JPH021310Y2 - - Google Patents

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JPH021310Y2
JPH021310Y2 JP19999486U JP19999486U JPH021310Y2 JP H021310 Y2 JPH021310 Y2 JP H021310Y2 JP 19999486 U JP19999486 U JP 19999486U JP 19999486 U JP19999486 U JP 19999486U JP H021310 Y2 JPH021310 Y2 JP H021310Y2
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guide
wire
guide roller
wire rod
pivot
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は線材のガイドローラ装置、詳しくは例
えばバフ車により線材のスケールを除去するよう
にしたスケール除去装置や、線材の曲がりを2個
一対のガイドローラを複数用いて矯正するように
した線材曲がり矯正装置において、軸方向に移動
する前記線材を所定位置に位置させるためのガイ
ドローラ装置に関する。
(従来技術) 例えば線材のスケール除去装置にあつては、特
開昭52−115744号公報に示されているごとく、軸
方向に移動する線材の周囲に複数のバフ車を配置
すると共に、該ハブ車と前記線材との接触位置の
調整を行うために、前記線材を前記バフ車に送り
込む位置と前記線材を前記バフ車から送り出す位
置にそれぞれ一対の第1、第2ガイドローラを対
向状に配置して、これらガイドローラのガイド溝
間で前記線材を案内するように成している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで前記両ガイドローラで案内する線材
を、例えば径の小さな線材に変更する場合、前記
両ガイドローラを互いに近接させて、両ローラの
ガイド溝間の間隔を狭める必要があるが、従来の
装置では前記両ガイドローラをそれぞれ前記線材
に対し近づく方向と遠去かる方向に調整ねじの操
作で位置変更可能に設け、前記第1及び第2ガイ
ドローラの位置を個別に調整するように成してい
るのであつて、従つて前述のごとく前記両ガイド
ローラのガイド溝間の間隔をせばめる場合等にあ
つては、両ガイドローラの調整ねじを個別に調整
して、線材の配置位置が狂わないように前記ガイ
ド溝間の間隔を適宜調整する必要があるので、調
整に手間と熟練を要し、両ガイドローラの調整の
バランスが悪いと、前記線材の位置が狂つてしま
う不具合がある。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであ
つて、目的とするところは、前記線材の位置が狂
うことなく前記両ローラのガイド溝間の間隔を簡
単に前記線材に合わせることの出来る線材ガイド
ローラ装置を提供せんとするにある。
(問題点を解決するための手段) しかして本考案は、一対の第1ガイドローラ6
aと第2ガイドローラ6bとを、軸方向に移動す
る線材1を挟んで配置して、これら両ガイドロー
ラ6a,6bの第1、第2ガイド溝65,66間
で前記線材1を案内するように成した線材のガイ
ドローラ装置において、機体に支持体5を枢軸4
を介して回動可能に枢支して、該支持体5の前記
枢軸4を中心とした対称位置に前記第1ガイドロ
ーラ6aと前記第2ガイドローラ6bとを回転自
由に支持する一方、前記支持体5の回動を制御す
る制御手段7を設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案によれば、前記制御手段7により、前記
支持体5を前記枢軸4を支点にして回動させるこ
とで、前記第1ガイドローラ6a及び第2ガイド
ローラ6bを、前記枢軸4を中心にして同一スト
ロークしかも対称に移動させられるので、これら
両ガイドローラ6a,6bの第1、第2ガイド溝
65,66によつて案内する線材1の位置がずれ
ることなく、しかも前記第1、第2ガイド溝6
5,66間の間隔を線材1に合わせて簡単に調整
することが出来るのである。
(実施例) 以下本考案にかかる線材のガイドローラ装置を
図面に示す実施例に従つて説明する。
第4図は線材1のスケールを除去するスケール
除去装置を概略的に示したものであつて、モータ
21,22により回転する一対のバフ車2a,2
bを線材1を挟んで水平方向に対向状に配置する
と共に、もう一対のバフ車2c,2dを線材1を
挟んで上下方向に対向状に配置し、これら各バフ
車2a,2b,2c,2dにより前記線材1のス
ケールを除去するように成している。
しかして図に示すガイドローラ装置は、以上の
スケール除去装置において前記線材1を前記バフ
車2a,2bに送り込む位置と前記線材1を前記
バフ車2c,2dから送り出す位置とにそれぞれ
設け、前記線材1が前記各バフ車2a,2b,2
c,2dに対して適性に接触するように前記線材
1をガイドするためのものであつて、次にこのガ
イドローラ装置を、前記線材1が前記バフ車2
c,2dから送り出される位置に設けたもので説
明する。
図において3は前記各バフ車2a〜2dを支持
している機体(図示せず)に固定したホルダーで
あつて、該ホルダー3には長寸の第1固定壁31
と該第1固定壁31の上部と所定間隔開けて対向
する短寸の第2固定壁32とを備え、前記第1固
定壁31の下部に枢軸4を固定して、該枢軸4に
ベアリング50を介して平板状の支持体5を回動
自由に支持している。
しかしてこの支持体5における前記枢軸4を中
心とした径方向の対称位置に、前記枢軸4と平行
に延びる第1支持軸61と第2支持軸62とを設
け、前記第1支持軸61にベアリング63を介し
て第1ガイドローラ6aを回転自由に支持すると
共に、前記第2支持軸62にベアリング64を介
して第2ガイドローラ6bを回転自由に支持し、
前記第1ガイドローラ6aの第1ガイド溝65と
前記第2ガイドローラ6bの第2ガイド溝66間
で前記線材1を挟んで案内するように成してい
る。
そして図に示す実施例では、前記ホルダー3の
前記両固定壁31,32に回転可能に支持した駆
動シヤフト71と、該駆動シヤフト71に固定の
ドライブギヤ72と、前記支持体5に一体形成し
たドリブンギヤ73とにより前記支持体5の回動
を制御する制御手段7を構成している。
具体的には、前記ホルダー3の第1固定壁31
の上部と前記第2固定壁32とに第1、第2貫通
孔33,34を形成して、これら両固定壁31,
32間に前記ドライブギヤ72を介装する。
そして軸方向一端にフランジ71aを一体形成
した前記駆動シヤフト71を、前記第1貫通孔3
3から前記ドライブギヤ72に形成した取付孔7
2a、前記第2貫通孔34に順次挿通して、該駆
動シヤフト71と前記第2挿通孔34の内周との
間にカラー75を介装し、且つ前記ドライブギヤ
72をキー(図示せず)で前記駆動シヤフト71
に固定する一方、前記駆動シヤフト71の遊端部
にロツクナツト75を螺着し、該ロツクナツト7
5の螺締により、前記カラー73及び前記ドライ
ブギヤ72を介して前記フランジ71aを前記第
1固定壁31に圧接させて、該駆動シヤフト71
の前記ホルダー3に対する回転をロツクするよう
に成している。
また前記支持体5の上端縁に前記ドライブギヤ
72に噛合するドリブンギヤ73を一体形成し、
前記駆動シヤフト71の回転操作による前記ドラ
イブギヤ72の回転で、前記ドリブンギヤ73を
介して前記支持板5を前記枢軸4を支点にして回
動させるように成している。
尚図中8はオイルシールを示す。
次に以上の構成からなるガイドローラ装置の作
用を説明する。
第1図は前記各バフ車2a,2b,2c,2d
によりスケールを除去する線材1が径の大きなも
のである場合を示したもので、かかる径の大きな
線材1から径の小さな線材1に変更するには、相
対向する前記第1ガイド溝65と第2ガイド溝6
6との間隔を狭める必要がある。
そこでまず前記ロツクナツト75を緩めて、前
記駆動シヤフト71を前記ホルダー3に対し回転
可能とした上で、前記駆動シヤフト71をレンチ
等の工具により回転させると、該駆動シヤフト7
1に固定のドライブギヤ72を介して前記支持体
5が前記枢軸4を支点にして回転するのであつ
て、該支持体5の第2図反時計方向への回動に伴
い、第3図に示すごとく前記第1ガイドローラ6
a及び第2ガイドローラ6bが前記枢軸4を中心
にして反時計方向に所定角度回動して、相対向す
る前記第1ガイド溝65と第2ガイド溝66との
間隔Lが狭くなり、しかもこれら両ガイド溝6
5,66により案内される前記線材1のセンター
Sが狂うことはないのである。
従つて前述のごとく前記線材1の変更作業にお
いて、前記各バフ車2a〜2dに対する前記線材
1の位置が狂うようなことはないのである。
以上の実施例では本考案にかかるガイドローラ
装置を、スケール除去装置の各バフ車2a,2
b,2c,2dに対して前記線材1を適性に接触
させるのに用いたたが、例えば第5図に概略的に
示すごとく、相対向する第1ガイドローラ6aと
第2ガイドローラ6bとからなるガイドローラ装
置を複数直列に配置して、線材1をこれら各ガイ
ドローラ装置の第1、第2ガイドローラ6a,6
bを通過させることで、該線材1の曲がりを矯正
するようにした線材の曲がり矯正装置にも適用す
ることが出来る。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、機体に支持体5を枢軸
4を介して回動可能に枢支して、該支持体5の前
記枢軸4を中心とした対称位置に第1ガイドロー
ラ6aと第2ガイドローラ6bとを回転自由に支
持する一方、前記支持体5の回動を制御する制御
手段7を設けたことから、前記制御手段7によ
り、前記支持体5を前記枢軸4を支点にして回動
させるだけの極めて簡単な操作で、前記第1ガイ
ドローラ6a及び第2ガイドローラ6bを、前記
枢軸4を中心にして同一ストロークしかも対称に
移動させることが出来るので、これら両ガイドロ
ーラ6a,6bの第1、第2ガイド溝65,66
によつて案内する線材1の位置がずれることな
く、しかも前記第1、第2ガイド溝65,66間
の間隔を線材1に合わせて調整することが出来る
に至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるガイドローラ装置の一
実施例を示す断面図、第2図及び第3図は前記ガ
イドローラ装置の作用を説明する説明図、第4図
は前記ガイドローラ装置を適用する線材のスケー
ル除去装置の概略説明図、第5図は本考案にかか
るガイドローラ装置を適用する線材の曲がり矯正
装置の概略説明図である。 4……枢軸、5……支持体、6a……第1ガイ
ドローラ、6b……第2ガイドローラ、65……
第1ガイド溝、66……第2ガイド溝、7……制
御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の第1ガイドローラ6aと第2ガイドロー
    ラ6bとを、軸方向に移動する線材1を挟んで配
    置して、これら両ガイドローラ6a,6bの第
    1、第2ガイド溝65,66間で前記線材1を案
    内するように成した線材のガイドローラ装置にお
    いて、機体に支持体5を枢軸4を介して回動可能
    に枢支して、該支持体5の前記枢軸4を中心とし
    た対称位置に前記第1ガイドローラ6aと前記第
    2ガイドローラ6bとを回転自由に支持する一
    方、前記支持体5の回動を制御する制御手段7を
    設けたことを特徴とする線材のガイドローラ装
    置。
JP19999486U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH021310Y2 (ja)

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JP19999486U JPH021310Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP19999486U JPH021310Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63107367U JPS63107367U (ja) 1988-07-11
JPH021310Y2 true JPH021310Y2 (ja) 1990-01-12

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JP2006017500A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Mitsuba Mfg Co Ltd 走行線材の張力測定装置

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