JPH02132055A - シート体の積重装置 - Google Patents

シート体の積重装置

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JPH02132055A
JPH02132055A JP28658388A JP28658388A JPH02132055A JP H02132055 A JPH02132055 A JP H02132055A JP 28658388 A JP28658388 A JP 28658388A JP 28658388 A JP28658388 A JP 28658388A JP H02132055 A JPH02132055 A JP H02132055A
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conveying
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JP28658388A
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English (en)
Inventor
Jinichi Osada
甚一 長田
Fukusaburo Ito
伊藤 福三郎
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば複写機などにおいて、複数枚の原稿
の表裏両面を複写する場合に、原稿を供給して撮送する
循環式自動原稿供給装置などに有利に実施されるシート
体の積重装置に関する。
従来の技術 典型的な先行技術は、実公昭59−5005に開示され
ている。この先行技術は、スブロケットホイルに巻掛け
られた無端状ローラチェーンのアタッチメントリンクに
シ一ト把持部を設けて、原稿や記録紙などのシート体の
端部をそのシ一ト把持部によって挟持して搬送するとい
うチェーンデリバリ方式のシート体搬送装置である。
このシート体搬送装置においては、シート体の搬送方向
下流側端部が、無端状ローラチェーンに取付けられてい
るシート挟持板とシート保持板との間に、前記無端状ロ
ーラチェーンが巻掛けられている一方のスプロゲットホ
イルに沿って弯曲する際に、挟持されて撮送される.こ
れらシート挟持板とシート保持板との間に保持されて搬
送されたシート体゛は、無端状ローラチェーンが巻掛け
られている他方のスブロケットホイルに沿って弯曲する
位置で、挟持されたシート体の端部が解放されるように
構成されている。
発明が解決しようとする課題 本件出願人は、上述したチェーンデリバリ方式のシート
体搬送装置を、たとえば循環式自動原稿供給装置などと
して、原稿収納手段に積載された複数枚の原稿を予め定
める固定位置に設けた給紙手段によって、たとえばその
最上部の原稿がら一枚ずつ順次的に搬送して露光を行い
、露光後の原稿を再び積載された複数枚の原稿の最下部
に挿入搬送し、この挿入搬送される原稿の搬送方向下流
側端部を予め定める一定の位置で揃えることができるよ
うに適用したシート体の供給装置を既に提案した。
このシート体の供給装置では、従来の技術の項で述べた
ように、積載されてある原稿のたとえば最下部に新たに
原稿を挿入する挿入搬送手段の、無端状ローラチェーン
に取付けられているシ一ト把持部が挟持したシート体を
解放する位置は、無端状ローラチェーンが巻掛けられて
いる他方のスプロゲットホイルの弯曲部近傍の位置に限
定されていた.したがって原稿収納手段は、挿入搬送手
段の他方のスプロケットホイルが配設される位置に依存
して設けられていた. すなわち,原稿収納手段において原稿の搬送方向下流側
端部を揃えるための規制端板の位置は、挿入搬送手段の
配設位置に従って規定されている.これでは用紙の大き
さが異なる原稿を収納することができないばかりでなく
、この規制端板への原稿の当接具合を調整して、原稿収
納手段の収納空問内に複数枚の原稿をその端部が良好に
揃った状態で収納させることができない. また、原稿の大きさによって搬送方向に沿った長さが異
なるにも拘わらず、原稿収納手段の搬送方向下流側端部
に設けられる規制端板の位置が一定であるため、前記給
紙手段によって取出される最上部の原稿の給紙手段に対
する位置が変Cヒして,原稿の大きさ毎に給紙の条件が
変化してしまう。
さらに、一対の無端状ローラチェーンに架設されたシ一
ト把持部が、その長手方向に間隔をあけて設けられたシ
ート挟持板とシート保持板との間にシート体を挟持して
搬送する際に、シ一ト把持部でシート体がその幅方向に
むやみに撓んで弯曲した状態で挟持されて搬送される場
hがある。このようにシ一ト把持部で挟持されたシート
体がノnんだ状態にあり、特にその搬送方向下流側端部
に生じたシート体の弯曲部が、先行して原稿収納手段の
収納空間内に積載されてある複数枚の原稿の端部と接触
または衝突し、かつその状態で挿入搬送手段によって原
稿収納手段の底部と載置された原稿の最下部との間に無
理に引込まれてしまうと原稿が破損してしまうといった
不都会な事態を生じ兼ねない. また収納される原稿が搬送経路のローラや搬送経路を変
更するための案内部材などの弯曲部を通過することによ
って、原稿に反り癖がついた状Bで収納されてしまう場
自がある。
さらに前記提案したシート体の供給装置においては、原
稿の表裏両面を露光するために搬送を行う搬送手段の搬
送経路内で紙詰まりが生じた場合には、その搬送手段の
駆動だけでなく、露光が終了した原稿を原稿収納手段の
収納空間内に挿入搬送する挿入搬送手段の駆動もまた同
時に停止するようにしていた. このような構成では、挿入搬送手段が原稿を収納空間に
挿入搬送中に、搬送手段が他の原稿を露光領域に搬送す
る搬送経路において紙詰まりが生じた場合に挿入搬送手
段の駆動も停止してしまい、挿入搬送手段のシ一ト把持
部に挟持された原稿は原稿収納手段の収納空間内に完全
に収納されないままの状態で停止してしまう.したがっ
てシート体の供給装置による原稿の供給を再開するため
には、搬送手段の搬送経路内で紙詰まりを生じた原稿を
処理すると共に、挿入搬送手段のシー1・把持部に挟持
されたままの原稿をも処理しなければならない. 本発明の目的は、上述したシ一ト把持部に挟持されたシ
ート体が既にi置されてあるシート体の端部に接触した
り、衝突してしまうようなシート体のむやみな弯曲をな
くすと共に、シート体が搬送手段による搬送時に生じた
反り癖を矯正した状態でシート体収納手段に収納される
ようにしたシート体の積重装置を提供することである.
また本発明の目的は、シート体収納手段の規制端板の位
置をシート体の搬送方向に変位調整可能とし、異なる大
きさのシート体に対しても良好にシート体を供給、およ
び挿入搬送して収納できるようにしたシート体の積重装
置を提供することである。
さらに本発明の目的は、挿入搬送手段以外の搬送千段の
搬送紅路内で生じたシート詰まりの場合には、挿入搬送
手段によってシート体収納手段に挿入搬送されるシート
木を処理する必要をなくしたシート体の積重装置を提供
することである.課題を解決するための手段 本発明は、底部を有する収納空間を備え、この収納空間
に積重ねられたシート体を収納するシート体収納手段と
、 シート体の少なくとも搬送方向下流側の端部を保持して
、前記底部と、この底部上に積重ねられているシート体
下部との間にシート本を挿入して搬送する挿入搬送手段
とを含み、 前記挿入搬送手段は、シート体の搬送方向下流側の端部
を、前記搬送方向に沿う軸線まわりに弯曲して保持する
ようにしたことを特徴とするシート体の積重装置である
. また本発明は、底部を有する収納2間を備え、この収納
空間に積重ねられたシート体を収納するシート体収納手
段と、 前記底部付近で搬送方向に移動する保持部材と、前記保
持部材を前記搬送方向に走行駆動する駆動手段と、 前記保持部材に関連して設けられ、搬送すべきシート体
の搬送方向下流側の端部を前記保持部材と共に挟持する
ホロアを有する挟持部材と、前記底部上でシート体の搬
送方向に沿って変位調整可能であり、その搬送方向下流
側の予め定める最端位置に固定することができる規制端
板とを含み、 前記規制端板には前記挟持部材のホロアが接触するカム
面が設けられ、このカム面に前記ホロアが接触して挟持
部材を変位させて前記保持部材との間のシート体の挟持
状態を解除するようにしたことを特徴とするシート体の
積重装置である。
また本発明は、シート体を搬送する搬送手段と、底部を
有する収納空間を備え、この収納空間に積重ねられたシ
ート体を収納するシート体収納手段と、 前記搬送手段によって搬送されてきたシート体の少なく
とも搬送方向下流側の端部を保持して、前記底部と、こ
の底部上に積重ねられているシート体下部との間に挿入
して搬送する挿入搬送手段と、 前記搬送手段のシート詰まりを検出するシート詰まり検
出手段と、 前記シート詰まり検出手段の出力に応答して前記搬送手
段を停止し、かつ、前記挿入搬送手段を前記搬送手段か
らのシート体を保持する初期状態となるように動作させ
る制御手段とを含むことを特徴とするシート体の積重装
置である.作  用 本発明に従えば、底部を有する収納空間を備えたシート
体収納手段に、挿入搬送手段によってシート体の少なく
とも搬送方向下流側の端部が保持された状態で、前記シ
ート体収納手段の底部と、この底部上に積重ねられてい
るシート体最下部との間に、下方側から順次的にシート
体が挿入され積載されていく.このとき前記挿入搬送手
段は、シート体の少なくとも搬送方向下流側の端部を、
その搬送方向に沿う軸線まわりに弯曲した状1で保持し
て挿入搬送する.したがって、挿入搬送されるシート体
が、その反り癖などによって挿入搬送手段のシ一ト把持
部間でむやみに弯曲してシート体収納手段や、その収納
空間内に先行して積重ねられたシート体の端部と衝突し
て破損する事態が防止される. また本発明に従えば、底部を有する収納空間を備えるシ
ート体収納手段の収納空間内に、前記底部付近で搬送方
向に移動する保持部材と、ホロアを有する挟持部材とで
、シート体の搬送方向下流側の端部が挟持された状態で
、前記底部上に積重ねられたシート体の最下部と、底部
との間にシート体が挿入搬送される.このシート体収納
手段の底部上には、搬送方向下流側の予め定める最端位
置に変位調整可能に固定することができる規制端板が設
けられており、この規制端板には前記挟持部材のホロア
が接触するカム面が設けられている。
収納空問内に積載されたシート体の最下部と底部との間
にシート体を挿入搬送した挟持部材のホロアは、この規
制端板に設けられたカム面に接触することによって挟持
部材を変位させて、前記保持部材との間で保持していた
シート体を解放する.したがって、この底部上で搬送方
向下流側の予め定める最端位置に固定される規制端板の
位置を変位調整することによって、搬送されてくるシー
ト体をシート体収納手段の収納空間内の所望の位置に禎
載することができる。
また本発明に従えば、底部を有する収納空間を備えたシ
ート体収納手段に、シート体を搬送する搬送手段に引続
き、挿入搬送手段によってシート体の少なくとも搬送方
向下流側の端部が保持されて、前記収納空間の底部と、
この底部上に積重ねられているシート体下部との間に、
シート体が下方側から順次的に積載されていく.そして
、前記搬送手段に予め設けられたシート詰まりを検出す
るシート詰まり検出手段からの出力に応答して、制御手
段は前記搬送手段の駆動を停止するようにしている.こ
のとき同時に制御手段は、前記搬送手段におけるシート
詰まり検出手段の出力に応答して、挿入搬送手段が前記
搬送手段からのジーl・体を保持して挿入搬送を開始す
ることができる初期状態で、挿入搬送手段の駆動を停止
する。この初期状態では、挿入搬送手段のシ一ト把持部
にはシート体が保持されておらず、搬送手段から送られ
てくるシート体を保持して挿入搬送する待機状態にある
. 実施例 第1実施例 第1図は、本発明のシート体の積重装置を実施したシー
ト体供給装置2の断面図である。原稿1の表裏両面を複
写する転写型静電式複写機3つ(後述の第2図参照)に
おいて、シート本供給装置2によって原稿収納手段77
にt1置されてある原稿1を、給紙手段38および第1
搬送手段3を用いて第1露光領域4に搬送して原稿1の
一方表面を露光し、次に第2搬送手段5によって原稿1
の他方表面を第2露光領域6に搬送して露光を行いこの
両表面が露光された陵の原稿1は再び原稿収納手段77
の積重ねられた複数枚の原稿1の最下部に、挿入搬送手
段7によって挿入搬送されて戻される. 第2図は、シート体供給装置2を備えた転写型静電式複
写R39の全体の構成を示す断面図である.露光手段8
は、第1および第2B光領域4,6で提示される原稿像
を直円筒状の感光体9上に結像して、コロナ放電器10
によって帯電された感光木9の表面に静電潜像を形成す
る.B光手段8において光源11と反射鏡12とを備え
る移動体13は、第1露光領域4および第2露光領域6
にそれぞれ変位し、原稿1の反射光は反射鏡1415、
レンズ16、および反射鏡17を経て前述のように感光
体9上に結像される. 感光体9上に形成された静電潜像は現像装置18によっ
てトナー像に顕像化され、転写用コロナ放電器19によ
って記録紙20の一方表面に転写される。記録紙20は
搬送手段21によって搬送され、転写用コロナ放電器1
9による転写が行われる転写領域27に導かれる.転写
用コロナ放電器1つによってトナー像が転写された記録
紙20は、搬送手段22から定着装置23に導かれて定
着が行われる。定着装置23によってトナー像が定着さ
れた記録紙20は、方向変換手段24によって記録紙2
0の搬送方向が反転され、搬送路44を経て容器25上
に導かれる.容器25内に一旦収納された記録紙20は
、搬送手段26によって再び転写順域27に導かれ、前
記方向変換手段2l1によって搬送方向が反転された記
録紙20の他方表面に転写が行われる.転写が終了した
記録紙20は、搬送手段22、定着装置23、および搬
送路80を経てトレイ28に排出される。
ここで、原稿1の一方表面が露光されるときには移動体
13は第IB光領域4の直下に位置され、他方表面が露
光されるときには第2B光饋域6の直下に位置される.
こうして原稿1の表裏両面が、対応する記録紙20の表
裏両面にそれぞれ複写される.記録紙供給手段29,3
0.31からは、相互に異なるサイズを有する記録紙2
0が転写領域27に選択的に搬送される. 再び第1図を参照して、第1搬送手段3において多数の
吸引孔が設けられた無端状ベルト32が、駆動ローラ3
3と従動ローラ34,35,36.37とに巻掛けられ
ている。原稿収納手段77に載置された複数枚の原稿1
は、1枚ずつ順次的に給紙手段38によって給紙される
。給紙された原稿1は無端状ベルト32の張架部分32
aに空気圧で吸着され、案内部材40に沿って駆動ロー
ラ33のまわりを回り、従動ローラ36,37間の第1
露光領域4を形成する透明板41上に導かれる.無端状
ベルト32の外周面には5ローラ42,43.79が配
置されて原稿1の搬送を確実にする。またシート体供給
装置2における紙詰まりの検出に関連して、無端状ベル
l−32付近の従動ローラ34近傍には検出スイッチN
1が、ローラ79近傍には検出スインチN2がそれぞれ
設けられている. 第IB光領域4において露光を完了した原稿1は、無端
状ベルト32の張架部分32bに空気圧で吸着され、一
対の案内部材45および一対のローラ46との組自わせ
によって張架部分32bから案内孔48内に部分的に導
かれる。一対のローラ46のうち少なくとも一方のロー
ラは正逆回転可能な駆動ローラである,案内孔48内に
は、原稿1の搬送方向先端1aを検出する検出器S1が
設けられている.検出器S1が原稿1の先端1aを検出
すると、張架部分32bに吸着されていた原Mlの一部
分は,第21M送手段5の無端状ベルト47の張架部分
47aに切換えられて空気圧で吸着される。無端状ベル
ト47は、駆動ローラ49と従動ローラ50,51とに
巻掛けられている。
張架部分47aに吸着された原稿1は、ローラ78と案
内部材52とに案内されて第2露光領域6を形成する透
明板53上に導かれて原稿1の他方表面の露光が行われ
る。
第2露光領域6において露光を完了した原稿1は、無端
状ベルト47の張架部分47bとローラ55とによって
挟持されて撮送され、一対の案内部材56によって案内
され、挿入搬送手段7によって複数枚のJJXTf41
の最下部に戻される.ローラ55近傍と案内部材56の
排紙口近傍とには、原稿1の搬送方向先端1b(第1搬
送手段3による搬送時の搬送方向後端1b)を検出する
検出器S2,S3がそれぞれ設けられている.これら検
出器S2,S3は、後述する第1搬送手段3、第2搬送
手段5、および挿入搬送手段7による原稿1の搬送およ
び紙詰まり検出に関連して設けられている.挿入搬送手
Vl 7のスプロケットホイル1 0 4 a +10
4b,104c,104dには、ローラチェーン105
が巻掛けられている。ローラチェーン105の外周部に
は、予め定められる間隔でシ一ト把持部103が取付け
られている。またローラチェーン105が巻掛けられた
スプロケットホイル1 04 d(寸近には、挿入搬送
手段7の駆動に関係する検出スイッチN3が設けられて
いる。
第1搬送手段3において、張架部分32a,32bに対
応して無端状ベルト32の内側には張架部分32a,3
2bに向けて開口するダクト58.59が設けられ、ダ
クト58.59によって空気室58a,59aが形成さ
れている. 第3図には、空気室58a,59aに関連する楕成を示
すために第1図の切断面線■一■から見た断面図を示す
.ダクト58.59の幅方向(第1図の紙面に垂直方向
)にはダクト62を介して誘引ファン63が接続されて
いる。ダクト62とダクト59との間には開閉弁64が
設けられている。
第4図は、開閉弁64の斜視図である.弁体65は空気
室59aの下流側、すなわちダクト62寄り端部に配置
され、水平軸線を有する軸66に固定されている.軸6
6はダクト59の側壁59bを挿通して機体に枢支され
ている。軸66には可撓性ワイヤ67が巻付けられてお
り、ワイヤ67の一端部はばね68を介して機体に固定
された固定部材52に固定されている.ばね68によっ
て弁体65は、矢符69のように開閉弁64が開放され
る方向にばね付勢される.軸66にはまた、可撓性ワイ
ヤ70が巻けけられており、ワイヤ70の一端部は電磁
ソレノイド71のプランジャ72に取付けられている.
ワイヤ67.70の他端部は軸66に固定されている。
電磁ソレノイド71が消磁されているときには、ばね6
8の働きによって弁体65は第5図に示されるように水
平な姿勢の開弁状態となっている。
これによってダクト59はダクト62に連通し、空気室
59aは負圧となる。電磁ソレノイド71が励磁される
とブランジャ72は第4図の右方に変位し、軸66はば
ね68のばね力に抗して矢符69とは逆の矢符54方向
に角変位し、弁体65が停止部材73.74に当接して
第3図に示されるような閉弁状態となる。これによって
空気室59 aは大気圧となり、無端状ベルl・32の
張架部分32bにおける原稿1の吸着が解除される。
第1図に示される第2fl送手段5のダクト57もまた
誘引ファン63に接続されて負圧の状態とされる.これ
によって、多数の吸引孔を有する無端状ベルト47の張
架部分47aに原稿1を吸着して搬送することができる
. 給紙千段38は、駆動ローラ83、従動ローラ82に巻
掛けられた無端状ベルト84、および無端状ベルト84
内に配設されたダクト85を含んで構成される。ダクト
85の空気室85εtは無端状ベルト84の下張架部分
84aに向けて開口しており、またダクト85は誘引フ
ァン63に連通している.これによって原稿収納千段7
7に載置された複数枚の原稿1のうち最上部の原稿1枚
を吸着し、ベルト84の回動に伴って原稿1を矢符M1
方向に搬送して第1tM送手段3に導くことができる. 第6図には、給紙手段38、第1搬送手段3、および第
2搬送手段5における空気圧による原稿1の吸着方向を
白抜き矢符■1一■4で示す。実線矢符は原稿1の搬送
方向(矢符M1〜M6)およびローラの回転方向を示す
.また第7図(1)〜第7図(4)は、シート体供給装
置2における原稿1の搬送状態を順次的に示した図であ
る。第1図、第6図、および第7図を参照して以下に、
シート体供給装置2における原稿1の撮送動fLについ
て説明する,第4図に示した電磁ソレノイド71が消磁
された状態で、弁体65は第5図に示されるように開弁
状態となっており、これによってダクト59はダクト6
2に連通した状態となっている. 図示しない操作手段によって原稿1の複写が指示される
と、誘引ファン63の吸引動作が開始され、ダクト57
〜59.85の空気が吸引されて負圧の状態とされる.
これによって給紙手段38の無端状ベルト84の下張架
部分84aに、複数枚の原稿1が収納された原稿収納千
段77の最上部に載置された原稿1枚が吸着され、この
状態でベルト84の回動に伴って矢符M1方向に搬送さ
れる.原稿1が第1ffi送手段3のベルト32部分に
搬送されると、原稿1は負圧伏態のダクト58によって
張架部分32aに吸着されて、矢符M2方向に搬送され
る.第1搬送千段3および案内部材40によって搬送さ
れた原稿1は、第lft光領域4でその一方表面が露光
される.この状態を示したのが第7図(1)である. 第1露光領域4において露光が完了した原稿1は、負圧
状態とされたダクト59によってベルト32の張架部分
32bに吸着された状態で矢符M3方向に搬送され、一
対のローラ46と一対の案内部材45とに案内されて案
内孔48内に部分的に導かれる。この状態を示したのが
第711(2>である. 第7IN(2)において,原稿1の搬送方向先端1aが
案内孔48内に予め設けられた検出器S1によって検出
されると、第4図に示した電磁ソレノイド71が励磁さ
れ、弁体65は矢符54方向に角変位されてダクト59
とダクト62を閉鎖状態とする.これによってベルト3
2の張架部分32b/\の原稿1の吸着状態は解除され
る.これと同期して一対のローラ46は、その回転方向
が矢符75a,76a方向から矢符75b,76b方向
に反転される.これによってベルト32の張架部分32
bに吸着していた原稿1は、第2搬送手段5のベルト4
7の張架部分47aに吸着された状態に切換えられて第
2搬送手段5による搬送が開始される.この状態を示し
たのが第7図(3》である. 第21送手段5のベルト47に吸着した状態で矢符M4
方向に搬送される原稿1は、第2ft光領VA6におい
て露光が行われる。搬送方向M4に対して原稿1の陳端
1a(搬送方向が変換される以前の先端1 a )が一
対のローラ・16から離れ、原稿1の搬送方向先端1b
(112送方向が変換される以前の後端1 b )が第
2搬送手段5のローラ55近傍に設けられた検出器S2
によって検知されると、一対のローラ46の回転方向は
矢符75a,76a方向に再び反転され、電磁ソレノイ
ド71は消磁されてダクト59による矢符V3方向の吸
引動作が再開される.これによって第1搬送手段3およ
び一対のローラ・46は次の原稿の搬送に備える。この
状態を示したのが第7図(4)である.第2搬送手段5
によって搬送された原稿1は、一対の案内部材56に案
内されて挿入搬送手段7に導かれる.原稿1の搬送方向
先端1bが案内部材56の排紙口近傍に予め設けられた
検出器S3によって検知されると、これに同期して挿入
搬送千段7の駆動が開始される。これによって原稿1は
、挿入搬送手段7のシ一ト把持部103によって挟持さ
れて原稿収納手段77に載置されてある複数枚の原稿1
の最下部と底部100との間に戻される.原稿1の挿入
搬送を終了した挿入搬送手段7のシート把持部103は
、スブロケットホイル104dに沿ってローラチェーン
105が弯曲する位置で、このスプロケットホイル10
4d付近に予め設けられた検出スイッチN3を入力する
.これによって挿入搬送手段7の駆動は停止する。
このようにして、シート体供給装置2によって原稿1は
、比較的短い搬送経路内で吸着されるベルトが切換えら
れて搬送方向の転換または表裏両面の反転が行われる.
これによって原稿1が搬送経路途中で紙詰まりを生じる
$態を軽減することができ、また原稿1の循環速度を速
くすることができる。
このようなシート体供給装置2は、原稿の搬送のためだ
けでなく記録紙へのトナー像の転写のためにも実施する
ことができ、さらにまた複写機以外のシート体を搬送す
る分野において広範囲に実施することが可能である. 第8図は、原稿収納手段77および挿入搬送手段7の斜
視図である.原稿収納手段77は、底部100、規制端
板101、および規制側板102を含んで楕成される.
底部100には、複数の走行孔100aが形成されてい
る.この走行孔100aは、矢符M6で示される原稿1
の挿入搬送方向にその長手方向カ月前えられており、予
め定める一定の間隔で底部100に形成されている.こ
の走行孔100aにおいて、一対のローラチェーン10
5に架設されたシ一ト把持部103が、矢符M6で示さ
れる原mlの搬送方向に走行駆動される. 規制端板101は弾性部材から成り、底部100に対し
て原稿の搬送方向M6下流側の予め定める最端位置に固
設される.挿入搬送されてきた原稿1は、この規制端板
101に当接してその搬送方向先端1bが揃えられる.
規制側板102は、原稿1の搬送方向側部が揃えられる
ように、原稿1の搬送方向に沿って平行に一対が設けら
れる.底部100とこの底部100上に積載された複数
枚の原稿1の最下部との間には、挿入搬jX手段7によ
って原稿1が順次的に挿入搬送される。
第9図は、挿入搬送千段7のスプ口ゲントホイル104
a〜104d(第IU29照)に巻掛けられた一対のロ
ーラチェーン105に架設されたシ一ト把持部103の
平面図である。第9図において110は、通常の形状を
したローラチェーン105を楕成するためのリンクプレ
ートである。111は、第10図に示されるようにリン
クプレート110の一部を改良し、折曲げ部111aお
よびねじ穴11lbを設けたリンクプレートである.リ
ンクプレート111は、一対のローラチェーン105の
対向する内側に連接した2涸を1組として1リンクの間
隔に設けられる。
シ一ト把持部103には、原v4lの搬送方向M6前方
のリンクプレート111の折曲げ部111a側に、両端
をねじ113によってシート押え棒109が固定される
.このリンクプレート111後方のリンクプレート11
1の折曲げ部111aのねじ穴111bに、第13図に
示されるシート保持板107の両端のねじ穴107bを
挿通したねじ113が螺着される.シート押え棒109
には、シート押え棒109の中央に対して左右対称に内
側の一対に、第11図に示すシート挟持片108がそれ
ぞれ固定されており、外側の一対には第12図に示すシ
ート押え片112がそれぞれ固定されている. シーl・挟持片108およびシート押え片112の一端
には、押上げ部材106がそれぞれ取1寸けられている
.この押上げ部材106には軸117が設けられ、この
軸117の両端には積載された原稿1が当接する一対の
こる116がそれぞれ回転自在に取1′−fけられてい
る.シート挟持片108の他端は一部を切欠いて切欠き
片を内側に折曲げ、原稿1の搬送方向先端1bを規制す
る規制片108aが形成されている.また第13図に示
すように、シート保持板107には、前述したシート押
え棒109に取付けられたシート挟持片108およびシ
ート押え片112が対向する位置に切欠きを説け、この
切欠き片の一部を内側に折曲げたシート保持片107a
がそれぞれ形成されている。
上述のシート挟持片108およびシート押え片112か
ら成る原稿1の上部押え部材と、シート保持片107a
とを含んでシ一ト把持部103が構成される。このシ一
ト把持部103が、挿入搬送手段7の一対のローラチェ
ーン105の外周部に予め定める間隔で複数組架設され
る。
第14121(1)〜第14図(3)は、シ一ト把持部
103の動作を厘次的に示した図である。第14図(1
》において、この待機位置でローラチェーン105は駆
動を停止しており、原稿1が供給されるのを待礪する状
態にある.ローラチェーン105は、スプロゲットホイ
ル104bに沿ってその回動方向が曲げられて原稿1を
原稿収納手段77へ挿入搬送する方向に変わりつつある
。この状態でシート保持片107aと、シーI−挟持片
108およびシート押え片112(第14図(1)〜第
14図(3)では図示せず》とが開放されている。この
待機状態で、一対の案内部材56(第1図参照〉に案内
されて搬送されてきた原Tf4lは、シート挟持片10
8の規制片108aで止められる。
第14図(1)の状態で、案内部材56の排紙口近傍に
設けられた検出器S3が原稿1の搬送を検知すると、ロ
ーラチェーン105の駆動が開始される.これによって
ローラチェーン105は第141m(2>に示す状態に
移行する.すなわち、ローラチェーン105がスブロケ
ット104bを外れて直線状態になるに従って、シ一ト
挾持片108およびシート押え片112は、シート保持
板107[1111に閉じ始める.ローラヂエ− ン1
 0 5 (1)両リンクプレート111が直線状態に
なると、シート挟持片108とシート押え片112とは
、シート保持板107のシート・保持片107aに原稿
1を介して押f寸けられ、原稿1の搬送方向先端1bが
挟持される.このようにしてローラチェーン105の回
動に伴って、原稿1の搬送方向先端1bを挟持したシ一
ト把持部103が、矢符M6方向に原稿1を搬送して行
く。
第14図(3)は、シー!・把持部103に挟持された
状態で、原稿収納手段77の収納空間内に載置された複
数枚の原稿1の最下部に新たな原稿1が戻され、シ一ト
把持部103が原稿1を解放する解放位置にきた状態を
示す図である.スプロケットホイル104aの外周部に
沿って、シート挟持片108およびシート押え片112
がシート押え棒109を介して取付けられたローラチェ
ーン105は、シート保持板107が取付けられたロー
ラチェーン105に先行して方向を変えるので、シート
挟持片108およびシート押え片112はシート保持板
107がら次第に開放される。
シート保持板107がスプロケットホイル1o4aにさ
しかかると、原稿1は完全にシ一ト把持部103から解
放される.この挿入搬送動作の助勢によって原稿1の搬
送方向先端1bは、原稿収納手段77の規制端板101
に当接して、載置された複数枚の原稿1の最下部に先端
1bが揃えられた状態で積重される.ここで規制端板1
01は弾性部材から成るので、この規制端板101に原
稿1がむやみに大きな力で当接しない限り原稿1が破損
されることはない。
第15図は、第14図(2)に相当する動作状態の原稿
収納手段77およびシ一ト把持部103を含む挿入搬送
千段7の側面図である.シート挟持片108およびシー
ト押え片112の原稿1の搬送方向M6下流側に設けら
れた押上げ部材106および一対のこる116によって
、既に原稿収納千段77の収納空間内に載置された複数
枚の原稿1の最下部と、底部100との間に一定の間隔
が設けられる。
すなわち、一対のローラチェーン105に架設されたシ
一ト把持部103が、底部100の走行孔100aを矢
符M6方向に走行駆動されるに従って、前記押上げ部材
106の傾斜に案内されて積載された原稿1が次第に上
方に押上げられる.押上げられた原稿1の端部が押上げ
部材106に設けられた一対のこる116に当接すると
、こる116はこの原稿1の端部をかわすように自在に
回転して原稿1を一対のこる116上に案内する.この
状態でさらに原稿1を挟持したシ一ト把持部103が、
原稿収納手段77の底部100に形成された走行孔10
0aを矢符M6で示される搬送方向に走行駆動されると
、シート把持部103が底部100とこの底部100上
に積載された原稿1との間に進入する. このようにして新たに挿入搬送される原稿1に先行して
、積載されてある原稿1と底部100との間には、新た
に積重ねられる原稿1が挿入される空間118が形成さ
れる.この形成された空間118内に、ローラチェーン
105の一対のリンクプレート111の後部に設けられ
たシート保持板107と、シート挟持片108とによっ
て撮送方向先端1bが挟持された原稿1が、積載された
原稿1との間で大きな摩擦力を生じることなく容易に挿
入搬送される. 以上の説明において、シート挟持片108およびシート
押え片112の一端にそれぞれ設けられた押上げ部材1
06には一対のころ116が回転自在に取付けられると
したが、このような構成は必ずしも必要ではなく、押上
げ部材106だけでも充分に原稿1を上方に案内して原
稿1が挿入される空間118を形成することが可能であ
る.上述したように本発明に従えば、原稿同志に大きな
摩擦力が働くことなく、したがって原稿同志の破損や紙
詰まりなどといった不所望な事耶が防止された状態で、
原稿収納手段77の収納空間内に原稿1が順次的にその
底部100側から積重ねられていく. 規制端板101の下部を通過したシート挟持片108は
、ローラチェーン105がスズロケットホイル104a
,l04dに沿って回動されるに従って、徐々にその走
行方向を変換する。これに伴ってシート挟持片108の
艮手方向も回転しながら移動する.このシート挟持片1
08の回転に従って、予めスプロケットホイル104d
付近に設けられてある検出スイッチN3の入力端を、シ
ート挟持片108の搬送方向後端部が入力する8これに
よって検出スイッチ115は後述されるインターフェイ
ス回路205を介してマイクロコンビ二一タの中央処理
回路(以下、rcpu,と略称する)206に検出信号
を与え、この検出信号に応じてCPU206は挿入搬送
千段7の回転駆動を停止する.このようにして、回転駆
動が停止した挿入搬送手段7の状態で、ローラチェーン
105の外周部に別設された他方のシ一ト把持部103
が、一対の案内部材56の原稿排出口近傍に停止して次
に搬送される原稿1に対応できるように、予めローラチ
ェーン105の外周部に設けられる複数組のシ一ト把持
部103の取けけ間隔が設定されている. 第16図は、本発明の実施例であるシー1一体洪給装置
2の電気的構成について説明するためのブロック図であ
る.誘引ファン63はファン駆動回路201に、電磁ン
レノイド71はソレノイド駆動回路202にそれぞれ接
続され、これら各駆動回路201,202はインターフ
エイス回路205に接続されている.第1図に示した駆
動ローラ83.33,46.49および駆動スブロクッ
}・ホイル104bは、クラッチCLTI〜C LT4
を介して駆動モータ210に接続されている.この駆動
モータ210はモータ駆動回路203に接続され、モー
タ駆動回路203はインターフェイス回路205に接続
されている.前記クラッチCLTI〜CLT4はクラッ
チ駆動回路204に接続され、クランチ駆動回路204
はインターフエイス回路205に接続されている. 原稿1の撮送状官および挿入搬送手段7の駆動停止時点
を検知する検出スイッチN1〜N3は、インターフェイ
ス回路205に接続されている.原稿1の搬送方向端部
を検知する検出器81〜S3もまた、インターフエイス
回路205に接続されている.インターフエイス回路2
05は、CPU(マイクロコンピュータの中央処理回路
》206と接続されており、前記検出スイッチN1〜N
3および検出器81〜S3から入力される検出信号をC
PU206に出力する,CPU206では検出信号に対
応する演算処理が行われ、前記各駆動回路201〜20
4に駆動制御信号がインターフェイス回路205を介し
て出力される.C P U 2 0 6 1i R O
 M ( !J − ト:)r ン!J ;< −1=
 !,I )207とRAM(ランダムアクセスメモリ
)208とに接続されており、ROM 2 0 7に予
め記憶されている制{社用プログラムに従一)て制1卸
を行う.またRAM208は、バッファ用メモリや、複
写制御に必要となるフラグ、カウンタ、タイマその池の
演算用領域として使用される。
検出スイッチNl〜N3および検出器S1〜S3からの
検出信号に基づいて、CPU206は後述の第17図を
9照して説明する演算などを行う.この演算において、
シート体供給装置2の搬送経路内で原稿1の紙詰まりが
生じたと判断された場合には、予めインターフエイス回
路205に接続された表示装置209に、インターフエ
イス回路205を介してCPU206は紙詰まりの表示
を行う。
第17図は、検出スイッチN1〜N3および検出器81
〜S3からの検出信号に基づいて、CPU206が行う
シート体供給装置2の撤送経路内での紙詰まりについて
の演算処理を説明するためのフローチャートである.シ
ート体供給装W2の給紙手段38によって、原稿収納千
段77から載置された最上部の原稿1の給紙が開始され
ると、ステップr11に進み、検出スイッチN1によっ
て原稿1が第1搬送手段3によって搬送が開始されたか
否かが判断される。すなわち、第1搬送手段3のベルト
32の張架部分32a上に原稿1が吸着された状態で搬
送されているかが判断される.検出スインチN1によっ
て原稿1が検知されないときには、ステップnl5に移
り、給紙手段38、第IWi送手段3、および第2搬送
手段5の駆動が停止されてステップ「116に移る。ス
テップ『I16において、CPU206はインターフエ
イス回路205を介して表示装置209に紙詰まりの表
示を行う. ステップrr 1において、検出スイッチN1によって
原稿1が検知されたときには、ステッグ[12に移る。
ステップn 2においては、検出スイッチN1が原稿1
を検知した時点から予め定められた第1所定時間が経過
したか否かが判断される.第1所定時間が経過すると、
ステップrr 3に進み、検出スイッチN2によって原
稿1が検知されたか否かが判断される.この検出スイッ
チN2によって原稿1が検知されないときには、ステッ
プΩ15および016へ進み、前述と同様に紙詰まりの
表示が行われる. ステップrr 3において、検出スイッチN2が原8!
l1を検知したときには、ステンブn 4に移る。
ステップrr 4においては、検出スイッチN2が原I
Iを検知した時点から予め定められた第2所定時間が経
過したか否かが判断される.第2所定時間が経過すると
、ステップn5に進み、検出器S1によって原稿1の搬
送方向先端1εtが検知されたか否かが判断される。こ
の検出器S1によー)て原稿1の先端1aが検知されな
いときには、ステングr115およびn 1 6に移り
、給紙手段38、第1m送手段3、および第2撤送手段
5の駆動を停止し、紙詰まりの表示を行う。
ステップ『15において、検出器S1が原稿1の搬送方
向先端1aを検知すると、ステップn6に進む。ステン
プ『16においては、電磁ソレノイド71が励磁され、
ローラ46の回転方向が逆転され、ステンプ[直7に進
む.ステップrr 7においては、検出器S1によって
原稿1の搬送方向先端1aが検知された時点から予め定
められた第3所定時間が経過したか否かが判断される。
第3所定時間が経過したことが判断されると、ステップ
ロ8に進み、第2搬送千段5によって搬送される原稿1
の搬送方向先端1bが、検出B S 2によって検知さ
れたか否かが判断される。原稿1の搬送方向先端1bが
検出素子S2によって検知されないときには、ステップ
rr 1 5およびnl6に移り、給紙千段38、第1
搬送手段3、および第2搬送千段5の駆動が停止し、紙
詰まりの表示が行われる.ステップ[I8において、検
出器S2が原稿1の搬送方向先端1bを検知すると、ス
テップrr 9に進む.ステップn 9においては、ス
テノプrl6において励磁された電磁ソレノイド71を
消磁し、逆転されたローラ46の回転方向を元に戻し、
ステップr+ 1 0に進む.ステップnl Qにおい
ては、検出器S2によって原filの搬送方向先端1b
が検知された時点から予め定められた第4所定時間が経
過したかどうかが判断される。第4所定時間が経過した
ことが判断されると、ステップrI1 1に進み、検出
器S 3によって原稿1の搬送方向先端1[》が検知さ
れたか百かが判断される。検出器S3が原稿1の先端1
1′Iを検知しないときには、ステップr115および
rr 1 6に移り、給紙手段38、第II12送手段
3、および第2搬送手段5の駆動が停止し、紙詰まりの
表示が行われる。
ステップn 1 1において、検出23 3 3が原稿
1の搬送方向先端1bを検知すると、スデノプrll2
に進む.ステップr112においては、挿入搬送千段7
の駆動を開始して、ステップrr 1 3に進む。
ステップn 1 3においては、検出スイソチN3が挿
入搬送千段7のシ一トー把持部103によって入力され
たか否かがi’l断される。検出スイソチN3が入力さ
れると、ステップrl1・lに進む。ステップr11 
4においては、挿入搬送千段7の駆動が停止される。
以上のように本実,81例においては、一旦挿入搬送手
段7の駆動が開始されると、シート把持部103が検出
スイッチN3を入力するまで挿入搬送千段7の駆動は停
止されない.したがって、シート体供給装置2の給紙千
F1 3 8 、第1搬送手段3、および第2搬送手段
5の撮送経路内において紙詰まりが生じた場合でも挿入
搬送手段7の駆動が停止することはない.そして、挿入
112送手段7によって原稿1が2原稿収納手段77の
底部100上に完全に債載された?麦に挿入搬送手段7
は停止する.挿入搬送手段7のローラチェーン105に
関して、検出スイッチN3を入力した一方のシ一ト把持
部103に対向する側に取付けられているシ一ト把持部
103が案内部材56の排出口近傍に位置し、第2搬送
手段5によって搬送されてくる次の原稿1に対する待機
状態で停止する。
このようにシート体供給装置2の内部において、原稿1
の紙詰まりが生じた場きには、挿入搬送手段7のシート
把持部103は原稿1を挟持していない待機状態にある
か、または、挟持している堝合にはその挟持した原稿1
を原稿収納手段77に完全に挿入搬送し終わった前記待
機状態で停止する.したがって給紙手段38、第1搬送
手段3、または第2搬送手段5の搬送経路を解放するだ
けで紙詰まり原稿を処理することができ、紙詰まり処理
の時間は短縮される。
第2実施例 第18図は本発明の第2実施例である原稿収納千段77
および挿入搬送手段150の斜視図であり、第19図は
挿入搬送手段150のシート把持部103のシート保持
板107の斜視図である.本第2実施例の挿入搬送手段
150を含むシート体供給装置2は、第1実施例のシー
l・体供給装置2の構成に類似し、対応する箇所には同
一の参照符号を付すと共に、同様の構成および同様の動
作を成す部材などについての説明は、ここでは簡単のた
め省略する. 本第2実施例においては、シ一ト把持部103のシート
保持板107の長手方向に、一定の間隔をおいて形成さ
れるシート保持片107aの間に、たとえば台形状の凸
部107bを形成する.これによって、第1実施例にお
いて第14図を参照して説明したように、シート保持板
107と、シート挟持片108およびシート押え片11
2とによって原稿1の搬送方向先端1bが保持されて撮
送される際に、シート保持板107の凸部107bに対
応した形状に原稿1の幅方向が弯曲した状態で保持され
て挿入搬送される。
第20図は挿入搬送手段150に取付けられたシート把
持部103による原稿1の原稿収納手段77への績重動
作を示す側面図であり、第21図は第20図における切
断面線xx r −xx +から見た断面図である.第
21図から明らかなように、原稿収納手段77の底部1
00上に挿入搬送される原稿1は、シ一ト把持部103
のシート保持板107に形成された凸部107bの形状
に対応して、波状に複数の弯曲部が形成された状官でシ
ート把持部103に侠持されている. 第20[2fにおいて、ローラチェーン105が矢符M
6方向に走行駆動されるに従って、シート把持部103
の押上げ部材106に取(:tけられた一対のころ11
6に当接した原稿1と底部100との間に形成された空
間118に、シ一ト把持部103に挟持された原稿lが
新たに挿入搬送されるときには、先行して積載された原
稿1の最下部側に、シーt・保持板107の凸部107
bに対応して形成された原稿lの弯曲部が接触する。し
たがって、第1実施例の場合の原稿1の挿入撮送に比較
して、本実施例の原稿lの挿入搬送時においては、先行
して積載された原稿1と新たに挿入搬送される原vS1
との接触面積が少ないために、その間に鋤く摩擦抵抗を
低減することができる。
また第21図に示されるように、新たに挿入搬送される
原稿1が波状に弯曲した状邪でシート把持部103に挟
持されるので、原稿1が有している反り癖が、搬送方向
に沿う方向に矯正されて搬送される。したがって、原稿
1の挿入搬送時に、原稿1にむやみに大きな弯曲部が形
成されることによって原稿同志が衝突などして破損、ま
たは紙詰まりを生じる事懸を低減することができる.ま
た、原稿1に反り癖がある場合にも、本第2実施例のシ
一ト把持部103によってその反り癖が矯正された状態
で、原稿収納手段77の底部100上に原稿1が下方側
から積載されていくので、再び給紙手段38によって原
稿1を供給する場合の動作が円滑に行われる。
第3実施例 第22図は本発明の第3実施例である原稿収納毛段77
および挿入搬送手段170の斜視図であり、第23図は
挿入搬送手段170のシート把持部103の平面図であ
り、第24図〜第27図はシ一ト把持部103の主要構
成部材を示した図である。本第3実施例の挿入搬送手段
170は、第1実施例の挿入搬送手段7の構成に類似し
、対応ずる箇所には同一の参照符号を付すと共に、同様
の構成および同様の動作を成す部材についての説明は、
ここでは簡単のため省略する. 本第3実施例では、原稿収納手段77の規制端板101
の底部100上に取付けられる面には、底部100の原
稿1の搬送方向に形成された走行孔100aに対応して
切欠き171が設けられている。この切欠き171の底
部100011に対向する面には、カム面171aが形
成されている.カム面1 7 1 =tの形状は、?炎
述されるシート挟持片108およびシート押え片112
にそれぞれ形成されるホロア108a,112aが当接
して、シ一ト把持部103が開放されるように形成され
る。
また、規制端板101によって形成される原稿1の収納
空間とは反対側の面には、底部100の長手方向に対応
した位置にブラケット172がそれぞれ設けられる. すなわち、このブラケント172の底部100への当接
片には、ねじ穴172aが形成されており、底部100
の技手方向には予め定められる間隔をおいて複数のねじ
穴17・1がそれぞれ形成されている。したがって、収
納する原稿1の大きさに対応して、底部100に設けら
れている所望のねじ穴174の位置に、規制端板101
のブラケット172のねじ穴172aを一致させ、これ
らねじ穴172a.174を挿通したボルト173aに
チョウナント173bを螺着することによって、規制端
板101グ)底部100に対する固定位置を原稿1の搬
送方向に治って変位調整することができる。
第25図は、第22(2Iに示されたシート挟持片10
8の分解斜視図である。シート挟持片108の一端には
前記規制端板101のカム面171aに当接する逆■字
形のホロア108bが形成されている。シート挟持片1
08の他端は、一部を切欠いて切欠き片を内側に折り曲
げ、原稿1の搬送方向先端1bを規制する規制片108
aが形成されている。また、ジーl・挟持片108の規
制片108.−iとは反対側には一対の支持片108d
が立設されており、この支持片108dにそれぞれ形成
された支持孔に、捩りコイルばね175を挿通したビン
176の両端が支持される。この一対の支持片108d
の一方寄りには、捩りコイルばね175の一端が挿通さ
れる挿通孔108(が形成されている. 第26図は、第22図に示されたシート押え片112の
分解ぶ1視図である。シート押え片112の一端には、
規制端板101のカム面171aに当接する逆V字形の
ホロア112bが形成されている。またシート押え片1
12にはシート・挟持片108と同様に一対の支持片1
 0 8 dが立設されており、この支持片1 0 8
 (Iにそれぞれ形成された支持孔に、捩りコイルばね
175を挿通したピン176の両端が支持される。この
一対の支持片112dの一方寄りには、捩りコイルばね
175の一端が挿通される挿通孔112(が形成されて
いる。
以上説明したシート挟持片108およびシート・押え片
112の支持片108d,112dに、捩りコrルばね
175それぞれを挿通したビン176をそれぞれ支持す
る。このとき捩りコイルばね175の一端は挿通孔10
8c.112cそれぞれに挿通し、池端は捩りコイルば
ね175の捩り力によってシー1・挟持片108および
シート押え片112にそれぞれ弾発的に当接するように
固定する。
これらシート挟持片108およびシート押え片112に
取付けられたビン176の両端は、シート押え棒109
に設けられた一対のブラケソト177にそれぞれ枢支さ
れる.このときシート決持片108およびシート押え片
112の挿通孔108c,112cそれぞれを挿通した
捩りコイルばね175の一端をシート・押え棒109に
それぞれ固定する。これによってローラチェーン105
が直線状態では、シート挟持片108およびシート押え
片112は常にシート保持板107に弾発的に当接した
状態とされる。
第28図(1)〜第28図(3》は、本第3実施例のシ
一ト把持部103の動fヤを順次的に示した図である.
第28[2I(1)において、この待機位置でローラチ
ェーン105は駆動を停止しており、原稿1が供給され
るのを待機する状態にある。
ローラチェーン105は、スプロケットホイル104b
に沿ってその回動方向が曲げられて原稿1を原稿収納手
段77へ挿入搬送する方向に変りつつある。この状態で
シート保持片107aと、シ一ト挟持片108およびシ
ート押え片112(第28図(1)〜第28図〈3)で
は図示せず)とは開放されている9この待機状態で、一
対の案内部材56(第itz参照〉に案内されて撮送さ
れてきた原稿1は、シート挟持片lO8の規$11片1
08aに当接して止められる. 第28図(1)の状態で、案内部材56の排紙口近傍に
設けられた検出器S3が原稿1の搬送を検知すると、ロ
ーラチェーン105の駆動が開始される。これによって
ローラチェーン105は第28図《2》に示す状態に移
行する。すなわち、ローラチェーン105がスブロク/
トホイル104I)を外れて直線状信になるに&tっで
、シート挟持片108およびシート押え片112は、シ
ート保持板107側に閉じ始める。そして、ローラチェ
ーン105の両リンクプレート111が直線状君になる
と、シート挟持片108とシート押え片112とは、シ
ート保持板107のシート保持片107aに原稿1を介
して押付けられ、原稿1の搬送方向先端1bが挟持され
る。このようにして口ーラチェーン105の回動に伴っ
て、原稿1の搬送方向先端1bを挟持したシート把持部
103が、矢符M6方向に原稿1を搬送して行く.第2
8図(3)は、シート挟持片108およびシー1〜押え
片112の各ホロア108a,112gXLが、規m1
1端板101の切欠き171を通過ずる際にカム面17
1aに当接して、シ一ト把持部103に挟持した原稿1
を解放する動作状態を示した側面図である.第28図(
2)に示される状態で、原稿1がシート把持部103に
挟持されて搬送されたf&、原稿1の大きさに対応して
底部loO上の予め定めらtLた位置に固定された規制
端板101のカム面171aに、シート挟持片108お
よびシート押え片112のポロア108a,112aが
それぞれ当接する.当接したホロア1o8a,112=
tは、カム面171aの形状に従って、シー■・押え棒
109のブラゲット177に支持されたビン176の軸
を支点として、矢符R方向に角変位する.これに従って
、シート挟持片108およびシート押え片112のホロ
ア108a,112aとは反対側のシ一ト把持部103
が開放される。
ホロア108a,112aが規制端板101の切欠き1
71を完全に通過すると、ビン176の軸を支点として
角変位していたシート挟持片108およびシート押え片
112は、捩りコイルばね175の捩り力によってシー
ト保持板107に弾発的に当接して閉じられる。このよ
うにしてシ一ト把持部103が開放されることによって
、シート把持部103から解放された原稿1は、その搬
送方向先端1bが規制端板101の収納空間に臨む面に
当接して揃えられて底部100上に績載される。
ここで、規制1端板101に形成されたカノ、而17 
1 aの底部100に対する最下部面の距関l2は、走
行孔1 0 0 =t内で走行駆動されるポロア108
a,l l 2aを除くシート把持部103の底部10
0に対する高さ11よりも予め大きく定められる.すな
わちNl,12は、次の第1式を満足するように相互に
設定される。
IL<12            ・・・(1)した
がって、シート挟持片108およびシート押え片112
に形成された逆V字形のホロア108a,112aは、
規制端板101のカム面171aに当接して切欠き17
1を通過するけれども、ホロア108a,112aに引
続いて通過するシ一ト把持部103はカム面171aな
どに接触したり衝突したりすることなく切欠き171を
通過することができる. 第29図は、第28図(2)に相当する状悪の原稿収納
手段77およびシ一ト把持部103を含む挿入搬送手段
170の側面図である。シート挟持片108およびシー
ト押え片112の原稿1の搬送方向M6下流側に形成さ
れたホロア108a,112aはまた、原f1!ilの
押上げ部材としてfヤ用する。すなわち、既に原稿収納
手段77の収納空間内に載置された複数枚の原稿1の最
下部と、底部100との間に一定の間隔を設ける.シ一
ト把持部103が設けられたローラナエーン105が矢
符M6方向に回動するのに従って、逆■字形状に形成さ
れたホロア108a,1122tの傾斜に案内されて積
載された原稿1が次第に上方に押上げられる.したがっ
て、績載された原IIと底部100との間には、新たに
績重ねられる原mlが挿入される空間118が形成され
る.このようにして形成された空間118内に、シ一ト
把持部103によって搬送方向先端1bが挟持された原
稿1が、先行して積載された原稿1との間で、大きな辛
擦力を生じることなく容易に挿入搬送される。
また、原稿収納手段77の底部100上に設けられる規
制端板101を、収納する原稿1の大きさに対応して矢
17M6で示される搬送方向に沿って変位調整して設け
ることによって、この規制端板101への原稿1の当接
具きを調節して、原稿収納手段77の収納空間内に複数
枚の原稿1を、その端部が良好に揃った状態で収納する
ことができる.さらに、原稿1の大きさによって規制端
板101の底部100に対する位置を調整して原稿1を
収納空間に収納することができるので、給紙手段38に
よって取出される最上部の原稿1の給紙千段38に対す
る位置を常に一定の状君にすることができ、原稿1の大
きさに左右されない良好な給紙動作を行うことができる
. 第27[2lに示されるように、本第3実施例における
シート把持部103のシート保持板107の形状は前記
した第1実施例のシート保持板107と同様であるけれ
ども、既に説明した第19111に示される第2実施例
のシート保持板107と同様に、たとえば台形状の凸部
107bを形成し、原稿1をその幅方向に弯曲した状態
で挟持することも可能である。
以上の第1〜第3実施例においては、本発明のシート体
の積重装置を複写機に装備される循環式自動原稿供給装
置として説明したけれども、本発明はさらに、ファクシ
ミリ機器やコンピュータのプリンタなどにおいて、印字
された記録紙などを積重するシート体の債重装置として
広範囲に実施することが可能である. 発明の効果 本発明によれば、挿入搬送手段がシート体を弯曲した状
態で医持して搬送するので、シート木にむやみに大きな
弯曲部が生じることがなく、先行して積載されたシート
体の端部に接触、あるいは衝突する事邪が防止されてシ
ート体の破損が低減される。また挿入搬送手段は、搬送
手段による搬送時に生じた反り癖を矯正した状悪でシー
ト体収納手段にシート体を収納するので、シート詰まり
が低減される, また本発明によれば、シート体収納手段の規制端板の位
置が搬送方向に沿って変位調整可能であるので、異なる
大きさのシート体に対応して、シート体を供給、および
積載して収納することができる. また本発明によれば、挿入搬送手段以外の撮送手段の搬
送経路内で生じたシート詰まりの場合には、挿入搬送手
段によるシート体の挿入搬送動f%が終了した?麦に、
挿入搬送手段の駆動が停止される.したがって、シート
詰まりの処理はシート詰まりが生じた搬送手段に対して
のみ行えば済み、シート詰まりに対する処理を迅速に行
うことができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート体の積重装置を実施したシート
体供給装置2の断面図、第2図はシート体供給装置2を
備えた転写型静電式複写機39の全体の構成を示す断面
図、第3図は第1図の切断面線■一■から見た断面図、
第4図は開閉弁64の斜視図、第5図は第3図において
示された弁体65の開弁状暦を示す図、第6図は原稿1
の吸着方向.搬送方向,およびローラの回転方向を示す
図、第7図く1〉〜第7図(4)は原稿1の搬送状態を
順次的に示す図、第8図は原稿収納手段77および挿入
搬送手段7の斜視図、第9図は挿入搬送手段7のシ一ト
把持部103の平面図、第10図〜第13図はシート把
持部103の主要楕成部材の斜視図、第14図(1)〜
第14図(3)はシ一ト把持部103の動作を順次的に
示した図、第15図は第14図(2)の動作をさらに詳
しく説明するための図、第16図はシート体供給装置2
の電気的構成を説明するためのブロック図、第17図は
紙詰まりの検出に関連した演算のフローチャート、第1
8図は本発明の第2実施例の原稿収納手段77および挿
入搬送手段150の斜視図、第19図は挿入搬送手段1
50のシート保持板107の斜視図、第20図は挿入搬
送手段150による原稿1の積重動作を示す側面図、第
21図は第20図の切断面線XX I −XX Iから
見た断面図、第22図は本発明の第3実施例の原稿収納
千段77および挿入搬送手段170の斜視図、第23図
は挿入搬送手段170のシ一ト把持部103の平面図、
第24図〜第271はシ一ト把持部103の主要構成部
材を示した図、第28図(1)〜第28図く3)はシー
ト把持部103の動(Fを順次的に示した図、第29図
は第28図(2)の動1ヤをさらに詳しく説明するため
の側面図である。 1・・・原稿、la,lb・・・原mlの搬送方向端部
、2・・シート体供給装置、3・・・第1m送手段、4
・・・第Iff光領域、5・・・第2搬送手段、6・・
・第2露光領域、7,150,170・・・挿入撮送手
段、38・・給紙手段,39・・・転写型静電式複写機
、77・・・原稿収納手段、100・・・底部、101
・・・規制端板、102・・・規制側板、103・・シ
一ト把持部、104 a〜1 0 4 d・・スプロク
ソ1・ホイル、105・・・無端状ローラチェーン、1
07・・・シート保持板、108 ・シート挟持片、1
12・・シート押え片、108b.112b・・・ホロ
ア、171・・・切欠き、171a・・カム面、205
・・・インターフェイス回路、206・マイクロコンピ
ュータの中央処理回路(CPU)、Ml〜M6・・・搬
送方向、N1〜N3・・・検出スイノチ,R・・角変位
方向、81〜S3・検出器、■1〜V3・・・吸引方向 代理人  弁理士 西教 圭一郎 第3図 第5図 第 図 第 図 第 図 第10図 弟11 図 第13図 第 14図 第 23図 1/E 第26図 第27図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底部を有する収納空間を備え、この収納空間に積
    重ねられたシート体を収納するシート体収納手段と、 シート体の少なくとも搬送方向下流側の端部を保持して
    、前記底部と、この底部上に積重ねられているシート体
    下部との間にシート体を挿入して搬送する挿入搬送手段
    とを含み、前記挿入搬送手段は、シート体の搬送方向下
    流側の端部を、前記搬送方向に沿う軸線まわりに弯曲し
    て保持するようにしたことを特徴とするシート体の積重
    装置。
  2. (2)底部を有する収納空間を備え、この収納空間に積
    重ねられたシート体を収納するシート体収納手段と、 前記底部付近で搬送方向に移動する保持部材と、前記保
    持部材を前記搬送方向に走行駆動する駆動手段と、 前記保持部材に関連して設けられ、搬送すべきシート体
    の搬送方向下流側の端部を前記保持部材と共に挟持する
    ホロアを有する挟持部材と、前記底部上でシート体の搬
    送方向に沿って変位調整可能であり、その搬送方向下流
    側の予め定める最端位置に固定することができる規制端
    板とを含み、 前記規制端板には前記挟持部材のホロアが接触するカム
    面が設けられ、このカム面に前記ホロアが接触して挟持
    部材を変位させて前記保持部材との間のシート体の挟持
    状態を解除するようにしたことを特徴とするシート体の
    積重装置。
  3. (3)シート体を搬送する搬送手段と、 底部を有する収納空間を備え、この収納空間に積重ねら
    れたシート体を収納するシート体収納手段と、 前記搬送手段によつて搬送されてきたシート体の少なく
    とも搬送方向下流側の端部を保持して、前記底部と、こ
    の底部上に積重ねられているシート体下部との間に挿入
    して搬送する挿入搬送手段と、 前記搬送手段のシート詰まりを検出するシート詰まり検
    出手段と、 前記シート詰まり検出手段の出力に応答して前記搬送手
    段を停止し、かつ、前記挿入搬送手段を前記搬送手段か
    らのシート体を保持する初期状態となるように動作させ
    る制御手段とを含むことを特徴とするシート体の積重装
    置。
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