JPH0128780Y2 - - Google Patents

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JPH0128780Y2
JPH0128780Y2 JP8863785U JP8863785U JPH0128780Y2 JP H0128780 Y2 JPH0128780 Y2 JP H0128780Y2 JP 8863785 U JP8863785 U JP 8863785U JP 8863785 U JP8863785 U JP 8863785U JP H0128780 Y2 JPH0128780 Y2 JP H0128780Y2
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water level
water
water supply
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level detection
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は水位検知信号の到来後に更に少しの給
水が可能な洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 毛布を洗う場合、通常の高水位より更に水を供
給して損耗を軽減することが望まれるので、高水
位より更い高い水位を設定すればよい。しかし、
この水位が溢水々位に近づくと、水位スイツチの
ばらつきによつては、その水位を検知できず、運
転を開始しないまま水を無駄に捨てることに成
る。
そこで、実開昭58−29074号公報に依れば、水
位スイツチでは従来の高水位までを検知させ、こ
れ以上の給水をプログラムタイマーによる時間制
御によつて実行するようにしている。
しかし、この従来例は水位スイツチが高水位を
検知すると、その後の給水を待たずに運転が開始
し、毛布等の損耗を抑える点で十分でなかつた。
また、洗い効果が十分でないとして一度中断し、
更に時間を合せて再スタートした場合、プログラ
ムタイマーによる追加給水が実行されてしまい、
この追加分がそのまま溢水されると云う不具合が
あつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は洗濯物の損耗を抑制すると共に、追加
給水による無駄水等を解消せんとするものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、スタート信号の到来時に水位検知信
号の有無を判別する手段と、水位検知信号無しの
場合に給水弁を開き、この後に水位検知信号が入
力されてから追加給水時間が経過した時に給水弁
を閉じ且つ運転を開始させる第1運転手段と、水
位検知信号有りの場合に給水弁を閉じたまま運転
を開始させる第2運転手段とを備えたマイクロコ
ンピユータにより問題点を解決する。
(ホ) 作用 即ち、初回のスタート信号か、中断後のスター
ト信号かに拘らず、スタート信号が入力されたら
マイクロコンピユータでその時洗濯槽内に所定水
位まで水が有るか否かを判別し、水が有れば再ス
タート信号と判断して、そのまま給水することな
く運転を再開する。一方、槽内に水が無ければ初
回のスタート信号と判断して、設定水位まで給水
すると共にこの水位検知信号入力後の追加給水時
間まで給水し、ここで給水を停止して運転を開始
するのである。
従つて、追加給水時間中は運転が開始せず、ま
た槽内に水があれば運転再開前に追加給水をしな
い。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は外槽2を防振
的に吊下した機枠、3は外槽2内に回転可能に配
設された脱水兼洗濯槽、4…は脱水孔、5はバラ
ンスリング、6は大径山形の回転翼である。上記
外槽2の外底面には駆動モータ7や軸受ケース8
が設けてあり、上記回転翼6を約180r・p・mで
間欠反転させたり、脱水時に翼6及び槽3を同時
に一方向に高速回転させる。
9は排水弁10を介して排水ホース11に連る
外槽の排水口、12は排水ホース11にホース1
3を介して連る外槽の溢水口である。14は励磁
されて排水弁10を開放するソレノイドで、励磁
された時に同時にクラツチ装置(図示せず)を操
作して駆動モータ7の回転を回転翼6及び洗濯槽
3へ伝達すると共に、洗濯槽3のブレーキ装置
(図示せず)を解除する。
15は洗濯槽3の上蓋、16は給水口である。
そして、上蓋15の開閉に連動する上蓋スイツチ
17、給水口16の水路を開閉する電磁型の給水
弁18、洗濯槽3の水位をエアートラツプを介し
て検知し、水位検知信号を出力するダイヤフラム
型の水位スイツチ19が設けてある。
20,21は機枠1の上後部に設けられた電源
スイツチのツマミと、水位設定及び水補給のため
のツマミで、第4図イで示されている。22は第
1図で示すマイクロコンピユータ(以下マイコン
と云う)23から成る制御回路を内蔵した制御ボ
ツクスで、機枠1の上部の前部に設けられてお
り、その操作パネルには第4図ロで示すように各
種のキー24a〜24h、操作や進行を表示する
発光ダイオード(以下LEDと云う)25a〜2
5o及び水温や気温をランク毎に表示するLED
26a〜26cを設けている。
第1図で示す制御回路に於いて、上蓋スイツチ
17の開閉信号、水位スイツチ19の水位検知信
号、リセツト回路27のリセツト信号、外部割込
回路28からの計時用の基準信号、外槽に取付け
たサーミスタと比較器から成る温度測定回路29
のランク別の温度信号は、マイコン23に入力さ
れる。30は駆動モータ7を右回転させる駆動回
路、31は左回転させる駆動回路、32は異常を
含む各種の状態を使用者に報知するブザーであ
る。
次に運転動作について説明すると、まず電源ス
イツチをONしてマイコン23をリセツトする。
すると、洗いキー24a、すすぎキー24b及び
脱水キー24cに該当するLED25a〜25h
が全部点灯し、水流キー24dとスタートキー2
4fのところでは“標準”のLED25j,25
nが点灯する。全行程を23分で終了させたい洗濯
の時は23分スタートキー24gを押圧操作する。
洗いキー24aから念入キー24eまでを操作し
て時間等を調節してスタートキー24fを押圧操
作すると、“おこのみ”のLED25mを点灯して
洗濯が表示に合せて実行される。ストツプキー2
4hは行程中に中断する時に操作するものであ
り、洗い状況に合せて時間を増減調節する場合に
中断させる。
かくして、高水位設定で毛布を標準的に洗う場
合はスタートキー24fを押圧操作する。する
と、マイコン23はそのスタート信号を受けてか
ら、水位スイツチ19から水位検知信号が入力さ
れているかを判別手段により判別する。初回の動
作であれば水位検知信号が無いのが当然であり、
マイコン23はここではプログラム化された第1
運転手段を実行させる。第1運転手段では、給水
弁18を開放し、水位スイツチ19からの水位検
知信号を待つ。高水位まで給水すると、水位検知
信号が到来し、追加給水時間としての5秒間のカ
ウントが開始する。5秒経過すると、給水弁18
を閉成すると共に、回転翼6を間欠反転して運転
を開始させる。例えば、給水量が15l/分とすれ
ば、高水位から更に1l強だけ水位を上げたことに
なる。このように第1運転手段に於いては、毛布
を十分な水量の中に浸し、そういう状態で初めて
回転翼6を反転させるので、毛布の動きが良くな
り、損耗を軽減できることになる。
一方、判別結果が水有りの場合は、マイコン2
3はこのスタート信号が中断後の再スタートであ
ると判断し、同様にプログラム化された第2運転
手段を実行させる。第2運転手段では給水するこ
となく直ちに回転翼6を間欠反転して運転を再開
させる。従つて、更に給水して溢水口12から水
や洗剤を無駄に捨ててしまうことはない。以上の
動作を第2図に示している。
尚、実施例に於ける追加給水時間は5秒である
が、この時間を調節できるようにしても良い。例
えば、水位スイツチ19のばらつきを考慮して毛
布洗い時に中水位に設定し、確実に水位検知させ
た後に20秒程度の追加給水ができるようにしても
良い。
(ト) 考案の考果 本考案に依れば、マイコンに判別手段、第1、
第2運転手段を設けただけで洗濯物の損耗と水や
洗剤の無駄を防ぐことができ、実用的且つ経済的
な洗濯機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による洗濯機の制御回路図、第
2図は動作を説明するフローチヤート、第3図は
正面縦断面図、第4図イ,ロは夫々別の操作パネ
ルの正面図である。 3……脱水兼洗濯槽、12……溢水口、18…
…給水弁、19……水位スイツチ、23……マイ
コン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の高さの溢水々位を有する洗濯槽と、この
    洗濯槽の設定水位に応じて給水弁による給水々位
    を検知する水位検知スイツチと、このスイツチか
    らの水位検知信号やスタート信号等を入力して洗
    い等の運転を制御するマイクロコンピユータとか
    ら成り、上記マイクロコンピユータは、スタート
    信号の到来時に水位検知信号の有無を判別する手
    段と、水位検知信号が無い場合に給水弁を開き、
    この後に水位検知信号が入力されてから追加給水
    時間が経過した時に閉じ且つ運転を開始させる第
    1運転手段と、水位検知信号が有る場合に給水弁
    を閉じたまま運転を開始させる第2運転手段とを
    備えたことを特徴とする洗濯機。
JP8863785U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0128780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8863785U JPH0128780Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JP8863785U JPH0128780Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JPS61205484U JPS61205484U (ja) 1986-12-25
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