JPH02134197A - 貯水槽付洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、貯水槽付洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術 従来例として、洗１Ｎ槽に貯水槽を並設し、この両槽間
で洗濯液の授受を行なうことにより、洗濯液の再利用を
図る貯水種付ｆｃ濯機が、特公昭６１−４３０７６号公
報（ＤＯ６Ｆ　　２９１００）に示される。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、洗剤液の再利用のために、貯水槽か
ら洸１ｇ槽へ液を移送した時、設定水位に満たなかった
場合には、給水源から水を自動的に設定水位まで補給す
るが、これにより再利用液の洗剤濃度が低下して、洗浄
力が低下する問題があった。

本発明は斯かる問題点に鑑み、貯水槽付洗濯」曳に於い
て、再利用液の洗剤濃度の低下を知らけることにより、
洗浄力の低下を防止するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 未発明の貯水槽付洗濯機は、洗濯槽と、貯水槽と、この
両槽間で液の授受を行なう液移送手段と、前記洗濯槽へ
の給水手段と、外部への報知手段と、前記各手段の動作
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記貯
水槽から洗濯槽へめ液移送後、前記洗濯槽内の設定水位
に満たない場合、前記洗濯槽内に水を補給すると共に、
前記報知手段を駆動するよう構成したものである。

（ホ）作用 即ら、再利用液に水を補給した場合には、報知手段によ
り使用者に知らせて、洗剤の追加投入を促す。

〈へ）実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

第３図及び第４図に於いて、（１）は機枠で、内部に外
槽（２）が防振的に支持されている。（３）は前記外槽
（２）内に回転可能に配置きれた脱水兼＆濯槽であり、
周囲に多数の脱水孔（４）・・・を有する。

（５）は前記洗濯＋ｉ！（３）の底部に配股笹れた回転
翼、（６）は駆動モータで、前記回転翼（５）及び洗濯
槽〈３）に動力伝達機構（７）、大小ブーりく８）（９
）及びベルｌ−（１０）を介して連結きれ、洗濯時には
回転翼（５）を回転許せ、脱水時には洗濯槽（３八回転
責（５）共に高速で一方向回転させる。

（１１）は前記洗濯機（３）の上方に設けられた注水口
である。

（１２）は前記機枠（１）内で、前記外槽（２）に並設
された貯水槽で、該貯水槽（１２）の底部と、前記外槽
（２）の底部に設けた排水口（１３）とが連通管（１４
）により連通許れている。　（１５）は前記連通管（１
４〉から分岐し、機外へ通じる排水管であり、この排水
管（１５）の開閉は排水ｘｍ弁（１６）により制御きれ
る。　（１７）は前記外槽（２）の上部に設けられた溢
水口であり、溢水管（１８）により前記排水管（１５）
と連通している。　（１９）は前記連通管（１４）の開
閉を制御する連通弁、（２０）はポンプ装置であり、ポ
ンプモータ（２１）を内蔵する。即ち、前記排水１を磁
弁（１６）を閉室した状態に於いて、前記連通弁（１９
）を開放し、ポンプモータ（２１）を正回転きせれば洗
濯機〈３）から貯水槽（１２）に洗濯液が移送され（以
下液柱移送と云う）、ポンプモータ（２１）を逆回転さ
せれば貯水槽（１２）から＆濯檀（３）に液が移送され
る（以下液抜移送と云う）、　（２２＞は前記貯水［（
１２）内の液の有無を検知するためのフロートスイッチ
、（２３）は前記貯水槽（１２）の上部に設けられた溢
水口であり、この溢水口（２３）から浴出した液は、溢
水路（２４）により前記洗濯機（３）内へ導かれる。　
（２５）は洗濯機の操作パネル（２６）上に配設された
発光ダイオードからなる表示部で、後述するが、洗剤の
追加を促す時に点灯する。

さて、本実施例の洗濯機の動作は、全てマイクロコンピ
ュータ（２７）（以下マイコンと称す）（例えば日本１
「気株式会社製μＤ−７５００６型）により制御きれて
おり、このマイコン（２７）を中心とした洗濯機の制御
ｆ！！構を第５図に基づいて説明する。

前記マイコン（２７）は、ＣＰＵ（２８）、ＲＡＭ（２
９）、ＲＯＭ（３０）、タイマー（３１）、システムバ
ス（３２）及び入出力ボート（３３）〜（３９）から構
成される。

前記ＣＰＵ（２８）は、制御部＜４０）と演算部（４１
）とから構成きれ、前記制御部（４０）は、命令の取出
し及び実行を行ない、前記演算部（４１）は、命令の実
行段階に於いて、制御部＜４０）からの制御信号によっ
て入力機器やメモリから与えられるデータに対し、二進
加算、論理演算、増減、比較等の演算処理を行なう、前
記ＲＡ　Ｍ　（２９）は、洗濯機に関するデータを記憶
するためのものであり、前記ＲＯＭ（３０）は、予め洗
濯機を動かすための手段や判断のための条件の設定、各
種情報の処理をするためのルール等を読み込ませておく
ものである。

前記入力ボート（３３）〜（３６）には、各種操作キー
から構成きれる入力キー回路（４２）、上蓋の開閉に連
動して作動する丘蓋安全スイッチ（４３）、前記洗４ｔ
！（３）内の水位を検出する水位センナ−（４４）、前
記フロートスイッチ（２２）及び後述するリードスイッ
チ（４５）からの信号が入力され、これらの情報に基づ
いて、前記出力ボート（３７）〜（３９）から発光ダイ
オード群から構成されるＬＥＤ駆動回路や工程終了及び
異常報知用ブザー回路から成る報知回路（４６）及び双
方向性サイリスタから構成される負荷駆動回路（４７）
等に制御信号が送出される。

前記負荷駆動回路（４７）は、前記マイコン（２７）か
らの制御信号に従っ１、前記駆動モータ（６）、ポンプ
モータ（２１）、袷、排水１ｉ磁弁（４８）（１６）、
連通弁（１９）の各動作を制御する。　（４９＞は前記
マイコン（２７）に電圧を供給するための電源回路、（
５０）はリセット信号発生回路である。

前記水位センサー〈４４）は、前記洗濯槽（３）（外槽
（２））内の水位変化によるエアートラップ内の圧力変
化に応動して、感性体をコイル内に出入りきせることに
より該コイルのインダクタンスを変化させ、このフィル
のインダクタンス変化により水位変化を検出するよう構
成されたものであり、前記マイコン（２７）は、前記水
位センサー（４４）から入力される前記コイルのインダ
クタンス変化を判別して水位を検知する。従って、槽内
の水位を連続的且つ広範囲に検出できる。

さて、第６図に於いて、（５１）は前記大プーリ（８）
に取着妨れた磁石、（４５）は前記磁石（５１）の下面
に近接して配設されたリードスイッチ、（５２）は前記
リードスイッチ（４５）の保持板であり、前記動力伝達
機構（７）の外面に取着されている。

そして、前記犬プーリ（８〉が回転すると、前記磁石（
５１）も回転するので、前記リードスイッチ（４５）は
前記磁石（５１）が近接した時のみ閉成し、即ち、前記
大プーリ（８）の回転に伴なって、前記リードスイッチ
（４５）が開閉を繰返えす。

更に、このリードスイッチ（４５）の開閉パルス信号は
、そのまま又は単安定マルチパイプレーク等により適当
なパルス幅に変換きれて、前記マイコ・ン（２７）に入
力される。マイコン（２７）は、この入力パルスの数を
計数することにより、前記大プーリ（８）即ち回転翼く
５）の回転数を知る。

斯かる構成に基づく動作を、第１図及び第２図に従って
説明する。

使用者が洗濯プログラムを開始すべく、スタート釦を操
作すると、前記マイコン（２７）は、前記フロートスイ
・ノブ（２２）の作動状態を調べ（Ｓ−１）、ＯＮして
いれば前記貯水槽（１２）に液が貯留されているので、
前記洗濯槽（３）内に、少量水位まで液抜移送を行ない
（Ｓ−２）〜（Ｓ−６）、この状態で、第２図に示す負
荷量検知プログラムを実行する（Ｓ７）。

この負荷量検知プログラムでは、まず前記回転１１（５
）を短時間反転しくＳ−８＞、この時の面記す−ドスイ
・／チ（４５）の０Ｎ−ＯＦＦ回数を計数することによ
り、回転数Ｎ（回）を検出する（Ｓ−９）、そして、こ
の回転数Ｎを前記ＲＯＭ　（３０）内の基準値Ｎ１、Ｎ
２、Ｎ５（Ｎｌ＞Ｎ２＞Ｎ３）と比較し、負荷量（洗濯
物値）を判定する。即ち、負荷量が大きい程、回転！（
５）に対する抵抗が高いから、短時間当りの回転数が小
さくなる。従って、Ｎ≧Ｎ１ｆｔ　ラｆｉ’１％１ｕｉ
ｔ少Ｊｉｔ（０，５ｋｇ末？ａ＞（Ｓ−１０）、Ｎ１＞
Ｎ≧Ｎ２ならば負荷量ノ」Ｉｏ、５〜１．８ｋｇ未満）
（Ｓ−１１）、Ｎ２＞Ｎ≧Ｎ３ならば負荷量中（１，８
〜３ｋｇ未満）（５−１２＞、Ｎ＜Ｎ３ならば負荷量大
（３ｋｇ〜）（５−１３＞と判定する。具体的には、前
記回転翼（５）の反転周期：右０．６（秒）一体止０．
２−右０．４−休止０．２−右０．４−休止０．２−右
０．４一体市０．２−左０６一体止０７、これを１サイ
クルとして、短時間Ｔ：１５秒内縁返えす、また、Ｎ１
：１５８、Ｎ２＝１４３〜１５７、Ｎ３：１１９〜１４
２である。

更に、前記マイコン（２７）は、前記負荷量検知プログ
ラムで判定した負荷量が、犬の時は水位を１高」に設定
しく　５−１４＞、中の時は水位を１中」に設定しくＳ
−１５）、小の時は水位を１小」に設定しく　Ｓ−１６
）、少量の時は水位を１少量、に設定する（　Ｓ　−１
７）。

そして、設定水位が少量の場合は直ちに、またその他の
水位の場合は、再び設定水位まで液抜移送を行なった後
（Ｓ−１８）〜（Ｓ−２３）、洗い工程に移行する。

また、（Ｓ−２１）に於いて、液抜移送の途中に、貯水
槽〈１２）内の液が無くなった場合には、前記連通弁（
１９）及びポンプ装置（２０）をＯＦＦすると共に（Ｓ
−２４）（Ｓ−２５）、前記表示部（２５）を点滅きせ
た後（Ｓ−２６）、設定水位まで水を補給して（Ｓ−２
７）〜（Ｓ−２９）、洗い工程に移行する。即ち、ここ
では水を補給する分、貯水槽（１２）に貯留されていた
洗剤液の濃度が低下するので、（Ｓ−２６＞で表示部（
２５）を点滅させることにより、洗剤追加の必要性を知
らせる。尚、この報知手段は、ＬＥＤの点滅以外にも、
ブザーを鳴動許せたり、音声で告げてもよい。

また、（Ｓ−１）で貯水槽（１２）内に液が貯留きれて
いない場合及び（Ｓ−４）で少量水位まで液抜移送を行
なうまでに貯水ｍ（１２）内の液が無くなった場合には
、少量水位まで水を供給（後者の場合は補給）した状態
で（Ｓ−３０）〜（５−３２＞、前記負荷量検知プログ
ラムを実行して（Ｓ−３３）、洗濯物の鼠を、判定し、
決定した水位まで給水した後、洗い工程に移行する。尚
、後者の場合には、当然に再利用液の洗剤濃度が低下す
るので、前記表示部（２５）を点滅許せて（Ｓ−３４）
、洗剤の追加を促す。

以上の実施例にあっては、所定時間内に於ける回転翼の
回転数の大小で負荷量を判定したが、回転翼が所定の回
転数に達するまでの時間Ｔの長短で判定してもよい、こ
の場合、負荷量が多い程、時間Ｔが長くなる。

また、回転数として回転回数、即ちパルスの数を計数し
たが、回転速度を採用してもよい０回転速度は、パルス
の幅でもって検出できる。

更には、従来／ゾ１と同様、回転翼（５）を所定時間回
転した後の、惰性回転時間の長さ（負荷量が多い程短い
）で判断してもよく、また、前記駆動モタ（６）の’＋
ｔｆｆｌ値で判別してもよいことは勿論である。

また、洗濯物の量のデータは、水位の決定以外に、各工
程時間や水流強度の決定にも利用できる。

（ト）発明の効果 本発明の貯水槽付洗濯機にあっては、再利用液に水を補
給した場合に、使用者にその旨を放置するので、使用者
は適宜洗剤を追加投入すればよく、洗浄力の低下を防止
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の貯水槽付洗濯機の給水動作を示すフロ
ーチャート、第２図は同じく負荷量検知プログラムの動
作を示すフローチャート、第３図は貯水槽付洗濯機の斜
視図、第４図は同じく要部断面せる内部機構図、第５図
は制御機構のブロック回路図、第６図は回転数検知ａ構
の要部断面図である。 （３）・・・脱水兼洗濯槽、（１２〉・・・貯水槽、〈
１４）・・・連通管、（１９）・・・連通弁、（２０）
・・・ポンプ装蟹（（１４）（１９）（２０）で液移送
手段を構成する）、（２５）・・・表示部（報知手段）
、（２７）・・・マイクロコンピータ（制御手段）、〈
４８）・・・給水’ｔ８ｉ弁駆動回路（給水手段）。 第２図 ５：Ｌ・１ｒ−荏、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯槽と、貯水槽と、この両槽間で液の授受を行
   なう液移送手段と、前記洗濯槽への給水手段と、外部へ
   の報知手段と、前記各手段の動作を制御する制御手段と
   を備え、前記制御手段が、前記貯水槽から洗濯槽への液
   移送後、前記洗濯槽内の設定水位に満たない場合、前記
   洗濯槽内に水を補給すると共に、前記報知手段を駆動す
   るよう構成したことを特徴とする貯水槽付洗濯機。