JPH02133718A - パネルヒーター - Google Patents

パネルヒーター

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JPH02133718A
JPH02133718A JP10195688A JP10195688A JPH02133718A JP H02133718 A JPH02133718 A JP H02133718A JP 10195688 A JP10195688 A JP 10195688A JP 10195688 A JP10195688 A JP 10195688A JP H02133718 A JPH02133718 A JP H02133718A
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JP
Japan
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heated
heating element
infrared rays
panel heater
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP10195688A
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English (en)
Inventor
Yuji Kaneko
兼子 有史
Kenji Nakayama
謙治 中山
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TOHOKU KOGYO KK
Original Assignee
TOHOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、室内の天井や壁面に組み込んだ暖房や、スポ
ットの暖房や加熱、乾燥に用いる指向性に優れたパネル
ヒーターに関するものである。
(従来の技術) 従来、室内の天井や壁面あるいは、床面に放射電熱を用
いたパネルヒーターを取り付けた室内の暖房装置がある
従来のパネルヒーターは、面状発熱体の表面に木材や石
こうボードを組合せた構造で、面状発熱体からの熱伝導
により、−旦表面の木材や石こうボードが加熱され、こ
の表面から遠赤外線が二次放射されて被加熱面を加熱す
るものである。
従って木材や石こうを加熱するための熱容菫が大きいこ
とから熱の伝播速度が遅く室内が暖まるまでに時間がか
かる上、温度制御の応答性も悪かった、 しかもパネルヒーターの表面は平滑であるので、自然対
流により表面から熱移動する割合が多く、遠赤外線によ
る被加熱面への直接の暖房効果が少ないため、天井面側
に取付けた場合には良いが、壁面に沿って縦方向に設置
したものは対流により室内の天井側ばかり暖まり、床面
側が暖まりにくい問題があった。
また、このように従来の面状発熱体は、自然′:A流に
よる熱移動の割合が多い上、遠赤外線は表面から放散す
るため指向性がなく、スボント暖房などには利用するこ
とができなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、遠赤外線を
指向性良く被加熱面側に照射して効率良く暖房できると
共に、温度制御の応答性も良く、室内の天井や壁面に組
込む暖房装置として有効であり、特に屋外や広い室内な
ど対流の影響を受ける場所でのスポット的な暖房や加熱
乾燥装置としてして効果的なパネルヒーターを提供する
ものである。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、被加熱面側が開口した多数の筒状体を面状に
配列した放射板を、発熱体の表面に設け、且つ前記放射
板の少なくとも表面材質が赤外線放射率0.5以上の材
料で形成されていることを特徴とするパネルヒーターで
ある。
本発明において発熱体としては、面状発熱体に限らず、
複数本のセラミンクヒーターを面状に配置したものでも
良い。
また放射板は紙に限らず、赤外線放射率0.5以上の材
料であればセラミックやプラスチックでも良く、また放
射率の低いアルミニウムの表面にセラミックをコーティ
ングしたもの、あるいはプラスチックにセラミック粉を
混練して、成形したものでも良い。
本発明において筒状体は、その高さHが平均直径りに対
してH/Dが1.0〜8.0の範囲が好ましい。
更に本発明は、筒状体の被加熱面側の開口部に赤外線透
過率の高いフィルムを設けたものでも良い。
(作用) 次に本発明の作用について説明する。
本発明のパネルヒーターを電源に接続し、発熱体が加熱
きれると、伝導熱と遠赤外線の放射熱により、被加熱面
側か開11シた多数の筒状体を面状に配列した放射板が
加熱される。
この放射板は筒状体で形成され、自然対流による熱移動
の影響を受けにくく、各筒状体は面状発熱体側の上部が
高温に過熱され、この部分に高温の蓄熱層が形成されて
筒状体の壁面が加熱される。
この筒状体は赤外線放射率0.5以上の材料で形成され
、壁面は遠赤外線の放射率が高いのでこの壁面から遠赤
外線が二次放射されると同時に、発熱体の表面からも直
接放射される。
この遠赤外線は直進性を有し筒状体の開11部を通って
直接被加熱面に照射されると共に、筒状体の壁面で反射
しながら開「1部を通って照射される。
筒状体はその高さHが平均直径りに比べてH/Dが1.
0〜8−0に形成され、特にH/Dが大きなものほど、
黒体炉に近くなり開口部から照射される遠赤外線は直進
性が増し、指向性が高くなって、離れた被加熱面を効率
良く加熱することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
第1図乃至第3図は発熱体として面状発熱体を用いた場
合の本発明の一実施例を示すもので図において1は面状
発熱体、?はこの表面に設けた放射板、3は面状発熱体
1の背面に設けた断熱材で、更にこの断熱材3の背面に
補強板4が設けられている。
前記面状発熱体1は、発熱線回路5を両側から耐熱性プ
ラスチックシート6.6で挟持したものである。
前記放射板2は平板と波形の紙を接着したダンボールを
スライスして形成したもので、両端が開口した波形の多
数の筒状体7・・・が面状に配列されている。
この筒状体7は、その平均直径(断面積を円形断面積に
換算したときの直径)Dに対して壁面の高さHが1.0
〜8.0の範囲になるように設疋されている。
この筒状体7を面状に連続的に形成した放射板2を、第
1図に示すように面状発熱体1の表面に接合し、筒状体
7が被加熱面側に向って水平方向になるようにパネルヒ
ーターを縦方向に設置する。
このパネルヒーターを′市源に接続し、面状発熱体1が
加熱されると、伝導熱と遠赤外線の放射熱により放射板
2が加熱される。
この放射板2の各筒状体7についてその加熱状態を見る
と、第3図に示すように筒状体7の面状発熱体1側の上
部が高温に力ロ熱され、この部分に波線で示すように高
温の蓄熱層9が形成されて筒状体7の壁面が加熱される
この壁面は紙で形成され、遠赤外線の放射率が0.9と
極めて高いので、この壁面から遠赤外線が二次成用され
ると同時に、面状発熱体1の表面からも直接放射される
この遠赤外線は直進性を有し筒状体7の開ト1部8を通
って直接、被加熱面に照射されるものと、壁面で反射し
なから開口部8通って照射されるものとがある。
筒状体7はその高さHが平均直径りに比べてH/Dが1
.0〜8.0に形成され、特にH/Dが大きなものほど
、黒体炉に近くなり開口部8から照射される遠赤外線は
直進性が増し、指向性が高くなって、離れた被加熱面を
効率良く加熱することができる。
この場合H/Dの比率が1.0未満であると、開口部8
からの対流の影響を受けて、高温の蓄熱層9が形成され
ず、遠赤外線の照射量が少なくなるし、壁面の高さHが
低いので遠赤外線の指向性が少なく放散してしまい、離
れた被加熱面を十分に加熱することができないからであ
る。
またH/Dの比率が8.0を超えると、遠赤外線の指向
性は向上するが、筒状体7の熱容量が大きくなり、熱エ
ネルギーが筒状体7の加熱にとられ蓄熱層9の温度が」
二らない。しかもパネルヒーターの側面側での対流にょ
る熱移動量が多くなり、効率良く加熱することができな
いからである。
次に具体的な実施例について説明する。
第1図に示すように面状発熱体1の前面のタンポール紙
をスライスした放射板2を設け、背面側に断熱材3を介
して補強板4を設けてパネルヒーターを形成した。
このパネルヒーターを衝立状に縦方向に設置して、面状
発熱体1の表面にサーミスター温度計を取イ」けると共
に、パネルヒーターの前方1mの所に赤外線パワーメー
タを設けた。
面状発熱体lには100vの′電圧を印加して5分毎に
サーミスター温度計で面状発熱体lの表面温度を測定し
た。
また60分通電後、パネルヒーターの表面に対して直角
方向を0度とし、15度ずつ75度まで半円形状に赤外
線パワーメータを移動させて放射エネルギー密度を測定
した。
放射板2として用いたダンボール紙は、筒状体7の平均
直径りが5.0■で高さHが5+m+*(H/D = 
1.0記号口・ o)と、10膳m (H/ D = 
2.0記号△−Δ) 、15mm  (H/ D = 
3.0記号0 ・O)、20m1l(H/ D = 4
.0記号O・・・O)の4種類について面状発熱体1の
表面温度を測定して第4図のグラフに示した。
更に放射エネルギー密度を測定して、その拡散分布を第
5図のグラフに示した。この放射エネルギー密度wRの
測定方法は、赤外線パワーメータでの実測値Wsから室
温20℃における室内壁面の放射エネルギー密度WT 
を差引いて補正したものである。
また本発明と比較するために遠赤外線の放射率が0.2
のアルミニウムで形成された高さHが5mm (H/ 
D = 1.0)の放射板と、表面にセラミックをコー
ティングした厚さ5 amの合板を、面状発熱体の表面
に重ねた従来のパネルヒーターについても同様に測定し
、その結果をグラフに併記した。
第4図のグラフから明らかなように、本発明のパネルヒ
ーターは面状発熱体lの温度上昇が速く、しかも高温度
まで上昇しH/Dの高いものは約90℃遼遠し、高温度
の蓄熱層9が形成されていることが分る。
これに対して、合板を表面に重ねた従来のパネルヒータ
ー(グラフに記号ム・・・ムで示す)は約50℃迄しか
[−昇しなかった。
また放射エネルギー密度WRの拡散分布状態は第5図の
グラフから明らかなように、)(/Dの高いものほど指
向性が良く、特に高さHがl0II11以、J−、の放
射板2はWp、 400[W/m2]以−1−の範囲が
左右15度以内に分布しており、離れた被加熱材を効率
よく高温度に加熱できることが確認された。
これに対して、比較例のアルミニウムで形成された放射
板(記号拳・・・・)と、合・板を面状発熱体の表面に
重ねた従来のパネルヒーター(記号ム・・・ム)では放
射エネルギー密度WRが最高で320 [W/+w2]
以下と低い上、はぼ均等に放散し指向性は認められなか
った。
第6図乃至第11図は本発明の夫々異なる他の実施例を
示すもので、第6図は面状発熱体1の背面側に反射板1
0を増刊けだものである。
この反射板10は波形の紙11の表面にアルミニウム層
12を介してセラミック層13をコーティングしたもの
である。
このパネルヒーターは面状発熱体jの背面側に放射され
る遠赤外線を反射板10で前面側に反射して更に放射効
率を高めることができる。
第7図は第1図に示すパネルヒーターの開口部8に赤外
線の透過率の高い、例えばポリプロピレンフィルム14
を設けたものである。
この構造は遠赤外線の放射率はやや低下するが、開(1
部8から塵埃や水分が侵入するのを防止でき、特に粉塵
や湿度の多い工場などで使用する場合に好適である。
更に筒状体7の形状は波形に限らず、第8図に示すよう
に格子状に仕切って四角筒状にしたものや、第9図に示
すように六角筒状のハニカム構造のものでも良い。
また第10図に示すように放射板2は半球状の凹凸部を
成形して、断面波形状とし、凸部2aの先端に開口部8
を形成したものである。
この構成は開口部8を形成した凸部2aの内側が筒状体
7となり、また面状発熱体lに接触して加熱される四部
2bの外壁面も筒状体7となって遠赤外線を指向性良く
被加熱面側に照射することができる。
また第11図に示すものは、複数本のセラミックヒータ
−15を面状に配置した発熱体で、この表面に間隔をお
いて放射板2が設けられている。この放射板2はアルミ
ニウム製筒状体7の表面にセラミックをコーティングし
たものである。
この構造は、高い出力のセラミックヒータ−15から放
射される赤外線を指向性良く被加熱面側に照射すること
ができ、製造ラインを流れる部品のスポット加熱や乾燥
装置として有効である。
また本発明のパネルヒーターは斗板状に限らず湾曲させ
た構造など任意の形状でも良い。
(発明の効果) 以−1−説明した如く本発明に係わるパネルヒーターに
よれば、遠赤外線を指向性良く被加熱面側に照射して効
率良く暖房できると共に、温度制御の応答性も良く、部
屋の天井や壁面に組込む暖房装置として有効である。
特に屋外や広い屋内など、対流の影響の大きい場所で用
いるスポット暖房や加熱、乾燥装置としても効果的であ
り、更に机の内側に増刊けて足温器としても利用できる
などその応用範囲は極めて広いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はパネルヒーターの縦断側面図第2図は第1図の正
面図、第3図は第1図の要部拡大図、第4図は面状発熱
体の表面温度の変化を示すグラフ、第5図は放射エネル
ギー密度の分布状態を示すグラフ、第6図および第7図
は他の実施例によるパネルヒーターの縦断側面図、第8
図および第9図はパネルヒーターの正面図、第10図お
よび第11図はパネルヒーターの縦断側面図である。 l・・・面状発熱体 3・・・断熱材 7・・・筒状体 9・・・蓄熱層     1 14・・・ボリプロビレンフィ 15・・・セラミック1ニーター 2・・・放射板 5・・・発熱線回路 8・・・開[1部 0・・・反射板 ルム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被加熱面側が開口した多数の筒状体を面状に配列し
    た放射板を、発熱体の表面に設け、且つ前記放射板の少
    なくとも表面材質が赤外線放射率0.5以上の材料で形
    成されていることを特徴とするパネルヒーター。 2、筒状体は、その高さHが平均直径Dに対してH/D
    が1.0〜8.0である請求項1記載のパネルヒーター
    。 3、筒状体の被加熱面側開口部に赤外線透過率の高いフ
    ィルムを設けたことを特徴とする請求項1または2記載
    のパネルヒーター。
JP10195688A 1988-04-25 1988-04-25 パネルヒーター Pending JPH02133718A (ja)

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JP10195688A JPH02133718A (ja) 1988-04-25 1988-04-25 パネルヒーター

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836778A (ja) * 1971-09-13 1973-05-30
JPS58164936A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd パネルヒ−タ
JPS58220375A (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 松下電器産業株式会社 ヒ−タ

Patent Citations (3)

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