JPH02128898A - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
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- JPH02128898A JPH02128898A JP63283164A JP28316488A JPH02128898A JP H02128898 A JPH02128898 A JP H02128898A JP 63283164 A JP63283164 A JP 63283164A JP 28316488 A JP28316488 A JP 28316488A JP H02128898 A JPH02128898 A JP H02128898A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、高濃度の熱転写画像、特にオーバ・ヘッド・
プロジェクタ(OHP)等の透過画像が得られる熱転写
記録媒体に関するものである。
プロジェクタ(OHP)等の透過画像が得られる熱転写
記録媒体に関するものである。
(従来の技術)
近年、会議や講演、あるいはビジネス、その他の発表の
場において、オーバ・ヘッド・プロジェクタ(以下、O
HPと略す)が多用されている。
場において、オーバ・ヘッド・プロジェクタ(以下、O
HPと略す)が多用されている。
これらOHPシステムが普及するに伴い、画像形成方法
には、さまざまな手段が取られるようになっている。
には、さまざまな手段が取られるようになっている。
また、画像のカラー化や高1度化への要求が高まってい
る。これらの要求に対応すべくパソコンやワープロなど
で文字や画像を処理し、それらの出力装置として各種プ
リンタ装置を用いてOHP等透過画像原稿を作ることも
行なわれるようになってきた。
る。これらの要求に対応すべくパソコンやワープロなど
で文字や画像を処理し、それらの出力装置として各種プ
リンタ装置を用いてOHP等透過画像原稿を作ることも
行なわれるようになってきた。
これら各種プリンタ装置によるOHP透過画像原稿作成
の中で、熱転写方式のプリンタ装置は、取扱いや保守が
容易であり、更には印字の際に騒音が少なく、また階調
性の良い画像が得られる等の特長を有している。
の中で、熱転写方式のプリンタ装置は、取扱いや保守が
容易であり、更には印字の際に騒音が少なく、また階調
性の良い画像が得られる等の特長を有している。
この熱転写方式のプリンタ装置には、熱昇華性の染料を
色材として用いる昇華型と熱溶融性の結着剤及び色材と
して顔料を用いた溶融型とがある。
色材として用いる昇華型と熱溶融性の結着剤及び色材と
して顔料を用いた溶融型とがある。
これら熱転写方式のプリンタ装置による印字の原理は、
熱転写インク層を基体の一面に設けた熱転写記録シート
と被転写シートとを重ね合わせ、例えば熱転写記録シー
トの基体側よりプリンタ装置のサーマルヘッドで加熱し
、熱転写記録シートの熱転写インク層あるいは熱転写イ
ンク層中の色材を被転写シートに熱転写するものである
。
熱転写インク層を基体の一面に設けた熱転写記録シート
と被転写シートとを重ね合わせ、例えば熱転写記録シー
トの基体側よりプリンタ装置のサーマルヘッドで加熱し
、熱転写記録シートの熱転写インク層あるいは熱転写イ
ンク層中の色材を被転写シートに熱転写するものである
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前述のような大きな特長を示すものとし
て注目されている熱転写方式ではあるが、OHP等透過
画像を有する記録体に適用した場合は、特に大きな問題
が残されている。それは、白色度の大きい紙あるいは合
成紙等を基体とする被転写シート上に熱転写された場合
と異なり、OHP等透過画像原稿に用いられている透明
プラスチックフィルム等に熱転写すると、画像記録濃度
が低下することである。さらに、透過光で画像を観察す
るOHP等透過画像原稿は、反射光で観察する通常の被
転写シートに比べ、遥かに高い濃度が要求される。
て注目されている熱転写方式ではあるが、OHP等透過
画像を有する記録体に適用した場合は、特に大きな問題
が残されている。それは、白色度の大きい紙あるいは合
成紙等を基体とする被転写シート上に熱転写された場合
と異なり、OHP等透過画像原稿に用いられている透明
プラスチックフィルム等に熱転写すると、画像記録濃度
が低下することである。さらに、透過光で画像を観察す
るOHP等透過画像原稿は、反射光で観察する通常の被
転写シートに比べ、遥かに高い濃度が要求される。
熱転写方式でも色材に顔料を、結着剤にワックス等低融
点物質を用いた溶融型熱転写方式では、転写されたイン
ク層自体の透過率が低く、鮮明で高濃度の透過画像を得
るのが難しい。
点物質を用いた溶融型熱転写方式では、転写されたイン
ク層自体の透過率が低く、鮮明で高濃度の透過画像を得
るのが難しい。
数々の特長を有する熱転写方式ではあるが、従来の方式
では、特にOHP等透過原稿を高S度で作成することは
困難である。
では、特にOHP等透過原稿を高S度で作成することは
困難である。
(課題を解決するための手段)
本発明者等は、従来の熱転写方式プリンタ装置の持つ特
長を十分に生かしつつ、広く普及しつつあるOHP等透
過画像原稿を高濃度且つ鮮明に得られる記録媒体の開発
を鋭意押し進めていたが、熱転写インクドナーシート(
従来の記録媒体〈シート)では、被転写シートに相当)
に設けられたインク層自体のi1度を画像記録体に利用
出来れば、色材を高濃度に溶解、あるいは分散したイン
ク層を設けることによって目的が達成できると考え、種
々検討した結果、本発明を完成した。
長を十分に生かしつつ、広く普及しつつあるOHP等透
過画像原稿を高濃度且つ鮮明に得られる記録媒体の開発
を鋭意押し進めていたが、熱転写インクドナーシート(
従来の記録媒体〈シート)では、被転写シートに相当)
に設けられたインク層自体のi1度を画像記録体に利用
出来れば、色材を高濃度に溶解、あるいは分散したイン
ク層を設けることによって目的が達成できると考え、種
々検討した結果、本発明を完成した。
即ち、本発明は、第1の基体の一面に熱転写インク層を
有する熱転写インクドナーシートと、第2の基体の一面
に熱転写インク層を受容する受容層を有し、かつこの受
容層と反対の面に耐熱滑性層を有する熱転写インクアク
セプタシートとを、前記熱転写インクド、ナーシートの
インク層と前記熱転写インクアクセプタシートの受容層
とが対向するように貼り合わせた一体構造を特徴とする
熱転写記録媒体であって、熱転写インクアクセプタシー
トの受容層の反対の面からサーマルヘッドで加熱して熱
転写を行うものであり、熱転写後即ち、画像に相当する
部分の色材が転写されて白抜けとなった熱転写インクド
ナーシート、あるいは、画像に相当する部分以外の色材
が転写された熱転写インクドナーシートを画像記録体と
して用いるものである。
有する熱転写インクドナーシートと、第2の基体の一面
に熱転写インク層を受容する受容層を有し、かつこの受
容層と反対の面に耐熱滑性層を有する熱転写インクアク
セプタシートとを、前記熱転写インクド、ナーシートの
インク層と前記熱転写インクアクセプタシートの受容層
とが対向するように貼り合わせた一体構造を特徴とする
熱転写記録媒体であって、熱転写インクアクセプタシー
トの受容層の反対の面からサーマルヘッドで加熱して熱
転写を行うものであり、熱転写後即ち、画像に相当する
部分の色材が転写されて白抜けとなった熱転写インクド
ナーシート、あるいは、画像に相当する部分以外の色材
が転写された熱転写インクドナーシートを画像記録体と
して用いるものである。
従来の熱転写記録方法では、熱転写記録シート(本発明
の熱転写インクアクセプターシートに相当)より色材若
しくは熱転写インク層が被転写シート(本発明の熱転写
インクドナーシートに相当)へ熱転写され、この被転写
シートが画像記録体になるのに対し、本発明は全く逆の
考え方に基づいた一体構造を特徴とする熱転写記録媒体
である。
の熱転写インクアクセプターシートに相当)より色材若
しくは熱転写インク層が被転写シート(本発明の熱転写
インクドナーシートに相当)へ熱転写され、この被転写
シートが画像記録体になるのに対し、本発明は全く逆の
考え方に基づいた一体構造を特徴とする熱転写記録媒体
である。
例えば、階調に関しては、0(ゼロ)階調のOHP等透
過画像の透明部分を得るには1.熱転写インクアクセプ
タシートを介して最大の熱エネルギーを与え、熱転写イ
ンクドナーシートのインク層中の色材を殆んど熱転写さ
せて無色透明化することであり、一方晶も濃度の高いO
HP等透過画像部分を得るには、熱エネルギーを与えな
い、即ち色材の転写を行なわないでインク層自体をその
まま利用することで得られる。このようにして、従来の
技術では達成し得なかった高濃度の画像記録体が、色材
を含む熱転写インク層それ自体を利用することで達成出
来るようになる。
過画像の透明部分を得るには1.熱転写インクアクセプ
タシートを介して最大の熱エネルギーを与え、熱転写イ
ンクドナーシートのインク層中の色材を殆んど熱転写さ
せて無色透明化することであり、一方晶も濃度の高いO
HP等透過画像部分を得るには、熱エネルギーを与えな
い、即ち色材の転写を行なわないでインク層自体をその
まま利用することで得られる。このようにして、従来の
技術では達成し得なかった高濃度の画像記録体が、色材
を含む熱転写インク層それ自体を利用することで達成出
来るようになる。
(実 施 例)
以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明の熱転写記録媒体の一実施例を示す部分
拡大断面図である。図中、3は熱転写インクドナーシー
ト(これ自体が画像記録体となる)、2は熱転写インク
アクセプタシートを示す。
拡大断面図である。図中、3は熱転写インクドナーシー
ト(これ自体が画像記録体となる)、2は熱転写インク
アクセプタシートを示す。
そして、熱転写インクアクセプタシート2と熱転写イン
クドナーシート3とを貼り合わせて、一体構造の熱転写
記録媒体1とした。
クドナーシート3とを貼り合わせて、一体構造の熱転写
記録媒体1とした。
また、図中、7は1色材を含む熱転写インク層、8は熱
転写インクM7を保持する熱転写インクドナーシート基
体、4は熱転写インク!17より熱転写された色材を受
容する受容層、5は受容層4を保持する熱転写インクア
クセプタシート基体、6はサーマルヘッド9からの加熱
により熱転写インクアクセプタシート基体5とのスティ
ッキングを防ぐため及びサーマルヘッド9の走行性を確
保するための耐熱滑性層である。
転写インクM7を保持する熱転写インクドナーシート基
体、4は熱転写インク!17より熱転写された色材を受
容する受容層、5は受容層4を保持する熱転写インクア
クセプタシート基体、6はサーマルヘッド9からの加熱
により熱転写インクアクセプタシート基体5とのスティ
ッキングを防ぐため及びサーマルヘッド9の走行性を確
保するための耐熱滑性層である。
第2図は本発明での画像の着色部と非肴色部との関係を
示したものである。例えば、文字“イ”のOHP透過原
稿を作成する場合を示す。所望の文字“イ″を、従来の
熱転写方式画像のように、着色部とするには、第2図中
(a)の斜線部分のように文字“イ”以外の部分をサー
マルヘッド9で加熱して、熱転写インク層7の色材を受
容層4に転写する。このとき、文字“イ”着色部は熱転
写インク層7がそのまま残った状態で、熱転写インク層
自体の高濃度性が生かされている。第2図(b)が・こ
の状態を示す。即ち、第2図は熱転写後の引き剥した同
図(b)の熱転写インクドナーシート3及びそれに対向
する同図(a)の熱転写インクアクセプタシート2の画
像の着色の関係を示す。
示したものである。例えば、文字“イ”のOHP透過原
稿を作成する場合を示す。所望の文字“イ″を、従来の
熱転写方式画像のように、着色部とするには、第2図中
(a)の斜線部分のように文字“イ”以外の部分をサー
マルヘッド9で加熱して、熱転写インク層7の色材を受
容層4に転写する。このとき、文字“イ”着色部は熱転
写インク層7がそのまま残った状態で、熱転写インク層
自体の高濃度性が生かされている。第2図(b)が・こ
の状態を示す。即ち、第2図は熱転写後の引き剥した同
図(b)の熱転写インクドナーシート3及びそれに対向
する同図(a)の熱転写インクアクセプタシート2の画
像の着色の関係を示す。
もちろん、この逆に、文字“イ″部分を白抜きにし、文
字以外の部分を着色部とした非常に鮮明な美しいOHP
透過原稿を得ることが出来る。
字以外の部分を着色部とした非常に鮮明な美しいOHP
透過原稿を得ることが出来る。
以上のような熱転写記録媒体1を用いた熱転写記録方法
によれば、モノクロあるいはモノカラーの高濃度のOH
P透過画像原稿を作成することが出来る。もちろん、熱
転写記録方式の特長である階調性を生かすことも出来る
。
によれば、モノクロあるいはモノカラーの高濃度のOH
P透過画像原稿を作成することが出来る。もちろん、熱
転写記録方式の特長である階調性を生かすことも出来る
。
熱転写インクドナーシート3の熱転写インク層7として
は、昇華性塗料を使った昇華型の場合には、色材の転写
効率を上げて色材の転写した後のインク層の色材残存率
を低くし、透明性を上げて、鮮明な画像を得るために、
インク層は高濃度で厚みは薄い方が望ましい。通常、イ
ンク層厚みは0.1〜10μm1特に0.1〜1μmが
好ましい。このような薄いインク層に出来る限り多量の
色材を含有させることが重要である。
は、昇華性塗料を使った昇華型の場合には、色材の転写
効率を上げて色材の転写した後のインク層の色材残存率
を低くし、透明性を上げて、鮮明な画像を得るために、
インク層は高濃度で厚みは薄い方が望ましい。通常、イ
ンク層厚みは0.1〜10μm1特に0.1〜1μmが
好ましい。このような薄いインク層に出来る限り多量の
色材を含有させることが重要である。
また、熱転写インクドナーシート基体8としては、OH
P等透過画像原稿を作成する場合には、ポリエステルフ
ィルム等の透明なプラスチックフィルムが用いられる。
P等透過画像原稿を作成する場合には、ポリエステルフ
ィルム等の透明なプラスチックフィルムが用いられる。
通常、50〜125μm厚のものが用いられる。熱転写
インクドナーシート3としては、もちろん従来の熱転写
記録における被熱転写シートと同様、不透明材料を用い
ても良い。
インクドナーシート3としては、もちろん従来の熱転写
記録における被熱転写シートと同様、不透明材料を用い
ても良い。
熱転写インクアクセプタシフト2は、従来の熱転写記録
方式における被転写シートに相当するものであるが、基
体の厚みが全く異なる。受容層4としては、昇華性染料
を使った昇華型の場合には、染料の染着性の高いポリエ
ステル系樹脂が用いられる。厚みは通常2〜50μm1
特に2〜10μmが好ましい。熱転写インクアクセプタ
シート基体5は、従来の熱転写インクリボン基体に相当
するもので、3〜9μm厚のシートが通常用いられる。
方式における被転写シートに相当するものであるが、基
体の厚みが全く異なる。受容層4としては、昇華性染料
を使った昇華型の場合には、染料の染着性の高いポリエ
ステル系樹脂が用いられる。厚みは通常2〜50μm1
特に2〜10μmが好ましい。熱転写インクアクセプタ
シート基体5は、従来の熱転写インクリボン基体に相当
するもので、3〜9μm厚のシートが通常用いられる。
もちろん、薄い基体はど高解像で高感度となるが、取扱
いの容易さ、工程上の問題、耐久性、受容層厚みとのバ
ランス、価格等を考慮しで選ばれる。
いの容易さ、工程上の問題、耐久性、受容層厚みとのバ
ランス、価格等を考慮しで選ばれる。
基体材料としては、ポリエステルフィルム等プラスチッ
クフィルムやコンデンサ紙やグラシン紙が用いられるこ
とがある。また、耐熱性のない基体の場合には、耐熱性
を付与するために、さらに同時にサーマルヘッドの走行
性を確保するために、耐熱滑性層6が設けられる。耐熱
滑性層6としては、耐熱性樹脂に消削としてシリコーン
樹脂やフッ素樹脂等を混合したものを用いることが出来
る。
クフィルムやコンデンサ紙やグラシン紙が用いられるこ
とがある。また、耐熱性のない基体の場合には、耐熱性
を付与するために、さらに同時にサーマルヘッドの走行
性を確保するために、耐熱滑性層6が設けられる。耐熱
滑性層6としては、耐熱性樹脂に消削としてシリコーン
樹脂やフッ素樹脂等を混合したものを用いることが出来
る。
厚みは通常0.1〜5μm1好ましくは0.1〜2μm
である。この耐熱滑性層6の厚みも解像性や感度に影響
を与えるため出来る限り薄い方が望ましい。
である。この耐熱滑性層6の厚みも解像性や感度に影響
を与えるため出来る限り薄い方が望ましい。
次に、本発明の実施例について更に具体的に説明する。
第1図の構成を有する熱転写インクドナーシート3及び
熱転写インクアクセプタシート2を次の方法により作成
した後、両者をホットラミネータを通して熱圧着処理し
て貼り合わせて、一体構造の熱転写記録媒体1とした。
熱転写インクアクセプタシート2を次の方法により作成
した後、両者をホットラミネータを通して熱圧着処理し
て貼り合わせて、一体構造の熱転写記録媒体1とした。
[熱転写インクドナーシート]
基体として厚み190μmのポリエステルフィルムの一
面に下記インク組成物を、乾燥後の厚みが1μmになる
ように塗工した。
面に下記インク組成物を、乾燥後の厚みが1μmになる
ように塗工した。
シアンインク J
カヤセットブルーフ14 5重量部(日本化薬製)
バイロン−5001重量部
(東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)BL−14重
憬部 (漬水化学製、ポリビニルブチラール)メチルエチルケ
トン 40重量部ト ル エ ン
40重量部シクロへキサノン
10重量部[熱転写インクアクセプタシート] 耐熱滑性層6を設けた6μm厚のポリエステルフィルム
上の耐熱滑性層と反対の面に下記受容層組成物を、乾燥
後の厚みが5μmになるように所定厚塗付した。
憬部 (漬水化学製、ポリビニルブチラール)メチルエチルケ
トン 40重量部ト ル エ ン
40重量部シクロへキサノン
10重量部[熱転写インクアクセプタシート] 耐熱滑性層6を設けた6μm厚のポリエステルフィルム
上の耐熱滑性層と反対の面に下記受容層組成物を、乾燥
後の厚みが5μmになるように所定厚塗付した。
1且亘1五l
バイロン−20015重量部
(東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)バイロン−3
0010重組部 (東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)バイロン−5
005重量部 (東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)KS−841
21吊部 (信越化学製、シリコーンオイル) ブリリアント−150041吊部 (白石カルシウム製、炭酸カルシウム)メチルエチルケ
トン 32重量部ト ル エ ン
32重量部このようにして得た熱転写
インクドナーシート3と熱転写インクアクセプタシート
2をラミネータの熱ローラー間に通してラミネート処理
して貼り合わせて、一体構造の熱転写記録媒体1を19
だ。
0010重組部 (東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)バイロン−5
005重量部 (東洋紡製、線状飽和ポリエステル樹脂)KS−841
21吊部 (信越化学製、シリコーンオイル) ブリリアント−150041吊部 (白石カルシウム製、炭酸カルシウム)メチルエチルケ
トン 32重量部ト ル エ ン
32重量部このようにして得た熱転写
インクドナーシート3と熱転写インクアクセプタシート
2をラミネータの熱ローラー間に通してラミネート処理
して貼り合わせて、一体構造の熱転写記録媒体1を19
だ。
この本発明になる熱転写記録媒体1を用いた実施例の記
録の結果と、前記シアンインク組成物を6μm厚のポリ
エステルフィルム上に設け、さらに受容層組成物を10
0μm厚のポリエステルフィルム上に設けた通常の形態
の熱転写記録シート及び被熱転写シートを用い、た比較
例の記録の結果とを表1に示す。
録の結果と、前記シアンインク組成物を6μm厚のポリ
エステルフィルム上に設け、さらに受容層組成物を10
0μm厚のポリエステルフィルム上に設けた通常の形態
の熱転写記録シート及び被熱転写シートを用い、た比較
例の記録の結果とを表1に示す。
表 1
本1)透過1度はマクベス11直針TO−914にて測
定した。
定した。
ネ2)反射濃度は下に白色合成紙を置き、その上でマク
ベス濃度計RD−918を用いて測定した。
ベス濃度計RD−918を用いて測定した。
この表かられかるように、従来の熱転写記録シートを用
いた比較例に比べて、本発明の熱転写記録媒体では、高
い濃度を有するOHP等透過画像記録体を得ることが出
来る。
いた比較例に比べて、本発明の熱転写記録媒体では、高
い濃度を有するOHP等透過画像記録体を得ることが出
来る。
(発明の効果)
以上のように、本発明に係る熱転写記録媒体は、特に熱
昇華型転写方式において、熱転写インクドナーシートの
本来持っている染料インク塗膜の高濃度で鮮明で透過性
の良い特性を、そのまま記録体上に残して利用すること
を可能にするものである。その結果、従来の熱転写記録
シートでは達し得なかったOHP等透過画像原稿を高m
度、高鮮明に容易に作成することが出来、会議や数音、
講演等の発表の場において大いに活用しうるちのを提供
出来る。
昇華型転写方式において、熱転写インクドナーシートの
本来持っている染料インク塗膜の高濃度で鮮明で透過性
の良い特性を、そのまま記録体上に残して利用すること
を可能にするものである。その結果、従来の熱転写記録
シートでは達し得なかったOHP等透過画像原稿を高m
度、高鮮明に容易に作成することが出来、会議や数音、
講演等の発表の場において大いに活用しうるちのを提供
出来る。
第1図は本発明の熱転写記録媒体の一実施例を示す部分
拡大断面図、第2図は熱転写後の引ぎ剥した熱転写アク
セプタシート2及び熱転写インクドナーシート3におけ
る画像の着色の関係を示す図である。 1・・・熱転写記録媒体、 2・・・熱転写インクアクセプタシート、」・・・熱転
写インクドナーシート、4・・・受容層、5・・・熱転
写インクアクセプタシート基体(第2の基体)、 6・・・耐熱滑性層、7・・・熱転写インク層、8・・
・熱転写インクドナーシート基体(第1の基体)、 9・・・サーマルヘッド。 特 許 出願人 日本ビクター株式会社 代表者 埋木 邦人 (a) (b)
拡大断面図、第2図は熱転写後の引ぎ剥した熱転写アク
セプタシート2及び熱転写インクドナーシート3におけ
る画像の着色の関係を示す図である。 1・・・熱転写記録媒体、 2・・・熱転写インクアクセプタシート、」・・・熱転
写インクドナーシート、4・・・受容層、5・・・熱転
写インクアクセプタシート基体(第2の基体)、 6・・・耐熱滑性層、7・・・熱転写インク層、8・・
・熱転写インクドナーシート基体(第1の基体)、 9・・・サーマルヘッド。 特 許 出願人 日本ビクター株式会社 代表者 埋木 邦人 (a) (b)
Claims (1)
- 第1の基体の一面に熱転写インク層を有する熱転写イ
ンクドナーシートと、第2の基体の一面に熱転写インク
層を受容する受容層を有し、かつこの受容層と反対の面
に耐熱滑性層を有する熱転写インクアクセプタシートと
を、前記熱転写インクドナーシートのインク層と前記熱
転写インクアクセプタシートの受容層とが対向するよう
に貼り合わせた一体構造を特徴とする熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283164A JPH02128898A (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63283164A JPH02128898A (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 熱転写記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128898A true JPH02128898A (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=17662014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63283164A Pending JPH02128898A (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02128898A (ja) |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP63283164A patent/JPH02128898A/ja active Pending
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