JPH02133590A - 2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法 - Google Patents

2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法

Info

Publication number
JPH02133590A
JPH02133590A JP1073727A JP7372789A JPH02133590A JP H02133590 A JPH02133590 A JP H02133590A JP 1073727 A JP1073727 A JP 1073727A JP 7372789 A JP7372789 A JP 7372789A JP H02133590 A JPH02133590 A JP H02133590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carried out
range
aqueous solution
compound
process according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1073727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2778978B2 (ja
Inventor
Norberto Gatti
ノルベルト、ガッティ
Marco Foa
マルコ、フオア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Presidenza Del Consiglio Dei Ministri Ufficio Del Ministro Coordinament Iniziativ Ric Sci & Tecnolo
Original Assignee
Presidenza Del Consiglio Dei Ministri Ufficio Del Ministro Coordinament Iniziativ Ric Sci & Tecnolo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Presidenza Del Consiglio Dei Ministri Ufficio Del Ministro Coordinament Iniziativ Ric Sci & Tecnolo filed Critical Presidenza Del Consiglio Dei Ministri Ufficio Del Ministro Coordinament Iniziativ Ric Sci & Tecnolo
Publication of JPH02133590A publication Critical patent/JPH02133590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2778978B2 publication Critical patent/JP2778978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • C25B3/20Processes
    • C25B3/23Oxidation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/60Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by oxidation reactions introducing directly hydroxy groups on a =CH-group belonging to a six-membered aromatic ring with the aid of other oxidants than molecular oxygen or their mixtures with molecular oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は、2−アリールフェノールから出発することに
よる2−アリールヒドロキノンの電気化学的製法に関す
る。
より詳細には、本発明は、電気化学電解槽中で実施され
る2−アリールフェノールの化学酸化(ここで前記化合
物を陽極で2−アリールベンゾキノンに転化した後、陰
極で2−アリールヒドロキノンに還元する)に関する。
このようにして得られたアリールヒドロキノンは、工業
で適用する生成物の合成用の興味深い中間体である。特
に、フェニルヒドロキノンは、液晶重合体の合成用単量
体として工業で使用されており(米国特許第4,159
,365号明細書、米国特許第4,447,593号明
細書、米国特許第4,600,765号明細書)、更に
写真現像剤用混合物の成分として使用されている。
対応芳舌族アミンから出発し、ジアゾ塩を経てベンゾキ
ノンをアリール化した後、このようにして得られたアリ
ールベンゾキノンを目的化合物に還元することによって
2−(アリール)−ヒドロキノンを製造することは、既
知である(J、 0゜C,4071(1977)) 。
このような種類の方法は、所要の工程の大きい数のため
工業上面倒であるらしく、更に、潜在的に発癌性化合物
、例えば、芳香族アミンを使用している。
2−アリール−フェノールをルテニウムの存在下で過酸
化水素で酸化してアリールベンゾキノンにする可能性(
Te t r、  Le t t、  5249(19
83)] 、並びにキノンを還元することによってアリ
ールヒドロキノンを1ひる可能性も、既知である。2−
フェニルキ、ノンの場合に報告された収率は、いずれに
しても低い(2096)。
〔発明の概要〕
本発明名等は、下記に定義のような式(1)を合する2
−アリールヒドロキノンが下記に定義のような式(n)
をt−Iする2−アリールフェノールから出発すること
によって、強い非酸化鉱酸を含有する水溶液中で、好ま
しくは有機溶媒の存在下で10〜100℃の範囲内の温
度において実施される71i気化学酸化によって高収率
3で、高転化率で且つ良好な純度で得ることができるこ
とを今や見出した。
それゆえ、本発明の目的は、下記反応スキームに従って
、式(II): 〔式中、Aは(C6〜Cl2)アリール基(場合によっ
て反応条件下で不活性の基で置換)を表わす〕の2−ア
リールフェノールを強い非酸化鉱酸を含Hする水溶液中
で、好ましくは酸性水溶液と少なくとも部分的に混和性
の有機溶媒の存在下で、10〜100℃の範囲内の温度
において電気化学的酸化に付すことを特徴とする式(I
):H の2−アリールヒドロキノンの製法である・(II)(
式1)(III)C式2)      (1)(式中、
A記号は前記の意味を有する)。
既述のように、前記式(1’i)においては。Aは、(
06〜Cl2)アリール基(場合によって操作条件下で
不属性の基からなる置換基を3何)をにオつす。特に有
効な結果は、Aがフェニル基(2−フェニルフェ2ノー
ル)、ナフチル基(2−ナフチルフ、Lノール)、ビフ
ェニル基(2−ジフゴニルフェノール)(場合によって
1、以上の低級アルキル括、ハロゲン原子などで置換さ
れている)によって構成される式(n)の基質を使用1
〜てに’J=作することによって得られた。
不法は、連続またはバッチ式で実施でき、史に溶媒の不
在下でも実施する。なお、好ましい形態の実際的態様に
よれば、不法は、式(n)の化合物用溶媒であるhti
ビヒクル中゛C操作することによ−)て実施する。アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、および一般に双極
(dipolar)非プロトン性溶媒およびそれらの混
合物が、有効な溶媒であることが示された。
反応媒体(II)の濃度は、0.1〜20重量96の範
囲内であり、好ましくは0.5〜10重ユ516の範[
用向であることができる。このような値は、いずれにし
ても臨界的ではない。
反応は、好ましくは単一区画室電気化学電解槽内で一段
法として実施する。或いは、不法は、陽極反応および陰
極反応(式1および2)が両方の電解槽区画室内で同時
に生ずるような方法で操作することによって、例えば、
ナフ、1オン(Naf ion■)(ダウ・ケミカル・
カンパニーによる製品の商標)型の陽イオン膜により2
個の区画室に細分された通常の電解槽内でも実施できる
黒鉛またはPb02(この役名は、好ましくは、例えば
、黒鉛」二、鉛または鉛合金上、またはチタン上および
他のバルブ金属上に電着されている)によって構成され
る陽極が、使用される。
これらは、実質上常法によって製造できる陽極である。
使用する陰極材料は、臨界的ではなく、いずれにしても
プロセス条件に耐える材料、例えば、Pt1黒鉛、Pb
およびpb金合金ステンレス鋼、NiおよびNi合金お
よびCuおよびCu合金から選択できる。
単一区画室電解槽内で操作することによって、例えば、
陽極表面以上の陰極表面を有する好適な幾何学的形状の
電解槽を使用し且つ/または質量輸送条件を最大限にし
て、電解系内でできるだけ低い濃度の2−アリールベン
ゾキノンを維持することが推奨される。
酸化反応においては、5 m A / c−〜約1.0
00mA/cシの範囲内である電流密度が、使用される
電流密度の値は、好ましくは20〜約500m A /
 cシの範囲内で選ばれる。明らかに、下限は、ちょう
ど操作性の目的での指示値を有する。
本発明に従って得ることができる転化収率の値は、90
%程度およびそれ以上である。
電荷の必要量は、少なくとも化合物(II)1モル当た
り化学量論値4Fに等しく、通常、操作条件(電解槽の
幾何学的形状、溶媒の有無、および種類、温度、攪拌な
ど)に応じて、化合物(II)1モル当たり4〜12F
の範囲内の値である。
前記のように、反応は、強鉱酸(またそのNa塩、K塩
、Li塩などから選ばれるアルカリ金属塩との混合物)
の存在下で生ずる。
このような酸は、好ましくは硫酸およびリン酸から選ば
れる。このような酸は、いずれにしても2−アリールフ
ェノール(n)の酸化プロセスで相互作用すべきではな
い。更に、酸は、その水溶液として使用される。
水溶液の1容量当たりの酸の容量として表現される濃度
(v/v)は、1%〜約10%の範囲内である。
前記のように、本法は、好ましくは好適な有機溶媒の存
在下で実施する。或いは、基質が前記温度範囲内で溶融
するならば、本法は、このような溶媒の不在下でも実施
できる。
酸性水相対有機溶媒の容量比は、広い限定内であること
ができる。例えば、酸性水相対有機溶媒の容量比は、0
.05〜約10v/vの範囲内である。
酸化反応を実施する温度は、10℃〜約100℃の範囲
内であり、好ましくは15℃〜約70℃の範囲内である
反応混合物中の化合物(If)の濃度は、広い範囲内で
あることができ、例えば、0.1〜20重量%の範囲内
であり、好ましくは0.5〜約10重二%であることが
できる。
化合物(II)を反応時に徐々に加えることによって、
前記パラメーターのより良い不変の条件下で操作するこ
とも可能である。
酸化の終わりに、反応混合物は、既知の方法に従って処
理でき、例えば、水と不混和性の溶媒(例えば、塩化メ
チレンまたは炭化水素)で抽出できる。この抽出物は、
好適な還元剤(例えば、水中のメタ重亜硫酸ナトリウム
、または502)で還元して、電解の終わりに依然とし
て存在することがある化合物(III)の場合によって
の痕跡を所望の反応生成物(1)に転化することができ
る。
次いで、生成物は、通常の技術、例えば、減圧下での分
別蒸留、または結晶化、またはカラムクロマトグラフィ
ーにより回収できる。
2−アリールフェノール化合物(II)は、それ自体既
知の化合物であり且つ/または既知の方法に従って製造
できる化合物である。また、それらの若干は、市販され
ている(2−フェニルフェノール)。
本発明を下記例で詳述する。これらの例は、単に例示の
非限定目的で与えられたものである。
例1 表面積32cmを有するPbO2(チタンネット上に電
着)の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる
2個の陰極(陰極表面積60cJを有する)を含有する
単一区画室電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール
3.38g、アセトニトリル120m1および5%(v
 / v )の硫酸を含有する水溶液50m1を装入す
る。
電解は、定電流800mAを50℃の温度調節温度で磁
気駆動攪拌下に流すことによって実施する。電解時間は
、5時間25分である。
反応混合物をエチルエーテルで抽出し、水洗し、次いで
、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥する。
溶媒蒸発後、主としてフェニルヒドロキノンによって構
成される固体生成物3.83gの二が、回収される。ト
ルエン−ヘキサン(70: 30)’ブレンドからの結
晶化によって、フェニルヒドロキノン3.07gが、得
られる。反応した2−フェニルフェノールに対して計算
した結晶化生成物の収率は、8396である。
例2 例1と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール
4.2g、アセトニトリル120m1および5%の硫酸
の水溶液50m1を装入する。
電解を定電流3.2人で50℃の温度において85分間
実施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥し
、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤はヘ
キサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。
2−フェニルフェノール0.43gおよびフェニルヒド
ロキノン3.27gが得られる。
反応した2−フェニルフェノールに対してのフェニルヒ
ドロキノンの収率は、79.3%である。
2−フェニルフェノール12.2gを逐次的に少しずつ
4回加えて、試験を繰り返した。
反応した2−フェニルフェノールに対しての合計収率7
9%が、得られた。
例3 例1と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール
3.752g、7セトニトリル120m1および5%の
硫酸の水溶液50m1を装入する。
温度が15℃であり且つ電解時間が6時間40分である
以外は、電解を例1と同じ条件下で実施する。
その後、反応混合物を例2と同じ方法で処理し、次いで
、分離する。出発物227 mgおよびフェニルヒドロ
キノン2.60gが、得られる。収率6764%。
例4 例1と同じqi−区画室電気化学電解槽に、2−フェニ
ルフェノール3.6g、および5%(V/V)の硫酸の
水溶液160m1を装入する。
電解を強攪拌下に70℃の温度で実施して、6機基質と
水相との間の乳濁を達成する。定電流800mAを8時
間20分流す。
その後、反応混合物を例2と同じ方法で処理し、分離す
る。出発物0.70g、およびフェニルヒドロキノン0
.63gが、回収される。反応した2−フェニルフェノ
ールに対する収率20%。
例5 表面積32cdを有するPb02(チタンネット上に電
着)の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる
2個の陰極(陰極表面積16cJを有する)を含有する
単一区画室電気化学電解槽に、2−フJ、ニルフェノー
ル3g、アセトニトリル66m1および5%(v/v)
の硫酸を含有する水溶液30m1を装入する。
電解は、定電流500mAを30℃の温度調節温度で磁
気駆動攪拌下に流すことによって実施する。電解時間は
、7時間20分である。
反応混合物をエチルエーテルで抽出し、水洗し、次いで
、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥する。
溶媒蒸発後、分離は、クロマトグラフィーカラム上で実
施する〔溶離剤はヘキサン(6096)およびエチルエ
ーテル(40%)ブレンドによって構成される〕。2−
フェニルフェノール266 +ngおよびフェニルヒド
ロキノン2.70gが、回収される。反応した2−フェ
ニルフェノールに対して計算した収率は、90%である
例6 例5と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール
2.7g、アセトニトリル55m1および5%(v /
 v )の硫酸の水溶液50m1を装入する。
電解を例5と同じ条件下で7時間実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離す
る。フェニルヒドロキノン2.40gが、回収される。
収率81.3%。
例7 例5と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール
3.0g、アセトニトリル75m1および5%の硫酸の
水溶液25m1を装入する。
系に電流800mAを5時間流す以外は、電解を例5と
同じ条件下で実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離す
る。出発物220■、およびフェニルヒドロキノン2.
27gが、回収される。収率74.79g。
例8 表面積16cシを有する黒鉛の中心の1個の陽極および
ニッケルネットからなる2個の陰極(陰極表面vi16
 cI#を有する)を含有する単一区画室電気化学電解
槽に、2−フェニルフェノール2.5g1アセトニトリ
ル90m1および5%(v/v)の硫酸を含有する水溶
液30m1を装入する。
電解を例5と同じ条件下で7時間40分間実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離す
る。出発物550mg、およびフェニルヒドロキノン1
.34gが、回収される。収率6396゜例9 表面積16cdを有するPbO2ネットによって構成さ
れる1個の陽極および表面積4Cシを有するpbの1個
の陰極を有する2区画室電気化学電解槽(2個の区画室
は多孔性隔膜によって分離されている)の陽極区画室に
、2−フェニルフェノール1g1アセトニトリル25m
1および5%(v/V)の硫酸を含有する水溶液100
m1を装入する。
陽極区画室に、同じ酸性水溶液20m1、およびアセト
ニトリル5mlを装入する。
電流を6時間にわたって400mAの値に一定に維持し
ながら、電解を室温で実施する。次いで、反応混合物を
エチルエーテルで抽出する。反応混合物は、フェニルベ
ンゾキノン71%および出発物26%の組成を有する。
逐次バス時に、フェニルベンゾキノンを陰極区画室内で
定量的にフェニルヒドロキノンに還元した。
例10 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−4′−
メチル−ジフェニル3.45g、アセトニトリル120
m1および596の硫酸の水溶液50m1を装入する。
電解を定電流1Aで60℃の温度において4時間10分
間実施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥し
、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤はヘ
キサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。
出発フェノール0.21gおよび25−ジヒドロキシ−
4′−メチル−ジフェニル2.28gが得られる。
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率は
、65%である。
例11 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−47−
クロロ−ジフェニル3.66g、アセトニトリル120
m1および5%の硫酸の水溶液50m1を装入する。
電解を定電流IAで60℃の温度において3時間30分
間実施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥し
、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤はヘ
キサン6096およびエチルエーテル40%からなる)
。未反応フェノール0. 24gおよび2,5−ジヒド
ロキシ−4′−クロロ−ジフェニル3.2gが得られる
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率は
、88%である。
例12 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−p−テ
ルフェニル1.70g、アセトニトリル120m1およ
び5%の硫酸の水溶液50m1を装入する。
電解を定電流IAで60℃の温度において2時間20分
間実施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥し
、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤はヘ
キサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。
出発フェノール0.33gおよび2,5−ジヒドロキシ
−p−テルフェニル0.24gが得られる。
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率は
、16%である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の2−アリールフェノールを強い非酸化鉱酸を含有する
    水溶液中で10〜100℃の範囲内の温度において電気
    化学的酸化に付すことを特徴とする式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Aは(C_6〜C_1_2)アリール基(場合
    によって電気化学的酸化条件下で不活性の基による置換
    )を表わす〕 の2−アリールヒドロキノンの製法。 2、アリール基Aが、フェニル、ナフチル、ビフェニル
    基から選ばれる基によって構成される、請求項1に記載
    の方法。 3、(C_6〜C_1_2)アリール基が、低級アルキ
    ル基およびハロゲン原子から選ばれる少なくとも1種の
    置換基で置換されている、請求項1に記載の方法。 4、方法を酸性水溶液と少なくとも部分的に混和性の溶
    媒媒体の存在下で実施する、請求項1に記載の方法。 5、方法を式(II)の化合物用溶媒として作用する有機
    媒体(好ましくはアセトニトリル、ジメチルホルムアミ
    ド、双極非プロトン性溶媒およびそれらの混合物から選
    ばれる)中で実施する、請求項4に記載の方法。 6、反応混合物中の化合物(II)の濃度が、0.1〜約
    20重量%の範囲内であり、好ましくは0.5〜約10
    重量%の範囲内である、請求項1ないし5のいずれか1
    項に記載の方法。 7、方法を硫酸およびリン酸から選ばれる強い非酸化鉱
    酸を含有する酸性水溶液中で実施する、請求項1ないし
    6のいずれか1項に記載の方法。 8、方法を追加的にナトリウム、カリウムおよびリチウ
    ムの塩から選ばれる強鉱酸のアルカリ金属塩の存在下で
    実施する、請求項7に記載の方法。 9、前記強鉱酸を水溶液中で1〜約10容量%の範囲内
    の濃度で使用する、請求項1ないし8のいずれか1項に
    記載の方法。 10、方法を酸性水相対有機溶媒の容量比 0.05〜約10で実施する、請求項1ないし9のいず
    れか1項に記載の方法。 11、5mA/cm^2〜約1,000mA/cm^2
    の範囲内であり、好ましくは20〜約500mA/cm
    ^2の範囲内である電流密度を使用する、請求項1ない
    し10のいずれか1項に記載の方法。 12、方法を10℃〜100℃の範囲内、好ましくは1
    5℃〜約70℃の範囲内の温度で実施する、請求項1な
    いし11のいずれか1項に記載の方法。 13、電気化学的酸化で使用する電荷の量が、少なくと
    も化合物(II)1モル当たり化学量論値4Fに等しく、
    好ましくは化合物(II)1モル当たり約4〜12Fの範
    囲内である、請求項1ないし12のいずれか1項に記載
    の方法。 14、酸化反応を区画室に細分されていない電気化学電
    解槽内で一段法として実施する、請求項1ないし13の
    いずれか1項に記載の方法。 15、方法を2個の区画室に細分されている通常の電気
    化学電解槽内で実施する、請求項1ないし13のいずれ
    か1項に記載の方法。 16、黒鉛およびPbO_2(好ましくは黒鉛上、鉛お
    よび鉛合金上、チタン上および他のバルブ金属上に電着
    されている)から選ばれる陽極を使用する、請求項1な
    いし15のいずれか1項に記載の方法。 17、白金、黒鉛、鉛および鉛合金、ステンレス鋼、ニ
    ッケルおよびニッケル合金、および銅および銅合金から
    選ばれる陰極を使用する、請求項1ないし16のいずれ
    か1項に記載の方法。 18、陰極表面が、少なくとも陽極表面と等しい、請求
    項14に記載の方法。 19、化合物(II)を反応時に反応混合物に徐々に加え
    る、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の方法。 20、方法を連続的またはバッチ式に実施する、請求項
    1ないし19のいずれか1項に記載の方法。 21、請求項1ないし20のいずれか1項に記載の2−
    アリールヒドロキノンの電気化学的製法。 22、請求項1乃至20かいずれか1項に記載された方
    法に従って得られる2−アリールヒドロキノン。
JP1073727A 1988-03-24 1989-03-24 2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法 Expired - Lifetime JP2778978B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT8819944A IT1233936B (it) 1988-03-24 1988-03-24 Sintesi elettrochimica di 2 arilidrochinoni.
IT19944A/88 1988-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133590A true JPH02133590A (ja) 1990-05-22
JP2778978B2 JP2778978B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=11162540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1073727A Expired - Lifetime JP2778978B2 (ja) 1988-03-24 1989-03-24 2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5098531A (ja)
EP (1) EP0337175B1 (ja)
JP (1) JP2778978B2 (ja)
AT (1) ATE89611T1 (ja)
AU (1) AU614587B2 (ja)
CA (1) CA1339471C (ja)
DE (1) DE68906589T2 (ja)
DK (1) DK172105B1 (ja)
ES (1) ES2040918T3 (ja)
FI (1) FI88519C (ja)
IT (1) IT1233936B (ja)
NO (1) NO176363C (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3683034A (en) * 1963-09-27 1972-08-08 Upjohn Co Process for the preparation of substituted hydroquinones
JPS5084540A (ja) * 1973-12-05 1975-07-08

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE117251C (ja) * 1899-11-09
US2135368A (en) * 1934-10-10 1938-11-01 Vagenius Nels Harold Method of preparing quinone
US3509031A (en) * 1968-08-28 1970-04-28 Union Carbide Corp Electrochemical oxidation of phenol
DE2108623C3 (de) * 1971-02-24 1979-07-19 Union Rheinische Braunkohlen Kraftstoff Ag, 5047 Wesseling Verfahren zur Herstellung von Hydrochinon durch elektrochemische Umwandlung von Benzol
GB1360904A (en) * 1972-01-19 1974-07-24 Ici Ltd Oxidation of aromatic compounds
US3909376A (en) * 1974-12-04 1975-09-30 Basf Ag Electrolytic manufacture of alkyl-substituted hydroquinones
US4061548A (en) * 1976-06-07 1977-12-06 Eastman Kodak Company Electrolytic hydroquinone process
US4159365A (en) * 1976-11-19 1979-06-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyphenyl-1,4-phenylene terephthalates and fibers therefrom
US4071429A (en) * 1976-12-29 1978-01-31 Monsanto Company Electrolytic flow-cell apparatus and process for effecting sequential electrochemical reaction
US4689124A (en) * 1985-09-13 1987-08-25 The Dow Chemical Company Flow-through electrolytic cell

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3683034A (en) * 1963-09-27 1972-08-08 Upjohn Co Process for the preparation of substituted hydroquinones
JPS5084540A (ja) * 1973-12-05 1975-07-08

Also Published As

Publication number Publication date
ES2040918T3 (es) 1993-11-01
DE68906589T2 (de) 1993-10-07
AU614587B2 (en) 1991-09-05
EP0337175B1 (en) 1993-05-19
NO891244D0 (no) 1989-03-21
NO176363B (no) 1994-12-12
FI88519B (fi) 1993-02-15
FI891301A (fi) 1989-09-25
NO176363C (no) 1995-03-22
AU3151989A (en) 1989-09-28
ATE89611T1 (de) 1993-06-15
FI88519C (fi) 1993-05-25
NO891244L (no) 1989-09-25
FI891301A0 (fi) 1989-03-20
DE68906589D1 (de) 1993-06-24
IT1233936B (it) 1992-04-22
IT8819944A0 (it) 1988-03-24
US5098531A (en) 1992-03-24
DK143289A (da) 1989-09-25
DK172105B1 (da) 1997-10-27
JP2778978B2 (ja) 1998-07-23
EP0337175A1 (en) 1989-10-18
DK143289D0 (da) 1989-03-22
CA1339471C (en) 1997-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3899401A (en) Electrochemical production of pinacols
US4466881A (en) Process for the preparation of (ω-fluorosulfonyl)haloaliphatic carboxylic acid fluorides
JP2509206B2 (ja) セリウム酸化剤
US3984294A (en) Electrochemical manufacture of pinacol
JPH02133590A (ja) 2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法
US4298438A (en) Preparation of 4-tert.-butylbenzaldehyde
US4290862A (en) Method for the preparation of narwedine-type enones
Takahashi et al. A novel synthesis of aliphatic nitriles from organoboranes by electrochemical reaction.
JPS60243293A (ja) m−ハイドロオキシベンジルアルコ−ルの製造法
US4387007A (en) Process for the manufacture of an aldehyde
GB2039892A (en) Production of narwedine-type derivatives
EP0095206B1 (en) Process for the synthesis of 2,4,6-trimethyl-4-hydroxycyclohexa-2,5-dien-1-one
US3969200A (en) Manufacture of propiolic acid
US3556961A (en) Electrolytic hydrodimerisation
JPH0243388A (ja) 4,4’−ジヒドロキシビフェニル類の製造法
Sakurai ELECTROLYTIC REDUCTION OF PYRROLE
US1159376A (en) Process for producing acetic acid from acetylene by electrolysis.
CA1187834A (en) Method for the preparation of narwedine-type dienones and their derivatives
DE2345461C3 (de) Verfahren zur Herstellung von Pinacol durch elektrolytische Hydrodimerisierung von Aceton
JPH01157924A (ja) ブロモフルオロメタンの製造法
SU1157797A1 (ru) Способ получени растворов ионных соединений циклопентадиена общей формулы
JPS62133094A (ja) 電解フツ素化方法
US1809442A (en) Process for the manufacture of metallic beryllium or its alloys
JPS5921389B2 (ja) キノン類の製造法
JPS6050190A (ja) 2,5−ジメチルヘキサンジニトリルの製造法