JPH02128766A

JPH02128766A - 気泡発生浴槽

Info

Publication number: JPH02128766A
Application number: JP28289988A
Authority: JP
Inventors: Kimihiro Nakayama; 公博中山; Hideki Kawaguchi; 秀樹川口
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1988-11-08
Filing date: 1988-11-08
Publication date: 1990-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野この発明は、気泡発生浴槽に関する。

（ロ）　従来、の技術従来、浴湯中に気泡を発生させて、気泡によるマツサー
ジ効果や、気泡が破裂するときの超音波を利用して治療
効果や、疲労回復をはかった気泡発生浴槽があり、浴槽
外部に循環ポンプを設けて浴湯を循環させ、この循環す
る浴湯の流動によって生ずる負圧で浴湯中に空気を吸引
させ、浴槽の壁体に設けたノズルから、浴湯と共に空気
を浴槽内に噴出させ、浴槽内の浴湯中に気泡を発生させ
るように構成されている。

（ハ）　発明が解決しようとする課題ところが、気泡の粒子が大きく、入浴者への刺激が粗雑
であり、また、気泡が発生するのが噴流の内部だけであ
って、入浴者のノズルに面した部分にだけ気泡が接触し
、ノズルの方向を変更するか、入浴者が姿勢を変えなけ
れば、全身に同時に気泡を接触させることが出来ず、マ
ツサージ効果や、治療効果や、疲労回復の効果が充分で
はなかった。

（ニ）　課題を解決するための手段本発明では、浴槽に設けた噴出口より空気を含む浴湯を
噴出させて浴槽中の浴湯に気泡を発生させるべく構成し
た気泡発生浴槽において、浴湯環流パイプに、エアコン
プレッサと接続した吸気パイプを連通させて、循環パイ
プ中の浴湯に空気を高圧で強制的に注入することを特徴
とする気泡発生浴槽を提供せんとするものである。

（ホ）　作用・効果本発明によれば、エアコンプレッサと接続した吸気パイ
プから浴湯環流パイプに高圧で強制的に注入された空気
は、浴湯中に溶けこみ、浴槽内に噴出され、浴槽内の浴
湯中で減圧されて同浴湯中に溶は込んでいた空気が分離
するのであるが、空気は噴出した浴湯中に一様に溶は込
んでおり、また、空気が分離するのに僅かではあるが時
間を要するので、この間に噴出された浴湯が浴槽全体に
ゆき渡り、浴槽の中の浴湯各部がら略−様に気泡が発生
し、入浴者の全身に同時に略−様な気泡の刺激を与える
ことができる。

更に、浴湯中に溶は込んでいた空気が分離するのである
から、発生する気泡の粒子が極めて細かく、マイルドな
刺激を入浴者に与えることができる。

上記のように、入浴者の全身に同時に、マイルドな刺激
を与えることによって、マツサージ効果、疲労回復及び
治療効果を高めることができる。

（へ）　実施例本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図は
気泡発生浴槽（Ａ）の全体斜視図、第２図は同浴槽（Ａ
）の概念的構成を示しており、同浴槽（八）は周縁に一
定幅の鍔状の縁部（１）を形成しており、縁部（１）の
所定個所にはコントローラ（２）が配設されている。

また、気泡発生浴槽（Ａ）には複数個の噴出口が配設さ
れており、各噴出口（３）（３）・・にはそれぞれ気泡
発生装置（Ｅ）が連通している。

各気泡発生装置（Ｅ）は、吐出圧力が高いカスケード型
等の循環ポンプ（Ｂ）と、同浴槽（Ａ）と同ポンプ（Ｂ
）との間に介在した浴湯循環パイプ（Ｃ）と、コンプレ
ッサ［Ｋ）とで構成されている。

浴湯循環パイプ（Ｃ）は気泡発生浴槽（Ａ）から循環ポ
ンプ（Ｂ）へ浴湯を送るための浴湯吸込みパイプ（Ｃ１
）と、同ポンプ（８）から同浴槽（Ａ）へ浴湯を噴流状
に送るための浴湯還流パイプ（Ｃ２）とで構成されてお
り、浴湯還流パイプ（Ｃ２）は、循環ポンプ（Ｂ）の吐
出口に一端を連通し、他端を気泡発生浴槽（Ａ）の下部
に開口した噴出口（３）に連通している。

浴湯環流パイプ（Ｃ２）の中途に、大きな容積を有する
空気溶解室（４）を設け、浴湯還流パイプ（Ｃ２）に小
口径のノズル（Ｎ）を設けて、同ノズル（Ｎ）の絞り効
果により空気溶解室（４）内の圧力を保持すると共に、
同空気溶解室（４）中で浴湯が一定時間滞留するように
している。

空気溶解室（４）には給気パイプ（５）の一端が連通し
ており、同給気パイプ（５）の他端にコンプレッサ（に
）を接続して、同コンプレッサ（Ｋ）から空気溶解室（
４）に高圧の空気を強制的に圧入して、浴湯環流バイフ
責Ｃ２）からの浴湯に空気を溶は込ませるようにしてい
る。

また、ノズル（Ｎ）の前方に、拡散板（６）を配設して
、ノズル（Ｎ）から噴出した浴湯を拡散させるようにし
ている。

また、循環ポンプ（８）と、コンプレッサ（Ｋ）の吐出
圧力は、コントローラ（２）と接続した制御装置（７）
によって制御されており、噴出口（３）からの循環浴湯
の噴流の強さと、浴湯に溶は込ませる空気量とを調節す
ることができる。

本発明の実施例は上記のように構成されており、循環ポ
ンプＴＢ）から吐出した浴湯は、空気溶解室（４）中に
滞留する間に、コンプレッ・す（Ｋ）から給気パイプ（
５）を介し空気溶解室（４）に高圧で圧入される空気と
一定時間接触して、同空気を浴湯中に溶は込ませ、ノズ
ル（Ｎ）から浴槽（Ａ）中に噴出し大気圧に減圧される
。

浴槽（Ａ）中で減圧されな浴湯は、それまで高圧下で溶
は込ませていた空気を分離して、細かな気泡を発生させ
るのであるが、減圧から気泡発生までに僅かではあるが
時間を要するため、その間に上記浴湯の噴出により、浴
槽（Ａ）内の浴湯が攪拌され、浴槽（Ａ）中の浴湯全体
から一様に気泡が発生し、入浴者の全身に同時に略−様
な気泡の刺激を与えることができる。

上記のように、入浴者の全身に同時に、しかも、マイル
ドな刺激を与えることによって、マツサージ効果、疲労
回復及び治療効果を高めることができる。

また、拡散板（６）でノズル（Ｎ）からの噴流を拡散さ
せているので、ノズル（Ｎ）から噴出する高圧の浴湯が
入浴者に直接当たるのを防止している。

第３図はコンプレッサの代わりに炭酸ガスを充填したボ
ンベ（１０）を空気溶解室（４）に接続して、浴湯中に
炭酸ガスを溶解させるようにした他の実施例であり、空
気よりも炭酸ガスの方が多量に浴湯中に溶は込むことを
利用して、気泡の発生を盛んにすると共に、皮膚に炭酸
ガスを接触させることで、炭酸温泉に入浴するのと同様
の効果をはかったものである。

図中（１１）は調圧用のレギュレータであり、制御装置
（７）で制御されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による気泡発生浴槽の実施例の全体説明
図、第２図は同浴槽の概念的構成を示すブロック図、第
３図は他の実施例を示すブロック図気泡発生浴槽循環ポンプコンプレッサ浴湯環流パイプ噴出口給気パイプ第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】１）浴槽に設けた噴出口（３）より空気を含む浴湯を噴
出させて浴槽中の浴湯に気泡を発生させるべく構成した
気泡発生浴槽（Ａ）において、浴湯環流パイプ（Ｃ２）に、エアコンプレッサ（Ｋ）と
接続した給気パイプ（５）を連通させて、浴湯環流パイ
プ（Ｃ２）中の浴湯に空気を高圧で強制的に注入するこ
とを特徴とする気泡発生浴槽。