JPH02211157A - 気泡発生浴槽における気泡発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 この発明は、浴湯中に微細な気泡を効果的に混入させる
ことができる気泡発生浴槽における気泡発生装置に関す
る。

（ロ）　従来の技術 従来、循環ポンプに浴槽の内部に向かって開口した噴出
口を連通させ、同噴出口から浴槽中に浴？湯とともに気
泡を噴出させて、噴流によるマツサージ効果や、気泡が
破裂する際に発生する超音波による治療効果をはかった
気泡発生浴槽があり、浴湯に気泡を混入させるために、
噴出口上流の浴湯強送パイプの中途に空気吸入装置を設
け、送気パイプから浴湯中に空気を混入させて、浴湯と
気泡とを浴槽中に噴出させるように構成している。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 しかしながら、空気吸入装置に空気を供給するのに、単
一の送気パイプが設けられているにすぎないため、浴湯
中に混入される気泡の粒子が粗くなり、その為に、浴槽
中に噴出する気泡の粒子も粗くなるため、入浴者に粗雑
な感触を与えるという・欠点があった。

（ニ）　課題を解決するための手段 本発明では、浴槽と浴槽外に設置した循環ポンプ部との
間に浴湯吸込パイプと浴湯強送パイプとより構成した浴
湯循環パイプを介在せしめ、浴湯強送パイプの中途に空
気吸入部を設けて、浴槽内開口部より浴湯と気泡とを噴
出発生させるべく構成した気泡発生浴槽において、空気
吸入部に複数個の送気パイプを配設したことを特徴とす
る気泡発生浴槽における気泡発生装置を提供せんとする
ものである。

（ホ）　作用・効果 本発明では、空気吸入装置に送気パイプを複数個配設し
て同送気パイプから浴湯中に空気を混入させるようにし
たことで、浴湯中に混入される気泡の粒子が微細になり
、したがって、浴槽内に噴出する気泡混じりの浴湯の気
泡の粒子が細かくなり、きめこまかな感触を入浴者に与
えることができる。

なお、送気パイプ小径とした場合であっても、−個の送
気パイプからの空気混入量は少なくなるが、かかる送気
パイプを複数個配設したことで、十分な空気量を浴湯中
に混入させて、多量の気泡を浴槽内に噴出させることが
できる。

（へ）　実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図に
おいて（Ａ）は気泡発生浴槽を示しており、同浴槽（＾
）は周縁に一定幅の鍔状の縁部（１）を形成しでおり、
縁部（１）の所定個所には操作部（ａ）が配設されてい
る。

また、同浴槽（Ａ）外には、循環ポンプ部（Ｂ）が配設
されており、同浴槽（Ａ）と同ポンプ部（Ｂ）との間に
は、浴湯循環パイプ（Ｃ）を介在せしめている。

すなわち、浴湯循環パイプ（Ｃ）は気泡発生浴槽（Ａ）
から循環ポンプ部（Ｂ）へ浴湯を送るための浴湯吸込パ
イプ（Ｃ１）と、同ポンプ（Ｂ）から、同浴槽（Ａ）へ
浴湯を噴流状に送るための浴湯強送パイプ（Ｃ２）とよ
り構成されており、同吸込みパイプ（Ｃ１）は、気泡発
生浴槽（Ａ）の下部に一端を開口し、循環ポンプ部（Ｂ
）のポンプ本体（ｂ）の吸水口に他端を連通してポンプ
本体（ｂ）に浴湯を吸込むようにしており、また、浴湯
強送パイプ（Ｃ２）は、ポンプ本体（ｂ）の排水口に一
端を連通し、浴槽（Ａ）の前後下部に開口した足側噴出
口（２）、背側噴出口（３）に他端を連通している。

各噴出口（２）　（３）の上流側には、第２図で示すよ
うに空気吸入部（１１）を設けており、浴湯強送パイプ
（Ｃ２）の内壁にベンチュリ部（１２）を形成して浴湯
の流動によって負圧を発生させ、同ベンチュリ部（１２
）中に、小径の送気パイプ（４）複数個を下流側に向け
て開口させて、各送気パイプ（４）を通過した空気を浴
湯中に吸入するようにしている。

なお、送気パイプ（４）には極めて小径の小送気パイプ
（４ａ）と、従来の送気パイプよりは小径であるが前記
の小送気パイプ（４ａ）よりも大径の大送気パイプ（４
ｂ）とがあり、大送気パイプ（４ｂ）をベンチュリ部（
１２）の中央部に、その周囲に小送気パイプ（４ａ）を
複数個配設している。

このように、浴湯中に混入される空気が、小径の送気パ
イプ（４）から浴湯中に送り出されるので、同空気は微
細な気泡となって、浴湯中に懸濁することになり、この
状態で浴湯と共に浴槽中に噴出・されることになる。

なお、図中（ＩＢ）は気泡発生浴槽（Ａ）の側壁、（１
７）はノズルカバー、（１８）はノズルである。

また、ポンプ本体（ｂ）から気泡発生浴槽（Ａ）に至る
浴湯強送パイプ（Ｃ２）の中途には、噴流切換バルブ（
５）が介設されており、同バルブ（５）の操作によって
浴湯を足側と背側に切換えることができ、また、送気パ
イプ（４）の基端には、吸気量の多少によって気泡の調
節が行えるように、気泡調節バルブ（６）が連設されて
おり、各バルブ（５）　（６）は、浴槽の縁部（Ｌ）の
操作部（ａ）にそれぞれ配設されている。

すなわち、第３図で示すように、操作部（ａ）は、浴槽
の縁部（１）にやや隆起状の操作部テーブル（ａ−１）
、を形成し、同テーブル（ａ−１）上方に各バルブ（５
）（８）のハンドル（５°）（６°）を配設し、各バル
ブ（５）　（６）は縁部（１）より下方に垂設している
。

そして、操作部（ａ）の略中夫には、気泡発生スイッチ
（Ｄ）が配設されており、・同スイッチ（Ｄ）の操作を
することにより出力信号を発生して、同出力信号を、浴
室壁等に取付けたコントローラ（８）に送り、同コント
ローラ（８）によって、ポンプ本体（ｂ）の駆動・停止
を行い、気泡発生のための浴湯の噴流を行うように構成
している。

コントローラ（８）からは循環ポンプ部（Ｂ）に操作回
線（９）が連結されており、また、循環ポンプ部（Ｂ）
からは、ＡＣ電源より通電するための電線（１０）を接
続している。

第４図は、上記のように構成した空気吸入部（１１）の
大小送気パイプ（４ａ）　（４ｂ）の中途にコントロー
ラ（８）で制御された電磁弁（１９）（１９°）を配設
して、各送気パイプ（４ａ）　（４ｂ）からの空気混入
量を制御可能として、入浴者の好みに応じて気泡の量及
粒径の分布を任意に変更できるようにしたものである。

本発明の実施例は上記のように構成されており、浴槽内
に噴出する気泡混じりの浴湯の気泡の粒子が細かくなり
、多量のきめこまかな気泡で、マツサージ効果を高める
と共に、ソフトな感触を入浴者に与えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の気泡発生浴槽の全体説明図、第２図は
空気吸入装置の断面説明図、第３図は操作部部分の断面
図、第４図は空気吸入装置の変容例の断面図。 （＾） （Ｂ） （Ｃ） （Ｃ１） （Ｃ２） 気泡発生浴槽 循環ポンプ部 浴湯循環パイプ 浴湯吸込パイプ 浴湯強送パイプ 空気吸入部 送気パイプ （４ａ）、：小送気パイプ （４ｂ）　：大送気パイプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）浴槽と浴槽外に設置した循環ポンプ部 （Ｂ）との間に浴湯吸込パイプ（Ｃ１）と浴湯強送パイ
   プ（Ｃ２）とより構成した浴湯循環パイプ（Ｃ）を介在
   せしめ、浴湯強送パイプ（Ｃ２）の中途に空気吸入部（
   １１）を設けて、浴槽内開口部より浴湯と気泡とを噴出
   発生させるべく構成した気泡発生浴槽（Ａ）において、
   空気吸入部（１１）に複数個の送気パイプ（４）を配設
   したことを特徴とする気泡発生浴槽における気泡発生装
   置。