JPH0212832B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212832B2 JPH0212832B2 JP57003457A JP345782A JPH0212832B2 JP H0212832 B2 JPH0212832 B2 JP H0212832B2 JP 57003457 A JP57003457 A JP 57003457A JP 345782 A JP345782 A JP 345782A JP H0212832 B2 JPH0212832 B2 JP H0212832B2
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- Japan
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- silo
- wall
- hopper
- flange
- airtight
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、穀物などの粉粒体を貯蔵するサイ
ロのうち、特に架橋防止と燻蒸効率化のため、内
部の気圧を真空に近い状態にまで減ずる、いわゆ
る減圧サイロのホツパー取合部の改良に関する。
ロのうち、特に架橋防止と燻蒸効率化のため、内
部の気圧を真空に近い状態にまで減ずる、いわゆ
る減圧サイロのホツパー取合部の改良に関する。
[従来の技術]
減圧サイロの多くはコンクリート造であり、そ
の内側に鋼板製の気密層を張りめぐらせたもので
ある。
の内側に鋼板製の気密層を張りめぐらせたもので
ある。
また、コンクリート構造のサイロの外面にシー
ル材を塗着し、コンクリート構造体のクラツク等
に吸着させて気密化する方法(特開昭56―6851)
が提案されている。
ル材を塗着し、コンクリート構造体のクラツク等
に吸着させて気密化する方法(特開昭56―6851)
が提案されている。
一方、減圧サイロではないが、鉄筋コンクリー
トサイロにおいて、あらかじめサイロ壁体内に水
平保持板を埋設しておき、これの露出部分に金属
製のホツパーを溶接することにより、ホツパー支
承用突出部(受梁)を省略する工法(特公昭52―
27420)が知られている。
トサイロにおいて、あらかじめサイロ壁体内に水
平保持板を埋設しておき、これの露出部分に金属
製のホツパーを溶接することにより、ホツパー支
承用突出部(受梁)を省略する工法(特公昭52―
27420)が知られている。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが鋼板内張サイロでは、材料費や溶接費
が嵩むばかりでなく、コンクリート壁体に多く用
いられる滑動型枠工法を行う際に鋼板を同時に打
ちこむ特別な技術を要する欠点があつた。
が嵩むばかりでなく、コンクリート壁体に多く用
いられる滑動型枠工法を行う際に鋼板を同時に打
ちこむ特別な技術を要する欠点があつた。
また、塗着によるサイロでは、塗膜はサイロの
外面に形成されるため、サイロの下部において、
サイロ内部のホツパーと不連続になる。それでも
ある程度の気密性を得ることができるが、内部を
真空に近く減圧しようとすると、サイロの下部外
面から鉄筋コンクリート壁体を通過して、サイロ
上部内壁面から侵入する。
外面に形成されるため、サイロの下部において、
サイロ内部のホツパーと不連続になる。それでも
ある程度の気密性を得ることができるが、内部を
真空に近く減圧しようとすると、サイロの下部外
面から鉄筋コンクリート壁体を通過して、サイロ
上部内壁面から侵入する。
このため、架橋の防止と燻蒸の十分な効果を得
ることができない。
ることができない。
そして、ホツパーを壁体内に埋設した水平保持
板により保持する方法では、水平保持板に大きな
荷重がかかり、変形し、亀裂が生ずる恐れがあ
り、気密性はおろか、サイロ自体の構造的弱点に
なりかねない欠点があつた。水平保持板が壁体断
面の一部に設置されていため、応力集中が生じ、
この欠点はさらに助長されている。
板により保持する方法では、水平保持板に大きな
荷重がかかり、変形し、亀裂が生ずる恐れがあ
り、気密性はおろか、サイロ自体の構造的弱点に
なりかねない欠点があつた。水平保持板が壁体断
面の一部に設置されていため、応力集中が生じ、
この欠点はさらに助長されている。
この発明は、費用が安くすみ、鋼板を同時に打
ちこむための特別な技術を要することなく滑動型
枠工法によるコンクリート壁体を構築することが
でき、かつ、コンクリート壁体を通して空気が侵
入せず、その結果、真空近くまで減圧可能なサイ
ロを提供することにある。
ちこむための特別な技術を要することなく滑動型
枠工法によるコンクリート壁体を構築することが
でき、かつ、コンクリート壁体を通して空気が侵
入せず、その結果、真空近くまで減圧可能なサイ
ロを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、前記問題点を解決するため、鉄筋
コンクリート構造のサイロ壁体の外面に気密層を
設ける減圧サイロにおいて、その内部下方の壁体
面に突設した受梁に支持されるホツパーの周縁
に、前記壁体を横断する水平フランジを設けると
ともに、該水平フランジには壁体の鉄筋を貫通せ
しめ、貫通部を気密処理し、かつ、水平フランジ
の外端部に接続して前記気密層にラツプジヨイン
トする垂直フランジを一体に設けたことを特徴と
する減圧コンクリートサイロのホツパー取合部と
した。
コンクリート構造のサイロ壁体の外面に気密層を
設ける減圧サイロにおいて、その内部下方の壁体
面に突設した受梁に支持されるホツパーの周縁
に、前記壁体を横断する水平フランジを設けると
ともに、該水平フランジには壁体の鉄筋を貫通せ
しめ、貫通部を気密処理し、かつ、水平フランジ
の外端部に接続して前記気密層にラツプジヨイン
トする垂直フランジを一体に設けたことを特徴と
する減圧コンクリートサイロのホツパー取合部と
した。
[作用]
壁体を横断する水平フランジにより、壁体外面
と内部のホツパーとの気密が保たれるから、比較
的安価な外面気密層式の減圧コンクリートサイロ
における気密性の確保が可能であり、鋼板の同時
打ちこみの必要がない。
と内部のホツパーとの気密が保たれるから、比較
的安価な外面気密層式の減圧コンクリートサイロ
における気密性の確保が可能であり、鋼板の同時
打ちこみの必要がない。
また、ホツパーにかかる貯蔵物の大きな荷重
は、受梁により受け持たれるから、フランジには
大きな荷重はかからず、変形・亀裂による気密性
の低下をきたすおそれが少ない。
は、受梁により受け持たれるから、フランジには
大きな荷重はかからず、変形・亀裂による気密性
の低下をきたすおそれが少ない。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
鉄筋コンクリート構造の筒状の壁体1は滑動型
枠工法により構築されるのであるが、これに先立
ち、通常の工法により、サイロ下部壁体1aを建
て円筒状に構築し、その内側上部に形成されたリ
ング状の受梁1cにホツパー4を載置・固定す
る。その際、ホツパー4に一体に先付けされ、ま
たは別個に作成されたフランジ5をサイロ下部壁
体1aの最上部に設置し、別個に作成した場合
は、内端をホツパーの上端に溶接接合する。
枠工法により構築されるのであるが、これに先立
ち、通常の工法により、サイロ下部壁体1aを建
て円筒状に構築し、その内側上部に形成されたリ
ング状の受梁1cにホツパー4を載置・固定す
る。その際、ホツパー4に一体に先付けされ、ま
たは別個に作成されたフランジ5をサイロ下部壁
体1aの最上部に設置し、別個に作成した場合
は、内端をホツパーの上端に溶接接合する。
このフランジ5は、下部壁体1aの厚さと同一
の幅を有する水平フランジ5aとこれの外端に溶
接接合された垂直フランジ5bからなり、水平フ
ランジ5は壁体の縦補強鉄筋6を貫通させ、貫通
部を溶接または鉛充填等により、気密性をあたえ
る。
の幅を有する水平フランジ5aとこれの外端に溶
接接合された垂直フランジ5bからなり、水平フ
ランジ5は壁体の縦補強鉄筋6を貫通させ、貫通
部を溶接または鉛充填等により、気密性をあたえ
る。
その後、このフランジ5の上に外面がセツトバ
ツクした鉄筋コンクリート壁体の一部分を打設
し、それに続いて鉄筋コンクリート壁体1を滑動
型枠工法により構築し、その上部に、下面を鉄板
打ち込みにした鉄筋コンクリート構造の屋根2を
設ける。
ツクした鉄筋コンクリート壁体の一部分を打設
し、それに続いて鉄筋コンクリート壁体1を滑動
型枠工法により構築し、その上部に、下面を鉄板
打ち込みにした鉄筋コンクリート構造の屋根2を
設ける。
そして、壁体の外面には、合成高分子ルーフイ
ング等のシートからなる気密層3が貼り付けられ
る。
ング等のシートからなる気密層3が貼り付けられ
る。
この場合、屋根の鉄板とシートとをラツプジヨ
イントさせて気密性を確保する。
イントさせて気密性を確保する。
さらに、シートの下端部を、壁面に露出してい
る前記垂直フランジ5bにラツプジヨイントさせ
る。
る前記垂直フランジ5bにラツプジヨイントさせ
る。
[発明の効果]
本発明は、外面の気密層とホツパーとの気密性
を確保すべく、ホツパーの周縁に、壁体を横断し
て外面に延長するフランジ5を設け、この立上り
部分とラツプジヨイントさせ、しかも、ホツパー
を受梁で支えてフランジにホツパーの荷重がかか
らないように構成したから、安価で、比較的容易
に施工できる外面気密層式の減圧サイロの十分な
気密性を実現する。
を確保すべく、ホツパーの周縁に、壁体を横断し
て外面に延長するフランジ5を設け、この立上り
部分とラツプジヨイントさせ、しかも、ホツパー
を受梁で支えてフランジにホツパーの荷重がかか
らないように構成したから、安価で、比較的容易
に施工できる外面気密層式の減圧サイロの十分な
気密性を実現する。
図面は、本発明の実施例を示す全体断面図であ
る。 1…サイロ上部壁体、1a…下部壁体、1c…
受梁、2…屋根、3…気密層、4…ホツパー、5
…フランジ、5a…水平フランジ、5b…垂直フ
ランジ、6…鉄筋。
る。 1…サイロ上部壁体、1a…下部壁体、1c…
受梁、2…屋根、3…気密層、4…ホツパー、5
…フランジ、5a…水平フランジ、5b…垂直フ
ランジ、6…鉄筋。
Claims (1)
- 1 鉄筋コンクリート構造のサイロ壁体の外面に
気密層を設ける減圧サイロにおいて、その内部下
方の壁体面に突設した受梁に支持されるホツパー
の周縁に、前記壁体を横断する水平フランジを設
けるとともに、該水平フランジには壁体の鉄筋を
貫通せしめ、貫通部を気密処理し、かつ、水平フ
ランジの外端部に接続して前記気密層にラツプジ
ヨイントする垂直フランジを一体に設けたことを
特徴とする減圧コンクリートサイロのホツパー取
合部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003457A JPS58125480A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 減圧コンクリ−トサイロのホツパ−取合部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57003457A JPS58125480A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 減圧コンクリ−トサイロのホツパ−取合部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58125480A JPS58125480A (ja) | 1983-07-26 |
JPH0212832B2 true JPH0212832B2 (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=11557848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57003457A Granted JPS58125480A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 減圧コンクリ−トサイロのホツパ−取合部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58125480A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227420A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-01 | Mitsubishi Chem Ind | Manufacturing of foamed gypsum plastics containing asbestos |
JPS566851A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-24 | Tsuneyuki Iwata | Method of making decompressed concrete silo hermetic |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP57003457A patent/JPS58125480A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227420A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-01 | Mitsubishi Chem Ind | Manufacturing of foamed gypsum plastics containing asbestos |
JPS566851A (en) * | 1979-06-26 | 1981-01-24 | Tsuneyuki Iwata | Method of making decompressed concrete silo hermetic |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58125480A (ja) | 1983-07-26 |
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