JP2778978B2 - 2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法 - Google Patents
2―アリールヒドロキノンの電気化学的合成法Info
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- C07C37/60—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by oxidation reactions introducing directly hydroxy groups on a =CH-group belonging to a six-membered aromatic ring with the aid of other oxidants than molecular oxygen or their mixtures with molecular oxygen
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- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は、2−アリールフェノールから出発すること
による2−アリールヒドロキノンの電気化学的製法に関
する。
による2−アリールヒドロキノンの電気化学的製法に関
する。
より詳細には、本発明は、電気化学電解槽中で実施さ
れる2−アリールフェノールの化学酸化(ここで前記化
合物を陽極で2−アリールベンゾキノンに転化した後、
陰極で2−アリールヒドロキノンに還元する)に関す
る。
れる2−アリールフェノールの化学酸化(ここで前記化
合物を陽極で2−アリールベンゾキノンに転化した後、
陰極で2−アリールヒドロキノンに還元する)に関す
る。
このようにして得られたアリールヒドロキノンは、工
業で適用する生成物の合成用の興味深い中間体である。
特に、フェニルヒドロキノンは、液晶重合体の合成用単
量体として工業で使用されており(米国特許第4,159,36
5号明細書、米国特許第4,447,593号明細書、米国特許第
4,600,765号明細書)、更に写真現像剤用混合物の成分
として使用されている。
業で適用する生成物の合成用の興味深い中間体である。
特に、フェニルヒドロキノンは、液晶重合体の合成用単
量体として工業で使用されており(米国特許第4,159,36
5号明細書、米国特許第4,447,593号明細書、米国特許第
4,600,765号明細書)、更に写真現像剤用混合物の成分
として使用されている。
対応芳香族アミンから出発し、ジアゾ塩を経てベンゾ
キノンをアリール化した後、このようにして得られるア
リールベンゾキノンを目的化合物に還元することによっ
て2−(アリール)−ヒドロキノンを製造することは、
既知である〔J.O.C.4071(1977)〕。
キノンをアリール化した後、このようにして得られるア
リールベンゾキノンを目的化合物に還元することによっ
て2−(アリール)−ヒドロキノンを製造することは、
既知である〔J.O.C.4071(1977)〕。
このような種類の方法は、所要の工程に大きい数のた
め工業上面倒であるらしく、更に、潜在的に発癌性化合
物、例えば、芳香族アミンを使用している。
め工業上面倒であるらしく、更に、潜在的に発癌性化合
物、例えば、芳香族アミンを使用している。
2−アリールフェノールをルテニウムの存在下で過酸
化水素で酸化してアリールベンゾキノンにする可能性
〔Tetr.Lett.5249(1983)〕、並びにキノンを還元する
ことによってアリールヒドロキノンを得る可能性も、既
知である。2−フェニルキノンの場合に報告された収率
は、いずれにしても低い(20%)。
化水素で酸化してアリールベンゾキノンにする可能性
〔Tetr.Lett.5249(1983)〕、並びにキノンを還元する
ことによってアリールヒドロキノンを得る可能性も、既
知である。2−フェニルキノンの場合に報告された収率
は、いずれにしても低い(20%)。
本発明者等は、下記に定義のような式(I)を有する
2−アリールヒドロキノンが下記に定義のような式(I
I)を有する2−アリールフェノールから出発すること
によって、強い非酸化鉱酸を含有する水溶液中で、好ま
しくは有機溶媒の存在下で10〜100℃の範囲内の温度に
おいて実施される電気化学酸化によって高収率で、高転
化率で且つ良好な純度で得ることができることを今や見
出した。
2−アリールヒドロキノンが下記に定義のような式(I
I)を有する2−アリールフェノールから出発すること
によって、強い非酸化鉱酸を含有する水溶液中で、好ま
しくは有機溶媒の存在下で10〜100℃の範囲内の温度に
おいて実施される電気化学酸化によって高収率で、高転
化率で且つ良好な純度で得ることができることを今や見
出した。
それゆえ、本発明の目的は、下記反応スキームに従っ
て、式(II): 〔式中、Aは(C6〜C12)アリール基(場合によって反
応条件下で不活性の基で置換)を表わす〕の2−アリー
ルフェノールを強い非酸化鉱酸を含有する水溶液中で、
好ましくは酸性水溶液と少なくとも部分的に混和性の有
機溶媒の存在下で、10〜100℃の範囲内の温度において
電気化学的酸化に付すことを特徴とする式(I): の2−アリールヒドロキノンの製法である: (式中、A記号は前記の意味を有する)。
て、式(II): 〔式中、Aは(C6〜C12)アリール基(場合によって反
応条件下で不活性の基で置換)を表わす〕の2−アリー
ルフェノールを強い非酸化鉱酸を含有する水溶液中で、
好ましくは酸性水溶液と少なくとも部分的に混和性の有
機溶媒の存在下で、10〜100℃の範囲内の温度において
電気化学的酸化に付すことを特徴とする式(I): の2−アリールヒドロキノンの製法である: (式中、A記号は前記の意味を有する)。
既述のように、前記式(II)においては。Aは、(C6
〜C12)アリール基(場合によって操作条件下で不活性
の基からなる置換基を含有)を表わす。特に有効な結果
は、Aがフェニル基(2−フェニルフェノール)、ナフ
チル基(2−ナフチルフェノール)、ビフェニル基(2
−ジフェニルフェノール)(場合によって1以上の低級
アルキル基、ハロゲン原子などで置換されている)によ
って構成される式(II)の基質を使用して操作すること
によって得られた。
〜C12)アリール基(場合によって操作条件下で不活性
の基からなる置換基を含有)を表わす。特に有効な結果
は、Aがフェニル基(2−フェニルフェノール)、ナフ
チル基(2−ナフチルフェノール)、ビフェニル基(2
−ジフェニルフェノール)(場合によって1以上の低級
アルキル基、ハロゲン原子などで置換されている)によ
って構成される式(II)の基質を使用して操作すること
によって得られた。
本法は、連続またはバッチ式で実施でき、更に溶媒の
不在下でも実施する。なお、好ましい形態の実際的態様
によれば、本法は、式(II)の化合物用溶媒である有機
ビヒクル中で操作することによって実施する。アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、および一般に双極(di
polar)非プロトン性溶媒およびそれらの混合物が、有
効な溶媒であることが示された。
不在下でも実施する。なお、好ましい形態の実際的態様
によれば、本法は、式(II)の化合物用溶媒である有機
ビヒクル中で操作することによって実施する。アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、および一般に双極(di
polar)非プロトン性溶媒およびそれらの混合物が、有
効な溶媒であることが示された。
反応媒体(II)の濃度は、0.1〜20重量%の範囲内で
あり、好ましくは0.5〜10重量%の範囲内であることが
できる。このような値は、いずれにしても臨界的ではな
い。
あり、好ましくは0.5〜10重量%の範囲内であることが
できる。このような値は、いずれにしても臨界的ではな
い。
反応は、好ましくは単一区画室電気化学電解槽内で一
段法として実施する。或いは、本法は、陽極反応および
陰極反応(式1および2)が両方の電解槽区画室内で同
時に生ずるような方法で操作することによって、例え
ば、ナフィオン(Nafion )(ダウ・ケミカル・カンパ
ニーによる製品の商標)型の陽イオン膜により2個の区
画室に細分された通常の電解槽内でも実施できる。
段法として実施する。或いは、本法は、陽極反応および
陰極反応(式1および2)が両方の電解槽区画室内で同
時に生ずるような方法で操作することによって、例え
ば、ナフィオン(Nafion )(ダウ・ケミカル・カンパ
ニーによる製品の商標)型の陽イオン膜により2個の区
画室に細分された通常の電解槽内でも実施できる。
黒鉛またはPbO2(この後者は、好ましくは、例えば、
黒鉛上、鉛または鉛合金上、またはチタン上および他の
バルブ金属上に電着されている)によって構成される陽
極が、使用される。
黒鉛上、鉛または鉛合金上、またはチタン上および他の
バルブ金属上に電着されている)によって構成される陽
極が、使用される。
これらは、実質上常法によって製造できる陽極であ
る。
る。
使用する陰極材料は、臨界的ではなく、いずれにして
もプロセス条件に耐える材料、例えば、Pt、黒鉛、Pbお
よびPb合金、ステンレス鋼、NiおよびNi合金およびCuお
よびCu合金から選択できる。
もプロセス条件に耐える材料、例えば、Pt、黒鉛、Pbお
よびPb合金、ステンレス鋼、NiおよびNi合金およびCuお
よびCu合金から選択できる。
単一区画室電解槽内で操作することによって、例え
ば、陽極表面以上の広さの陰極表面を有する好適な幾何
学的形状の電解槽を使用し且つ/または質量輸送条件を
最大限にして、電解系内でできるだけ低い濃度の2−ア
リールベンゾキノンを維持することが推奨される。
ば、陽極表面以上の広さの陰極表面を有する好適な幾何
学的形状の電解槽を使用し且つ/または質量輸送条件を
最大限にして、電解系内でできるだけ低い濃度の2−ア
リールベンゾキノンを維持することが推奨される。
酸化反応においては、5mA/cm2〜約1,000mA/cm2の範囲
内である電流密度が、使用される。
内である電流密度が、使用される。
電流密度の値は、好ましくは20〜約500mA/cm2の範囲
内で選ばれる。明らかに、下限は、ちょうど操作性の目
的での指示値を有する。
内で選ばれる。明らかに、下限は、ちょうど操作性の目
的での指示値を有する。
本発明に従って得ることができる転化収率の値は、90
%程度およびそれ以上である。
%程度およびそれ以上である。
電荷の必要量は、少なくとも化合物(II)1モル当た
り化学量論値4Fに等しく、通常、操作条件(電解槽の幾
何学的形状、溶媒の有無、および種類、温度、撹拌な
ど)に応じて、化合物(II)1モル当たり4〜12Fの範
囲内の値である。
り化学量論値4Fに等しく、通常、操作条件(電解槽の幾
何学的形状、溶媒の有無、および種類、温度、撹拌な
ど)に応じて、化合物(II)1モル当たり4〜12Fの範
囲内の値である。
前記のように、反応は、強鉱酸(またそのNa塩、K
塩、Li塩などから選ばれるアルカリ金属塩との混合物)
の存在下で生ずる。
塩、Li塩などから選ばれるアルカリ金属塩との混合物)
の存在下で生ずる。
このような酸は、好ましくは硫酸およびリン酸から選
ばれる。このような酸は、いずれにしても2−アリール
フェノール(II)の酸化プロセスで相互作用すべきでは
ない。更に、酸は、その水溶液として使用される。
ばれる。このような酸は、いずれにしても2−アリール
フェノール(II)の酸化プロセスで相互作用すべきでは
ない。更に、酸は、その水溶液として使用される。
水溶液の1容量当たりの酸の容量として表現される濃
度(v/v)は、1%〜約10%の範囲内である。
度(v/v)は、1%〜約10%の範囲内である。
前記のように、本法は、好ましくは好適な有機溶媒の
存在下で実施する。或いは、基質が前記温度範囲内で溶
融するならば、本法は、このような溶媒の不在下でも実
施できる。
存在下で実施する。或いは、基質が前記温度範囲内で溶
融するならば、本法は、このような溶媒の不在下でも実
施できる。
酸性水相対有機溶媒の容量比は、広い限定内であるこ
とができる。例えば、酸性水相対有機溶媒の容量比は、
0.05〜約10v/vの範囲内である。
とができる。例えば、酸性水相対有機溶媒の容量比は、
0.05〜約10v/vの範囲内である。
酸化反応を実施する温度は、10℃〜約100℃の範囲内
であり、好ましくは15℃〜約70℃の範囲内である。
であり、好ましくは15℃〜約70℃の範囲内である。
反応混合物中の化合物(II)の濃度は、広い範囲内で
あることができ、例えば、0.1〜20重量%の範囲中であ
り、好ましくは0.5〜約10重量%であることができる。
あることができ、例えば、0.1〜20重量%の範囲中であ
り、好ましくは0.5〜約10重量%であることができる。
化合物(II)を反応時に徐々に加えることによって、
前記パラメーターのより良い不変の条件下で操作するこ
とも可能である。
前記パラメーターのより良い不変の条件下で操作するこ
とも可能である。
酸化の終わりに、反応混合物は、既知の方法に従って
処理でき、例えば、水と不混和性の溶媒(例えば、塩化
メチレンまたは炭化水素)で抽出できる。この抽出物
は、好適な還元剤(例えば、水中のメタ重亜硫酸ナトリ
ウム、またはSO2)で還元して、電解の終わりに依然と
して存在することがある化合物(II)の場合によっての
痕跡を所望の反応生成物(I)に転化することができ
る。
処理でき、例えば、水と不混和性の溶媒(例えば、塩化
メチレンまたは炭化水素)で抽出できる。この抽出物
は、好適な還元剤(例えば、水中のメタ重亜硫酸ナトリ
ウム、またはSO2)で還元して、電解の終わりに依然と
して存在することがある化合物(II)の場合によっての
痕跡を所望の反応生成物(I)に転化することができ
る。
次いで、生成物は、通常の技術、例えば、減圧下での
分別蒸留、または結晶化、またはカラムクロマトグラフ
ィーにより回収できる。
分別蒸留、または結晶化、またはカラムクロマトグラフ
ィーにより回収できる。
2−アリールフェノール化合物(II)は、それ自体既
知の化合物であり且つ/または既知の方法に従って製造
できる化合物である。また、それらの若干は、市販され
ている(2−フェニルフェノール)。
知の化合物であり且つ/または既知の方法に従って製造
できる化合物である。また、それらの若干は、市販され
ている(2−フェニルフェノール)。
本発明を下記例で詳述する。これらの例は、単に例示
に非限定目的で与えられたものである。
に非限定目的で与えられたものである。
例1 表面積32cm2を有するPbO2(チタンネット上に電着)
の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる2個
の陰極(陰極表面積60cm2を有する)を含有する単一区
画室電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール3.38
g、アセトニトリル120mlおよび5%(v/v)の硫酸を含
有する水溶液50mlを装入する。
の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる2個
の陰極(陰極表面積60cm2を有する)を含有する単一区
画室電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール3.38
g、アセトニトリル120mlおよび5%(v/v)の硫酸を含
有する水溶液50mlを装入する。
電解は、定電流800mAを50℃の温度調節温度で磁気駆
動撹拌下に流すことによって実施する。電解時間は、5
時間25分である。
動撹拌下に流すことによって実施する。電解時間は、5
時間25分である。
反応混合物をエチルエーテルで抽出し、水洗し、次い
で、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥する。
で、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥する。
溶媒蒸発後、主としてフェニルヒドロキノンによって
構成される固体生成物3.83gの量が、回収される。トル
エン−ヘキサン(70:30)ブレンドからの結晶化によっ
て、フェニルヒドロキノン3.07gが、得られる。反応し
た2−フェニルフェノールに対して計算した結晶化生成
物の収率は、83%である。
構成される固体生成物3.83gの量が、回収される。トル
エン−ヘキサン(70:30)ブレンドからの結晶化によっ
て、フェニルヒドロキノン3.07gが、得られる。反応し
た2−フェニルフェノールに対して計算した結晶化生成
物の収率は、83%である。
例2 例1と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノー
ル4.2g、アセトニトリル120mlおよび5%の硫酸の水溶
液50mlを装入する。
ル4.2g、アセトニトリル120mlおよび5%の硫酸の水溶
液50mlを装入する。
電解を定電流3.2Aで50℃の温度において85分間実施す
る。
る。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。2
−フェニルフェノール0.43gおよびフェニルヒドロキノ
ン3.27gが得られる。
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。2
−フェニルフェノール0.43gおよびフェニルヒドロキノ
ン3.27gが得られる。
反応した2−フェニルフェノールに対してのフェニル
ヒドロキノンの収率は、79.3%である。2−フェニルフ
ェノール12.2gを逐次的に少しずつ4回加えて、試験を
繰り返した。
ヒドロキノンの収率は、79.3%である。2−フェニルフ
ェノール12.2gを逐次的に少しずつ4回加えて、試験を
繰り返した。
反応した2−フェニルフェノールに対しての合計収率
79%が、得られた。
79%が、得られた。
例3 例1と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノー
ル3.752g、アセトニトリル120mlおよび5%の硫酸の水
溶液50mlを装入する。
ル3.752g、アセトニトリル120mlおよび5%の硫酸の水
溶液50mlを装入する。
温度が15℃であり且つ電解時間が6時間40分である以
外は、電解を例1と同じ条件下で実施する。
外は、電解を例1と同じ条件下で実施する。
その後、反応混合物を例2と同じ方法で処理し、次い
で、分離する。出発物227mgおよびフェニルヒドロキノ
ン2.60gが、得られる。収率67.4%。
で、分離する。出発物227mgおよびフェニルヒドロキノ
ン2.60gが、得られる。収率67.4%。
例4 例1と同じ単一区画室電気化学電解槽に、2−フェニ
ルフェノール3.6g、および5%(v/v)の硫酸の水溶液1
60mlを装入する。
ルフェノール3.6g、および5%(v/v)の硫酸の水溶液1
60mlを装入する。
電解を強撹拌下に70℃の温度で実施して、有機基質と
水相との間の乳濁を達成する。定電流800mAを8時間20
分流す。
水相との間の乳濁を達成する。定電流800mAを8時間20
分流す。
その後、反応混合物を例2と同じ方法で処理し、分離
する。出発物0.70g、およびフェニルヒドロキノン0.63g
が、回収される。反応した2−フェニルフェノールに対
する収率20%。
する。出発物0.70g、およびフェニルヒドロキノン0.63g
が、回収される。反応した2−フェニルフェノールに対
する収率20%。
例5 表面積32cm2を有するPbO2(チタンネット上に電着)
の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる2個
の陰極(陰極表面積16cm2を有する)を含有する単一区
画室電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール3g、ア
セトニトリル66mlおよび5%(v/v)の硫酸を含有する
水溶液30mlを装入する。
の中心の1個の陽極およびニッケルネットからなる2個
の陰極(陰極表面積16cm2を有する)を含有する単一区
画室電気化学電解槽に、2−フェニルフェノール3g、ア
セトニトリル66mlおよび5%(v/v)の硫酸を含有する
水溶液30mlを装入する。
電解は、定電流500mAを30℃の温度調節温度で磁気駆
動撹拌下に流すことによって実施する。電解時間は、7
時間20分である。
動撹拌下に流すことによって実施する。電解時間は、7
時間20分である。
反応混合物をエチルエーテルで抽出し、水洗し、次い
で、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥する。
で、メタ重亜硫酸ナトリウムの水溶液で2回洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥する。
溶媒蒸発後、分離は、クロマトグラフィーカラム上で
実施する〔溶離剤はへキサン(60%)およびエチルエー
テル(40%)ブレンドによって構成される〕。2−フェ
ニルフェノール266mgおよびフェニルヒドロキノン2.70g
が、回収される。反応した2−フェニルフェノールに対
して計算した収率は、90%である。
実施する〔溶離剤はへキサン(60%)およびエチルエー
テル(40%)ブレンドによって構成される〕。2−フェ
ニルフェノール266mgおよびフェニルヒドロキノン2.70g
が、回収される。反応した2−フェニルフェノールに対
して計算した収率は、90%である。
例6 例5と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノー
ル2.7g、アセトニトリル55mlおよび5%(v/v)の硫酸
の水溶液50mlを装入する。
ル2.7g、アセトニトリル55mlおよび5%(v/v)の硫酸
の水溶液50mlを装入する。
電解を例5と同じ条件下で7時間実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離
する。フェニルヒドロキノン2.40gが、回収される。収
率81.3%。
する。フェニルヒドロキノン2.40gが、回収される。収
率81.3%。
例7 例5と同じ電気化学電解槽に、2−フェニルフェノー
ル3.0g、アセトニトリル75mlおよび5%の硫酸の水溶液
25mlを装入する。
ル3.0g、アセトニトリル75mlおよび5%の硫酸の水溶液
25mlを装入する。
系に電流800mAを5時間流す以外は、電解を例5と同
じ条件下で実施する。
じ条件下で実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離
する。出発物220mg、およびフェニルヒドロキノン2.27g
が、回収される。収率74.7%。
する。出発物220mg、およびフェニルヒドロキノン2.27g
が、回収される。収率74.7%。
例8 表面積16cm2を有する黒鉛の中心の1個の陽極および
ニッケルネットからなる2個の陰極(陰極表面積16cm2
を有する)を含有する単一区画室電気化学電解槽に、2
−フェニルフェノール2.5g、アセトニトリル90mlおよび
5%(v/v)の硫酸を含有する水溶液30mlを装入する。
ニッケルネットからなる2個の陰極(陰極表面積16cm2
を有する)を含有する単一区画室電気化学電解槽に、2
−フェニルフェノール2.5g、アセトニトリル90mlおよび
5%(v/v)の硫酸を含有する水溶液30mlを装入する。
電解を例5と同じ条件下で7時間40分間実施する。
その後、反応混合物を例5と同じ方法で処理し、分離
する。出発物550mg、およびフェニルヒドロキノン1.34g
が、回収される。収率63%。
する。出発物550mg、およびフェニルヒドロキノン1.34g
が、回収される。収率63%。
例9 表面積16cm2を有するPbO2ネットによって構成される
1個の陽極および表面積4cm2を有するPbの1個の陰極を
有する2区画室電気化学電解槽(2個の区画室は多孔性
隔膜によって分離されている)の陽極区画室に、2−フ
ェニルフェノール1g、アセトニトリル25mlおよび5%
(v/v)の硫酸を含有する水溶液100mlを装入する。陽極
区画室に、同じ酸性水溶液20ml、およびアセトニトリル
5mlを装入する。
1個の陽極および表面積4cm2を有するPbの1個の陰極を
有する2区画室電気化学電解槽(2個の区画室は多孔性
隔膜によって分離されている)の陽極区画室に、2−フ
ェニルフェノール1g、アセトニトリル25mlおよび5%
(v/v)の硫酸を含有する水溶液100mlを装入する。陽極
区画室に、同じ酸性水溶液20ml、およびアセトニトリル
5mlを装入する。
電流を6時間にわたって400mAの値に一定に維持しな
がら、電解を室温で実施する。次いで、反応混合物をエ
チルエーテルで抽出する。反応混合物は、フェニルベン
ゾキノン71%および出発物26%の組成を有する。
がら、電解を室温で実施する。次いで、反応混合物をエ
チルエーテルで抽出する。反応混合物は、フェニルベン
ゾキノン71%および出発物26%の組成を有する。
逐次パス時に、フェニルベンゾキノンを陰極区画室内
で定量的にフェニルヒドロキノンを還元した。
で定量的にフェニルヒドロキノンを還元した。
例10 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−4′
−メチル−ジフェニル3.45g、アセトニトリル120mlおよ
び5%の硫酸の水溶液50mlを装入する。
−メチル−ジフェニル3.45g、アセトニトリル120mlおよ
び5%の硫酸の水溶液50mlを装入する。
電解を定電流1Aで60℃の温度において4時間10分間実
施する。
施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。出
発フェノール0.21gおよび2,5−ジヒドロキシ−4′−メ
チル−ジフェニル2.28gが得られる。
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。出
発フェノール0.21gおよび2,5−ジヒドロキシ−4′−メ
チル−ジフェニル2.28gが得られる。
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率
は、65%である。
は、65%である。
例11 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−4′
−クロロ−ジフェニル3.66g、アセトニトリル120mlおよ
び5%の硫酸の水溶液50mlを装入する。
−クロロ−ジフェニル3.66g、アセトニトリル120mlおよ
び5%の硫酸の水溶液50mlを装入する。
電解を定電流1Aで60℃の温度において3時間30分間実
施する。
施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。未
反応フェノール0.24gおよび2,5−ジヒドロキシ−4′−
クロロ−ジフェニル3.2gが得られる。
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。未
反応フェノール0.24gおよび2,5−ジヒドロキシ−4′−
クロロ−ジフェニル3.2gが得られる。
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率
は、88%である。
は、88%である。
例12 例1と同じ電気化学電解槽に、2−ヒドロキシ−p−
テルフェニル1.70g、アセトニトリル120mlおよび5%の
硫酸の水溶液50mlを装入する。
テルフェニル1.70g、アセトニトリル120mlおよび5%の
硫酸の水溶液50mlを装入する。
電解を定電流1Aで60℃の温度において2時間20分間実
施する。
施する。
反応混合物を例1と同じ方法で抽出し、洗浄し、乾燥
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。出
発フェノール0.33gおよび2,5−ジヒドロキシ−p−テル
フェニル0.24gが得られる。
し、クロマトグラフィーカラム上で分離する(溶離剤は
ヘキサン60%およびエチルエーテル40%からなる)。出
発フェノール0.33gおよび2,5−ジヒドロキシ−p−テル
フェニル0.24gが得られる。
反応した出発物に対してのヒドロキノン誘導体の収率
は、16%である。
は、16%である。
フロントページの続き (72)発明者 マルコ、フオア イタリー国ノバラ、ビア、デル、サビオ ネ、19 (56)参考文献 特開 昭50−84540(JP,A) 米国特許3683034(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25B 1/00 - 9/04 C25B 13/00 - 15/08 C07C 39/08 CA(STN)
Claims (21)
- 【請求項1】式(II): の2−アリールフェノールを強い非酸化鉱酸を含有する
水溶液中で10〜100℃の範囲内の温度において電気化学
的酸化に付すことを特徴とする式(I): 〔式中、Aは(C6〜C12)アリール基(ただし、電気化
学的酸化条件下で不活性の基による置換)を表わす〕 の2−アリールヒドロキノンの製法。 - 【請求項2】アリール基Aが、フェニル、ナフチル、ビ
フェニル基から選ばれる基によって構成される、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項3】(C6〜C12)アリール基が、低級アルキル
基およびハロゲン原子から選ばれる少なくとも1種の置
換基で置換されている、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】方法を酸性水溶液と少なくとも部分的に混
和性の溶媒媒体の存在下で実施する、請求項1に記載の
方法。 - 【請求項5】方法を式(II)の化合物用溶媒として作用
する有機媒体(ただし、アセトニトリル、ジメチルホル
ムアミド、双極非プロトン性溶媒およびそれらの混合物
から選ばれる)中で実施する、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】反応混合物中の化合物(II)の濃度が、0.
1〜約20重量%の範囲内であり、0.5〜約10重量%の範囲
内である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項7】方法を硫酸およびリン酸から選ばれる強い
非酸化鉱酸を含有する酸性水溶液中で実施する、請求項
1ないし6のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】方法を追加的にナトリウム、カリウムおよ
びリチウムの塩から選ばれる強鉱酸のアルカリ金属塩の
存在下で実施する、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】前記強鉱酸を水溶液中で1〜約10容量%の
範囲内の濃度で使用する、請求項1ないし8のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項10】方法を酸性水相対有機溶媒の容量比0.05
〜約10で実施する、請求項5に記載の方法。 - 【請求項11】5mA/cm2〜約1,000mA/cm2の範囲内であ
り、20〜約500mA/cm2の範囲内である電流密度を使用す
る、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項12】方法を10℃〜100℃の範囲内、15℃〜約7
0℃の範囲内の温度で実施する、請求項1ないし11のい
ずれか1項に記載の方法。 - 【請求項13】電気化学的酸化で使用する電荷の量が、
少なくとも化合物(II)1モル当たり化学量論値4Fに等
しく、化合物(II)1モル当たり約4〜12Fの範囲内で
ある、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項14】酸化反応を区画室に細分されていない電
気化学電解槽内で一段法として実施する、請求項1ない
し13のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項15】方法を2個の区画室に細分されている通
常の電気化学電解槽内で実施する、請求項1ないし13の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項16】黒鉛およびPbO2(ただし、黒鉛上、鉛お
よび鉛合金上、チタン上および他のバルブ金属上に電着
されている)から選ばれる陽極を使用する、請求項1な
いし15のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項17】白金、黒鉛、鉛および鉛合金、ステンレ
ス鋼、ニッケルおよびニッケル合金、および銅および銅
合金から選ばれる陰極を使用する、請求項1ないし16の
いずれか1項に記載の方法。 - 【請求項18】陰極表面が、陽極表面以上の広さであ
る、請求項14に記載の方法。 - 【請求項19】化合物(II)を反応時に反応混合物に徐
々に加える、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項20】方法を連続的またはバッチ式に実施す
る、請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項21】請求項1ないし20のいずれか1項に記載
の2−アリールヒドロキノンの電気化学的製法。
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---|---|---|---|
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IT19944A/88 | 1988-03-24 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133590A JPH02133590A (ja) | 1990-05-22 |
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---|---|---|---|---|
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US2135368A (en) * | 1934-10-10 | 1938-11-01 | Vagenius Nels Harold | Method of preparing quinone |
US3509031A (en) * | 1968-08-28 | 1970-04-28 | Union Carbide Corp | Electrochemical oxidation of phenol |
DE2108623C3 (de) * | 1971-02-24 | 1979-07-19 | Union Rheinische Braunkohlen Kraftstoff Ag, 5047 Wesseling | Verfahren zur Herstellung von Hydrochinon durch elektrochemische Umwandlung von Benzol |
GB1360904A (en) * | 1972-01-19 | 1974-07-24 | Ici Ltd | Oxidation of aromatic compounds |
DE2360494A1 (de) * | 1973-12-05 | 1975-06-12 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von alkylsubstituierten hydrochinonen |
US3909376A (en) * | 1974-12-04 | 1975-09-30 | Basf Ag | Electrolytic manufacture of alkyl-substituted hydroquinones |
US4061548A (en) * | 1976-06-07 | 1977-12-06 | Eastman Kodak Company | Electrolytic hydroquinone process |
US4159365A (en) * | 1976-11-19 | 1979-06-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyphenyl-1,4-phenylene terephthalates and fibers therefrom |
US4071429A (en) * | 1976-12-29 | 1978-01-31 | Monsanto Company | Electrolytic flow-cell apparatus and process for effecting sequential electrochemical reaction |
US4689124A (en) * | 1985-09-13 | 1987-08-25 | The Dow Chemical Company | Flow-through electrolytic cell |
-
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- 1989-03-24 JP JP1073727A patent/JP2778978B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-11-28 US US07/618,025 patent/US5098531A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
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NO891244L (no) | 1989-09-25 |
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DK143289A (da) | 1989-09-25 |
IT1233936B (it) | 1992-04-22 |
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JPH02133590A (ja) | 1990-05-22 |
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