JPH02124914A - ブロック共重合体及びその製造方法 - Google Patents

ブロック共重合体及びその製造方法

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JPH02124914A
JPH02124914A JP1186099A JP18609989A JPH02124914A JP H02124914 A JPH02124914 A JP H02124914A JP 1186099 A JP1186099 A JP 1186099A JP 18609989 A JP18609989 A JP 18609989A JP H02124914 A JPH02124914 A JP H02124914A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高分子素材の表面改質剤、ポリマーアロイに
おける相溶化剤、コーティング用素材、膜素材等の機能
性高分子材料として有用な新規なブロック共重合体の製
造方法及びこの製法により製造された新規なブロック共
重合体に関する。より詳しくは、一方のセグメントが(
メタ)アクリル酸エステルである新規なブロック共重合
体の製造方法及びこの製法により製造された新規なブロ
ック共重合体に関する。
(従来の技術) 構造の異なる高分子3fiAおよびBを、A−B、A−
B−Aのような形式で結合させたブロック共重合体は、
高分子鎖AおよびBそれぞれの性質を有するため1表面
改質剤、相溶化剤、コーティング用素材、膜素材等の機
能性高分子材料としてイf望であることは従来より知ら
れていた。しかし、ブロック共重合体自体の合成が容易
でないこと、特に性質の全く異なる高分子鎖同士を結合
させる方法が殆どないことから実用化は困難とされてき
た。
例えば、このようなブロック共重合体の合成方法として
最も一般的なアニオンリビング重合法においても、アニ
オンリビング重合可能な千ツマー種が限られているため
、スチレン−ジエン系のブロック共重合体以外は実用化
されていない。また、高分子過酸化物を用いてラジカル
重合によりブロック共重合体を製造しようとする試みも
あるが、高分子過酸化物の取扱いが危険であるばかりで
なく、成り行きでしか高分子構造の制御ができないこと
から実用化には至っていない。更に、高分子同士の反応
によりブロック共重合体を合成する試みもあるが、共通
溶媒の選択等、反応条件の設定が困難であり、かつブロ
ック化の効率が低いこともあり、やはり実用化に至って
いない。
(発明か解決しようとする課題) ブロック共重合体を合成する手法の1つとして、いわゆ
るグループトランスファー川合法が特開昭58〜136
03号に開示されている。しかし、この明細書に記載さ
れている方法は、実際問題としては、メタクリル酸エス
テル、アクリル酸エステル等のアクリル系千ツマ−にの
み有効であり、構造の全く異なる高分子鎖同士を結合さ
せたブロック共重合体の合成はこれまでは困難であると
されていた。
本発明の目的は、新規でかつ有用な各種のブロック共重
合体を製造するための新規なブロック共重合体の製造方
法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記新規なブロック共重合体の製
造法により製造された、ポリマーの表面改質剤、ポリマ
ーアロイの相溶化剤、コーティング用素材として有用な
新規なブロック共重合体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、実質的に水不存在下に、下記一般
式(+)で示される官能基を末端に有する高分子化合物
を開始剤として用いて、ルイス酸の存在下又は11 F
 、−1(CH3)3SiF2−及びF−から選ばれる
アニオンの供給源となる化合物の存在下に、(メタ)ア
クリル酸エステルのリビング重合を行なうことを特徴と
するブロック共重合体の製造方法である。
(但し、式中RはH又は炭素fi1〜3の直3nアルキ
ル基、R1はH又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。
) また、もう一つの本発明は、一般式A−B−A又はA−
Bで示され、セグメントAがポリ(メタ)アクリル酸エ
ステルからなり、セクメントBンオキサイドに由来する
単位とするセグメントであり、セグメントAとBとが前
記一般式(1)で示される基に由来する四位を介して結
合されてなるブロック共重合体である。
(作用) 本発明で用いられるト記一般式(1)で示される官能基
を末端に有する高分子化合物としては、下記一般式(2
)または(3)で示されるものを好ましいものとして例
示できる。
(但し、式中RはH又は炭素数1〜3の直鎖アルキル基
、R1はHまたは炭素数1〜6のアルキル基、Yは反応
活性基を有さない末端基、2は単結合、メチル側鎖を有
していてもよい炭素数5以下のポリメチレン基、−(W
−O)、−又は−W−〇−W−(ここでWはメチル側鎖
を有していてもよい炭素数5以下のポリメチレン基を示
し、mは1〜5の整数を示す)、Xは任意の高分子の緑
返し単位、nは5以、Lの整数を示す。) ここで、反応活性基を有さないとは、化合物により得ら
れたエステルをシリル化し一般式(3)の化合物を合成
する反応時、及び該化合物存在下での(メタ)アクリル
酸エステルの重合反応時のいずれにおいても、反応する
ような基を有していないことを意味するものである。な
お、反応活性基としては、ヒドロキシル基、カルボキシ
ル基、アミン基、モノアルキルアミノ基のような活性水
素を有する基、および重合性2重粘合が例示できる。す
なわち、Yとして、アルキル基、アリール基、アラルキ
ル基、アルキル、アリール又はアラルキルエステル基、
アルキルカルボニル基、ジアルキルアミノ裁等を例示で
きるか、これらに限定されるものではない。
上記のXで表わされる繰返し単位(一般式(1)で示さ
れる官能基を末端に有する高分子化合物の主たる繰返し
単位)は、ブロック共重合体の一方のセグメントの主成
分となるものであり、1[合または縮合によってオリゴ
マーあるいはポリマーを形成できるものであればどのよ
うな繰返し単位であってもよく、エチレン性不飽和結合
を有するモノマーの不飽和基をひらいた繰返し東位、エ
ステル結合を有する繰返し単位、アミド結合を有する繰
返し単位、エーテル結合を有する繰返し単位等各種の繰
返し単位を挙げることができ、目的に応じて適宜選択す
ればよい。
なお、Xが(メタ)アクリル酸エステルに由来する繰返
し単位であると、ブロック共重合体としての特徴が充分
発揮されない惧れがあるので、Xは(メタ)アクリル酸
エステルに由来する緑返し単位以外のものを用いること
が好ましいが必ずしもこれを除外するものではない。
繰返し単位Xの好ましい具体例として下記のものを挙げ
ることができる。
H3 (但し、 は 1〜12の整数を表わす) 一般式(1)で示される官能基を末端に有する高分子化
合物の重合度(一般式(2)、(:l)におけるn)は
5以上であり、10〜300であることが好ましい9重
合度が5未満の場合は、ブロック共重合体中のこのセグ
メントがそれ固有の特徴を発揮するには短すぎ、ブロッ
ク共重合体としての特徴を発揮し難い。重合度か300
を越えるとそれだけ開始剤あるいはブロック共重合体の
合成が困難になる傾向にあり、これに代わるメリットも
見出し難い。分子量で表現すれば、一般式(2)又は(
3)で表わされる高分子化合物は、その数平均分子量は
通常400〜100000であり、1000〜3000
0であることが好ましい。
一般式(1)で示される官能基を末端に有する高分子化
合物の繰返し単位がシリコン系のものである場合はシリ
コン系オリゴマーの片又は両末端にヒドロキシ基の導入
が容易になることから−Z−が−W−−(W−O)、−
又は−w−o−w−(wはメチル側鎖を有していてもよ
い炭素数5以下のポリメチレン基を示し、mは1〜5の
整数を示す)であることが好ましく、−W−又は−W−
O−W−であることかより好ましい。
一般式(1)で示される官能基を末端に有する高分子化
合物の繰返し単位がエステル基を有するものやアミド基
を有するものである場合は−Z−は単結合でもよい。
数式(1)、(2)および(3) におけるRは、H、
メチル基、エチル基又はn−プロピル基である。
これは、これらのRに対応する構造をイ[する原料カル
ホン酸が後述の一般式(2)および(3)の化合物の製
法で t+o−z−(x)、−z−叶 又は (;0Z
−(X)。−Y と反応させ、次いでα位の炭素につい
たHを引き抜かせる反応が容易で、かつカルボン酸とし
て入手しやすいものという観点から選択されたものであ
る。すなわち、一般式(2)および(3)の化合物の製
造の原料カルボン酸としては、プロピオン酸(R=H)
、イソ酪酸(R=メチル基)、2−メチル酪酸(R=エ
チル基)又は2−メチル吉草酸(R=n−プロピル基)
を示すことができる。該当カルボン酸の入手の容易性、
反応の容易性の点からRがメチル基であることが好まし
い。R′はH又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、原
料人手の容易性からメチル基であることが好ましい。ア
ルキル基の炭素数7以上のものも用いることができるが
、原料の入手が困難であり、H又は炭素数1〜6のアル
キル基に代えて炭素数7以Eのものを用いるべき理由も
特にない。
本発明でリビング重合に用いる(メタ)アクリル酸エス
テルとしては5どのようなものも用いることができ、そ
の代表例としては(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(
メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸2.2.2−トリフルオロエチル、(メタ)アクリ
ル酸2.2゜3.3−テトラフルオロプロピル、(メタ
)アクリル酸2−トリメチルシリルエチル、(メタ)ア
クリル酸トリメチルシリル等を挙げることができる。こ
の(メタ)アクリル酸エステルは単一成分でもよいが(
メタ)アクリル酸エステル同士のブレンド物でもよく、
(メタ)アクリル酸エステルと共重合可能な他のモノマ
ーを少量用いることもでき、必要に応じて多官能(メタ
)アクリル酸エステルを添加することもできる。また、
異なる(メタ)アクリル酸エステルを反応系に多段に添
加して重合すれば、ポリ(メタ)アクリル酸エステルセ
グメント自体もブロック共重合体と1−ることかできる
以下に本発明のブロック共重合体の製造方法につき更に
説明する。
まず5両末端又は片末端に水酸基を有するポリマーを準
備する。両末端に水酸基を有する上記構造式のポリジメ
チルシロキサン系ジオールは市販品で人手可能である。
ポリエステルであわばジカルボン酸又はジカルボン酸ジ
エステルとジオールとの反応においてジオールを過剰に
用いれば両末端に水酸基を有するものが得られ、同様の
反応でモノオールを適当量添加すれば片末端に水酸基を
有するものも得られる。モノヒドロキシモノカルボン酸
クロリドの縮合又はオリゴメリゼーションを行い、適当
量のモノオールを併用することによっても片末端水酸基
のエステルが得られ、ポリアミドの場合も同様の手法で
両末端又は片末端に水酸基を有するものが調製できる。
ポリエーテルの場合は当然末端に水酸基が存在し、ビニ
ル重合(オリゴメリゼーシジン)の場合は末端に残った
重合開始剤又は連鎖移動剤の官能性を利用しであるいは
アルキレングリコールを停止剤としたアニオンリビング
重合法により水酸基を導入することができる。
以下、式(2)又は(3)の化合物の合成をR=メチル
基の場合を例にとり説明する。
まず、両末端又は片末端に水酸基を有するポリマーとイ
ソ酪酸とを反応させる。この反応は通常のアルコールと
酸の脱水縮合反応条件を採用すればよい。例えば両末端
あるいは片末端に水酸基を有するポリマーとイソ酪酸と
を必要に応じてベンゼン等の溶媒を用いて混合し、ρ−
トルエンスルホン酸のような脱水触媒の存在下に生成す
る水を除去しながら反応させてやれば良い。
次に、こうして得られた少なくとも一方の末端がイソ酪
酸エステル化したポリマーまたはオリゴマーから、例え
ばリチウムジイソプロとルアミド等の試薬を用いてイソ
酪酸部分のメチンプロトンを引抜き、ついでトリメチル
シリルクロライド等のシリル化剤と反応させることによ
り、末端をケテンシリルアセタール化する反応により、
本発明で用いる一般式(2)又は(3)で表わされる高
分子開始剤を得ることができる。
即ち、例えば、0℃でn−ブチルリチウムとジイソプロ
ピルアミンとから調製したリチウムジイソプロピルアミ
ド(以下LDAと略す)のTHF溶液に、1段目で合成
した末端がイソー酪酸エステル化したポリマーを(必要
に応じてTHF溶液にしたもの)をゆっくりと加えて反
応させ、ついで過剰I4のトリメチルシリルクロライド
等のシリル化剤を加えて反応させることにより、末端か
ケテンシリルアセタール化したポリマーまたはオリゴマ
ーを合成することかできる。
シリル化剤としては、トリメチルシリルクロライドの他
、トリーローブチルシリルクロライド、t−ブチルジメ
チルシリルクロライド、ヘキサメチルジシラザン、ヘキ
サエチルジシラザン、ヘキサ−1−ブチルジシラザン、
ヘキサ−t−ブチルジシラザン等が好適に用いられる。
上記の反応は、本発明で開始剤として用いる末端がケテ
ンシリルアセタール化したポリマーを合成する方法とし
て好ましい方法であるが、高分子開始剤の合成方法は必
ずしも上記の方法に限定されるわけではない。
本発明においては、ブロック共重合体は上記のような方
法で製造した高分子化合物を開始剤とし、不活性ガス雰
囲気中または高真空下のような実質的に水の不存在下に
、ZnCl2、ZnBr、、Zn12等のルイス酸の存
在下又はHF2−1(c++3) 3s 1F2−及び
F−から選ばれるアニオンの供給源となる化合物の存在
下で、(メタ)アクリル酸エステルを反応系に添加して
リビング重合行うことにより製造することができる。な
お、逆に(メタ)アクリル酸エステルが仕込まれた反応
容器内に高分子開始剤及び触媒を添加して重合を実施し
てもよい。
開始剤として式(1)に示す官能基を両末端に有1−る
高分子化合物を用いた場合には、A−B−A型のトリブ
ロック共重合体が生成し1片末端に有する高分子化合物
を用いた場合にはA  Bをのジブロツウ共重合体が生
成する。セグメントAとセグメントBとは前記一般式(
1)で示される基に[1]来する単位を介して結合され
る。ここで、セグメントAが(メタ)アクリル酸エステ
ル重合体のセグメントである。セグメントAの数平均分
子ζlは、通常1000〜30000f)テあり、30
00〜100OOOテあることが好ましい。
触媒として作用するルイス酸化合物としては、ZnCI
 2、ZnBr2、Znl、  等のハロゲン化亜鉛化
合物の他、モノおよびジアルキルアルミニウムハライド
、ジアルキルアルミニウムオキサイドを代表的なものと
して例示でき、その他、前記特開昭58−13603号
に例示された化合物が使用できる。これらの中ではハロ
ゲン化亜鉛化合物が好ましい。
触媒として作用するHF2−1(C1l、)、5iF2
−1F−等のアニオンの供給源となる化合物の代表的な
具体例としては、HF2−または((:)13) 、5
iF2−のトリスジメチルスルホニウム塩(以下、TA
S塩と略記する)、すなわち、TAS”HF2−1TA
S”(C)13)3SiF2−およびテトラブチルアン
モニウムフルオライド[(C4H9)4N′F″]等を
挙げることができる。
本発明におけるブロック共重合体を合成するための重合
反応は無溶媒で行うことも可能であるが、−数的には適
当な溶媒中で行うのが好ましい。触媒としてルイス酸を
用いる場合の適当な溶媒の例としてはジクロロメタン、
1.2−ジクロロエタン等の塩素化炭化水素系溶媒、ト
ルエン等を挙げることが出来る。テトラヒドロフラン等
のルイス酸で反応する溶媒は不適当である。また、触媒
としてアニオンの供給源となる化合物を用いる場合の適
当な溶媒の例としてはテトラヒドロフラン(THF)、
トルエン、アセトニトリル等をあげることができる。塩
化エチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素系の
溶媒は好ましくない。
これら溶媒を使用する場合には常法に従って七分に脱水
・精製したものを使用する必要がある。脱水・精製の不
十分な溶媒を使用した場合には(メタ)アクリル酸エス
テルの重合はリビング重合にならず目的とするブロック
共重合体は得られない。同様に反応は十分に脱水・精製
した不活性ガス中あるいは高真空下で行うことが必要で
ある。
ブロック共重合体を合成する際の開始剤と(メタ)アク
リル酸エステルモノマーの比率は、モル比でlO〜50
0の間であることが適当である。
本発明の製造方法においては、ブロック共重合体は(メ
タ)アクリル酸エステル重合体セグメント(セグメント
A)をリビング重合により合成している。したがって、
(メタ)アクリル酸エステル重合体セグメント自体をブ
ロック共重合体にすることも可能である。例えば、まず
高分子開始剤(3)を用いてアクリル酸ブチルの重合を
行い、次いでアクリル酸メチルを添加して重合させれば
[PMA−PBuA] −B型のブロック共重合体が生
成する。
本発明におけるブロック共重合体の合成は、−!00℃
〜100℃の温度範囲で実施できる。より好ましい温度
範囲は一75℃〜60℃である。
(実施例) 以下、本発明を実施例に従ってより具体的に説明するが
、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではない。
なお、実施例中の「部」はいずれも「重量部」である。
また、実施例中に示した分子量・分子量分布の値は、下
記の条件でGPC法により求めたポリスチレン換算分子
量である。
1兄且狙亙逢遣 装置 :ウォーターズ社2010コンパクト型カラム:
 TSK gel GM)IXL + 4000HXL
 + 2500HXL溶媒 :THF 温度 =30℃ 流量 : 0.7mIL/ll1in 試料濃度=1% さらに、例中に示したTg(ガラス転移温度)の値はD
SC(示差走査熱量計)により求めた。
なお、昇温速度は20 deg/+inであった。
実施例1 (シリコン系高分子開始剤の合成) 両末端に水酸基を有する下記構造式のポリジメチルシロ
キサン系ジオール化合物(分子置駒:1200) 20
mmo1とイソ酪酸65mmo1を0.15m[l1o
lのP−トルエンスルホン酸とともに約100n lの
ベンゼンに溶解し、生成する水を冷却管中に入れたモレ
キュラーシーブに吸着させて除去しながら6時間還流す
ることにより、両末端がイソ醋酸エステル化したシリコ
ン系化合物を合成した。
−(C112)3−OCH2C112−011反応生成
物から溶媒を留去し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液、
次いで然留水で洗浄後、オイル層を硫酸マグネシウムで
乾燥し、無色透明・オイル状の両末端がイソ酪酸エステ
ル化したシリコン系化合物を単離した。
次いで、別の反応容器に脱水精製したTHF50mλと
ジイソプロピルアミン30n+molを入れ、反応系の
温度を0℃に冷却後、n−ブチルリチウムの 1.6モ
ル濃度ヘキサン溶液4012を加え、LDAのTHF溶
液を:J8製した。この溶液に両末端がイソ醋酸エステ
ル化したシリコン系化合物10mmo lを30分以−
トかけてゆっくりと加え、さらに、攪拌下1時間反応を
継続させた。次いで、この溶液にトリメチルシリルクロ
ライド40mmo lを添加し、8時間反応させた後、
溶媒等の低沸点成分を減圧留去して、末端がケテンシリ
ルアセタール化したポリジメチルシロキサン系化合物を
合成した。末端のケテンシリルアセタール化は、IR分
析により、反応の進行にともなう C・0伸縮垢動のピ
ーク(1740cm−’ )の消失と C−C伸縮振動
のピーク(1710cm−’ )の出現によって確認し
た。
(PMA−ポリジメチルシロキサン−PMA トリブロ
ック共重合体の製造〕 アルゴン導入管、攪拌機、排気管を備えた1uの反応容
器を十分にアルゴン置換した後、反応容器内に十分に脱
水精製した1、2−ジクロロエタン]Of)+nJ2、
塩化岨鉛50mmolおよび開始剤としてF記の末端が
ケテンシリルアセタール化したポリジメチルシロキサン
系化合物5mmolを仕込み、攪拌下、反応系の温度を
0℃に設定した。次いで、アクリル酸メチル(以下、M
Aと略記する) 0.5molを反応系の温度が50℃
を超えないように注意しながら20分かけて滴下し、更
に1時間反応させて重合反応を完了させた。次いで、O
,Imolの塩酸を含むメタノールl0m1を添加し、
10分間攪拌することにより、重合体の生長末端を失活
させ、反応を停止した。
次いで、ポリマーをメタノールに沈澱させて回収し、乾
燥して白色の粉末状のPMA−ポリジメチルシロキサン
(PDMS)−PMAトリブロック共11!合体を得た
このブロック共重合体の数平均分子量は+ 1000、
分子−1分布は1.4であった。また、Tgは一120
℃及び0℃であった。
実施例2 出発物質となるポリジメチルシロキサン系ジオールとし
て分子1it6oooのものを用いた以外は実りζ例1
と全く同様にしてPMA−PDMS−PMAトリブロッ
ク共重合体の製造を行った。高分子開始剤の合成、ブロ
ック共重合体の製造ともスムーズに進行し、中央のポリ
ジメチルシロキサンセグメントの分子量か6000、両
端のPMAセグメントの分子量かそれぞれ4500のト
リブロック共重合体を合成することができた。またTg
は−130℃及び0℃であった。
実施例3 M A 0.5molを添加後、反応系の温度が20℃
にドがるのを待って、少量サンプリングした後5反応系
の温度が50℃を超えないように注意しながら0.5m
olのアクリル@ 2,2.2− )リフルオロエチル
(3FA)を添加し、更に1時間反応を継続させた以外
は実施例1と全く同様にしてP3FA−PMA−PDM
S−PMA−P3FAという分子構造を持つブロック共
重合体を製造した。重合はスムーズに進行し、白色の粉
末状ポリマーが得られた。中間生成物であるPMA−P
DMS−PMAブロック共重合体および最終生成物であ
るP3FA−PMA−PDMS−PMA−P3FAブロ
ック共重合体の分子量は各々+1000.24000で
あり、分子量分布は各々 1.4.1.6であった。ま
た、最終生成物のTgは一120℃、−20℃及び0℃
であった。
実施例4 実施例1に示した方法と同様の方法により、分子量60
00のポリエチレングリコール(PEG)から両末端に
ケテンシリルアセタール基を有する高分子開始剤を合成
した。この開始剤を用いたことを除いては、実施例1と
全く同様の条件でPMA−PEG−PMAブロック共重
合体の合成を行った。重合はスムーズに進行し、白色の
粉末状のボリマーが得られた。(ただし、ポリマーの回
収はヘキサン中に沈殿させて行った。) 得られたポリマーの分子量は14000 、分子量分布
は1.5であった。またTgは一40℃及び0℃であっ
た。
実施例5 [PMMA−ポリジメチルシロキサン−PMMAトリブ
ロック共重合体の製造] アルゴン導入管、攪拌機、排気管を備えたIIlの反応
容器を十分にアルゴン置換した後、反応容器内に十分に
脱水絹製したTHF300mIl、  トリスジメチル
アミノスルホニウムビフルオライド0.2m12 (C
H3CN O,04mol溶液)および開始剤として実
施例1で合成したと同様の末端がケテンシリルアセター
ル化したポリジメチルシロキサン系化合物5mmolを
仕込み、攪拌下、反応系の温度を0℃に設定した。次い
でメタクリル酸メチル(MMA ) 0.5molを反
応系の温度が50℃を越えないように注意しながら20
分かけて滴下し、更に1時間反応させて重合反応を完了
させた。次いで、0.1molの塩酸を含むメタノール
1OflIILを添加し、10分間攪拌することにより
、重合体の生長末端を失活させ、反応を停止した。
次いで、ポリマーをメタノールに沈澱させて回収し、乾
燥して白色の粉末状のPMMA−ポリジメチルシロキサ
ン(PDMS)−PMMA)リブロック共重合体を得た
このブロック共重合体の数平均分子量は12000、分
子量分布は1.3であった。またTgは一120℃及び
90℃であった。
実施例6 出発物質となるポリジメチルシロキサン系ジオールとし
て分子量6000のものを用いた以外は実施例5と全く
同様にしてPMMA−PDMS−PMM/lリブロック
共重合体の製造を行った。
高分子開始剤の合成、ブロック共重合体の製造ともスム
ーズに進行し、中央のポリジメチルシロキサンセグメン
トの分子量が6000、両端のPMMAセグメントの分
子量がそれぞれ5000のトリブロック共重合体が得ら
れた。また、Tgは一130℃及び90℃であった。
実施例7 出発物質となるポリジメチルシロキサン系ジオールとし
て、下記構造式の化合物 を用いた以外は実施例5と全く同様にしてPMMA−P
DMS−PMMAトリブロック共重合体を製造した。高
分子開始剤の合成、ブロック共重合体の製造ともにスム
ーズに進行し、中央のポリジメチルシロキサンセグメン
トの分子量が3200、両端のPMMAセグメントの分
子量がそれぞれ5000のトリブロック共重合体が得ら
れた。このブロック共重合体のTgは一120℃及び9
0℃であった。
実施例8 M M A 0.5w+olを添加後、反応系の温度が
20℃に下がるのを待って、少量サンプリングした後、
反応系の温度が50℃を越えないように注意しながら0
.5molのメタクリル酸2,2.2− )リフルオロ
エチル(3FM)を添加し、更に1時間反応を11続さ
せた以外は実施例5と全く同様にしてP3FM−PMM
A−PDMS−PMMA−P3 FMという分子構造を
持つブロック共重合体を製造した。
重合はスムーズに進行し、白色の粉末状ポリマーが得ら
れた。中間生成物であるPMMA−PDMS−PMMA
ブロック共重合体および最終生成物であるP3FM−P
MMA−PDMS−PMMA−P3FM3Fック共重合
体の分子量は各々12000、27000であり、分子
M分布は各1.3.1.4であった。またTgは一12
0℃、70℃及び90℃であった。
実施例9 出発物質として片末端に水酸基を有するポリエチレンオ
キサイドオリゴマー 8O−(C11□CI(20)、−11;H,。
を用いた以外は実施例1と同様の方法により、片末端が
ケテンシリルアセタール化されたポリエチレンオキサイ
ド化合物を合成した(Mn〜3000)。
次いで開始剤として上記の片末端がケテンシリルアセタ
ール化したポリエチレンオキサイド化合物を用いた以外
は実施例1と全く同様にしてPEG−PMMAジブロッ
ク共重合体を得た。このブロック共重合体の数平均分子
量は+3000 、分子量分布は1.2であった。また
Tgは一40℃及び105℃であった。
実施例10 アニオンリビング重合により得られたリビングポリスチ
レンをエチレンオキシドにより停止させることにより両
末端に水酸基を有するポリスチレンを得た(分子旧約t
o、ooo)。これを出発物質として用いた以外は実施
例1と同様の方法により、両末端がケテンシリルアセタ
ール化したポリスチレンを合成した。
次いで開始剤として上記の両末端がケテンシリルアセタ
ール化したポリスチレンを用いた以外は実施例5と全く
同様にしてPMMA−PS−PMMAトリブロック共重
合体を得た。このブロック共重合体の数平均分子量は1
9,000、分子量分布1.3であった。また、Tgは
90℃及び100℃であった。
〔発明の効果〕
本発明の方法により製造されるブロック共重合体は、ポ
リマーの表向改質剤、前記式(2)中のXで示される繰
返し単位またはこれに類似する繰返し単位を主成分とす
るポリマーとアクリル系ポリマーとのポリマーアロイに
おける相溶化剤として有用であり、さらにコーティング
用素材、接着剤等の機能性材料の素材として好適なもの
であり、実用的にも極めて有用なものである。
特許出願人  三菱レイヨン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)実質的に水不存在下に、下記一般式(1)で示され
    る官能基を末端に有する高分子化合物を開始剤として用
    いて、ルイス酸の存在下又はHF_2^−、(CH_3
    )_3SiF_2^−及びF^−から選ばれるアニオン
    の供給源となる化合物の存在下で、(メタ)アクリル酸
    エステルのリビング重合を行なうことを特徴とするブロ
    ック共重合体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (但し、式中RはH又は炭素数1〜3の直鎖アルキル基
    、R^1はH又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。) 2)一般式(1)で示される官能基を末端に有する高分
    子化合物が、下記一般式(2)又は(3)▲数式、化学
    式、表等があります▼(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (但し、式中RおよびR^1は前記と同じ意味を表わし
    、Yは反応活性基を有さない末端基、Zは単結合、メチ
    ル側鎖を有していてもよい炭素数5以下のポリメチレン
    基、−(W−O)_m−又は−W−O−W−(ここで、
    Wはメチル側鎖を有していてもよい炭素数S以下のポリ
    メチレン基を示し、mは1〜5の整数を示す)、Xは任
    意の高分子の繰返し単位、nは5以上の整数を示す。) で表わされる化合物である請求項1記載の製造方法。 3)請求項1記載の製造方法で製造されてなるブロック
    共重合体。 4)一般式A−B−AまたはA−Bで表わされ、セグメ
    ントAがポリ(メタ)アクリル酸エステルセグメントで
    、セグメントBがその主たる繰返し単位を▲数式、化学
    式、表等があります▼とするセグメントであり、 セグメントAとセグメントBとが前記一般式(1)で表
    わされる基に由来する単位で結合されてなるブロック共
    重合体。 5)一般式A−B−AまたはA−Bで表わされ、セグメ
    ントAがポリ(メタ)アクリル酸エステルセグメントで
    、セグメントBがその主たる繰返し単位をアルキレンオ
    キサイドに由来する単位とするセグメントであり、セグ
    メントAとセグメントBとが前記一般式(1)で表わさ
    れる基に由来する単位で結合されてなるブロック共重合
    体。
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