JPH02135118A - 低湿度空気の製造方法 - Google Patents

低湿度空気の製造方法

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JPH02135118A
JPH02135118A JP63286780A JP28678088A JPH02135118A JP H02135118 A JPH02135118 A JP H02135118A JP 63286780 A JP63286780 A JP 63286780A JP 28678088 A JP28678088 A JP 28678088A JP H02135118 A JPH02135118 A JP H02135118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
water vapor
membrane
primary side
low humidity
Prior art date
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Pending
Application number
JP63286780A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakao
真 中尾
Haruo Watanabe
晴生 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02135118A publication Critical patent/JPH02135118A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空気圧縮機及び水蒸気透過膜を使用した、理
化学分野等に使用するのに好適な所定の湿度を有する低
湿度空気の簡便な製造方法に関する。
[従来方法] 従来、ガス分離膜を使用して、乾燥空気を製造する方法
は、特開昭50−2674号公報、同63−11193
号公報等によって提案されている。しかしこれらの方法
によれば、配管系や装置が複雑であったり、真空ポンプ
を使用するために省エネルギー上の問題があり、特に−
定規模以上の製造は実用化されていなかった。
[発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段] 本発明は、従来方法の有する前述の課題を解決するもの
であり、本発明の低湿度空気の製造方法は、大気を空気
圧縮機を通じて高温、高圧にした後冷却し、凝縮水を分
離することにより、水蒸気飽和空気を得る工程;水蒸気
飽和空気を水蒸気選択透過膜の一次側に供給し、二次側
には乾燥空気を供給することにより、一次側から低湿度
空気を得る工程;得られた低湿度空気の一部を上記水蒸
気選択透過膜の二次側の乾燥気体として循環供給する工
程とからなることを特徴とする。
以下、本発明をその代表的実施態様について詳細に説明
する。
第1図は本発明による低湿度空気の製造方法のフローの
一例を示す。大気1は、フィルター2で好ましくは除雇
された後、空気圧縮機3で圧縮熱を受は好ましくは20
〜120℃、1〜30気圧の高温、高圧の圧縮空気4と
なる。圧縮空気4は空気冷却5に導入され、冷却ファン
6の外気1によって好ましくは20〜30℃に冷却され
、含有する水蒸気は凝縮水となる。凝縮水はドレン分離
器7に設けた排水弁7から系外に排出される。か(して
、圧縮空気4はほぼ常温に戻され、水蒸気飽和空気とな
り、水蒸気選択透過膜9の一次側に流速が、好ましくは
1〜10m/secにて接触流過することにより低湿度
空気とされる。得られた低湿度空気のl/20〜1/2
は、分岐され流量調整オリフィスlOを通り膜の二次側
11に循環供給される。水蒸気選択透過膜9の二次側は
ほぼ大気圧であるので、その水蒸気分圧P2は一次側の
水蒸気分圧P+に比べて低いので、圧縮空気に含まれる
水蒸気が選択的に膜の二次側に透過して一次側の空気は
好ましくは、露点−20〜−70℃、特には−20〜−
40℃の乾燥(低湿度)空気12となる。乾燥空気12
は圧力調整オリフィス13を通じて所定の湿度をもつ低
湿度乾燥空気として使用先に供給される。一方、膜の二
次側の空気は高湿度空気14となり、系外に排出される
第2図は圧縮空気4中の凝縮水を水蒸気選択透過膜を用
いて除去する方法を示す。圧縮空気4は水透過性を有す
る複数の中空系15の内側に導入され、その外側は、冷
却ファン16によって外気1′が接触流過される。中空
系15の中の圧縮空気4は外気1″の接触流過によって
冷却され、含有する水蒸気が凝縮水となる。凝縮水は中
空系の有する水透過性によって中空系の内面から外面へ
水分が透過し外気1′に拡散し、圧縮空気4は水蒸気飽
和空気となった後、前述の水蒸気選択透過膜9の一次側
に供給される。
なお、本発明にて使用される水蒸気選択透過性膜として
は、好ましくは内径50〜11000LL 。
肉厚5〜200μmの中空系又は中空管形状をなしてい
る。これを形成する材料としては好ましくは、フッ素系
イオン交換樹脂、ハイドロカーボン系イオン交換樹脂、
ポリイミド、ポリビニールアルコール、シリコン樹脂、
セルロースなどが挙げられる。中でも、イオン交換fi
0.5〜1 、5meq/gのスルホン酸基をもつ、パ
ーフルオロカーボン重合体が好ましい。また、これらの
樹脂をPTFE、ポリプロピレン等の多孔体表面に塗り
、複合したものが挙げられる。
[実施例] 本発明により低湿度空気を第1図のフローに従って製造
する場合の実施例を示す。大気1はフィルター2で除塵
された後、空気圧縮機3で3、5kg/cm ’ Gに
圧縮されることによって30〜40℃の圧縮空気になっ
た後にチューブ式空気冷却器5に導入される。冷却ファ
ン6によってチューブ式空気冷却器5に外気1′が供給
されることによって前述の圧縮空気は外気温度が20’
Cの場合、22〜25°Cに冷却されて凝縮水を生じる
。凝縮水はドレン分離器7で分離され、排水板8を通じ
て系外へ排出される。圧縮空気は水蒸気飽和空気となり
、イオン交換容量1.1 meq/gの水蒸気選択透過
膜からなる中空系9の(内径300μm、肉厚50μm
、  200本)の内側、即ち一次側11に導入される
。一次側から得られる低湿度空気12は分枝されその流
量の約20%は流量調整オリフィス10を通じてほぼ大
気圧下の膜の二次側14に供給される。膜の一次側の内
圧が3.5kg/cm”にであるため一次側の水蒸気分
圧は一二次側の空気の温度が同一の場合二次側の水蒸気
分圧に比べて約4.5倍高いので一次側より二次側に水
蒸気が選択的に透過して露点−20℃の乾燥空気となり
、圧力調整オリフィス13を通じて、低湿度空気の使用
先であるデシケータなどに供給される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による低湿度空気の製造方法のフロー
の一例を示し、第2図は、圧縮空気中の凝縮水を水蒸気
選択透過膜を用いて除去する別の方法を示す。 1 。 3 ・ 4 ・ 5 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ 11 ・ l 2 ・ 15 ・ ・・大気 空気圧縮機 圧縮空気 冷却器 ドレン分離器 水蒸気選択透過膜 膜一次側 膜二次側 低湿度空気 水透過膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大気を空気圧縮機を通じて高温、高圧にした後、
    冷却し、凝縮水を分離することにより水蒸気飽和空気を
    得る工程;水蒸気飽和空気を水蒸気選択透過膜の一次側
    に供給し、二次側には乾燥気体を供給することにより、
    一次側から低湿度空気を得る工程;得られた低湿度空気
    の一部を上記水蒸気選択透過膜の二次側の乾燥気体とし
    て循環供給する工程とからなることを特徴とする低湿度
    空気の製造方 法。
  2. (2)空気圧縮機にて、大気を20〜120℃、1〜3
    0気圧にせしめる請求項(1)の製造方法。
  3. (3)水蒸気選択透過膜が、イオン交換基を有するフル
    オロ重合体からなる請求項(1)又は、(2)の製造方
    法。
  4. (4)水蒸気選択透過膜の一次側から得られた1/20
    〜1/2の低湿度空気を二次側に循環供給する請求項(
    1)、(2)又は(3)の製造方法。
  5. (5)高温、高圧にした後、冷却した大気を外側から空
    気にて冷却された水蒸気選択透過性の中空系膜の内側に
    供給し、凝縮水を上記中空系膜を外側に透過させて分離
    する請求項(1)〜(4)のいずれかの製造方法。
  6. (6)中空系膜が、内径50〜1000μm、肉厚5〜
    200μmである請求項(1)〜(5)のいずれかの製
    造方法。
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