JPH02133723A - 空調機のダンパー付吹出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家屋あるいはビルディングなどの天井裏に設
けられる、換気用あるいは冷暖房用の通風ダクトに接続
して用いられる室内へのダンパ付の吹出装置に関するも
のである。

従来の技術 従来、ビルディングなどでは、天井裏内に、換気装置お
よび空調機を備え、ダクトによって各室内へ吹出すよう
にな−）でいる。この種の吹出装置は、第３図に示すよ
うに家屋あるいはビルディングなどの天井裏１内に吊り
ボルト２で固定された取付枠３にボックス６を取付け、
換気用または冷暖房用の通風ダクト４を前記ボックス６
に接続している。そして、このボックス６の天井面７に
は吹出グリル８を設けている。前記通風ダクト４の他方
側は別に設けた換気装置本体（図示せず）または冷暖房
装置本体（図示せず）と連通しており、この連通通風路
の通風の開閉をするため、前記通風ダクト４の途中に電
動ダンパーユニット９を設け、この電動ダンパーユニッ
ト９は、天井裏１内に吊すボルト１０で吊り下げられて
設置され、ダンパーモータ１１によす、このダンパーモ
ータ１１と連結したダンパー１２を駆動し、通風路を開
Ａの状態にしたり、閉Ｂの状態にすることにより、換気
用空気または冷暖房用の空気を前記吹出グリル８より室
内１３へ供給したり、供給を停止したりさせるようにし
ている。−１：た前記ダンパーユニット９の下方の天井
部７には、点検をするだめの点検口１４が別に設けられ
ているものであ〜だ。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、天井裏１内にボックス６と
ダンパーユニット９があり、多大なスベスを必要とする
。また天井部７には吹出グリル８と点検口１４があるた
め意匠上見苦しく、あるいはダンパーユニット９とボッ
クス６を別々に吊り下げるため、工事が煩雑であるなど
の課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、吹出装置の
小型化と、吊り下げ工事を簡略にすることを目的とする
３、 課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、１部が開口し、側
部にダクト連通用の開口を有するボックスと、前記ボッ
クスが挿入する開口を有する枠状の取付板よりなり、前
記取付板にはボックスのダクト連通用の開口を有する側
面に当接し、かつダクト連通用の開口に対応した位置に
通風ダクト接続用のアダプターを有するアダプタ取ｆ」
板を一体に形成し、ボックス内には円筒状のダンパー枠
を垂直に配設するとともに、この円筒状のダンパ枠の下
部に形成した鍔部をダクト連通用の開口より下方のボッ
クスの内周壁に当接させ、前記円筒状のダンパー枠内に
水平および垂直に位置をと９得るように円板状のダンパ
ーを枢着し、このダンパーを駆動するダンパーモータを
前記ボックス内のコーナ部に配置した構成としたもので
ある。

作　　用 この構成により、通風ダクトより室内に送られる空気を
止めるときは、ボックス内のダンパー枠内を駆動しダン
パーを水平向きにしてボックス内に空気を閉山させ、室
内に空気を供給するときは、ダンパ＝が垂直な向きにな
るようにして空気がダンパー枠内を経て吹出グリルより
室内に吹き出すこととなる。丑だダンパーなどのメンテ
ナンスのときは、下方の室内側よりボックスを引き出す
ことにより作業をおこなうこととなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図および第２図にもと
づいて説明する。図において２１は直方形状で、かつ、
下部が開口したボックスであり、内部の一隅部に仕切板
２１ａを設けて三角中空部３１を形成している。前記ボ
ックス２１の一側面には、ダクト連通用の開口を形成し
ている４、２４は前記ボックス２１が挿通する四角形状
の開口部３９を有する取付板であり、この取付板２４に
は前記ボックス２１のダクト連通用の開口をもつ側面に
当接するアダプタ取付板２３が一体に形成されている。

そして前記アダプタ取付板２３におけるボックス２１の
ダクト連通用の開口と対応する位置には通風ダクト２ｏ
を接続するためのアダプロへ−７ ター２２が設けられている。前記取付板２４はボックス
取付ネジ２５により、前記ボックス２１の下部に折曲し
て形成された固定片２４ａｉ／ｉｌ：同定される。前記
ボックス２１の内部には円筒状のダンパー枠２７を垂直
に配置してあり、このダンパ枠２７の下部に設けた鍔部
２６をボックス２１のダクト連通用の開口の下部の内周
壁に当接させている。そしてこのダンパー枠２７の内部
にダンパ枠２７内の通風路を開閉する円板状のダンパ２
８が設けられている。具体的にはこのダンパ２８の中央
に固着した棒状のダンパーシャフト２９で枢支され、こ
のダンパーシャフト２９の一端ハ前記ボックス２１の隅
部の三角中空部３１の仕切板２１　ａ［固定したダンパ
ーモータ３０に接続している。したか−）てこのダンパ
ーモータ３０は、前記三角中空部３１内に収納されてい
る。前記取付板２４の固定片２４ａには、吊シボルト用
穴３２を設け、第２図に示すように吊９ボルト３３と固
定ナツト３４により、天井裏３５内に前記ボックス２１
が吊るされ、固定されている。前記ボックス２１の下方
の部屋３８の天井部３６には、吹出グリル３７が、取り
付けられている５、図中の４０は建物の構造物である。

上記構成において、部屋３８に送風するときは、ダンパ
ー２８は垂直となって開となる３、すなわち、通風ダク
］・２０内に、別の換気装置（図示せず）またけ冷暖房
装置（図示せず）より、部屋３８に送られてくる空気は
、通風ダクト２０よりアダプター２２を介してボックス
２１の上部に流入し、第２図に点線で示すように、ダン
パー２８が、ダンパーモータ３０の駆動カニヨリタンバ
ーシャフト２９を中心に９００回転し、ダンパー２８が
開状態となっている。したがって、ダンパー枠２γの内
部を通り、ボックス２１の下部を経て、吹出口グリル３
７より、部屋３８に吹き出されるのである。

次に、第２図において実線で示′すように、ダンパー２
８が水平になって閉状態となっているときは、部屋３８
に送られてくる空気は閉止され、ボックス２１の上部に
とど１す、部屋３８には吹き出されないのである。

壕だダンパー２８などのメンテナンスの作業を行うとき
には、部屋３８側から吹出グリル３７をはずし、ボック
ス取付ネジ２５をはずすことにより、ボックス２１全体
が、下方に引き出せるのである。このとき、取付板２４
、アダプタ取付板２３とが一体となった状態で、天井裏
３５内に残ったｉｔとなる。したがって点検時は、吹出
グリル３７を取外した状態で可能となり、ボックス２１
のみが下方へ引下げられて点検することになる。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、ダンパ
ーを室内吹出用のボックス内に組み込んだため天井裏内
での吹出装置の小型化ができるとともに、吊り下げ工事
の簡略化も可能となるなどの効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

ン＼ 付吹出装置の設置断面図、第３図は従来の吹出装置の設
置断面図である。 ２０−・・　通風ダクト、２１・・・　ボックス、２２
・・・　アダプター、２３・・・・・・アダプタ取付板
、２７・・　ダンパー枠、２８・・・　ダンパー、３ｏ
・・−ダンパーモータ、３９・・・開口部１゜ 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名２０
−−一庫一駄ダクト ２ｆ−−−ボ°・ソワス ２Ｚ−−−アタ゛う°夕 ２イ ２８−−−ダ゛ンへ６− ３θ、−ダ“７ハ′−モーター ３？−浬り綻

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下部が開口し、側部にダクト連通用の開口を有するボッ
   クスと、前記ボックスが挿入する開口を有する枠状の取
   付板よりなり、前記取付板にはボックスのダクト連通用
   の開口を有する側面に当接し、かつダクト連通用の開口
   に対応した位置に通風ダクト接続用のアダプターを有す
   るアダプタ取付板を一体に形成し、ボックス内には円筒
   状のダンパー枠を垂直に配設するとともに、この円筒状
   のダンパー枠の下部に形成した鍔部をダクト連通用の開
   口より下方のボックスの内周壁に当接させ、前記円筒状
   のダンパー枠内に水平および垂直に位置をとり得るよう
   に円板状のダンパーを枢着し、このダンパーを駆動する
   ダンパーモータを前記ボックス内のコーナ部に配置した
   空調機のダンパー付吹出装置。