JPH0212596B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212596B2 JPH0212596B2 JP8682182A JP8682182A JPH0212596B2 JP H0212596 B2 JPH0212596 B2 JP H0212596B2 JP 8682182 A JP8682182 A JP 8682182A JP 8682182 A JP8682182 A JP 8682182A JP H0212596 B2 JPH0212596 B2 JP H0212596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foil
- reinforcing plate
- protrusion
- plate
- outer cutter
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気かみそりの外刃の製造方法に係
り、殊に箔状外刃の縁部に合成樹脂製の補強板を
固着する方法に関する。
り、殊に箔状外刃の縁部に合成樹脂製の補強板を
固着する方法に関する。
電気かみそりの外刃は箔状体であつて機械的強
度が小さいため、縁部に添つて補強板が固着され
る。補強板の外刃縁部への固着方法としては、ス
テンレス等から成る長板状の補強板をＶ字状に折
曲し、これを外刃の縁部に挾着して仮固定した
後、合成樹脂製の板体をかしめ付ける方法が実施
されている。しかしこの方法においては、合成樹
脂製の板体はかしめ付けられた後に歪みを生じる
性質があるため外刃は変形しやすく、また加工工
程も複雑で部品点数も多く、コスト高となる欠点
があつた。
度が小さいため、縁部に添つて補強板が固着され
る。補強板の外刃縁部への固着方法としては、ス
テンレス等から成る長板状の補強板をＶ字状に折
曲し、これを外刃の縁部に挾着して仮固定した
後、合成樹脂製の板体をかしめ付ける方法が実施
されている。しかしこの方法においては、合成樹
脂製の板体はかしめ付けられた後に歪みを生じる
性質があるため外刃は変形しやすく、また加工工
程も複雑で部品点数も多く、コスト高となる欠点
があつた。
そこで本発明は補強板を外刃縁部に簡単に固着
でき、しかも固着後に補強板に歪みを生じて箔状
外刃が変形することがない補強板の固着方法を提
供する目的でなされたものであつて、合成樹脂製
の補強板にテーパ状突起を半抜き形成し、この突
起を箔状外刃の縁部に穿設された取付孔に挿入し
て箔状外刃と補強板を重合し、更に取付孔から突
出する突起の頂部を押しつぶして補強板を箔状外
刃の縁部に固着するようにしたものである。
でき、しかも固着後に補強板に歪みを生じて箔状
外刃が変形することがない補強板の固着方法を提
供する目的でなされたものであつて、合成樹脂製
の補強板にテーパ状突起を半抜き形成し、この突
起を箔状外刃の縁部に穿設された取付孔に挿入し
て箔状外刃と補強板を重合し、更に取付孔から突
出する突起の頂部を押しつぶして補強板を箔状外
刃の縁部に固着するようにしたものである。
以外、図面に沿つて本発明の実施例の説明を行
う。
う。
第１図において、Ａはポリプロピレンやポリア
セタール樹脂などの合成樹脂から成る板状基材で
あつて、この板状基材Ａから長矩形の補強板ａが
多数打ち抜き形成される。次にこの補強板ａに半
抜きプレスにより、テーパ状の突起１を両端寄り
に二個づつ合計四個形成する（第２図ａ，ｂ参
照）。このように突起１をテーパ状に半抜き形成
すると、突起１のテーパ状周面イは、補強板ａの
被半抜き面ロを強制的に拡開しながら上方に突出
するので、両面イ，ロは互いに強固に摺接し、従
つて突起１が補強板ａから脱落することはない。
一方、箔状外刃ｂの縁部には、第３図に示すよう
に補強板ａの突起１に対応して、両端寄りに二個
づつ合計四個の取付孔２を穿設する。
セタール樹脂などの合成樹脂から成る板状基材で
あつて、この板状基材Ａから長矩形の補強板ａが
多数打ち抜き形成される。次にこの補強板ａに半
抜きプレスにより、テーパ状の突起１を両端寄り
に二個づつ合計四個形成する（第２図ａ，ｂ参
照）。このように突起１をテーパ状に半抜き形成
すると、突起１のテーパ状周面イは、補強板ａの
被半抜き面ロを強制的に拡開しながら上方に突出
するので、両面イ，ロは互いに強固に摺接し、従
つて突起１が補強板ａから脱落することはない。
一方、箔状外刃ｂの縁部には、第３図に示すよう
に補強板ａの突起１に対応して、両端寄りに二個
づつ合計四個の取付孔２を穿設する。
第４図は外刃ｂへの補強板ａの固着工程を示す
ものであつて、まず外刃ｂの縁部の取付孔２に補
強板ａの突起１を挿入し、補強板ａを外刃ｂの縁
部に重合する。ここで突起１の補強板ａ表面から
の突出高さは、外刃ｂの厚さよりも少々高く、従
つて突起１は取付孔２を貫通してその頂部は外刃
ｂ上まで突出する（第４図ａ参照）。
ものであつて、まず外刃ｂの縁部の取付孔２に補
強板ａの突起１を挿入し、補強板ａを外刃ｂの縁
部に重合する。ここで突起１の補強板ａ表面から
の突出高さは、外刃ｂの厚さよりも少々高く、従
つて突起１は取付孔２を貫通してその頂部は外刃
ｂ上まで突出する（第４図ａ参照）。
次に受棒３′を有する受台３を突起１の下面へ
向つて前進させて突起１の下面を受棒３′により
支持し、突起１の頂部にポンチ４を押しつけて頂
部を押しつぶせば、補強板ａは突起１のテーパ状
基部１ａと押しつぶされた頂部１ｂとにより、外
刃ｂを挾みつけるようにして外刃ｂに強固に固着
される（第４図ｂ、第５図参照）。
向つて前進させて突起１の下面を受棒３′により
支持し、突起１の頂部にポンチ４を押しつけて頂
部を押しつぶせば、補強板ａは突起１のテーパ状
基部１ａと押しつぶされた頂部１ｂとにより、外
刃ｂを挾みつけるようにして外刃ｂに強固に固着
される（第４図ｂ、第５図参照）。
上記工程において、突起１はテーパ状に半抜き
形成されているので、突起１が補強板ａから脱落
することはなく、更に突起１を取付孔２に挿入さ
せやすく、また受棒３′を突起１の下面へ進入さ
せやすい。また加圧変形されるのは突起１のみで
あつて、補強板ｂ本体は何等加圧変形されないか
ら、加工後に補強板ｂに歪みを生じることはな
く、従つて上記従来方法の場合のように外刃ｂが
変形することはない。
形成されているので、突起１が補強板ａから脱落
することはなく、更に突起１を取付孔２に挿入さ
せやすく、また受棒３′を突起１の下面へ進入さ
せやすい。また加圧変形されるのは突起１のみで
あつて、補強板ｂ本体は何等加圧変形されないか
ら、加工後に補強板ｂに歪みを生じることはな
く、従つて上記従来方法の場合のように外刃ｂが
変形することはない。
第６図〜第８図は本発明の他の実施例を示すも
のであつて、合成樹脂製の板状基材Ｃを切断して
多数の補強板ｃを形成し、この補強板ｃに半抜き
プレスにより横長の突起５を二個形成している。
また箔状外刃ｄの縁部には突起５に対応する横長
の取付孔６が形成されている。突起５の断面形状
は第８図ａに示すように台形のテーパ状となつて
おり、上記第１実施例の場合と同様に突起５を取
付孔６に挿入し、突起５の頂部を押しつぶすこと
により、補強板ｃは箔状外刃ｄに重合固着される
（第８図ｂ参照）。
のであつて、合成樹脂製の板状基材Ｃを切断して
多数の補強板ｃを形成し、この補強板ｃに半抜き
プレスにより横長の突起５を二個形成している。
また箔状外刃ｄの縁部には突起５に対応する横長
の取付孔６が形成されている。突起５の断面形状
は第８図ａに示すように台形のテーパ状となつて
おり、上記第１実施例の場合と同様に突起５を取
付孔６に挿入し、突起５の頂部を押しつぶすこと
により、補強板ｃは箔状外刃ｄに重合固着される
（第８図ｂ参照）。
上記各実施例から明らかなように、テーパ状突
起１，５は何個形成してもよい。また、テーパ状
突起１，５の形成位置や形状も、上記各実施例の
ものに限定されるものではなく、更に補強板ａ，
ｃはテーパ状突起１，５を板状基材Ａ，Ｃの所定
位置に半抜き形成した後に、板状基材Ａ，Ｃから
打ち抜き形成するようにしてもよい。
起１，５は何個形成してもよい。また、テーパ状
突起１，５の形成位置や形状も、上記各実施例の
ものに限定されるものではなく、更に補強板ａ，
ｃはテーパ状突起１，５を板状基材Ａ，Ｃの所定
位置に半抜き形成した後に、板状基材Ａ，Ｃから
打ち抜き形成するようにしてもよい。
以上説明したように本発明に係る製造方法は、
合成樹脂製の補強板ａ，ｃにテーパ状突起１，５
を半抜き形成し、この突起１，５を箔状外刃ｂ，
ｄの縁部に穿設された取付孔２，６に挿入して箔
状外刃ｂ，ｄと補強板ａ，ｃを重合し、更に取付
孔２，６から突出する突起１，５の頂部を押しつ
ぶして補強板ａ，ｃを外刃ｂ，ｄの縁部に固着す
るようにしているので、加工後に補強板ａ，ｃに
歪みを生じて箔状外刃ｂ，ｄが変形することな
く、しかも補強板ａ，ｃは箔状外刃ｂ，ｄに強固
に固着され、また加工工程も簡単で部品点数も少
い等の長所を有する。
合成樹脂製の補強板ａ，ｃにテーパ状突起１，５
を半抜き形成し、この突起１，５を箔状外刃ｂ，
ｄの縁部に穿設された取付孔２，６に挿入して箔
状外刃ｂ，ｄと補強板ａ，ｃを重合し、更に取付
孔２，６から突出する突起１，５の頂部を押しつ
ぶして補強板ａ，ｃを外刃ｂ，ｄの縁部に固着す
るようにしているので、加工後に補強板ａ，ｃに
歪みを生じて箔状外刃ｂ，ｄが変形することな
く、しかも補強板ａ，ｃは箔状外刃ｂ，ｄに強固
に固着され、また加工工程も簡単で部品点数も少
い等の長所を有する。
図は本発明の実施例を示すものであつて、第１
図は板状基板の平面図、第２図ａ，ｂはそれぞれ
補強板の斜視図および部分拡大断面図、第３図は
外刃の斜視図、第４図ａ，ｂはそれぞれ加工中の
断面図、第５図は加工後の斜視図、第６図は本発
明の他の実施例の板状基材の斜視図、第７図は斜
視図、第８図ａ，ｂはそれぞれ加工中の断面図で
ある。 Ａ，Ｃ……板状基材、ａ，ｃ……補強板、ｂ，
ｄ……箔状外刃、１，５……テーパ状突起、２，
６……取付孔。
図は板状基板の平面図、第２図ａ，ｂはそれぞれ
補強板の斜視図および部分拡大断面図、第３図は
外刃の斜視図、第４図ａ，ｂはそれぞれ加工中の
断面図、第５図は加工後の斜視図、第６図は本発
明の他の実施例の板状基材の斜視図、第７図は斜
視図、第８図ａ，ｂはそれぞれ加工中の断面図で
ある。 Ａ，Ｃ……板状基材、ａ，ｃ……補強板、ｂ，
ｄ……箔状外刃、１，５……テーパ状突起、２，
６……取付孔。
Claims (1)
- １ 合成樹脂製の補強板ａ，ｃにテーパ状突起
１，５を半抜き形成し、この突起１，５を箔状外
刃ｂ，ｄの縁部に穿設された取付孔２，６に挿入
して箔状外刃ｂ，ｄと補強板ａ，ｃを重合し、更
に取付孔２，６から突出する突起１，５の頂部を
押しつぶして補強板ａ，ｃを箔状外刃ｂ，ｄの縁
部に固着するようにした電気かみそりの外刃の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8682182A JPS58203793A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 電気かみそりの外刃の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8682182A JPS58203793A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 電気かみそりの外刃の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58203793A JPS58203793A (ja) | 1983-11-28 |
| JPH0212596B2 true JPH0212596B2 (ja) | 1990-03-22 |
Family
ID=13897466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8682182A Granted JPS58203793A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 電気かみそりの外刃の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58203793A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427284U (ja) * | 1990-06-28 | 1992-03-04 |
-
1982
- 1982-05-22 JP JP8682182A patent/JPS58203793A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427284U (ja) * | 1990-06-28 | 1992-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58203793A (ja) | 1983-11-28 |
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