JPH02130926A - 光励起cvd法 - Google Patents

光励起cvd法

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JPH02130926A
JPH02130926A JP28489388A JP28489388A JPH02130926A JP H02130926 A JPH02130926 A JP H02130926A JP 28489388 A JP28489388 A JP 28489388A JP 28489388 A JP28489388 A JP 28489388A JP H02130926 A JPH02130926 A JP H02130926A
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JP
Japan
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reaction
gas
film formation
oxidizing
pressure mercury
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Pending
Application number
JP28489388A
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English (en)
Inventor
Saburo Adaka
阿高 三郎
Kenji Shibata
芝田 健二
Hiroshi Yuasa
博司 湯浅
Atsushi Iwasaki
淳 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光励起CVD法に係り、特に光源の光の利用効
率を高めて高速、かつ均一な成膜を達成するのに好適な
光励起CVD法に関する。
〔従来の技術〕
光励起CVD方法では、反応ガスにそのガスの吸収波長
に応じた波長を有する光を照射することによって化学反
応を促進させることを原理としている。したがって、光
励起CVD法は、プラズマ反応のような荷電粒子の影響
がなく、基板に堆積した膜の損傷等がないことから、L
SI等の分野における酸化シリコンの成膜に有望とされ
ている。
従来の光励起CVD方法では、光源として低圧水銀ラン
プが使用され、酸化シリコン(stag)を形成する場
合、反応ガスの他に酸化ガスとして酸素(0,)と1m
 o)が使用されている。
なお、この種の酸化シリコンの形成方法として、特開昭
63−123号公報等に記載のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した光励起CVD法では、低圧水銀
ランプのスペクトルに対して、酸化ガス(0富又はN、
O)の吸収係数が高くなく、反応ガスが有効に利用され
ないため、成膜速度が遅くなり、かつ均一な膜を生成す
ることが困難である。
すなわち、光源に低圧水銀ランプを使用した場合、先ず
、紫外光の波長185nmの領域で0□→0.の反応に
よってオゾン(0,)が発生ずる。
次いで、このオゾンは、紫外光の波長254nmの領域
で03→0.+0の反応によって発生期の酸素(0)を
生成する。
最後に反応ガスとしてのSiH4は、この発生期の酸素
と反応して、SIH,+O→SiO!+H8の反応が進
行して5iftが形成される。したがって、上記した反
応機構から、SIO□の形成には、S I H、の光励
起が関係しているのではなく、低圧水銀ランプからの紫
外光の185nmの波長域における光励起が、酸化シリ
コン(310、)の形成速度の律速となるとみることが
できる。
ところが、各種光源の発光スペクトルを示す第3図(手
本:オプトロニクス P53,1985年10月)から
明らかなように、低圧水銀ランプを光源とする場合、1
85nm以外の他の波長線例えば、254nm等におけ
る光強度が大きい。
したがって、低圧水銀ランプを光源とし、酸化シリコン
を形成させる際に、酸化ガスとしてN。
0を使用する場合、酸化シリコンの形成に低圧水銀ラン
プの光が有効に利用されていないため、成膜速度に限界
がある。また、成膜速度が速くないと、均一な成膜にお
ける成膜条件が狭くなり、均一な成膜を達成することが
困難となる。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、成
膜速度の高速化及び均一成膜を容易に達成することがで
きる光励起CVD法を提供することにある。
〔!!!題を解決するための手段〕
上記した目的は、光源からの光の照射領域にモノシラン
等の反応ガスと共に酸化ガスとして二酸化窒素(No、
)を導入することによって達成される。
NO,の吸収域は、 (1)  NO! →NO+O(228,8nm)(2
)  No、 −NO+0  (244〜398 nm
)(3)No□” +NOt→2 NO+O□→NO3
+NO(>436nm) で表されるように、酸化ガスとしての酸素(OX)及び
二酸化窒素(N、0)に比較して長波長域にある。
ここで、発生期の酸素(0)を生成する反応(2)では
、その吸収域は、244〜398nmであり、この吸収
域は、低圧水銀ランプにおいて最大光強度である254
nmの吸収域を含んでいる。したがって、酸化ガスとし
て、NO8を使用する場合、波長254m以上の光が十
分に吸収され(すなわち、光吸収係数に大きい)、光分
解して発生期の酸素(0)を発生し易くなる。すなわち
、波長254nm以上の光が有効に利用されるため、活
性種濃度が高くなる。
510オの形成には、5IH4の光励起が関係している
のではなく、NO2→NO+Oの反応で示される光励起
が、酸化シリコン(S I O,)の形成速度の律速と
なるとみることができる。したがって、No□を酸化ガ
スとして使用することは、S I H、の酸化を促進さ
せ、showの成膜速度を高めることになる。また、成
膜速度が高くなれば、均一成膜における成膜条件が広く
なり、均一成膜が可能となる。
また、第3図に示すように低圧水銀ランプ以外にも、超
高圧水銀ランプ、キセノン(Xe)アークランプ、ハラ
イドランプの場合、波長244〜398nmの領域では
、光強度が大きい、したがって、光励起CVD法によっ
て、酸化シリコンを生成する場合、光源として超高圧水
銀ランプ、キセノン(Xe)アークランプ、ハライドラ
ンプを使用し、酸化ガスとしてN08を使用する場合に
も、SIH,の酸化を促進させ、5totの成膜速度を
高めることになる。
さらに、低圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノン
(Xe)アークランプ、ハライドランプはそれぞれ単独
に使用してもよく、またはこれらのランプを併用した複
合ランプを使用することもできる。
本発明において、酸化シリコンを生成するための反応ガ
スとしては、シラン化合物、例えば、モノシラン(Si
n4)、ジシラン(SitHh)、メチルシラン(Si
Hツ (CHs))、モノクロルシラン(S iHi 
 (Cf)3等が使用される。
これらのシラン化合物は、酸化ガス(Not)の光励起
により生成する発生期の酸素(0)により酸化シリコン
を生成する。
上記した反応ガス、光源及び酸化ガスを使用して、酸化
シリコンを形成する場合、反応室内に設置される基板は
、例えば、100〜400°C程度に加熱され、反応室
内圧力は、例えば、0.1〜100 torr程度に保
持される。
〔実施例〕
実施例1 第1図に示す光励起装置を用いて酸化シリコンの形成を
行った。第1図において、1は反応室、2は低圧水銀ラ
ンプ、3は光透過窓、4は反応ガス導入口、5は排気口
、6は基板、7はヒータである。
先ず、反応室1内を排気口5から排気装置(図示せず)
を介して真空排気し、10−s〜10−’Lorrまで
排気した後、ヒータ7により基板6を所定の温度(30
0°C)まで昇温した0次に反応ガス導入口4から反応
ガスとしてモノシラン(StH4)と酸化ガスとしてN
O8をそれぞれ導入し、反応室1内の圧力を1〜10 
torrとした。その後、低圧水銀ランプ2を点灯した
このとき、光透過窓3を透過した紫外光により反応室1
内でNO8→NO+Oの光化学反応により発生期の酸素
(0)が発生し、この発生期の酸素(0)と5IH4と
の酸化反応により酸化反応を促進させ、基板6上に31
01の膜を形成した。
基板6に対する膜の形成を所定時間行った後、低圧水銀
ランプ2の点灯を停止し、排気口5をからガスを排気し
た後、不活性ガス(N8)又は空気でリークし、大気圧
にしてから、膜が形成された基板6を取り出した。この
とき、反応室lに導入されるモノシラン(S i H,
)の流量と、基板6上のStOオ膜の成膜速度との関係
を第2図中にAで示す。
また、比較のために、酸化ガスとしてN、Oを使用した
他は、上記と同様な条件により基板6に対して酸化シリ
コン(S i Os )の膜を形成した。
このとき、反応室1に導入されるモノシラン(Sin4
)の流量と、基板6上のSin、膜の成膜速度との関係
を第2図中にBで示す。
第2図から明らかなように、酸化ガスとしてNOtを使
用した場合、酸化ガスとしてNtOを使用した場合に比
較してS i Haの流量に対する5tOW膜の成膜速
度が大きい。
この理由は、酸化ガスとしてN、Oを使用した場合、低
圧水銀ランプの発光波長の一部のみしか利用されない、
したがって、5iHi  NtO系の反応系において、
低圧水銀ランプの発光強度の大部分は反応に寄与しない
ため、成膜速度が遅くなったものと考えられる。これに
対して、本実施例によるS i H,−NOt系の反応
系では、低圧水銀ランプの発光強度の大部分がNOtに
吸収(波長400 nm以下)されるため、成膜速度が
速くなったものと考えられる。
これらの結果及び第3図の発光スペクトルから、光源と
して超高圧水銀ランプ、キセノン(Xe)アークランプ
、ハライドランプを使用した場合にも、S i Ha 
 Oを系又はSiH4NtO系の反応系よりも、S I
H,−NO,系の反応系の方が、光源の利用効率が高(
なり、成膜速度が速くなることは容昌に理解できるであ
ろう。
このように光源の利用効率を高めることは、活性種濃度
を高めることに繋がり、より希薄なガス(例えば、l 
torr以下の圧力)での成膜が可能となり、より均一
な成膜の実現をもたらすことになる。この理由は、希薄
なガス(減圧下)では、反応ガスの平均自由行程が長く
なり、膜が形成される基板面に平行する面方向のガスの
広がりが増大するため、膜厚の均一性が向上するためで
ある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、光励起CVD法での光源
の発光スペクトルの中で光強度の高い長波長領域まで利
用できるので、酸化シリコン(S10りの成膜速度を速
めることができると共に高速成膜の実現による均一成膜
を容易に達成できる。
特にLSIの分野においては、集積度の増大によって微
細なパターン及び薄膜が高度に要求されており、このた
め、下地にダメージを与えない光励起CVD法において
、高速成膜及び大面積における均一成膜が可能となり、
LSIの性能、歩留りの向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光励起CVD法を実施する装置を示す
概略的構成図、第2図は本発明における5108の成膜
速度を従来例と比較して示すグラフ、第3図は各種光源
の発光スペクトルを示すグラフである。 1・・・・・・反応室、2・・・・・・低圧水銀ランプ
、3・・・・・・光透過窓、4・・・・・・反応ガス導
入口、5・・・用排気口、6・・・・・・基板、7・・
・・・・ヒータ、A・・・・・・実施例、B・・・・・
・従来例。 代理人  弁理士  西 元 勝 − 第1図 第2図 1長(nm) SiH4i量(CC/mini

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応室内に反応ガスを導入すると共にその反応ガ
    スに対する酸化ガスを導入し、光源から光を照射し、気
    相反応を促進させて所望の膜を生成するものにおいて、
    前記反応ガスがシラン化合物からなり、前記酸化ガスが
    二酸化窒素(NO_2)であることを特徴とする光励起
    CVD法。
  2. (2)前記シラン化合物が、モノシラン(SiH_4)
    、ジシラン(Si_2H_6)、メチルシラン〔SiH
    _3(CH_3)〕、及びモノクロルシラン〔SiH_
    3(Cl)〕の少なくとも1種以上であることを特徴と
    する請求項(1)記載の光励起CVD法。
  3. (3)前記光源が、低圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ
    、キセノンアークランプ若しくはハライドランプの各々
    単独のランプ又はこれらの組合せからなる複合ランプで
    あることを特徴とする請求項(1)記載の光励起CVD
    法。
JP28489388A 1988-11-11 1988-11-11 光励起cvd法 Pending JPH02130926A (ja)

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