JPH02133435A - 耐熱性高分子超薄膜の製造法 - Google Patents

耐熱性高分子超薄膜の製造法

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JPH02133435A
JPH02133435A JP28701188A JP28701188A JPH02133435A JP H02133435 A JPH02133435 A JP H02133435A JP 28701188 A JP28701188 A JP 28701188A JP 28701188 A JP28701188 A JP 28701188A JP H02133435 A JPH02133435 A JP H02133435A
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JP
Japan
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alkyl group
group
polymer film
ultra
heat
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Pending
Application number
JP28701188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Saito
斉藤 幸廣
Katsunori Waratani
克則 藁谷
Katsuhiro Nichogi
二梃木 克洋
Akira Taomoto
昭 田尾本
Shiro Asakawa
浅川 史朗
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は種々の電子部品あるいは光学部品等に利用され
る耐熱性高分子超薄膜の製造法に関するものである。
従来の技術 近年エレクトロニクス技術の発展がめざましく、装置機
器あるいは素子が著るしく小型化されている。そのよう
ななかでシリコンあるいはゲルマニウム元素を含む有機
高分子は第2の有機物とに非常な興味を集めている。こ
れは従来の様な炭素を主体とした有機物には見られない
特徴的な物性が期待されるためで、用途とに現状で考え
ると■ 半導体、導電性高分子などの電子材料 ■ 記録材料、光関連材料 ■ セラミックス原料 ■ フォトレジスト ■ 有機ガラス ■医薬 等が考えられ既に一部は実用化もにいる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこれらの材料の薄膜とにの機能を発現させ
た例は殆んどない。これは一つは例えばポリシランの場
合可溶化はできても、低分子物質の混在を招きどうにも
皮膜性が悪化するためと考えられる。この点に関には現
在勢力的に実験が行なわれ新しい合成法が開発されつつ
ある。
しかし依然とに現状得られるポリマーは分子量分布が2
つのピークを持つものとなっている。従って(、■のセ
ラミックスをつくる場合においても薄膜とには得られて
おらず、固体も[−くけ繊維状に限られている。
シリコンもしくけゲルマニウムを含むポリマーを薄膜化
することは電子材料、記録材料あるいはフォトレジスト
材料とにもまたセラミックス原料でも非常に興味のある
所である。
本発明は上記要望を達成するもので、シリコンまたはゲ
ルマニウムを含むポリマーの超薄膜化と耐熱性の向上を
目的とするものである。
評題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するもので2可溶性のポリシラ
ン、ポリゲルマン、ポリシラザンの溶液を支持液体表面
、例えば水面上に供給することにより容易にこれら高分
子の超薄膜を作製できる。
そに水面上に生成した高分子超薄膜を基板上にすくい上
げ接着積層することで〜200 A程度の均一な超薄膜
を作製できる。この膜厚は当然積層の回数、もしくは溶
液の濃度で調整できるものである0 また我々が既に提案(特公昭58−35722号公報参
照)にいるような水面展開法による連続的な製膜も可能
である。得られたポリマーの薄膜は一般的に低分子物質
を含み非常に不安定な膜となってしまう。そのため30
0〜1000℃での加熱処理により、低分子物質の除去
と膜の安定化を必要とする。 こうすることにより〜1
00八程度のこれらポリマーの超薄の高分子膜が容易に
可能となった。
また本発明に用いられる高分子は従来技術でも示した通
り感光性材料とにも知られ、フォレジスト材料とにも有
望である。従ってあらかじめパターンを描いた後で熱処
理することも可能で、超薄膜でパターン化することも可
能である。
ポリシラン材料とには一般式が 以下余白 R1 体も可能で一般式が (但し、R1は水素原子、炭素数が1〜9個のアルキル
基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基のいず
れかで示される。R2は炭素数が1〜9個のアルキル基
あるいは)・ロゲン化アルキル基及びフェニル基より成
る群より選ばれる。R1゜R2は同じでも異っても良い
。nは10以上の整数で示きれる。)で示される。また
ポリゲルマンとには一般式が (但し、R+、R2は炭素数が1〜6個のアルキル基あ
るいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基より成る群
より選ばれる。几1.R2は同じでも異っても良い。n
は10以上の整数で示される。)のもので、分子量が少
くとも10,000以上の成分を含んでいることが必要
である。この他に共重合(但し、R+は水素原子、炭素
数が1〜9個のアルキル基あるいけハロゲン化アルキル
基及びフェニル基のいずれかで示される。R2は炭素数
が1〜9個のアルキル基あるいはハロゲン化アルキル基
及びフェニル基より成る群より選ばれる。R1゜Rzi
d同じでも異って良い。Xは炭素、フェニレン、ケイ素
、ゲルマニウムを含む残基より成る群より選ばれる。で
示されるものが適当である。
さらにこれらの高分子の混合体でも相溶性が良ければ均
一な薄膜を作ることが可能である。ま、ケ場合によって
は、より耐熱性を向上させるためフィラーを混入させる
ことあるいは第2成分を混入させ熱処理をすることでよ
り強固な薄膜を作製することも可能である。
つまり本発明は有機の可溶性金属系ポリマーを従来にな
い手法である支持液体表面に展開させ、超薄膜を非常に
容易に作製できること。及びこの膜を熱処理することで
耐熱性高分子超薄膜を簡単に作製できるところに有り、
この系に第2成分が入ってきても支持液体表面で薄膜を
展開できれば何等の11限はないものである。
作    用 この様にに得られる有機高分子薄膜ば、熱処理の温度に
よってはセラミックス化することも可能であり非常に耐
熱性に優れた超薄膜を生成できる。従って例えば得られ
る薄膜をコンデンサーの誘電体とに使用すれば高分子フ
ィルムで実現できなかった誘電率を備え、かつ従来のフ
ィルムコンデンサーに使用にいる高分子誘電体以上に薄
膜化も可能となる。かつ耐熱性にも優れ非常に高性能な
フィルムコンデンサーが可能となる。
このフィルムコンデンサー以外にもこの様な耐熱性の高
分子超薄膜は種々の電子部品あるいは光学部品等に応用
が可能である。
実施例 以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
〈実施例−1〉 n−ヘキシルメチルジクロルシランをトルエン溶媒中に
溶解し、金属Naを添加に脱塩縮合させるウルツフィノ
テノヒ反応により合成しfl。合成きれたサンプルはG
 P Cit’(II定により分子量をjilt定した
結果、重量平均分子量が10万と1万に2つのピークを
もつポリマーとなった。このポリマーを再沈法により稍
製、乾燥後2重量%のベンゼン溶液を調整した。この溶
液を用い、いわゆる水面展開を試みた所、約20OAの
超薄膜が形成された。形成された薄膜をゲルマニウム基
板上に積層を5回行ない〜1μmの薄膜を得た。第1図
(Aンにその赤外吸収スペクトルを示した。得られた1
17膜を空気中〜400 ’Cで30分熱処理後の赤外
吸収スペクトルを同じく第1図(B)に示した。−性的
に不活性ガス雰囲気中で熱処理した場合カルボシラン構
造になることが知られている(ジャーナルオブ オルガ
ノメタリック ケミストリー; Jonrnal of
 Organometallic Chemistry
、 300(1986)327−346)。この場合は
空気雰囲気中のためこのカルボシランとシロキサン購造
が混在したものと考えられる。
得られた薄膜の模厚ば〜180Aの超薄膜で、耐熱性に
も優れる均一な薄膜を与えた。
〈実施例−2〉 実施例−1と同様にシクロヘキシルメチルジクロルシラ
ンを用いてそのポリマーを合成し、薄膜を作製し同じ実
験を行った。この場合は加熱処理温度な〜600℃に上
げ30分行った。第2図(A)に未処理のポリマー薄1
摸の赤外吸収スペクトルを。
そに(B)に処理後のスペクトルを示した。実施例−1
の場合同様の薄膜が約120Aで生成はれた。
本発明の実施例とにポリシランの例を示したがポリゲル
マンあるいはポリシラザンについても同様の効果が得ら
れることが確認烙れた。
発明の効果 以上のようし′こ、本発明は支持液体表面にシリコンオ
たはゲルマニウムを含む高分子超薄膜を生成する過程と
、前記高分子超薄膜を基板上に積層する過程と、前記積
層体を加熱処理する過程とを少なくとも含む耐熱性高分
子超薄膜の製造法を提供するもので、この方法により、
シリコンまたはゲルマニウムを含む耐熱性の高分子超薄
膜を容易に製造可能である。そに得られる薄膜は電子部
品あるいは光学部品等の材料とに非常に有望である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1において作製された薄膜の赤
外吸収スペクトル図を示し、(A)は未処理、(B)は
400”C130分処理した薄膜のスペクトル図、第2
図は実施例2において作製畑れた薄膜の赤外吸収スペク
トル図を示し、(A)は未処理、(B)は600’C1
30分処理した薄膜のスペクトル図である。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 
1 図 、4) 第 2 口 (り 懺 オ天(こn=) 1覧 欅虻 (cyrす

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコンまたはゲルマニウムを含む可溶性高分子
    の溶液を支持液体表面に供給し支持液体表面に高分子超
    薄膜を生成する過程と、生成した高分子超薄膜を基板上
    に接着積層する過程と、更に前記積層体を加熱処理する
    過程とから成ることを特徴とする耐熱性高分子超薄膜の
    製造法。
  2. (2)可溶性高分子が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1は水素原子、炭素数が1〜9個のアルキ
    ル基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基のい
    ずれかで示される。R_2は炭素数が1〜9個のアルキ
    ル基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基より
    成る群より選ばれる。R_1、R_2は同じでも異って
    も良い。nは10以上の整数で示される。)である請求
    項1記載の耐熱性高分子超薄膜の製造法。
  3. (3)可溶性高分子が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2は炭素数が1〜6個のアルキル
    基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基より成
    る群より選ばれる。R_1、R_2は同じでも異っても
    良い。nは10以上の整数で示される。)である請求項
    1記載の耐熱性高分子超薄膜の製造法。
  4. (4)可溶性高分子が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1、R_2は炭素数1〜6個のアルキル基
    あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基より成る
    群より選ばれ、同一でも異っても良い。nは10以上の
    整数で示される。)である請求項1記載の耐熱性高分子
    超薄膜の製造法。
  5. (5)可溶性高分子が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1は水素原子、炭素数が1〜9個のアルキ
    ル基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基のい
    ずれかで示される。R_2は炭素数が1〜9個のアルキ
    ル基あるいはハロゲン化アルキル基及びフェニル基より
    成る群より選ばれる。R_1、R_2は同じでも異って
    良い。Xは炭素、ホウ素、ケイ素、ゲルマニウムを含む
    残基より成る群より選ばれる。)で示される交互もしく
    はブロック共重合体である請求項1記載の耐熱性高分子
    超薄膜の製造法。
JP28701188A 1988-11-14 1988-11-14 耐熱性高分子超薄膜の製造法 Pending JPH02133435A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059937A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Osaka Gas Co Ltd 絶縁膜用組成物および絶縁膜
JP2008517746A (ja) * 2004-10-26 2008-05-29 ビユーラア アクチエンゲゼルシヤフト ロールミル
JP2009241047A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Casio Electronics Co Ltd 混練装置

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