JP2507788Y2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JP2507788Y2 JP2507788Y2 JP1990089641U JP8964190U JP2507788Y2 JP 2507788 Y2 JP2507788 Y2 JP 2507788Y2 JP 1990089641 U JP1990089641 U JP 1990089641U JP 8964190 U JP8964190 U JP 8964190U JP 2507788 Y2 JP2507788 Y2 JP 2507788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbidity
- washing
- washing process
- water
- interruption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本考案は、スタートキーの操作により、給水して洗濯
水を撹拌する洗濯行程を開始する洗濯機、例えば全自動
洗濯機に関する。
水を撹拌する洗濯行程を開始する洗濯機、例えば全自動
洗濯機に関する。
（ロ） 従来の技術 この種の全自動洗濯機で、つけおき洗いをする場合、
所定時間毎に洗濯水の洗剤濃度を濁度センサによって調
べ、検出濁度に応じて適宜パルセーターを回転し、洗濯
作業を騒音少なく、効果的に実行するものが特開昭63-3
17191号公報に開示されている。
所定時間毎に洗濯水の洗剤濃度を濁度センサによって調
べ、検出濁度に応じて適宜パルセーターを回転し、洗濯
作業を騒音少なく、効果的に実行するものが特開昭63-3
17191号公報に開示されている。
（ハ） 発明が解決しようとする課題 しかし、このものは洗濯槽内に給水したときに洗剤も
投入してあることを前提にしており、万一洗剤が投入さ
れていなければ、継続的に濁度が低いので、回転翼を回
転できない。従って、洗剤のない洗濯水に洗濯物を浸し
ているだけであって、洗濯作業にならないという問題が
あった。
投入してあることを前提にしており、万一洗剤が投入さ
れていなければ、継続的に濁度が低いので、回転翼を回
転できない。従って、洗剤のない洗濯水に洗濯物を浸し
ているだけであって、洗濯作業にならないという問題が
あった。
本考案は、洗剤未投入を検出し、効果的に洗濯行程を
実行できるようにしたものである。
実行できるようにしたものである。
（ニ） 課題を解決するための手段 本考案は、スタートキーの操作によって給水して洗濯
水を撹拌する洗濯行程を開始する洗濯機において、洗濯
行程での洗濯水の撹拌開始からの時間を計測するタイマ
と、このタイマが所定時間を計測したときの洗濯水の濁
度を検出する濁度センサと、このタイマが所定時間を計
測したときの洗濯水の濁度を検出する濁度センサと、こ
の濁度センサによる検出濁度が設定値以下であるか否か
を判別する濁度判別部と、この載置判別部により検出濁
度が設定値以上であると判別された場合、洗濯行程を継
続する手段と、上記濁度判別部により検出濁度が設定値
以下であると判別された場合、洗濯行程を中断すると共
にこの中断を報知する中断制御部と、この中断制御部に
よる中断中における所定キー操作により洗濯行程の中断
を解除する解除制御部とを備えたことを特徴とする。
水を撹拌する洗濯行程を開始する洗濯機において、洗濯
行程での洗濯水の撹拌開始からの時間を計測するタイマ
と、このタイマが所定時間を計測したときの洗濯水の濁
度を検出する濁度センサと、このタイマが所定時間を計
測したときの洗濯水の濁度を検出する濁度センサと、こ
の濁度センサによる検出濁度が設定値以下であるか否か
を判別する濁度判別部と、この載置判別部により検出濁
度が設定値以上であると判別された場合、洗濯行程を継
続する手段と、上記濁度判別部により検出濁度が設定値
以下であると判別された場合、洗濯行程を中断すると共
にこの中断を報知する中断制御部と、この中断制御部に
よる中断中における所定キー操作により洗濯行程の中断
を解除する解除制御部とを備えたことを特徴とする。
（ホ） 作用 通常は洗濯開始により投入洗剤は回転翼によって撹拌
され、洗濯水の濁度は上がるが、洗剤未投入であれば濁
度の上昇はない。濁度センサが検出した濁度を設定値と
比較し、そこまで上がればそのまま洗濯行程を続ける
が、設定値以下であれば洗濯行程を中断し、使用者にブ
ザー等で教え、次にスタートキーが操作されれば、当然
この間に洗剤が投入されたとして、洗濯行程を中断以降
或るいは、最初から実行していくのである。
され、洗濯水の濁度は上がるが、洗剤未投入であれば濁
度の上昇はない。濁度センサが検出した濁度を設定値と
比較し、そこまで上がればそのまま洗濯行程を続ける
が、設定値以下であれば洗濯行程を中断し、使用者にブ
ザー等で教え、次にスタートキーが操作されれば、当然
この間に洗剤が投入されたとして、洗濯行程を中断以降
或るいは、最初から実行していくのである。
（ヘ） 実施例 図面に基づいて説明すると、１は機枠、２はこの機枠
１の上部後方に設けられた操作部、３は上記機枠１に内
設された外槽、４はこの外槽３に内設され、周囲の多数
の脱水孔５…を有する脱水兼洗濯槽、６はこの洗濯槽４
の底部に配設された回転翼である。７は駆動モータであ
り、上記洗濯槽４及び回転翼６に動力伝達機構８を介し
て連結され、洗濯時には上記回転翼６を回転させ、脱水
時には上記回転翼６及び洗濯槽４を共に高速で一方向回
転させる。９は上記外槽３の底部に設けられた排水口、
10は排水電磁弁、11は排水ホースである。12は上記外槽
３の底部一角に設けられたエアートラップであり、上記
操作部２内の水位センサ13に圧力ホース14を介して接続
されている。15は給水路16を開閉する給水電磁弁、17は
上記外槽３の上部に設けられた溢水口、18は溢水ホース
である。
１の上部後方に設けられた操作部、３は上記機枠１に内
設された外槽、４はこの外槽３に内設され、周囲の多数
の脱水孔５…を有する脱水兼洗濯槽、６はこの洗濯槽４
の底部に配設された回転翼である。７は駆動モータであ
り、上記洗濯槽４及び回転翼６に動力伝達機構８を介し
て連結され、洗濯時には上記回転翼６を回転させ、脱水
時には上記回転翼６及び洗濯槽４を共に高速で一方向回
転させる。９は上記外槽３の底部に設けられた排水口、
10は排水電磁弁、11は排水ホースである。12は上記外槽
３の底部一角に設けられたエアートラップであり、上記
操作部２内の水位センサ13に圧力ホース14を介して接続
されている。15は給水路16を開閉する給水電磁弁、17は
上記外槽３の上部に設けられた溢水口、18は溢水ホース
である。
ここで、19は排水口９の近傍に設置された濁度センサ
であり、洗濯水の濁度を光の透過度に変えて検出し、濁
度に応じて出力する。
であり、洗濯水の濁度を光の透過度に変えて検出し、濁
度に応じて出力する。
この全自動洗濯機は、マイクロコンピュータ（三洋電
機（株）製LC66506B）からなる制御手段20によって運転
を制御されるものであり、そのブロック図を第２図に示
す。
機（株）製LC66506B）からなる制御手段20によって運転
を制御されるものであり、そのブロック図を第２図に示
す。
制御手段20は、各種の設定キー及びスタートキー21か
らの操作信号、水位センサ13、濁度センサ19からの各検
出信号を入力し、駆動モータ７、排水電磁弁10、給水電
磁弁15、適当な表示、報知装置22に制御信号を出力す
る。そして、この制御手段20は、給水、洗濯、排水等の
作業を制御するために、タイマ23、濁度判別部24、中断
制御部25、解除制御部26を構成する。
らの操作信号、水位センサ13、濁度センサ19からの各検
出信号を入力し、駆動モータ７、排水電磁弁10、給水電
磁弁15、適当な表示、報知装置22に制御信号を出力す
る。そして、この制御手段20は、給水、洗濯、排水等の
作業を制御するために、タイマ23、濁度判別部24、中断
制御部25、解除制御部26を構成する。
次に、洗濯行程について、第１図のフローチャートに
基づいて説明する。通常は洗濯物を洗濯槽４内に入れ、
洗剤を投入し（行程開始時に自動投入手段で自動投入す
ることもある）、スタートキー21を操作する。すると、
制御手段20は、給水電磁弁15を開放して給水し、水位セ
ンサ13の検出信号が設定水位に対応する出力であること
を判定すると給水を停止する。同時に、回転翼６を駆動
モータ７によって適当な周期で回転、停止させて洗濯水
を撹拌する。この回転翼６の回転開始から制御手段20の
タイマ23が２分（所定時間）を計測し、このときの濁度
センサ19の濁度検出信号が制御手段20の濁度判別部24に
よって設定値以下であるか比較判別される。この設定値
は通常洗剤が洗濯水に溶け、浮遊して洗濯水を濁らせた
ときに対応する値である。
基づいて説明する。通常は洗濯物を洗濯槽４内に入れ、
洗剤を投入し（行程開始時に自動投入手段で自動投入す
ることもある）、スタートキー21を操作する。すると、
制御手段20は、給水電磁弁15を開放して給水し、水位セ
ンサ13の検出信号が設定水位に対応する出力であること
を判定すると給水を停止する。同時に、回転翼６を駆動
モータ７によって適当な周期で回転、停止させて洗濯水
を撹拌する。この回転翼６の回転開始から制御手段20の
タイマ23が２分（所定時間）を計測し、このときの濁度
センサ19の濁度検出信号が制御手段20の濁度判別部24に
よって設定値以下であるか比較判別される。この設定値
は通常洗剤が洗濯水に溶け、浮遊して洗濯水を濁らせた
ときに対応する値である。
従って、洗剤が投入してあれば、判別部出力がなく、
すると制御手段20は洗濯行程を行程時間終了までそのま
ま継続する。しかし、洗剤が投入されていなければ、判
別部出力があり、制御手段20の中断制御部25は表示、報
知装置22を作動させて使用者に洗剤未投入を知らせると
共に、駆動モータ７を停止させてしまう。
すると制御手段20は洗濯行程を行程時間終了までそのま
ま継続する。しかし、洗剤が投入されていなければ、判
別部出力があり、制御手段20の中断制御部25は表示、報
知装置22を作動させて使用者に洗剤未投入を知らせると
共に、駆動モータ７を停止させてしまう。
かくして、使用者は洗剤を投入するところとなるが、
ついでスタートキー21を再度操作すると、制御手段20の
解除制御部26は中断を解除し、給水後の洗濯行程を最初
から実行させる。無論２分後には濁度を検出して洗剤投
入を確認する。
ついでスタートキー21を再度操作すると、制御手段20の
解除制御部26は中断を解除し、給水後の洗濯行程を最初
から実行させる。無論２分後には濁度を検出して洗剤投
入を確認する。
（ト） 考案の効果 本考案によれば、洗剤の未投入状態で洗濯行程を開始
した場合、洗剤未投入の検出にて洗濯行程を中断し使用
者に知らせる構成としたものであり、従って、洗剤未投
入状態で実質的に洗濯にならない行程を無駄に実行して
しまうと云うことがなく、極めて使い勝手の良い洗濯機
を提供することができる。
した場合、洗剤未投入の検出にて洗濯行程を中断し使用
者に知らせる構成としたものであり、従って、洗剤未投
入状態で実質的に洗濯にならない行程を無駄に実行して
しまうと云うことがなく、極めて使い勝手の良い洗濯機
を提供することができる。
第１図は本考案による全自動洗濯機の動作説明のための
フローチャート、第２図は制御ブロック図、第３図は内
部機構を示す側断面図である。 ４……洗濯槽、19……濁度センサ、20……制御手段、21
……スタートキー、22……表示、報知装置、23……タイ
マ、24……濁度判別部、25……中断制御部、26……解除
制御部。
フローチャート、第２図は制御ブロック図、第３図は内
部機構を示す側断面図である。 ４……洗濯槽、19……濁度センサ、20……制御手段、21
……スタートキー、22……表示、報知装置、23……タイ
マ、24……濁度判別部、25……中断制御部、26……解除
制御部。
Claims (1)
- 【請求項１】スタートキーの操作により、給水して洗濯
水を撹拌する洗濯行程を開始する洗濯機において、洗濯
行程での洗濯水の撹拌開始からの時間を計測するタイマ
と、このタイマが所定時間を計測したときの洗濯水の濁
度を検出する濁度センサと、この濁度センサによる検出
濁度が設定値以下であるか否かを判別する濁度判別部
と、この濁度判別部により検出濁度が設定値以上である
と判別された場合、洗濯行程を継続する手段と、上記濁
度判別部により検出濁度が設定値以下であると判別され
た場合、洗濯行程を中断すると共にこの中断を報知する
中断制御部と、この中断制御部による中断中における所
定キー操作により洗濯行程の中断を解除する解除制御部
とを備えたことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990089641U JP2507788Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990089641U JP2507788Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449079U JPH0449079U (ja) | 1992-04-24 |
| JP2507788Y2 true JP2507788Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31823762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990089641U Expired - Fee Related JP2507788Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507788Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5430675A (en) * | 1977-08-11 | 1979-03-07 | Toshiba Corp | Rinsing control system for washing machine |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP1990089641U patent/JP2507788Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449079U (ja) | 1992-04-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |