JPH02132074A - 循環式原稿自動給送装置 - Google Patents

循環式原稿自動給送装置

Info

Publication number
JPH02132074A
JPH02132074A JP28348888A JP28348888A JPH02132074A JP H02132074 A JPH02132074 A JP H02132074A JP 28348888 A JP28348888 A JP 28348888A JP 28348888 A JP28348888 A JP 28348888A JP H02132074 A JPH02132074 A JP H02132074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
exposure
roller
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28348888A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sakai
利幸 坂井
Hiroshi Tanahashi
博史 棚橋
Takatomo Kinoshita
木下 敬知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP28348888A priority Critical patent/JPH02132074A/ja
Publication of JPH02132074A publication Critical patent/JPH02132074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は原稿が露光部を走行することによって露光が行
われるいわゆる流し逼り方弐の複写機に用いられる循環
式原稿自動給送装置に関するものである。
(従来の技術) この種の装置はセットされた多数枚の原稿を1枚づつ送
出して順次露光に供し、露光後元の原稿セット部に送付
けて再度給送可能とするものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで近時では装置の小型化が推進されるようになり
、原稿セット部にセット可能な原稿を使用頻度の高いJ
IS規格A4サイズやB5サイズ程度に制限することが
考えられ、この場合それ以上のサイズの原稿でも手差し
によって例外的に利用できるようにすることが望まれる
そして原稿を手差しする場合操作者が原稿サイズを判別
していちいち設定するのでは不便であり、サイズを原稿
が通過する間の時間によって自動検出することも望まれ
るが、装置の複雑化、大型化防止のため原稿を手差しに
より送込む通路はそれが補助的構造であることと相俟っ
て極力小さく設計するのが好ましく、このような設計に
すると原稿のサイズによってはサイズ検出終了時点でそ
の先端部が露光部や露光のための調整部を通過してしま
うことになり、その時点から露光により画像形成するシ
ートの選択給紙と露光開始とを行うのでは画像欠損部や
調整による影響が生じてしまうと云った相容れない課題
が生じ、原稿手差しを実現するにはこれを解消すること
が重要である。
そこで本発明は手差し原稿を給送する際サイズ検出のた
めの空給送を露光のための給送に先立って行うことによ
り、短い手差し路で原稿を手差しして露光やそれによっ
て画像を形成するシートの選択給紙に問題な《サイズを
自動検出することができ、しかも空給送が不要な場合そ
れを省略して処理時間の短縮を図り得る循環式原稿自動
給送装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、原稿を多数枚セット
できる原稿セット部から原稿を1枚づつ送出して露光部
を走行させることにより流し逼り式の露光に供した後、
元の原稿セット部に送付けて再度給送可能とする循環式
原稿自動給送装置において、原稿を手差しして露光部に
送込む手差し路と、手差し路を通じて送込まれる原稿が
通過する間の時間によって原稿サイズを検出する手段と
、この検出手段によるサイズ検出が終わったときその検
出に係る手差し原稿の先端が露光部手前の所定位置に達
しているか否かにより原稿をそのまま給送して露光に供
するか、原稿を露光部手前の所定位置まで戻した後再給
送して露光に供するかする手差し原稿搬送制御手段とを
備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 原稿は原稿セット部にセットされ、通常モードでは原稿
セット部の原稿が1枚づつ順次露光部に給送されて1回
づつ流し撮り式の露光に供された後、元の原稿セット部
に送付けられる。
手差し路は原稿セント部に関係なく手差しされた原稿を
露光部に給送して露光に供することができる。
手差し路を通じて原稿が露光部に給送される際に検出手
段と手差し原稿搬送制御手段とが働き、検出手段によっ
ては原稿が通過する間の時間を基に手差し原稿のサイズ
が自動検出され、前記露光により画像形成するシートの
サイズ選択信号等とすることができる。また手差し原稿
搬送制御手段によっては手差し原稿についてのサイズ検
出を終えた時点でその検出に係る原稿が露光部前の所定
位置を過ぎているとその原稿を露光部前の所定位置に一
旦戻した後露光に供するよう再給送ずるので、手差し原
稿がサイズ検出終了時点で露光部や露光部前の所定調整
部を先端部が過ぎるようなものであっても、そのことに
よる影響なく自動検出したサイズ信号に基いたシートの
選択給紙を行い、かつそれに合わせて手差し原稿を必要
な調整後先端から後端までの全範囲を露光に供すること
ができる。
また手差し原稿搬送制御手段は、サイズ検出終了時その
検出に係る原稿が露光部手前の所定位置に達していなけ
れば、その原稿を戻すこよなくそのまま露光に供するの
で一旦戻すことによる無駄な時間なしに露光に供するこ
とができる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基き以下説明する。
本実施例は両面複写可能な複写機に適用した場合を示し
ている。第1図に示すように複写機1は基台2の上に置
いて使用される.複写機1はその機体の上部に循環式原
稿自動給送ブロックAを持ち、その下が複写ブロックB
となっている。
複写ブロックBは、そのほぼ中央に惑光ドラム2を有し
ている。感光ドラム2のまわりにはイレーサランプ3、
帯電チャージャ4、色の異なるトナーを収容した上中下
3つの現像器5、6、7、転写および分離チャージャ8
および9、分離爪10、クリーニング装H11が矢印a
で示す感光ドラム2の回転方向に順次配設されて作像部
Cをなしている。作像部Cの上部は露光部Dとされ、複
写ブロックBの上面に位置するプラテンガラス12と、
その下に位置する原稿照明用のランプ13と、画像露光
のための光集束性レンズアレイ14とが固定的に設けら
れている。
これによりプラテンガラス12上を原稿が矢印bの方向
に走行されると、その画像はランプ13による照明のも
とにレンズアレイl4によって感光ドラム2の一様に帯
電された表面にスリット露光される。いわゆる流し撮り
弐の露光が行われる。
感光ドラム2は前記露光によって原稿に対応した静電潜
像を形成し、それが現像器5、6、7の選択使用によっ
て所望の色にトナー像化される。このトナー像はそれと
先端どうしが同期するように給送されてくる複写シート
上に転写チャージャ8によって転写される。惑光ドラム
2は分離チャージ中9と分離爪10によって転写後の複
写シートを分離された後、転写後の表面をクリーニング
装置11によってクリーニングされ、さらにイレーサラ
ンプ3によって残留電荷を除去される。次いで帯電チャ
ージャ4により一様に帯電されてから次の露光に供され
る。
複写ブロックBの一端側下部には上下2段の給紙部21
、22が設けられている。各給紙部21、22は複写シ
ートを収容するシート力セット23、24が着脱自在に
装着され、シートカセット23、24に収容されている
複写シートを1枚づつ送出す給祇ローラ25、26を有
している。給紙ローラ25、26は複写サイズの選択信
号によって選沢的に働かされ、シートカセット23、2
4の何れかがら複写シートを送出す。
送出される複写シートはレジスタローラ27によって先
端の整合によるスキュー防止処理とタイミング調整とを
受け、感光ドラム2上のトナー像との前記同期をとって
転写に供される。転写後の複写シートは感光ドラム2か
ら分離された後、吸引式コンベヤ28によって定着器2
9に送られ定着される。定着器29の後部には排出口ー
ラ31が設けられていて定着後の複写シートを複写ブロ
ックBの他端側排出口32へ排出する。
複写ブロックBの排紙口32が設けられている端面には
再給紙用の中間トレーEが着脱可能に取付けられている
中間トレーEは竪型であって上端部に排祇口32と通じ
る排祇路4lを持っている。排紙路4lの排紙口42部
には排祇ローラ43が設けられ、中間トレーEの排祇口
42のすぐ下に取付けられた排祇トレー44上に定着後
の複写シートを排紙する。
排紙路41の途中には中間トレーEの下部に設けられた
中間スタック45への導入路46が分岐形成されている
.47は導入路46に設けられた搬送ローラを示す.徘
紙路41から導入路46が分岐している部分には切換爪
48が設けられ、切換爪48の切換えによって排出口3
2から排出される複写シ一トを排紙口42側に案内する
が導入路46側に案内するかする。
中間スタック45は選択された複写シートのサイズに応
じて昇降されるシート受け49を有し、導入路46を通
じ導入されてくる複写シートをそのサイズに応じた高さ
で受止め、受入れた複写シートの上端が中間スタック4
5上部の再給紙ローラ50よりも少し上に出る所定高さ
となるようにしてある。
中間スタック45はまた導入した複写シートを上方にス
イッチバック方弐に送出す再給紙路51に通じており、
ごの再給紙路51は複写ブロックBの再給紙口52に通
じている。中間スタック45は再給紙路51と直線状態
につながると共に上部で再給紙口52側に少し傾いたシ
ート案内面45aを有し、この案内面45aに導入複写
シートがもたれ掛かる。そこで再給紙ローラ5oはこの
案内面45aの上部に裏側から臨んで前記もたれ掛かる
複写シートに働き、中間スタック45に先に導入された
複写シートから順次送出すようにしてある.この働きが
確かなように再給紙ローラ50に複写シートを押付ける
プッシャ−53が中間スタック45の上部に設けられて
いる。ブッシャー53は通常複写シートの中間スタック
45内への導入経路の背部に退避させられており、再給
紙時にのみ働くようにする。54は再給紙路51に設け
られた搬送ローラを示す。
複写ブロックBにはさらに、前記再給紙口52からレジ
スタローラ27に至る再給紙搬送路61が設けられ、再
給紙口52を通し中間スタック45からスイッチバック
して再給紙されてくる複写シートをレジスタローラ27
を経て、給紙部21、22からのものと同様に再度転写
に供する。62は再給紙搬送路61に設けられた搬送ロ
ーラを示す。
さらに複写ブロックBは下フレーム64と上フレーム6
3とに2分され給紙部21、22の少し上の部分で軸6
5によりヒンジ連結されて開閉可能になでいる。この開
閉は給紙部21、22から吸引式コンベヤ28までの通
祇経路と、それから定着器29および排出口−ラ31の
直上部に至るラインを境に行われる。これによって複写
シートのジャム処理が容易である。
循環式原稿自動給送ブロックAは、上部の第1図やや左
側寄りに原稿セットトレー71を有している。原稿セン
トトレー71には軸70を中心に開閉されるli72が
設けられている。原稿セットトレー71はその右側に向
く先端部が、複写ブロックBの上面に位置するプラテン
ガラス12の上部にまで途中のUターンバス73aを介
して延びる給送路73に通じ、また給送路73はプラテ
ンガラス12の上部から原稿トレー71の左側に向く後
端部上にまで途中のUターンバス74aを介して延びる
返送路74に通じている。
給送路73の原稿セソトトレ−71との接続端部には原
稿セットトレー71にセットされる原稿を受入れて所定
位置に受止める上下動弐のストツパ75が設けられると
共に、ストッパ75の直前に原稿セツ}}レー71上の
原稿を下から1枚づつ送出す下出し式の送出しローラ7
6が、またストッパ75の直後に原稿セットトレー71
から送出される原稿を捌いて最下の原稿1枚のみを通過
させる捌きローラ77がそれぞれ設けられている。
ストツバ75は蓋72の開閉に機械的あるいは電気的に
連動させられ、蓋72が開かれると下動して原稿セット
トレー71にセットされる原稿を所定位置に受止めるが
、蓋72が閉じられると上動して原稿の送出しを邪魔し
ない。したがって苫72が閉じられないと原稿の送出し
はできず複写不能となる。
原稿セットトレー71の先端部上には弾性パドル78a
を持った補助ローラ78が設けられ、原稿セソトトレ−
71上の原稿を押え込みながらそれに給送路73側への
軽い送込み作用を及ぼず。
給送路73のUターンバス73a前後の部分に搬送ロー
ラ79、80が設けられ、プラテンガラス12の直前乙
こはタイミングローラ81が設けられている。タイミン
グローラ8lは搬送ローラ79、80を経て給送されて
きた原稿を一旦停止状態で受止め、原稿にループを作ら
せながら自身のニップ部に整合させてスキューの防止を
図り、また再駆動のタイミング調整によって原稿をプラ
テンガラス12上に給送して流し撮り弐の露光を行うタ
イミングを図る。搬送ローラ80とタイミングローラ8
1との間の給送路73には原稿が作るループに対する逃
げ73bが設けられている。
返送路74のプラテンガラス12からUターンパス74
aまでに搬送ローラ82、83が設けられ、原稿セット
トレー71への原稿排出口84には原稿排出口−ラ85
が設けられている。原稿排出口−ラ85は露光後搬送ロ
ーラ82、83を経て返送路74を返送されてくる原稿
を原稿セットトレー71へその後端まで送出して確実に
戻す。
これにより原稿セットトレー71にセットされた原稿は
、給送路73に1枚づつ順次送出してプラテンガラスl
2上での露光にノハされた後、返送路74を通じて原稿
セットトレー71上に順次戻され、原稿セットトレー7
1上に元の順序通りに積層される。したがって原稿セ・
7トトレ−71上の原稿を繰返し給送すると、各原稿に
ついての複写を繰返し行うことができ、このとき複写さ
れる複写シートは複写された順位通りに排祇トレー44
上に排祇されるので、排紙トレー44上で頁揃い状態と
なり、その状態のものが複写部数分積重なる。いわゆる
ソーティング状態となる。
捌きローラ77の直前には予備捌き板86が斜めに設置
され、捌きローラ77に送付けられる原稿束の各原稿先
端を下層側よりも上層側で後方へ少しづつずらせる予備
捌きを行う、これによって原稿給送時の捌き性能が向上
する。
循環式原稿自動給送ブロックAはその第1図右向きの先
端部に手差しテーブル91が設けられ、この手差しテー
ブル91から延びて給送路73のUターンバス73aの
終端部に接続される手差し路92が設けられている。手
差し路92の手差し口93から少し入った部分に手差し
ローラ94が設けられ、手差し原稿を手差路92を通じ
給送路73のU夕一ンパス73aより後の後段部73c
に送込み露光に供する。手差しローラ94の直後から分
岐して延び給送路73のUターンバス73aの手前の給
送路前段部73dに接続される補助通路95が設けられ
、両面原稿を両面複写する場合原稿セットトレー71か
ら送出された原稿を一旦手差しトレー91側に送出した
後スイッチバックして手差し路92を通じ露光に供する
。このことのために手差しローラ94は反転駆動可能と
されている。
しかし手差しローラ94は常時は原稿を手差しトレー9
1上へ送出す方向に駆動しておき、異物等を噛込まない
ようにする。
これら手差し路92、補助通路95およびUターンバス
73aの間に切換爪96が設けられている。
この切換爪96は原稿セットトレー7lから送出された
原稿をUターンパス73a側に導く第1図実線の位置と
、原稿セットトレー71から送出された原稿を補助通路
95側に案内し、また手差しトレー91から手差しされ
た原稿を手差し路92側に案内する第1図仮想線の位置
とに切換えられる。
また給送路73の手差し路92が接続されている部分に
は手差し原稿排出路98が分岐形成され、複写ブロック
Bの上部に手差しテーブル91の真下に位置するよう設
けられた手差し原稿排出トレー97に通じている。手差
し原稿排出路98の排出口99から少し入った部分に手
差し原稿排出口−ラ100が設けられている。
プラテンガラス12の上面と、.給送路73の後段部7
3cと、手差し原稿排出路98と、手差し原稿排出トレ
ー97の上面とはほぼ一直線をなして並んでおり、それ
らと返送路74および原稿セットトレー7l内を利用し
、プラテンガラス12上で原稿を繰返し往復移動させて
必要回数露光に供せるようにしてある。このことのため
に搬送ローラ80、82、83、タイミングローラ84
および原稿排出口−ラ85、手差し原稿排出口−ラ10
0のそれぞれが反転駆動可能となっている。
1枚の原稿が連続して必要回数露光に供されると、それ
により複写される複写シートは、1つの原稿についての
ものが連続して排祇トレー44上に排紙されてグループ
をなし、襟数原稿の場合各原稿に対応するグループが順
次積重なる。
いわゆるグルービングの状態となる。
このように原稿をプラテンガラス12上で操返し往復移
動させるのに、原稿が給送路後段部73Cから手差し原
稿排出路98へと復動される際、Uターンバス73aや
手差し路92に侵入するのを防止するため、手差し路9
2と手差し原稿排出路98とがなすコーナ一部に取付け
られて給送路73の上ガイド部にまで延びて接触する弾
性的な樹脂シート片101が設けられている。
また原稿をグルーピング複写のためプラテンガラス12
上で往復移動させるのに、手差し原稿排出トレー97側
は開放されていてどのような原稿サイズにも対応できる
が、原稿セットトレー71側では捌きローラ77が手差
しによる大サイズ原稿に対し制限となる。そこで露光部
から返送路74を介した捌きローラ77までの寸法を複
写可能な最大サイズ以上に設定してある。
原稿セットトレー71内の後部には最初にセットされま
た返送されてくる原稿の位置を規制する位置規制部材1
11が設けられている。位置規制部材111は第2図か
ら第8図に詳しく示してあるように、原稿セットトレー
71の底板71aに形成された窓1】2に沿って前後動
できるように設けられた台坂113を有し、この台板1
13上に設けたカバー114の前端面を位置規制面11
4aとしている。台仮113のカバー114が覆ってい
る部分のほぼ中央には原稿セットトレー71の窓112
と重なる範囲の窓113aが形成されると共にその前後
縁部で立上がる受動突起113b、113cが設けられ
ている。
前側の受動突起113bは窓113a@縁の右方に片寄
って設けられ、この受動突起113bとその左側面部に
対向して設けられた軸受突起113dとによってそれら
の間に位置する最終原稿検出レバー115を柩着してい
る。116はその枢軸を示している。最終原稿検出レバ
ー115はその先端115a側がカバー114の位置決
め面114aに開設された縦方向のスリット114bを
通じて前方に延び自重によって窓112内に垂れ下がろ
うとする下動習性を持ち、台板113に当接して安定す
るようになっている。最終原稿検出レバー115の尾端
115bはくの字に屈曲していてレバー115が安定姿
勢にあるときにやや下向きとなって受動突起l13b近
くまで達している。
原稿セットトレー71の下には2つのガイドレ−/lz
ll7に沿って前後動できるスライダ118が設けられ
ている。スライダ118はその一例にラック118aが
形成され、これにモータ119に直結のビニオン120
が噛合っており、モータ119の正逆転によって前後動
される。モータ119はガイドレール117に固設され
ている。
スライダ118の後端部には台板113の窓113aを
通じ受動突起113h、113c間に立上がる押動突起
118bを有している。これによってスライダ118が
第1図から第3図のホームボジシシン位置から前方に移
動させられると、押動突起118bは第3図の状態から
第4図のように先ず最終原稿検出レバー115の尾端1
15bにだけ接してそれを押動ずる。ごの押動でレバー
115は反時計方向に回動されて先端115aが上昇す
る。次いで押動突起118bは台仮113上の受動突起
113bに当接し、以後位置規制部材111全体を所定
位置まで右方に押動ずるが、最終原稿検出レバー115
の先端115a側が上動しているので原稿セットトレー
71上にセットされまたは反送されている原稿00には
干渉せずその上方に臨み、.位置規制面114aが原稿
ODの後端に当接し、以後原稿00を捌きローラ77に
送付けて自動給送の万全を図ることができる。所定量の
押動後スライダ118は第5図のように少し後退させら
れることによって最終原稿検出レバー115の尾端11
5bから離れる。このときレバー115はフリーになり
先端115a側が自重によって下動し原稿OD上に載る
この状態で原稿00の複写が行われると、複写後原稿セ
ソトトレ−71に返送される原稿00は、第6図に示す
ように最終原稿検出レバー115の先端115a側の上
に載る。
原稿セソトトレ−71上の最終の原稿ODが第7図のよ
うに給送されると、最終原稿検出レハー115は原稿O
Dによる支えを失い先端115a側が仮想線の状態から
さらに実線の安定状態まで回動し、最終の原稿ODが給
送されたことに応動する。
このときの動きはレバー115に同体回動するように設
けられている遮光仮121がフォトセンサSIOの光路
を遮断ずることによって検出され、最終の原稿00が給
送されたことの検出信号とされる。フォトセンサS1。
はカバ−114の内面に固設されている。
また原稿セットトレー71内の後方上部には返送されて
くる原稿ODO後端をトレー71内に沈ませる原稿浮上
がり防止部材131が設けられている。原稿浮上がり防
止部材131は蓋72に枢支され通常ばねによって下動
位置にあるよう付勢されているが、原稿00がトレー7
1内に返送される初期にはソレノイド132によって上
動した退避位置に移動させられ、原稿ODがトレー71
内に返送されるのを妨げないようになっている。
なお位置決め部材111はホームポジションを基準とし
て原稿ODのサイズに対応した動きをするようにしてあ
り、位置規制部材111がホームポジションにあるかど
うかを検出するフォトセンサS2I  も設けてある。
このセンサSKI はガイドレール117に固設され、
スライダIN?に固設した遮光突起118cを検出する
ようになっている(第2図)。
さらに原稿セットトレー71の蓋72にそれが閉められ
た状態のとき、トレー71内の原稿ODに接触ずる除電
ブラシ133が設けられている。
反転可能なローラ80〜83、85、94、100のう
ち、手差しローラ94のみが他と異なったタイミングで
正逆反転制御される。第9図に搬送ローラ80およびタ
イミングローラ81のみ示しこれらに関連する反転機構
につき説明する。
搬送ローラ80の両端部に受動ギャ141 、142が
設けられ、それぞれ駆動ギャ143 、144から駆動
力を伝達される。一方の駆動ギャ143はローラ駆動機
llil45から直接駆動力を伝達されるが、他方の駆
動ギャ144は一方の駆動ギャ143に噛合うギャ14
6と、このギャ146と軸147で連結されたギャ14
8を介して駆動力が伝達されるようになっている。した
がって各駆動ギャ143 、144は同時に同方向に駆
動されまた同時に停止させられる。
一方の駆動ギャ143にはアイドルギャ149が噛合っ
ている。このアイドルギャ149は駆動ギャ143の回
転軸150に回転自在に支持されたアーム151上に軸
支され、駆動ギャ143と噛合ったままアーム151の
回動によって受動ギャ141と噛合ったり離れたりし、
噛合い状態では搬送ローラ80を実線の矢印方向に正転
させる。
他方の駆動ギャ144には2つのアイドルギャ152 
、153が順次連結されている。これらアイドルギャ1
52 、153は駆動ギャ144の回転軸154に回動
自在に支持されたアーム155上に軸支され、末端のア
イドルギャ153が前記駆動ギャ144との連結状態を
保ったままアーム155の回動によって受動ギャ142
に噛合ったり離れたりし、噛合い状態では搬送ローラ8
oを図に破線で示す方向に逆転させる。
つまり駆動ギャ141から1つのアイドルギャ149を
介し搬送ローラ80を駆動ずるか、駆動ギャ142から
2つのアイドルギャ152 、153を介し搬送ローラ
80を駆動ずるかで、搬送ローラ8oは正転か逆転かさ
れる。
この正転か逆転かの選択のために、各アーム151 、
155にばね156 、157.を働かせてアイドルギ
ャ149 、153を受動ギャ141 、142に噛合
う方向に付勢すると共に、各アーム151 、155に
はさらにソレノイド158 、159を連結し、それら
がオンするとばね156 、157に抗し前記噛合いを
解除するようにしてある。これによりソレノイド158
のみがオフの状態ではアイドルギャ149が受動ギャ1
41に噛合って搬送ローラ80は正転され、ソレノイド
159のみがオフの状態ではアイドルギャ153が受動
ギャ142に噛合って搬送ローラ80は逆転される。
搬送ローラ80の回転はタイミングベルト160によっ
てタイミングローラ81やその他に同時正逆転可能なも
のに連結されている。もっともローラ駆動機構145か
ら適宜反転機構を介し分岐連結する二七も考えられる。
またタイミングローラ81にはループ処理やタイミング
調整のための単独停止が可能なようにクラッチCL4を
介し駆動力を伝達している。
一方手差しローラ94の反転駆動機構は第10図に示し
てある。ローラ駆動機構145によって駆動される駆動
ギャ161には第1アイドルギャ162と、第2アイド
ルギャ列163 、164とが両側に噛合っている。そ
れら第1、第2アイドルギャ162 、163 、16
4は駆動ギャ161の回転軸165に途中を支持された
アーム166に軸支され、アーム166に働かせたばね
167の付勢によって第1アイドルギャ162が手差し
ローラ94の受動ギヤ168に常時噛合い、手差しロー
ラ94を実線矢印の方向に回転させるようになっている
。またアーム166には反転駆動ソレノイドSL,が連
結され、これがオンずるとばね168に抗し第1アイド
ルギャ162を受動ギャ168から外し、第2ギヤ列1
63 、164の末端ギャ164を受動ギャ168に噛
合わせて手差しローラ94を破線矢印の方向に反転させ
る。
給送路73と返送路74とがつながるプラテンガラス1
2上の通路部分は、第1図、第11図に示すように下側
に凸の軽く屈曲した露光案内路171に形成してある。
この露光案内路171は、その上ガイド面が露光案内路
171の両側における下ガイドの通常レベルよりも幾分
低くなるように設計される。
この結果タイミングローラ81を経て露光案内路171
に進入ずる原稿ODは、露光案内路171の前端部に形
成される上ガイドの傾斜面171aに先端を当接して下
向きに案内される。これにより原稿ODは第11図に示
すように下向きにカールさせられながらプラテンガラス
12の上面に向け進行して圧接しプラテンガラス12の
上面に添う。
以後00はプラテンガラスl2の上面に案内されながら
密接状態で進み、プラテンガラスI2を越えた時点では
下ガイドの傾斜面17lbに当接して第12図実線のよ
うに上向きに案内されて返送路74に進入していく。こ
のとき原稿ODはプラテンガラス12の上面とその両側
の傾斜面171a, 17lbの3面の案内を受けてプ
ラテンガラス12の上面の露光位置には密接させられた
ままになる。
原稿00が露光案内路171を通過している間前記案内
を受けてプラテンガラス12上では第12図の湾曲状態
にほぼ保たれる。
原稿ODO後端がプラテンガラスl2の手前の傾斜面1
71aによる案内から解放されたとき原稿00の後端は
その分自由になるが、原稿00は返送路74に充分進入
していて直状姿勢に保たれようとするので、自由な後端
側を直状状態に持上げようとする。このため原稿ODO
後端側は第13図に示すように上ガイドの傾斜面171
Cに圧接させられ、後端部が下向きに湾曲させられる。
したがって原稿ODの後端部はその湾曲によって第13
図のようにプラテンガラス12の上面に密接させられ、
この密接状態のままプラテンガラス12の上面の露光位
置を通過する。
以上要するにプラテンガラス12上を通過する原稿00
は露光案内路171の案内によってその先端から後端ま
での全範囲が、プラテンガラス12の上面の露光位置に
密接しながら通過する。このため原稿ODの面が部分的
にもプラテンガラス12の上面の露光位置から浮いて露
光の際のピントズレが生じるようなことが解消され、複
写画像の品質を損うことはない。. さらにプラテンガラス12の下部には冷却のための送風
通路172が設けられ、図における左方からファン17
3によって送風するようにしてある。これは流し撮り式
の露光に対処したものである。つまり往復動式走査系の
ようなリターン動作が不要で原稿を次々通過させるだけ
で高速に複写することができ、この場合照明ランプ13
は連続点灯状態となりしかも定位置からプラテンガラス
12に光を照射し続けるので極端に昇温する。これを防
止するため前記送風によって冷却する。
ところでプラテンガラス12の前後に送風通路172と
露光案内路171 とが通じる透孔174を、露光案内
路171のほぼ全幅にわたって設けてある.このため送
風通路172に第12図矢印のように送風が行われると
、送風通路172のプラテンガラス12の下部に負圧が
生じ、露光案内路171側の空気が送風通路172内に
吸引される。この空気の流れはプラテンガラス12の冷
却に有利である。またプラテンガラス12上を通過しよ
うとする原稿ODを第12図仮想線で示すように下方へ
軽く引付ける吸引作用をも生じる。このため原稿ODは
プラテンガラス12の上面によく密着させられる。もっ
ともこの吸引作用は原稿ODの正常な搬送を妨げない程
度となるように透孔174の数や大きさ、送風通路17
2の形状などが設定される。
なお原稿00の露光案内路171での前記通過状態を保
証するために、搬送ローラ82の搬送速度がタイミング
ローラ81の搬送速度と等しいかそれより若干遅《なる
ように設定され、速くなることが避けられる。
露光案内路171は第13a図に示すように上に凸の形
状にすれば、通過する原稿ODは前述の場合とは逆に上
ガイドのプラテンガラス12に対向している凹ガイド面
171dに密接しながら搬送される。したがってこの場
合でも露光位置での位置変動はなくピントズレ解消にな
る。
なお循環式原稿自動給送ブロックAは、手差し路92か
ら給送路73の後段部.73cを通り返送路74のUタ
ーンバス74aの手前までのラインから上側が開閉ユニ
ット181とされ、ブロックAの前記ラインから下の固
定部の手差しテーブル91とは反対の側の部分に軸18
2によって第1図のように開閉可能にヒンジ連結されて
いる。
これにより開閉ユニット181が開かれると前記ライン
の通路が開放され、112も開いておくと、一部の短い
通路が開かれないままになるだけで、原稿ODがどの部
分でジャムするにしても、その一部がどこかに必ず露出
することになりジャム処理しやすい。また開閉ユニット
181 は手差しテーブル91と反対の側でヒンジ連結
されて開閉されるので、手差しテーブル91につかえた
リせずに大きく開けることができる。特に開閉ユニット
181の手差しテーブル9lとは反対側にあるUターン
バス74aの部分の外側ブロック183も開閉ユニット
181の一部に軸184によりヒンジ連結して開閉可能
にしてあるが、これも手差しテーブル9lに関係なく大
きく開くことができUターンバス74a部のジャムを処
理しやすくなっている。
手差しテーブル91は循環式原稿自動給送ブロックAの
固定側に設けられているから、開閉ユニット181が開
かれてもそれに追随せず定位置にあるので、原稿ODが
載っていてもそれが落ちたりするようなことがない。
開閉ユニット181の上面には第14図に示すような操
作パネル201が設けられている。操作パネル201に
は図の右からオールリセットキー202、プリントボタ
ン203が上下に設けられ、そのすぐ左にテンキー20
4およびクリアストップキー205のキー群と、モード
切換キー206およびそれにより選択されるグルービン
グモード表示部207とソーティングモード表示部20
8、さらに置数表示部209および原稿枚数表示部21
0が集約配置されている。
オールリセットキー202はそれが押されると全ての設
定を所定のノーマルな状態に復帰させるものである。ク
リアストップキー205は押されるとテンキー204に
よる置数をクリアしあるいは複写動作中であればその動
作を停止させるものである。モード切換キー206はロ
ータリー弐であって押される都度今表示されているモー
ドを他のモードに切換るものである。
さらにそれらの左側には、複写シート選択キー215と
それにより選択される複写シートのサイズ表示216お
よび自動選択表示217、自動露光および手動露光をロ
ータリー弐に選択する露光選択キー218と、その両側
に設けられた手動設定用の露光アップキー219、露光
ダウンキー220と、手動露光の露光レベル表示部22
1および自動露光表示部222、複写機1の状態表示部
223、片面原稿、両面原稿別の片面複写と両面複写を
選択するロータリー式の複写モード選択キー224とそ
れに基く複写モード選択表示部225、現像器選択キー
226とそれにより選択される現像色のカラー表示部2
27等も設けられている。
第15図は操作パネル201での各種設定に応じて原稿
給送とそれに対応した複写動作を行わせる制御回路を示
している。この制御回路は複写ブロックB側の動作を制
御する第I CPU 251と、循環式原稿自動給送ブ
ロックAの動作を制御する第2CPU 252とを有し
、相互に必要な信号の授受が行われる。
第I CPU 251には操作パネル201に設けられ
ている各種キーのスイッチと、各種表示部とがデコーダ
253を介し接続されている。またメインモータ254
、レジスタローラ27のクラッチCL,、上下各給紙ロ
ーラ25、26のクラッチCL!、CL.、帯電チャー
ジャ4、転写チャージャ8、上、中、下各現像器のモー
タM1、M2、M3等の制御対象動作部材、また複写ブ
ロックBの各部に設けられているタイミング設定やジャ
ム検出のために複写シートを検出するセンサS,〜S,
も接続されている。
第2CPU 252には循環式原稿自動給送ブロックA
の駆動モータM4および位置規制部材111の駆動モー
タ119が接続され、循環式原稿自動給送ブロック八の
各部に設けられている各センサS1。〜S!! も接続
されている,。また送出しローラ76、捌きローラ77
およびタイミングローラ81の各クラッチCL4 、C
LSおよびCL.も接続されている。
さらに原稿押えソレノイドSLt , Va環反転切換
ソレノイドSLff 、反転駆動切換ソレノイドSL4
も接続されている。
以下一連の動作と共にさらに詳しく説明する。
複写は第16図に示す概略メインルーチンに従った第I
 CPU 251による複写ブロックBの動作制御と、
第17図に示す概略メインルーチンに従った第2CPU
 252による循環式原稿自動給送ブロックBの動作制
御とによって行われる。
先ず片面原稿を自動給送してソーティングモードにより
片面複写する場合について説明する。
原稿セットトレー71にその蓋72を開けて原稿0Dを
フェイスアップの状態でセットする。このとき位置規制
部材111は最後退位置であるホームボジシランに、ま
た送出しローラ76に対向する原稿押え部材66は上方
退避位置にそれぞれあり、かつストツバ75はM72の
開き動作に連動して原稿停止位置まで下動ずる。したが
って原稿ODは位置規制部材111や原稿押え部材66
の邪魔なしに難なく原稿セットトレー71内に挿入する
ことができる。この際ストソパ75に当接させそのセッ
ト惑を得るまで挿入しておきM72を閉じる。蓋72が
閉じられるとそれに連動してストッパ75が上方に退避
しセットした原稿ODO給送が可能となる。次いでモー
ド選択キー206によってソーティングモードに設定す
ると共に、何部複写するかをテンキー204によって設
定する。
さらに片面原稿、片面複写のモードを複写モード選択キ
ー224によって設定し、その他必要なキー操作の最終
でプリントボタン203を操作ずる。これにより複写ブ
ロックBでは第I CPU251の制御によって第16
図のメインルーチンが実行され、キー人力処理が行われ
た後、キー人力に対応して片面原稿からの片面複写の動
作を各原稿につき設定されあるいは自動選択した複写シ
ート給紙のもとソーティングモードで設定部数分行う。
この際各回の複写における給紙タイミングは循環式原稿
自動給送ブロックAにおける原稿ODの露光部への給送
タイミングとの同期が第I CPU 251と第2CP
U 252との間の信号の授受によって図られる。
一方循環式原稿自動給送ブロックAでは、第2CPU 
252の制御によって第17図のメインルーチンが実行
される。これによって第18図に示すモード処理サブル
ーチンに従ったモード処理が行われ、コピー中であるが
手差し検出センサS14がオンしていないこと、モード
切換キー206によってソーティングモードが設定され
かつ片面原稿であって両面複写でないことによってソー
ティングモードと決定される(ステップ#31〜#36
)。
また手差しモードでないことによって第19図の原稿給
送制御サブルーチンが実行され(ステップ#51) 、
第2CPU252からの原稿給送要求があることを確認
してからモータフラグおよびモータ回転フラグをそれぞ
れ1にセットすることにより(ステップ#52〜#54
) 、第20図のモータ制御サブルーチンに従って駆動
モータM4が始動され搬送系が正転される(ステップ#
71〜#75)。
次いでソレノイドSL.をオンして送出しローラ76に
対向ずる原稿押え部材66を下動させ、原稿セットトレ
ー71内の原稿ODの束を送出しローラ76に押付ける
ようにすると共に、送出し、捌き各ローラ76、77の
クラッチCL4、ct,sをオンすることによって送出
しローラ76および捌きローラ77に図示しないスプリ
ングクラッチを介し駆動が掛かるようにする(ステップ
#55、#56)。これによって原稿ODは駆動される
送出しローラ76に押付けられて給送作用を受け最下原
稿ODが捌きローラ77を経て給送路73に送込まれる
この原稿00はセンサS.を経”ζ給送路73の搬送ロ
ーラ79に達するが、原稿ODが搬送ローラ79に必ず
噛込まれる必要給送時間を設定したタイマが働かされ、
その設定時間経過後にソレノイドSL,がオフし原稿押
え部材66が上方に退避させられると共にクラッチCL
4、ct,sがオフされ送出しローラ76および捌きロ
ーラ77は駆動を断たれる(ステップ#57〜#60)
。これによって以後搬送ローラ79により給送される原
稿ODに送出しローラ76および捌きローラ77が従動
する。しかしスプリングクラッチの働きで従動負荷は小
さい。
また原稿サイズが第21図のサイズ検出サブルーチンに
従って原稿ODがセンサSz を通過していく間の経過
時間を原稿長さとしてカウントすることにより判定され
る(ステップ#81〜#89)。この判定は原稿セット
トレー71にはB5サイズか八4サイズかの原稿が横送
りの向きでしかセットされないことに対応し、カウンタ
のカウント数が所定値C以上であるとA4サイズ横向き
の原稿と判定し(ステップ#87、#88) 、所定値
Cよりも少なければB5サイズ横向きの原稿と判定する
(ステップ#87、#89)。
このサイズ検出が終了すると、つまり原稿ODの後端が
センサSl1から外れてそれをオフすると第22図に示
す位置規制制御サブルーチンが実行される。先ずサイズ
検出がファーストコピーにおいてなされたかどうかが、
センサSl1のオフ、最終原稿検出レバー115がまだ
原稿00の上に載せられずセンサS1。が最終原稿検出
状態にあることつまりオンしていること、原稿給送要求
があることを条件になされ(ステップ#121〜#12
4)、ファーストコピーであると、位置規制部材111
をホームポジションから原稿サイズに対応する所定距離
だけ移動させ、位置規制部材111によって原稿セット
トレー71にセットされた00を捌きローラ77に押付
けるようにする(ステッフ#129〜#131).コレ
ハ原v40Dノセットを原稿ODが捌きローラ77の直
前のストッパ75に当接するように行わせてセット感が
確実に得られると共に、無理なセットを防止しながらセ
ット位置に大きなバラツキが生じないように配慮したこ
とに伴う問題、つまり原稿の給送はセットした原稿を捌
きローラ77にその手前のセット位置から送付けるよう
にしなければならずこの送付けが不充分であると給送不
良の原因となるのに対処するため、位置規制部材111
によって原稿00を強制的に送付けておくものである。
このだめの位置規制部材111の移動は、検出された原
稿サイズに対応して時間設定されるタイマT3によって
モータ119の正転時間を制御してスライダ118の移
動量を規制することで行われる(ステップ#130 、
#131)。
そして位置規制部材111が原稿ODを押動した際位置
規制部材111上の最終原稿検出レバー115が原稿O
Dの後端部上に臨んでいる。位置規制部材111が原稿
ODを所定量押動した後、モータ119を一旦停止した
後逆転させてスライダ118を位置規制部材111の窓
113aとの遊び分を後退させる(ステップ#132〜
# 136)。これにより最終原稿検出レバー115は
スライダ118による押動から解放され先に送出されて
サイズ検出を受けたファースト原稿00が返送される前
に原稿セットトレー71上の原稿ODの後端部上に載り
最終原稿の検出が可能な状態となる。スライダ118の
後退移動量はタイマT4の設定時間によるモータ119
の逆転駆動時間制御で行われる(ステップ#133〜#
135)。
なおファースト原稿ODのサイズ検出を終えたとき位置
規制部材111がホームポジションになくセンサSZ+
がオフしていればモータ119を一旦停止した後逆転し
て一旦ホームポジションに戻した後、つまりセンサSZ
+がオンするまで戻した後前記原稿サイズに応じた所定
位置への移動を行わせる(ステップ#125〜#128
)。コレにより位置規制部材111がどの位置にあって
も原稿サイズに応じ適正な位置に移動させることができ
る。
一方給送路73のUターンパス73a部に設けられた切
換爪96は両面複写および手差しの何れでもないことに
よって第1図実線の位置のままとされ、給送路73の前
段部73dへ送込まれたファースト原稿00は切換爪9
6によってUターンバス73aへ案内され、後段部73
cへと送られセンサSIT 、Sl8を経てタイミング
ヮーラ81に達する。
このとき第23図に示すループ処理サブルーチンに従っ
てループ処理がなされる。このループ処理は送出しロー
ラ76のクラッチCL4が先にオンされたことと、原稿
ODがタイミングローラ81直前のセンサ.をオンした
こととによって実行され(ステップ#161 、#16
2)、センサSI[lのオンによってクラッチCL4を
タイミングローラ81のクラッチCL.をオフしてタイ
ミングローラ81を一時停止状態にすると共にループ処
理時間を設定したタイマを働かせる(ステップ#163
、#164)。このため原稿ODは搬送ローラ80によ
って一時停止中のタイミングローラ81に送付けられ、
ループを作りながら先端を整合されてスキュー防止され
る。ループ処理のタイマによる設定時間が経過し、かつ
複写ブロックBにおいて複写シートがレジスタローラ2
7の直前のセンサS1をオンしたことによって第I C
PU 251から発せられるスキャン要求があることを
条件にクラッチCL.が再度オンされる。これによって
タイミングローラ81は駆動状態に戻され、原稿ODを
露光案内路171に送込んで露光に供する。
なおループ処理のタイマが終了した時点でスキャン要求
がなければ、複写シートの給紙が間に合っていないので
原稿ODを露光に供しても正しく複写されない。そこで
このような場合タイミングローラ81を再駆動せずモー
タM4をオフして原稿ODがそれ以上停止中のタイミン
グローラ81に送付けられてシワ寄りやジャムの原因と
なるのを防止し、スキ中ン要求があるまで待機させる(
ステップ#166 、#168 #169)。スキャン
要求があるとモータM4をオンずると共にタイミングロ
ーラクラッチCL&をオンして原稿ODを露光に供する
(ステップ#169 、#170 、#167)。
露光に供された原稿00は返送路74に進み原稿セット
トレー71に返送されトレー71内の原稿OD上に第6
図のように載る。
このときの原稿ODの動きを示せば第26図の通りであ
り、各原稿ODについて1枚づつの複写が順次行われる
。一方このとき複写された複写シートは複写ブロックB
におけるソーティングモード処理によって排出口32か
ら徘祇路41を通じ徘祇トレー44上へ順次排祇され真
揃いの状態となる。
最終原稿00が給送されると位置規制部材111上の最
終原稿検出レバー115が第7図の動きをすることによ
りセンサSIOで検出される。この検出があると第22
図のサブルーチンにおいて複数部の複写であることによ
って原稿給送要求が第2CPtl 252において継続
していることと、ファーストコピーでないことにより、
最終原稿検出レバー115が原稿セットトレー71に返
送されて自身の上に載っている原稿ODから充分逃げる
位置まで位置規制部材111を後退させるのに必要な時
間を設定したタイマT!を働かせ、タイマT2が終了す
るまでモータ119を逆転させた後停止させる(ステッ
プ#124 、#141〜#144)。
したがって最終原稿検出レバー115は原稿ODから充
分離れ原稿ODを原稿検出レバー115上に落し切る。
次いでモータ119をタイマT2の設定時間分正転させ
た後停止させて位置規制部材111を元の位置に戻し原
稿ODを捌きローラ77まで送付ける(ステップ#14
5〜#147 、#132)。このとき最終原稿検出レ
バー115は上動させられていて原稿ODには干渉せず
原稿ODの上方に臨んでおり、続くタイマT4の設定時
間分モータ119を逆転させた後、モータフラグをOに
して停止させることにより最終原稿検出レバー115が
原稿OD上に載り最柊の原稿の検出可能な状態となる(
ステップ#133〜# 136)。
この状態で再度各原稿ODについての複写が前述の通り
行われる。この回に複写された複写シートは排紙トレー
44上に頁揃いの状態で先に排出されている原稿00群
の上に同じ頁揃い状態で載る。したがっ゜ζソーティン
グ状態となる。
?のような複写は設定枚数分繰返され、設定枚数分の複
写が終了したとき原稿給送要求が第2CPU 252に
おいて解除される。この解除を判別(ステップ#123
)j,て位置.規制部材111をホームポジションに戻
すが、先ず最終原稿検出レバー115が最終原稿を検出
してから遅延タイマT1を働かせることから行う(ステ
ップ#151)。
このタイマT,は最終原稿00が給紙されてから露光後
原稿セットトレー71に戻されるまで、つまり原稿00
が初期状態に戻るまで前記戻し動作を遅延させるもので
あり、タイマTIが終了してかラTl. 1K排出セン
サS2■がオフしたかを判別し、オフしていることによ
りモーク119を逆転させて位置規制部材111をセン
サSl1がオンするホームポジションまで戻した後、モ
ータフラグを0にしてモータ119を停止させる(ステ
・ンブ#152〜#157)。
なお複数の各原稿に対する給送要求は複写ブロックBに
おいて先の原稿ODの後端がセンサSl+を抜けたか、
あるいは設定時間経過後に発して原稿ODを順次給送し
ておくのでは、ファーストコピーの場合問題となる。フ
ァーストコビーにおいて複数の原稿につきそれぞれ1部
づつ複写するのに、ファーストコビー時の原稿の枚数は
オペレータがわざわざ入力しない限り不明であり、最終
原稿が給送されて一循し終えたのに複写シートを所定タ
イミングで給紙してレジスタローラ27の部分に待機さ
せたまま原稿枚数分の複写が終了し、余分に給紙した複
写シートが残ってジャム状態となってしまう。
そこで本実施例の場合、1枚目の原稿についてはその後
端がセンサS.により検出された時点で複写シートがレ
ジスタローラ27に達しているかどうかを見て達してい
るときのみ1枚目の原稿の給送を続行し、複写シートの
次の給紙は原稿セソトトレ−71での有無をセンサSZ
OによりVf!認し、原稿があるときのみ給紙するよう
にしている。
原稿の2循目以降の複写においては、1循目の複写の際
に原稿の枚数をカウントすることにより最終原稿の給送
を判別することができるので、各原稿の給送に対し1枚
目の原稿の後端がセンサS.で検出された時点から、複
写シートを原稿枚数分だけ一定間隔で給紙するようにす
る。
また複写シートの排出について片面原稿についてのグル
ーピングモードが選択されていると、第18図のモード
処理サブルーチンでそれが判定される(ステソプ#33
〜#36)。このグルーピングモードでの原稿ODの給
送制御については特にフローチャートを示していないが
、給送した原稿ODについて設定枚数分の複写が終了し
た都度次の原稿の給送を行う。
給紙された原稿00は設定された複写枚数分の露光が終
了するまで露光が終わる都度逆送されてタイミングロー
ラ81前のセンサ18を通り過ぎる所定位置に原稿排出
路98、原稿排出トレー97を利用して一旦戻された後
再度露光に供される。
このときの原稿ODの動きは第27図の通りである。
なおこのときの原稿の往復移動ストロークは原稿のサイ
ズ信号に応じて設定し、各サイズの原稿に対応した必要
最小限のストロークで行うようにすることもできる。
前記各回の露光に対応して複写ブロックBでは複写シー
トの給紙と作像とが前記の場合とほぼ同様に行われる。
以上によって各原稿ODは設定枚数分の複写に連続的に
供され、複写後の複写シートは1枚の原稿00について
の設定枚数分が徘祇トレー44上へ連続的に排祇されて
同じ原稿ODのものどうしがグループとなって重なり、
それが原稿の枚数分繰返されてグルービング状態となる
片面原稿からの両面複写が設定されると、第18図のモ
ード処理サブルーチンに従って製本モードと判定される
(ステップ#34、#35、#38)。このモードにつ
い゜ζも特にフローチャートを示していないが、原稿0
0は第26図の場合と同様に露光部に給送されまた原稿
セットトレー71に返送されるが、複写ブロックBでは
1枚置きの各原稿00についての複写を行うように給紙
および作像制御すると共に、第1回目の複写を受けた複
写シートは一旦中間トレー已に導入してお《ようにする
1枚置きの原稿ODについての複写が終了したとき、原
稿セントトレー71内に返送されている原稿00は再度
第26図の場合同様に露光部に給送されまた原稿セット
トレー71内に返送される。
このとき複写ブロックBでは中間トレー已に収容してい
る第1面複写後の複写シートを先に複写されたものから
順次送出し、それらの第2面に前回複写しなかった1枚
置きの原椙ODについての複写を行って後排祇トレー4
4に排出していく。
これにより各原稿ODについての画像がその給送順に従
って順次排紙トレー44に排紙されていく各複写シート
の表側から裏側へと順序正しく複写されることになる。
つまり両面複写が頁揃い状態で行えそのまま製本するこ
とができる。
なお原稿ODはフエイスアップ状態で原稿セットトレー
71にセットされ、最終頁分から露光に供される。従っ
て原稿ODの枚数が奇数であると最終に複写される第1
頁目の原稿ODの画像は最終複写シートの裏がなす第2
頁目に複写され、最終複写シートの表がなす第1頁目は
複写対象となる原稿ODがなく白地のままとなり、表紙
とするのに好都合である。
一方原稿ODが偶数枚であると最終複写シートの第1真
目にも原稿の画像が複写される。
両面原稿からの両面複写が設定されている場合それが第
18図のモード処理サブルーチンで判別される(ステッ
プ#34、#39)。このモードでは原稿セットトレー
71から給送される原稿00は両面複写のために第24
図に示す両面原稿反転処理サブルーチンに従った反転制
御を受ける。
原稿給送要求が確認された時点で切換爪96のソレノイ
ドSL3がオンされ切換爪96を第1図仮想線の位置に
切換える(ステップ#181〜#183)。
これにより原稿セットトレー71から送出される原稿0
0は給送路73の前段部73dから補助通路95側に案
内され、常時手差しトレー91への排出方向に回転され
ている手差しローラ94を経て手差しトレー91上に送
出されてい《。
この原稿ODの後端通過ムこよりセンサSlffがオフ
したとき反転駆動切換ソレノイドSL.をオンして手差
しローラ94を反転駆動する(ステップ#184 、#
185)。これにより原稿ODは手差しトレー91上に
排出されてしまう前に給送方向に送られ、そのとき原稿
00はそれまでの後端が切換爪96の位置を通過してい
ることによって手差し路92側に案内されながらスイッ
チバックしていき、給送路73の後段部73cを通じて
露光案内路171に送られ第1面が露光に供される。
ここで手差しローラ94の反転駆動後タイマが働かされ
て、手差しローラ94の下流側となる次の搬送ローラ8
0にスイッチバック原稿ODが噛込まれるのに充分な時
間を計時し、計時終了後反転駆動切換ソレノイドSL.
をオフして手差しローラ94を排出方向への通常駆動に
戻すようになっている(ステップ#186〜# 188
)。これはスイッチバック中の原稿ODが手差しローラ
94にまだ噛んでいる状態のときに次の原稿ODO給送
が開始されて手差しローラ94に達してもそれを手差し
ローラ94の回転によって手差しトレー91上へ充分に
送出せるようにするものであり、次の原稿00の早出し
を計って原稿ODをスイッチバックさせることによる時
間の無駄を相殺することができる。これをスムースに行
うため手差しローラ94の上ローラを駆動ローラ、下ロ
ーラを従動ローラとしている。
第1面露光後の原稿ODは前記各場合同様原稿セットト
レー71に返送される。このときの原稿ODの動きは第
28図の通りであり、原稿セットトレー71上での裏面
が露光に供されたことになる。
そして原稿セットトレー71に返送されるとUターンパ
ス74aを経たことによって露光を終えた裏面が上向き
になる。
このようにして原稿セットトレー71内の原稿ODが順
次給送されその裏面が露光に供されて複写され、最終原
稿の露光が終了すると第26図での一循目の原稿給送終
了の場合同様に位置規制部材111が働き次の第2面の
複写のための給送に備える。
第2面の複写は第1面複写後の原稿00を前記第28図
の場合同様に給送して達成される。
なお複写ブロックBでは各原稿ODの第1面について複
写される複写シートは一旦中間トレー已に収容しておき
、第1面複写後先に複写されたものから順に送出し第2
面の複写に供する。
以上により両面原稿00からの両面複写が達成され、両
面複写後の複写シートは原稿セットトレー71での最下
原稿に対応するものから順に排紙トレー44上に排紙さ
れ頁揃い状態となる。
複写枚数が複数枚であると前記動作が設定枚数分繰返さ
れる。
最後に手差しテーブル91から原稿ODが手差しされる
場合につき述べる。
原稿ODは手差しテーブル91の案内を受けながら手差
しローラ94に噛込ませる。このとき手差しローラ94
の直前のセンサ514がオンされるので、第18図のモ
ード処理サブルーチンで手差しモードと判別され(ステ
ップ#32、#40) 、第25図に示す手差し制御サ
ブルーチンが実行される。
手差しモードであることの判定に従いファーストコピー
であるとモータフラグを”1′、モータ回転フラグを“
1”にセットする(ステップ#191〜#194)。こ
れによりモータM4が回転され、搬送系は通常回転され
る。また切換爪96がソレノイドSL.のオンによって
第1図仮想線の位置に切換えられると共に反転駆動切換
ソレノイドSL4をオンして手差しローラ94を反転駆
動する(ステップ#196 、#197)。これによっ
て手差し原稿ODは手差しローラ94に噛込まれて切換
爪96の案内に従い手差し路92へ送込まれる。
この際原稿ODはセンサSl4を通過する時間による長
さのカウントと、手差しローラ94の直後のセンサSl
+による幅の検出とを受け、第21図に示す原稿サイズ
検出サブルーチンに従ってサイズを検出される(ステッ
プ#9l〜#115)。この原稿ODのサイズ検出は長
さと幅とによるものであって、どのサイズの原稿が縦横
どちらの向きに手差しされても対応でき、使用原稿の自
由度の高い手差し方式に対応している。しかし小さな原
稿の場合限度がわからず搬送不能なものまで手差しされ
ることがあり得る。そこで本実施例ではそのような場合
に複写可能サイズ以上である場合をも含め、搬送系を逆
転、手差しローラ94を通常回転に戻して手差しテーブ
ル9l上に逆送し、手差しセンサS+4がオフして手差
しトレー91上へ完全に送出された時点でモータM4を
オフし警告処理を行う(ステップ#200〜#300)
この警告処理につき具体的に述べないが操作バネル20
1への点灯表示やブザーを鳴らせることが考えられる。
通紙可能な最小サイズ以上でかつ複写可能な最大サイズ
以下である場合露光を実行する。しかし原稿ODがBS
サイズより大きければそのまま露光に供しようとしても
、駆動しっぱなしとされるタイミングローラ81を道遇
してしまっていてループ処理を行えないとか、プラテン
ガラス12上の露光位置を過ぎていてその過ぎている部
分の画像が欠損するとかの問題がある。これに対処する
ためそのようなサイズの原稿の場合手差しによる最初の
給送はサイズ検出のための空送り処理とし、搬送ローラ
80直前のセンサSI7がオンからオフに切換って原稿
ODO後端を検出したときモータ回転フラグを“O”と
して搬送系を逆転させ原稿00を原稿排出路98から原
稿排出トレー97へと一旦搬送する(ステップ#211
〜#213)。これにより原稿ODがタイミングローラ
81直前のセンサSl8から外れてそれがオフしたとき
モーク回転フラグを“1”にして搬送系を正転状態に切
換える(ステップ#214 、#215)。
これによりサイズ検出後の手差し原稿00はセンサSl
l+を経てタイミングローラ81に再度達するようにな
り所定のループ処理を行って露光に供することができる
(ステップ#216 、#217)。
複写可能な手差し原稿ODが85サイズより小さイト、
サイズ検出終了時点でタイミングローラ81直前のセン
サSl8にまだ達しないので、それを空送りするのは時
間のロスであるからこの場合は空送り処理を行わずその
まま通常搬送してループ処理を行い露光に供する(ステ
ップ#211 、#216 、#217)。
露光の終了は原稿00の後端がセンサS18から外れて
それをオフしてからの時間カウントで判定することがで
き、露光が終了が判定されると(ステップ#218)フ
ァーストコビーの判断が解消され設定枚数分の複写が終
了しているとモータ回転フラグを“0”にして搬送系を
逆転し露光後の原稿00を原稿排出路98を通じ原稿排
出トレー97上へ排出する(ステップ#221 、#2
22)。
この排出の終了がセンサSl6のオフによって確認され
るとモータフラグを”0″にしてモータM4を一旦停止
した後、モータ回転フラグを“1”にして搬送系を正転
状態に設定しておき手差し制1卸を終える(ステッフ゜
#223〜# 225)。
ファーストコビーの判断が解消されたとき、設定枚数分
の複写が終了していなければ搬送系を逆転して手差し原
稿ODをタイミングローラ81直前のセンサSl8から
外れてそれがオフするまで逆送し、SIBがオフすると
モータ回転フラグを“1″にセットして搬送系を正転状
態に戻すことにより手差し原稿ODを再度ループ処理し
て露光に供する(ステップ#221 、#231〜;#
235)。
つまり設定枚数分の複写が終了するまで手差し原稿OD
を露光部で往復移動させて所定枚数の複写を行う。
手差し原稿ODが1枚複写に供されるときの動きは第2
9図の通りであり、複数枚の複写に供されたときの動き
は第30図の通りである。なお第29図は原稿ODが8
5サイズより大きく空送り処理をした場合、第30図は
原稿00が85サイズ以下で空送り処理なしとした場合
で示している。
なお前記実施例では、手差しローラ94は手差しモード
以外のとき、つまりセンサSZが手差し原稿を感知しな
い間、手差しテーブル91側に原稿00を排出させる方
向に常時駆動し、センサ314を働かせる適正な原稿の
手差しが行われない以上、手差し路95に物が差し込ま
れたり噛み込んだりするのを防止しているが、手差しロ
ーラ94を手差しモード以外のとき停止させるようにし
ておいても同様の結果が.得られる。
また手差し原稿を排出し、また同一の原稿から複数枚連
続して複写するために原稿を露光部から一旦逆送するの
に、手差しテーブル91および手差し路に並列な手差し
原稿排出トレーおよび手差し原稿排出路を別設してそれ
を用いたが、それらを廃して手差し路および手差しテー
ブルを用いることもでき構造および制御が簡略化する。
(発明の効果) 本発明によれば手差し路を通じて原稿を露光部に給送し
て露光に供することができ、その際に検出手段と手差し
原稿搬送制御手段とが働き、検出手段によっては原稿が
通過する間の時間を基に手差し原稿のサイズが自動検出
され、前記露光により画像形成するシートのサイズ選択
信号等とすることができる。
特に手差し原稿搬送制御手段によっては手差し原稿につ
いてのサイズ検出を終えた時点でその検出に係る原稿が
露光部前の所定位置を過ぎているとその原稿を露光部前
の所定位置に一旦戻した後露光に供するよう再給送する
ので、手差し原稿がサイズ検出終了時点で露光部や露光
部前の所定調整部を先端部が過ぎるようなものであって
も、そのことによる影響なく自動検出したサイズ信号に
基いたシートの選択給紙を行い、かつそれに合わせて手
差し原稿を必要な調整後先端から後端までの全範囲を露
光に供することができ、手差し可能とする原稿サイズに
関係なく手差し路を短く形成して差支えないので補助的
な手差し路を設けるのに装置が複雑化したり大型化した
りするのを抑えることができる。
しかも手差し原稿搬送制御手段は、サイズ検出終了時そ
の検出に係る原稿が露光部手前の所定位置に達していな
ければ、その原稿を戻すことなくそのまま露光に供する
ので一旦戻すことによる無駄な時間なしに露光に供する
ことができ処理時間を可及的に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複写機の内部機構の側
面図、第2図は原稿セットトレーに設けられた位置規制
部材とその駆動機構を示す斜視図、第3図から第8図は
位置規制部材とそれに備える最終原稿検出レバーの動作
状態を示す断面図、第9図は原稿搬送系の駆動、反転機
構の斜視図、第10図は手差しローラの駆動、反転機構
の側面図、第11図から第13図は露光部における原稿
の通過状態を示す断面図、第13a図は露光案内路の変
形例を示す原稿通過状態の断面図、第14図は操作パネ
ルの平面図、第15図は制御回路図、第16図は複写ブ
ロックの側の第ICPUによる制御のメインルーチンを
示すフローチャート、第17図は循環式原稿自動給送ブ
ロックの側の第2 CPUによる制御のメインルーチン
を示すフローチャート、第18図から第25図は第17
図の各サブルーチンを示すフローチャートであり、第1
8図はモード処理サブルーチンを示すフローチャート、
第19図は原稿セットトレーからの原稿給送制御サブル
ーチンを示すフローチャート、第20図はモータ制御の
サブルーチンを示すフローチャート、第21図は原稿サ
イズ検出のサブルーチンを示すフローチャート、第22
図は位置規制制御サブルーチンを示すフローチャート、
第23図はループ処理サブルーチンを示すフローチャー
ト、第24図は両面原稿反転制御サブルーチンのフロー
チャート、第25図は手差し制御サブルーチンを示すフ
ローチャート、第26図から第30図は各種モードでの
原稿の移動状態を示す線図である。 A−一一・−・一・−−−一−−−−・・・・循環式原
稿自動給送ブロックB−・−・−−一−−−−−・−・
・・−・・・複写ブロックD−−・・−・・・・一・・
・−・・−・−S 光部12・・・・・−・一・・−・
−・−−一−一−プラテンガラス71・−・−・・−−
一−−一−−−−・・一原稿セットトレー73−・−・
・・一・・・・・−・−・一給送路74−−−−−・一
−一−一一・−−−一〜・−・一・返送路81・一・・
一・−・−・・−・・・−・一・・タイミングローラ9
1−−−−一・−一一一一一一−一−一一・手差しテー
ブル92−・−・〜・−−−−−・−一一−−一−−〜
一手差し路94〜・−一−−−−−・−−−−−−−−
一−・一手差しローラ252・・−・−・−・・・・一
 第2 CPUSI4 、Sll1−・・一・・センサ
第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を多数枚セットできる原稿セット部から原稿
    を1枚づつ送出して露光部を走行させることにより流し
    撮り式の露光に供した後、元の原稿セット部に送付けて
    再度給送可能とする循環式原稿自動給送装置において、 原稿を手差しして露光部に送込む手差し路と、手差し路
    を通じて送込まれる原稿が通過する間の時間によって原
    稿サイズを検出する手段と、この検出手段によるサイズ
    検出が終わったときその検出に係る手差し原稿の先端が
    露光部手前の所定位置に達しているか否かにより原稿を
    そのまま給送して露光に供するか、原稿を露光部手前の
    所定位置まで戻した後再給送して露光に供するかする手
    差し原稿搬送制御手段とを備えたことを特徴とする循環
    式原稿自動給送装置。
JP28348888A 1988-11-09 1988-11-09 循環式原稿自動給送装置 Pending JPH02132074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28348888A JPH02132074A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 循環式原稿自動給送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28348888A JPH02132074A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 循環式原稿自動給送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02132074A true JPH02132074A (ja) 1990-05-21

Family

ID=17666202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28348888A Pending JPH02132074A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 循環式原稿自動給送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02132074A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4229101A (en) Duplex/simplex precollation copying system
JPH0814729B2 (ja) 複写機
US4459013A (en) Duplex/simplex precollation copying system
JPH03182474A (ja) 循環式自動原稿給送装置
JP2924028B2 (ja) 原稿搬送装置
JPH02132074A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JP2803109B2 (ja) 原稿自動給送装置
JPH02132073A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JP2799611B2 (ja) 画像記録装置の記録用紙搬送装置
JPH02129673A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JPH02129670A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JPH02132072A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JP2672654B2 (ja) 画像形成装置
JPH02129669A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JPH02129672A (ja) 原稿セット部の最終原稿検出装置
JP2549756Y2 (ja) 画像形成装置
JPH02132075A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JPH02129671A (ja) 循環式原稿自動給送装置
JPH0223154A (ja) 画像形成用紙後処理装置
JPH03182427A (ja) 自動原稿給送装置
JP2672653B2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送方法
JP2672670B2 (ja) 画像形成装置
JPH05165284A (ja) 自動原稿搬送装置
JPH0747384Y2 (ja) 画像形成装置
JPH0724378Y2 (ja) 画像形成装置