JPH02129253A - 導電性フルオロポリマー組成物 - Google Patents

導電性フルオロポリマー組成物

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JPH02129253A
JPH02129253A JP26128188A JP26128188A JPH02129253A JP H02129253 A JPH02129253 A JP H02129253A JP 26128188 A JP26128188 A JP 26128188A JP 26128188 A JP26128188 A JP 26128188A JP H02129253 A JPH02129253 A JP H02129253A
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carbon black
rpm
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polymer
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    • H01B1/20Conductive material dispersed in non-conductive organic material
    • H01B1/24Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising carbon-silicon compounds, carbon or silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電性フルオロポリマーに関する。
カーボンブラックまt;はグラファイトの導電性粒子を
混入することによって調製された導電性ポリマー組成物
は、この分野においてよく知られている。そのようにし
て調製されたポリマーは、熱可塑性プラスチック、エラ
ストマー、熱硬化性物質およびそれらのブレンドを包含
する。(参照、例えば、米国特許筒4.545,926
号。)電気的用途のための炭素およびグラファイトを充
填したフルオロカーボン組成物は、また、ある時期にわ
たって知られてきた。それらは、主として、化学的に活
性なおよび/または高温の環境に直面することが予測さ
れるとき、他の導電性ポリマーよりも優先的に使用され
る。カーボンブラックおよび/またはグラファイトを含
有する導電性フルオロカーボンを使用する用途は、電流
制限装置、例えば、自己調整ヒーターカケ−プル(米国
特許筒4,318.881号、米国特許筒4,624.
990号および米国特許筒4,545,926号)、半
導体チップを加工するための静電防止容器(J6 10
27842A号)、導電性塗料(米国特許筒4.482
,476号、米国特許筒4.064.074号および欧
州特許(E P)79589号)、バッテリー電極構成
体(米国特許筒4.468,362号、米国特許筒3,
676.222号、欧州特許(EP)l 26511A
号およびJA7016669R) 、熱的および電気的
導電性チョーク(米国特許筒4,157.327号)、
テープまj;はフィルムのカセットのI;めの静電防止
/摩擦防止シート(米国特許筒3゜908.570号)
および導電性フィラメント(J  58163725A
、J  75013957)を包含する。
しかしながら、カーボンブラックをフルオロポリマーに
添加して導電性を達成することに関連して困難が存在す
る。1つの困難は、カーボンブラックを添加するとき、
ブレンドの有効な溶融粘度が比較的大きく、そして急速
に増加することである。
この大きいおよび急速な粘度の増加は、加工がいっそう
困難となり、そして時間を消費するようになる。有効溶
融粘度への影響を小さくするために十分に低いカーボン
ブラックのレベルにおいて、導電性は通常失われるか、
あるいは所望の範囲より低い範囲になる。溶融粘度を低
下するか、あるいはカーボンブラックの濃度をより低い
レベルに減少すると同時に、所望の導電性を維持する手
段は、それゆえ、非常に望ましい目標である。
本発明は、一般に、フッ素化剤で処理して、望ましくな
い末端基を除去し、次いで導電性カーボンブラックとブ
レンドして導電性または静電消散性複合体を生成しt;
、溶融加工可能なパーフルオロテトラフルオロエチレン
コポリマーまたはターポリマーに関する。これらのフッ
素化フルオロポリマーとブレンドした導電性カーボンブ
ラックは、溶融加工可能なテトラフルオロエチレンコポ
リマーのフッ素化しない変種を使用する対応する配合物
よりも、有意に低い電気抵抗および有効溶融粘度を保持
する複合体を生ずる。
本発明において有用なテトラフルオロエチレンコポリマ
ーは、溶融加工可能であり、そしてこの分野においてパ
ーフルオロと呼ばれている。本発明において有用であり
、テトラフルオロエチレンと共重合可能である、代表的
なエチレン系不飽和コモノマーは、式: %式% 0−Rf’−Xであり、Rfは1−12個の炭素原子を
有するパーフルオロアルキル基であり、Rf’ は−(
CFz)n−(ここでnは1〜12である)またはエー
テル酸素を含有する同一のジラジカルであり、モしてX
はHまたはCIである、 で表わされる。
特定の共重合可能なフッ素化エチレン系不飽和コモノマ
ーの例は、次のものを包含する:ヘキサフルオロプロピ
レン;パーフルオロ(メチルビニルエーテル);パーフ
ルオロ(n−プロピルビニルエーテル);パーフルオロ
(n−ヘプチルビニルエーテル”);3.3,4,4,
5.5,6,6゜6、−ノナフルオロヘキセン−1:3
−ヒドロキシヘキサフルオロプロピルビニルエーテル;
それらの混合物、倒えば、ヘキサフルオロプロピレンお
よヒバ−フルオロ(フロビルビニルエーテル)の混合物
。好ましくは、コモノマーはRf−0−CF−CFのパ
ーフルオロ(アルキルビニルエーテル)または3〜6個
の炭素原子を有するパーフルオロオレフィンから選択さ
れる。
コモノマーの含量は、0.5〜約20モル%の範囲であ
ることができ、そして1モル%より多いコモノマーが存
在することができる。より長いコモノマーの連鎖は、溶
融加工可能なを提供するためには、より小さいコモノマ
一連鎖と同程度に多いモル%を必要としない。
これらのモノマーの重合の間、種々の化学的に不安定な
末端基はポリマ一連鎖上で形成する。これらはカルボキ
シアミド、カルボン酸、酸フッ化物、水和物、CH,O
Hなどであることができる。
それらは重合における開始剤および連鎖異動剤から、そ
して競争する副反応から生ずる。末端基は赤外分析によ
って定量する。
高分子量固体フルオロカーボンポリマーを、酸素の不存
在下に、フッ素ラジカル源、例えば、フッ素ガスと接触
させることにより、ラジカルは主ポリマーの不安定な末
端基と反応し、そしてそれらをより化学的に安定な形態
に転化することは、ある時期にわたって、知られていた
(英国特許(GB)1210794号、Ref、3)。
今回、フッ素化剤で旭理したこれらのコポリマーは、化
学的により非反応性であることに加えて、導電性カーボ
ンブラックとブレンドしたとき、非常にいっそう導電性
であり、そして同等のカーボンブラックの配合量におい
て、それらの非フツ素化コポリマーよりも、高いメルト
70−数を有することが発見された。この挙動は、異な
る導電性カーボンブラックおよび広範な分子量のテトラ
フルオロエチレンコポリマーを使用して観察される。
フッ素化の程度は、ここにおける改良の程度を支配する
ことがわかった。高度の有効性、すなわち、導電性およ
び高いメルトフローのためには、フッ素化は、不安定な
末端基の含量がコポリマー連鎖中の6/lo’炭素原子
より少ない−CH。
OH,−CO2Hl−CO2CH3および−COFの末
端基に減少するまで、実施することができる。
一般に、本発明の有益な効果は70/10’炭素厘子程
度に多くの末端基が存在するときでさえ、見られる。フ
ッ素化および不安定な末端基を決定する手順は、米国特
許第4,743,658号(Imbalzanoら)に
記載されている。通常のフッ素化は、窒素と混合したフ
ッ素ガスを使用して実施される。
広範な種類のフッ素化は、本発明における組成物を調製
するために有用である。
種々のフッ素化剤は、存在する基に依存して適当である
ことがある。いくつかのフッ素化剤は、次の文献に記載
されている二カーク−オスマー(Kirk−othmr
)、化学技術の百科辞典(Encyclopeclia
  of  Chemical  Technolog
y)、Vol、IQ。
第3版、832−835ページ、およびシェパード(S
heppard)およびシャーン(Shar t s)
 、有機フッ素化学(Organic  Fluori
ne  Chemistry)、W、A。
ベンジャミン(Benjamin)、ニューヨーク、1
969.56−59.74−778よび163−179
゜金属フッ化物は適当なフッ素化条件下でフッ素化剤で
あるが、それらは無機残留物を残すので、ある目的に対
して魅力に劣る。揮発性フッ素化剤、例えば、CIF、
HF/フッ化アンチモン、OF、、SFいおよびフッ素
は好ましく、そしてフッ素は最も好ましい。
本発明において有用な導電性カーポンブラックは、よく
知られた物質である。それらは米国特許第4,624.
990号および「導電性熱可塑性プラスチック複合体(
ConductiveThermoplastic  
  Composite)、ラバーワールド(Rubb
er  World)、1955年11月号、30ペー
ジ以降、に記載されている。粒子の形態のカーボンブラ
ックは、コポリマーと溶融配合する。添加するカーボン
ブラックの量は、一般にブレンドの1〜20重量%、好
ましくは1〜lO重量%、最も好ましくは1〜6重量%
である。この量はすぐれた導電性を提供するために十分
であり、そして、驚くべきことには、溶融粘度を過度に
増加しない。
試験手順 DC導電性は、ケイスレイ(Keithlay) 61
7型プログライング可能な電位差計で決定し、この電位
差計はへウレット・パラカード(HevlettPac
kard) 300型コンピユーターで制御しかつ監視
した。固有抵抗は電位差計から決定し、そして等式 %式%) ここでRhoは固有抵抗(ohm −cm)であり、R
は抵抗(ohm)であり、Aは飼料の断面積(平方cm
)であり、そしてLは試料上の電極の間の長さである、 から計算した。試料は圧縮成形し、公称15X1゜3X
O,1cmのストリップに切断したブラックである。
試料上の電極は、幅約0.5cmおよび試料の主要寸法
に沿って数cm離れてストリップ中にアーティストブラ
シで適用した銀塗料[SC20、マイクローサーキュー
ツ・カンパニー(M 1cro −C1rcuts  
Co、 ) ] を使用して形成した。次いで、クラン
プを使用して平らな平面のホフマン(Hofman)チ
ューブ[トマス・サイエンティフィクス(Thomas
  5cientific)から入手可能]を、試料へ
銀塗料の上に緊密に取り付ける。電位差計のリード線を
チューブのクランプに接続して、抵抗測定のための回路
を完成する。
メルト70−数(melt  flow  numbe
r)  (MFN)は、5分の滞留後5000gの合計
の質量のピストンおよび重りを使用する、372±1°
Cにおける、溶融粘度計からのメルト70−速度に基づ
く。オリフィスは直径0.21=1=0.005cm(
0,0825インチ±0.002インチ)およびランド
長さ0.8±0. 013cm(0,315インチ上0
.005インチ)である。約5グラムのポリマーの供給
物を粘度計の孔にオリフィスを所定位置にして急速に供
給し、そして試料を装入しないピストンで圧縮する。ピ
ストンおよび重りの合計の重量は5000グラムである
。精確に5分(300秒)において、押出物を切断し、
そして廃棄する。360秒に等しい時間において、押出
物を切断し、そして秤量する。押出物の重量を決定し、
そしてIOを掛け、そして10分当りの計算重量をメル
トフロー数として記録する。
MFNはバッチのミキサーで調製したばかりの組成物に
ついて決定する。
テトラフルオロエチレン/パーフルオロ(プロピルビニ
ルエーテル)(TFE/PPVE)コポリマーの末端基
の分析は、加熱したプラテンプレスを使用して350℃
において成形した薄い(0゜25 0.30mm)につ
いて実施する。TFE/PPVEコポリマーについて、
試料のフィルムは粉末の溶融プレスの代わりに常温プレ
スによって調製すべきである。
フィルムはニコレット(N 1colet) 5 D 
X型フーリエ−・トランスフオーム(F ourier
  T ransf。
rm)赤外分光光度計で走査する。使用したすべての走
査の設定はニコレットの制御ソフトウェアにおける欠陥
のある設定(defauHsetting)として設け
られたものであるが、ただし変換を実施する前に収集し
たある数の走査を除外する(欠陥のあるモードにおいて
40走査/10走査)。
同様に、分析すべき末端基をもつことが知られている参
照材料のフィルムを成形し、そして走査する。参照吸収
スペクトルは、ソフトウェアから構成した相互作用の減
法(interactive  5ubtractio
n)を使用して、試料の吸収から減する。4゜25マイ
クロメートルにおける一CF、のオーバ−トーンを使用
して、この相互作用の減法の間の試料と参照との間の厚
さの差について補正する。
異なるスペクトルは、2つの範囲、5.13−5゜88
マイクロメートル(波数1950−1700)および2
.7−3.45マイクロメートル(波数3700−’2
900)において、反応性末端基のだめの吸収を表わす
100万個の炭素原子当りの末端基の計算を可能とする
検量係数(calibration  factor)
は、モデル化合物の吸収から決定する。下表は、等式二
末端基ZlO&炭素−吸収X CF / 74ルム厚さ
(ミル) により末端基を決定するための波長および係数を表わす
: 末端基 C0F −CH,OH −CO2H CO2CHs 波長(マイ  検量係数 クロメ−ドル)(CF) 5.32  15,000 2.75  88,000 5.52  10.900 5.57  14.500 TFE/PPVEコポリマー中の一〇〇F基についての
分析の感度は、2−3基/101炭素原子である。これ
は、基/10@炭素原子の測定が3基/10’炭素原子
より少ないことを意味する。
組成物の調製 導電性フルオロポリマーの組成物は、実験室のバッチミ
キサーで調製した。このミキサーは、ハーグ・ブチェレ
ル・コーポレーシ薦ン(HaakeB ucheler
  Corp、 )製のレオミクス(Rheoa+1x
)3000であり、モしてハーグのレオコード(Rhe
cord) 40マイクロプロセッサ−制御トルクレオ
メータ−で制御および駆動されていた。この単位装置は
閉じた混合室から成り、この混合室において、二重の反
対向きで回転するローターは異なるギヤ速度で回転して
緊密な混合を提供する。ミキサーの温度およびローグー
の速度は、レオコード内で調節することによって制御さ
れ、そしてトルクおよび溶融温度はこの単位装置によっ
て監視される。使用したローターはローラー塁であった
溶融配合後のミキサーから取り出した生成物は、比較的
大きいチャンクであり、これらを成形に適当な小さい片
に切断し、そしである場合において、これらの小さい片
を成形前に粉末に粉砕した。
導電性フルオロポリマーは、また、同時回転するスクリ
ューをもつ2軸スクリユ一押出機で調製した。成分を配
合し、モして押出機に供給し、そこで溶融し、混合し、
そしてストランドに押出し、それらを成形用のペレット
に切断した。本発明の組成物は、成分の緊密な混合を提
供するために十分な程度の混合が存在するかぎり、l軸
または2軸スクリユーの押出機によって調製することが
できる。
成形 ミキサー内で作った組成物から、350℃において液圧
的に駆動される、加熱した20トンのパセデナ・ハイド
ラウリツク・インコーホレーテッド(P aseden
a  Hydrauric  I nc、 )内で材料
を圧縮成形することによって、ブラックを調製した。こ
のプレスのピストンの直径は10.20+D(4インチ
)であり、そしてプレスのプラテンは20.3cm(8
インチ)であった。15XI5cmの正方形の開口をも
つチェースを使用してポリマーを含有させた。チェース
は公称1ms+の厚さを有した。ポリマーを含有するチ
ェースの両側に配置したアルミニウム箔は、ポリマーの
含有を助け、そしてプレスのプラテンからのブラックの
取り出しを促進した。供給原料は粉砕したポリマーであ
るか、あるいはレオミクスからの微細に切断した片であ
った。幅約1.3cmおよび長さ約15cmのストリッ
プを、厚さ約1InII+のブラックから切断しIこ 
ブラックを調製するために使用した成形サイクルは、典
型的には次の通りであった: 11供給−55g、350℃に予備加熱したプレス。
2、プレス内のチェース中のポリマー−圧力なし一10
分。
3、低圧−907kg(2000ポンド)−分。
4、高圧−9072kg(20,000ポンド)−6分
5、急冷−冷水。
注:これらの「圧力」は液圧シリンダーで加えた。シリ
ンダーの大きさおよびチェースの面積を考慮して、90
7kg(2000ボンド)はポリマー上の393kg 
(57psi)に相当する。
対照例において、使用したコポリマーは6/101炭素
原子より多い不安定な末端基を有した。
本発明の実施例において、使用したコポリマーは、不安
定な末端基の数が70/10’炭素原子より少なくなる
まで、フッ素化されていた。
対照例および本発明の実施例の両者についての調製の詳
細および性質の試験データは、表1およびIIに記載す
る。
実施例 対照例l 364.8gのフッ素化されていないコポリマーA(テ
トラフルオロエチレン/パーフルオロ(フロビルビニル
エーテル)9の供給物。(このコポリマーはTFE/P
PVEコポリマーと表示するそれは97重量%のTFE
および3重量%のPPVEを有し、そして13.3g/
10分のメルトフロー数を有した。)それは6/lO″
炭素原子より実質的に多い量の存在する不安定な末端基
を有した。供給物の約半分をミキサー内で350°Cに
設定した制御温度および15rpmのローター速度で溶
融しt;。このポリマーが溶融したとき、15.2gの
導電性カーボンブラック[DJ−600ケトジエンブラ
ック(K etjenblack) 、以後ケトジエン
ブラックという]を混合ボウルに添加し、そしてグラン
ジャーを降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制
的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布
したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加した
。溶融物の温度が340℃に到達するまで、ローターの
速度は15〜30 rpmであった。次いで、ローグー
の速度を5分間60rpmに増加させ、その終りにおい
て、溶融温度は360℃であった。ローターを停止し、
そしてブレンドをミキサーから取り出した。
本発明の実施例1 364.8gの同一のTFE/PPVEコポリマーA(
ただし不安定な末端基の含量が6/10’炭素厚子より
少なくなるまで、フッ素化されている)の約半分を、ミ
キサー内で350℃に設定した制御温度および15rp
mのローター速度で溶融した。このポリマーが溶融した
とき、15.2gの導電性カーボンブラック(ケトジエ
ンブラックDJ−600)を混合ボウルに添加し、そし
てプランジャーを降下させてカーボンブラックを溶融物
中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良
好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を
添加した。溶融物の温度が34Q ’Cに到達するまで
、ローグーの速度は15〜3Q rpmであった。次い
で、ローターの速度を5分間60 rp+oに増加させ
、その終りにおいて、溶融温度は348℃であった。ロ
ーターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り出
した。
対照例2 372.4gのフッ素化されていないTFE/PPVE
コポリマーBのベレット(3重量%のPPVE、1−7
7g/l 0分子))ルト70−数)の約半分をミキサ
ー内で350℃に設定した制御温度および15〜45 
rpraのローター速度で溶融した。このポリマーが溶
融したとき、7.6gの導電性カーボンブラック(ケト
ジエンブラックDJ−600)を混合ボウルに添加し、
そしてグランジャーを降下させてカーボンブラックを溶
融物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中
に良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物の残
部を添加した。溶融物の温度が328℃に到達するまで
、ローターの速度は15〜45rp+mに保持した。次
いで、ローターの速度を16分間60rpmに増加させ
、その終りにおいて、溶融温度は352°Cであった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
本発明の実施例2 372.4gの対照例2と同一のTFE/PPVEコポ
リマーB(ただし不安定な末端基の含量が6/10’炭
素原子より少なくなるまで、フッ素化されている)の約
半分を、ミキサー内で350℃に設定した制御温度およ
び15〜47rpmのローター速度で溶融した。このポ
リマーが溶融したとき、7.6gの導電性カーボンブラ
ック(ケトジエンブラック DJ−600)を混合ボウ
ルに添加し、そしてプランジャーを降下させてカーボン
ブラックを溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラッ
クが溶融物中に良好に分布したと思われた後、ポリマー
の供給物の残部を添加した。溶融物の温度が340°C
に到達するまで、ローグーの速度は15〜45rpmに
保持した。次いで、ローターの速度を16分間60rp
lTlに増加させ、その終りにおいて、溶融温度は37
3℃であった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
対照例3 372.4gのフッ素化されていないTFE/PPVE
コポリマー〇(3重量%のPPVE、26.6g/10
分のメルトフロー数)の約半分をミキサー内で350 
’Cに設定した制御温度および15rpmのローター速
度で溶融した。このポリマーが溶融したとき、7.6g
の導電性カーボンブラック(ケトジエンブラック DJ
−600)を混合ボウルに添加し、そしてプランジャー
を降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制的に入
れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと
思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加した。溶融
物の温度が326℃に到達するまで、ローターの速度は
15rpmであった。次いで、ローターの速度を2.5
分間60rpmに増加させ、その終りにおいて、溶融温
度は345℃であった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出しt;。
本発明の実施例3 372.4gの対照9#3と同一のTFE/PPVEコ
ポリマーB(ただし不安定な末端基の含量が6/10’
炭素原子より少なくなるまで、フッ素化されている)の
約半分を、ミキサー内で350℃に設定した制御温度お
よび15 rpa+のローター速度で溶融した。このポ
リマーが溶融したとき、7.6gの導電性カーボンブラ
ック(ケトジエンブラック DJ−600)を混合ボウ
ルに添加し、そしてプランジャーを降下させてカーボン
ブラックを溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラッ
クが溶融物中に良好に分布したと思われた後、ポリマー
の供給物の残部を添加した。溶融物の温度が320℃に
到達するまで、ローグーの速度は15 rpmであった
。次いで、ローターの速度を6分間5Qrpmに増加さ
せ、その終りにおいて、溶融温度は343℃であった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
対照例4 364.8gの対照例1において使用したフッ素化され
ていないTFE/PPVEのペレットの約半分をミキサ
ー内で350℃に設定した制御温度および15rpmの
ローター速度で溶融した。このポリマーが溶融したと7
!、15.2gの導電性カーボンブラック[パルカン(
V ucan)以後、パルカンXC−72という]を混
合ボウルに添加し、そしてプランジャーを降下させてカ
ーボンブラックを溶融物中に強制的に入れた。カーボン
ブラックが溶融物中に良好に分布したと思われた後、ポ
リマーの供給物の残部を添加した。溶融物の温度が32
5℃に到達するまで、ローターの速度は15 rpra
であった。次いで、ローグーの速度を6分間75rpm
に増加させ、その終りにおいて、溶融温度は366℃で
あった。ローターを停止し、そしてブレンドをミキサー
から取り出した。
本発明の実施例4 364.8gの本発明の実施例1において使用したフッ
素化FTFE/PPVEコポリマーの約半分を、ミキサ
ー内で350℃に設定した制御温度および15rpnの
ローター速度で溶融した。このポリマーが溶融したとき
、15.2gの導電性カーボンブラック(パルカンxc
−72)を混合ボウルに添加し、そしてプランジャーを
降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制的に入れ
た。
カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと思われ
た後、ポリマーの供給物の残部を添加した。
溶融物の温度が323℃に到達するまで、ローターの速
度は15rpmであった。次いで、ローターの速度を6
分間75 rpmに増加させ、その終りにおいて、溶融
温度は356℃であった。ローターを停止し、そしてブ
レンドをミキサーから取り出した。
対照例5 3618gの対照例1において使用したフッ素化されて
いないTFE/PPVEのペレットの約250gをミキ
サー内で350°Cに設定した制御温度および15rp
mのローター速度で溶融した。
このポリマーが溶融したとき、15.2gの導電性カー
ボンブラック[ブラック・バールス(Black  P
 earls)以後、ブラック・パールスという、20
00]を混合ボウルに添加し、そしてプランジャーを降
下させてカーボンブラックを溶融物中に強制的に入れた
。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと思わ
れた後、ポリマーの供給物の残部を添加した。溶融物の
温度が322°Cに到達するまで、ローグーの速度は1
5rpmであった。次いで、ローターの速度を6分間7
5rpmに増−加させ、その終りにおいて、溶融温度は
368℃であった。ローターを停止し、そしてブレンド
をミキサーから取り出した。
本発明の実施例5 364.8gの本発明の実施例1において使用したフッ
素化FTFE/PPVEコポリマーの約250gを、ミ
キサー内で350°Cに設定した制御温度および15r
pmのローター速度で溶融した。
このポリマーが溶融したとき、15.2gの導電性カー
ボンブラック(ブラック・パールス2000)を混合ボ
ウルに添加し、そしてプランジャーを降下させてカーボ
ンブラックを溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラ
ックが溶融物中に良好に分布したと思われた後、ポリマ
ーの供給物の残部を添加しt:。溶融物の温度が322
℃に到達するまで、ローグーの速度はl 5 rpmで
あった。次いで、ローターの速度を6分間75 rpm
に増加させ、その終りにおいて、溶融温度は356°C
であった。ローターを停止し、そしてブレンドをミキサ
ーから取り出した。
対照例6 372.4gのフッ素化されていないテトラフルオロエ
チレン/ヘキサフルオロプロピレンコポリマーD(12
,3重量%のRFP、MFN−6゜8)の約半分をミキ
サー内で330°Cに設定した制御温度およびl 6 
rpmのローター速度で溶融した。このポリマーが完全
に溶融したとき、7.6gの導電性カーボンブラック(
ケトジエンブラック DJ−600)を混合ボウルに添
加し、そしてプランジャーを降下させてカーボンブラッ
クを溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶
融物中に良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給
物の残部を添加した。溶融物の温度が345℃に到達す
るまで、ローターの速度は16〜75rpmであった。
次いで、ローターの速度を5分間50rpmに増加させ
、その終りにおいて、溶融温度は3339であった。ロ
ーターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り出
した。
本発明の実施例6 372.4gの対照例6と同一のTFE/PPVEコポ
リマーD(ただし不安定な末端基の数を減少するために
フッ素化されている)のペレットを、ミキサー内で33
0℃に設定した制御温度および15rpmのローター速
度で溶融した。このポリマーが溶融したとき、7.6g
の導電性カーボンブラック(ケトジエンブラック DI
−600)を混合ボウルに添加し、そしてプランジャー
を降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制的に入
れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと
思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加した。ロー
ターの速度を6分間段階的に75rpmに増加させ、そ
の終りにおいて、溶融温度は360°Cであった。ロー
ターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り出し
た。
対照例7 368.6gの対照例6において使用した7ツ素化され
ていないコポリマーDのペレットの供給物の約250g
をミキサー内で330°Cに設定した制御温度および1
5rpmのローター速度で溶融した。このポリマーが溶
融したとき、11.4gの導電性カーボンブラック(ケ
トジエンブラックDJ−600)を混合ボウルに添加し
、そしてプランジャーを降下させてカーボンブラックを
溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融物
中に良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物の
残部を添加した。溶融物の温度が298°Cに到達する
まで、ローターの速度は15rpmに維持した。次いで
、ローターの速度を8分間6Q rpmに増加させ、そ
の終りにおいて、溶融温度は337°Cであった。ロー
ターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り出し
た。
本発明の実施例7 368.6gの本発明の実施例6において使用しI;同
一のフッ素化コポリマーDの約250gを、ミキサー内
で330℃に設定した制御温度および15rpmのロー
ター速度で溶融した。このポリマーが溶融したとき、1
1.4gの導電性カーボンブラック(ケトジエンブラッ
ク DJ−600)を混合ボウルに添加し、そしてプラ
ンジャーを降下させてカーボンブラックを溶融物中に強
制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分
布したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加し
た。溶融物の温度が300℃に到達するまで、ローグー
の速度は15rpmに維持した。次いで、ローターの速
度を8分間60rpmに増加させ、その終りにおいて、
溶融温度は338℃であった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
対照例8 353.4gの対照例1において使用したフッ素化され
ていないTFE/PPVEのベレットの供給物の約25
0gをミキサー内で350°Cに設定した制御温度およ
びl 5 rpmのローター速度で溶融した。このポリ
マーが溶融したとき、26゜6gの導電性カーボンブラ
ック(パルカン XC−72)を混合ボウルに添加し、
そしてグランジャーを降下させてカーボンブラックを溶
融物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中
に良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物の残
部を添加した。溶融物の温度が320°Cに到達するま
で、ローターの速度は15rpmであった。
次いで、ローグーの速度を7分間60rpm+に増加さ
せ、その終りにおいて、溶融温度は355℃であった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出しI;。
本発明の実施例8 353.4gの本発明の実施例1において使用した同一
のフッ素化TFE/PPVEコポリマーの約250gを
、ミキサー内で350℃に設定した制御温度およびl 
5 rpn+のローター速度で溶融した。このポリマー
が溶融したとき、26− 6gの導電性カーボンブラッ
ク(パルカン XC−72)を混合ボウルに添加し、そ
してプランジャーを降下させてカーボンブラックを溶融
物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に
良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物の残部
を添加した。溶融物の温度が320°Cに到達するまで
、ローターの速度は15rpmであった。次いで、ロー
ターの速度を7分間60 rpmに増加させ、その終り
において、溶融温度は344℃であった。ローターを停
止し、そしてブレンドをミキサーから取り出した。
対照例9 342gの対照例1において使用したフッ素化されてい
ないTFE/PPVEのベレットの供給物の約250g
をミキサー内で350 ’Oに設定した制御温度および
15rpmのローター速度で溶融した。このポリマーが
溶融したとき、38gの導電性カーボンブラック(パル
カン XC−72)を混合ボウルに添加し、そしてプラ
ンジャーを降下させてカーボンブラックを溶融物中に強
制的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分
布したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加し
た。溶融物の温度が324°Cに到達するまで、ロータ
ーの速度は15rpn+であった。次いで、ローターの
速度を6分間75rpmに増加させ、その終りにおいて
、溶融温度は371 ’Oであった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
本発明の実施例9 342gの本発明の実施例1において使用した同一のフ
ッ素化TFE/PPVEコポリマーの約250gを、ミ
キサー内で350°Cに設定した制御温度および15r
pmのローター速度で溶融した。
このポリマーが溶融したとき、38gの導電性カーボン
ブラック(パルカン XC−72)を混合ボウルに添加
し、そしてプランジャーを降下させてカーボンブラック
を溶融物中に強制的に入れた。
カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと思われ
た後、ポリマーの供給物の残部を添加した。
溶融物の温度が320°Cに到達するまで、ローターの
速度は15rpmであった。次いで、ローグーの速度を
6分間75 rpmjこ増加させ、その終りにおいて、
溶融温度は360℃であった。ローターを停止し、そし
てブレンドをミキサーから取り出し に 。
対照例10 304gの対照例1において使用したフッ素化されてい
ないTFE/PPVEのベレットの供給物の約250g
をミキサー内で350℃に設定した制御温度および15
rpmのローター速度で溶融した。このポリマーが溶融
し!二とき、76gの導電性カーボンブラック(パルカ
ン XC−72)を混合ボウルに添加し、そしてプラン
ジャーヲ降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制
的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布
したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加した
。溶融物の温度が334°Cに到達するまで、ローグー
の速度はl 5 rpmであった。次いで、ローターの
速度を6分間75rpmに増加させ、その終りにおいて
、溶融温度は375°Cであった。
ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り
出した。
本発明の実施例IO 304gの本発明の実施例1において使用した同一のフ
ッ素化TFE/PPVEコポリマーの約250gを、ミ
キサー内で350℃に設定した制御温度および15rp
mのローター速度で溶融した。
このポリマーが溶融したとき、76gの導電性カーボン
ブラック(パルカン xc−72)を混合ボウルに添加
し、そしてプランジャーを降下させてカーボンブラック
を溶融物中に強制的に入れた。
カーボンブラックが溶融物中に良好に分布したと思われ
た後、ポリマーの供給物の残部を添加した。
溶融物の温度が325°Cに到達するまで、ローグーの
速度は15rpmであった。次いで、ローターの速度を
6分間75 rpmに増加させ、その終りにおいて、溶
融温度は368℃であった。ローターを停止し、そして
ブレンドをミキサーから取り出しt二。
対照例11 368.6gのフッ素化されていないTFE/PPVE
コポリマーE(3重量%のPPVE、MFN−15,2
)のペレットの供給物の約250gをミキサー内で35
0 ’Cに設定した制御温度および15rpmのロータ
ー速度で溶融した。このポリマーが溶融したとき、11
.4gの導電性カーボンブラック(ケトジエンブラック
 DJ−600)を混合ボウルに添加し、そしてプラン
ジャーを降下させてカーボンブラックを溶融物中に強制
的に入れた。カーボンブラックが溶融物中に良好に分布
したと思われた後、ポリマーの供給物の残部を添加した
。溶融物の温度が318°Cに到達するまで、ローター
の速度は15rpmに維持した。
次いで、ローターの速度を5分間75 rpmに増加さ
せ、その終りにおいて、溶融温度は361 ’Oであっ
た。ローターを停止し、そしてブレンドをミキサーから
取り出した。
本発明の実施例11 368.6gの対照例11と同一のタイプのTFE/P
PVE (lポリマーE)(ただシネ安定な基の数を4
0/l O’炭素π子以下になるまで、7)素化されて
いる)の約250gを、ミキサー内で350°Cに設定
した制御温度および15rpmのローター速度で溶融し
た。このポリマーが溶融したとき、11.4gの導電性
カーボンブラック(ケトジエンブラック DJ−600
)を混合ボウルに添加し、そしてプランジャーを降下さ
せてカーボンブラックを溶融物中に強制的に入れた。
カーボンズラZりが溶融物中に良好に分布したと思われ
た後、ポリマーの供給物の残部を添加した。
溶融物の温度が317°Cに到達するまで、ロータ−の
速度は15rpmに維持した。次いで、ローターの速度
を5分間75 rpmに増加させ、その終りにおいて、
溶融温度は351’Cであった。ローターを停止し、そ
してブレンドをミキサーから取り出した。
対照例12 368.6gのフッ素化されていないTFE/PPVE
コポリマーE(3重量%のPPVElMFN−15,2
)のペレットの供給物の約250gをミキサー内で35
0°Cに設定した制御温度および15rpmのローター
速度で溶融した。このポリマーが溶融したとき、11.
4gの導電性カーボンブラック[ケトジエンブラック(
KETJENBLACK)  DJ−600] を混合
ボウルに添加し、そしてプランジャーを降下させてカー
ボンブラックを溶融物中に強制的に入れた。カーボンブ
ラックが溶融物中に良好に分布したと思われた後、ポリ
マーの供給物の残部を添加した。溶融物の温度が318
°Cに到達するまで、ローターの速度は15rpmに維
持した。次いで、ローグーの速度を5分間75rpmに
増加させ、その終りにおいて、溶融温度は361 ’O
であった。ローターを停止し、そしてブレンドをミキサ
ーから取り出しj二。
本発明の実施例12 368.6gの対照例11と同一のタイプのTFE/P
PVE(ニアポリ? −E )  (タタL 不安定な
基の数を60/10″炭素原子以下になるまで、フッ素
化されている)の約250gを、ミキサー内で350℃
に設定した制御温度および15rpmのローター速度で
溶融した。このポリマーが溶融したとき、ll−4gの
導電性カーボンブラック[ケトジエンブラック(KET
JENBLACK)DJ−6001を混合ボウルに添加
し、そしてプランジャーを降下させてカーボンブラック
を溶融物中に強制的に入れた。カーボンブラックが溶融
物中に良好に分布したと思われた後、ポリマーの供給物
の残部を添加した。溶融物の温度が317℃に到達する
まで、ローグーの速度は15rpn+に維持した。次い
で、ローグーの速度を5分間75 rpmに増加させ、
その終りにおいて、溶融温度は356℃であった。ロー
ターを停止し、そしてブレンドをミキサーから取り出し
た。
対照例13 フッ素化されていないTFE/PPVEコポリマーF(
3重量%のPPVE、MFN−28,4)のペレットを
、4.5重量%のケトジエンブラック(KETJENB
LACK)  DJ−600カーボンブラツクとブレン
ドし、そして同時回転する2軸スクリユ一押出機で溶融
および混合した。
溶融物を円形の孔ををするダイに強制的に通してストラ
ンドにし、ストランドを急冷し、そしてペレットに切断
した。
本発明の実施例13 フッ素化されたTFE/PPVEコポリマーF(3重量
%のPPVE%MFN−20,8)のペレットを、4.
5重量%のケトジエンブラック(KETJENBLAC
K)  DJ−600カーボンブラツクとブレンドし、
そして同時回転する2軸スクリユ一押出機で溶融および
混合した。溶融物を円形の孔を有するダイに強制的に通
してストランドにし、ストランドを急冷し、そしてペレ
ットに切断した。
実施例の性質の要約 固有抵抗およびメルト70−数(MFN)の洞定の結果
を表■に要約する。比較の各々のデータを検査すると明
らかなように、実施例のフッ素化されていない態様を使
用して作られたものに比較して、フッ素化されたフルオ
ロカーボンおよび導電性カーボンブラックから調製した
組成物についての固有抵抗およびは劇的に減少する。あ
る場合において、差は数桁程度の大きさになる。メルト
フロー数の有意の減少は、また、フッ素化された態様に
ついて明瞭である。
表TIは、重合したばかりのコポリマーおよびフッ素化
後のコポリマーについての末端基の分析を示す。
−へ 状 六 械 六 択 犬 択 椅 援 椅 戻 惰 尽 Q  ス  へ 本発明の主な特徴および態様は、次の通である。
11成分: (a)テトラフルオロエチレンコモノマーの反復単位お
よび式 R1はRf、−Rf’−X、−〇−Rfまたは−0−R
f’−X−t’あり、Rfは1−12個の炭素原子を有
するパーフルオロアルキル基であり、Rf’ は−(c
ps)n−(ここでnは1〜12である)またはエーテ
ル酸素を含有する同一のジラジカルであり、そしてXは
HまたはC1である、 で表わされるコモノマーの反復単位からなる溶融加工可
能なテトラフルオロエチレンコポリマー前記コポリマー
は、不安定な末端基が70/101炭素原子より少なく
なるまで、フッ素化剤に暴露することによってフッ素化
されている、および(b)組成物の1〜20重量%の量
で存在する導電性カーボンブラック、 から本質的に成る組成物。
2、成分: (a)テトラフルオロエチレンコモノマーの反復単位お
よび式 %式% 0−Rf’−Xであり、Rf141−12個の炭素原子
を有するパーフルオロアルキル基であり、Rf’ は−
(CFz)n  (ここでnは1〜12である)または
エーテル酸素を含有する同一のジラジカルであり、そし
てXはHまたはCIである、 で表わされるコモノマーの反復単位からなる溶融加工可
能なテトラフルオロエチレンコポリマー前記コポリマー
は、不安定な末端基が6/10@炭素原子より少なくな
るまで、フッ素化剤に暴露することによってフッ素化さ
れている、および(b)組成物の1〜20重量%の量で
存在する導電性カーボンブラック、 から本質的に成る組成物。
3、前記コモノマーはヘキサフルオロプロピレンである
上記第1項記載の組成物。
4、前記コモノマーはパーフルオロ(プロピルビニルエ
ーテル)である上記第1項記載の組成物。
5、?tf前記コモノマーはヘキサフルオロプロピレン
!−;、):、U/<−フルオロ(アルキルビニルエー
テル)の混合物である上記第1項記載の組成物。
6、前記成分(b)は組成物の1〜6重量%の量で存在
する上記第1項記載の組成物。
7、前記成分(b)は組成物の1〜6重量%の量で存在
する上記第2項記載の組成物。
8、前記フッ素化剤はフッ素ガスである上記第1項記載
の組成物。
9、前記7ツ素化剤はフッ素ガスである上記第2項記載
の組成物。
lO1前記コモノマーはへキサフルオロプロピレンおよ
びパーフルオロ(プロピルビニルエーテル)の混合物で
ある上記第1項記載の組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、成分: (a)テトラフルオロエチレンコモノマーの反復単位お
    よび式 ▲数式、化学式、表等があります▼ R_1はRf、−R′惰−X、−O−Rfまたは−O−
    Rf′−Xであり、Rfは1〜12個の炭素原子を有す
    るパーフルオロアルキル基であり、Rf′は−(CF_
    2)n−(ここでnは1〜12である)またはエーテル
    酸素を含有する同一のジラジカルであり、そしてXはH
    またはClである、 で表わされるコモノマーの反復単位からなる溶融加工可
    能なテトラフルオロエチレンコポリマー、前記コポリマ
    ーは、不安定な末端基が70/10^6炭素原子より少
    なくなるまで、フッ素化剤に暴露することによってフッ
    素化されている、および(b)組成物の1〜20重量%
    の量で存在する導電性カーボンブラック、 から本質的に成ることを特徴とする組成物。 2、成分: (a)テトラフルオロエチレンコモノマーの反復単位お
    よび式 ▲数式、化学式、表等があります▼ R_1はRf、−Rf′−X、−O−Rfまたは−O−
    Rf′−Xであり、Rfは1−12個の炭素原子を有す
    るパーフルオロアルキル基であり、Rf′は−(CF_
    2)n−(ここでnは1〜12である)またはエーテル
    酸素を含有する同一のジラジカルであり、そしてXはH
    またはClである、 で表わされるコモノマーの反復単位からなる溶融加工可
    能なテトラフルオロエチレンコポリマー、前記コポリマ
    ーは、不安定な末端基が6/10^6炭素原子より少な
    くなるまで、フッ素化剤に暴露することによってフッ素
    化されている、および(b)組成物の1〜20重量%の
    量で存在する導電性カーボンブラック、 から本質的に成ることを特徴とする組成物。
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US149152 1988-01-27
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