JPH02129416A - 軸制動機構 - Google Patents
軸制動機構Info
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- JPH02129416A JPH02129416A JP63282405A JP28240588A JPH02129416A JP H02129416 A JPH02129416 A JP H02129416A JP 63282405 A JP63282405 A JP 63282405A JP 28240588 A JP28240588 A JP 28240588A JP H02129416 A JPH02129416 A JP H02129416A
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 21
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 abstract description 10
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- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は回転可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により
制動する軸制動機構に関するものである。
制動する軸制動機構に関するものである。
[従来の技術]
上記の軸制動機構は例えば第3図、14図に示すような
決事型で折り畳み式の電子機器に用いられる。この電子
機器は例えばワードプロセッサあるいはパーソナルコン
ピュータなどとして構成される。この電子機器ではギー
ボード21を備えた電子機器本体20に対して液晶表示
部23を収容したチルト部22が第3図の閉状態と第4
図の開状態に第4図中矢印a、b方向に回動可能に結合
される。そして携帯時には第3図に示すようにチルト部
22を電子機器本体20上に閉じて電子機器が携帯され
る。又使用時には第4図に示すようにチルト部22が電
子機器本体zO上でb方向に回動され、傾斜して立てら
れ、いわゆるヂルトされて電子機器が使用される。
決事型で折り畳み式の電子機器に用いられる。この電子
機器は例えばワードプロセッサあるいはパーソナルコン
ピュータなどとして構成される。この電子機器ではギー
ボード21を備えた電子機器本体20に対して液晶表示
部23を収容したチルト部22が第3図の閉状態と第4
図の開状態に第4図中矢印a、b方向に回動可能に結合
される。そして携帯時には第3図に示すようにチルト部
22を電子機器本体20上に閉じて電子機器が携帯され
る。又使用時には第4図に示すようにチルト部22が電
子機器本体zO上でb方向に回動され、傾斜して立てら
れ、いわゆるヂルトされて電子機器が使用される。
ここでチルト部22はチルト軸24を介してa、b方向
に回動可能に軸支される。そしてこの場合にチルト部2
2を車に回動可能に設けるだけでは、なく、チルト部2
2にある程度以上の力を加えることによりチルト部22
が回動し、チルト部22に力を加えない状態では例えば
第4図に示すようにチルト部22が任意の回動位置で立
ったまま静止するようにする必要がある。このために電
子機器本体20側に回転可能に軸受けされるチルト軸2
4の回転を制動する軸制動機構が設けられる。
に回動可能に軸支される。そしてこの場合にチルト部2
2を車に回動可能に設けるだけでは、なく、チルト部2
2にある程度以上の力を加えることによりチルト部22
が回動し、チルト部22に力を加えない状態では例えば
第4図に示すようにチルト部22が任意の回動位置で立
ったまま静止するようにする必要がある。このために電
子機器本体20側に回転可能に軸受けされるチルト軸2
4の回転を制動する軸制動機構が設けられる。
このようなチルトのための軸制動機構の従来の構造は一
般にゴムの摩擦を用いた方式のもので、第5図に示した
ような構造となフている。
般にゴムの摩擦を用いた方式のもので、第5図に示した
ような構造となフている。
第5図において符号1は第3図及び第4図中のチルト軸
24に相当する回転軸であり、モールドからなる軸受け
5に突設された支持部5aに形成された軸受は穴5bに
挿通され、矢印a、b方向に回転可能に軸受けされる。
24に相当する回転軸であり、モールドからなる軸受け
5に突設された支持部5aに形成された軸受は穴5bに
挿通され、矢印a、b方向に回転可能に軸受けされる。
回転軸lの端部には回転軸1の制動を行なうための円板
状の摩擦板1aが回転軸1と一体に設けられている。
状の摩擦板1aが回転軸1と一体に設けられている。
そして摩擦板1aに対向して摩擦ゴム2を保持したゴム
圧接用の軸3が設けられる。軸3は軸受け5に突設され
た支持部5Cに形成された軸受は穴5dに挿通されて支
持される。但し軸3は回転軸1と異なり回転不能に軸受
けされ、そのかわりに摩擦板1aに接近する矢印F方向
とその逆方向に摺動可能に設けられる。そして軸3はば
ね4によりF方向に付勢される。この付勢により、軸3
の先端部に設けられたゴム保持部3aに固着された摩擦
ゴム2が回転軸1の摩擦板1aに圧接する。
圧接用の軸3が設けられる。軸3は軸受け5に突設され
た支持部5Cに形成された軸受は穴5dに挿通されて支
持される。但し軸3は回転軸1と異なり回転不能に軸受
けされ、そのかわりに摩擦板1aに接近する矢印F方向
とその逆方向に摺動可能に設けられる。そして軸3はば
ね4によりF方向に付勢される。この付勢により、軸3
の先端部に設けられたゴム保持部3aに固着された摩擦
ゴム2が回転軸1の摩擦板1aに圧接する。
このような構造の下に回転軸1に回転力が加わると、そ
の回転力は摩擦板1aと摩擦ゴム2を介して軸3に伝え
られるが、軸3は回転不能であるため、符号Xで示す摩
擦ゴム2と摩擦板1aの圧接面に作用する摩擦力が制動
力として回転力に抵抗する。そして回転軸lに加えられ
る回転力が前記の摩擦による制動力にうち勝つと摩擦板
1aが摩擦ゴム2に対しスリップして回転軸1がa方向
又はb方向に回転する。この際に摩擦板1a、摩擦ゴム
2の間の摺動摩擦が回転負荷となって回転が制動される
。一方、回転軸1に回転力が加えられな、い状態では前
記の摩擦ゴム2と摩擦板18間の摩擦による制動によっ
て回転軸1は静止している。
の回転力は摩擦板1aと摩擦ゴム2を介して軸3に伝え
られるが、軸3は回転不能であるため、符号Xで示す摩
擦ゴム2と摩擦板1aの圧接面に作用する摩擦力が制動
力として回転力に抵抗する。そして回転軸lに加えられ
る回転力が前記の摩擦による制動力にうち勝つと摩擦板
1aが摩擦ゴム2に対しスリップして回転軸1がa方向
又はb方向に回転する。この際に摩擦板1a、摩擦ゴム
2の間の摺動摩擦が回転負荷となって回転が制動される
。一方、回転軸1に回転力が加えられな、い状態では前
記の摩擦ゴム2と摩擦板18間の摩擦による制動によっ
て回転軸1は静止している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら第5図のような従来構造では以下のような
欠点があフな。
欠点があフな。
(a)摩擦板1aの回転による摩擦ゴム2との摺動摩擦
により制動がなされるため、制動力が小さい。このため
回転軸1に加わる回転力が大きくなるとそれに対応でき
なくなり、所望の位置で回転軸1が止まらず行き過ぎて
しまったりする。また別に減速機構を必要としたりする
。
により制動がなされるため、制動力が小さい。このため
回転軸1に加わる回転力が大きくなるとそれに対応でき
なくなり、所望の位置で回転軸1が止まらず行き過ぎて
しまったりする。また別に減速機構を必要としたりする
。
(b)制動力の設定ないし調整が困難である。
制動力が不適当であると制動がスムーズに行なわれず、
チルト等の動作が不自然になってしまう。
チルト等の動作が不自然になってしまう。
(C)部品点数が多くコストが高くついてしまう。
(d)回転軸1の端部に対向して摩擦ゴム2を保持した
軸3が設けられるため、機構全体として回転軸1の軸方
向に沿って大きなスペースを必要とし、大型化してしま
う。
軸3が設けられるため、機構全体として回転軸1の軸方
向に沿って大きなスペースを必要とし、大型化してしま
う。
(e)摩擦ゴム2の摩耗や劣化などにより機構の耐久性
が悪い。
が悪い。
本発明のi!題は上記のような欠点を解消できるように
した軸制動機構を提供することにある。
した軸制動機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するため本発明によれば、回転可能に
軸受けされた軸の回転を摩擦により制動する軸制動機構
において、前記軸を挟むようにして前記軸の外周面に面
接触する1組の摩擦部材と、この1組の摩擦部材を押圧
して前記軸の外周面に圧接させる押圧手段を有し、前記
1組の摩擦部材の一方の摩擦部材はほぼU字形の断面形
状に形成され、この摩擦部材の内側に前記軸が回転可能
に嵌合されるとともに他方の摩擦部材と前記押圧手段が
配設された構造を採用した。
軸受けされた軸の回転を摩擦により制動する軸制動機構
において、前記軸を挟むようにして前記軸の外周面に面
接触する1組の摩擦部材と、この1組の摩擦部材を押圧
して前記軸の外周面に圧接させる押圧手段を有し、前記
1組の摩擦部材の一方の摩擦部材はほぼU字形の断面形
状に形成され、この摩擦部材の内側に前記軸が回転可能
に嵌合されるとともに他方の摩擦部材と前記押圧手段が
配設された構造を採用した。
[作 用]
このような構造によりば、押圧手段の押圧によって1組
の摩擦部材が軸の外周面に圧接し、1組の摩擦部材と軸
の間の摩擦により、軸の回転が制動される。1組の摩擦
部材は軸を挟むようにしてその外周面に圧接するので、
大きな制動力が得られる。又一方のU字形の摩擦部材の
内側に軸[実施例] 以下、第1図及び第2図を参照して本発明の実施例の詳
細を説明する。尚両図に示す実施例の軸制動機構は例え
ば先述した第3図及び第4図の電子機器のチルト軸24
の制動に用いられる。
の摩擦部材が軸の外周面に圧接し、1組の摩擦部材と軸
の間の摩擦により、軸の回転が制動される。1組の摩擦
部材は軸を挟むようにしてその外周面に圧接するので、
大きな制動力が得られる。又一方のU字形の摩擦部材の
内側に軸[実施例] 以下、第1図及び第2図を参照して本発明の実施例の詳
細を説明する。尚両図に示す実施例の軸制動機構は例え
ば先述した第3図及び第4図の電子機器のチルト軸24
の制動に用いられる。
1上皇五」
第1図は本発明の第1実施例による軸制動機構の構造を
示している。
示している。
第1図において符号6は第3図及び第4図中の電子機器
のチルト軸24に相当する回転軸である。回転軸6は電
子機器の不図示の軸受けにより矢印a、bで示すように
回転可能に軸受けされる。
のチルト軸24に相当する回転軸である。回転軸6は電
子機器の不図示の軸受けにより矢印a、bで示すように
回転可能に軸受けされる。
次に符号7は回転軸6の制動を行なうための第1の摩擦
部材であるプレス材である。プレス材7は細長い矩形の
金属板をプレスにより略U字形に屈曲させたものとして
構成されている。プレス材7の0字の屈曲部の内側に回
転軸6がその外周面の半周に渡って面接触してa、h方
向に回転可能に嵌合される。
部材であるプレス材である。プレス材7は細長い矩形の
金属板をプレスにより略U字形に屈曲させたものとして
構成されている。プレス材7の0字の屈曲部の内側に回
転軸6がその外周面の半周に渡って面接触してa、h方
向に回転可能に嵌合される。
次に符号8は制動を行なうための第2の摩擦部材である
摩擦板である。*振板8はプレス材7内に嵌合され、プ
レス材7の図中上下の側板に摺動して回転軸6に接近す
る矢印F方向とその逆方向に可動に設けられる。尚摩擦
板8の回転軸6に対向する側の面には回転軸6の外周に
対応した断面が円弧状の凹部8aが形成されている。
摩擦板である。*振板8はプレス材7内に嵌合され、プ
レス材7の図中上下の側板に摺動して回転軸6に接近す
る矢印F方向とその逆方向に可動に設けられる。尚摩擦
板8の回転軸6に対向する側の面には回転軸6の外周に
対応した断面が円弧状の凹部8aが形成されている。
一方プレス材7の図中左端部の内側にはプレス材フの上
下の幅寸法を規制するためのスペーサ10が嵌合されて
おり、ねじxi、txによりプレス材7に固定されてい
る。
下の幅寸法を規制するためのスペーサ10が嵌合されて
おり、ねじxi、txによりプレス材7に固定されてい
る。
そしてプレス材7内において摩擦板8とスペーサ10の
間にばばね9が弾装されている。
間にばばね9が弾装されている。
以上のプレス材7、摩擦板8、ばね9、スペーサ10及
びねじ11,11から軸制動機構のユニットが構成され
る。
びねじ11,11から軸制動機構のユニットが構成され
る。
そしてこのユニットを不図示の電子機器の本体に組み込
んで取り付けるために、電子機器の軸制動機構のユニッ
トの取り付は部には符号12で示す2つのリブがプレス
材7の幅寸法に対応する間隔で設けられる。そしてユニ
ットのプレス材7の図中右端部に回転軸6を押通して嵌
合し、ユニットの本体であるプレス材7をリブ12,1
2間に挟み込ませることにより、軸制動機構のユニット
が電子機器の本体に取りイ」けられる。
んで取り付けるために、電子機器の軸制動機構のユニッ
トの取り付は部には符号12で示す2つのリブがプレス
材7の幅寸法に対応する間隔で設けられる。そしてユニ
ットのプレス材7の図中右端部に回転軸6を押通して嵌
合し、ユニットの本体であるプレス材7をリブ12,1
2間に挟み込ませることにより、軸制動機構のユニット
が電子機器の本体に取りイ」けられる。
次に本実施例の軸制動機構の作用を説明する。
第1図の構造において、ばね9のばね力により、摩擦板
8は矢印F方向に押圧され、回転軸6の外周面に面接触
して圧接する。又はね9はスペーサ10を介してプレス
材7を矢印F方向の逆方向に押圧し、との押圧によりプ
レス材7の図中右端部の屈曲部は回転軸6の外周面に圧
接する。
8は矢印F方向に押圧され、回転軸6の外周面に面接触
して圧接する。又はね9はスペーサ10を介してプレス
材7を矢印F方向の逆方向に押圧し、との押圧によりプ
レス材7の図中右端部の屈曲部は回転軸6の外周面に圧
接する。
そしてこのように回転軸6の外周面に圧接さ譜またブレ
ス材フ及び摩擦板8と回転軸6の間の摩擦により、回転
軸6の回転が制動される。尚以上の構造で摩擦板8は金
属あるいはプラスチック等からなるものどじ、適当な制
動力が得られるようにするために、摩擦板8の回転軸6
に圧接する側の面を摩擦係数等に関して適当に構成する
ものとする。
ス材フ及び摩擦板8と回転軸6の間の摩擦により、回転
軸6の回転が制動される。尚以上の構造で摩擦板8は金
属あるいはプラスチック等からなるものどじ、適当な制
動力が得られるようにするために、摩擦板8の回転軸6
に圧接する側の面を摩擦係数等に関して適当に構成する
ものとする。
又プレス材7の回転軸6に圧接する内側面も適当な制動
力が得られるように構成する。
力が得られるように構成する。
このような本実施例の軸制動機構によれば、回転軸6を
挟むようにしてその外周面に面接触するプレス材7及び
摩擦板8の接触面積を大きくすること、及びばね9の押
圧力を大きく設定することにより、大きな制動力が得ら
れる。又上記の接触面積とばね力の設定により制動力を
可変に設定できる。
挟むようにしてその外周面に面接触するプレス材7及び
摩擦板8の接触面積を大きくすること、及びばね9の押
圧力を大きく設定することにより、大きな制動力が得ら
れる。又上記の接触面積とばね力の設定により制動力を
可変に設定できる。
又本実施例の軸制動機構は部品点数が少なく構造が極め
て簡単であり、安価に構成できる。しかも摩擦板8、ば
ね9及びスペーサ10はプレス材7内に設けられ、プレ
ス材7に収容されるので、軸制動機構がユニットとして
コンパクトにまとめられ、小型化が図れる。
て簡単であり、安価に構成できる。しかも摩擦板8、ば
ね9及びスペーサ10はプレス材7内に設けられ、プレ
ス材7に収容されるので、軸制動機構がユニットとして
コンパクトにまとめられ、小型化が図れる。
又本実施例では制動を行なうプレス材は金属からなり、
摩擦板8は金属あるいはプラスチックからなるものとし
て従来のゴムを用いた方式の場合のゴムの摩耗や劣化等
のような問題がなく、機構の耐久性を向上できる。
摩擦板8は金属あるいはプラスチックからなるものとし
て従来のゴムを用いた方式の場合のゴムの摩耗や劣化等
のような問題がなく、機構の耐久性を向上できる。
11叉呈1
次に第2図は本発明の第2実施例による軸制動機構の構
造を示している。同図において、第1実施例の第1図中
と共通もしくは相当する部分には共通の符号が付してあ
り、その説明は省略する。
造を示している。同図において、第1実施例の第1図中
と共通もしくは相当する部分には共通の符号が付してあ
り、その説明は省略する。
第2図の実施例では軸制動機構の電子機器の本体に対す
る取り付は構造が第1実施例と異なっている。即ち本実
施例では第1実施例のように軸制動機構のユニットがリ
ブ12.12に挟み込まれて取り付けられるのではなく
、不図示の電子機器本体において第2図に示すように細
長い突条として形成されたリブ15,15に対してしっ
かりと固定される。突条15.15において軸制動機構
のユニットを固定する部分の間隔はユニットの幅、即ち
プレス材7の幅に対応した寸法となっている。そしてこ
のリブ15,15の固定部に図示のようにユニットのス
ペーサ10側の端部を挟み込み、リブ15,15を通し
てねじ11.11をプレス材7を介してスペーサ10に
締め付けることにより、軸制動機構のユニットがリブ1
5゜15間にしっかりと固定される。そしてこのように
軸制動機構のユニットを電子機器本体に対してしっかり
と固定することにより、回転軸6を回転可能に嵌合した
軸制動機構のユニットが電子機器本体において回転軸6
の軸受けとしての機能を果すことができる。即ち本実施
例の軸制動機構は回転軸6の軸受けを兼ねている。
る取り付は構造が第1実施例と異なっている。即ち本実
施例では第1実施例のように軸制動機構のユニットがリ
ブ12.12に挟み込まれて取り付けられるのではなく
、不図示の電子機器本体において第2図に示すように細
長い突条として形成されたリブ15,15に対してしっ
かりと固定される。突条15.15において軸制動機構
のユニットを固定する部分の間隔はユニットの幅、即ち
プレス材7の幅に対応した寸法となっている。そしてこ
のリブ15,15の固定部に図示のようにユニットのス
ペーサ10側の端部を挟み込み、リブ15,15を通し
てねじ11.11をプレス材7を介してスペーサ10に
締め付けることにより、軸制動機構のユニットがリブ1
5゜15間にしっかりと固定される。そしてこのように
軸制動機構のユニットを電子機器本体に対してしっかり
と固定することにより、回転軸6を回転可能に嵌合した
軸制動機構のユニットが電子機器本体において回転軸6
の軸受けとしての機能を果すことができる。即ち本実施
例の軸制動機構は回転軸6の軸受けを兼ねている。
又本実施例では第1実施例と異なる点としてプレス材7
内において、符号13で示すばね押さえ板が回転軸6に
接近する矢印F方向とその逆方向に可動に設けられる。
内において、符号13で示すばね押さえ板が回転軸6に
接近する矢印F方向とその逆方向に可動に設けられる。
ばね押さえ板13にはねじ14が回転可能に結合されて
おり、このねじ14はスペーサ10に形成されたねじ穴
10aにねじ込まれ挿通されている。モしてばね押さえ
板13と摩擦板8の間にばね9が弾装される。
おり、このねじ14はスペーサ10に形成されたねじ穴
10aにねじ込まれ挿通されている。モしてばね押さえ
板13と摩擦板8の間にばね9が弾装される。
このような構造において、ねじ14をドライバで回すこ
とにより、ばね押さえ板13をF方向か又はその逆方向
に変位させ、それによりばね9のたわみ量を変化させ、
ばね9の押圧力を変化させることができる。即ち回転軸
6に対するプレス材7及び摩擦板8の圧接力を変化させ
、制動力を可変に調節することができる。
とにより、ばね押さえ板13をF方向か又はその逆方向
に変位させ、それによりばね9のたわみ量を変化させ、
ばね9の押圧力を変化させることができる。即ち回転軸
6に対するプレス材7及び摩擦板8の圧接力を変化させ
、制動力を可変に調節することができる。
このような本実施例によれば′!J1実施例の場合と同
様の作用効果が得られるうえに、回転軸6の軸受けを兼
ねることができ、そのため電子機器において回転軸6の
ための専用の軸受けを設けずに済み、電子機器のコスト
ダウンが図れる。又本実施例によればねじ14を介して
回転軸6の制動力を簡単に任意に調節できる。
様の作用効果が得られるうえに、回転軸6の軸受けを兼
ねることができ、そのため電子機器において回転軸6の
ための専用の軸受けを設けずに済み、電子機器のコスト
ダウンが図れる。又本実施例によればねじ14を介して
回転軸6の制動力を簡単に任意に調節できる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、回転
可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により制動する軸制
動機構において、前記軸を挟むようにして前記軸の外周
面に面接触する1組の摩擦部材と、この1組の摩擦部材
を押圧して前記軸の外周面に圧接させる押圧手段を有し
、前記1組の摩擦部材の一方の摩擦部材はほぼU字形の
断面形状に形成され、この摩擦部材の内側に前記軸が回
転可能に嵌合されるとともに他方の摩擦部材と前記押圧
手段が配設された構造を採用したので、大きな制動力が
得られること、少ない部品点数と簡単な構造によりコス
トダウンが図れること、小型化が図れること、及び機構
の耐久性が向上する等の優れた効果が得られる。
可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により制動する軸制
動機構において、前記軸を挟むようにして前記軸の外周
面に面接触する1組の摩擦部材と、この1組の摩擦部材
を押圧して前記軸の外周面に圧接させる押圧手段を有し
、前記1組の摩擦部材の一方の摩擦部材はほぼU字形の
断面形状に形成され、この摩擦部材の内側に前記軸が回
転可能に嵌合されるとともに他方の摩擦部材と前記押圧
手段が配設された構造を採用したので、大きな制動力が
得られること、少ない部品点数と簡単な構造によりコス
トダウンが図れること、小型化が図れること、及び機構
の耐久性が向上する等の優れた効果が得られる。
第1図は本発明の第1実施例による軸制動機構の構造を
示す側面図、第2図は第2実施例による軸制動機構の構
造を示す側面図、第3図及び第4図はそれぞれ軸制動機
構が設けられる携帯型の電子機器の携帯時と使用時の斜
視図、第5図は従来の軸制動機構の構造を示す正面図で
ある。 6・・・回転軸 7・・・プレス材8・・・摩
擦板 9・・・ばね 0・・・スペーサ 1・・・ねじ 2・・・リブ 3・・・ばね押え板 4・・・制動力調節用のねじ 5・・・リブ
示す側面図、第2図は第2実施例による軸制動機構の構
造を示す側面図、第3図及び第4図はそれぞれ軸制動機
構が設けられる携帯型の電子機器の携帯時と使用時の斜
視図、第5図は従来の軸制動機構の構造を示す正面図で
ある。 6・・・回転軸 7・・・プレス材8・・・摩
擦板 9・・・ばね 0・・・スペーサ 1・・・ねじ 2・・・リブ 3・・・ばね押え板 4・・・制動力調節用のねじ 5・・・リブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)回転可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により制動
する軸制動機構において、前記軸を挟むようにして前記
軸の外周面に面接触する1組の摩擦部材と、この1組の
摩擦部材を押圧して前記軸の外周面に圧接させる押圧手
段を有し、前記1組の摩擦部材の一方の摩擦部材はほぼ
U字形の断面形状に形成され、この摩擦部材の内側に前
記軸が回転可能に嵌合されるとともに他方の摩擦部材と
前記押圧手段が配設されたことを特徴とする軸制動機構
。 2)前記押圧手段の押圧力を可変に調節する調節手段を
設けたことを特徴とする請求項第1項に記載の軸制動機
構。 3)前記軸の軸受けを兼ねるように構成されたことを特
徴とする請求項第1項または第2項に記載の軸制動機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63282405A JPH02129416A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 軸制動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63282405A JPH02129416A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 軸制動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129416A true JPH02129416A (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=17651982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63282405A Pending JPH02129416A (ja) | 1988-11-10 | 1988-11-10 | 軸制動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02129416A (ja) |
-
1988
- 1988-11-10 JP JP63282405A patent/JPH02129416A/ja active Pending
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