及びコンデン
サC3により整流平滑して安定化された直流出力
電圧Eoを負荷10に供給する。
尚、第2図Fに示す駆動パルス電圧V1が0V
の時、駆動トランスT1の捲線Nは、全波整流回
路9を介して第2図GのトランジスタTr5のコ
レクタ・エミツタ間の電圧V2のようにトランジ
スタTr5のオンにより短絡状態(0V)であるた
め、この期間は主トランジスタTr1,Tr2の駆
動が禁止される。
の時、駆動トランスT1の捲線Nは、全波整流回
路9を介して第2図GのトランジスタTr5のコ
レクタ・エミツタ間の電圧V2のようにトランジ
スタTr5のオンにより短絡状態(0V)であるた
め、この期間は主トランジスタTr1,Tr2の駆
動が禁止される。
以上が正常時の動作である。
ここで、第3図Aの誤差増幅電圧2の〜に
示すような雑音が演算増幅器1の出力に重畳され
ると、点では鋸歯状波電圧1より高く、点で
は低くなり、点では再び高くなることになる。
示すような雑音が演算増幅器1の出力に重畳され
ると、点では鋸歯状波電圧1より高く、点で
は低くなり、点では再び高くなることになる。
このような状態になると、ナンド回路5,6の
出力は第3図B,Cに示すようなパルスとなり、
ナンド回路5の出力パルスは、1つ飛びの鋸歯状
波電圧毎に出力していたものが、2つの連続した
鋸歯状波電圧毎に出力される。
出力は第3図B,Cに示すようなパルスとなり、
ナンド回路5の出力パルスは、1つ飛びの鋸歯状
波電圧毎に出力していたものが、2つの連続した
鋸歯状波電圧毎に出力される。
一方、ナンド回路6の出力パルスも2つの連続
した鋸歯状波電圧毎に出力されるようになるが、
この場合の雑音による第3図Cのに示すパルス
は、駆動可能な幅のパルスに比べ、その幅は非常
に狭いものであり、主トランジスタTr1,Tr2
は駆動できず、無視することができる。
した鋸歯状波電圧毎に出力されるようになるが、
この場合の雑音による第3図Cのに示すパルス
は、駆動可能な幅のパルスに比べ、その幅は非常
に狭いものであり、主トランジスタTr1,Tr2
は駆動できず、無視することができる。
このようなパルスにより駆動トランジスタTr
3,Tr4をスイツチングすると駆動トランスT
1に印加される駆動パルス電圧V1は、第3図F
に示すようになり、に示すパルスは極めて細幅
であり駆動トランスT1の磁束をリセツトするこ
とができず、、に示す同極性の連続したパル
スの電流により駆動トランスT1は偏励磁される
ことになる。
3,Tr4をスイツチングすると駆動トランスT
1に印加される駆動パルス電圧V1は、第3図F
に示すようになり、に示すパルスは極めて細幅
であり駆動トランスT1の磁束をリセツトするこ
とができず、、に示す同極性の連続したパル
スの電流により駆動トランスT1は偏励磁される
ことになる。
この、に示す同極性の連続したパルスをダ
ブルパルスと呼び、このダブルパルスにより駆動
トランスT1が偏励磁されて飽和すると、主トラ
ンジスタTr1,Tr2に大電流が流れて破損する
原因となる。
ブルパルスと呼び、このダブルパルスにより駆動
トランスT1が偏励磁されて飽和すると、主トラ
ンジスタTr1,Tr2に大電流が流れて破損する
原因となる。
これを防ぐためには、駆動トランスT1を大型
化して容量を大きくし、偏励磁しにくくすること
が考えられるが、このような異常時のために駆動
トランスT1を大型化することは不経済であり、
また電源装置の小型化に逆行することになる。
化して容量を大きくし、偏励磁しにくくすること
が考えられるが、このような異常時のために駆動
トランスT1を大型化することは不経済であり、
また電源装置の小型化に逆行することになる。
尚、ダブルパルス発生時のトランジスタTr5
のコレクタ・エミツタ間の電圧V2は、第3図G
に示すようになる。
のコレクタ・エミツタ間の電圧V2は、第3図G
に示すようになる。
このような主スイツチング素子の破損等の原因
となるダブルパルス発生は、この発生を検出でき
れば、スイツチング動作を停止すること等により
スイツチング・レギユレータの致命的な破損を防
止できるものであり、このダブルパルスの発生を
検出することが強く要望されている。
となるダブルパルス発生は、この発生を検出でき
れば、スイツチング動作を停止すること等により
スイツチング・レギユレータの致命的な破損を防
止できるものであり、このダブルパルスの発生を
検出することが強く要望されている。
(d) 発明の目的
本発明は、上記の要望に鑑み、スイツチング・
レギユレータにおけるダブルパルス発生検出回路
の提供を目的とするものである。
レギユレータにおけるダブルパルス発生検出回路
の提供を目的とするものである。
(e) 発明の構成
上記の目的は、休止期間を挟んで交互に正負両
極性の幅制御されたパルスで構成された駆動パル
スにより駆動トランスを介して一対の主スイツチ
ング素子を交互にオン、オフ制御して出力電圧を
安定化するパルス幅制御方式のスイツチング・レ
ギユレータにおいて、前記駆動パルスが印加さ
れ、この駆動パルス中の一方の極性で駆動可能な
幅の1個のパルスによる電流で飽和領域まで達す
る飽和トランスと、この飽和トランスの出力に接
続され、出力のパルス中の少なくとも1個のパル
スの欠落を検出して検出信号を発生するパルス検
出回路とを具備し、駆動パルス中の同極性のパル
スが連続するダブルパルスの発生を検出すること
を特徴とするダブルパルス発生検出回路によつて
達成される。
極性の幅制御されたパルスで構成された駆動パル
スにより駆動トランスを介して一対の主スイツチ
ング素子を交互にオン、オフ制御して出力電圧を
安定化するパルス幅制御方式のスイツチング・レ
ギユレータにおいて、前記駆動パルスが印加さ
れ、この駆動パルス中の一方の極性で駆動可能な
幅の1個のパルスによる電流で飽和領域まで達す
る飽和トランスと、この飽和トランスの出力に接
続され、出力のパルス中の少なくとも1個のパル
スの欠落を検出して検出信号を発生するパルス検
出回路とを具備し、駆動パルス中の同極性のパル
スが連続するダブルパルスの発生を検出すること
を特徴とするダブルパルス発生検出回路によつて
達成される。
即ち、この飽和トランスは駆動パルスの一方の
極性で駆動可能な幅の1個のパルスによる電流で
飽和領域まで達するので、ダブルパルス発生時に
は先のパルスにより飽和トランスに流れた電流と
同極性の電流が、後のパルスで流れても飽和トラ
ンスは既に飽和しており、飽和トランスの出力捲
線にはパルスが出力されない点に着目してダブル
パルス発生を検出するようにしたものである。
極性で駆動可能な幅の1個のパルスによる電流で
飽和領域まで達するので、ダブルパルス発生時に
は先のパルスにより飽和トランスに流れた電流と
同極性の電流が、後のパルスで流れても飽和トラ
ンスは既に飽和しており、飽和トランスの出力捲
線にはパルスが出力されない点に着目してダブル
パルス発生を検出するようにしたものである。
(f) 発明の実施例
以下、本発明の一実施例について図に従つて説
明する。
明する。
第4図の本発明の実施例のスイツチング・レギ
ユレータの回路図、第5図はダブルパルス発生時
の第4図の回路図各部の動作波形図であり、第5
図のAはトランジスタTr5のコレクタ・エミツ
タ間の電圧V2、Bは駆動トランスT1に印加さ
れる駆動パルス電圧V1、Cは全波整流回路11
の出力電圧V3、DはトランジスタTr7のコレ
クタ・エミツタ間の電圧V4を示すものである。
ユレータの回路図、第5図はダブルパルス発生時
の第4図の回路図各部の動作波形図であり、第5
図のAはトランジスタTr5のコレクタ・エミツ
タ間の電圧V2、Bは駆動トランスT1に印加さ
れる駆動パルス電圧V1、Cは全波整流回路11
の出力電圧V3、DはトランジスタTr7のコレ
クタ・エミツタ間の電圧V4を示すものである。
第4図は本発明の実施例の回路図において第1
図の従来の回路図と異なる点は、駆動トランジス
タTr3,Tr4のコレクタ間に、飽和トランスT
3を電流制限用の抵抗R3を介して接続し、この
飽和トランスT3の出力パルスを全波整流回路1
1にて全波整流し、この整流されたパルス電圧を
ダイオードD5を介してトランジスタTr7のベ
ースに印加し、また主トランジスタTr1,Tr2
の駆動禁止期間を設定するトランジスタTr5の
コレクタ電圧をトランジスタTr6のベースに印
加し、このトランジスタTr6のコレクタ電圧を
ダイオードD6を介してトランジスタTr7のベ
ースに印加し、トランジスタTr7のコレクタ電
圧を出力としてダブルパルスを検出するようにし
たダブルパルス発生検出回路を付加した点であ
る。
図の従来の回路図と異なる点は、駆動トランジス
タTr3,Tr4のコレクタ間に、飽和トランスT
3を電流制限用の抵抗R3を介して接続し、この
飽和トランスT3の出力パルスを全波整流回路1
1にて全波整流し、この整流されたパルス電圧を
ダイオードD5を介してトランジスタTr7のベ
ースに印加し、また主トランジスタTr1,Tr2
の駆動禁止期間を設定するトランジスタTr5の
コレクタ電圧をトランジスタTr6のベースに印
加し、このトランジスタTr6のコレクタ電圧を
ダイオードD6を介してトランジスタTr7のベ
ースに印加し、トランジスタTr7のコレクタ電
圧を出力としてダブルパルスを検出するようにし
たダブルパルス発生検出回路を付加した点であ
る。
尚、電源電圧Vs2はトランジスタの動作電源
として、抵抗R4,R5を介してトランジスタ
Tr6,Tr7のコレクタに印加するものである。
として、抵抗R4,R5を介してトランジスタ
Tr6,Tr7のコレクタに印加するものである。
このような構成のダブルパルス発生検出回路は
正常動作時においては、先に説明したようにトラ
ンジスタTr5のコレクタ・エミツタ間の電圧V
2が、第5図Aに示すようになり、駆動トランス
T1に印加される駆動パルス電圧V1は第5図B
に示すような波形となる。
正常動作時においては、先に説明したようにトラ
ンジスタTr5のコレクタ・エミツタ間の電圧V
2が、第5図Aに示すようになり、駆動トランス
T1に印加される駆動パルス電圧V1は第5図B
に示すような波形となる。
この駆動トランスT1に印加される駆動パルス
電圧V1が飽和トランスT3に印加され、出力さ
れて全波整流回路11で全波整流された電圧V3
は、第5図Cに示すように駆動パルス電圧V1が
正極性または負極性のパルス期間に電圧を発生す
るパルスとなる。
電圧V1が飽和トランスT3に印加され、出力さ
れて全波整流回路11で全波整流された電圧V3
は、第5図Cに示すように駆動パルス電圧V1が
正極性または負極性のパルス期間に電圧を発生す
るパルスとなる。
このパルス電圧は、ダイオードD5を介してト
ランジスタTr7のベースに印加され、この期間
にトランジスタTr7はオンとなり、コレクタ・
エミツタ間の電圧V4は0Vとなる。
ランジスタTr7のベースに印加され、この期間
にトランジスタTr7はオンとなり、コレクタ・
エミツタ間の電圧V4は0Vとなる。
一方、第5図Aに示すトランジスタTr5のコ
レクタ・エミツタ間の電圧V2が、0Vの期間
(駆動パルスの禁止期間)にはトランジスタTr6
はオフであるので、このトランジスタTr6のコ
レクタ側には電源電圧Vs2が発生しており、ダ
イオードD6を介してトランジスタTr7にベー
ス電流が流れて、この期間はトランジスタTr7
はオンとなり、コレクタ・エミツタ間の電圧V4
は0Vとなる。
レクタ・エミツタ間の電圧V2が、0Vの期間
(駆動パルスの禁止期間)にはトランジスタTr6
はオフであるので、このトランジスタTr6のコ
レクタ側には電源電圧Vs2が発生しており、ダ
イオードD6を介してトランジスタTr7にベー
ス電流が流れて、この期間はトランジスタTr7
はオンとなり、コレクタ・エミツタ間の電圧V4
は0Vとなる。
従つてダブルパルスのない正常動作時には、ト
ランジスタTr7が常時オンしており、コレク
タ・エミツタ間の電圧V4は常に0Vである。
ランジスタTr7が常時オンしており、コレク
タ・エミツタ間の電圧V4は常に0Vである。
しかし、第5図Aの〜及びBの〜に示
すようにダブルパルスが発生すると、飽和トラン
スT3は第5図Bのに示すパルス電流で飽和領
域に達し、次にに示す逆極性のパルス電流が流
れるが、これは無視できる程度の極めて短い期間
であるので、磁束をリセツトすることができず、
次にに示すと同極性のパルス電流が流れて
も、飽和トランスT3は既に飽和しているのでパ
ルスは発生しない。
すようにダブルパルスが発生すると、飽和トラン
スT3は第5図Bのに示すパルス電流で飽和領
域に達し、次にに示す逆極性のパルス電流が流
れるが、これは無視できる程度の極めて短い期間
であるので、磁束をリセツトすることができず、
次にに示すと同極性のパルス電流が流れて
も、飽和トランスT3は既に飽和しているのでパ
ルスは発生しない。
従つて、第5図Bの、で示されるダブルパ
ルスのうちのパルス期間では、飽和トランスT
3の出力の全波整流電圧V3は、ほぼ0Vのまま
であり、この期間はトランジスタTr7がオフと
なり、コレクタ・エミツタ間の電圧V4は第5図
Dに示すようなHレベル(電源電圧Vs2とほぼ
同電圧)の電圧となる。
ルスのうちのパルス期間では、飽和トランスT
3の出力の全波整流電圧V3は、ほぼ0Vのまま
であり、この期間はトランジスタTr7がオフと
なり、コレクタ・エミツタ間の電圧V4は第5図
Dに示すようなHレベル(電源電圧Vs2とほぼ
同電圧)の電圧となる。
このHレベルの電圧をダブルパルスの発生検出
信号とすることができることになる。
信号とすることができることになる。
(g) 発明の効果
以上説明したように本発明によれば、ダブルパ
ルスの発生を確実に検出することができ、この検
出信号により例えばスイツチング動作を停止させ
る等の緊急処置を行うことによりスイツチング・
レギユレータの破損を防止することができる。
ルスの発生を確実に検出することができ、この検
出信号により例えばスイツチング動作を停止させ
る等の緊急処置を行うことによりスイツチング・
レギユレータの破損を防止することができる。
また、本発明のダブルパルス発生検出回路は、
従来の駆動トランスを大型化する等の対策方法に
比べ、小型の部品により簡易に構成でき、安価に
製作できるものである。
従来の駆動トランスを大型化する等の対策方法に
比べ、小型の部品により簡易に構成でき、安価に
製作できるものである。
さらに、本発明のダブルパルス発生検出回路
は、例えば一対の駆動トランジスタの一方が何ら
かの原因で破損あるいは劣化等により、一方の極
性だけの駆動パルスとなつた場合にも飽和トラン
スの飽和特性により、これを検出することがで
き、スイツチング・レギユレータの駆動制御回路
の異常検出回路としても利用でき、実用上極めて
有用なものである。
は、例えば一対の駆動トランジスタの一方が何ら
かの原因で破損あるいは劣化等により、一方の極
性だけの駆動パルスとなつた場合にも飽和トラン
スの飽和特性により、これを検出することがで
き、スイツチング・レギユレータの駆動制御回路
の異常検出回路としても利用でき、実用上極めて
有用なものである。
第1図は従来例のスイツチング・レギユレータ
の回路図、第2図は正常動作時の第1図の回路図
各部の動作波形図、第3図はダブルパルス発生時
の第1図の回路図各部の動作波形図、第4図は本
発明の実施例のスイツチング・レギユレータの回
路図、第5図は正常動作時及びダブルパルス発生
時の第4図の回路図各部の動作波形図である。 図中、1は演算増幅器、2は比較器、3は鋸歯
状波発生器、4はフリツプフロツプ回路、5,6
はナンド回路、7,8はノツト回路、9,11は
全波整流回路、10は負荷、Tr1〜Tr7はトラ
ンジスタ、D1〜D6はダイオード、R1〜R6
は抵抗、C1〜C3はコンデンサ、T1は駆動ト
ランス、T2は主トランス、T3は飽和トラン
ス、Eiは直流入力電源、Eoは直流出力電圧、
Vcc,Vs1,Vs2は電源電圧をそれぞれ示す。
の回路図、第2図は正常動作時の第1図の回路図
各部の動作波形図、第3図はダブルパルス発生時
の第1図の回路図各部の動作波形図、第4図は本
発明の実施例のスイツチング・レギユレータの回
路図、第5図は正常動作時及びダブルパルス発生
時の第4図の回路図各部の動作波形図である。 図中、1は演算増幅器、2は比較器、3は鋸歯
状波発生器、4はフリツプフロツプ回路、5,6
はナンド回路、7,8はノツト回路、9,11は
全波整流回路、10は負荷、Tr1〜Tr7はトラ
ンジスタ、D1〜D6はダイオード、R1〜R6
は抵抗、C1〜C3はコンデンサ、T1は駆動ト
ランス、T2は主トランス、T3は飽和トラン
ス、Eiは直流入力電源、Eoは直流出力電圧、
Vcc,Vs1,Vs2は電源電圧をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 休止期間を挾んで交互に正負両極性の幅制御
されたパルスで構成された駆動パルスにより駆動
トランスを介して一対の主スイツチング素子を交
互にオン、オフ制御して出力電圧を安定化するパ
ルス幅制御方式のスイツチング・レギユレータに
おいて、前記駆動パルスが印加され該駆動パルス
中の一方の極性で駆動可能な幅の1個のパルスに
よる電流で飽和領域まで達する飽和トランスと、
該飽和トランスの出力に接続され該出力のパルス
中の少なくとも1個のパルスの欠落を検出して検
出信号を発生するパルス検出回路とを具備し、前
記駆動パルス中の同極性のパルスが連続するダブ
ルパルスの発生を検出することを特徴とするダブ
ルパルス発生検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59103336A JPS60249869A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | ダブルパルス発生検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59103336A JPS60249869A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | ダブルパルス発生検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60249869A JPS60249869A (ja) | 1985-12-10 |
JPH0213548B2 true JPH0213548B2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=14351309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59103336A Granted JPS60249869A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | ダブルパルス発生検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60249869A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6876482B2 (ja) | 2017-03-29 | 2021-05-26 | Fdk株式会社 | 絶縁型スイッチング電源 |
-
1984
- 1984-05-22 JP JP59103336A patent/JPS60249869A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60249869A (ja) | 1985-12-10 |
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