JPH02126474A - ディジタルデータの記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルデータの記録再生装置に関し、特に
アナログ信号記録再生装置によるディジタルデータの記
録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置はディジタルデータをアナログ信号
に変換する技術を用いて記録を行なっているが、再生側
では記録されたアナログ信号がディジタルデータを記録
したものであるか否かの区別を行っていなかったので、
ディジタルデータの記録も音声信号と・して再生してし
まっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のアナログ信号によるディジタルデータの
記録再生装置では、再生されるアナログ信号が本来ディ
ジタルデータもアナログの音声も同じアナログ信号とし
て取り扱われるので、アナログ信号化されたディジタル
データを音声信号として再生出力した場合に、耳ぎわす
な音となってしまうという欠点がある。

本発明の目的は、アナログ音声信号とディジタルデータ
が混在している記録媒体において、それらの区別を耳ぎ
わすな音なく明確にし再生することのできるディジタル
データの記録再生装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のディジタルデータの記録再生装置は、音声帯域
記録用媒体にディジタルデータを記録するためのデータ
のフォーマット化回路と、前記記録媒体からディジタル
データを読取るためのディジタルデータ検出回路と、前
記ディジタルデータ検出回路からの制御出力に基づいて
アナログ音声とディジタルデータとを識別する音声出力
制御回路とを有し、再生にあたり前記ディジタルデータ
検出回路によりディジタルデータの先頭を検出しその終
りの信号が検出されるまでの期間、再生されるアナログ
信号をディジタルデータの変調されたものと識別し音声
信号としては出力しないようにすることにより、ディジ
タルデータの記録再生をアナログ信号の記録再生とは区
別して行うよう構成される。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の第一の実施例を説明するためのディジ
タルデータの録音再生装置のブロック構成図である。

第１図に示すように、まずデータの記録において、ディ
ジタルデータのフォーマット化回路１はディジタルデー
タにデータの始まりと終りの信号を付加する回路であり
、またアナログ変調回路２はフォーマット化されたデー
タをアナログ信号に変換する回路である。このアナログ
信号に変調されたデータはアナログ音声記録用等の磁気
テープ３に記録される。次に、データの再生においては
、ディジタルデータ検出回路４がデータの始めの信号を
検出すると、音声出力制御回路５にアナログ信号を音声
出力回路６へ送出しないように制御するとともに、復調
回路７には復調動作を開始するように制御信号を送る。

このアナログ信号化されたディジタルデータは復調回路
７によりディジタルデータに変換される。しかる後、デ
ィジタルデータ検出回路４がディジタルデータの終りの
信号を検出すると、音声出力制御回路５にアナログ信号
を音声出力回路６へ送出するように制御信号を送出する
とともに、復調回路７には復調動作を停止するように制
御信号を送出する。このようにして、ディジタルデータ
の部分は音声信号としては再生されないので、従来耳ざ
わりだったディジタルデータがアナログ信号に変換され
た音を遮断することができる。

第２図は第１図に示すフォーマット化回路の動作を説明
するためのデータ構成図である。

第２図に示すように、５ＯＤ８はディジタルデータの始
めを表わす信号であり、またＥＯＤ　９はディジタルデ
ータの終りを表わす信号である。

このように、５ＯＤ８とＥＯＤ９との間に本来のディジ
タル信号が記録されている。

第３図は本発明の第二の実施例を説明するためのディジ
タルデータの録音再生装置のブロック構成図である。

第３図に示すように、この実施例では記録媒体にアナロ
グ音声信号記録用等の広帯域の磁気テープ１２を用い、
再生帯域を拡大するものであり、ここでは高域部分と中
低域部分とをＢＰＦ１４およびＢＰＦ１３とで分離して
いる。この中低域部分はアナログ音声信号と、アナログ
信号に変調されたディジタルデータとの記録再生に使用
され、また高域部分はディジタルデータの始めと終りと
を知らせる信号の記録再生に使用されている。すなわち
、ディジタルデータの記録においては、前述した第一の
実施例と同様にデータのフォーマット化回路１０および
アナログ変調回路１１によりアナログ信号として記録す
るが、再生においては高域バンドパスフィルタ（ＢＰＦ
）１．４を介しディジタルデータ検出回路１５でディジ
タルデータの先頭を検出すると、制御信号を音声出力制
御回路１６に送出して制御する。この実施例では、ディ
ジタルデータの始めの信号が音声出力回路１７に伝わら
ないため、復調回路１８へのディジタル化されたアナロ
グ信号と音声出力回路１７へのアナログ音声信号とが完
全に分離できるという利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明のディジタルデータの記録再
生装置は、アナログ音声信号の記録再生装置において、
ディジタルデータのフォーマット化回路と検出回路およ
び音声出力制御回路を用いることにより、アナログ音声
信号とディジタルデータが混在している記録媒体におい
てそれらの区別を明確に且つ再生することができるとい
う効果がある。

また、本発明はディジタルデータの記録に続いてアナロ
グの音声を記録しても、音声信号として再生される部分
は本来音声信号の部分だけであるので耳ざわりなディジ
タルデータがアナログ変調された音を遮断することがで
きるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を説明するためのディジ
タルデータの録音再生装置の゛ブロック構成図、第２図
は第１図に示すフォーマット化回路の動作を説明するた
めのデータ構成図、第３図は本発明の第二の実施例を説
明するためのディジタルデータの録音再生装置のブロッ
ク構成図である。 １．１０・・・データのフォーマット化回路、２゜１１
・・・アナログ変調回路、３．１２・・・磁気テープ（
音声帯域用）、４．１５・・・ディジタルデータ検出回
路、５，１６・・・音声出力制御回路、６，１７・・・
音声出力回路、７．１８・・・復調回路、８・・・デー
タの始まりを表わす信号（ＳＯＤ）、９・・・データの
終りを表わす信号（ＥＯＤ）、１３・・・バンド・バス
・フィルタ（中低域用ＢＰＦ）、１４・・・バンド・バ
ス・フィルタ（高域用ＢＰＦ）。 代理人　弁理士　　内　原　　晋 見 図 肩 図 万 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 音声帯域記録用媒体にディジタルデータを記録するため
   のデータのフォーマット化回路と、前記記録媒体からデ
   ィジタルデータを読取るためのディジタルデータ検出回
   路と、前記ディジタルデータ検出回路からの制御出力に
   基づいてアナログ音声とディジタルデータとを識別する
   音声出力制御回路とを有し、再生にあたり前記ディジタ
   ルデータ検出回路によりディジタルデータの先頭を検出
   しその終りの信号が検出されるまでの期間、再生される
   アナログ信号をディジタルデータの変調されたものと識
   別し音声信号としては出力しないようにすることにより
   、ディジタルデータの記録再生をアナログ信号の記録再
   生とは区別して行うことを特徴とするディジタルデータ
   の記録再生装置。