JPH02129695A - 電子楽器用データ入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、電子楽器用データ入力装置に関し、特に電
子楽器において各種のパラメータ情報等のデータにデー
タ名称を付与する場合に、簡単な操作でデータ名称の入
力を行なうことのできる電子楽器用データ入力装置に関
する。

［従来の技術］ 従来、電子楽器においては、種々のパラメータ情報、例
えば楽音のピッチ、音色および音量等の各種楽音要素を
制御するパラメータ情報を内部のメモリ装置に記憶し、
それらのデータに基づいて電子楽器を動作させることが
行なわれている。この場合、記憶するデータにはデータ
名称（名前）を付与し、このデータ名称を用いてデータ
の設定あるいは変更等を行なう方式が良く用いられてい
る。

このようなデータ名称のデータ人力方式としては、例え
ば特開昭５８−２１１７８４号公報に開示されたような
方式がある。これは、各種楽音要素を制御するパラメー
タ情報を設定するために用いる複数のスイッチをキャラ
クタスイッチとして用いるものである。各スイッチは各
キャラクタ（例えば、Ａ、Ｂ、Ｃ，・・・・・、１，２
．・・・・）に対応しており、例えば予め各スイッチに
対応するキャラクタを印刷しておき、ユーザはそれらの
スイッチを選択し押下することによってデータ名称を入
力する。

一方、データ名称を所定の画面上に表示し、所定のスイ
ッチを押下することにより画面上の一つのカーソル部分
に表示されるキャラクタを連続的に変化させる方式があ
る。これにより、ユーザは画面上のカーソル位置の文字
を見ながら所定のスイッチを何度か押下し、自分が望む
キャラクタが表示された時点でスイッチ操作を止め、キ
ャラクタを選択する。そして、カーソルを動かしつつ上
記の方式で一字一字データ名称を指定していくものであ
る。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、複数のスイッチを各キャラクタに対応さ
せ、これらのスイッチを選択し押下することによってデ
ータ名称を入力する方式では、どのキャラクタがどのス
イッチに対応しているかを覚えなければ早い入力ができ
ないという不都合がある。また、他の機能と共用である
場合が多いため、各キャラクタスイッチと他のスイッチ
とを同時に押下する等の構成を取ることり（多い、した
がって、切替えに手間がかかるという問題点がある。

さらに、画面上のカーソル部分に表示されるキャラクタ
をスイッチ押下により連続的に変化させて、求めるデー
タ名称を入力する方式では、自分が望むキャラクタがい
つ画面上に出現するかが掴みにくく、キャラクタの検索
に無駄な時間が費やされるという問題点があった。

この発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、ユー
ザが自分で望むキャラクタを画面で見ながら簡単な操作
で選択することができ、キャラクタの検索が迅速に行な
える電子楽器用データ入力装置を提供することを目的と
する。

［課題を解決するための手段および作用］この目的を達
成す条ために、この発明は、キャラクタとして用いる文
字や記号を複数種同時に表示し、表示されたキャラクタ
のうち１つを選択し、選択されたキャラクタを入力デー
タとして設定することとしている。

表示画面上には選択すべき文字や記号が複数種同時に表
示されるので、ユーザはその中の１つを迅速にかつ簡単
に選択することができる。

［実施例Ｊ 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明の一実施例に係る電子楽器用データ
入力装置の概略構成を示すブロック図である。この図に
おいて、１はユーザが見るための表示画面、２は表示画
面１の表示を行なう表示ドライバ、３は選択されたキャ
ラクタをメモリに設定しあるいは装置全体の動作を制御
する中央処理装置、４はユーザがデータ名称を入力する
ためのキャラクタ選択装置、５は入力されたデータを記
憶するメモリ装置である。

第２図は、上記実施例の装置のパネル部分で゛あり、表
示画面およびキャラクタ選択するための操作部を示す。

この図において、表示画面１には各キャラクタ１１（こ
こでは英大文字のＡ、Ｂ、・・・・・　英小文字のａ、
　ｌ）、・・・　数字および記号）が表示されている。

１３は選択されているキャラクタを示すカーソルであり
、ここでは反転白抜きカーソルを用いている。１２はデ
ータ名称を設定していく設定エリア、１４はカーソルで
ある。図ではｒｖｏＩｃＥ　ＮＡＭＥＪすなわち音色名
を設定するモードであることを示している。

キャラクタ選択装置４の選択操作部は幾つかのスイッチ
からなり、これらのスイッチを操作することにより簡単
にデータ名称の人力を行なうことができるようになって
いる。４１および４２は反転カーソル１３の穆動を行な
うｒ　ＰＡＲＡＭＥＴＥＲＪキ４３および４４はカーソ
ル１４の８動を行なつｒＤＡＴＡ　ＥＮＴＲＹＪ　キー
　　４５　ハ反転カー’／／Ｉｚ１３で選択したキャラ
クタをカーソル１４で示す位置に設定するためのエンタ
ーキーである。

次に、このようなデータ入力装置における、データ入力
の操作につき説明する。

まず、所定の操作により音色名設定モードに入る。する
と、カーソル１４がボイスネーム欄（設定エリエ１２）
の左端に表われ入力待ちになる。

入力できるキャラクタ群はその上欄であるｒＣＨＲ：」
で示す欄にすべて表示され、カーソル１３により選択さ
れているキャラクタが反転表示される。次に、ユーザは
キー４１．４２を押下して入力すべき所望のキャラクタ
を選択する。すなわち、カーソル１３を移動させて所望
のキャラクタを反転表示させるようにする。そして、エ
ンターキー４５を押下し、その時点でカーソル１３によ
り選択されているキャラクタをカーソル１４の位置に設
定する。さらに、カーソル１４は次の文字位置に移動し
、再び文字入力待ちになる。カーソル１４はキー４３．
４４で移動させることが可能であり、−旦人力済みのキ
ャラクタも再度変更することができる。

次に第３図のフローチャートを参照して、上記実施例の
装置の動作を説明する。

まず、ステップＳ１で文字入力モードかどうかチエツク
する０文字入力モードでなければ処理終了する。文字入
力モードであれば、ステップＳ２で第２図に示したよう
な開始画面の表示をする。

ステップＳ３ではカーソル１４を文字入力位置ヘセット
する操作を行なう０次に、ステップｓ４で入力文字の選
択操作を行なう。これは、キー４１．４２を押下するこ
とによってカーソル１３を移動し、所望のキャラクタに
セットする操作である。そして、ステップＳ５でエンタ
ーキー４５の入力を待ち、エンターキー４５が入力され
たら、ステップＳ６にてその時点で設定されているデー
タ名称、すなわち入力した文字データを記憶する。最後
にステップＳ７で入力終了を判別し、処理終了あるいは
ステップＳ３へと戻る。

なお、上記の実施例では、１つのキャラクタを反転カー
ソル１３で選択しエンターキー４５を押下することによ
り当該文字をカーソル１４のある位置へ設定しメモリに
記憶することとしているが、これに限らず、この発明は
種々の態様で実施することができる０例えば、エンター
キー４５を持たず、カーソル１３が現在示している文字
を常にカーソル１４の位置に表示するようにしてもよい
。この場合、カーソル１３を移動するとそれにつれてカ
ーソル１４の位置の表示文字が変わることとなる。そし
て、データ名称の設定モードを抜けたときに設定エリア
１２に設定されている文字列を記憶することとすればよ
い。

［効　果］ 以上説明したように、この発明によれば、データ名称を
構成するキャラクタのすべであるいは一部を画面に表示
しているので、ユーザはその画面を見ることにより自分
の望むキャラクタがどこにあるのか一目で把握すること
ができる。また、選択する手段も簡単な操作でよいので
、画面から目を離す必要がなくキャラクタの検索が迅速
に行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例に係る電子楽器用データ
入力装置の基本構成を示す図、第２図は、第１図の装置
の表示画面および入力キ一部を示す外観図、そして 第３図は、第１図の装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。 １１：表示キャラクタ群、１２：データ名称設定エリア
、１３：反転カーソル、１４：カーソル、４１〜４５：
各種キー類。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字または記号を表わすキャラクタ群の一部また
   は全部を複数種同時に表示する表示手段と、表テされた
   キャラクタのうちの１つを選択するための選択手段と、
   選択されたキャラクタを入力データとして設定する設定
   手段とを具備することを特徴とする電子楽器用データ入
   力装置。